JP5530192B2 - 画像音声記録システム - Google Patents

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Description

本発明は、画像及び音声を記録するための画像音声記録システムに関する。
従来、電子カメラにおいて動画像と静止画像の両方を記録できるものが広く知られている。このうちの動画像の記録においては、音声の記録も行われる。そして、動画像の再生時には動画像と音声との時間的な同期が取られるように再生が行われる。一方、静止画像の記録においては、画像が一瞬の時間で記録される。これに対して音声はある程度の時間幅を持たせて記録するようにしないと意味のある音声として記録されない。このような記録時間の違いのため、静止画像と音声との関連付けを行っておかないと適切な再生を行うことが困難である。
このような静止画像と音声の関連付けの技術に関し、特許文献1においては、静止画像を記録するタイミングで一定時間の自動録音を行うようにしている。
特開2007−124713号公報
特許文献1においては、静止画撮影のタイミングに対して、音声の記録タイミングは決まっている。このため、例えばシャッタ動作とともに音声を一定期間録音するように記録を行った場合、静止画撮影前の音声を取り逃す恐れがある。さらに人物撮影などの場合では、その人物の発声期間が長くなると、音声情報が一定時間内に収まらない恐れもある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、静止画像と音声とを同時に記録する場合において、静止画像に対して適切な時間長の音声を関連付けすることが可能な画像音声記録システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の一態様の画像音声記録システムは、被写体を撮影して静止画像データを取得する静止画像データ取得手段と、撮影時刻に対応する音声データを取得する音声データ取得手段と、前記音声データを複数の分割音声データに分割する分割手段と、前記静止画像データに1つ以上の前記分割音声データを関連付ける関連付け手段とを有し、前記関連付け手段は、前記音声データの取得開始時刻と取得終了時刻とに基づいて前記静止画像データと1つ以上の前記分割音声データとを関連付けるための関連付け情報を生成することを特徴とする。
本発明によれば、静止画像と音声とを同時に記録する場合において、静止画像に対して適切な時間長の音声を関連付けすることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る画像音声記録システムの構成を示すブロック図。 本発明の一実施形態に係るICレコーダに記録される音声ファイルの2種類のフォーマットを表す図。 本発明の一実施形態に係るカメラに記録される画像ファイルのフォーマットを表す図。 本発明の一実施形態における画像音声記録システムのカメラにおける制御について示すフローチャート。 本発明の一実施形態における画像音声記録システムのICレコーダにおける制御について示すフローチャート。 カメラとICレコーダの連携の例を示す図。 画像ファイルと分割音声データの関連付けを行うための画面の一例を示す図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像音声記録システムの構成を示すブロック図である。図1に示す画像音声記録システムは、携帯機器の一例としての撮像装置(カメラ)100と、音声記録装置(ICレコーダ200)とを有している。ここで、図1では、カメラ100とICレコーダ200とを別体として示しているが、カメラ100内に音声の記録機能を持たせるようにした構成についても本実施形態の技術を適用できる。
図1に示すカメラ100は、交換レンズ110と、本体120とを有している。交換レンズ110は本体120に対して分離可能になされている。ここで、図1ではカメラ100がレンズ交換式カメラの場合を示している。しかしながら、カメラ100は必ずしもレンズ交換式でなくとも良い。
交換レンズ110は、撮像レンズ111と、レンズ制御部112と、通信部113とを有している。撮像レンズ111は、図示しない被写体からの光束(画像情報)を本体120内部の撮像部121に入射させる。レンズ制御部112は、通信部113を介して本体120と通信可能になされている。このレンズ制御部112は、本体120からのレンズ制御信号に応じて例えばフォーカシング制御やズーミング制御といった撮像レンズ111のレンズ制御を行う。通信部113は、レンズ制御部112が本体120と通信するためのインターフェースである。
