JP5529482B2 - 無接点充電装置及びその端末装置並びにプログラム - Google Patents

無接点充電装置及びその端末装置並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、無接点充電方式によって端末装置への充電を行う無接点充電装置及びその端末装置並びにプログラムに関する。
一般に、携帯電話機などの端末装置を充電する充電装置として、無接点充電方式(非接触充電方式)、例えば、電磁誘導方式を採用した無接点充電装置にあっては、金属電極が不要となるために防水や防塵構造を確保することができると共に、ショートする危険もなく、また、端末装置を置く向きを気にすることもないなどの様々な利点を有している。
ところで、従来では、充電と並行してコンピュータとの間で通信を可能とした無接点充電装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2009−501000号公報
しかしながら、上述した先行技術の無接点充電装置にあっては、充電と並行して通信を行うことは可能であるが、それ以上の動作までも制御できるものではなかった。
そこで、充電と並行して通信を行う以外にも多様な動作を制御可能とすることも考えられるが、例えば、どのような動作を選択するかは、一連のキー操作によって行わなければならず、ユーザに負担をかけることにもなる。
本発明の課題は、無接点充電装置に端末装置を置くだけで、特別なキー操作を行うことなしに、ユーザの意図した実行動作を制御できるようにすることである。
上述した課題を解決するために請求項1記載の発明は、無接点充電方式によって端末装置への充電を行う無接点充電装置であって、当該無接点充電装置の載置面に前記端末装置が置かれた場合に、当該無接点充電装置に対する前記端末装置自体の向きを検出する向き検出手段と、前記端末装置への通常充電と急速充電との切り替えを行う充電切替手段と、前記向き検出手段によって検出された端末装置自体の向きに応じて前記充電切替手段による前記端末装置への通常充電と急速充電との切り替えを制御する制御手段と、具備したことを特徴とする。
請求項1に従属する発明として、前記端末装置と外部機器との通信を仲介する通信仲介手段を更に備え、前記制御手段は、前記向き検出手段によって検出された向きに応じて前記通信仲介手段による通信を制御する、ようにしたことを特徴とする請求項記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、前記向き検出手段は、複数個設けられていて、この複数個の向き検出手段を構成する構成要素として、当該無接点充電装置側に配設されている複数の構成要素と、前記端末装置側に配設されている複数の構成要素との組み合わせに応じて、その組み合わせ数に応じた種類の向きを検出する、ようにしたことを特徴とする請求項記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、前記制御手段は、前記向き検出手段によって前記端末装置の向きが検出されなかった場合に、当該端末装置への充電を可能状態とする、ようにしたことを特徴とする請求項記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、前記制御手段は、前記端末装置の向きに応じて実行動作を制御する場合に、その実行動作を報知する、ようにしたことを特徴とする請求項記載の発明であってもよい。
また、上述した課題を解決するために請求項記載の発明は、無接点充電装置からの電力エネルギーの供給によって充電される端末装置であって、当該端末装置が前記無接点充電装置の載置面に置かれた場合に、前記無接点充電装置に対する当該端末装置自体の向きを検出する向き検出手段と、前記無接点充電装置に対して通常充電と急速充電との切り替えを指示する充電切替指示手段と、前記向き検出手段により検出された当該端末装置自体の向きに応じて前記充電切替指示手段による前記無接点充電装置に対しての通常充電と急速充電との切り替え指示を制御する制御手段と、を具備したことを特徴とする。
請求項に従属する発明として、前記無接点充電装置を介して外部機器との間で通信を行う通信手段を更に備え、前記制御手段は、前記向き検出手段によって検出された向きに応じて前記通信手段による通信を制御する、ようにしたことを特徴とする請求項記載の発明であってもよい。
請求項に従属する発明として、前記向き検出手段は、複数個設けられていて、この複数個の向き検出手段を構成する構成要素として、前記無接点充電装置側に配設されている複数の構成要素と、当該端末装置側に配設されている複数の構成要素との組み合わせに応じて、その組み合わせ数に応じた種類の向きを検出する、ようにしたことを特徴とする請求項記載の発明であってもよい。
請求項に従属する発明として、前記制御手段は、前記向き検出手段によって当該端末装置の向きが検出されなかった場合に、充電可能な状態とする、ようにしたことを特徴とする請求項記載の発明であってもよい。
請求項に従属する発明として、前記制御手段は、前記無接点充電装置に置かれた向きに応じて実行動作を制御する場合に、その実行動作を報知する、ようにしたことを特徴とする請求項10記載の発明であってもよい。
請求項に従属する発明として、当該端末装置を構成し、開閉可能に取り付けられた複
数の筐体の開閉状態を検出する開閉検出手段を更に備え、前記制御手段は、前記向き検出
手段により検出された向きと前記開閉検出手段によって検出された開閉状態に応じて実行
動作を制御する、ようにしたことを特徴とする請求項11記載の発明であってもよい。
また、上述した課題を解決するために請求項12記載の発明は、無接点充電装置のコンピュータに対して、無接点充電方式によって充電する端末装置が当該無接点充電装置に置かれた場合に、当該無接点充電装置に対する前記端末装置自体の向きを検出する機能と、前記端末装置への通常充電と急速充電との切り替えを行う機能と、前記検出された前記端末装置自体の向きに応じて前記端末装置への通常充電と急速充電との切り替えを制御する機能と、を実現させるためのプログラムを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために請求項13記載の発明は、端末装置のコンピュータに対して、無接点充電方式によって当該端末装置への充電を行う無接点充電装置に当該端末装置が置かれた場合に、前記無接点充電装置に対する当該端末装置自体の向きを検出する機能と、前記無接点充電装置に対して通常充電と急速充電との切り替えを指示する機能と、前記検出された当該端末装置自体の向きに応じて前記無接点充電装置に対しての通常充電と急速充電との切り替え指示を制御する機能と、を実現させるためのプログラムを特徴とする。



本発明によれば、無接点充電装置に端末装置を置くだけで、特別なキー操作を行うことなしに、ユーザの意図した実行動作を制御することができ、利便性が増して、実用効果の高いものとなる。
端末装置として適用した携帯電話機を無接点充電装置に載置させた状態を示した図。 (1)は、無接点充電装置1をその上面側から見た図、(2)は、折り畳んだ状態の携帯電話機2をその背面側から見た図。 折り畳んだ状態の携帯電話機2を無接点充電装置1に載置した際に、携帯電話機2が置かれた向きを示した図。 無接点充電装置1の基本的な構成要素を示したブロック図。 磁気センサX、Yの出力と閾値(1)、(2)、(3)との関係から、磁気センサX、Yにどの磁性体A、Bが対向しているのかを説明するための図。 携帯電話機2の基本的な構成要素を示したブロック図。 無接点充電装置1側に設けられている向き判別テーブルTBLを説明するための図。 電源オンに応じて実行開始される無接点充電装置1の全体動作の概要を示したフローチャート。 第1実施形態の変形例を説明するための図で、(1)は、無接点充電装置1をその上面側から見た図、(2)は、折り畳んだ状態の携帯電話機2をその背面側から見た図。 第1実施形態の変形例を説明するもので、折り畳んだ状態の携帯電話機2を無接点充電装置1に載置した際に、携帯電話機2が置かれた向きを示した図。 第1実施形態の変形例を説明するもので、向き判別テーブルTBLの内容を説明するための図。 第2実施形態において、(1)は、無接点充電装置1をその上面側から見た図、(2)は、折り畳んだ状態の携帯電話機2をその背面側から見た図。 第2実施形態において、携帯電話機2が置かれた向きを示した図で、(1)〜(4)は、携帯電話機2を折り畳んで閉じた状態での向き、(5)〜(8)は、折り畳みを開いた状態での向きを示した図。 第2実施形態において、向き判別テーブルTBLの内容を説明するための図。 第2実施形態において、携帯電話機2の基本的な構成要素を示したブロック図。 第2実施形態において、電源オンに応じて実行開始される携帯電話機2の全体動作の概要を示したフローチャート。
(実施形態1)
以下、図1〜図8を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
本実施形態は、端末装置として携帯電話機に適用した場合を例示したもので、図1は、この携帯電話機を無接点充電装置に載置させた状態を示した図である。
無接点充電装置1は、無接点充電方式(非接触充電方式)、例えば、電磁誘導方式によって、携帯電話機2に対する充電を行うもので、外部機器3に共通ケーブル4を介して接続されている。この無接点充電装置1は、外部機器3側から共通ケーブル4を介して外部供給される電力を電源として動作し、また、共通ケーブル4を介して携帯電話機2と外部機器3との間で行われる通信を仲介するようにしている。なお、携帯電話機2と外部機器3との間では、例えば、携帯電話機2側のスケジュールデータと外部機器3側のスケジュールデータとを整合させるスケジュールシンクロ処理を行うためにスケジュールデータを通信したり、メディアプレイヤーソフトなどを起動させるための起動命令を通信したりするようにしている。
携帯電話機2は、例えば、2つの筐体(操作部筐体、表示部筐体)が開閉可能(折り畳み可能)に取り付けられている折り畳みタイプで、二次電池(例えば、リチウム電池)を電源とし、ユーザは、この二次電池への充電時に携帯電話機2を折り畳んだ状態で充電装置1の上面に載置させるようにしている。なお、図中、SDは、携帯電話機2の表示部を構成するメイン画面、サブ画面のうち、携帯電話機2の背面側に設けられているサブ画面を示している。外部機器3は、例えば、パーソナルコンピュータ、オーディオビジュアル機器などであり、無接点充電装置1を介して携帯電話機2との間でデータの送受信を実行可能となっている。共通ケーブル4は、例えば、USB(UNIVERSAL SERIAL BUS)ケーブルである。
図2は、無接点充電装置1をその上面側から見た図を示すと共に、折り畳んだ状態の携帯電話機2をその背面側から見た図である。
図2(1)は、無接点充電装置1をその上面側から見た図で、無接点充電装置1は、その筐体全体が矩形(略正方形)の平板状をなすもので、その上面は、携帯電話機2を載置させる載置面となっている。無接点充電装置1と携帯電話機2との接続面(載置面)において、その中央部には接触センサTSが配設されている。接触センサTSは、例えば、感圧センサなどで構成されたもので、携帯電話機2が無接点充電装置1に載置(接続)されたことを検出する。
また、無接点充電装置1の載置面の中央部には、無接点接続部を構成する充電用一次コイルCOL(1)が埋め込まれていると共に、その近傍には所定間隔を空けて磁気センサX、Yが埋め込まれている。図2(2)は、携帯電話機2を折り畳んだ状態において、後述する図3(1)に示す上向きの状態をその背面側から見た図である。この携帯電話機2の背面側には、無接点接続部を構成する充電用二次コイルCOL(2)が埋め込まれていると共に、その近傍には所定間隔を空けて磁性体A、Bが埋め込まれている。
この磁気センサX、Y及び磁性体A、Bは、無接点充電装置1に携帯電話機2が載置された際に、無接点充電装置1に対して携帯電話機2がどの向きに載置されたかを検出するための向き検出部(後述する)を構成するもので、この複数の向き検出部を構成する構成要素として、無接点充電装置1側に配設されている複数の構成要素(磁気センサX、Y)と携帯電話機2側に配設されている複数の構成要素(磁性体A、B)との組み合わせに応じて、その組み合わせ数に応じた種類の向きを検出するようにしている。磁性体A、Bは、磁力の異なる永久磁石であり、磁気センサX、Yは、ホール素子によって構成され、無接点充電装置1に携帯電話機2が載置された際に、どの磁性体A、Bが磁気センサX、Yに対向したかに応じてその磁力に相当する起電力を発生することによって、どの磁気センサX、Yにどの磁性体A、Bが対向しているかを検出可能となっている。なお、磁性体A、Bの磁力は、磁性体A>Bの関係となっている。
図3は、折り畳んだ状態の携帯電話機2を無接点充電装置1に載置した際に、携帯電話機2が置かれた向きを示した図である。
携帯電話機2を無接点充電装置1に載置する際に、携帯電話機2の背面側に設けられているサブ画面SDが上側となるように、つまり、磁性体A、Bが下側となるように携帯電話機2を無接点充電装置1に載置すると、無接点充電装置1は、どの磁気センサX、Yがどの磁性体A、Bに対向しているか(組み合わせられたか)に応じて、その組み合わせ数に応じた種類の向きを検出するようにしている。この場合、2つの磁気センサX、Yと2つの磁性体A、Bとの組み合わせ数は、「4」であるから4種類の向きとして、図3(1)に示す上向き、(2)に示す右向き、(3)に示す左向き、(4)に示す下向きを検出するようにしている。
図4は、無接点充電装置1の基本的な構成要素を示したブロック図である。
無接点充電装置1は、制御部11を中核とするもので、この制御部11は、記憶部12内の各種のプログラムに応じてこの無接点充電装置1の全体動作を制御するもので、中央演算処理装置やメモリ(図示省略)などを有している。記憶部12は、ROM、RAMなどの内部メモリで、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、図8に示す動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムが格納されている。また、記憶部12のデータ領域には、この充電装置1の動作に必要な各種の情報が一時記憶されているほか、後述する向き判別テーブルTBLが設けられている。
無接点接続部13は、携帯電話機2が無接点充電装置1に接続(載置)されている状態において、携帯電話機2との間で無接点充電方式(例えば、電磁誘導方式)によって充電を行うもので、充電用一次コイルCOL(1)のほか、充電切替部BC(1)などを有する構成となっている。この無接点接続部13内の充電切替部BC(1)は、“通常充電”、“急速充電”、“充電オフ”を切り替えるもので、例えば、スイッチングトランジスタなどによって構成され、制御部11は、この充電切替部BC(1)に対して、通常充電指示、急速充電指示、充電オフ指示のいずれかを与えることによって“通常充電”、“急速充電”、“充電オフ”のいずれかに切り替えるようにしている。ここで、“急速充電”とは、例えば、“通常充電”で1〜2時間要していた充電を10分〜15分で行う充電方式で、低効率の“通常充電”に対して、高効率の充電方式である。
報知部14は、充電状態を報知するLED(発光ダイオード)などであり、“通常充電”、“急速充電”、“充電オフ”の状態をその発光色を変えたり、点滅状態を変えたりすることによって識別可能に報知する。操作部15には電源オン/オフキーなどが備えられている。
外部機器接続部16は、共通ケーブル4を介して外部機器3に接続される外部接続端子(共通端子)であり、接触センサTSによって携帯電話機2が載置されていることが検出されている状態において、制御部11は、携帯電話機2と外部機器3との間で行われる通信を無接点接続部13、外部機器接続部16を介して仲介するようにしている。向き検出部17は、携帯電話機2が載置された際にその向きを検出するもので、磁気センサX、Yを有する構成となっている。
向き検出部17は、上述の磁気センサX、Yを有すると共に、アナログ/デジタル変換器(図示省略)などを有し、携帯電話機2が載置された際に磁気センサX、Yが携帯電話機2側の磁性体A、Bのいずれを検出したかに応じて携帯電話機2が置かれた向きを検出する構成となっている。ここで、磁性体A、Bの磁力が磁性体A>Bの関係にあり、磁気センサX、Yの出力(起電力)に関する閾値(1)、(2)、(3)の大きさが閾値(1)>閾値(2)>閾値(3)の関係にある場合に、図5に示すように磁気センサX、Yのいずれかに磁性体Aが対向しているものとすると、磁気センサX、Yの出力は、閾値(1)以上となり、また、磁性体Bが対向していると、閾値(1)未満で閾値(2)以上となるため、磁性体A、Bを区別して検出することが可能となっている。
ここで、磁気センサX、Yの出力が閾値(2)未満で閾値(3)以上であれば、どの磁性体A、Bが対向しているのかを検出することができない不定な状態となる。すなわち、図3(1)〜(4)で示した上下左右の4種類の向きではなく、右上斜め向き(右向きと上向き間)、左下斜め向き(左向きと下向き間)などのように、上下左右以外の向きの場合には、磁気センサX、Yの出力は、閾値(2)未満で閾値(3)以上となるために不定な状態となる。なお、磁気センサX、Yの出力が閾値(3)未満の場合には、磁性体A、Bが対抗していない状態(磁性体なし)を検出する。
非接触通信部18は、接触センサTSによって携帯電話機2が無接点充電装置1に接続(載置)されていることが検出されている状態において、携帯電話機2との間で非接触通信によってデータの送受信を行うもので、例えば、非接触ICカード、Bluetooth(登録商標)、赤外線通信などの非接触タイプの近距離通信手段によって構成されている。この場合、無接点充電装置1は、非接触通信部18を介して携帯電話機2と外部機器3との間での通信を仲介し、非接触通信部18を介して携帯電話機2から受信したデータを、共通ケーブル4を介して外部機器3に送信したり、逆に、外部機器3から共通ケーブル4を介して受信したデータを、非接触通信部18を介して携帯電話機2に送信したりする。なお、接触センサTSは、上述したように携帯電話機2が無接点充電装置1に載置(接続)されたことを検出するもので、その載置の検出に応じて向き検出部17は、携帯電話機2が載置された向きを検出する。
図6は、携帯電話機2の基本的な構成要素を示したブロック図である。
携帯電話機2は、無接点充電装置1から発生された電力エネルギーの供給によって充電されるもので、次のように構成されている。すなわち、携帯電話機2は、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)などが備え、最寄りの基地局(図示省略)を介して他の携帯電話機(図示省略)に接続されると、この他の携帯電話機との間で通話可能な状態となる。また、携帯電話機2は、無線通信網を介してインターネット(図示省略)に接続されると、電子メールの送受信が可能となったり、Webページを閲覧可能となったりする。制御部201は、二次電池BT(例えば、リチウム電池)を備えた電源部202からの電力供給によって動作し、記憶部203内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話機2の全体動作を制御するもので、この制御部201にはCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。
記憶部203は、ROM、RAMなどの内部メモリで、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、本実施形態を実現するためのプログラムが格納されている。また、記憶部203のデータ領域には、この携帯電話機2の動作に必要な各種の情報が一時記憶されている。なお、記憶部203は、例えば、SDカード、ICカードなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、図示しない所定の外部サーバ上にあってもよい。無接点接続部204は、携帯電話機2が無接点充電装置1に接続(載置)されている状態において、無接点充電装置1との間で無接点充電方式(例えば、電磁誘導方式)に電源部202内の二次電池BTに対する充電が行われるもので、充電用二次コイルCOL(2)を有する構成となっている。
無線通信部205は、図示しない無線部、ベースバンド部、多重分離部などを備え、例えば、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能などの動作時に、最寄りの基地局(図示省略)との間でデータの送受信を行うもので、通話機能の動作時にはベースバンド部の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調した後、電話部206を介して通話用スピーカSPから音声出力させ、また、通話用マイクMCからの入力音声データを電話部206から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化した後、ベースバンド部の送信側に与えてアンテナANから発信出力させる。
表示部207は、高精細液晶や有機ELを使用し、例えば、待受画像、アイコン、日時情報のほか、テキストデータ、メール、Webページなどを表示するもので、携帯電話機2の表面側(内側)に設けられたメイン画面MDと、携帯電話機2の背面側に設けられたサブ画面SDとを有している。なお、表示部207は携帯電話機2に備えられている表示部としたが、外部モニタなど、任意の外部表示装置であってもよい。操作部208は、電源オン/オフキー、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを入力するもので、制御部201は、この操作部208からの入力操作信号に応じた処理を実行する。
報知部209は、サウンドスピーカIF1、発光ダイオードIF2、振動モータIF3を備え、着信時に駆動されて着信報知を行うほか、アラーム報知時、充電時にも駆動される。非接触通信部210は、接触センサTSによって携帯電話機2が無接点充電装置1に接続(載置)されていることが検出されている状態において、無接点充電装置1との間で非接触通信によってデータの送受信を行うもので、例えば、非接触ICカード、Bluetooth(登録商標)、赤外線通信などの非接触タイプの近距離通信手段によって構成されている。携帯電話機2は、非接触通信部210を介して無接点充電装置1からのデータを受信したり、外部機器3に送信したりする。なお、磁性体A、Bは、上述したように、無接点充電装置1の向き検出部17を構成する構成要素である。
図7は、無接点充電装置1側に設けられている向き判別テーブルTBLを説明するための図である。
向き判別テーブルTBLは、磁気センサX、Yが磁性体A、Bのいずれの磁性体を検出したかに応じて携帯電話機2の向きを判別したり、この向きに応じて実行する無接点充電装置1の実行動作(処理)を判別したりする際に使用されるテーブルで、「向き」、「磁気センサの検出する磁性体」、「処理」を記憶する構成となっている。「向き」は、図3(1)〜(4)の“上向き”、“右向き”、“左向き”、“下向き”を示している。「磁気センサの検出する磁性体」は、磁気センサX、Yが磁性体A、Bのいずれの磁性体を検出したかを示したもので、どの磁気センサX、Yがどの磁性体A、Bを検出したか(組み合わせられたか)を示し、その組み合わせ数は4種類となっている。
すなわち、(1)、磁気センサXが磁性体Aを検出した場合(磁気センサXに磁性体Aが対向した場合)と磁気センサYが磁性体Bを検出した場合(磁気センサYに磁性体Bが対向した場合)の組み合わせ(磁気センサX=磁性体A、磁気センサY=磁性体B)、(2)、磁気センサXが磁性体を検出しなかった場合と磁気センサYが磁性体Aを検出した場合の組み合わせ(磁気センサX=なし、磁気センサY=磁性体A)、(3)、磁気センサXが磁性体Bを検出した場合と磁気センサYが磁性体を検出しなかった場合の組み合わせ(磁気センサX=磁性体B、磁気センサY=なし)、(4)、磁気センサX、Yが磁性体を検出しなかった場合(磁気センサX=なし、磁気センサY=なし)の4種類である。
「処理」は、無接点充電装置1が行う実行動作で、携帯電話機2の4種類の向きに対応して、“通常充電を開始”、“通常充電と外部機器との通信を開始”、“外部機器との通信を開始”、“急速充電を開始”の4種類を有している。ここで、図示の例において、「向き」、「磁気センサの検出する磁性体」、「処理」との対応関係は、次のようになっている。すなわち、「磁気センサの検出する磁性体」が(磁気センサX=磁性体A、磁気センサY=磁性体B)の場合には、「向き」として“上向き”、「処理」として“通常充電を開始”が対応付けられている。(磁気センサX=なし、磁気センサY=磁性体A)の場合には、「向き」として“右向き”、「処理」として“通常充電と外部機器との通信を開始”が対応付けられている。(磁気センサX=磁性体B、磁気センサY=なし)の場合には、「向き」として“左向き”、「処理」として“外部機器との通信を開始”が対応付けられている。(磁気センサX=なし、磁気センサY=なし)の場合には、「向き」として“下向き”、「処理」として“急速充電を開始”が対応付けられている。
次に、第1実施形態における無接点充電装置1の動作概念を図8に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、このフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなど伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施形態においても同様であり、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。
図8は、電源オンに応じて実行開始される無接点充電装置1の全体動作の概要を示したフローチャートである。
先ず、制御部11は、電源オンに伴ってメモリ内容などを初期化した後(ステップA1)、携帯電話機2が接続(載置)されたことが接触センサTSによって検出されたか否かを調べ(ステップA2)、携帯電話機2が接続(載置)されるまで待機状態となる。いま、携帯電話機2が接続(載置)されたことが検出されたときには(ステップA2でYES)、向き検出部17によって携帯電話機2の向きを検出することができるか、つまり、携帯電話機2の向きが上下左右のいずれかであるかを検出することができたか否かを調べる(ステップA3)。
いま、例えば、右上斜め向き、左下斜め向きなどのように上下左右以外の向きの場合、つまり、携帯電話機2の向きが検出することができなかった場合には(ステップA3でNO)、図5に示したように、磁気センサX、Yの出力が閾値(2)未満で閾値(3)以上であり、磁気センサX、Yと磁性体A、Bとの対向関係を検出することができない不定状態となっているために、ステップA9に移り、無接点接続部13内の充電切替部BC(1)に対して通常充電指示を与え、通常充電可能な状態に切り替えて通常充電を開始させる。そして、報知部14を駆動して通常充電中であることを、例えば、青色発光によって報知させる(ステップA10)。以下、携帯電話機2の載置が外されて、その接続が解除されたことが接触センサTSによって検出されたかを調べ(ステップA11)、携帯電話機2が外されるまで上述のステップA9に戻り、通常充電をそのまま継続させる。いま、充電完了あるいは充電途中で携帯電話機2が外されたときには(ステップA11でYES)、充電切替部BC(1)に対して通常オフ指示を与え、充電を停止させた後(ステップA8)、上述のステップA2に戻る。
また、向き検出部17によって携帯電話機2の向きを検出することができた場合には(ステップA3でYES)、つまり、“磁気センサX=磁性体A、磁気センサY=磁性体B”によって上向きが検出されたり、“磁気センサX=なし、磁気センサY=磁性体A”によって右向きかが検出されたり、“磁気センサX=磁性体B、磁気センサY=なし”によって左向きが検出されたり、“磁気センサX=なし、磁気センサY=なし”によって下向きが検出されたりした場合には、向き判別テーブルTBLを参照し(ステップA4)、検出した向きに対応付けられている「処理」を読み出してその動作を実行する(ステップA5)。そして、報知部14を駆動して実行動作の種類を報知させた後(ステップA6)、携帯電話機2の載置が外されて接続が解除されたことが接触センサTSによって検出されたかを調べ(ステップA7)、以下、携帯電話機2が外されるまで上述のステップA5に戻って、その実行動作をそのまま継続させる。
例えば、上向きが検出されたときには上述の通常充電を開始させ、右向きが検出されたときには通常充電と共に、携帯電話機2と外部機器3との間での通信を開始させ、左向きが検出されたときには携帯電話機2と外部機器3との間での通信を開始させ、下向きが検出されたときには無接点接続部13内の充電切替部BC(1)に対して急速充電指示を与え、急速充電が可能な状態に切り替えて急速充電を開始させる。ここで、接触センサTSによって携帯電話機2が外されたことが検出されると(ステップA7でYES)、現在実行中の動作を停止させた後(ステップA8)、上述のステップA2に戻る。この場合、充電途中で携帯電話機2の向きを変更するために、携帯電話機2を外して置き直したときには、変更後の向きに応じた動作の実行に変更されるが、通信途中のときには、その通信が完了するまで携帯電話機2の置き直しを禁止する旨のメッセージを報知するようにしてもよい。
以上のように、第1実施形態において無接点充電装置1は、携帯電話機2が置かれた向きを検出すると共に、この向きに応じて実行動作を制御するようにしたので、特別なキー操作を行うことなしに、ユーザの意図した実行動作を選択することができるなど、利便性が増して、実用効果の高いものとなる。
無接点充電装置1の制御部11は、その無接点接続部13内に設けられている充電切替部BC(1)に対して、携帯電話機2の向きに応じて通常充電指示、急速充電指示のいずれかを与えることによって“通常充電”、“急速充電”のいずれかに切り替えるようにしたので、携帯電話機2の向きに応じて携帯電話機2への充電方法を切り替えることができる。
無接点充電装置1の制御部11は、携帯電話機2が載置されている状態において、携帯電話機2と外部機器3との間で行う通信を仲介する場合に、携帯電話機2の向きに応じてその通信を制御するようにしたので、例えば、スケジュールデータの送受信やメディアプレイヤーソフトの起動などの送受信を制御することができる。
無接点充電装置1の制御部11は、どの磁気センサX、Yが携帯電話機2側のどの磁性体A、Bに組み合わせられたかに応じて、その組み合わせ数に応じた種類の向きを検出するようにしたので、磁気センサX、Yの数が少なくても多くの向きに対応して多くの実行動作を行うことができる。
無接点充電装置1の制御部11は、携帯電話機2の向きが検出されなかった場合、例えば、右上斜め向き、左下斜め向きなど、上下左右以外の向きの場合には、携帯電話機2を充電するようにしたので、向きの数を更に増やすことができるほか、向きを間違えたとしても充電だけは確実に行うことが可能となる。
無接点充電装置1の制御部11は、携帯電話機2の向きに応じて実行動作を制御する場合に、その実行動作を報知するようにしたので、ユーザにあっては、どのような動作が実行されているかを容易に確認することができる。
なお、上述した第1実施形態においては、2つの磁気センサX、Yと2つの磁性体A、Bを設け、その組み合わせ数に応じて4種類の向きを検出するようにしたが、これに限らず、図9に示すように、3つの磁気センサX、Y、Zと3つの磁性体A、B、Cを設け、その組み合わせ数に応じて6種類の向きを検出するようにしてもよい。図9(1)は、無接点充電装置1をその上面側から見た図で、無接点充電装置1の上面(載置面)の中央部には、無接点接続部を構成する充電用一次コイルCOL(1)が埋め込まれていると共に、その近傍には所定間隔を空けて磁気センサX、Y、Zが埋め込まれている。図9(2)は、携帯電話機2を折り畳んだ状態において、上述した図3(1)に示す上向き状態をその背面側から見た図で、この携帯電話機2の背面側には、無接点接続部を構成する充電用二次コイルCOL(2)が埋め込まれていると共に、その近傍には所定間隔を空けて磁性体A、B、Cが埋め込まれている。
図10は、折り畳んだ状態の携帯電話機2を無接点充電装置1に載置した際に、携帯電話機2が置かれた向きを示した図である。この場合、磁気センサX、Y、Zがどの磁性体A、B、Cに対向しているか(組み合わせられたか)に応じて、その組み合わせ数に応じた種類の向きを検出するようにしている。この場合、3つの磁気センサX、Y、Zと3つの磁性体A、B、Cとの組み合わせ数は、「6」であるから6種類の向きとして、図10(1)の“上向き”、(2)の“右向き60°”、(3)の“右向き120°”、(4)の“左向き60°”、(5)の“左向き120°”、(6)の“下向き”を検出するようにしている。
図11は、第1実施形態の変形例として、3つの磁気センサX、Y、Zと3つの磁性体A、B、Cの場合における向き判別テーブルTBLの内容を説明するための図で、第1実施形態と同様に「向き」、「磁気センサの検出する磁性体」、「処理」の項目を有している。
「向き」は、図10(1)〜(6)に示す上向き、“右向き60°”、“右向き120°”、“左向き60°”、“左向き120°”、“下向き”の6種類となっている。「磁気センサの検出する磁性体」は、上向きに対応して“磁気センサX=磁性体A、磁気センサY=磁性体B、磁気センサZ=磁性体C”となり、右向き60°に対応して“磁気センサX=なし、磁気センサY=磁性体A、磁気センサZ=磁性体B”となり、右向き120°に対応して“磁気センサX=なし、磁気センサY=なし、磁気センサZ=磁性体A”となり、左向き60°に対応して“磁気センサX=磁性体B、磁気センサY=磁性体C、磁気センサZ=なし”となり、左向き120°に対応して“磁気センサX=磁性体C、磁気センサY=なし、磁気センサZ=なし”となり、下向きに対応して“磁気センサX=なし、磁気センサY=なし、磁気センサZ=なし”となっている。
「処理」は、上向きに対応して“通常充電を開始”となり、右向き60°に対応して“通常充電と外部機器の通信を開始”となり、右向き120°に対応して“通常充電と外部機器の通信を開始及びマナーモード”となり、左向き60°に対応して“外部機器の通信を開始”となり、左向き120°に対応して“外部機器の通信を開始及びマナーモード”となり、下向きに対応して“急速充電を開始”となっている。なお、「処理」に“マナーモード”が記憶されている場合には、着信報知の仕方として着信音の発生に代わってバイブレーション報知を行うことを示している。
このように3つの磁気センサX、Y、Zと3つの磁性体A、B、Cを設けた場合でも、無接点充電装置1側では上述した図8のフローチャートと同様の処理が行われる。この場合においても携帯電話機2が置かれた向きに応じて実行動作を制御することができるほか、制御可能な動作数(処理数)を増やすことが可能となる。
なお、図9〜図11は、3つの磁気センサX、Y、Zと3つの磁性体A、B、Cを設けた場合を示したが、4つの磁気センサと4つの磁性体を設けて8種類の向きを検出するようにしてもよい。
(実施形態2)
以下、この発明の第2実施形態について図12〜図16を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態においては、無接点充電装置1に適用した場合を示し、携帯電話機2が置かれた向きに応じて実行動作を制御するようにしたが、この第2実施形態においては、携帯電話機2に適用した場合を示し、無接点充電装置1に置かれた向きに応じて実行動作を制御するようにしたものである。ここで、両実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
図12は、無接点充電装置1をその上面側から見た図を示すと共に、折り畳んだ状態の携帯電話機2をその背面側から見た図である。
図12(1)は、無接点充電装置1をその上面側から見た図で、無接点充電装置1の上面(載置面)の中央部には、無接点接続部を構成する充電用一次コイルCOL(1)が埋め込まれていると共に、その近傍には所定間隔を空けて磁性体A、Bが埋め込まれている。図12(2)は、携帯電話機2を折り畳んだ状態において、図3(1)に示す上向き状態をその背面側から見た図で、この携帯電話機2の背面側には、無接点接続部を構成する充電用二次コイルCOL(2)が埋め込まれていると共に、その近傍には所定間隔を空けて磁気センサX、Yが埋め込まれている。また、無接点充電装置1と携帯電話機2との接続面(載置面)において、それらの中央部には対応する接触センサTSが配設されている。
図13は、折り畳んで閉じた状態の携帯電話機2を無接点充電装置1に載置した際に、携帯電話機2が置かれた向きを示すほか、折り畳みを開いた状態の携帯電話機2を無接点充電装置1に載置した際に、携帯電話機2が置かれた向きを示した図である。図13(1)〜(4)は、携帯電話機2を折り畳んで閉じた状態において磁気センサX、Yがどの磁性体A、Bに対向しているか(組み合わせられたか)に応じて、その組み合わせ数に応じた4種類の向きとして、第1実施形態と同様に、“上向き”、“右向き”、“左向き”、“下向き”を示している。図13(5)〜(8)は、折り畳みを開いた状態において磁気センサX、Yがどの磁性体A、Bに対向しているか(組み合わせられたか)に応じて、その組み合わせ数に応じた4種類の向きとして、“上向き”、“右向き”、“左向き”、“下向き”を示している。
図14は、第2実施形態の向き判別テーブルTBLの内容を説明するための図で、第1実施形態と同様に「向き」、「磁気センサの検出する磁性体」、「処理」のほか、「開閉状態」の項目を有している。「開閉状態」は、携帯電話機2を折り畳んで閉じた状態の“閉”と、開いた状態の“開”を示し、この“閉”に対応する「向き」、「磁気センサの検出する磁性体」、「処理」の場合は、第1実施形態と同様となっているが、“開”に対応する「向き」は、図13(5)〜(8)に示すように“上向き”、“右向き”、“左向き”、“下向き”となっている。
「開閉状態」が“開”の「磁気センサの検出する磁性体」は、上向きに対応して“磁気センサX=磁性体A、磁気センサY=磁性体B”となり、右向きに対応して“磁気センサX=磁性体B、磁気センサY=なし”となり、左向きに対応して“磁気センサX=なし、磁気センサY=磁性体A”となり、下向きに対応して“磁気センサX=なし、磁気センサY=なし”となっている。また、「開閉状態」が“開”の「処理」は、上向きに対応して“通常充電を開始及びマナーモード”となり、右向きに対応して“通常充電と外部機器の通信を開始及びマナーモード”となり、左向きに対応して“外部機器の通信を開始及びマナーモード”となり、下向きに対応して“急速充電を開始及びマナーモード”となっている。
図15は、第2実施形態において携帯電話機2の基本的な構成要素を示したブロック図である。なお、第2実施形態の無接点充電装置1は、図4(第1実施形態)の構成要素と基本的に同様であるので、それを図示省略するが、図4と相違する点は、次のとおりである。すなわち、第2実施形態の無接点充電装置1には、図4で示した向き検出部17、向き判別テーブルTBL、接触センサTSを有しない点、磁性体A、Bを有する点であり、そのほかは図4と基本的に同様の構成となっている。以下、第2実施形態の携帯電話機2について説明する。
携帯電話機2は、無接点充電装置1から発生された電力エネルギーの供給によって充電されるもので、図6で示したように制御部201を中核として、二次電池BTを備えた電源部202、記憶部203、無接点接続部204、無線通信部205、電話部206、表示部207、操作部208、報知部209、非接触通信部210、接触センサTSを有するほか、開閉検出部211、向き検出部212を有する構成となっている。
記憶部203は、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、図16に示す動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムが格納されている。また、記憶部203のデータ領域には、この携帯電話機2の動作に必要な各種の情報が一時記憶されているほか、後述する向き判別テーブルTBLが設けられている。無接点接続部204は、携帯電話機2が無接点充電装置1に接続(載置)されている状態において、無接点充電装置1との間で無接点充電方式(例えば、電磁誘導方式)によって、電源部202内の二次電池BTに対する充電が行われるもので、充電用二次コイルCOL(2)のほか、充電切替部BC(2)などを有する構成となっている。この無接点接続部204内の充電切替部BC(2)は、“通常充電”、“急速充電”、“充電オフ”を切り替えるもので、例えば、スイッチングトランジスタなどによって構成され、制御部201は、この充電切替部BC(2)に対して、通常充電指示、急速充電指示、充電オフ指示のいずれかを与えることによって“通常充電”、“急速充電”、“充電オフ”のいずれかに切り替えるようにしている。
開閉検出部211は、折り畳みタイプの携帯電話機2において、2つの筐体(操作部筐体、表示部筐体)が開閉状態として、2つの筐体の折り畳みを開いた開状態と、2つの筐体を折り畳んで閉じた閉状態とを検出するものである。なお、着信報知の仕方として周囲への影響を考慮した“マナーモード”に設定されている場合には、サウンドスピーカIF1からの着信音の発生に代わって振動モータIF3によるバイブレーション報知を行うようにしている。向き検出部212は、上述の磁気センサX、Yを有すると共に、アナログ/デジタル変換器などを有し、無接点充電装置1に載置させた際に磁気センサX、Yが無接点充電装置1側の磁性体A、Bのいずれを検出したかに応じて携帯電話機2が置かれた向きを検出するもので、上述した第1実施形態と同様の構成となっている。
図16は、第2実施形態において、電源オンに応じて実行開始される携帯電話機2の全体動作の概要を示したフローチャートである。
先ず、携帯電話機2の制御部201は、電源オンに伴ってメモリ内容などを初期化すると共に、着信や操作待ちの状態となる(ステップB1)。この待ち受け状態において、電話着信を検出した場合に(ステップB2でYES)、回線接続させるオフフック操作が行われたときには(ステップB3でYES)、その操作に応答して、通話可能状態とする通話処理に移る(ステップB4)。この通話状態において、オンフック操作が行われると(ステップB5でYES)、その操作に応答して、通話を切断する終話処理を行った後(ステップB6)、上述のステップB2に戻る。また、待ち受け状態において、その他の操作が行われたときには(ステップB18でYES)、その操作に対応する処理として、例えば、発信処理などを行った後(ステップB19)、上述のステップB2に戻る。
