JP5531882B2 - 現像剤供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、所定極性に帯電した粉末状の現像剤を供給対象に対して供給するように構成された、現像剤供給装置に関する。
この種の装置として、例えば、特開2010−145911号公報等に開示されているものが知られている。かかる装置は、現像剤担持部材と、搬送基板と、を備えている。
前記現像剤担持部材は、主走査方向と平行な円柱面状の周面を有するローラ状の部材であって、前記供給対象と対向するように設けられている。前記搬送基板は、前記現像剤搬送経路に沿って配列された複数の搬送電極を備えていて、これらの搬送電極への多相交流電圧の印加に伴って発生する進行波状の電界により、前記現像剤搬送経路に沿って前記現像剤を搬送するように構成されている。
前記搬送基板は、垂直搬送基板と、底部搬送基板と、を備えている。前記垂直搬送基板は、前記現像剤を垂直上方に搬送するように立設されている。前記現像剤担持部材は、前記垂直搬送基板の上端部と対向するように設けられている。前記底部搬送基板は、現像剤貯留部の底面を構成するように設けられている。この底部搬送基板は、前記現像剤との摩擦により当該現像剤を帯電させるとともに、帯電した当該現像剤を前記垂直搬送基板の下端部に向けて搬送するようになっている。
また、前記所定極性に帯電した前記現像剤が前記垂直搬送基板の前記上端部から前記現像剤担持部材に向かうような電界が形成されるように、前記垂直搬送基板と前記現像剤担持部材との間には、所定の電圧が印加されている。
かかる構成においては、前記現像剤は、前記垂直搬送基板により、前記現像剤搬送経路に沿って垂直上方に搬送される。そして、前記垂直搬送基板の前記上端部と前記現像剤担持部材とが対向する位置にて、前記所定極性に帯電した前記現像剤は、上述の所定の電圧の印加によって形成される電界により、前記現像剤担持部材側に移行する。すなわち、当該現像剤は、前記現像剤担持部材の前記周面に担持される。
この種の装置において、前記現像剤担持面上に前記現像剤をより良好に担持させることが求められている。本発明は、かかる課題に対処するためになされたものである。
本発明の現像剤供給装置は、所定極性に帯電した粉末状の現像剤を供給対象に対して供給するように構成されている。この現像剤供給装置は、現像剤担持部材と、搬送基板と、担持補助部材と、を備えている。
前記現像剤担持部材は、主走査方向と平行な円柱面状の周面である現像剤担持面を有していて、所定の現像剤供給位置にて前記供給対象と最近接しつつ対向するように配置されている。この現像剤担持部材は、回転駆動されることによる前記現像剤担持面の前記主走査方向と直交する方向への移動により、当該現像剤担持面上に担持された前記現像剤を前記現像剤供給位置に供給するように構成されている。
前記搬送基板は、複数の搬送電極を備えている。複数の前記搬送電極は、前記主走査方向と交差する現像剤搬送経路に沿って配列されている。そして、前記搬送基板は、複数の前記搬送電極への多相交流電圧成分を含む搬送バイアスの印加により、前記現像剤を、前記現像剤担持面と最近接しつつ対向する担持位置まで前記現像剤搬送経路に沿って搬送するように構成されている。
前記担持補助部材は、現像剤担持面移動方向(前記現像剤担持部材の回転駆動による前記現像剤担持面の移動方向)における前記担持位置よりも上流側にて当該現像剤担持面と対向するように、前記現像剤搬送経路から離隔した位置に設けられている。この担持補助部材は、前記現像剤担持部材との間に、前記所定極性に帯電した前記現像剤が前記現像剤担持面に向かうような電界を発生させるための電圧が、印加されるようになっている。なお、この担持補助部材は、例えば、前記主走査方向と平行な軸を中心として回転可能なローラ状部材によって構成され得る。
前記現像剤供給装置は、前記現像剤供給位置を経て前記現像剤担持面上に残留した前記現像剤を回収するための回収部材をさらに備えていてもよい。この回収部材は、前記現像剤担持面移動方向における前記現像剤供給位置よりも下流側且つ前記担持補助部材と対向する位置よりも上流側にて、前記現像剤担持面と対向するように設けられている。そして、この回収部材は、前記所定極性に帯電した前記現像剤を引きつけるような電界を発生させるために、前記現像剤担持部材との間に電圧が印加されるようになっている。
かかる構成においては、前記所定極性に帯電した前記現像剤は、前記搬送基板により、前記担持位置に向かって、前記現像剤搬送経路に沿って搬送される。この担持位置(の近傍)にて、前記現像剤は、前記現像剤担持部材と前記搬送基板(前記搬送電極)との間に形成された電界の作用で、前記現像剤担持面上に担持される。
