JP5528769B2 - パンツ型吸収性物品 - Google Patents

パンツ型吸収性物品 Download PDF

Info

Publication number
JP5528769B2
JP5528769B2 JP2009253804A JP2009253804A JP5528769B2 JP 5528769 B2 JP5528769 B2 JP 5528769B2 JP 2009253804 A JP2009253804 A JP 2009253804A JP 2009253804 A JP2009253804 A JP 2009253804A JP 5528769 B2 JP5528769 B2 JP 5528769B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
absorbent
ventral
diaper
outer layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009253804A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011098024A (ja
Inventor
綾 吉元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2009253804A priority Critical patent/JP5528769B2/ja
Publication of JP2011098024A publication Critical patent/JP2011098024A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5528769B2 publication Critical patent/JP5528769B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、使い捨ておむつ等のパンツ型吸収性物品に関する。
従来のパンツ型吸収性物品として、外包体が、着用時に着用者の腹側に配される腹側シートと、着用時に着用者の背側に配される背側シートとに分割されており、吸収性本体が、腹側シート及び背側シートに架け渡すように固定されていると共に、腹側シートの左右の両側縁部と背側シートの左右両側縁部とが接合されているパンツ型吸収性物品が知られている。例えば、特許文献1には、前述のようなパンツ型吸収性物品として、幅の広いシートを折り込み台形状にしたトップシート、このトップシートの台形状に等しい形状のバックシート、これらのシート間に挟持された吸収体を具備するおむつ本体に、おむつ本体の上下端部それぞれに、おむつ本体の幅よりも長い弾性体ベルトを固定してなる簡易立体おむつが記載されている。
このような特許文献1に記載の簡易立体おむつにおいては、平面視して台形形状のおむつ本体の上底と上底よりも長い下底とのどちらを、着用者の腹側に向けて簡易立体おむつを装着するかについて記載されておらず、例えば、おむつ本体の下底側を着用者の腹側に向けて装着する場合には、所謂レッグホールの着用者の腹側が小さくなり、脚を通し難くなり、簡易立体おむつを履かせ難く、また、着用時に脚を動かし難い。
また、例えば、特許文献2には、前述のようなパンツ型吸収性物品として、横方向に並行して伸びる腹側シートおよび背側シートと、体液吸収体を備え腹側シートおよび背側シートを連結する股間シート部材とを具備し、腹側シートおよび背側シートには、横方向に伸長した胴回弾性部材が配されており、胴回弾性部材の伸長を開放した際、股間シート部材の横方向の幅が、腹側シートとの境界での幅よりも、背側シートとの境界での幅の方が大きい使い捨ておむつが記載されている。
このような特許文献2に記載の使い捨ておむつにおいては、背側シートに配された胴回弾性部材の応力が腹側シートに配された胴回弾性部材の応力より高いので、特許文献2に記載の使い捨ておむつは、股間シート部材の横方向の幅が、腹側シートとの境界よりも、背側シートとの境界の方が大きく形成されている。このように、胴回弾性部材の収縮力により股間シート部材の横方向の幅をコントロールする場合、背側が十分に広がらず、臀部を十分に覆えず、軟便などを十分に捕捉し難い。
特開平1−298202号公報 特開2009−61046号公報
したがって、本発明の課題は、外装体が、着用者の腹側に配される腹側シートと着用者の背側に配される背側シートとに分割されたタイプのパンツ型吸収性物品でありながら、履かせ易く、着用時に脚を動かし易く、着用時に着用者の背側において、着用者の臀部を十分に被覆することができ、軟便などを十分に捕捉することができるパンツ型吸収性物品を提供することにある。
