JP5535828B2 - 手持ち工具 - Google Patents
手持ち工具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5535828B2 JP5535828B2 JP2010188132A JP2010188132A JP5535828B2 JP 5535828 B2 JP5535828 B2 JP 5535828B2 JP 2010188132 A JP2010188132 A JP 2010188132A JP 2010188132 A JP2010188132 A JP 2010188132A JP 5535828 B2 JP5535828 B2 JP 5535828B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hand
- tool
- main body
- lock
- operation member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 claims description 3
- 210000003811 finger Anatomy 0.000 description 15
- 210000004247 hand Anatomy 0.000 description 13
- 210000004932 little finger Anatomy 0.000 description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Sawing (AREA)
- Portable Power Tools In General (AREA)
Description
この種の手持ち工具は、作業形態あるいは作業姿勢によって使用者が工具本体部の前部と後部を互い違いに両手で把持して用いる場合の他、工具本体部の前部若しくは後部を片手で把持して用いる場合がある。両手で把持して用いる場合と片手で把持して用いる場合の双方について操作部材の操作性を高めるための技術が下記の特許文献に開示されている。この特許文献に開示された技術によれば、操作部材を工具本体部の長手方向ほぼ中央に配置することにより両手で把持して用いる場合と片手で把持して用いる場合の双方について共通の操作部材を操作できるようになっていた。
本発明は、工具本体部の最前部を片手で把持した場合についても当該片手で起動操作できるようにすることを目的とする。
第1の発明は、使用者が手に持って用いる手持ち式の工具であって、複数の把持部が設定されており、各把持部に対応して工具本体部の起動、停止操作をするため操作部材が配置された手持ち工具である。
第1の発明によれば、複数の把持部についてそれぞれ操作部材が配置されている。このため、片手で把持した場合と両手把持した場合の双方についてそれぞれ対応する操作部材を操作して工具本体部の起動、停止することができるので、工具本体部の最前部を片手で把持した場合にも対応する操作部材を当該片手で起動操作することができ、これにより当該操作部材の良好な操作性を確保することができる。
第2の発明は、第1の発明において、複数の把持部として第1〜第3把持部が設定されており、工具本体部の最前部である第1把持部に対応して操作部材が配置された手持ち工具である。
第2の発明によれば、例えば工具本体部の最前部である第1把持部を片手で把持する場合にはこれに対応して配置された操作部材を操作することにより良好な操作性を確保することができる。また、両手で把持する場合であって例えば一方の手で第1把持部を把持し、他方の手で工具本体部の最後部である第3操作部を把持する場合には、両把持部に対応して配置された操作部材のうち任意の操作部材を操作して工具本体部を起動、停止操作することができる。このように、第2の発明によれば、当該手持ち工具を両手で把持する場合と片手で把持する場合の双方について操作部材の良好な操作性を確保することができる。
第3の発明は、第2の発明において、第1〜第3の各把持部に対応して配置した3つの操作部材によって共通する単一の電気スイッチがオンオフ操作されることにより工具本体部が起動、停止される手持ち工具である。
第3の発明によれば、単一の電気スイッチを用いることにより、コスト低減を図りつつ複数箇所での良好な操作性を確保することができる。
第4の発明は、第3の発明において、電気スイッチには、作動ボタンの操作量(例えば押し込み量)により出力電圧が変化するバリアブルスイッチが用いられていることにより、操作部材の操作量によって工具本体部の出力が無段階で変化する手持ち工具である。
第4の発明によれば、当該手持ち工具を両手で把持した場合と片手で把持した場合の双方について、それぞれ操作部材の操作量を変化させることにより当該手持ち工具の出力(レシプロソーの場合には刃具の往復速度)を無段階で変化させることができるので、当該手持ち工具の操作性(使い勝手)を一層高めることができる。