このとき、前記担持位置よりも上流側にて前記現像剤担持面と対向するように設けられた前記担持補助部材と、前記現像剤担持部材との間には、前記所定極性に帯電した前記現像剤が前記担持補助部材から前記現像剤担持面(前記現像剤担持部材)に向かうような電界が形成されている。かかる電界は、前記担持位置の近傍にて、前記搬送基板から飛翔した前記現像剤を前記現像剤担持面に向かわせるように作用する。すなわち、かかる電界は、前記担持位置(の近傍)における前記現像剤担持面上への前記現像剤の担持を補助するように作用する。
これにより、前記現像剤が、前記現像剤担持面上に、より良好に担持され得る。具体的には、前記搬送基板から飛翔した前記現像剤が前記現像剤担持面に向かう方向とは異なる方向(例えば前記回収部材に向かう方向)に向かって飛翔することが、可及的に抑制される。
本発明の一実施形態が適用された画像形成装置であるレーザープリンタの概略構成を示す側面図である。 図1に示されているトナー供給装置を拡大した側断面図である。 図2に示されている電界搬送基板を拡大した側断面図である。 図3に示されている各電源回路の出力波形の一例を示すグラフである。 図2に示されているトナー供給装置の一変形例を拡大した側断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、本実施形態に対して施され得る各種の変更(変形例:modification)は、当該実施形態の説明中に挿入されると、一貫した実施形態の説明の理解が妨げられるので、末尾にまとめて記載されている。
<レーザープリンタの構成>
図1は、本発明の一実施形態が適用された画像形成装置であるレーザープリンタ1の概略構成を示す側面図である。図1を参照すると、レーザープリンタ1は、用紙搬送機構2と、感光体ドラム3と、帯電器4と、スキャナーユニット5と、トナー供給装置6と、を備えている。レーザープリンタ1内に備えられた、図示しない給紙トレイには、シート状の用紙Pが積み重ねられた状態で収容されている。用紙搬送機構2は、用紙Pを所定の用紙搬送経路PPに沿って搬送するように構成されている。
本発明の供給対象としての感光体ドラム3の周面には、静電潜像担持面LSが形成されている。この静電潜像担持面LSは、主走査方向(図中z軸方向:「用紙幅方向」とも称され得る。)と平行な円柱面であって、電位分布による静電潜像が形成されるとともに、当該静電潜像に対応した位置にて本発明の現像剤としてのトナーT(図2参照)を担持するようになっている。感光体ドラム3は、前記主走査方向と平行な軸を中心として図中矢印で示されている方向(時計回り)に回転駆動されることで、前記主走査方向と直交する副走査方向(典型的には図中x軸方向)に沿って静電潜像担持面LSが移動するように構成されている。
帯電器4は、静電潜像担持面LSと対向するように配置されている。この帯電器4は、コロトロン型あるいはスコロトロン型の帯電器であって、静電潜像担持面LSを一様に正帯電させるように構成されている。
スキャナーユニット5は、画像データに基づいて変調された(画素の有無によって発光のON/OFFが制御された)所定の波長帯域のレーザービームLBを生成して静電潜像担持面LSにおけるスキャン位置SPにて結像させるとともに、その結像位置を前記主走査方向に沿って等速度にて移動させる(走査する)ように構成されている。ここで、スキャン位置SPは、感光体ドラム3の回転による静電潜像担持面LSの移動方向における、帯電器4よりも下流側且つトナー供給装置6よりも上流側の位置に設けられている。
本発明の現像剤供給装置としてのトナー供給装置6は、静電潜像担持面LSと対向するように、感光体ドラム3の下方に配置されている。トナー供給装置6は、本発明の現像剤供給位置としての現像位置DPにて、トナーT(図2参照)を帯電した状態で感光体ドラム3(静電潜像担持面LS)に供給するように構成されている。ここで、現像位置DPとは、トナー供給装置6が静電潜像担持面LSと最近接しつつ対向する位置である。このトナー供給装置6の詳細な構成については後述する。
次に、レーザープリンタ1の各部の具体的な構成について、より詳細に説明する。
用紙搬送機構2は、一対のレジストローラ21と、転写ローラ22と、を備えている。レジストローラ21は、用紙Pを所定のタイミングにて感光体ドラム3と転写ローラ22との間の転写位置TPに向けて送り出すように構成されている。転写ローラ22は、転写位置TPにて用紙搬送経路PPを隔てて静電潜像担持面LSと対向するように配置されていて、図中矢印で示されている方向(反時計回り)に回転駆動されるようになっている。この転写ローラ22は、感光体ドラム3との間に静電潜像担持面LS上に付着したトナーT(図2参照)を用紙Pに転写させるための所定の転写バイアスが印加されるように、図示しない転写バイアス電源回路と電気的に接続されている。
<<トナー供給装置>>
図2は、図1に示されているトナー供給装置6を拡大した側断面図(前記主走査方向を法線とする面による断面図)である。図2を参照すると、トナー供給装置6のケーシングをなすトナーボックス61は、側断面視にて略U字状に形成された箱状部材であって、その長手方向が上下方向(図中y軸方向)と平行となるように配置されている。