本体120は、撮像部121と、再生部122と、記録部123と、時計部124と、制御部125と、操作部126と、通信部127と、通信部128とを有している。画像データ取得手段の一例としての撮像部121は、撮像レンズ111を介して入射した光束(画像情報)を光電変換することにより画像データを取得する。再生部122は、液晶ディスプレイ等の表示部とスピーカ等の音声再生部とを有し、撮像部121において得られた画像データに基づく画像等の各種の画像を表示したり、ICレコーダ200から送信された音声を再生する。記録部123は、例えばフラッシュメモリである。この記録部123には、撮像部121において得られ、制御部125において処理されて得られた画像ファイル等の各種のデータが記録される。時計部124は、撮影時刻(日時)等の各種の時刻を計時する。制御部125は、本体120の各ブロックの動作制御を行う。また、制御部125は、撮像部121において得られた画像データに対して圧縮処理等の各種の画像処理を施すことも行う。操作部126は、ユーザが本体120に対して各種の操作指示を与えるための各種の操作部材である。操作部126の操作を受けた場合に、制御部125は、操作部126の操作内容に応じた各種の処理を実行する。通信部127は、制御部125が交換レンズ110と通信するためのインターフェースである。通信部128は、制御部125がICレコーダ200と通信するためのインターフェースである。
ICレコーダ200は、音声収録部201と、記録部202と、時計部203と、再生部204と、制御部205と、操作部206と、通信部207とを有している。音声データ取得手段の一例としての音声収録部201は、マイクロホン等を有して構成され、外部から入力された音声を電気信号に変換することにより音声データを取得する。記録部202は、例えばフラッシュメモリである。この記録部202には、音声収録部201において得られ、制御部205において処理されて得られた音声ファイル等の各種のデータが記録される。時計部203は、録音時刻(日時)等の各種の時刻を計時する。再生部204は、スピーカや表示部を有して構成され、記録部202に記録された音声ファイル等を音声に変換して再生したり、各種の画像を表示する。制御部205は、ICレコーダ200の各ブロックの動作制御を行う。また、制御部205は、音声収録部201において得られた音声データに対して圧縮処理等の処理を施すことも行う。操作部206は、ユーザがICレコーダ200に対して各種の操作指示を与えるための各種の操作部材である。操作部206を介した操作指示を受けた場合や通信部207を介した操作信号を受けた場合に、制御部205は、それらの操作指示に応じた各種の処理を実行する。通信部207は、制御部205が本体120と通信するためのインターフェースである。この通信部207と本体120の通信部128とを介してICレコーダ200と本体120とを通信可能とした状態で音声の記録を行うこともできる。
図2は本実施形態のICレコーダ200に記録される音声ファイルの2種類のフォーマットを表している。図2(a)は、ひとつながりの音声データを有する音声ファイルを示している。また、図2(b)は、微小区分の複数の音声データ(分割音声データ)を含んでなる音声ファイルを示している。以下、図2(a)のフォーマットの録音を行うモードを通常録音モード、図2(b)のフォーマットの録音を行うモードを分割録音モードと記す。録音モードについては、例えばICレコーダ200の操作部206若しくはカメラ100が接続されている場合には本体120の操作部126の操作によって変更される。
通常録音モードにおける音声ファイルは、音声データ部と音声データ部に付随するヘッダ部とを備えている。ヘッダ部には、録音時刻等に加えて、画像データとの関連を示すサムネイル情報が含まれている。音声データ部にはひとつながりの音声データが格納されている。また、分割録音モードにおける音声ファイルもヘッダ部と音声データ部とを備えている。ヘッダ部は通常録音モードの場合と同じである。音声データ部は、音声データが複数のトラックに分割されており、各々のトラックは微小時間の音声データ(分割音声データ)を格納している。ここで、各トラックへの分割条件、即ち各トラックの有している音声データの格納量は、ある一定の時間(秒)でも良いし、ある一定の記録容量(byte)でも良い。トラックの数が一定数(例えば100等)になるようにしても良い。さらには、各トラックの格納量を変更できるようにしてもよい。これらの分割条件は何れもICレコーダ200の操作部206により設定可能であり、或いは操作部206の操作が無い場合は固定の初期設定値に設定されるようにしても良い。また、カメラ100とICレコーダ200とを接続した場合には、本体120の操作部126によって操作できるようにしても良い。なお、分割録音モードにおける分割条件はヘッダ部に記録される。このようにしておくことで、ヘッダ情報を読み取ることで各トラックが含むデータ格納量が判明する。