第5の発明は、第1〜第4の何れか一つの発明において、少なくとも一つの操作部材について、解除操作を条件として当該操作部材のオン操作を可能とするロックオフ機構を備えた手持ち工具である。第5の発明によれば、操作部材の不用意な操作や誤操作を未然に防止することができる。
第6の発明は、第5の発明において、ロックオフ機構の機能を解除する機能を備えた手持ち工具である。第6の発明によれば、ロックオフ機構に対する特別の解除操作をすることなく操作部材を操作して工具本体部を起動させることができる状態に切り換えることができ、これにより当該手持ち工具の操作性及び使い勝手を様々な作業形態に合わせて一層高めることができる。
工具本体部10の本体前部11には駆動源としての電動モータ14が内装されている。この電動モータ14の回転出力が往復動変換機構15を経て出力ロッド13の往復動作に変換される。往復動変換機構15については従来公知であるのでその詳細な説明は省略するが、図中符号14aは電動モータ14の出力ギヤで、これはギヤ台座部15aに回転支持したベベルギヤ(図示省略)に噛み合わされている。このベベルギヤに設けた偏心ローラ15bが出力ロッド13の後部に設けたスライダ部13aに係合されている。出力ロッド13は軸受け13bを介して機長方向前後に往復動可能に支持されている。電動モータ14が起動するとベベルギヤが回転して偏心ローラ15bが公転し、その機長方向前後成分により出力ロッド13が同方向に往復動する。
。電動モータ14は、本体後部12の前部付近に内装した電気スイッチ16のオンオフにより起動、停止する。また、電動モータ14は、本体後部12の後端に差し込んで装着した充電式のバッテリ17を電源としている。
本実施形態のレシプロソー1は、上記のように機長方向前側から出力ロッド13、往復動変換機構15、電動モータ14、電気スイッチ16及びバッテリ17が機長方向に並んだ比較的長い工具本体部10を備えており、この工具本体部10を直接両手若しくは片手で把持して切断作業に用いられる。このため、工具本体10の本体前部11に第1把持部G1と第2把持部G2が設定され、本体後部12に第3把持部G3が設定されており、工具本体10の全体で見るとその最前部に第1把持部G1が設定され、以下後部側へ順に第2把持部G2、第3把持部G3が設定されている。
図1に示すように当該レシプロソー1を右手RHと左手LHの両手で把持する場合は、左手LHで最前部の第1把持部G1を把持し、右手RHで最後部の第3把持部G3を把持することができる。また、片手(右手RH又は左手LH)で用いる場合は、最前部の第1把持部G1の他、第2把持部G2若しくは第3把持部G3の任意の部位を右手RH又は左手LHで把持することができる。
本実施形態の場合、第1把持部G1は、本体前部11の最前部で往復動変換機構15の中心付近(ギヤ台座部15aの中心付近)から前側の範囲に設定され、これよりも後ろ側の範囲が第2把持部G2に設定されている。また、第3把持部G3には、本体後部12の前側半分程度の領域が設定されている。
本体前部11の第1操作部材20と本体後部12の第2操作部材22は、それぞれ本体ハウジング2の下面に沿って配置されている。第1操作部材20は、全体として使用者が指先4本をあてがうことができる程度に長尺なスイッチレバーで、工具本体部10の機長の約三分の一よりも長い領域にわたる長さを有している。
この第1操作部材20は、後ろ側の大型レバー部21と前側の小型レバー部23に二分されている。大型レバー部21の前部と小型レバー部23の後部は連結軸24を介して相互に回転可能(中折れ可能)に連結されている。大型レバー部21の後部には、第1作動部21aと支軸部21bが設けられている。第1作動部21aは、作動レバー25の下側に位置して当該作動レバー25を押し上げ可能な状態となっている。また、支軸部21bを介して当該大型レバー部21が本体ハウジング2に対して上下に傾動可能に支持されている。
小型レバー部23の前部には長孔形状の支持孔23aが設けられており、この支持孔23aには本体ハウジング2に設けた支軸部2aが挿入されている。このため小型レバー部23は上下に傾動可能であるとともに前後に一定の範囲で変位可能に支持されている。このように2分割構造とされた第1操作部材20は、図1及び図3に示すように下方へ膨らんだオフ位置と、図2に示すように係るふくらみのないほぼ平坦な中折れ状態のオン位置との間で変位可能に設けられている。
第2操作部材22は、使用者が把持した手の主として人差し指をあてがうことができる程度の比較的短尺なトリガ形式のスイッチレバーで、その後部に設けた支軸部22cを介して本体ハウジング2の下面に上下に傾動操作可能に支持されている。第1操作部材20の後ろ側に第2操作部材22がほぼ連なる状態に配置されている。
第2操作部材22の前部に第2作動部22aが設けられている。この第2作動部22aも作動レバー25の下側に位置している。