トナーボックス61の内部には、粉末状の乾式現像剤としてのトナーTが収容されている。すなわち、トナーTは、トナーボックス61における底部の略半円柱状の空間であるトナー貯留部61a内に貯留されている。なお、本実施形態においては、トナーTは、正(本発明の「所定極性」に対応する)帯電性、非磁性一成分の、黒色トナーである。
トナーボックス61の頂部であって、感光体ドラム3と対向する位置には、開口部61bが形成されている。すなわち、開口部61bは、感光体ドラム3に向けて上方に開口するように設けられている。
本発明の現像剤担持部材としての現像ローラ62は、円柱面状の周面であるトナー担持面62aを有するローラ状の部材であって、現像位置DPにて感光体ドラム3と対向するように設けられている。すなわち、本発明の現像剤担持面としてのトナー担持面62aが現像位置DPにて感光体ドラム3における静電潜像担持面LSと所定間隔のギャップを介して対向するように、現像ローラ62が配置されている。
現像ローラ62は、トナーボックス61における、開口部61bが形成された上端部にて、回動可能に支持されている。現像ローラ62は、トナー担持面62aのほぼ下半分がトナーボックス61に収容される一方で上部がトナーボックス61の外側(上側)に露出するように設けられている。
トナーボックス61の内部には、側断面視にて上下方向に長手方向を有する略J字状に形成されたトナー搬送経路TTPに沿って、電界搬送基板63が設けられている。電界搬送基板63は、トナーボックス61の内壁面に固定されている。電界搬送基板63は、そのトナー搬送経路TTPに沿った表面であるトナー搬送面TTS上にてトナーTを進行波状の電界により搬送するように構成されている(この電界搬送基板63の内部構成の詳細については後述する。)。
本実施形態においては、電界搬送基板63は、起動部63aと、メイン搬送部63bと、を備えている。本実施形態においては、起動部63a及びメイン搬送部63bは、側断面視にてJ字状に継ぎ目なく一体に形成されている。
起動部63aは、トナー貯留部61aの底面を構成するように、トナーボックス61の内側の空間における底部にて、トナーボックス61の内壁面に固定されている。この起動部63aは、側断面視にて半円筒形状に屈曲され上方に開口する凹状の曲板状部材であって、トナー貯留部61a内のトナーTをメイン搬送部63bの下端部に向けて円滑に搬送するように、メイン搬送部63bにおける略平板状の下端部と滑らかに接続されている。
メイン搬送部63bは、トナー貯留部61a内のトナーTを上方の現像ローラ62に向けて搬送するように立設されつつ、トナーボックス61の内壁面に固定されている。具体的には、メイン搬送部63bの主要部は、起動部63aと接続された下端部から垂直上方に延出するように設けられている。メイン搬送部63bは、その上端(後述するトナー搬送方向TTDにおける下流端)がトナー担持面62aとトナー担持位置TCPにて所定間隔のギャップを隔てて対向するように配置されている。
本実施形態においては、メイン搬送部63bの上端部は、トナー担持面62aの下端部に向かって屈曲するように設けられている。すなわち、メイン搬送部63bの上端部は、トナー担持面62aの下端部の側断面視における接線方向(図中略水平方向)に沿ってトナーTを飛翔させるように、側断面視にてトナー担持面62aの下端部に向かう略円弧状に形成されている。また、かかるメイン搬送部63bの上端部は、トナー搬送面TTSが下方を向くように設けられている。
このように、電界搬送基板63は、トナー貯留部61a内に貯留されたトナーTを、現像位置DPよりもトナー担持面62aの移動方向(以下、「担持面移動方向CSD」と称する。)における上流側のトナー担持位置TCPに向けて、トナー搬送方向TTDに搬送するように構成されている。ここで、トナー搬送方向TTDは、トナー搬送経路TTPの任意の位置における接線方向であって、電界搬送基板63によってトナーTが搬送される方向である。
また、本実施形態においては、トナー担持位置TCPは、現像位置DPの真下の位置(側断面視にて現像ローラ62の回転中心軸と対称の位置)よりも、担持面移動方向CSDにおける若干下流側に設けられている。具体的には、このトナー担持位置TCPは、トナー搬送経路TTPのトナー搬送方向TTDにおける最下流端(メイン搬送部63bのトナー搬送方向TTDにおける最下流端に対応する位置)から、当該最下流端におけるトナー搬送方向TTDに、トナー担持面62aと交わる位置まで仮想的な線を引いた場合に、当該線の中点近傍に設けられている。
現像ローラ62の下方には、担持補助部材64が、トナー担持位置TCPよりも担持面移動方向CSDにおける若干上流側にてトナー担持面62aと対向するように、トナーボックス61の内部に配置されている。すなわち、担持補助部材64は、トナー搬送経路TTPから離隔した位置に設けられている。具体的には、担持補助部材64は、現像位置DPのほぼ真下の位置に設けられている。
本実施形態においては、担持補助部材64は、側断面視にてトナー担持面62aと同心円状に設けられた円弧状の金属電極板であって、前記主走査方向における全体にわたってトナー担持面62aと所定のギャップを隔てて対向するように配置されている。この担持補助部材64は、トナーボックス61の内部にて前記主走査方向に架け渡された支持部材64aによって支持されている。
帯電補助電極65は、担持面移動方向CSDにおけるトナー担持位置TCPよりも下流側且つ現像位置DPよりも上流側の位置にて、トナー担持面62aと対向するように配置されている。この帯電補助電極65は、トナー担持面62a上に担持されたトナーTを、トナー担持面62aとの間の交番電界の作用によって帯電させるように構成されている。本実施形態においては、帯電補助電極65は、側断面視にて現像ローラ62と同心円状に設けられた円弧状の板状部材であって、ステンレス鋼等の金属板によって形成されている。帯電補助電極65とトナー担持面62aとの間には、所定間隔のギャップが設けられている。
回収部材66は、現像位置DPを経てトナー担持面62a上に残留したトナーTを回収するために、担持面移動方向CSDにおける現像位置DPよりも下流側且つ担持補助部材64と対向する位置よりも上流側のトナー回収位置TRPにて、トナー担持面62aと対向するように配置されている。すなわち、回収部材66は、現像位置DPを経たトナー担持面62aが、開口部61bを通ってトナーボックス61内に進入した際に、担持補助部材64よりも先に対向するような位置に設けられている。
本実施形態においては、回収部材66は、前記主走査方向と平行な軸を中心として回転可能なローラ状部材であって、トナーボックス61の内壁面における電界搬送基板63が支持されている面とは反対側の面の上端部と対向する位置にて、回転可能に支持されている。この回収部材66は、現像ローラ62と反対方向に回転駆動されることで、トナー回収位置TRPにて周面がトナー担持面62aと同一方向に移動するようになっている。
回収部材66の下方には、回収部材クリーナ67が配置されている。この回収部材クリーナ67は、回収部材66の周面と摺動することで、当該周面上に付着したトナーTを剥離してトナー貯留部61aに向けて落下させるように設けられている。
トナーボックス61の内側の空間内における底部には、アジテータ68が収容されている。アジテータ68は、回転駆動されることで、トナー貯留部61a内のトナーTを攪拌するように設けられている。
<<<電界搬送基板の内部構成>>>
図3は、図2に示されている電界搬送基板63を拡大した側断面図である。図3を参照すると、電界搬送基板63は、薄板状の部材であって、フレキシブルプリント配線基板と同様の構成を有している。具体的には、電界搬送基板63は、搬送電極631と、支持フィルム層632と、電極被覆層633と、オーバーコート層634と、から構成されている。
搬送電極631は、前記主走査方向と平行な長手方向を有する線状の配線パターンであって、銅箔によって形成されている。複数の搬送電極631は、トナー搬送経路TTPに沿って配列されていて、互いに平行に配置されている。
本実施形態においては、トナー搬送経路TTPに沿って多数配列された各搬送電極631は、3本置きに同一の電源回路に接続されている。すなわち、電源回路VAに接続された搬送電極631,電源回路VBに接続された搬送電極631,電源回路VCに接続された搬送電極631,電源回路VDに接続された搬送電極631,電源回路VAに接続された搬送電極631,電源回路VBに接続された搬送電極631,電源回路VCに接続された搬送電極631・・・が、トナー搬送経路TTPに沿って順に配列されている(なお、これらの電源回路VAないしVDは、図2における後述する搬送バイアス電源回路692の構成要素である。)。
ここで、図4は、図3に示されている各電源回路VA〜VDの出力波形の一例を示すグラフである。本実施形態においては、図4に示されているように、各電源回路VA〜VDは、ほぼ同一波形の交流電圧である駆動電圧を出力するように構成されている。
また、各電源回路VA〜VDが発生する電圧の波形における位相が、90°ずつ異なるように、各電源回路VA〜VDが構成されている。すなわち、電源回路VA、VB、VC、及びVDは、この順に、電圧の位相が90°ずつ遅れるようになっている。このように、電界搬送基板63は、各搬送電極631に対する上述のような駆動電圧(搬送バイアス)の印加によってトナー搬送面TTSに沿った進行波状の電界を発生させることで、正帯電したトナーTをトナー搬送方向TTDに搬送するように構成されている。
