JP5528226B2 - 回転電機の制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、回転電機の制御システムに関する。
回転電機(モータ)は、コイルの結線方式が複数種類あり、この結線方式によってコイルに電力を供給するパターンが異なっている。ロボットその他の電動装置を開発する場合、回転電機により電動動作させようとする箇所の要求出力によって、回転電機の仕様(結線方式を含む)を選択する。
ところが、回転電機の種類(結線方式)により、コイルに電力を供給するパターンが異なることから、開発中の装置の回転電機の仕様を変更すると、その度に回転電機の制御装置のすべてを交換しなければならないという無駄および煩雑さがあった。また、製品として市場に供給する電動装置においても、回転電機の使用箇所ごとに回転電機の種類が異なると、多種類の制御装置を用意しなければならず、製品コストが嵩むだけでなく、在庫管理も煩雑で、管理コストも嵩むという問題がある。
この点、例えば、特許文献1の圧縮機の駆動装置は、異なる電機部品(モータと電磁アクチュエータ)の駆動のための電気回路において、フィルタおよび平滑化回路を共用している。
特開2003−21070号公報
しかしながら、特許文献1の駆動装置は、異なる結線方式の回転電機を適宜付け替えても使用できるものではなく、これまで、異なる結線方式の回転電機を交換的に付け替えたときに、どちらの回転電機をも駆動可能である回転電機の制御装置は存在しなかった。
そこで、本発明は、異なる結線方式の回転電機を駆動することが可能な回転電機の制御システムを提供することを目的とする。
前記した課題を解決する本発明の回転電機の制御システムは、コイルの結線方法が異なる複数種類の回転電機に対応可能な回転電機の制御装置と、回転電機が接続されるとともに、対応している回転電機の種類を示す識別手段を有し、回転電機に電力を供給するパワー基板と、前記回転電機の制御装置から制御信号を受信して信号の電圧を変換するドライバ基板と、前記ドライバ基板から信号を受信して、前記パワー基板から前記回転電機への電力の供給のON/OFFを切り替えるFET基板とを備え、前記回転電機の制御装置は、それぞれが各回転電機に対応した制御信号を発生する複数の制御回路と、前記パワー基板が有する前記識別手段から、当該パワー基板が対応している回転電機の種類情報を取得する種別取得手段と、前記種別取得手段が取得した前記種類情報に応じて、前記複数の制御回路のうち、使用する制御回路を選択して切り換える切換手段とを備えることを特徴とする。
このような回転電機の制御システムによれば、パワー基板が有している識別手段から、種別取得手段が回転電機の種類情報を取得し、切換手段が、この種類情報に応じて、複数の制御回路のうち使用する制御回路を選択して切り換える。これにより、本制御システムは、使用する回転電機の種類に応じた動作が可能となるので、複数種類の回転電機を付け替えて使用することができる。
前記した回転電機の制御システムにおいては、前記識別手段は、一例として、回転電機の種類情報を記憶した記憶装置である。
そして、前記した回転電機の制御システムにおいては、前記回転電機の制御装置と前記パワー基板とは、両基板の動作電圧の差を隔離する電圧遮断基板を介して接続されている構成とすることができる。
前記した回転電機の制御システムにおいては、前記回転電機の制御装置は基板上に構成され、前記回転電機の制御装置、前記電圧遮断基板、前記パワー基板、前記ドライバ基板および前記FET基板は、これらの回路基板の厚さ方向に積層される形態で、コネクタにより互いに接続されていることが望ましい。
このような構成によれば、回転電機の種類により異なる回路基板となるパワー基板を、コネクタによる着脱で交換可能であり、簡易に異なる種類の回転電機を交換することができる。また、複数の基板が厚み方向に重ねて設けられるので、制御システム全体をコンパクトにすることができる。
本発明の回転電機の制御システムによれば、コイルの結線方式が異なる回転電機を接続して駆動させることが可能である。