電気スイッチ16には、出力可変型のバリアブルスイッチが用いられている。この電気スイッチ16の作動ボタン16aは突き出し側(オフ側)にばね付勢されている。この作動ボタン16aの押し込み量の変化に伴って当該電気スイッチ16の出力電圧が変化する。作動ボタン16aのオフ側へのばね付勢力によって、作動レバー25がオフ側(図1において反時計回り方向)に傾動する方向に間接的に付勢されている。作動レバー25が間接的にオフ側に付勢されることにより、第1操作部材20の大型レバー部21と第2操作部材22がそれぞれ下方へ傾動する方向(オフ側)に付勢されている。大型レバー部21が付勢される結果、小型レバー部23も作動レバー25によって間接的にオフ側に付勢されている。
本体前部11の第1把持部G1を把持した左手LH(又は右手RH)の例えば小指で第1操作部材20の小型レバー部23を作動ボタン16aの間接付勢力に抗して上方へ引き操作すると、作動レバー25がオン側に押し上げられて作動ボタン16aが上方へ押し込まれ、従って電気スイッチ16がオンして電動モータ14が起動する。また、本体後部12の第3把持部G3を把持した右手RH(又は左手LH)の主として人差し指で第2操作部材22を作動ボタン16aの間接付勢力に抗して上方へ引き操作すると作動レバー25がオン側に押し上げられて作動ボタン16aが上方へ押し込まれ、従ってこの場合も電気スイッチ16がオンして電動モータ14が起動する。このように、第1操作部材20の小型レバー部23又は第2操作部材22の一方がオン操作されると、両操作部材20,22に共通の電気スイッチ16がオンして電動モータ14が起動する。
上記したように電気スイッチ16にバリアブルスイッチが用いられているため、第1操作部材20の小型レバー部23若しくは第2操作部材22の引き操作量が徐々に大きくなると、電動モータ14の回転数が高くなって当該レシプロソー1の切断能力が高くなる。
第1操作部材20側の第1ロックオフレバー31は、支軸31aを介して前後に傾動操作可能な状態で小型レバー部23に支持されている。この第1ロックオフレバー31は、図1及び図3に示すようにその下部側を小型レバー部23から下方へ突き出し、上部側(規制部31b)を小型レバー部23から上方へ突き出して本体ハウジング2内に進入させた起立位置(ロックオフ位置)と、図2に示すように上部の規制部31b側を本体ハウジング2内に突き出さない倒れ位置(ロックオフ解除位置)との間を傾動可能に支持されている。この第1ロックオフレバー31は、捩りばね31cによって起立側のロックオフ位置側に付勢されている。
図1及び図3に示すように第1ロックオフレバー31がロックオフ位置に位置する状態では、その規制部31bが本体ハウジング2内に突き出して本体ハウジング2側(ギヤ台座部15aを保持するリブ2b)に干渉する状態となるため、大型レバー部21及び小型レバー23の双方について上方への引き操作(オン操作)が規制された状態となり、従って当該第1操作部材20がオフ位置にロックされたロックオフ状態となる。これに対して図2に示すように捩りばね31cに抗して第1ロックオフレバー31を図示時計回り方向に傾動操作すると、規制部31bが本体ハウジング2内に突き出さない状態となって大型レバー部21と小型レバー23の双方について上方への引き操作が許容される状態となり、従って当該第1操作部材20のロックオフ状態が解除された状態となる。
第2ロックオフレバー32は、第2操作部材22の上方であって第2把持部G2の後部寄りに配置されている。この第2ロックオフレバー32は長尺棒形をなし、本体ハウジング2の左右側部間に跨った状態に支持されている。この第2ロックオフレバー32は、図において紙面に直交する方向(左右方向)に移動操作することによりロックオフ位置とロックオフ解除位置に切り換え操作することができる。この第2ロックオフレバー32の長手方向ほぼ中央に規制部32aが設けられている。この規制部32aに対応して、第2操作部材22の前部には、係合部22bが設けられている。図1及び図2に示すように第2ロックオフレバー32がロックオフ位置に位置する状態では、その規制部32aが第2操作部材22の係合部22bの上方に進入するため、当該第2操作部材22の上方へのオン操作が規制されたロックオフ状態となる。
第2ロックオフレバー32を左方または右方(図において紙面に直交する方向)のロックオフ解除位置に押し込み操作すると、その規制部32aが係合部22bの上方から図において紙面に直交する方向に退避して第2操作部材22のオン位置側への傾動操作が許容されたロックオフ解除状態となる。第2ロックオフレバー32は、いわゆるクリック機構によりロックオフ位置とロックオフ解除位置の2位置で位置保持されるようになっている。この第2ロックオフレバー32をロックオフ解除位置に保持しておくことにより、そのオン操作(引き操作)について制約のない状態であって当該ロックオフ機構を解除した状態に保持しておくことができる。