以下、分割録音モード時の分割条件をヘッダ部から入手する例を説明する。分かり易い例として、1つのトラックに一定時間t秒の分割音声データを含むように各トラックを定配分した場合には、ヘッダ部に録音開始時刻、録音終了時刻、及び1トラック当たりの情報時間(この場合はt秒)を含ませる。また、各トラックを録音時系列順に配置する。このように分割音声データを配置すれば、ヘッダ部の分割条件を読み取ることにより、あるk番目のトラックの音声データの開始時刻を以下の式(1)に従って計算できる。
録音開始時刻+(k−1)×t(秒) ・・・(1)
別の例として、各トラックに含まれるデータ格納量を同一とした場合には、ヘッダ部に録音開始時刻、録音終了時刻、及び総トラック数(ここでは例えばnとする)情報を含ませる。また、各トラックを録音時系列順に配置する。このとき、あるk番目のトラックの音声データの開始時刻を以下の式(2)に従って計算できる。
録音開始時刻+(録音終了時刻―録音開始時刻)×(k−1)/n ・・・(2)
さらに別の例として、各々のトラックの格納量を異ならせる場合には、各々のトラックの録音開始時刻及び録音時間(若しくは録音終了時刻)をヘッダ部に含ませる。
図3は、本実施形態のカメラ100に記録される画像ファイルのフォーマットを表している。本実施形態における画像ファイルはヘッダ部と画像データ部とを備えている。そして、ヘッダ部には、画像データの取得開始時刻(撮影開始時刻)及び取得終了時刻(撮影終了時刻)に加えて、画像データ部に記録されている画像データが対応する1つ以上の分割音声データに関する対応音声情報が記録されている。この対応音声情報としては、例えば画像データが対応している分割音声データの先頭トラック、終了トラックを示す情報が考えられる。例えば、分割音声データが1〜100トラック存在し、画像データに対応する分割音声データが50〜60トラックに存在する場合には、対応音声情報として「50、60」を記録しておく。この他、対応音声情報として、画像データが対応している分割音声データの開始時刻、終了時刻、再生時間を記録しておくようにしても良い。さらには、画像データが対応している分割音声データを1トラックずつ指定して対応音声情報として記録しておくようにしても良い。この場合、例えば、50〜55トラックが対応する場合には、「50、51、52、53、54、55」を記録する。
図4を参照してカメラ100の制御について説明する。ユーザによる操作部126の操作によりカメラ100の動作モードが設定される。制御部125は、動作モードが撮影モードか否かを判定する(S101)。動作モードが撮影モードである場合、制御部125は、ユーザによる操作部126の操作により撮影開始指示がなされたか否かを判定する(S102)。撮影開始指示がない場合には処理がS108に移行する。撮影開始指示があった場合に、制御部125は、動画撮影を行うか静止画撮影を行うかを判定する(S103)。静止画撮影の場合に、制御部125は、撮像部121を動作させることで静止画像データを取得する静止画撮影を実行する(S104)。静止画撮影の終了後、処理がS107に移行する。また、動画撮影の場合に、制御部125は、撮像部121を連続動作させることで動画像データを取得する動画撮影を実行する(S105)。動画撮影中において、制御部125は、ユーザによる操作部126の操作により撮影終了指示がなされたか否かを判定する(S106)。撮影終了指示がなされていない場合には処理がS105に戻って動画撮影が継続される。撮影終了指示がなされた場合には、処理がS107に移行する。
静止画撮影又は動画撮影の終了後、制御部125は、図3で示すフォーマットに従った画像ファイルを作成し、作成した画像ファイルを記録部123に記録する(S107)。先ず、ICレコーダ200が接続されていない状態を考える。この場合、画像ファイルのヘッダ部には、例えば撮影開始時刻、撮影終了時刻の情報を記録する。そして、これらを後ほどICレコーダ200の録音情報と対応させる。ここで、静止画撮影の場合、撮影開始時刻と撮影終了時刻とがほぼ同時となる。このため、対応させる分割音声データの範囲をある一定期間確保しておかないと音声として意味をなさない可能性がある。この一定期間を確保すべく、対応音声情報を記録する際には、以下の式(3)で示す撮影終了時刻T2を記録するようにすることが望ましい。
T2=T1+TX・・・(3)
(3)のT1は撮影開始時刻を示し、TXはある一定の時間余裕である。この時間余裕TXは自動的に用意しておくようにしても良いし、ユーザの操作部126の操作によって任意の値に変更できるようにしても良い。撮影状況に合わせて、静止画が撮影された時刻に対してT1を前後させるようにしても良い。このT1を前後させる時間幅も操作部126で設定可能として良い。また、ICレコーダ200が接続されている場合には、画像ファイルのヘッダ部には、例えば撮影開始時刻、撮影終了時刻の情報を記録する。さらに、対応音声情報の領域には、撮影開始時刻に対応した分割音声データを示す開始トラック情報と撮影終了時刻に対応した分割音声データを示す終了トラック情報を記録する。なお、撮影開始時刻に対応した分割音声データを示す開始トラック情報と撮影終了時刻に対応した分割音声データを示す終了トラック情報は、ICレコーダ200から録音開始時刻、録音終了時刻、1トラック当たりの情報時間や総トラック数を取得することにより、式(1)や式(2)から同定できる。例えば、関連付け手段の一例としての制御部125は、式(1)や式(2)によって計算される録音開始時刻が、撮影開始時刻に最も近い分割トラックを示す情報を開始トラック情報とし、録音終了時刻が、撮影終了時刻に最も近いトラックの1つ前の分割トラックを示す情報を終了トラック情報とする。また、操作部126を介して指示された期間内の分割音声データを示すトラック情報を記録させても良い。さらに、ICレコーダ200が接続されている場合には画像データのサムネイルをICレコーダ200に送信する。
画像ファイルの作成後、制御部125は、ユーザによる操作部126の操作により電源オフの指示がなされたか否かを判定する(S108)。電源オフの指示があれば制御部125は、カメラ制御を終了する。電源オフの指示が無ければ処理がS101に戻る。
また、カメラ100の動作モードが撮影モードでない場合に、制御部125は、カメラ100の動作モードが再生モードであるか否かを判定する(S111)。動作モードが再生モードでない場合には処理がS101に戻る。また、動作モードが再生モードである場合に、制御部125は、記録部123に記録された画像ファイルの一覧を再生部122に表示させる(S112)。一覧表示の後、制御部125は、ユーザによる操作部126の操作により画像ファイルの選択がなされたか否かを判定する(S113)。画像ファイルの選択がなされていない場合には処理がS119に移行する。画像ファイルの選択がなされた場合に、制御部125は選択された画像ファイルを記録部123から読み出し、読み出した画像ファイルに基づく画像を再生部122によって再生する(S114)。選択画像ファイルの再生後、制御部125は、通信部128の通信状態から、ICレコーダ200が接続されているか否かを判定する(S115)。ICレコーダ200が接続されていない場合には処理がS119に移行する。ICレコーダ200が接続されている場合に、制御部125は、S113において選択された画像ファイルに対応した分割音声データの送信をICレコーダ200に要求する(S116)。この際、対応音声情報に情報が記録されている場合には、その情報によって示されるトラックに対応した分割音声データの送信を要求する。対応音声情報に情報が記録されていない場合には、選択された画像ファイルのサムネイルを送信するとともに、ICレコーダ200に対して録音開始時刻、録音終了時刻、及び1トラック当たりの情報時間(若しくは総トラック数)の送信を要求する。そして、ICレコーダ200から送信された各情報と、選択された画像ファイルに対応した撮影開始時刻、撮影終了時刻とを比較して、選択された画像ファイルに対応した分割音声データを同定する。その後、分割音声データの送信を要求する。また、この場合には、対応音声情報の更新も行う。分割音声データの送信要求後、制御部125は、分割音声データが受信されたか否かを判定する(S117)。対応した分割音声データが受信できなかった場合には処理がS119に移行する。また、対応した分割音声データが受信できた場合に、制御部125は、その対応した分割音声データを再生部122により再生する(S118)。その後、処理がS119に移行する。
S119において、制御部125は、ユーザによる操作部126の操作により再生終了指示がなされたか否かを判定する(S119)。再生終了指示がなされていない場合には処理がS112に戻る。また、再生終了指示がなされた場合には処理がS108に移行する。
図5を参照してICレコーダ200の制御について説明する。ユーザによる操作部206の操作によりICレコーダ200の動作モードが設定される。制御部205は、動作モードが録音モードか否かを判定する(S201)。動作モードが録音モードである場合、制御部205は、通信部207の通信状態から、カメラ100の本体120が接続されているか否かを判定する(S202)。本体120が接続されていない場合に、制御部205は、ユーザによる操作部206の操作により録音開始指示がなされたか否かを判定する(S203)。録音開始指示がない場合には処理がS208に移行する。録音開始指示があった場合に、制御部205は、音声収録部201を動作させて音声データを取得する録音を実行する(S204)。カメラ100が接続されていない場合の音声データは図2(a)に示すひとつなぎの音声データであっても、図2(b)に示す複数トラックの音声データであっても良い。これらを操作部206の操作によって選択できるようにしても良い。録音中において、制御部205は、ユーザによる操作部206の操作により録音終了指示がなされたか否かを判定する(S205)。録音終了指示がなされていない場合には処理がS204に戻って録音が継続される。録音終了指示がなされた場合には、処理がS207に移行する。また、本体120が接続されている場合に、制御部205は、カメラ100と連携しての録音を実行する(S206)。この際、カメラ100において動画撮影が行われる場合には例えば撮影開始指示と同時に録音を開始し、撮影終了指示と同時に録音を終了する。静止画撮影が行われる場合には、例えばカメラ100の接続が検知された時点で録音を開始し、撮影終了指示と同時に録音を終了する。何れの場合であっても分割手段の一例としての制御部205は、図2(b)で示したようにして音声データを定配分するように録音を実行する。この際、音声信号の振幅や音声信号の周波数が略一定の場合に録音を継続してひとつの分割音声データと記録するようにしても良い。このようにすれば、ひとつながりの音声が途中で途切れてしまうようなことがない。
録音終了後、制御部205は、図2で示すフォーマットに従った音声ファイルを作成し、作成した音声ファイルを記録部202に記録する(S207)。図2(a)で示す通常録音モードにおける音声ファイルのヘッダ部の領域には、例えば録音開始時刻、録音終了時刻を記録する。図2(b)で示す分割録音モード時における音声ファイルのヘッダ部の領域には、例えば録音開始時刻、録音終了時刻、1トラック当たりの情報時間の情報を記録し、後ほどカメラ100の画像ファイルと対応させる。ヘッダ部に、分割トラック数と1トラック当たりの容量の情報を記録しても良い。さらに、カメラ100が接続されている場合には、カメラ100から送信されてきたサムネイルもヘッダ部に記録する。
音声ファイルの作成後、制御部205は、ユーザによる操作部206の操作により電源オフの指示がなされたか否かを判定する(S208)。電源オフの指示があれば制御部205は、レコーダ制御を終了する。電源オフの指示が無ければ処理がS201に戻る。
また、ICレコーダ200の動作モードが録音モードでない場合に、制御部205は、ICレコーダ200の動作モードが再生モードであるか否かを判定する(S211)。動作モードが再生モードでない場合には処理がS201に戻る。また、動作モードが再生モードである場合に、制御部205は、カメラ100の本体120が接続されているか否かを判定する(S212)。本体120が接続されていない場合に、制御部205は、記録部202に記録された音声ファイルの一覧を再生部204に表示させる(S213)。一覧表示の後、制御部205は、ユーザによる操作部126の操作により音声ファイルの選択がなされたか否かを判定する(S214)。音声ファイルの選択がなされていない場合には処理がS220に移行する。音声ファイルの選択がなされた場合に、制御部205は選択された音声ファイルを記録部202から読み出し、読み出した音声ファイルに基づく音声を再生部204によって再生する(S215)。選択音声ファイルの再生後、処理がS220に移行する。また、本体120が接続されている場合に、制御部205は、カメラ100からヘッダ部情報の送信要求がなされたか否かを判定する(S216)。ヘッダ部情報の送信要求がなされた場合に、制御部205は、記録部202に記録されている音声ファイルのうちの分割音声データを有する音声ファイルのヘッダ部に記録されている情報をカメラ100に送信する(S217)。ここでは、例として、録音開始時刻、録音終了時刻、1トラック当たりの録音時間等の情報を送信するとする。また、この場合には、関連付けとして、画像ファイルを示すサムネイルを音声ファイルのヘッダ部に記録する。その後、制御部205は、分割音声データの送信要求がなされたか否かを判定する(S218)。分割音声データの送信要求がなされていない場合には処理がS220に移行する。分割音声データの送信要求がなされた場合に、制御部205は、対応する分割音声データをカメラ100に送信する(S219)。その後、処理がS220に移行する。
S220において、制御部205は、ユーザによる操作部206の操作により再生終了指示がなされたか否かを判定する(S220)。再生終了指示がなされていない場合には処理がS212に戻る。また、再生終了指示がなされた場合には処理がS208に移行する。
以上説明したように、本実施形態によれば、カメラ100の画像撮影と音声の録音とを連携させる際には、本来はひとつながりでなる音声データを複数のトラックに分割して記録するようにしている。これにより、画像データに対して、関連のある分割音声データのみを関連付けることが可能となる。また、画像ファイルのヘッダ部に対応音声情報を記録できる領域を設けることにより、仮に、画像ファイルと音声ファイルとが別々に作成されたような場合であっても関連付けを行うことが可能である。
ここで、上述の例では、画像ファイルと分割音声データとの関連付けは、カメラ100とICレコーダ200とを直接連係させて行っている。これに対し、画像ファイルと音声ファイルを個別にサーバ上にアップロードし、サーバ上で関連付けを行っても構わない。