本発明は、着用時に着用者の腹側に配される腹側シートと、着用時に着用者の背側に配される背側シートと、腹側シート及び背側シートに亘って固定された吸収性本体とを具備し、前記腹側シート及び前記背側シートそれぞれの両側縁部が接合されてウエスト開口部と一対のレッグ開口部とが形成されたパンツ型吸収性物品であって、前記吸収性本体は、長方形状の吸収体と、該吸収体の非肌当接面に配された吸収体外層材とから形成されており、パンツ型吸収性物品の展開状態において、前記吸収体外層材は、前記腹側シートから前記背側シートに向かって、所定の長さまでは同じ幅であり、同じ幅の端縁から前記背側シートに向かってその幅が漸次広がるように形成されているパンツ型吸収性物品を提供するものである。
本発明のパンツ型吸収性物品によれば、履かせ易く、着用時に脚を動かし易く、着用時に着用者の背側において、着用者の臀部を十分に被覆することができ、軟便などを十分に捕捉することができる。
図1は、本発明の第1実施形態であるパンツ型使い捨ておむつの斜視図である。 図2は、図1に示すパンツ型使い捨ておむつを伸長させて拡げた状態を表面シート側から見た平面図である。 図3は図2のX1−X1線断面図である。 図4は、本発明の第2実施形態であるパンツ型使い捨ておむつの斜視図である。 図5は、図4に示すパンツ型使い捨ておむつを伸長させて拡げた状態を表面シート側から見た平面図である。 図6は図5のX2−X2線断面図である。
以下、本発明のパンツ型吸収性物品を、その好ましい第1実施形態に基づき、図1〜図3を参照しながら説明する。
第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1A(以下、「おむつ1A」ともいう。)は、図1に示すように、着用時に着用者の腹側に配される腹側シート2Aと、着用時に着用者の背側に配される背側シート2Bと、腹側シート2A及び背側シート2Bに亘って固定された吸収性本体3とを具備し、腹側シート2Aの両側縁部2a,2aと背側シート2Bの両側縁部2b,2bとが接合されてウエスト開口部WOと一対のレッグ開口部LO,LOとが形成されている。
おむつ1Aは、図1〜図2に示すように、中心線CLに対して左右対称に形成されている。従って以下の説明では、左右対称な部分については、主に、右側について説明する。
第1実施形態のおむつ1Aについて、詳述すると、おむつ1Aは、伸長状態(図2参照)において、その長手方向(以下「Y方向」という。Y方向:中心線CLに平行な方向をいう。)に、着用時に、着用者の腹側に配される腹側部Aと、着用者の背側に配される背側部Bと、腹側部Aと背側部Bとの間に位置し、着用者の股間部に配される股下部Cを有している。尚、おむつ1Aの幅方向は、その長手方向(Y方向)に直交する方向(以下「X方向」という。)である。図2,図3に示すように、腹側シート2A及び背側シート2Bそれぞれの幅方向(X方向)の長さは、吸収性本体12の幅方向(X方向)の長さよりも長い。
第1実施形態のおむつ1Aにおいては、腹側シート2Aは、図2に示すように、腹側シート本体20A、及び着用時に腹側シート本体20Aの下縁200に沿って下方に延出する腹側延出部分21Aを備えている。ここで、「下方」とは、おむつ1Aの長手方向(Y方向)におけるおむつ1Aの中心CT(図2参照)に向かう方向を意味する。具体的には、腹側シート本体20Aは、おむつ1の伸長状態(図2参照)において、おむつ幅方向(X方向)に長い長方形状をなしており、おむつ長手方向(Y方向)に沿う左右一対の側縁部20a,20aを有している。腹側延出部分21Aは、腹側シート本体20Aの下縁200に沿って腹側シート本体20Aから下方に延出しており、おむつ1の伸長状態(図2参照)において、おむつ幅方向(X方向)に長い長方形状をなしており、おむつ長手方向(Y方向)に沿う左右一対の側縁部21a,21aを有している。
第1実施形態のおむつ1Aにおいては、背側シート2Bは、図2に示すように、背側シート本体20B及び着用時に背側シート本体20Bの下縁200に沿って下方に延出する背側延出部分21Bを備えている。ここで、「下方」とは、腹側シート2Aと同様に、おむつ1Aの長手方向(Y方向)におけるおむつ1Aの中心CT(図2参照)に向かう方向を意味する。具体的には、背側シート本体20Bは、おむつ1の伸長状態(図2参照)において、おむつ幅方向(X方向)に長い長方形状をなしており、おむつ長手方向(Y方向)に沿う左右一対の側縁部20b,20bを有している。背側延出部分21Bは、背側シート本体20Bの下縁200に沿って背側シート本体20Bから下方に延出しており、おむつ1の伸長状態(図2参照)において、おむつ幅方向(X方向)に長い長方形状をなしており、おむつ長手方向(Y方向)に沿う左右一対の側縁部21b,21bを有している。
第1実施形態のおむつ1Aにおいては、腹側シート2Aの両側縁部2a,2aの一部と背側シート2Bの両側縁部2b,2bの一部とが接合されてウエスト開口部WOと一対のレッグ開口部LO,LOとが形成されている。具体的には、腹側シート本体20Aの側縁部20a,20aと背側シート本体20Bの側縁部20b,20bとは全域で接合され、腹側延出部分21Aの側縁部21a,21aと背側シート本体20Bの側縁部21b,21bとは接合されていない。このように、腹側シート本体20Aの側縁部20a,20aと背側シート本体20Bの側縁部20b,20bとが接合されて、おむつ1Aには、サイドシール部4,4、ウエスト開口部WOと一対のレッグ開口部LO,LOとが形成される。この接合には、例えばヒートシール、高周波シール、超音波シール、接着剤等が用いられる。
図1に示すサイドシール部4の長手方向(Y方向)の長さは、図2に示すように、腹側シート本体20A及び背側シート本体20Bの長手方向(Y方向)の長さL1と同じであり、腹側シート2Aの長手方向(Y方向)の長さLa及び背側シート2Bの長手方向(Y方向)の長さLbの何れよりも短く形成されている。腹側シート2Aには、サイドシール部4より下方に延出する、長手方向(Y方向)の長さ(延出の長さ)L2の腹側延出部分21Aが形成されており、背側シート2Bには、サイドシール部4より下方に延出する、長手方向(Y方向)の長さ(延出の長さ)L3の背側延出部分21Bが形成されている。
着用時に着用者の背側において、着用者の臀部を十分に被覆する観点から、おむつ1Aにおける腹側延出部分21A及び背側延出部分21Bは、それらの延出開始位置が、おむつ1Aの装着時における装着者の鼠径部に対応する位置であることが好ましい。具体的には、腹側延出部分21Aの延出の長さL2は、サイドシール部4(腹側シート本体20A)の長さL1の5〜150%であることが好ましく、25〜70%であることがより好ましい。更に、腹側延出部分21Aの延出の長さL2は、腹側シート2Aの長さLaの5〜60%であることが好ましく、20〜40%であることがより好ましい。背側延出部分21Bの延出の長さL3は、サイドシール部4(背側シート本体20B)の長さL1の5〜150%であることが好ましく、25〜70%であることがより好ましい。更に、背側延出部分21Bの延出の長さL3は、背側シート2Bの長さLbの5〜60%であることが好ましく、20〜40%であることがより好ましい。尚、腹側延出部分21A及び背側延出部分21Bそれぞれの延出の長さL2,L3は、10mm以上であることが好ましく、20mm以上であることがより好ましい。
腹側シート2A及び背側シート2Bは、着用者を前側から見たときに見える肌の露出部分を減らして漏れに対する不安感を低減する観点からは、腹側延出部分21Aの延出の長さL2と背側延出部分21Bの延出の長さL3とは、同じであることが好ましい。
他方、腹側シート2A及び背側シート2Bは、臀部を被覆して過度の露出を防止しつつ、着用者の股部前側もある程度覆うようにした外観に優れたおむつを形成する観点観点からは、背側延出部分21Bの延出長さL3を腹側延出部分21Aの延出長さL2よりも長くすることが好ましい。
腹側シート2A及び背側シート2Bとしては、シート間に伸長状態で配された弾性部材の収縮によりギャザーを形成し伸縮性を発現するもの、又は、不織布自体が伸縮性を有する伸縮不織布を用いることができる。おむつ1Aにおいては、図2,図3に示すように、おむつの外面をなす外層シート22と、外層シート22の内面側に配された内層シート23と、両シート22,23間に伸長状態で配された複数本の糸状の弾性部材24とを備え、それぞれ、ウエスト伸縮部G1,胴回り伸縮部G2及び延出部分伸縮部G3を形成している。
おむつ1Aにおいては、図2に示すように、ウエスト伸縮部G1は、吸収性本体3の長手方向(Y方向)の両端部3a,3aそれぞれより外方に形成されており、延出部分伸縮部G3は、腹側シート2Aの腹側延出部分21A及び背側シート2Bの背側延出部分21Bそれぞれに形成されており、胴回り伸縮部G2は、腹側シート2A及び背側シート2Bのそれぞれにおいて、ウエスト伸縮部G1と延出部分伸縮部G3との間に形成されている。胴回り伸縮部G2及び延出部分伸縮部G3は、おむつ1の幅方向(X方向)における、少なくとも、吸収性本体3の長手方向両側縁それぞれから幅方向(X方向)外方に位置する部分において伸縮性を発現している。
吸収性本体3は、図2,図3に示すように、縦長の長方形であり、長方形の吸収体31と、吸収体31の非肌当接面に配された吸収体外層材32とから形成されている。本発明のパンツ型吸収性物品の展開状態において、吸収体外層材32は、腹側シート2Aから背側シート2Bに向かって、所定の長さまでは同じ幅であり、同じ幅の部位の背側シート2B側の端縁から背側シート2Bに向かってその幅が漸次広がるように形成されている。具体的には、伸長状態(図2参照)において、吸収体外層材32は、腹側シート2Aの下縁と背側シート2Bの下縁との間、即ち、腹側延出部分21Aの下縁201と、背側シート2Bの背側延出部分21Bの下縁201との間に、腹側延出部分21Aの下縁201から背側延出部分21Bの下縁201に向かって、所定の長さL4までは同じ幅W1に形成され、その同じ幅W1の部位の背側シート2B側の端縁32aから背側シート2Bに向かってその幅が漸次広がるように形成されており、背側延出部分21Bの下縁201における吸収体外層材32の幅W2が、幅W1より広く、背側部Bにおける吸収体外層材32の長手方向(Y方向)の端縁320bの幅W3が、幅W2より広く形成されている。尚、吸収体外層材32は、同じ幅W1の端縁32aから背側シート2Bに向かってその幅が、図2に示すように、直線状に漸次広がるように形成されていてもよいし、曲線状又は段階的に漸次広がるように形成されていてもよい。
図2に示すように、腹側シート2Aの下縁と背側シート2Bの下縁との間(本実施形態においては、腹側延出部分21Aの下縁201と、背側シート2Bの背側延出部分21Bの下縁201と間)の長さL5は、140mm〜290mmであることが好ましく、110mm〜260mmであることが更に好ましい。上述した所定の長さL4は、110mm〜260mmであることが好ましく、130mm〜230mmであることが更に好ましい。上述した長さL5に対する上述した長さL4の比(L4/L5)は、0.2〜0.6であることが好ましく、0.3〜0.4であることが更に好ましい。
第1実施形態のおむつ1Aにおいては、図2に示すように、吸収体外層材32を構成する同じ幅W1の部分32Aは、その幅が長方形状の吸収体31の幅と同じに形成されている。上述した幅W1は、100mm〜190mmであることが好ましく、120mm〜170mmであることが更に好ましい。上述した幅W2は、120mm〜140mmであることが好ましく、140mm〜220mmであることが更に好ましい。上述した幅W3は、140mm〜260mmであることが好ましく、150mm〜250mmであることが更に好ましい。上述した幅W1に対する上述した幅W2の比(W2/W1)は、1.1〜1.4であることが好ましく、1.2〜1.3であることが更に好ましい。上述した幅W1に対する上述した幅W3の比(W3/W1)は、1.2〜1.5であることが好ましく、1.3〜1.4であることが更に好ましい。
第1実施形態のおむつ1Aにおいては、吸収体31は、図3に示すように、吸収体コア311、吸収体コア311を包むコアラップ312、コアラップ312の肌当接面を覆う表面シート313と、吸収体31の長手方向(Y方向)の両側部31b,31bに起立する一対の立体ギャザー314とを有している。具体的には、図3に示すように、長方形状の吸収体31は、繊維集合体に吸収性ポリマーが均一に分散含有されてなる長方形状の吸収体コア311と、吸収体コア311の肌当接面及び非肌当接面を被覆するコアラップ312と、コアラップ312で包まれた吸収体コア311の長手方向(Y方向)外方及び幅方向(X方向)外方に延出し、コアラップ312の肌当接面を覆う長方形状の表面シート313とを備えている。また、図3に示すように、長方形状の吸収体31は、コアラップ312で包まれた吸収体コア311の幅方向(X方向)の外方端縁から延出した表面シート313の部分が、コアラップ312で包まれた吸収体コア311の非肌当接面側に折り返されている。吸収体31の長手方向(Y方向)の両側部31b,31bには、液抵抗性又は撥水性で且つ通気性の素材から構成された立体ギャザー314,314が設けられている。各立体ギャザー314の自由端部近傍には、弾性部材315が長手方向(Y方向)に伸長した状態で配されている。立体ギャザー314は、おむつの着用時に弾性部材315の収縮により自由端部側が起立する。各立体ギャザー314の自由端部と反対側の端部は、図3に示すように、吸収体31の非肌当接面側であって、表面シート313と後述する吸収体外層材32を構成する裏面シート321との間に固定されている。
第1実施形態のおむつ1Aにおいては、吸収体外層材32は、表面シート313の非肌当接面にコアラップ312を介して配された裏面シート321と、裏面シート321の肌当接面を覆う不織布322とを有している。具体的には、図3に示すように、吸収体外層材32は、裏面シート321と、裏面シート321と同大同形であって且つ裏面シート321の肌当接面を覆う不織布322とを備えている。
第1実施形態のおむつ1Aにおいては、図2に示すように、吸収体外層材32は、同じ幅W1の部位32Aと、部位32Aと別部材であって、部位32Aより背側シート2B側の部位32Bとから形成されている。即ち、吸収体外層材32の同じ幅W1の端縁32aにおいて、吸収体外層材32は、部位32Aの端部と部位32Bの端部とを重ね合わせ、その重ね合わせた部位を、接着剤又は融着により固着して形成されている。また、吸収体外層材32の同じ幅W1の部分32Aは、その部分32Aと同形同大の裏面シート321及び裏面シート321の肌当接面を覆う不織布322とから形成されており、部分32Aより背側シート2B側の部分32Bは、その部分32Bと同形同大の裏面シート321及び裏面シート321の肌当接面を覆う不織布322とから形成されている。
吸収性本体3は、図2,図3に示すように、腹側シート2Aの中央部及び背側シート2Bの中央部に亘って固定されている。吸収性本体3は、おむつ1Aにおいては、図3に示すように、背側部Bにおいては、背側シート2Bの下端部を含む部位(背側延出部分21B及び背側シート本体20B)において、全域で固定されており、腹側部Aについても背側部Bと同様に、腹側シート2Aの下端部を含む部位(腹側延出部分21A及び腹側シート本体20A)において、全域で固定されている。
第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aの形成材料について説明する。
腹側シート2A及び背側シート2Bを構成する外層シート22と内層シート23としては、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、外層シート22及び内層シート23としては、撥水性の不織布等を用いることができる。
吸収性本体3の吸収体31を構成する吸収体コア311、コアラップ312、表面シート313、立体ギャザー314を形成するシートとしては、それぞれ、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、吸収体コア311としては、吸収性ポリマーの粒子及び繊維材料から構成されたものを用いることができ、コアラップ312としては、ティッシュペーパや液透過性の不織布等を特に制限なく用いることができ、立体ギャザー314を形成するシートとしては、伸縮性のフィルム、不織布、織物またはそれらの積層シート等を用いることができる。
吸収性本体3の吸収体外層材32を構成する裏面シート321、裏面シート321の肌当接面を覆う不織布322としては、それぞれ、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、裏面シート32としては、液不透過性又は撥水性の樹脂フィルムや樹脂フィルムと不織布の積層体等を用いることができ、不織布322としては、例えばスパンボンド不織布、スパンボンド−メルトブローン−スパンボンド不織布、スパンボンド−メルトブローン−メルトブローン−スパンボンド不織布、ニードルパンチ不織布、スパンレース不織布、エアスルー不織布等を用いることができる。
ウエスト伸縮部G1,胴回り伸縮部G2及び延出部分伸縮部G3を形成する弾性部材24、及び立体ギャザー314に配される弾性部材315としては、天然ゴム、ポリウレタン、ポリスチレン−ポリイソプレン共重合体、ポリスチレン−ポリブタジエン共重合体、アクリル酸エチル−エチレン等のポリエチレン−αオレフィン共重合体等からなる糸状の伸縮性材料を用いることができる
吸収性本体3と、腹側シート2A及び背側シート2Bとの固定手段は、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられる接着剤や、ヒートエンボス、超音波エンボス、高周波エンボス等の融着手段が用いられる。表面シート313、裏面シート321、立体ギャザー314の固定も同様に、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられる接着剤やヒートエンボス、超音波エンボス、高周波エンボス等の融着手段が用いられる。サイドシール部4,4の接合には、例えばヒートシール、高周波シール、超音波シール、接着剤等が用いられる。
上述した本発明の第1施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aを使用した際の作用効果について説明する。
第1実施形態のおむつ1Aは、図1,図2に示すように、着用時に着用者の腹側に配される腹側シート2Aと、着用時に着用者の背側に配される背側シート2Bと、腹側シート2A及び背側シート2Bに亘って固定された吸収性本体3とを具備するパンツ型使い捨ておむつであるため、脚を動かし易い。また、第1実施形態のおむつ1Aは、図2に示すように、長方形状の吸収体31と、吸収体31の非肌当接面に配された吸収体外層材32とから形成されており、吸収体外層材32は、腹側シート2Aから背側シート2Bに向かって、所定の長さまでは同じ幅W1である為、履かせ易く、着用時に脚を動かし易い。また、第1実施形態のおむつ1Aは、図2に示すように、吸収体外層材32が、同じ幅W1の端縁32aから背側シート2Bに向かってその幅W1が漸次広がるように形成されている。その為、着用者の臀部を十分に被覆することができ、軟便などを十分に捕捉することができる。
また、第1実施形態のおむつ1Aにおいては、吸収体外層材32を構成する同じ幅W1の部位32Aは、その幅が長方形状の吸収体31の幅と同じに形成されている。その為、吸収体31の非肌当接面側に配された吸収体外層材32を構成する裏面シート321により、漏れの発生を抑えることができる。また、裏面シート321の非肌当接面は、不織布322で覆われているため、肌触りがよい。
また、第1実施形態のおむつ1Aにおいては、図2に示すように、吸収体外層材32は、同じ幅W1の端縁32aにおいて、部位321の端部と部位322の端部とを重ね合わせ、その重ね合わせた部位を、接着剤又は融着により固着して形成されている。その為、固着した部位、即ち、吸収体外層材32の幅が漸次広がり始める部位(端縁32a)を起点として折れ曲がり易く、履かせ易い。
また、第1実施形態のおむつ1Aにおいては、図1,図2に示すように、背側シート2Bは、背側シート本体20Bの下縁200に沿って下方に延出する背側延出部分21Bを備えているため、着用者の臀部を十分に被覆することができる。
また、腹側シート2Aも、図2に示すように、腹側シート本体20Aの下縁200に沿って下方に延出する腹側延出部分21Aを備え、延出部分伸縮部G3を形成している。このように、腹側延出部分21Aに幅方向(X方向)の伸縮性が付与されている為、腹側延出部分21Aの長手方向(Y方向)におけるおむつ中心CT側の端縁が、着用者の脚に柔軟に当たると共に、おむつ1Aのズレ落ちを効果的に防止することができる。
次に、本発明の第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつについて、図4〜図5に基づいて説明する。
第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1B(以下、「おむつ1B」ともいう)については、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aと同様であり、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aの説明が適宜適用される。
第2実施形態のおむつ1Bは、図4に示すように、腹側シート2Aが、腹側シート本体20Aを備え、腹側延出部分21Aを備えていない点がおむつ1Aと異なる。また、第2実施形態のおむつ1Bは、吸収体外層材32が、同じ幅W1の部位32Aと、部位32Aより背側シート2B側の部位32Bとが連続的に形成されている点がおむつ1Aと異なる。また、第2実施形態のおむつ1Bは、吸収体外層材32が、裏面シート321のみから形成されている点がおむつ1Aと異なる。
第2実施形態のおむつ1Bについては、腹側シート2Aは、図5に示すように、腹側シート本体20Aから形成されている。具体的には、腹側シート本体20Aは、おむつ1の伸長状態(図2参照)において、おむつ幅方向(X方向)に長い長方形状をなしており、おむつ長手方向(Y方向)に沿う左右一対の側縁部20a,20aを有している。
第2実施形態のおむつ1Bについては、背側シート2Bは、図5に示すように、背側シート本体20B及び着用時に背側シート本体20Bの下縁200に沿って下方に延出する背側延出部分21Bを備えている。具体的には、背側シート本体20Bは、おむつ1Bの伸長状態(図5参照)において、おむつ幅方向(X方向)に長い長方形状をなしており、おむつ長手方向(Y方向)に沿う左右一対の側縁部20b,20bを有している。背側延出部分21Bは、背側シート本体20Bの下縁200に沿って背側シート本体20Bから下方に延出しており、おむつ1Bの伸長状態(図5参照)において、おむつ幅方向(X方向)に長い長方形状をなしており、おむつ長手方向(Y方向)に沿う左右一対の側縁部21b,21bを有している。
第2実施形態のおむつ1Bについては、腹側シート2Aの両側縁部2a,2aの一部と背側シート2Bの両側縁部2b,2bの一部とが接合されてウエスト開口部WOと一対のレッグ開口部LO,LOとが形成されている。具体的には、腹側シート本体20Aの側縁部20a,20aと背側シート本体20Bの側縁部20b,20bとは全域で接合され、背側シート本体20Bの側縁部21b,21bは接合されていない。このように、腹側シート本体20Aの側縁部20a,20aと背側シート本体20Bの側縁部20b,20bとが接合されて、図4に示すように、おむつ1Bには、サイドシール部4,4、ウエスト開口部WOと一対のレッグ開口部LO,LOとが形成される。この接合には、例えばヒートシール、高周波シール、超音波シール、接着剤等が用いられる。
図4に示すサイドシール部4の長手方向(Y方向)の長さは、図5に示すように、腹側シート本体20A及び背側シート本体20Bの長手方向(Y方向)の長さL1と同じであり、背側シート2Bの長手方向(Y方向)の長さLbの何れよりも短く形成されている。背側シート2Bには、サイドシール部4より下方に延出する、長手方向(Y方向)の長さ(延出の長さ)L3の背側延出部分21Bが形成されている。このように、おむつ1Bにおいては、腹側シート2Aに腹側延出部分21Aが形成されておらず、腹側シート2Aに延出部分伸縮部G3も形成されていない。
第2実施形態のおむつ1Bにおいては、吸収体外層材32は、図6に示すように、表面シート313の非肌当接面にコアラップ312を介して配された裏面シート321を有している。第2実施形態のおむつ1Bにおいては、図5に示すように、吸収体外層材32を構成する裏面シート321は、部分32Aと部分32Bとが分離されておらず、連続的に形成されている。
第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Bの形成材料について説明する。第2実施形態のおむつ1Bについては、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aの形成材料と同様である。
上述した本発明の第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Bを使用した際の作用効果について説明する。
第2実施形態のおむつ1Bの効果については、第1実施形態のおむつ1Aの効果と異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態のおむつ1Aの効果と同様であり、第1実施形態の展開型の使い捨ておむつ1Aの効果の説明が適宜適用される。
第2実施形態のおむつ1Bは、腹側部Aに腹側延出部分21Aが形成されていないので、見栄えがよい。
本発明のパンツ型使い捨ておむつは、上述の第1,第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつに何ら制限されるものではなく、適宜変更可能である。また、上述の第1,第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつにおける各構成要件は、本発明の趣旨を損なわない範囲で、適宜組み合わせて実施できる。
例えば、上述の第1,第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1A,1Bにおいては、図2,図5に示すように、背側シート2Bは、着用時に背側シート本体20Bの下縁200に沿って下方に延出する背側延出部分21Bを備えているが、備えてなくてもよい。
また、上述の第1,第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1A,1Bにおいては、図2,図5に示すように、吸収体外層材32を構成する同じ幅W1の部分32Aは、その幅が長方形状の吸収体31の幅と同じに形成されているが、同じでなくてもよい。
また、パンツ型吸収性物品は、幼児又は成人用のパンツ型使い捨ておむつの他、パンツ型の生理用ナプキン等であってもよい。
1A,1B パンツ型使い捨ておむつ
2A 腹側シート
20A 腹側シート本体
200 腹側シート本体の下縁
20a 腹側シート本体の側縁部
21A 腹側延出部分
201 腹側延出部分の下縁
21a 腹側延出部分の側縁部
2B 背側シート
20B 背側シート本体
200 背側シート本体の下縁
20b 背側シート本体の側縁部
21B 背側延出部分
201 背側延出部分の下縁
21b 背側延出部分の側縁部
22 外層シート
23 内層シート
24 弾性部材
3 吸収性本体
3a 吸収性本体の長手方向(Y方向)の端部
302a
31 吸収体
311 吸収体コア
312 コアラップ
313 表面シート
314 立体ギャザー
315 弾性部材
31b 吸収体31の長手方向(Y方向)の側部
32 吸収体外層材
32a 同じ幅W1の端縁
32A 同じ幅W1の部分
32B 別部材
321 裏面シート
322 不織布
320b 吸収体外層材32の長手方向(Y方向)の端縁
4 サイドシール部
A 腹側部,B 背側部,C 股下部
CL おむつの長手方向に延びる中心線,CT おむつの中心

Claims (5)

  1. 着用時に着用者の腹側に配される腹側シートと、着用時に着用者の背側に配される背側シートと、腹側シート及び背側シートに亘って固定された吸収性本体とを具備し、前記腹側シート及び前記背側シートそれぞれの両側縁部が接合されてウエスト開口部と一対のレッグ開口部とが形成されたパンツ型吸収性物品であって、
    前記吸収性本体は、長方形の吸収体と、該吸収体の非肌当接面に配された吸収体外層材とから形成されており、
    パンツ型吸収性物品の展開状態において、前記吸収体外層材は、折り返されない状態で配置され、その状態で該吸収体外層材は、前記腹側シートから前記背側シートに向かって、所定の長さまでは同じ幅であり、同じ幅の部位の前記背側シート側の端縁から前記背側シートに向かってその幅が漸次広がるように形成されているパンツ型吸収性物品。
  2. 前記吸収体外層材を構成する同じ幅の部位は、その幅が前記吸収体の幅と同じである請求項1に記載のパンツ型吸収性物品。
  3. 前記吸収体は、吸収体コア、該吸収体コアを包むコアラップ、該コアラップの肌当接面を覆う表面シートと、前記吸収体の両側部に起立する一対の立体ギャザーとを有し、
    前記吸収体外層材は、前記表面シートの非肌当接面に前記コアラップを介して配された裏面シート、該裏面シートの肌当接面を覆う不織布を有している請求項1又は2に記載のパンツ型吸収性物品。
  4. 前記背側シートは、背側シート本体及び着用時に該背側シート本体の下縁に沿って下方に延出する背側延出部分を備えている請求項1〜3の何れかに記載のパンツ型吸収性物品。
  5. 前記腹側シートは、腹側シート本体及び着用時に該腹側シート本体の下縁に沿って下方に延出する腹側延出部分を備えて、該腹側延出部分の延出の長さが、前記背側延出部分の延出の長さと同じである請求項1〜4の何れかに記載のパンツ型吸収性物品。
JP2009253804A 2009-11-05 2009-11-05 パンツ型吸収性物品 Active JP5528769B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009253804A JP5528769B2 (ja) 2009-11-05 2009-11-05 パンツ型吸収性物品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009253804A JP5528769B2 (ja) 2009-11-05 2009-11-05 パンツ型吸収性物品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011098024A JP2011098024A (ja) 2011-05-19
JP5528769B2 true JP5528769B2 (ja) 2014-06-25

Family

ID=44189702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009253804A Active JP5528769B2 (ja) 2009-11-05 2009-11-05 パンツ型吸収性物品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5528769B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1332860C (en) * 1988-12-21 1994-11-08 Bret Alan Sims Absorbent article having inflected barrier cuffs
JPH0838546A (ja) * 1994-07-29 1996-02-13 New Oji Paper Co Ltd 立体パンツ型使いすておむつ
WO2004054490A1 (ja) * 2002-12-18 2004-07-01 Zuiko Corporation 使い捨て着用物品の製造方法
JP2004329590A (ja) * 2003-05-08 2004-11-25 Livedo Corporation パンツ型おむつ
CN100577129C (zh) * 2004-08-05 2010-01-06 宝洁公司 一次性套穿衣服

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011098024A (ja) 2011-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4966355B2 (ja) パンツ型吸収性物品
KR101486975B1 (ko) 팬츠형 흡수성 물품
JP5838077B2 (ja) パンツ型吸収性物品
KR101600656B1 (ko) 팬츠형 일회용 착용 물품
JP6118703B2 (ja) 吸収性物品
JP5352427B2 (ja) パンツ型吸収性物品
KR20130020801A (ko) 일회용 기저귀
JP6008512B2 (ja) パンツ型吸収性物品
JP2011120626A (ja) パンツ型吸収性物品
JP5592578B1 (ja) パンツ型の着用物品
JP6718809B2 (ja) パンツ型吸収性物品
JP5400556B2 (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP2012061138A (ja) パンツ型吸収性物品
JP5492718B2 (ja) パンツ型吸収性物品
WO2014087970A1 (ja) 吸収性物品
JP6255203B2 (ja) 吸収性物品
JP5721395B2 (ja) 吸収性物品
JP5492520B2 (ja) パンツ型吸収性物品
JP2008188048A (ja) 紙おむつ
JP5352408B2 (ja) パンツ型吸収性物品
JP5528769B2 (ja) パンツ型吸収性物品
JP7252394B1 (ja) 吸収性物品
JP3240673U (ja) 吸収性物品
JP5366777B2 (ja) パンツ型吸収性物品
JP7438870B2 (ja) 吸収性物品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130903

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140408

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140416

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5528769

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250