JP2009005530A - ブラシレスモータ用プリント基板およびブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ用プリント基板およびブラシレスモータ Download PDF

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Abstract

【課題】磁気検出方式およびセンサレス方式のいずれにも対応させることが可能なブラシレスモータ用プリント基板を提供することを課題とする。
【解決手段】磁気検出方式を用いる場合、ジャンパ抵抗491がブラシレスモータ用プリント基板4上に実装されず、中性点接続配線481とホール素子接続配線451とは接続されない。一方、センサレス方式を用いる場合、ジャンパ抵抗491がブラシレスモータ用プリント基板4上に実装され、中性点接続配線481とホール素子接続配線451とが接続される。また、ホール素子5〜7は、ブラシレスモータ用プリント基板4上に実装されない。このように、中性点接続配線481とホール素子接続配線451との接続状態を、ジャンパ抵抗491を用いて切り替えることで、ブラシレスモータ用プリント基板4を、磁気検出方式およびセンサレス方式のいずれかに対応させることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ブラシレスモータを実装するためのブラシレスモータ用プリント基板、およびそれを用いたブラシレスモータに関する。
ブラシレスモータは、ロータマグネットの磁極の位置を位置検出素子などから出力される信号に基づいて特定し、特定した位置に応じた電流を各コイルに供給して、ロータマグネットの回転を制御する制御部を必要とする。このため、ブラシレスモータが実装されるブラシレスモータ用プリント基板には、ブラシレスモータの各コイルおよび位置検出素子と、制御部とを接続するための配線が形成される。
ロータマグネットの磁極の位置検出方式は、ブラシレスモータが搭載される製品などに応じて、最適なものが選択される。なお、位置検出方式ごとに必要な信号配線の数などが異なるため、ブラシレスモータ用プリント基板に形成される配線も、位置検出方式に応じたものが形成される。
位置検出方式としては、たとえば、磁気検出方式やセンサレス方式などがある。磁気検出方式とは、ロータマグネットの回転に伴って変化する磁極の位置や磁束密度の大きさを検出する位置検出素子を利用して、ロータマグネットの磁極の位置を検出する方式のことである。また、センサレス方式とは、コイルの中性点の電圧と、各コイルにて発生する逆起電力とに基づいて、ロータマグネットの磁極の位置を検出する方式のことである。
たとえば、磁気検出方式で用いられる位置検出素子として、ホール素子をブラシレスモータ用プリント基板に実装する場合を考える。この場合、各コイルに電流を供給するコイル用配線の他に、各ホール素子に接続するための複数のホール素子接続配線と、各ホール素子へのバイアス電流供給用の配線とがブラシレスモータ用プリント基板に形成される。一方、センサレス方式に対応したブラシレスモータ用プリント基板の場合、コイル用配線の他に、コイルの中性点に接続する中性点接続配線がブラシレスモータ用プリント基板に形成される。
また、プリント基板に関連する技術として、たとえば、特許文献1に配線構造の変更が可能なプリント基板が開示されている。具体的には、プリント基板の設計段階において、回路構成や部品の特性を決定する定数値等を特定できない場合、予め配線の構造などを変更可能なようにプリント基板を形成し、形成したプリント基板に対して、確定した仕様に基づいた配線間の接続の切り替えや、部品の実装などが行われるものである。
特開2006−261397号公報
通常、ブラシレスモータの製造を行う場合、位置検出方式などの仕様が確定した後で、仕様に合わせたブラシレスモータやブラシレスモータ用プリント基板などの設計や試作、金型の作成などが行われる。
また、上述したブラシレスモータは、たとえば、高速回転、長寿命などの性能が要求されるディスク駆動装置のスピンドルモータなどの用途に適している。しかし、近年、ディスク駆動装置のモデルチェンジのサイクルが短くなる傾向にある。この傾向に伴って、ディスク駆動装置に使用されるブラシレスモータのモデルチェンジのサイクルも短くなる傾向にある。
ブラシレスモータのモデルチェンジのサイクルが短くなるにつれて、ブラシレスモータの製造においても設計や試作などの時間が十分に確保できない傾向にある。このため、設計や試作などの時間の確保を目的として、ブラシレスモータの仕様が確定する前に、想定される仕様に基づいた設計および試作が行われていた。たとえば、位置検出方式がホール素子を用いた磁気検出方式であるか、センサレス方式であるか確定していない場合、それぞれの方式に対応した2種類のブラシレスモータ用プリント基板の金型の設計および試作が行われる。
このように、ブラシレスモータ用プリント基板の金型の設計および試作が、想定される複数の仕様に基づいて行われていたため、複数の設計および試作を行うことに伴う、効率の低下やコストの増加という問題があった。