また、図6にICレコーダとカメラの連係の実際について図示する。例えば、ICレコーダ200は図6(a)のような外観である。このICレコーダ200の上面(図6(a)の前面方向)には音声収録部としてのステレオマイク201aが設けられている。また、ICレコーダ200の下面(図6(a)の背面方向)には通信部207の一例としてのUSB端子207aが形成されている。このUSB端子207aは通常は端子キャップ207bによって保護されている。また、カメラ100には図6(b)のようにしてアクセサリ300を介してICレコーダ200と通信するための装着部128aが設けられている。アクセサリ300にはUSB端子300aが形成されており、このUSB端子300aとICレコーダ200のUSB端子207aとを接続した状態で、アクセサリ300をカメラ100の装着部128aに装着することで、カメラ100とICレコーダ200とが通信自在に接続される。勿論、図6で示したものは一例であって、カメラ100とICレコーダ200とが通信自在に接続可能な任意の形態を適用できる。
また、図7は、ユーザが手動で画像ファイルと分割音声データとの関連付けを行うための画面の一例である。この画面は例えばカメラ100の再生部122にて表示される。ここでは、画像ファイルを示す画像を上方に縮小表示(若しくはサムネイル表示)し、分割音声データを下方に表示する例を示している。分割音声データの内容が視覚的に分かり易くなるように、例えば分割音声データ中で音声がある部分を色つき表示し、無音声の部分を白表示する。操作部126による横スクロール操作で画像ファイルの表示が切り替わり、縦スクロール操作で分割音声データの表示が切り替わる。分割音声データはそれぞれ無音声(音量がゼロ)の部分で分割するようにし、各分割音声データ単位で画像ファイルと関連付けることができる。図7の例では画像αは分割音声データAと、画像βは音声データB及び音声データCと、画像γは音声データDと関連付けられ、例えば画像ファイルと音声データとを紐付けで結んで表示することで関連を表している。この画面上で画像αの再生を行うと、音声データAの再生が行われる。また、この画面上で、画像ファイルと分割音声データとの関連付けを自由に変更することもできる。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。ここで、本発明の要旨をまとめると特許請求の範囲に記載したものに加えて以下のようなものを含む。
(1)請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像音声記録システムに設けられ、前記画像データ取得手段、前記分割手段、前記関連付け手段を有し、前記音声データ取得手段が独立して分離可能であることを特徴とする携帯機器。
(2)前記関連付け手段は、前記画像データの取得と前記音声データの取得とが行われている際に前記画像データと前記分割音声データとの関連付けを行うことを特徴とする(1)に記載の携帯機器。
(3)前記関連付け手段は、前記音声データ取得手段が接続されることにより、前記画像データと前記分割音声データとの関連付けを行うことを特徴とする(1)に記載の携帯機器。
(4) 前記画像データと前記分割音声データとはサーバ上に記録され、前記関連付け手段は前記サーバ上にて前記画像データと前記分割音声データとの関連付けを行うことを特徴とする(1)に記載の携帯機器。
100…撮像装置(カメラ)、110…交換レンズ、111…撮像レンズ、112…レンズ制御部、113…通信部、120…本体、121…撮像部、122…再生部、123…記録部、124…時計部、125…制御部、126…操作部、127,128…通信部、200…ICレコーダ、201…音声収録部、202…記録部、203…時計部、204…再生部、205…制御部、206…操作部、207…通信部

Claims (2)

  1. 被写体を撮影して静止画像データを取得する静止画像データ取得手段と、
    撮影時刻に対応する音声データを取得する音声データ取得手段と、
    前記音声データを複数の分割音声データに分割する分割手段と、
    前記静止画像データに1つ以上の前記分割音声データを関連付ける関連付け手段と、
    を有し、
    前記関連付け手段は、前記音声データの取得開始時刻と取得終了時刻とに基づいて前記静止画像データと1つ以上の前記分割音声データとを関連付けるための関連付け情報を生成することを特徴とする画像音声記録システム。
  2. 前記関連付け手段は、前記関連付け情報を前記分割音声データに付随するヘッダ部に記録することを特徴とする請求項に記載の画像音声記録システム。
JP2010007391A 2010-01-15 2010-01-15 画像音声記録システム Expired - Fee Related JP5530192B2 (ja)

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