また、第2把持部G2を一方の手で把持して片手で用いる場合でも当該一方の手で第1操作部材20の大型レバー部21を引き操作することができ、あるいは第3把持部G3を一方の手で把持して片手で用いる場合でも当該一方の手で第2操作部材22を引き操作することができ、第1〜第3把持部G1〜G3の全てについて片手で把持し、かつ操作部材を引き操作して工具本体部10を起動、停止させることができる。
さらに、工具本体部10を両手RH,LHで把持する場合であって、最前部の第1把持部G1若しくはその後ろ側の第2把持部G2を一方の手で把持し、最後部の第3把持部G3を他方の手で把持する場合であっても、第1操作部材20の大型レバー部21若しくは小型レバー部23あるいは第2操作部材22の何れかを操作すれば工具本体部10を起動させることができ、いずれの場合であっても良好な操作性を確保することができる。
さらに、第1及び第2操作部材20,22の引き操作により作動レバー25を介して単一の電気スイッチ16をオンオフ操作する構成であるので、コスト低減を図りつつ複数箇所での良好な操作性を確保することができる。
また、電気スイッチ16としていわゆるバリアブルスイッチが用いられているため、第1操作部材20又は第2操作部材22の引き操作量によって出力ロッド13の往復速度を無段階で変化させることができ、両手で把持した場合と片手で把持した場合の双方について当該手持ち工具1の作業性(使い勝手)をより一層高めることができる。
また、第1操作部材20と第2操作部材22の双方についてそれぞれロックオフ機能が設定されていることから、これらの不用意な操作や誤操作を未然に防止することができる。また、後ろ側の第2操作部材22については、ロックオフ機能に加えてこれを機能させないロックオフ機能無効化状態に保持する機能(ロックオフ機構について特別の解除操作をすることなく操作部材をオン操作可能とするロックオフ機能無効化機能)も併設されていることから、その迅速な操作性及び利便性も確保されている。
また、ロックオフ機能及びロックオフ機能無効化機能は必要に応じて設ければよく、省略することもできる。
さらに、第1操作部材20と第2操作部材22によって単一の電気スイッチ16をオンオフ操作する構成を例示したが、2つの操作部材についてそれぞれ個別の電気スイッチをオンオフ操作して電動モータ14を起動、停止させる構成としてもよい。
また、第1,2把持部G1,G2と第3把持部G3について個別の操作部材20,22を配置する構成を例示したが、全ての把持部G1〜G3の領域に沿って共通の第3操作部材35を配置する構成としてもよい。この第2実施形態に係る第3操作部材35が図4に示されている。前記した第1実施形態と同様の部材及び構成については同位の符号を用いてその説明を省略する。
図示するようにこの第3操作部材35は、最前部の第1把持部G1の後部付近から最後部の第3把持部G3の前部に至る長さを有しており、工具本体部10の機長の約三分の一よりも長い領域にわたる長さを有している。この第3操作部材35は、図4中白抜きの矢印で示すように電気スイッチ16の作動ボタン16aの移動方向に変位可能な状態で本体ハウジング2の下面に沿って支持されている。
この第3操作部材35の最前部には、第1把持部G1を把持した手の小指をあてがうための指当て部35gが設けられている。工具本体部10の最前部である第1把持部G1を把持した手の小指をこの指当て部35gにあてがって第3操作部材35を引き操作することができ、これにより第1把持部G1のみを片手で把持して当該手持ち工具1を用いることができる。第3操作部材35の指当て部35gが、第1実施形態における第1操作部材20の小型レバー部23に相当する。
第3操作部材35の指当て部35gの後ろ側には、中央の第2把持部G2を把持した手の人差し指と中指と薬指と小指の各指先をあてがうための指当て部35a〜35dが設けられている。この指当て部35a〜35dが設けられた範囲が、第2把持部G2に対応した前側操作部であり、これが第1実施形態における第1操作部材20の大型レバー部21に相当する。
この前側操作部の後ろ側には、第3把持部G3を把持した手の人差し指をあてがうための指当て部35eが連続かつ一体で設けられている。この指当て部35eが設けられた後ろ側の範囲が、第3把持部G3に対応した後ろ側操作部であり、これが第1実施形態における第2操作部材22に相当する。
また、作動ボタン16aがオフ側にばね付勢されているため、当該第3操作部材35はその引き操作を解除すると自動的にオフ側に戻される。