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、磁気検出方式およびセンサレス方式のいずれにも対応させることが可能なブラシレスモータ用プリント基板を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、ブラシレスモータを駆動させる制御部に接続するための接続部と、前記ブラシレスモータのロータマグネットの磁極の位置を検出する複数の位置検出素子をそれぞれ設置する複数の設置個所から、前記接続部までそれぞれ配設された複数の位置検出素子接続配線と、前記複数の位置検出素子接続配線のうち特定の位置検出素子接続配線と、他の配線との接続状態を切り替える配線切り替え部と、前記ブラシレスモータの複数の励磁コイルの一端が接続された中性点から、前記配線切り替え部まで配設された中性点接続配線と、を備え、前記配線切り替え部において、前記特定の位置検出素子接続配線と、前記中性点接続配線とが、導電体により接続可能に形成されたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のブラシレスモータ用プリント基板において、前記複数の位置検出素子を前記複数の設置個所に実装する場合、前記配線切り替え部において、前記特定の位置検出素子接続配線と前記中性点接続配線とは、接続されないことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1に記載のブラシレスモータ用プリント基板において、前記複数の位置検出素子を前記複数の設置個所に実装しない場合、前記配線切り替え部において、前記特定の位置検出素子接続配線と前記中性点接続配線とは、前記導電体により接続されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3に記載のブラシレスモータ用プリント基板において、前記導電体は、ジャンパ抵抗であることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3に記載のブラシレスモータ用プリント基板において、前記導電体は、半田であることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のブラシレスモータ用プリント基板において、前記位置検出素子は、ホール素子であることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のブラシレスモータ用プリント基板において、前記中性点接続配線の幅は、前記位置検出素子接続配線の幅よりも広く、前記ブラシレスモータに接続する電源接続配線の幅よりも狭いことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のブラシレスモータ用プリント基板において、前記配線切り替え部は、前記ロータマグネットの径方向の外側に配置されることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のブラシレスモータ用プリント基板に接続されることを特徴とする。
本発明のブラシレスモータ用プリント基板において、磁気検出方式に対応させるための複数の位置検出素子接続配線と、センサレス方式に対応させるための中性点接続配線とが形成される。そして、センサレス方式を用いる場合、特定の位置検出素子接続配線と、中性点接続配線とをジャンパ抵抗などの導電体を用いて接続して、コイルの中性点電圧を、制御部に出力させる状態とする。したがって、一つのブラシレスモータ用プリント基板で磁気検出方式、およびセンサレス方式のどちらにも対応させることが可能となるため、ブラシレスモータ用プリント基板の設計、試作において、効率の向上やコストの抑制を実現することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。図1は、ブラシレスモータと、ブラシレスモータを駆動させる制御部との接続状態を示す概略図である。なお、図1は、位置検出方式として磁気検出方式を用いた場合の接続状態を示している。
図1に示すように、ブラシレスモータ1は、ブラシレスモータ用プリント基板4(以下、単に「プリント基板4」という)上に実装され、プリント基板4に形成された配線(図2、図3参照)と接続する制御部8によって制御される。また、ホール素子5〜7がプリント基板4上に実装されている。
ブラシレスモータ1は、三相のブラシレスモータであり、ロータマグネット2と、ステータ3とで構成される。ステータ3は、ステータコア31のスロットにU相コイル32、V相コイル33、およびW相コイル34が収められた構成である。
プリント基板4は、ロータマグネット2の磁極の位置検出方式である磁気検出方式およびセンサレス方式の両者に対応可能な配線が形成されたプリント基板である。すなわち、プリント基板4の配線は、ブラシレスモータを搭載する製品の仕様に応じて、磁気検出方式またはセンサレス方式に対応した配線に切り替えられる。
プリント基板4のU相コイル接続端子42には、U相コイル32の一端が接続される。同様に、プリント基板4のV相コイル接続端子43、およびW相コイル接続端子44には、V相コイル33の一端、およびW相コイル34の一端がそれぞれ接続される。また、プリント基板4の中性点接続端子48には、U相コイル32の他端と、V相コイル33の他端と、W相コイル34の他端とが接続されている。また、接続部41は、プリント基板4に形成された配線と、制御部8とを電気的に接続するためのインターフェースである。
ホール素子5〜7は、ロータマグネット2の回転に伴い変化する磁束密度の大きさに比例したホール信号を出力する素子であり、プリント基板4上に実装される。なお、ホール素子5〜7は、ロータマグネット2の磁極の位置検出方式として磁気検出方式が用いられた場合に、プリント基板4上に実装される。したがって、磁極の位置検出方式としてセンサレス方式が用いられた場合、ホール素子5〜7は、プリント基板4上に実装されない。
