JP5533910B2 - 媒体表裏反転装置及び媒体取引装置 - Google Patents

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Description

本発明は、媒体表裏反転装置及び媒体取引装置に関し、例えば現金等の媒体を投入して所望の取引を行う現金自動預払機(ATM:Automatic Teller Machine)等の媒体取引装置に搭載され、紙幣や伝票等の媒体の表裏を取り揃える媒体表裏反転装置に適用して好適なものである。
従来、金融機関等で使用される現金自動預払機等においては、顧客との取引内容に応じて、例えば顧客に紙幣や硬貨等の現金を入金させ、また顧客へ現金を出金するようになされている。
現金自動預払機においては、出金取引の際、紙幣の表裏を取り揃えて顧客に支払いするようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
このような現金自動預払機は、例えば図14に示すような、所謂スイッチバック方式の表裏反転部240を有する。当該表裏反転部240は、非反転搬送路244と反転搬送路246とが設けられ、表向きの紙幣は非反転搬送路244を通してそのまま搬送し、裏向きの紙幣は反転搬送路246を通すことにより表向きに反転して搬送する。
表裏反転部240は、裏向きの紙幣を反転プール部258に送り込み、これまで搬送方向に対して後端であった端部を先頭として再び搬送することにより、裏向きの紙幣の表裏を反転する。
特開平9−110265号公報
表裏反転部240においては、非反転搬送路と反転搬送路との搬送路長を一致させることにより、非反転搬送路244を通過した表向きの紙幣と反転搬送路246を通過した裏向きの紙幣とが合流する際、先行する紙幣と後続の紙幣とが衝突しないように構成されている。
従って非反転搬送路244の長さは、反転プール部258内での反転動作の所要時間に相当する分を加える必要があるため、表裏反転部240が大型化してしまう。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、小型化し得る媒体表裏反転装置及び媒体取引装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の媒体表裏反転装置においては、媒体を取り入れ搬送する搬入搬送路と、搬入搬送路から分岐し、媒体の表裏を1枚ずつ反転し搬送する反転搬送路と、搬入搬送路から分岐して媒体の搬送方向下流側において合流し、媒体を搬送する非反転搬送路と、反転搬送路に設けられ当該反転搬送路を遮断する遮断部と、遮断部により反転搬送路を搬送される媒体を保留する媒体保留状態と、進行させる媒体通過状態とを切り替え、表裏を反転する先行の裏向き媒体の次に表裏を反転しない表向き媒体が取り入れられた場合、当該先行の裏向き媒体を反転搬送路に保留し当該表向き媒体を停止させず搬送することにより、当該表向き媒体を当該先行の裏向き媒体よりも先行させ、先行の表向き媒体の次に表向き媒体が取り入れられた場合先行の裏向き媒体の保留を継続する一方、先行の表向き媒体の次に裏向き媒体が取り入れられた場合或いは後続する媒体が存在しない場合先行の裏向き媒体の保留を解除し、一方、先行の裏向き媒体の次に後行の裏向き媒体が取り入れられた場合、先行の裏向き媒体を反転搬送路へ搬送しつつ保留せず当該後行の裏向き媒体を停止させず当該反転搬送路へ搬送する媒体搬送制御部とを設けるようにした。
この媒体表裏反転装置は、非反転搬送路と反転搬送路との搬送路長を一致させることなく、紙幣の表裏反転を行うことができる。
また本発明の媒体取引装置においては、媒体に関する取引を受け付ける接客部と、接客部により受け付けた媒体を搬送する搬送部と、媒体を搬送部から取り入れ搬送する搬入搬送路と、搬入搬送路から分岐し、媒体の表裏を1枚ずつ反転し搬送する反転搬送路と、搬入搬送路から分岐して媒体の搬送方向下流側において合流し、媒体を搬送する非反転搬送路と、反転搬送路に設けられ当該反転搬送路を遮断する遮断部と、遮断部により反転搬送路を搬送される媒体を保留する媒体保留状態と、進行させる媒体通過状態とを切り替え、表裏を反転する先行の裏向き媒体の次に表裏を反転しない表向き媒体が取り入れられた場合、当該先行の裏向き媒体を反転搬送路に保留し当該表向き媒体を停止させず搬送することにより、当該表向き媒体を当該先行の裏向き媒体よりも先行させ、先行の表向き媒体の次に表向き媒体が取り入れられた場合先行の裏向き媒体の保留を継続する一方、先行の表向き媒体の次に裏向き媒体が取り入れられた場合或いは後続する媒体が存在しない場合先行の裏向き媒体の保留を解除し、一方、先行の裏向き媒体の次に後行の裏向き媒体が取り入れられた場合、先行の裏向き媒体を反転搬送路へ搬送しつつ保留せず当該後行の裏向き媒体を停止させず当該反転搬送路へ搬送する媒体搬送制御部とを設けるようにした。
この媒体取引装置は、媒体表裏反転装置において非反転搬送路と反転搬送路との搬送路長を一致させることなく、紙幣の表裏反転を行うことができる。
本発明によれば、非反転搬送路と反転搬送路との搬送路長を一致させることなく、紙幣の表裏反転を行うことができる。かくして本発明は、小型化し得る媒体表裏反転装置及び媒体取引装置を実現できる。
現金自動預払機の構成における前面、左側面及び上面を示す斜視図である。 紙幣入出金機の構成を示す右側面図である。 第1の実施の形態による表裏反転部の構成を示す側面図である。 第1の実施の形態による表裏反転部において表向き紙幣を搬送する様子を示す側面図である。 第1の実施の形態による表裏反転部において裏向き紙幣を搬送する様子を示す側面図である。 第1の実施の形態による表裏反転部において裏向き紙幣を保持する様子を示す側面図である。 第1の実施の形態による表裏反転部において裏向き紙幣の保持を解除する様子を示す側面図である。 第1の実施の形態による表裏反転部における紙幣の順序を示すタイムチャートである。 第2の実施の形態による表裏反転部の構成を示す側面図である。 第2の実施の形態による表裏反転部において表向き紙幣を搬送する様子を示す側面図である。 第2の実施の形態による表裏反転部において裏向き紙幣を搬送する様子を示す側面図である。 第2の実施の形態による表裏反転部において裏向き紙幣を保持する様子を示す側面図である。 第2の実施の形態による表裏反転部において裏向き紙幣の保持を解除する様子を示す側面図である。 従来の表裏反転部の構成を示す側面図である。