以上のように構成した第2実施形態に係る第3操作部材35は、最前部の第1把持部G1を把持した手(右手RH又は左手LH)で引き操作することができる。このため、従来工具本体部の最前部を一方の把持した場合には必ず他方の手で後部側を把持して当該他方の手でスイッチレバーを引き操作する必要があったが、例示した第3操作部材35を備える構成であれば、工具本体部10の最前部を把持して片手のみで当該手持ち工具1を用いることができるようになり、これによりその操作性を高めることができるとともに、この種の手持ち工具の使用形態を拡大することができる。
また、この第2実施形態に係る第3操作部材35によれば、工具本体部10の第1把持部G1と第3把持部G3を両手で把持した場合、第2把持部G2と第3把持部G3を両手で把持した場合、あるいは第2把持部G2若しくは第3把持部G3を片手で把持した場合のいずれであっても良好な操作性を確保することができる。
2…本体ハウジング、2a…支軸部
10…工具本体部
11…本体前部
G1…第1把持部
G2…第2把持部
12…本体後部
G3…第3把持部
13…出力ロッド、13a…スライダ部
14…電動モータ、14a…出力ギヤ
15…往復動変換機構、15a…ギヤ台座部、15b…偏心ローラ
16…電気スイッチ、16a…作動ボタン
17…バッテリ
20…第1操作部材
21…大型レバー部、21a…第1作動部、21b…支軸部
22…第2操作部材、22a…第2作動部、22b…係合部、22c…支軸部
23…小型レバー部、23a…支持孔
24…連結軸
25…作動レバー
26…支軸
RH…右手、LH…左手
31…第1ロックオフレバー、31a…支軸、31b…規制部、31c…捩りばね
32…第2ロックオフレバー、32a…規制部
Claims (6)
- 使用者が手に持って用いる手持ち式の工具であって、機長方向前側から第1〜第3把持部が設定されており、少なくとも最前部の第1把持部に対応して工具本体部の起動操作用の操作部材が配置された手持ち工具。
- 請求項1記載の手持ち工具であって、第1〜第3把持部のそれぞれに対応して工具本体部の起動操作用の操作部材を備えた手持ち工具。
- 請求項2記載の手持ち工具であって、前記第1〜第3把持部に対応する全ての操作部材で単一の電気スイッチをオンオフ操作して前記工具本体部の起動、停止を行う構成とした手持ち工具。
- 請求項3記載の手持ち工具であって、前記電気スイッチには、作動ボタンの操作量により出力電圧が変化するバリアブルスイッチが用いられており、前記操作部材の操作量によって前記工具本体部の出力が無段階で変化する構成とした手持ち工具。
- 請求項1〜4の何れか1項に記載した手持ち工具であって、少なくとも一つの操作部材について、解除操作を条件として当該操作部材のオン操作を可能とし、該操作部材のオフ操作により該操作部材をオフ位置にロックする自動復帰形のロックオフ機構を備えた手持ち工具。
- 請求項5記載の手持ち工具であって、前記自動復帰形のロックオフ機構に加えて若しくは代えて、ロックオフ解除位置に保持可能な位置保持形のロックオフ機構を備えた手持ち工具。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010188132A JP5535828B2 (ja) | 2010-08-25 | 2010-08-25 | 手持ち工具 |
US13/206,869 US9259832B2 (en) | 2010-08-25 | 2011-08-10 | Handheld electrical power tools |
CN201110244296.8A CN102430804B (zh) | 2010-08-25 | 2011-08-24 | 手持电动工具 |
RU2011135431/02A RU2011135431A (ru) | 2010-08-25 | 2011-08-24 | Переносные электрические инструменты |
EP11178573.9A EP2422934B1 (en) | 2010-08-25 | 2011-08-24 | Handheld electrical power tools |
US13/852,580 US20130213679A1 (en) | 2010-08-25 | 2013-03-28 | Handheld electrical power tools |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010188132A JP5535828B2 (ja) | 2010-08-25 | 2010-08-25 | 手持ち工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012045646A JP2012045646A (ja) | 2012-03-08 |
JP5535828B2 true JP5535828B2 (ja) | 2014-07-02 |
Family