複数の搬送電極631は、支持フィルム層632の表面上に形成されている。支持フィルム層632は、可撓性のフィルムであって、ポリイミド樹脂等の絶縁性の合成樹脂から構成されている。電極被覆層633は、絶縁性の合成樹脂から構成されている。この電極被覆層633は、支持フィルム層632における搬送電極631が設けられている表面、及び搬送電極631を覆うように設けられている。
電極被覆層633の上には、オーバーコート層634が設けられている。すなわち、上述の電極被覆層633は、オーバーコート層634と搬送電極631との間に形成されている。オーバーコート層634の表面(すなわちトナー搬送面TTS)は、トナーTがスムーズに搬送され得るように、凹凸の極めて少ない平滑な面として形成されている。
<<<バイアス印加部>>>
再び図2を参照すると、現像ローラ62は、現像バイアス電源回路691と電気的に接続されている。現像バイアス電源回路691は、現像ローラ62と感光体ドラム3との間に(より正確には静電潜像担持面LSにおける電位VLの露光部とトナー担持面62aとの間に)いわゆるジャンピング現像のための現像バイアス(直流電圧成分及び交流電圧成分を含む)を印加するために、必要な電圧を出力するようになっている。
電界搬送基板63は、搬送バイアス電源回路692と電気的に接続されている。搬送バイアス電源回路692は、トナーTをトナー搬送経路TTPに沿ってトナー担持位置TCPまで搬送するための、多相交流電圧成分を含む上述の搬送バイアス(図4参照)を、複数の搬送電極631(図3参照)に印加するようになっている。
担持補助部材64は、担持補助バイアス電源回路693と電気的に接続されている。担持補助バイアス電源回路693は、現像ローラ62と担持補助部材64との間に担持補助バイアス(正帯電したトナーTがトナー担持面62aに向かうような電界を発生させるための電圧)を印加するために、必要な電圧を出力するようになっている。
帯電補助電極65は、帯電補助バイアス電源回路694と電気的に接続されている。帯電補助バイアス電源回路694は、現像ローラ62(トナー担持面62a)と帯電補助電極65との間に帯電補助バイアス(トナー担持面62a上のトナーTがさらに帯電するような交番電界を発生させるための交番電圧)を印加するために、必要な電圧を出力するようになっている。
回収部材66は、回収バイアス電源回路695と電気的に接続されている。回収バイアス電源回路695は、現像ローラ62と回収部材66との間に回収バイアス(正帯電したトナーTを引きつけるような電界を発生させるための電圧)を印加するために、必要な電圧を出力するようになっている。
<<<<バイアスの具体例>>>>
本実施形態においては、具体的には、現像ローラ62は、アルミニウム製のローラであって、直径20mmに形成されている。現像バイアス電源回路691は、+200Vの直流電圧成分と振幅1300V、周波数1kHzの交流電圧成分とを重畳した電圧(−1100〜+1500V)を出力するようになっている。
電界搬送基板63のトナー搬送方向TTDにおける下流端と現像ローラ62(トナー担持面62a)との間には、トナー担持位置TCPにて、1mmのギャップが設けられている。搬送バイアス電源回路692は、+500Vの直流電圧成分と振幅300V、周波数300Hzの4相交流電圧成分とを重畳した搬送バイアス(+200〜+800V)を出力するようになっている。
現像ローラ62(トナー担持面62a)と担持補助部材64との間には、2mmのギャップが設けられている。担持補助バイアス電源回路693は、+1000Vの直流電圧を出力するようになっている。
帯電補助電極65は、側断面視における長さが9mmで略円弧状に屈曲されたステンレス鋼板によって形成されている。現像ローラ62(トナー担持面62a)と帯電補助電極65との間には、0.3mmのギャップが設けられている。帯電補助バイアス電源回路694は、+340Vの直流電圧を出力するようになっている。
回収部材66は、アルミニウム製のローラであって、直径12mmに形成されている。現像ローラ62(トナー担持面62a)と回収部材66との間には、0.5mmのギャップが設けられている。回収バイアス電源回路695は、−100Vの直流電圧を出力するようになっている。
<レーザープリンタの動作説明>
次に、上述のように構成されたレーザープリンタ1による動作の概要を、図面を適宜参照しつつ説明する。
<<給紙動作>>
まず図1を参照すると、図示しない前記給紙トレイ上に積載された用紙Pの先端が、レジストローラ21まで送られる。このレジストローラ21にて、用紙Pの斜行が補正されるとともに、搬送タイミングが調整される。その後、用紙Pは、転写位置TPまで給送される。
<<潜像形成面上へのトナー像の担持>>
上述のように用紙Pが転写位置TPに向けて搬送されている間に、感光体ドラム3の周面である静電潜像担持面LS上に、以下のようにしてトナーTによる像が担持される。
<<<静電潜像の形成>>>