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて詳細に説明する。
<1.第1の実施の形態>
[1−1.現金自動預払機の全体構成]
図1に外観を示すように、現金自動預払機1は、箱状の筐体2を中心に構成されており、例えば金融機関等に設置され、顧客との間で入金取引や出金取引等の現金に関する取引を行うようになされている。
筐体2は、その前側に顧客が対峙した状態で紙幣の投入やタッチパネルによる操作等をしやすい箇所、すなわち前面の上部から上面に渡る部分が斜めに切り落とされたような形状となっており、この部分に接客部3が設けられている。
接客部3は、顧客との間で現金や通帳等を直接やり取りすると共に、取引に関する情報の通知や操作指示の受付を行うようになされており、カード入出口4、入出金口5、操作表示部6、テンキー7、及びレシート発行口8が設けられている。
カード入出口4は、キャッシュカード等の各種カードが挿入又は排出される部分である。カード入出口4の奥側には、各種カードに磁気記録された口座番号等の読み取りを行うカード処理部(図示せず)が設けられている。
入出金口5は、顧客が入金する紙幣が投入されると共に、顧客へ出金する紙幣が排出される部分である。また入出金口5は、シャッタを駆動することにより開放又は閉塞するようになされている。因みに紙幣は、例えば長方形の紙で構成されている。
操作表示部6は、取引に際して操作画面を表示するLCD(Liquid Crystal Display)と、取引の種類の選択、暗証番号や取引金額等を入力するタッチパネルとが一体化されている。
テンキー7は、「0」〜「9」の数字等の入力を受け付ける物理キーであり、暗証番号や取引金額等の入力操作時に用いられるようになされている。
レシート発行口8は、取引処理の終了時に取引内容等を印字したレシートを発行する部分である。因みにレシート発行口8の奥側には、レシートに取引内容等を印字するレシート処理部(図示せず)が設けられている。
以下では、現金自動預払機1のうち顧客が対峙する側を前側とし、その反対を後側とし、当該前側に対峙した顧客から見て左及び右をそれぞれ左側及び右側とし、さらに上側及び下側を定義して説明する。
因みに筐体2は、前面を覆う前扉2A及び後面を覆う後扉(図示せず)がそれぞれ開閉可能に構成されている。すなわち筐体2は、顧客との間で現金に関する取引を行う取引動作時には、前扉2A等を閉塞することにより、内部に保有している紙幣や硬貨等を保護する。一方筐体2は、金融機関の職員や作業者等が保守作業や紙幣の補充・回収作業等を行う作業時には、必要に応じて前扉2A等を開放することにより、内部の各部に対する作業を容易に行わせ得るようになされている。
筐体2内には、現金自動預払機1全体を統括制御する主制御部9や、紙幣に関する種々の処理を行う紙幣入出金機10等が設けられている。
主制御部9は、図示しないCPU(Central Processing Unit)を中心に構成されており、図示しないROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ等から所定のプログラムを読み出して実行することにより、入金取引や出金取引等の種々の処理を行うようになされている。
また主制御部9は、内部にRAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部9Aを有しており、この記憶部9Aに種々の情報を記憶させるようになされている。
[1−2.紙幣入出金機の構成]
紙幣入出金機10は、図2に模式的な側面図を示すように、紙幣入出金機筐体11の内部に紙幣の入金処理や出金処理に関する種々の機構が設けられている。紙幣入出金機10の各部分は、紙幣制御部12により制御されるようになされている。
紙幣制御部12は、主制御部9と同様、図示しないCPUを中心に構成されており、図示しないROMやフラッシュメモリ等から所定のプログラムを読み出して実行し、また主制御部9などの他の制御部と連携することにより、紙幣の入金処理や出金処理等、紙幣に関する種々の処理を制御するようになされている。
また紙幣制御部12は、内部にRAM及びフラッシュメモリ等でなる記憶部(図示せず)を有しており、この記憶部に種々の情報を記憶させるようになされている。
例えば顧客が現金自動預払機1との間で紙幣を入金する入金取引を行う場合、紙幣制御部12は、主制御部9等と連携しながら、操作表示部6を介して所定の操作入力を受け付けた後、入出金口5のシャッタを開いて入出金部13内へ紙幣を投入させる。
入出金部13は、紙幣が投入されると、入出金口5のシャッタを閉じてから紙幣を1枚ずつ取り出し、搬送部14へ受け渡す。搬送部14は、紙幣を短辺方向に沿って進行させ、鑑別部15へ搬送する。
鑑別部15は、その内部で紙幣を搬送しながら当該紙幣の金種、真偽及び損傷の程度並びに表裏方向等を鑑別し、その鑑別結果を紙幣制御部12へ通知する。これに応じて紙幣制御部12は、取得した鑑別結果に基づいて当該紙幣の搬送先を決定する。
このとき搬送部14は、鑑別部15において正常と鑑別された紙幣(いわゆる正券)を一時保留部16へ搬送する等して一時的に保留させる一方、取引すべきでないと鑑別された紙幣(いわゆる損券や偽券等)を入出金部13へ搬送して顧客に返却する。
その後紙幣制御部12は、操作表示部6(図1)を介して顧客に入金金額を確定させ、一時保留部16に保留している紙幣を鑑別部15へ搬送させてその金種、損傷の程度及び表裏方向等を鑑別させ、その鑑別結果を取得する。
そして紙幣制御部12は、紙幣の損傷の程度が大きければ、これを再利用すべきでない紙幣としてリジェクト庫17へ搬送して収納させ、損傷の程度が小さければ、これを再利用すべき紙幣として搬送部14を介して表裏反転部40へ搬送させる。
紙幣制御部12は、鑑別部15から取得した紙幣の表裏方向に基づき、裏向きの紙幣を表裏反転部40により表向きに反転させ、紙幣収納ユニット18へ搬送させる。
紙幣収納ユニット18には、複数の収納カセット35が設けられている。この収納カセット35は、それぞれ対応する金種が予め定められている。このため紙幣収納ユニット18は、搬送されてきた紙幣をその金種に応じた収納カセット35に振り分けて収納させる。
また、例えば顧客が現金自動預払機1との間で紙幣を出金する出金取引を行う場合、紙幣制御部12は、主制御部9等と連携しながら、操作表示部6を介して所定の操作入力を受け付けた後、出金すべき金額に応じた紙幣を紙幣収納ユニット18の収納カセット35から繰り出させる。
続いて紙幣制御部12は、この紙幣を搬送部14により鑑別部15へ搬送して鑑別させた上で入出金部13へ搬送し、入出金口5のシャッタを開いてこの紙幣を顧客に取り出させる。
ここで紙幣制御部12は、入出金口5のシャッタを開いてから所定時間が経過してシャッタを閉じた後にも入出金部13に紙幣が残っていた場合、顧客が当該紙幣を取り忘れたものと見なし、この紙幣を搬送部14により取忘れ保管庫20へ搬送して、他の紙幣と区別できるように保管する。
ところで、紙幣入出金機筐体11の後側に設けられた補充回収庫21は、内部に多数の紙幣を収納できるよう構成されると共に、その真上に設置された補充入出金部22と連結されている。
また補充回収庫21は、筐体2(図1)の背面に設けられた後扉2Bが開放されたときに、職員等の作業により、その内部に紙幣を収納し、またその内部から紙幣を取り出し得るようになされている。
紙幣制御部12は、補充回収庫21内に紙幣が収納された状態で所定の補充操作指示を受け付けると、補充回収庫21から紙幣収納ユニット18の収納カセット35への紙幣の補充処理を行う。
このとき紙幣制御部12は、補充入出金部22により補充回収庫21内から紙幣を順次繰り出させ、搬送部14を介して紙幣収納ユニット18へ搬送させて、指示された収納カセット35内に紙幣を順次集積させる。
また紙幣制御部12は、紙幣収納ユニット18の収納カセット35に紙幣が収納された状態で補充回収庫21への回収操作指示を受け付けると、収納カセット35から補充回収庫21内への紙幣の回収処理を行う。
このとき紙幣制御部12は、当該収納カセット35から紙幣を順次繰り出させ、紙幣収納ユニット18から搬送部14を介して補充入出金部22へ搬送させ、当該補充入出金部22により補充回収庫21内に順次集積させる。
因みに紙幣制御部12は、各種取引処理等の合間に補充処理及び回収処理を適宜実行することにより、収納カセット35における紙幣の不足や飽和を未然に防止して、顧客に対する入金取引や出金取引の提供を極力継続させるようになされている。
[1−3.表裏反転部の構成]
図3に示すように、表裏反転部40には、外部から紙幣を取り込む搬入搬送路42と、当該搬入搬送路42から分岐し、表向き紙幣を搬送する非反転搬送路44と、裏向き紙幣を反転させ搬送する反転搬送路46と、当該非反転搬送路44と反転搬送路46とが合流し外部へ紙幣を搬出する搬出搬送路48とが形成されている。
搬入搬送路42は、搬送部14から搬送された紙幣を受け入れ、搬送分岐部分50まで搬送する。
搬入搬送路42は、搬送分岐部分50において、反転搬送路46と非反転搬送路44とに分岐する。反転搬送路46と非反転搬送路44とは、搬送合流部分52において合流する。
搬入搬送路42には、当該搬入搬送路42を通過する紙幣を検出する紙幣検出部54が設けられている。
搬送分岐部分50には、図示しないソレノイド等により回動可能に構成され、反転搬送路46又は非反転搬送路44へ紙幣の搬送を振り分ける搬送切替部56が設けられている。
搬送切替部56は、非反転搬送路44へ表向き紙幣を振り分ける非反転搬送路振分位置P1か、反転搬送路46へ裏向き紙幣を振り分ける反転搬送路振分位置P2の何れかの状態を取る。
搬送切替部56は、紙幣検出部54において紙幣の進行方向先端が検出された時点から所定時間経過後であって、当該紙幣の先端が搬送分岐部分50に到達する前の時点において、非反転搬送路振分位置P1か反転搬送路振分位置P2の何れかに回動する。
反転搬送路46は、裏向き紙幣を搬送分岐部分50から反転プール部58へ搬送する反転前搬送路60と、反転プール部58と、裏向き紙幣を反転プール部58から搬送合流部分52へ搬送する反転後搬送路62とにより構成される。
反転プール部58は、内部に空間を有し、反転前搬送路60から進入した裏向き紙幣の進行方向を転換させて反転後搬送路62へ導く。
反転プール部58と反転後搬送路62との間には、搬送される裏向き紙幣の一側面側において、円筒状でなり図示しない駆動モータにより図中反時計方向に回転可能に構成された取込ローラ64と、当該取込ローラ64と同軸上に弾性部材で形成された羽根車66とが設けられている。
取込ローラ64の下側には、搬送される裏向き紙幣の他側面側において、当該取込ローラ64と対向する箇所に円筒状でなる搬送ローラ68が設けられている。搬送ローラ68は、図示しない付勢手段により、取込ローラ64に向かって押し付けられている。
このため搬送ローラ68は、当該搬送ローラ68の外周面が取込ローラ64の外周面に押し付けられることにより、当該取込ローラ64の回転に連れ回されて図中時計回りに回転する。
羽根車66は、反転プール部58に突入した裏向き紙幣の進行方向の後端部に接触することにより、当該裏向き紙幣を反転後搬送路62に向かって移動させ進行方向を転換させる。
さらに搬送ローラ68と取込ローラ64とは、進行方向が転換された裏向き紙幣の先端部を挟持して反転後搬送路62へ引き込む。
反転後搬送路62には、当該反転後搬送路62内に露出可能に構成され、裏向き紙幣の搬送を遮断する遮断板70が設けられている。
遮断板70は、アクチュエータ等でなる紙幣保持切替部72により、反転後搬送路62に露出する方向である遮断板露出方向D1と、反転後搬送路62から退避する方向である遮断板退避方向D2とに進退自在に構成されている。
以下では、取込ローラ64、搬送ローラ68、遮断板70及び紙幣保持切替部72をまとめて紙幣搬送制御部74とも呼ぶ。
紙幣保持切替部72は、搬送ローラ68にも接続されており、当該搬送ローラ68を取込ローラ64から離隔する方向であるローラ駆動断絶方向D3に移動させると共に、当該搬送ローラ68を取込ローラ64に近接する方向であるローラ駆動伝達方向D4に移動させる。
裏向き紙幣を反転後搬送路62において一旦停止させて保留する状態である紙幣保留状態において、紙幣保持切替部72は、遮断板70を遮断板露出方向D1に伸ばすことにより、方向転換された裏向き紙幣の先端を反転後搬送路62内で遮断板70に当接させ停止させる。
それと同時に紙幣保持切替部72は、搬送ローラ68をローラ駆動断絶方向D3に移動させることにより、裏向き紙幣を搬送する力を切断し、遮断板70に当接し停止している裏向き紙幣に対して力を加えないようにする。
このとき、取込ローラ64は依然として回転し続けているため、羽根車66と裏向き紙幣とは接触し続けることになる。
弾性部材でなる羽根車66が裏向き紙幣に接触し反転後搬送路62に引き込む力は、取込ローラ64と搬送ローラ68とが裏向き紙幣を挟持し搬送する力よりも遙かに弱いため、羽根車66のみが接触していた場合、裏向き紙幣に大きな力は加わらない。
このため、羽根車66に接触され続けていたとしても、裏向き紙幣は変形することなく、反転後搬送路62内において遮断板70により保持される。
なお紙幣保留状態においては、裏向き紙幣は既に表裏反転されているため実際には表向きとなっているが、説明の都合上、反転搬送路46へ搬送された紙幣であれば、既に表裏反転された状態であったとしても裏向き紙幣と呼ぶ。
一方、裏向き紙幣を反転後搬送路62において一旦停止させずに通過させる状態である紙幣通過状態において、紙幣搬送制御部74は、保留した裏向き紙幣を解放して反転後搬送路62から搬送合流部分52に向かって送り出す。
具体的に紙幣保持切替部72は、遮断板70を遮断板退避方向D2に退避させると共に、搬送ローラ68をローラ駆動伝達方向D4に移動させて取込ローラ64に接触させることにより、紙幣に対し取込ローラ64の回転力を伝達させる。
反転後搬送路62は、方向転換された裏向き紙幣を搬送合流部分52へ搬送する。
搬出搬送路48は、方向転換された裏向き紙幣を搬送合流部分52から紙幣カセット35へ向かって搬出する。
このように紙幣搬送制御部74は、裏向き紙幣を反転後搬送路62において一旦停止させて保持する紙幣保留状態と、裏向き紙幣を保持せず通過させる紙幣通過状態とを切り替えることにより、反転後搬送路62から裏向き紙幣を送り出すタイミングを調整することができる。
ここで、搬送分岐部分50から搬送合流部分52までにおける、非反転搬送路44の長さである非反転搬送路長は、反転搬送路46の長さである反転搬送路長よりも短く構成されている。
このため、表向き紙幣が表裏反転部40に搬入されてから非反転搬送路44を通過し搬出されるまでにかかる時間である表向き紙幣所要時間NTuは、裏向き紙幣が表裏反転部40に搬入されてから反転搬送路46を通過し搬出されるまでにかかる時間である裏向き紙幣所要時間NTdよりも短くなる。
[1−4.表裏反転部の制御]
[1−4−1.表向き紙幣を取り込んだ場合]
かかる構成において、図4に示すように表向き紙幣BLuを取り込んだ場合、表裏反転部40は搬送切替部56を非反転搬送路振分位置P1に切り替え、表向き紙幣BLuに非反転搬送路44を通過させ、搬送合流部分52を介して搬出搬送路48へ搬送する。
[1−4−2.裏向き紙幣を取り込んだ場合]
一方図5に示すように裏向き紙幣BLdを取り込んだ場合、表裏反転部40は搬送切替部56を反転搬送路振分位置P2に切り替え、反転前搬送路60を介して裏向き紙幣BLdを反転プール部58へ進入させる。続いて表裏反転部40は、表裏方向が反転された裏向き紙幣BLdを、反転後搬送路62を通過させ搬送合流部分52を介して搬出搬送路48へ搬送する。
[1−4−3.裏向き紙幣の次に表向き紙幣を取り込んだ場合]
また一方図6に示すように裏向き紙幣BLd1の後に表向き紙幣BLu1を取り込んだ場合、表裏反転部40は、まず搬送切替部56を反転搬送路振分位置P2に切り替え、先行する裏向き紙幣BLd1を反転前搬送路60を介して反転プール部58へ進入させる。
続いて表裏反転部40は、紙幣保持切替部72を紙幣保留状態とし、方向転換された裏向き紙幣BLd1を、反転後搬送路62内に停止させて保持する。
具体的に紙幣保持切替部72は、紙幣検出部54において裏向き紙幣BLd1の先端が検出された時点から所定時間経過後であって、当該裏向き紙幣BLd1の先端が遮断板70に到達する前の時点において当該遮断板70を遮断板露出方向D1に伸ばすことにより、反転後搬送路62を遮断する。
その後表裏反転部40は、搬送切替部56を非反転搬送路振分位置P1に切り替え、後続の表向き紙幣BLu1に非反転搬送路44を通過させ、搬送合流部分52を介して搬出搬送路48へ搬送する。
このように表裏反転部40は、裏向き紙幣BLd1の後に表向き紙幣BLu1を取り込んだ場合、紙幣保持状態とし、表向き紙幣BLuに非反転搬送路44を通過させる。
後続の表向き紙幣BLu1に続いて、さらに表向き紙幣BLu2(図示せず)を取り込んだ場合、表裏反転部40は、紙幣保持切替部72における紙幣保留状態を維持し、表向き紙幣BLu2に非反転搬送路44を通過させ、搬送合流部分52を介して搬出搬送路48へ搬送する。
このように表裏反転部40は、裏向き紙幣BLd1の後に表向き紙幣BLu1を取り込むことにより紙幣保持切替部72を紙幣保持状態とした後に、さらに表向き紙幣BLu2を取り込んだ場合、当該表向き紙幣BLu2に非反転搬送路44を通過させる。
その後図7に示すように裏向き紙幣BLd2を取り込んだ場合、表裏反転部40は、搬送切替部56を反転搬送路振分位置P2に切り替え、反転前搬送路60を介して裏向き紙幣BLd2を反転プール部58へ進入させる。
これと同時に表裏反転部40は、紙幣保持切替部72を紙幣通過状態とし、保持していた裏向き紙幣BLd1に反転後搬送路62を通過させ、搬送合流部分52を介して搬出搬送路48へ搬送する。
このとき表裏反転部40は、仮に裏向き紙幣BLd2が非反転搬送路44を通過し搬送合流部分52を通過した場合のタイミングで、裏向き紙幣BLd1が搬送合流部分52を通過するように、当該裏向き紙幣BLd1を搬出搬送路48へ搬送する。
このため表裏反転部40は、裏向き紙幣BLd2が、あたかも非反転搬送路44を通過したようなタイミングで、保留していた裏向き紙幣BLd1を搬送することができる。