ID=45901134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010188132A Active JP5535828B2 (ja) | 2010-08-25 | 2010-08-25 | 手持ち工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5535828B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9669534B2 (en) | 2012-08-17 | 2017-06-06 | Makita Corporation | Electric tool having housing, tool holder, shoe and battery mounting portion which slidably receives battery |
DE102014214982A1 (de) * | 2014-07-30 | 2016-02-04 | Robert Bosch Gmbh | Elektrowerkzeugmaschine |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5201389B2 (ja) * | 2007-10-19 | 2013-06-05 | 日立工機株式会社 | 携帯用電気のこぎり |
JP5255959B2 (ja) * | 2008-09-03 | 2013-08-07 | 株式会社マキタ | 作業工具 |
-
2010
- 2010-08-25 JP JP2010188132A patent/JP5535828B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012045646A (ja) | 2012-03-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4961418B2 (ja) | 電動工具 | |
EP2596917B1 (en) | Handle portion of hand-held electric tool | |
CN102430804B (zh) | 手持电动工具 | |
JP5355999B2 (ja) | バッテリパック | |
JP2010201598A (ja) | 携帯用切断機 | |
JP2012526683A (ja) | チェーンソー装置 | |
JP2010162145A (ja) | 電気ひげそり器 | |
JP5201389B2 (ja) | 携帯用電気のこぎり | |
JP2012044882A (ja) | 手持ち式動力作業機 | |
JP5535828B2 (ja) | 手持ち工具 | |
JP5385363B2 (ja) | チェーンソー装置 | |
JP2005059205A (ja) | 手持式電動工具 | |
US11540442B2 (en) | Working machine | |
JP2015164754A (ja) | 電動工具 | |
JP5265397B2 (ja) | 電動工具のスイッチ | |
CN101712149A (zh) | 用于动力工具的可调整圆头手柄 | |
US20060011367A1 (en) | Electric hand tool | |
JP6481881B2 (ja) | 電動工具 | |
JP2014018894A (ja) | 電動工具 | |
JP6678925B2 (ja) | 作業工具 | |
RU2416511C1 (ru) | Режущие устройства | |
JP2012096341A (ja) | 回転工具 | |
JP5997038B2 (ja) | 手持ち式動力工具 | |
US12064860B2 (en) | Hand-guided work apparatus | |
JP2019000951A (ja) | アタッチメント式ベルトサンダ、このアタッチメント式ベルトサンダに用いられるベルトサンダユニット、ベルトサンダ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130314 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140121 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140314 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140408 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140423 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5535828 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |