JP5530689B2 - 定着装置および該定着装置を備える画像形成装置 - Google Patents
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Description
前記定着ローラの軸線方向端側と比較して該軸線方向中央が強い力となる押圧力で、前記定着ローラの外周面を押圧するローラ状部材である加圧ローラと、
前記定着ローラの内周側に設けられ、該定着ローラを加熱するセラミックヒータと、
前記定着ローラの内周側に設けられ、前記セラミックヒータに当接しながら該セラミックヒータを保持する、アルミニウムからなる保持部材と、
前記保持部材を、弾性力によって、前記定着ローラの内周側から外周側に向かって加圧する加圧部材とを備え、
前記定着ローラの内周面は、直円筒形状の内周面と同一形状の曲面であり、
前記保持部材の、前記定着ローラの内周面に当接する面は、直円柱形状の外周面の一部と同一形状の曲面であり、
前記定着ローラの内周面の曲率半径と、前記保持部材の、前記定着ローラの内周面に当接する面の曲率半径とが同一となるように構成され、
前記保持部材は、フッ素樹脂コート層を含み、該フッ素樹脂コート層が、前記定着ローラの内周面に当接するように構成され、
前記セラミックヒータは、前記保持部材を介して前記定着ローラの内周面の、前記加圧ローラの当接部以外の面と接していることを特徴とする定着装置である。
前記定着装置によって、未定着のトナー像を記録媒体に定着させるように構成されることを特徴とする画像形成装置である。
また、セラミックヒータは、保持部材を介して定着ローラの内周面の、加圧ローラの当接部以外の面と接している。
また、保持部材がアルミニウムからなるので、セラミックヒータから伝わる熱を定着ローラに効率的に伝えることができる。
上記定着装置4を実施例に係る定着装置とした。なお、投入電力1200W、定着ローラの周速を395mm/secとして、30万枚の通紙エージングを実施したところ、セラミックヒータ431などの定着装置4を構成する各部材の破損は観察されなかった。
図7は、比較例に係る定着装置を示す図である。比較例に係る定着装置は、加熱部43をハロゲンランプ50に変更したこと以外は、定着装置4と同一の構成である。ハロゲンランプ50は、定着ローラ41の内部空間中央部に設けられる、メインハロゲンランプ50Aとサブハロゲンランプ50Bとからなる。メインハロゲンランプ50Aは、軸線方向中央部200mmの領域において発光する消費電力750Wのハロゲンランプである。サブハロゲンランプ50Bは、軸線方向両端部60mmの領域において発光する消費電力450Wのハロゲンランプである。
実施例に係る定着装置、および比較例に係る定着装置それぞれを用いて、投入電力1200W、定着ローラ41の周速を395mm/secとして、サーミスタ44による検知温度が、室温(およそ22℃)から195℃に到達するまでにかかる時間を測定した。ウォームアップ時間の評価基準は以下のとおりである。
◎:非常に良好。ウォームアップ時間が25秒以下である。
○:良好。ウォームアップ時間が25秒を超え、30秒以下である。
△:実使用上問題なし。ウォームアップ時間が30秒を超え、35秒以下である。
×:不良。ウォームアップ時間が35秒を超える。
実施例に係る定着装置、および比較例に係る定着装置それぞれを用いて、投入電力1100W、定着ローラ41の周速を395mm/sec、通紙速度を75枚/分として、A4サイズ(坪量64g)の用紙を100枚連続通紙して、3cm×2cmのべた画像を定着させた。定着されたべた画像を、消しゴムによって、荷重10Nで擦り、擦り前後の残存率(=濃度比(=擦り後の画像濃度/擦り前の画像濃度)×100[%])を、マクベス社製X−Rite938によって測定した。温度追従性の評価基準は以下のとおりである。
◎:非常に良好。残存率(濃度比)が80%(0.8)以上である。
○:良好。残存率が70%以上、80%未満である。
△:実使用上問題なし。残存率が60%以上、70%未満である。
×:不良。濃度比が60%未満である。
2 転写部
3 記録媒体供給部
4 定着装置
5 排出部
6 画像読取部
41 定着ローラ
42 加圧ローラ
43 加熱部
100 画像形成装置
431 セラミックヒータ
432 保持部材
433 断熱部材
434 加圧部材
435 潤滑材塗布部材
4341 固定部材
4342 加圧ばね
4343 加圧ばね支持部材
Claims (3)
- ローラ状部材である定着ローラと、
前記定着ローラの軸線方向端側と比較して該軸線方向中央が強い力となる押圧力で、前記定着ローラの外周面を押圧するローラ状部材である加圧ローラと、
前記定着ローラの内周側に設けられ、該定着ローラを加熱するセラミックヒータと、
前記定着ローラの内周側に設けられ、前記セラミックヒータに当接しながら該セラミックヒータを保持する、アルミニウムからなる保持部材と、
前記保持部材を、弾性力によって、前記定着ローラの内周側から外周側に向かって加圧する加圧部材とを備え、
前記定着ローラの内周面は、直円筒形状の内周面と同一形状の曲面であり、
前記保持部材の、前記定着ローラの内周面に当接する面は、直円柱形状の外周面の一部と同一形状の曲面であり、
前記定着ローラの内周面の曲率半径と、前記保持部材の、前記定着ローラの内周面に当接する面の曲率半径とが同一となるように構成され、
前記保持部材は、フッ素樹脂コート層を含み、該フッ素樹脂コート層が、前記定着ローラの内周面に当接するように構成され、
前記セラミックヒータは、前記保持部材を介して前記定着ローラの内周面の、前記加圧ローラの当接部以外の面と接していることを特徴とする定着装置。 - 前記定着ローラの内周面に潤滑材を塗布する潤滑材塗布部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 請求項1または2に記載の定着装置を備え、
前記定着装置によって、未定着のトナー像を記録媒体に定着させるように構成されることを特徴とする画像形成装置。
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JP2009218104A JP5530689B2 (ja) | 2009-09-18 | 2009-09-18 | 定着装置および該定着装置を備える画像形成装置 |
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