3相スター結線4モータパワー基板を接続した場合のモータ制御システムの構成図である。 (a)第1スター結線モータのFETとの接続と、(b)第2スター結線モータのFETとの接続を示す図である。 各基板同士の積層状態を説明する図である。 3相独立2モータパワー基板を接続した場合のモータ制御システムの構成図である。 独立結線モータのFETとの接続を示す図である。 モータ制御システムの動作を説明するフローチャートである。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、一実施形態に係る回転電機の制御システムの一例としてのモータ制御システム1は、回転電機の制御装置の一例としてのECU基板2と、電圧遮断基板3と、3相スター結線4モータパワー基板4A(パワー基板4)と、ドライバ基板5と、FET基板6とを備えて構成されている。
ECU基板2は、コイルの結線方法が異なる複数種類の回転電機(モータ)に対応可能な回転電機の制御装置であり、本実施形態では、3相スター結線モータ(以下、「スター結線モータ」という。)と3相独立結線モータ(以下、「独立結線モータ」という。)の2種類のモータに対応可能とする形態を例に説明する。ECU基板2は、電源部21と、制御回路部23と、エンコーダインタフェース(I/F)24と、種別取得手段25と切換手段26とを備えている。
電源部21(電源投入口および各種電源)は、基板上の各部品への電力を供給する回路であり、例えば12V電源などの低圧電源に接続されて電力が供給される。
制御回路部23は、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのプログラマブルロジックデバイスからなり、スター結線モータに対応した制御信号を発生する第1制御回路23aと、独立結線モータに対応した制御信号を発生する第2制御回路23bとが書き込まれている。そして、モータ(スター結線モータまたは独立結線モータ)をフィードバック制御するため、エンコーダインタフェース24からモータの回転角が入力されるとともに、後述する電流センサ43から各モータの各相の電流値が入力される。
エンコーダインタフェース24は、制御するモータ(図1では、4つのスター結線モータ70(71〜74))に設けられた、各モータの回転角度を検出するモータエンコーダからの信号が入力されるインタフェースであり、この信号は、各モータの回転量を決定するために制御回路部23に出力される。
種別取得手段25は、モータに電力を供給するパワー基板4が有する、当該パワー基板4が対応しているモータの種類を示す情報を保持したEEPROM46から、パワー基板4が対応しているモータの種類情報を取得する手段である。種別取得手段25は、ECU基板2の電源投入時または電圧遮断基板3とパワー基板4の接続をECU基板2が検知したときに、EEPROM46に種類情報を、電圧遮断基板3を介して問合せ、取得する。この種類情報は、例えば図1の例では、パワー基板4が、スター結線モータに対応した基板であることを示す、予め決めた情報であればどのような値でもよい。取得した種類情報は、切換手段26に出力される。
切換手段26は、種別取得手段25が取得した種類情報に応じて、第1制御回路23aおよび第2制御回路23bのうち、使用する制御回路を選択して切り換える手段である。一実施形態に係るECU基板2においては、電源投入時に第1制御回路23aを有効にし、第2制御回路23bを無効にしている。つまり、そのような有効または無効を示すフラグをデフォルト値として設定してある。そして、切換手段26が第2制御回路23bを使用するように制御回路部23を切り替える場合には、第1制御回路23aの有効・無効を示すフラグを無効にし、第2制御回路23bの有効・無効を示すフラグを有効に書き換える。
なお、説明の便宜上、図1において種別取得手段25と切換手段26を制御回路部23とは別に図示しているが、制御回路部23を構成するFPGAに、種別取得手段25および切換手段26に相当する回路を書き込んでこれらを構成してもよい。
電圧遮断基板3は、ECU基板2とパワー基板4の動作電圧の差を遮断するために設けられる基板であり、ECU基板2とパワー基板4の動作電圧の差の大きさに応じて任意的に設けられる。電圧遮断基板3は、当該基板の電源部である絶縁電源31と、絶縁IC33を備えている。絶縁電源31は、ECU基板2の電源部21から電力が供給される。絶縁IC33は、ECU基板2とパワー基板4の電圧を遮断しつつ、制御回路部23から出力されたFETゲート信号を受信し、パワー基板4を介してドライバ基板5に出力するように構成されている。本実施形態では、ECU基板2の駆動電圧(1.0〜3.3V)とモータの駆動電圧(52〜70V)とは電位差がある。そして、GND(基準電位)が安定しない場合、GNDが±10V程度動くことがある。そうすると、このGNDの電位変動の影響を受けて、例えば、GNDが−10V変動して3.3V+10Vの電圧がECU基板2に印加されると望ましくないため、本実施形態では、絶縁IC33を設けることが望ましい。
3相スター結線4モータパワー基板4Aは、スター結線モータ70を4つ駆動するための電力を供給する回路基板であり、電源部(モータ用電源投入口)41Aと、電流センサ43と、A/Dコンバータ(ADC)44と、モータインタフェース(I/F)45と、EEPROM46を備える。
電源部41Aは、例えば60Vなどの高圧電源に接続され、スター結線モータ70の動作電圧に適した電圧に変換して出力する。
電流センサ43は、電源部41Aと、モータインタフェース45を繋ぐ配線上に設けられ、各モータ(スター結線モータ70)の各相に流れる電流を検出するセンサである。電流センサ43が検出した電流値は、A/Dコンバータ44を介してECU基板2の制御回路部23に送信される。A/Dコンバータ44は、電流センサ43が検出した電流値の信号をデジタルデータに変換し、電圧遮断基板3を介して制御回路部23に送信するように構成されている。
モータインタフェース45は、スター結線モータ70(第1スター結線モータ71、第2スター結線モータ72、第3スター結線モータ73および第4スター結線モータ74)が接続されるインタフェースであり、4つのスター結線モータ70に対応してモータ4つ分が設けられている。
EEPROM46は、書換可能な不揮発性記憶装置であり、3相スター結線4モータパワー基板4Aが対応可能なモータの種類情報を記憶している。ここでは、スター結線モータ70に対応可能であることを示す情報が記憶されている。
ドライバ基板5は、モータの制御のために一般的に使用されているプリドライバ53を備えている。プリドライバ53は、制御回路部23から受信したFETゲート信号を、FET63に適した電圧に変換して出力する電子デバイスである。
FET基板6は、モータの各相の各極に流す電流のON・OFFを切り替えるFET63を備えている。FET63は、パワー基板4の電源部41Aとモータインタフェース45の間(図1において、具体的には電源部41Aと電流センサ43の間)に接続されるスイッチであり、例えば図2(a),(b)に示すように接続されている。図2において、スイッチNo.1〜No.12が、それぞれFET63であり、奇数番号のスイッチは電源部41Aの+極に、偶数番号のスイッチは、電源部41Aの−極に接続されている。これにより、制御回路部23からの信号に基づき、スイッチNo.1とスイッチNo.4がON、スイッチNo.2とスイッチNo.3がOFFにされた場合には、スイッチNo.1からスイッチNo.4に向けて電流が流れる。また、スイッチNo.1とスイッチNo.4がOFF、スイッチNo.2とスイッチNo.3がONにされた場合には、スイッチNo.3からスイッチNo.2に向けて電流が流れ、第1スター結線モータ71の逆転が可能になる。図2においては、第1スター結線モータ71および第2スター結線モータ72とFET63の接続についてのみ示しているが、第3スター結線モータ73および第4スター結線モータ74についても同様にFET63が接続されており、合計24個のFET63が4つのスター結線モータ70(71〜74)に接続されている。
以上のECU基板2、電圧遮断基板3、パワー基板4(3相スター結線4モータパワー基板4A)、ドライバ基板5およびFET基板6は、図1に示すようにコネクタC1〜C5により、基板同士が接続されている。具体的には、コネクタC1によりECU基板2と電圧遮断基板3が接続され、コネクタC2により電圧遮断基板3とパワー基板4が接続され、コネクタC3によりパワー基板4とドライバ基板5が接続され、コネクタC4によりドライバ基板5とFET基板6が接続され、コネクタC5によりFET基板6とパワー基板4が接続されている。なお、各コネクタC1〜C5は、公知のコネクタのように、一方の基板に設けられるものが雄型で他方の基板に設けられるものが雌型になっており、これら雄型と雌型が結合されることで端子が接続されるようになっている。
具体的な基板の接続形態としては、図3に示したような構成となっており、各基板2〜6が、その厚み方向に積層される形で接続されている。このように基板の厚み方向に複数の回路基板をコネクタにより接続することで、モータ制御システム1の全体としての大きさがコンパクトになり、電動装置内にモータ制御システム1を配置するのが容易となる。なお、基板同士の接続は、他の基板を介していてもよい。例えば、パワー基板4とFET基板6の間に一枚の接続用基板を設け、パワー基板4と接続用基板を接続し、FET基板6と接続用基板を接続する。こうして、パワー基板4とFET基板6の配線を、接続用基板上の配線を介して接続することもできる。
以上のような構成のモータ制御システム1は、パワー基板4(3相スター結線4モータパワー基板4A)を他の種類のパワー基板4と付け替えることができ、これにより、他の結線方式のモータの駆動が可能になる。図4は、3相独立結線2モータパワー基板4Bを接続した状態を示す図である。3相独立結線2モータパワー基板4Bは、3相スター結線4モータパワー基板4Aとおよそ同様の構成を備えているが、モータの種類の違いにより、電源部41Bの出力電圧、EEPROM46に書き込まれている情報、および、モータの各相と電源との配線が異なる。
電源部41Bは、60Vなどの高圧電源に接続され、独立結線モータ80の動作電圧に適した電圧に変換して出力する。
EEPROM46には、3相独立結線2モータパワー基板4Bが独立結線モータ80に対応可能であることを示す種類情報が記憶されている。
モータインタフェース45は、独立結線モータ80に対応したインタフェースがモータ2つ分設けられている。図5に示すように、FET63は、1つの独立結線モータ80(図5では、第1独立結線モータ81)の各極の合計6箇所にそれぞれ2つずつ接続される。図5のスイッチNo.1〜No.12において、奇数番号のスイッチは、電源部41Bの+極に、偶数番号のスイッチは、電源部41Bの−極に接続されている。これにより、制御回路部23からの信号に基づき、スイッチNo.1とスイッチNo.8がON、スイッチNo.2とスイッチNo.7がOFFにされた場合には、スイッチNo.1からスイッチNo.8に向けて電流が流れる。また、スイッチNo.1とスイッチNo.8がOFF、スイッチNo.2とスイッチNo.7がONにされた場合には、スイッチNo.7からスイッチNo.2に向けて電流が流れ、第1独立結線モータ81の逆転が可能になる。図5においては、第1独立結線モータ81とFET63の接続についてのみ示しているが、第2独立結線モータ82についても同様にFET63が接続されており、合計24個のFET63が2つ独立結線モータ80(81,82)に接続されている。
このように、FET63の個数は、各種類のモータが有している接続端子の数の2倍の最小公倍数の倍数になっていることで、FET63を無駄なく利用することができる。すなわち、スター結線モータ70では、3相の各端子が合計3個であり、3の2倍の6が、1つのモータで必要なFET63の数である。一方、独立結線モータ80では、3相の各端子が合計6個であり、6の2倍の12が1つのモータで必要なFET63の数である。そのため、本実施形態では、各モータが必要なFET63の数の最小公倍数は、6と12の最小公倍数なので12であり、FET63は、この12の倍数である24個設けられていることで、無駄なく利用することが可能となっている。
以上のように構成されたモータ制御システム1の動作について、図6のフローチャートを参照しながら説明する。
ECU基板2において、制御回路部23は、初期状態として、第1制御回路23aを有効としている(S1)。そして、パワー基板4が接続されると、種別取得手段25は、パワー基板4のEEPROM46に種類情報を問合せ、種類情報を取得する。そして、切換手段26は、種類情報を種別取得手段25から受け取り、種別(種類情報)がスター結線モータ70か否か判定する。種別がスター結線モータでない場合(S3,No)、第1制御回路23aの有効・無効を示すフラグを無効にし、第2制御回路23bの有効・無効を示すフラグを有効に書き換える(S4)。そして、モータ制御モードへ移行する(S5)。
一方、種別がスター結線モータである場合には、ステップS4のフラグの書き換えをすることなく、モータ制御モードへ移行する(S5)。
以上のようにして、本実施形態のモータ制御システム1によれば、スター結線モータ70を使用する場合には、3相スター結線4モータパワー基板4Aを電圧遮断基板3を介してECU基板2に接続することで、スター結線モータ70の制御を可能にし、独立結線モータ80を使用する場合には、3相独立結線2モータパワー基板4Bを電圧遮断基板3を介してECU基板2に接続することで、独立結線モータ80の制御を可能にする。そのため、制御装置(ECU基板2)を交換しなくても、結線方式が異なる2つの種類のモータを利用することが可能である。これにより、電動装置の開発中においてモータの種類を変更する場合には、パワー基板4だけ交換すれば対応可能であり、迅速な開発が可能になる。また、電動装置の製品においてモータ制御システム1を使用する場合においても、複数種類の制御装置を用意する必要が無く、製品コストおよび管理コストを削減することができる。さらに、電動装置の製品において、モータの仕様を変更するバージョンアップを行う必要が生じた場合にも、電力供給のためのパワー基板4の交換のみで済むので、その場合のコストを低減することもできる。
また、本実施形態のモータ制御システム1においては、各基板2〜6を、コネクタC1〜C5によりその厚さ方向に積層させて接続したので、コンパクトであり、電動装置への搭載が容易である。さらに、コネクタC2,C3,C5の着脱により、簡単にパワー基板4を交換することができる。
以上に本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前記した実施形態に限定されることなく適宜変形して実施することが可能である。
例えば、前記実施形態においては、2つの種類の結線方式のモータに対応したモータ制御システムを例示したが、制御回路部23に、各モータに対応した制御回路を書き込んでおくことで、3種類以上の結線方式のモータに対応させることもできる。
また、前記実施形態において、識別手段は、EEPROM46に種類情報を記憶させる構成としたが、機械的・光学的な構成であっても構わない。例えば、パワー基板4が、種類ごとに異なる位置に突起(種類情報)を有し、この突起が、ECU基板2に設けられた種別を示すスイッチを押すように構成してもよいし、パワー基板4に、種類情報を示すバーコードを表示しておき、ECU基板2に設けたバーコードリーダで、このバーコードを読み取るように構成してもよい。
また、電圧遮断基板3は、必要が無い場合には設けなくてもよい。
1 モータ制御システム
2 ECU基板
3 電圧遮断基板
4 パワー基板
4A 3相スター結線4モータパワー基板
4B 3相独立結線2モータパワー基板
5 ドライバ基板
6 FET基板
21 電源部
23 制御回路部
23a 第1制御回路
23b 第2制御回路
25 種別取得手段
26 切換手段
46 EEPROM
53 プリドライバ
63 FET
70 スター結線モータ
80 独立結線モータ
C1〜C5 コネクタ

Claims (4)

  1. コイルの結線方法が異なる複数種類の回転電機に対応可能な回転電機の制御装置と、
    回転電機が接続されるとともに、対応している回転電機の種類を示す識別手段を有し、回転電機に電力を供給するパワー基板と、
    前記回転電機の制御装置から制御信号を受信して信号の電圧を変換するドライバ基板と、
    前記ドライバ基板から信号を受信して、前記パワー基板から前記回転電機への電力の供給のON/OFFを切り替えるFET基板とを備え、
    前記回転電機の制御装置は、
    それぞれが各回転電機に対応した制御信号を発生する複数の制御回路と、
    前記パワー基板が有する前記識別手段から、当該パワー基板が対応している回転電機の種類情報を取得する種別取得手段と、
    前記種別取得手段が取得した前記種類情報に応じて、前記複数の制御回路のうち、使用する制御回路を選択して切り換える切換手段とを備えることを特徴とする回転電機の制御システム
  2. 前記識別手段は、回転電機の種類情報を記憶した記憶装置であることを特徴とする請求項に記載の回転電機の制御システム。
  3. 前記回転電機の制御装置と前記パワー基板とは、両基板の動作電圧の差を隔離する電圧遮断基板を介して接続されていることを特徴とする請求項または請求項に記載の回転電機の制御システム。
  4. 前記回転電機の制御装置は基板上に構成され、
    前記回転電機の制御装置、前記電圧遮断基板、前記パワー基板、前記ドライバ基板および前記FET基板は、これらの回路基板の厚さ方向に積層される形態で、コネクタにより互いに接続されていることを特徴とする請求項から請求項のいずれか1項に記載の回転電機の制御システム。
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