これにより表裏反転部40は、裏向き紙幣所要時間NTdよりも短い表向き紙幣所要時間NTuとなるように裏向き紙幣BLd1を搬送することができるため、裏向き紙幣BLd1を反転後搬送路62において無駄に保留することなく、迅速に搬送することができる。
このように表裏反転部40は、裏向き紙幣BLd1の後に表向き紙幣BLuを取り込んだ場合、当該裏向き紙幣BLd1を反転後搬送路62において保持している間に、後続の表向き紙幣BLuに非反転搬送路44を通過させ、その後裏向き紙幣BLd2を再び取り込んだ際に、保持していた裏向き紙幣BLd1を解放し搬出搬送路48へ搬送する。
その後裏向き紙幣BLd2の後続にさらに裏向き紙幣BLd3(図示せず)が存在する場合、表裏反転部40は、方向転換された裏向き紙幣BLd2に反転後搬送路62を通過させ、搬送合流部分52を介して搬出搬送路48へ搬送する。
これと共に表裏反転部40は、搬送切替部56の反転搬送路振分位置P2を維持することにより、反転前搬送路60を介して後続の裏向き紙幣BLd3を反転プール部58へ進入させる。
一方、裏向き紙幣BLd2の後続に紙幣が存在しない場合、表裏反転部40は、搬送すべき表向き紙幣BLuを全て搬送した後に、紙幣保持切替部72を紙幣保留状態から紙幣通過状態に切り替え、方向転換された裏向き紙幣BLd2を、最終紙幣として反転後搬送路62を通過させ搬送合流部分52を介して搬出搬送路48へ搬送する。
[1−5.紙幣の搬送順序]
以上のような表裏反転部40における処理により、表裏反転部40に搬入される前と搬出された後とで紙幣の順序が変化する様子を以下に述べる。
まず、第1の条件として図8(a)に示すように、1枚目が裏向き紙幣BLd1、2枚目が表向き紙幣BLu1、3枚目が裏向き紙幣BLd2と鑑別された3枚の紙幣BLが順次表裏反転部40に搬入される場合について述べる。
この場合、裏向き紙幣BLd1は、反転後搬送路62において保持されるため、タイミングT1において表裏反転部40に搬入された後に反転搬送路46を通過して表裏反転部40から搬出される本来のタイミングT11においては、表裏反転された裏向き紙幣BLd1は搬出されない。
続いて表向き紙幣BLu1は、非反転搬送路44を通過してそのまま表裏反転部40から搬出されるため、表裏反転部40に搬入されたタイミングT2から表向き紙幣所要時間NTu経過後であるタイミングT12において表裏反転部40から搬出される。
このため表向き紙幣BLu1は、表裏反転部40内部において裏向き紙幣BLd1を追い抜き、当該表裏反転部40から最初に搬出される。
続いて裏向き紙幣BLd2がタイミングT3において表裏反転部40に搬入されると、上述したように、当該裏向き紙幣BLd2が仮に非反転搬送路44を搬送された場合と同じタイミングである、表向き紙幣所要時間NTu経過後であるタイミングT13において、反転後搬送路62に保持されていた裏向き紙幣BLd1が搬出される。
このため裏向き紙幣BLd1は、表裏反転部40内部において表向き紙幣BLu1に追い抜かれつつ裏向き紙幣BLd2よりも先行することにより、2番目に表裏反転部40から搬出される。
裏向き紙幣BLd2は、後続する紙幣BLが存在しないため、紙幣保持切替部72により紙幣通過状態にある反転搬送路46により表裏反転され、タイミングT14において表裏反転部40から搬出される。
次に、第2の条件として図8(b)に示すように、1枚目が裏向き紙幣BLd1、2枚目が裏向き紙幣BLd2、3枚目が表向き紙幣BLu1と鑑別された3枚の紙幣BLが順次表裏反転部40に搬入される場合について述べる。
この場合、裏向き紙幣BLd1は、反転後搬送路62において保持されるため、タイミングT1において表裏反転部40に搬入された後に反転搬送路46を通過して表裏反転部40から搬出される本来のタイミングT11においては、表裏反転された裏向き紙幣BLd1は搬出されない。
続いて裏向き紙幣BLd2がタイミングT2において表裏反転部40に搬入されると、上述したように、当該裏向き紙幣BLd2が仮に非反転搬送路44を搬送された場合と同じタイミングである、表向き紙幣所要時間NTu経過後であるタイミングT12において、反転後搬送路62に保持されていた裏向き紙幣BLd1が表裏反転部40から最初に搬出される。このとき、裏向き紙幣BLd2は反転搬送路46において保持される。
続いて表向き紙幣BLu1は、非反転搬送路44を通過してそのまま表裏反転部40から搬出されるため、当該表裏反転部40に搬入されたタイミングT3から表向き紙幣所要時間NTu経過後であるタイミングT13において表裏反転部40から搬出される。
このため表向き紙幣BLu1は、表裏反転部40内部において裏向き紙幣BLd2を追い抜き、表裏反転部40から2番目に搬出される。
裏向き紙幣BLd2は、後続する紙幣BLが存在しないため、紙幣保持切替部72が紙幣保留状態から紙幣通過状態に切り替わることによりタイミングT14において表裏反転部40から搬出される。
このように表裏反転部40は、裏向き紙幣BLdの後続に表向き紙幣BLuが存在する場合、当該表向き紙幣BLuが裏向き紙幣BLdを追い越すように順番を変更し搬出する。
[1−6.動作及び効果]
以上の構成において、紙幣搬送制御部74は、紙幣保留状態において、遮断板70により反転後搬送路62を遮断すると共に搬送ローラ68を取込ローラ64から離隔させることにより、反転搬送路46を搬送される裏向き紙幣BLdを保留する一方、紙幣通過状態において、遮断板70を反転後搬送路62から退避させると共に搬送ローラ68を取込ローラ64に接触させることにより、裏向き紙幣BLdに反転搬送路46を通過させるようにした。
また表裏反転部40は、裏向き紙幣BLd1の次に表向き紙幣BLuを取り込んだ場合、その後さらに裏向き紙幣BLd2を取り込むまでは、当該裏向き紙幣BLd1を保留し、表向き紙幣BLuを先に搬送するようにした。
このため、表裏反転部40は、非反転搬送路長と反転搬送路長とを一致させることなく、紙幣の表裏反転を行うことができる。
これにより表裏反転部40は、従来の表裏反転部240(図14)のように非反転搬送路244を反転搬送路246の周囲で意図的に迂回させて搬送路長を長くする必要がないため、非反転搬送路長を反転搬送路長よりも短縮することができる。
また表裏反転部40は、裏向き紙幣BLdを追い越すように表向き紙幣BLuを次々に通過させるため、例えば未流通の紙幣である官封券のように、表向き紙幣が連続して搬入された場合、それらの複数の紙幣を表裏反転部240よりも迅速に通過させることができる。
また表裏反転部40は、紙幣保留状態においても、取込ローラ64、羽根車66及び搬送ローラ68の回転を止めることなく、回転させ続けている。
これにより表裏反転部40は、紙幣保持切替部72において紙幣通過状態と紙幣保留状態とを切り替える度に取込ローラ64、羽根車66及び搬送ローラ68の停止と回転とを切り替える必要がないため、シンプルな制御により紙幣の保持と通過とを切り替えることができる。
以上の構成によれば、現金自動預払機1の表裏反転部40は、紙幣BLを取り入れ搬送する搬入搬送路42と、搬入搬送路42から分岐し裏向き紙幣BLdの向きを反転し搬送する反転搬送路46と、搬入搬送路42から分岐し表向き紙幣BLuを搬送する非反転搬送路44とを有し、反転搬送路46を搬送される裏向き紙幣BLdを媒体保留状態において保留し、媒体通過状態において進行させるようにした。
これにより現金自動預払機1は、表裏反転部40において非反転搬送路長と反転搬送路長とを一致させることなく紙幣BLの表裏反転を行うことができるため、表裏反転部40を小型化できる。
<2.第2の実施の形態>
[2−1.表裏反転部の構成]
図1に示す第2の実施の形態による現金自動預払機101は、第1の実施の形態による現金自動預払機1と比べて、図2に示す紙幣入出金機110における表裏反転部140が、紙幣入出金機10における表裏反転部40と異なっているものの、それ以外は同様に構成されている。
また、第2の実施の形態による表裏反転部140は、図3との対応部分に同一符号を付した図9に示すように、紙幣保持切替部72及び遮断板70が省略されている。
また表裏反転部140は、図示しない駆動モータを制御することにより、取込ローラ164の回転及び停止を切り替えるようになされている。
以下では、取込ローラ164及び搬送ローラ168をまとめて紙幣搬送制御部174とも呼ぶ。
紙幣保留状態において、表裏反転部140は、取込ローラ164及び羽根車66の回転を停止させる。このため、取込ローラ164に連れ回される搬送ローラ168の回転も停止する。
これにより取込ローラ164及び搬送ローラ168は、反転後搬送路62内において裏向き紙幣を停止させる。
このとき取込ローラ164及び搬送ローラ168は、反転プール58において方向転換された紙幣の進行方向先端部分を噛み込んだ状態において回転を停止する。
一方、紙幣保留状態から紙幣通過状態に変化した場合に、保持した裏向き紙幣を解放して反転後搬送路62から搬送合流部分52に向かって送り出す際、表裏反転部140は、停止させていた取込ローラ164を回転させることにより、取込ローラ164と搬送ローラ168とにより噛み込んでいた紙幣を搬送する。
このように表裏反転部140は、紙幣保留状態においては、取込ローラ164の回転を停止することにより、取込ローラ164と搬送ローラ168とで裏向き紙幣の一部を挟持したまま当該裏向き紙幣BLdを保留する一方、紙幣通過状態においては、取込ローラ164を回転させることにより、取込ローラ164と搬送ローラ168とで裏向き紙幣を挟持し搬送合流部分52に向かって搬送する。
[2−2.表裏反転部の制御]
[2−2−1.表向き紙幣を取り込んだ場合]
かかる構成において、図10に示すように表向き紙幣BLuを取り込んだ場合、表裏反転部140は搬送切替部56を非反転搬送路振分位置P1に切り替え、表向き紙幣BLuを非反転搬送路44を通過させ、搬送合流部分52を介して搬出搬送路48へ搬送する。
[2−2−2.裏向き紙幣を取り込んだ場合]
一方図11に示すように裏向き紙幣BLdを取り込んだ場合、表裏反転部140は搬送切替部56を反転搬送路振分位置P2に切り替え、裏向き紙幣BLdを反転前搬送路60を介して反転プール部58へ進入させる。続いて表裏反転部140は、取込ローラ164を回転させることにより、表裏方向が反転された裏向き紙幣BLdを、反転後搬送路62を通過させ搬送合流部分52を介して搬出搬送路48へ搬送する。
[2−2−3.裏向き紙幣の次に表向き紙幣を取り込んだ場合]
また一方図12に示すように裏向き紙幣BLd1の後に表向き紙幣BLu1を取り込んだ場合、表裏反転部140は、まず搬送切替部56を反転搬送路振分位置P2に切り替え、先行する裏向き紙幣BLd1を反転前搬送路60を介して反転プール部58へ進入させる。
続いて表裏反転部140は、取込ローラ164を停止させることにより紙幣保留状態とし、方向転換された裏向き紙幣BLd1を、反転後搬送路62内に停止させて保持する。
具体的に表裏反転部140は、紙幣検出部54において裏向き紙幣BLd1の先端が検出された時点から所定時間経過後であって、当該裏向き紙幣BLd1の先端が取込ローラ164と搬送ローラ168との接触点に到達した時点において取込ローラ164の回転を停止する。
これにより取込ローラ164と搬送ローラ168とは、方向転換された裏向き紙幣BLd1の先頭部分を噛み込んだ状態としたまま回転を停止し、裏向き紙幣BLd1の移動を停止させる。
その後表裏反転部140は、搬送切替部56を非反転搬送路振分位置P1に切り替え、後続の表向き紙幣BLu1を非反転搬送路44を通過させ、搬送合流部分52を介して搬出搬送路48へ搬送する。
その後図13に示すように裏向き紙幣BLd2を取り込んだ場合、表裏反転部140は、搬送切替部56を反転搬送路振分位置P2に切り替え、反転前搬送路60を介して裏向き紙幣BLd2を反転プール部58へ進入させる。
これと同時に表裏反転部140は、取込ローラ164を回転させることにより紙幣通過状態とし、方向転換された裏向き紙幣BLd1に反転後搬送路62を通過させ、搬送合流部分52を介して搬出搬送路48へ搬送する。
その後裏向き紙幣BLd2の後続にさらに裏向き紙幣BLd3(図示せず)が存在する場合、表裏反転部140は、方向転換された裏向き紙幣BLd2に反転後搬送路62を通過させ、搬送合流部分52を介して搬出搬送路48へ搬送する。
これと共に表裏反転部140は、搬送切替部56の反転搬送路振分位置P2を維持することにより、反転前搬送路60を介して後続の裏向き紙幣BLd3を反転プール部58へ進入させる。