一方、無接点充電装置1に載置されたことが接触センサTSによって検出されると(ステップB7でYES)、向き検出部212によって携帯電話機2の向きを検出することができたか、つまり、携帯電話機2の向きが上下左右のいずれかであるかを検出することができたかを調べる(ステップB8)。いま、例えば、右上斜め向き、左下斜め向きなどのように上下左右以外の向きで携帯電話機2の向きが検出することができなかった場合、つまり、図5に示したように、磁気センサX、Yの出力が閾値(2)未満で閾値(3)以上であれば(ステップB8でNO)、磁気センサX、Yと磁性体A、Bとの対向関係を検出することができない不定状態となっているために、ステップB15に移り、無接点接続部204内の充電切替部BC(2)に対して通常充電指示を与え、通常充電が可能な状態に切り替えて通常充電を開始させる。
そして、報知部209を駆動して通常充電中であることを、例えば、青色発光によって報知させる(ステップB16)。以下、無接点充電装置1への載置が外されて、その接続が解除されたことが接触センサTSによって検出されたかを調べ(ステップB17)、無接点充電装置1から外されるまで上述のステップB15に戻り、通常充電を継続させる。いま、充電完了あるいは充電途中で無接点充電装置1から外されたときには(ステップB17でYES)、充電切替部BC(1)に対して通常オフ指示を与え、充電を停止させた後(ステップB14)、上述のステップB2に戻る。
また、向き検出部212によって携帯電話機2の向きを検出することができた場合には(ステップB8でYES)、つまり、“磁気センサX=磁性体A、磁気センサY=磁性体B”によって上向きが検出されたり、“磁気センサX=磁性体B、磁気センサY=なし”によって右向きかが検出されたり、“磁気センサX=なし、磁気センサY=磁性体A”によって左向きが検出されたり、“磁気センサX=なし、磁気センサY=なし”によって下向きが検出されたりした場合には、開閉検出部211の検出結果(開状態/閉状態)を取得する(ステップB9)。そして、向き検出部212及び開閉検出部211の検出結果に基づいて向き判別テーブルTBLを参照し(ステップB10)、それに対応付けられている「処理」を読み出してその動作を実行する(ステップB11)。そして、報知部209を駆動して実行動作の種類を報知させた後(ステップB12)、無接点充電装置1への載置が外されて接続が解除されたことが接触センサTSによって検出されたかを調べ(ステップB13)、無接点充電装置1から外されるまで上述のステップB11に戻って、その実行動作を継続させる。
例えば、閉状態において、上向きが検出されたときには上述の通常充電を開始させ、右向きが検出されたときには通常充電と共に、携帯電話機2と外部機器3との間での通信を開始させ、左向きが検出されたときには携帯電話機2と外部機器3との間での通信を開始させ、下向きが検出されたときには無接点接続部13内の充電切替部BC(1)に対して急速充電指示を与え、急速充電が可能な状態に切り替えて急速充電を開始させる。また、開状態において、上向きが検出されたときには通常充電を開始させると共に、マナーモードに設定し、右向きが検出されたときには通常充電と共に携帯電話機2と外部機器3との間での通信を開始させ、更に、マナーモードに設定し、左向きが検出されたときには携帯電話機2と外部機器3との間での通信を開始させると共にマナーモードに設定し、急速充電を開始させると共に、マナーモードに設定する。
ここで、接触センサTSによって無接点充電装置1から外されたことが検出されると(ステップB13でYES)、現在実行中の動作を停止させた後(ステップB14)、上述のステップB2に戻る。この場合、充電途中で携帯電話機2の向きを変更するために、携帯電話機2を外して置き直したときには、変更後の向きに応じた動作の実行に変更されるが、通信途中のときには、その通信が完了するまで携帯電話機2の置き直しを禁止する旨のメッセージを報知するようにしてもよい。
以上のように、第2実施形態において携帯電話機2は、無接点充電装置1に置かれた向きを検出すると共に、この向きに応じて実行動作を制御するようにしたので、特別なキー操作を行うことなしに、ユーザの意図した実行動作を制御することができ、利便性が増して、実用効果の高いものとなる。
携帯電話機2の制御部201は、その無接点接続部204内に設けられている充電切替部BC(2)に対して、携帯電話機2の向きに応じて通常充電指示、急速充電指示のいずれかを与えることによって“通常充電”、“急速充電”のいずれかに切り替えるようにしたので、携帯電話機2の向きに応じて電源部202内の二次電池BTに対する充電方法を切り替えることができる。
携帯電話機2の制御部201は、無接点充電装置1に載置されている状態において、無接点充電装置1を介して外部機器3との間で行う通信を携帯電話機2の向きに応じて制御するようにしたので、例えば、スケジュールデータの送受信やメディアプレイヤーソフトの起動などの送受信を制御することができる。
携帯電話機2の制御部201は、どの磁気センサX、Yが無接点充電装置1側のどの磁性体A、Bに組み合わせられたかに応じて、その組み合わせ数に応じた種類の向きを検出するようにしたので、磁気センサX、Yの数が少なくても多くの向きに対応して多くの実行動作を制御することができる。
携帯電話機2の制御部201は、携帯電話機2の向きが検出されなかった場合、例えば、右上斜め向き、左下斜め向きなど、上下左右以外の向きの場合には、二次電池BTに対して充電を行うようにしたので、向きの数を更に増やすことができるほか、向きを間違えたとしても充電だけは確実に行うことが可能となる。
携帯電話機2の制御部201は、携帯電話機2の向きに応じて実行動作を制御する場合に、その実行動作を報知するようにしたので、ユーザにあっては、どのような動作が実行されているかを容易に確認することができる。
携帯電話機2の制御部201は、開閉検出部211及び向き検出部212の検出結果に基づいて実行動作を制御するようにしたので、特別なキー操作を行うことなしに、多くの実行動作を制御することができる。
なお、上述した各実施形態においては、無接点充電装置1と携帯電話機2との接続面(載置面)に、対応する接触センサTSを配設することによって携帯電話機2が無接点充電装置1に載置されたことを検出するようにしたが、それらの接続の検出は、例えば、電磁誘導作用を利用して検出するようにしてもよい。この場合、電磁誘導作用によって発生された起電力が所定値よりも大きいか否かによって携帯電話機2が無接点充電装置1に載置されたことを検出するようにしてもよい。このように載置の検出に磁場を利用する場合には、載置を検出した後に、無接点充電装置1側の充電用一次コイルCOL(1)への通電を一時的に遮断してから携帯電話機2の向きの検出を検出するようにすればよい。この場合、向きを検出した後に無接点充電装置1側の充電用一次コイルCOL(1)への通電を開始するようにすればよい。
また、上述した各実施形態においては、無接点充電装置1に携帯電話機2を載置するようにしたが、載置以外の接続として、それらの近接などを検出するようにしてもよい。この場合、例えば、超音波センサ、赤外線センサなどによって近接検出を行えばよい。
上述した各実施形態においては、携帯電話機2の向きを検出する磁気センサX、Yとして、ホール素子を使用したが、例えば、磁気抵抗素子を用いてホイートストン・ブリッジを構成した磁気センサであってもよく、磁気センサX、Y、磁性体A、Bを使用した磁気センサに限らず、発光素子、受光素子を使用した光センサなどであってもよい。
上述した各実施形態においては、無接点充電装置1と外部機器3とを1本の共通ケーブル4で接続して電源を外部機器3側から取るようにしているが、無接点充電装置1と外部機器3とは通信のみを行い、無接点充電装置1の電源は、商用電源への直接接続によって得るようにしてもよい。また、無接点充電装置1と外部機器3との接続は、ケーブル接続に限らず、無線LAN、Bluetooth(登録商標)や赤外線通信などを利用して行うようにしてもよい。
上述した各実施形態においては、携帯電話機2の向きに応じて実行動作を制御する場合、充電の開始を制御する場合に限らず、充電の終了や一時停止などを制御する場合であってもよく、同様に、通信の開始を制御する場合に限らず、通信の終了や一時停止などを制御する場合であってもよく、また、携帯電話機2の向きに応じてデータ種を変更するなど、実行動作の制御は、任意である。
上述した各実施形態においては、携帯電話機2に適用した場合を示したが、二次電池内蔵のPDA、音楽プレイヤー、それらの複合機、又はテレビ放送やラジオ放送を受信する放送受信装置など、任意の装置であってもよい。
上述した各実施形態において示した“装置”や“機”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
1 無接点充電装置
2 携帯電話機
3 外部機器
11、201 制御部
12、203 記憶部
13、204 無接点接続部
14、209 報知部
16 外部機器接続部
17、212 向き検出部
18、210 非接触通信部
202 電源部
211 開閉検出部
A、B、C 磁性体
BC(1)、BC(2) 充電切替部
BT 二次電池
TBL 向き判別テーブル
TS 接触センサ
X、Y、Z 磁気センサ

Claims (13)

  1. 無接点充電方式によって端末装置への充電を行う無接点充電装置であって、
    当該無接点充電装置の載置面に前記端末装置が置かれた場合に、当該無接点充電装置に対する前記端末装置自体の向きを検出する向き検出手段と、
    前記端末装置への通常充電と急速充電との切り替えを行う充電切替手段と、
    前記向き検出手段によって検出された端末装置自体の向きに応じて前記充電切替手段による前記端末装置への通常充電と急速充電との切り替えを制御する制御手段と、
    を具備したことを特徴とする無接点充電装置。
  2. 前記端末装置と外部機器との通信を仲介する通信仲介手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記向き検出手段によって検出された向きに応じて前記通信仲介手段による通信を制御する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の無接点充電装置。
  3. 前記向き検出手段は、複数個設けられていて、この複数個の向き検出手段を構成する構成要素として、当該無接点充電装置側に配設されている複数の構成要素と、前記端末装置側に配設されている複数の構成要素との組み合わせに応じて、その組み合わせ数に応じた種類の向きを検出する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の無接点充電装置。
  4. 前記制御手段は、前記向き検出手段によって前記端末装置の向きが検出されなかった場合に、当該端末装置への充電を可能状態とする、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の無接点充電装置。
  5. 前記制御手段は、前記端末装置の向きに応じて実行動作を制御する場合に、その実行動作を報知する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の無接点充電装置。
  6. 無接点充電装置からの電力エネルギーの供給によって充電される端末装置であって、
    当該端末装置が前記無接点充電装置の載置面に置かれた場合に、前記無接点充電装置に対する当該端末装置自体の向きを検出する向き検出手段と、
    前記無接点充電装置に対して通常充電と急速充電との切り替えを指示する充電切替指示手段と、
    前記向き検出手段により検出された当該端末装置自体の向きに応じて前記充電切替指示手段による前記無接点充電装置に対しての通常充電と急速充電との切り替え指示を制御する制御手段と、
    を具備したことを特徴とする端末装置。
  7. 前記無接点充電装置を介して外部機器との間で通信を行う通信手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記向き検出手段によって検出された向きに応じて前記通信手段による通信を制御する、
    ようにしたことを特徴とする請求項に記載の端末装置。
  8. 前記向き検出手段は、複数個設けられていて、この複数個の向き検出手段を構成する構成要素として、前記無接点充電装置側に配設されている複数の構成要素と、当該端末装置側に配設されている複数の構成要素との組み合わせに応じて、その組み合わせ数に応じた種類の向きを検出する、
    ようにしたことを特徴とする請求項記載の端末装置。
  9. 前記制御手段は、前記向き検出手段によって当該端末装置の向きが検出されなかった場合に、充電可能な状態とする、
    ようにしたことを特徴とする請求項記載の端末装置。
  10. 前記制御手段は、前記無接点充電装置に置かれた向きに応じて実行動作を制御する場合に、その実行動作を報知する、
    ようにしたことを特徴とする請求項記載の端末装置。
  11. 当該端末装置を構成し、開閉可能に取り付けられた複数の筐体の開閉状態を検出する開閉検出手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記向き検出手段により検出された向きと前記開閉検出手段によって検出された開閉状態に応じて実行動作を制御する、
    ようにしたことを特徴とする請求項記載の端末装置。
  12. 無接点充電装置のコンピュータに対して、
    無接点充電方式によって充電する端末装置が当該無接点充電装置に置かれた場合に、当該無接点充電装置に対する前記端末装置自体の向きを検出する機能と、
    前記端末装置への通常充電と急速充電との切り替えを行う機能と、
    前記検出された前記端末装置自体の向きに応じて前記端末装置への通常充電と急速充電との切り替えを制御する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  13. 端末装置のコンピュータに対して、
    無接点充電方式によって当該端末装置への充電を行う無接点充電装置に当該端末装置が置かれた場合に、前記無接点充電装置に対する当該端末装置自体の向きを検出する機能と、
    前記無接点充電装置に対して通常充電と急速充電との切り替えを指示する機能と、
    前記検出された当該端末装置自体の向きに応じて前記無接点充電装置に対しての通常充電と急速充電との切り替え指示を制御する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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