感光体ドラム3の静電潜像担持面LSは、まず、帯電器4によって、正極性に一様に帯電される。帯電器4によって帯電された静電潜像担持面LSは、感光体ドラム3の図中矢印で示されている方向の回転により、スキャナーユニット5と対向する(正対する)位置であるスキャン位置SPまで、前記副走査方向に沿って移動する。
このスキャン位置SPにて、画像情報に基づいて変調されたレーザービームLBによって静電潜像担持面LSが露光される。すなわち、レーザービームLBが、前記主走査方向に沿って走査されつつ、静電潜像担持面LSに照射される。このレーザービームLBの変調状態に応じて、静電潜像担持面LS上の正電荷が消失する部分が生じる。これにより、静電潜像担持面LS上に、正電荷のパターン(画像状分布)による静電潜像が形成される。静電潜像担持面LSに形成された静電潜像は、感光体ドラム3の図中矢印で示されている方向の回転により、トナー供給装置6と対向する現像位置DPに向かって移動する。
<<<帯電トナーの搬送・供給>>>
図2及び図3を参照すると、トナーボックス61内に貯留されているトナーTは、起動部63aにおけるオーバーコート層634との接触や摩擦等により帯電する。起動部63aにおけるオーバーコート層634と接触あるいは近接している、帯電したトナーTは、起動部63aにおける複数の搬送電極631に対する上述の搬送バイアスの印加によって発生する進行波状の電界により、トナー搬送方向TTDに搬送され、メイン搬送部63bにスムーズに受け渡される。
メイン搬送部63bは、その下端部にて起動部63aから受け渡されたトナーTを、メイン搬送部63bにおける複数の搬送電極631に対する上述の搬送バイアスの印加によって発生する進行波状の電界により、トナー担持位置TCPに向けて、垂直上方に搬送する。
ここで、起動部63aからメイン搬送部63bに受け渡されたトナーTには、帯電状態が不良なもの(低帯電あるいは無帯電のもの等)が混入している。もっとも、本実施形態の構成においては、メイン搬送部63bによってトナー担持位置TCPに向けて上方に搬送されている際に、帯電状態が不良なトナーTは、トナー搬送経路TTPから逸脱し、メイン搬送部63bから下方に落下する。
これにより、帯電状態が良好なトナーTのみが選択的に、トナー担持位置TCPまで搬送される。すなわち、メイン搬送部63bにて、トナーTにおける、帯電状態が良好なものと不良なものとが選別される。トナー搬送経路TTPから逸脱して下方に落下してきたトナーTは、トナー貯留部61aに還流する。
上述のようにして、正帯電のトナーTが、メイン搬送部63bによってトナー担持位置TCPまで搬送される。なお、この間に、トナー搬送面TTSとの接触や衝突により、トナーTの帯電量が徐々に増加する。
メイン搬送部63bによってトナー担持位置TCPまで搬送されたトナーTは、このトナー担持位置TCPの近傍にて、搬送バイアス及び現像バイアスの作用(両者によって形成される現像ローラ62と搬送電極631との間の電位差によって生じる電界)により、トナー担持面62a上に担持される。トナー担持面62a上に担持されたトナーTは、現像ローラ62と帯電補助電極65との間で、交番電界の作用により、帯電状態が均一化される。
そして、現像ローラ62の回転駆動により、トナー担持面62aが現像位置DPまで移動することで、トナーTが現像位置DPに供給される。この現像位置DPの近傍にて、静電潜像担持面LSに形成された静電潜像が、現像バイアスの作用により、トナーTによって現像される。すなわち、静電潜像担持面LS上であって、静電潜像における正電荷が消失した部分に、トナーTがトナー担持面62aから移行し付着する。これにより、トナーTによる画像(以下、「トナー像」と称する。)が、静電潜像担持面LS上に担持される。
現像位置DPを通過してトナー担持面62a上に残留した(現像位置DPにて消費されなかった)トナーTは、トナー回収位置TRP(の近傍)にて、回収部材66によって回収される。これにより、トナー担持面62a上の、現像位置DPにおける静電潜像の現像の履歴が、良好にクリアされる。よって、形成画像におけるゴーストの発生が、可及的に抑制される。回収部材66の周面に付着したトナーTは、回収部材クリーナ67によって当該周面から剥離され、トナー貯留部61aに落下する。
<<潜像形成面から用紙へのトナー像の転写>>
図1を参照すると、上述のようにして感光体ドラム3の静電潜像担持面LS上に担持されたトナー像は、当該静電潜像担持面LSが図中矢印で示されている方向に回転することにより、転写位置TPに向けて搬送される。そして、この転写位置TPにて、トナー像が、静電潜像担持面LSから用紙P上に転写される。
<実施形態の構成による作用・効果>