一方、裏向き紙幣BLd2の後続に紙幣が存在しない場合、表裏反転部140は、搬送すべき表向き紙幣BLuを全て搬送した後に、取込ローラ164を回転させることにより紙幣保留状態から紙幣通過状態に切り替え、方向転換された裏向き紙幣BLd2を、最終紙幣として反転後搬送路62を通過させ搬送合流部分52を介して搬出搬送路48へ搬送する。
その他表裏反転部140は、上述した第1の実施の形態による表裏反転部40と同様の処理を行い、表裏反転部140に搬入される紙幣の順序を並べ替え搬出する。
[2−3.動作及び効果]
以上の構成において、紙幣搬送制御部174は、紙幣保留状態において、取込ローラ164を停止させることにより、反転搬送路46を搬送される裏向き紙幣BLdを保留する一方、紙幣通過状態において、取込ローラ164を回転させることにより、裏向き紙幣BLdに反転搬送路46を通過させるようにした。
これにより表裏反転部140は、表裏反転部40(図3)に対し紙幣保持切替部72及び遮断板70を省略することができるため、構成を簡易にし、コストを低減することができる。
また表裏反転部140は、紙幣保留状態において、裏向き紙幣BLdの一部を噛み込んだ状態で取込ローラ164を停止するようにした。
これにより表裏反転部140は、紙幣保留状態から紙幣通過状態に切り替える際、裏向き紙幣BLdを迅速に送り出すことができるため、紙幣を搬出するタイミングを厳密に制御することができる。
その他第2の実施の形態による表裏反転部140は、第1の実施の形態による表裏反転部40とほぼ同様の作用効果を奏し得る。
以上の構成によれば、現金自動預払機101の表裏反転部140は、紙幣BLを取り入れ搬送する搬入搬送路42と、搬入搬送路42から分岐し裏向き紙幣BLdの向きを反転し搬送する反転搬送路46と、搬入搬送路42から分岐し表向き紙幣BLuを搬送する非反転搬送路44とを有し、反転搬送路46を搬送される裏向き紙幣BLdを媒体保留状態において保留し、媒体通過状態において進行させるようにした。
これにより現金自動預払機101は、表裏反転部140において非反転搬送路長と反転搬送路長とを一致させることなく紙幣BLの表裏反転を行うことができるため、表裏反転部140を小型化できる。
<3.他の実施の形態>
なお上述した第1の実施の形態においては、紙幣保留状態において取込ローラ64を回転させ続けたが、本発明はこれに限らず、紙幣保留状態において取込ローラ64の回転を停止しても良い。
また非反転搬送路44と反転搬送路46とは、上述した実施の形態において図示したものに限らず、要は表向き紙幣所要時間NTuの方が裏向き紙幣所要時間NTdよりも短い構成であれば、種々の搬送路の構成を適用して良い。
さらに上述した第1の実施の形態による表裏反転部40に対し、第2の実施の形態による表裏反転部140における取込ローラ164の回転制御を組み合わせることにより、紙幣保留状態と紙幣通過状態とを切り替えるようにしても良い。
例えば、表裏反転部40における紙幣保留状態において、遮断板70を反転後搬送路62内に露出させると共に、搬送ローラ68をローラ駆動断絶方向D3に移動させずに、取込ローラ164の回転を停止させても良い。
さらに上述した実施の形態においては、裏向き紙幣BLdの進行方向を転換した後に当該裏向き紙幣BLdの走行を停止させる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、裏向き紙幣BLdの方向転換を行う前に当該裏向き紙幣BLdの走行を停止させても良い。
この場合、予め紙幣BLdの進行方向を転換させた状態で停止させておく方が、表向き紙幣BLuの後続として搬出する際、タイミング調整が行い易い。
さらに上述した第2の実施の形態においては、取込ローラ164と搬送ローラ168とで裏向き紙幣BLdの一部を挟持したまま当該裏向き紙幣BLdを保留する場合について述べたが、裏向き紙幣BLdを挟持しない状態で保留しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、表向き紙幣は非反転搬送路44をそのまま通過させ、裏向き紙幣は反転搬送路46を通過させることにより表裏反転する場合について述べた。本発明はこれに限らず、裏向き紙幣は非反転搬送路44をそのまま通過させ、表向き紙幣は反転搬送路46を通過させることにより表裏反転するようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、媒体として紙幣について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば商品券や金券、入場券等のような薄い紙状の媒体であれば良い。
さらに上述した実施の形態においては、反転搬送路としての反転搬送路46と、非反転搬送路としての非反転搬送路44と、媒体搬送制御部としての紙幣搬送制御部74又は174とによって、媒体表裏反転装置としての表裏反転部40又は140を構成する場合について述べた。
本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる反転搬送路と、非反転搬送路と、媒体搬送制御部とによって、媒体表裏反転装置を構成するようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、接客部としての接客部3と、反転搬送路としての反転搬送路46と、非反転搬送路としての非反転搬送路44と、媒体搬送制御部としての紙幣搬送制御部74又は174とによって、媒体取引装置としての現金自動預払機1又は101を構成する場合について述べた。
本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる接客部と、搬送部と、反転搬送路と、反転搬送路と、媒体搬送制御部とによって、媒体取引装置を構成するようにしても良い。
本発明は、紙幣等の紙葉類を搬送する種々の装置でも利用できる。
1、101……現金自動預払機、2……筐体、3……接客部、4……カード入出口、5……入出金口、6……操作表示部、7……テンキー、8……レシート発行口、9……制御部、9A……記憶部、10、110……紙幣入出金機、11……紙幣入出金機筐体、12……紙幣制御部、13……入出金部、14……搬送部、15……鑑別部、16……一時保留部、17……リジェクト庫、18……紙幣収納ユニット、20……取忘れ保管庫、21……補充回収庫、22……補充入出金部、35……収納カセット、40、140、240……表裏反転部、42、242……搬入搬送路、44、244……非反転搬送路、46、246……反転搬送路、48、248……搬出搬送路、50、250……搬送分岐部分、52、252……搬送合流部分、54、254……紙幣検出部、56、256……搬送切替部、58、258……反転プール部、60、260……反転前搬送路、62、262……反転後搬送路、64、164、264……取込ローラ、66、266……羽根車、68、168、268……搬送ローラ、70……遮断板、72……紙幣保持切替部、74、174……紙幣搬送制御部、D1……遮断板露出方向、D2……遮断板退避方向、D3……ローラ駆動断絶方向、D4……ローラ駆動伝達方向、NTd……裏向き紙幣所要時間、NTu……表向き紙幣所要時間、BL……紙幣、BLu……表向き紙幣、BLd……裏向き紙幣、P2……反転搬送路振分位置、P1……非反転搬送路振分位置。

Claims (10)

  1. 媒体を取り入れ搬送する搬入搬送路と、
    上記搬入搬送路から分岐し、上記媒体の表裏を1枚ずつ反転し搬送する反転搬送路と、
    上記搬入搬送路から分岐して上記媒体の搬送方向下流側において合流し、上記媒体を搬送する非反転搬送路と、
    上記反転搬送路に設けられ当該反転搬送路を遮断する遮断部と、
    上記遮断部により上記反転搬送路を搬送される上記媒体を保留する媒体保留状態と、進行させる媒体通過状態とを切り替え、表裏を反転する先行の裏向き媒体の次に表裏を反転しない表向き媒体が取り入れられた場合、当該先行の裏向き媒体を上記反転搬送路に保留し当該表向き媒体を停止させず搬送することにより、当該表向き媒体を当該先行の裏向き媒体よりも先行させ、先行の上記表向き媒体の次に表向き媒体が取り入れられた場合上記先行の裏向き媒体の保留を継続する一方、先行の上記表向き媒体の次に裏向き媒体が取り入れられた場合或いは後続する媒体が存在しない場合上記先行の裏向き媒体の保留を解除し、一方、上記先行の裏向き媒体の次に後行の裏向き媒体が取り入れられた場合、上記先行の裏向き媒体を上記反転搬送路へ搬送しつつ保留せず当該後行の裏向き媒体を停止させず当該反転搬送路へ搬送する媒体搬送制御部と
    を有する媒体表裏反転装置。
  2. 上記反転搬送路及び上記非反転搬送路が上記搬入搬送路から分岐する搬送分岐部分から、上記反転搬送路及び上記非反転搬送路が合流する搬送合流部分までにおける、上記非反転搬送路の搬送路長は、上記反転搬送路の搬送路長よりも短く形成されている
    請求項1に記載の媒体表裏反転装置。
  3. 上記媒体搬送制御部は、
    上記反転搬送路を搬送される媒体の一側面側に回転可能に設けられた第1のローラと、
    上記第1のローラに対向して上記反転搬送路を搬送される媒体の他側面側に回転可能に設けられた第2のローラと、
    を有し、
    上記媒体保留状態において上記第1のローラの回転を停止させる
    請求項2に記載の媒体表裏反転装置。
  4. 上記媒体搬送制御部は、
    上記媒体保留状態において、上記反転搬送路を搬送される媒体を上記第1のローラと上記第2のローラとで挟持した状態で上記第1のローラの回転を停止させる
    請求項3に記載の媒体表裏反転装置。
  5. 上記媒体搬送制御部は、
    上記反転搬送路を搬送される媒体の一側面側に回転可能に設けられた第1のローラと、
    上記第1のローラに対向して上記反転搬送路を搬送される媒体の他側面側に回転可能に設けられた第2のローラと
    を有する請求項2に記載の媒体表裏反転装置。
  6. 上記媒体搬送制御部は、
    上記媒体保留状態において、上記第1のローラを上記第2のローラから離隔するよう移動させる
    請求項5に記載の媒体表裏反転装置。
  7. 上記媒体搬送制御部は、
    上記媒体保留状態において、上記反転搬送路で進行方向が転換された媒体を保留する
    請求項2に記載の媒体表裏反転装置。
  8. 上記媒体搬送制御部は、
    先行の表裏を反転する媒体の次に、後行の表裏を反転する媒体がさらに取り入れられた場合、当該後行の表裏を反転する媒体が仮に上記非反転搬送路を通過した場合とほぼ同じタイミングで、当該先行の表裏を反転する媒体を上記反転搬送路から搬送方向下流側へ搬送する
    請求項2に記載の媒体表裏反転装置。
  9. 上記反転搬送路は、上記媒体保留状態において1枚のみの上記媒体を保留する
    請求項2に記載の媒体表裏反転装置。
  10. 媒体に関する取引を受け付ける接客部と、
    上記接客部により受け付けた上記媒体を搬送する搬送部と、
    上記媒体を上記搬送部から取り入れ搬送する搬入搬送路と、
    上記搬入搬送路から分岐し、上記媒体の表裏を1枚ずつ反転し搬送する反転搬送路と、
    上記搬入搬送路から分岐して上記媒体の搬送方向下流側において合流し、上記媒体を搬送する非反転搬送路と、
    上記反転搬送路に設けられ当該反転搬送路を遮断する遮断部と、
    上記遮断部により上記反転搬送路を搬送される上記媒体を保留する媒体保留状態と、進行させる媒体通過状態とを切り替え、表裏を反転する先行の裏向き媒体の次に表裏を反転しない表向き媒体が取り入れられた場合、当該先行の裏向き媒体を上記反転搬送路に保留し当該表向き媒体を停止させず搬送することにより、当該表向き媒体を当該先行の裏向き媒体よりも先行させ、先行の上記表向き媒体の次に表向き媒体が取り入れられた場合上記先行の裏向き媒体の保留を継続する一方、先行の上記表向き媒体の次に裏向き媒体が取り入れられた場合或いは後続する媒体が存在しない場合上記先行の裏向き媒体の保留を解除し、一方、上記先行の裏向き媒体の次に後行の裏向き媒体が取り入れられた場合、上記先行の裏向き媒体を上記反転搬送路へ搬送しつつ保留せず当該後行の裏向き媒体を停止させず当該反転搬送路へ搬送する媒体搬送制御部と
    を有する媒体取引装置。
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