本実施形態においては、メイン搬送部63bの主要部(上端部以外の部分)は、トナーTを垂直上方に搬送するように設けられている。また、メイン搬送部63bの上端部は、トナー搬送面TTSが下方を向くように設けられている。すなわち、かかる上端部は、トナーTを「背面搬送」するように設けられている。これにより、トナーTにおける、帯電状態が良好なものと不良なものとが、良好に選別される。
また、本実施形態においては、トナー担持位置TCPよりも担持面移動方向CSDにおける上流側にてトナー担持面62aと対向するように設けられた担持補助部材64と、現像ローラ62との間には、正帯電したトナーTが担持補助部材64からトナー担持面62a(現像ローラ62)に向かうような電界が形成されている。かかる電界は、トナー担持位置TCPの近傍にて、電界搬送基板63から飛翔したトナーTをトナー担持面62aに向かわせるように作用する。すなわち、かかる電界は、トナー担持位置TCP(の近傍)におけるトナー担持面62a上へのトナーTの担持を補助するように作用する。
これにより、トナー担持面62a上にトナーTがより良好に担持される。具体的には、メイン搬送部63bのトナー搬送方向TTDにおける下流端から飛翔したトナーTがトナー担持面62aに向かう方向とは異なる方向(例えば回収部材66に向かう方向)に向かって飛翔することが、可及的に抑制される。
特に、本実施形態の構成によれば、トナー担持面62a上におけるトナーTの担持状態をより均一化させるためにトナー担持位置TCPにおけるギャップを大きくした場合に、メイン搬送部63bのトナー搬送方向TTDにおける下流端から飛翔したトナーTがトナー担持面62aに向かわずに回収部材66に向かったりトナーボックス61内で浮遊したりすることが、効果的に抑制される。
<変形例の例示列挙>
なお、上述の実施形態は、出願人が取り敢えず本願の出願時点において最良であると考えた本発明の代表的な実施形態を、単に例示したものにすぎない。よって、本発明はもとより上述の実施形態に何ら限定されるものではない。したがって、本発明の本質的部分を変更しない範囲内において、上述の実施形態に対して種々の変形が施され得ることは、当然である。
以下、代表的な変形例について、幾つか例示する。以下の変形例の説明において、上述の実施形態にて説明されているものと同様の構成及び機能を有する部材に対しては、上述の実施形態と同様の符号が用いられ得るものとする。そして、かかる部材の説明については、技術的に矛盾しない範囲内において、上述の実施形態における説明が援用され得るものとする。
もっとも、言うまでもなく、変形例とて、以下に列挙されたものに限定されるものではない。また、複数の変形例が、技術的に矛盾しない範囲内において、適宜、複合的に適用され得る。
本発明(特に、本発明の課題を解決するための手段を構成する各構成要素における、作用的・機能的に表現されているもの)は、上述の実施形態及び下記変形例の記載に基づいて限定解釈されてはならない。このような限定解釈は、(特に先願主義の下で出願を急ぐ)出願人の利益を不当に害する反面、模倣者を不当に利するものであって、発明の保護及び利用を目的とする特許法の目的に反し、許されない。
本発明の適用対象は、単色のレーザープリンタに限定されない。例えば、本発明は、カラーのレーザープリンタや、単色及びカラーの複写機等の、いわゆる電子写真方式の画像形成装置に対して、好適に適用され得る。このとき、感光体の形状は、上述の実施形態のようなドラム状でなくてもよい。例えば、平板状や無端ベルト状等であってもよい。
露光光源としては、レーザースキャナ以外のもの(LED、EL(エレクトロルミネッセンス)素子、蛍光体、等)が好適に用いられ得る。この場合、「主走査方向」は、発光素子(LED等)の配列方向と平行な方向となる。あるいは、本発明は、上述の電子写真方式以外の方式(例えば、感光体を用いないトナージェット方式、イオンフロー方式、マルチスタイラス電極方式、等)の画像形成装置に対しても、好適に適用され得る。
感光体ドラム3と現像ローラ62とは、接触していてもよい。同様に、現像ローラ62と回収部材66とは、接触していてもよい。
上述の各種の電圧は、適宜変更され得る。例えば、図4を参照すると、各電源回路VA〜VDが発生する電圧の波形は、矩形波状以外にも、正弦波状や三角波状等の任意のものが用いられ得る。また、上述の実施形態においては、4つの電源回路VA〜VDが設けられるとともに、各電源回路VA〜VDが発生する電圧の位相が90°ずつ異なっていた。もっとも、本発明はこれに限定されず、例えば、3つの電源回路が備えられるとともに、各電源回路が発生する電圧の位相が120°ずつ異なるようになっていてもよい。
電界搬送基板63の構成や配置も、上述の実施形態にて開示されたものに限定されない。例えば、オーバーコート層634は、省略され得る。
起動部63aの中央部は、平坦であってもよい。すなわち、例えば、起動部63aにおける曲面状の部分は、メイン搬送部63bの下端部との接続部のみであってもよい。メイン搬送部63bは、実質的に上下方向に沿って立設していればよく、多少傾いていてもよい。
起動部63aは、メイン搬送部63bと別体に構成されていてもよい。この場合、起動部63aとメイン搬送部63bとは、それぞれ別々の電源回路と接続されていてもよい。
本発明は、上述の実施形態のような、トナー搬送経路TTPのほぼ全体によってトナーTを帯電させる構成に限定されない。すなわち、例えば、メイン搬送部63bにおけるオーバーコート層634の材質を適宜選択することで、メイン搬送部63bによる搬送中のトナーTのチャージアップが可及的に抑制され得る。
担持補助部材64の構成も、上述の実施形態にて開示されたものに限定されない。例えば、図5に示されているように、担持補助部材64は、前記主走査方向と平行な軸を中心として回転可能なローラ状部材であってもよい。この場合、担持補助部材64の周面をクリーニングするためのクリーニング部材641が設けられていてもよい。
帯電補助電極65や回収部材66の構成も、上述の実施形態にて開示されたものに限定されない。例えば、回収部材66は、金属板によって形成され得る。
その他、特段に言及されていない変形例についても、本発明の本質的部分を変更しない範囲内において、本発明の技術的範囲に含まれることは当然である。
また、本発明の課題を解決するための手段を構成する各要素における、作用・機能的に表現されている要素は、上述の実施形態や変形例にて開示されている具体的構造の他、当該作用・機能を実現可能ないかなる構造をも含む。さらに、本明細書にて引用した各公報の内容(明細書及び図面を含む)は、本明細書の一部を構成するものとして援用され得る。
1 … レーザープリンタ 2 … 用紙搬送機構
3 … 感光体ドラム(供給対象) 4 … 帯電器
5 … スキャナーユニット 6 … トナー供給装置
61 … トナーボックス 61a … トナー貯留部
62 … 現像ローラ(現像剤担持部材) 62a … トナー担持面
63 … 電界搬送基板 631 … 搬送電極
64 … 担持補助部材 65 … 帯電補助電極
66 … 回収部材 67 … 回収部材クリーナ
691 … 現像バイアス電源回路 692 … 搬送バイアス電源回路
693 … 担持補助バイアス電源回路 694 … 帯電補助バイアス電源回路
695 … 回収バイアス電源回路 CSD … 担持面移動方向
DP … 現像位置(現像剤供給位置) LS … 静電潜像担持面
T … トナー TCP … トナー担持位置
TRP … トナー回収位置 TTD … トナー搬送方向
TTP … トナー搬送経路 TTS … トナー搬送面
特開2010−145911号公報

Claims (3)

  1. 所定極性に帯電した粉末状の現像剤を供給対象に対して供給するように構成された、現像剤供給装置において、
    主走査方向と平行な円柱面状の周面である現像剤担持面を有し、現像剤供給位置にて前記供給対象と最近接しつつ対向するように配置され、回転駆動されることによる前記現像剤担持面の前記主走査方向と直交する方向への移動により、当該現像剤担持面上に担持された前記現像剤を前記現像剤供給位置に供給するように構成された、現像剤担持部材と、
    前記主走査方向と交差する現像剤搬送経路に沿って配列された複数の搬送電極を備え、これらの搬送電極への多相交流電圧成分を含む搬送バイアスの印加により、前記現像剤担持面と最近接しつつ対向する担持位置まで前記現像剤を前記現像剤搬送経路に沿って搬送するように構成された、搬送基板と、
    前記現像剤担持部材の回転駆動による前記現像剤担持面の移動方向における前記担持位置よりも上流側にて当該現像剤担持面と対向するように、前記現像剤搬送経路から離隔した位置に設けられていて、前記現像剤担持部材との間に前記所定極性に帯電した前記現像剤が前記現像剤担持面に向かうような電界を発生させるための電圧が印加される、担持補助部材と、
    を備えたことを特徴とする、現像剤供給装置。
  2. 請求項1に記載の、現像剤供給装置において、
    前記現像剤供給位置を経て前記現像剤担持面上に残留した前記現像剤を回収するために、前記現像剤担持部材の回転駆動による前記現像剤担持面の移動方向における前記現像剤供給位置よりも下流側且つ前記担持補助部材と対向する位置よりも上流側にて前記現像剤担持面と対向するように設けられていて、前記現像剤担持部材との間に前記所定極性に帯電した前記現像剤を引きつけるような電界を発生させるための電圧が印加される、回収部材
    をさらに備えたことを特徴とする、現像剤供給装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の、現像剤供給装置であって、
    前記担持補助部材は、前記主走査方向と平行な軸を中心として回転可能なローラ状部材であることを特徴とする、現像剤供給装置。
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