制御部8は、ロータマグネット2の磁極の位置を検出して、U相コイル32、V相コイル33、およびW相コイル34に供給する電流を制御する。制御部8は、磁気検出方式およびセンサレス方式のいずれかに対応した検出回路(図示省略)を有する。たとえば、磁極の位置検出方式として磁気検出方式が用いられる場合、制御部8は、ホール素子5〜7から出力されるホール信号に基づいてロータマグネット2の磁極の位置を検出する検出回路を有する。一方、センサレス方式が用いられる場合、制御部8は、U相コイル32、V相コイル33、およびW相コイル34のうちいずれかのコイルで発生する逆起電力と、中性点電圧とに基づいてロータマグネット2の磁極の位置を検出する検出回路を有する。ここで、中性点電圧とは、U相コイル32と、V相コイル33と、W相コイル34との中性点である中性点接続端子48における電圧のことを指す。
以下、プリント基板4に形成された配線について、図2を用いて説明する。図2は、プリント基板4に形成された配線と、ブラシレスモータ1の各コイルとによって形成される回路の概略図である。
なお、図2に示す回路は、プリント基板4に形成された配線の接続状態を説明するための図であり、磁気検出方式およびセンサレス方式のいずれかに対応した回路の構成を示すものではない。また、図2に示す回路において、U相コイル32、V相コイル33、およびW相コイル34を除く回路素子、および配線などが、プリント基板4上に実装または形成される。
まず、接続部41について説明する。接続部41には、図2に示すように、11個の端子が形成されており、これらの端子を、図2の上側から順に、端子41a、41b、・・・41kとする。端子41a〜41cは、ブラシレスモータ1に収納される各コイルに接続される。端子41d〜41iは、ホール素子5〜7から出力されるホール信号の出力用の端子である。端子41jおよび41kは、ホール素子5〜7へのバイアス電流供給用の端子である。
次に、U相コイル32、V相コイル33、およびW相コイル34の接続について説明する。U相コイル32の一端は、U相コイル接続端子42と、U相コイル接続配線421とを介して端子41aに接続される。V相コイル33の一端は、V相コイル接続端子43と、V相コイル接続配線431とを介して端子41bに接続される。W相コイル34の一端は、W相コイル接続端子44と、W相コイル接続配線441とを介して端子41cに接続される。
また、U相コイル32の他端と、V相コイル33の他端と、W相コイル34の他端とは、中性点接続端子48に接続される。すなわち、U相コイル32と、V相コイル33と、W相コイル34とは、中性点接続端子48を中性点としたスター結線で接続される。そして、中性点接続端子48は、中性点接続配線481と、ジャンパ抵抗491と、ホール素子接続配線451とを介して端子41dに接続する。
次に、ホール素子5〜7の接続について説明する。まず、ホール素子5について説明する。ホール素子5は端子5a、5b、5c、5dを有する。端子5aおよび5bは、ホール信号の出力用端子である。端子5cおよび5dは、バイアス電流供給用の端子である。
ホール素子5において、端子5aは、ホール素子接続配線451を介して端子41dに接続され、端子5bは、ホール素子接続配線452を介して端子41eに接続される。また、端子5cおよび5dは、バイアス電流供給配線453および454をそれぞれ介して、端子41jおよび41kに接続される。このように、図2に示す端子41dは、中性点接続端子48と、ホール素子5に形成された端子5aとの両者に接続しているが、実際には、端子41dは、中性点接続端子48とホール素子5に形成された端子5aとのいずれかに接続される。
ホール素子6および7も、ホール素子5と同様の端子を有する。ホール素子6において、端子6aおよび6bは、ホール素子接続配線461および462をそれぞれ介して、端子41fおよび41gに接続される。端子6cおよび6dは、バイアス電流供給配線453および454をそれぞれ介して、端子41jおよび41kに接続される。また、ホール素子7において、端子7aおよび7bは、ホール素子接続配線471および472をそれぞれ介して、端子41hおよび41iに接続される。端子7cおよび7dは、バイアス電流供給配線453および454をそれぞれ介して、端子41jおよび41kに接続される。
ここで、配線切り替え部49について説明する。配線切り替え部49では、プリント基板4を磁気検出方式とセンサレス方式とのいずれかに対応させるために、中性点接続配線481とホール素子接続配線451との接続状態が切り替えられる。
まず、磁極の位置検出方式として磁気検出方式を用いる場合について説明する。この場合、配線切り替え部49では、図2に示すジャンパ抵抗491がプリント基板4上に実装されない。すなわち、中性点接続配線481とホール素子接続配線451とは接続されない。そして、磁気検出方式に対応させるためにホール素子5〜7がプリント基板4上に実装される。したがって、接続部41において、ブラシレスモータ1の駆動電流の入出力が端子41a〜41cで行われ、端子41d〜41kからホール信号またはバイアス電流の入出力が行われる。
次に、磁極の位置検出方式としてセンサレス方式を用いる場合について説明する。配線切り替え部49では、ジャンパ抵抗491がプリント基板4上に実装される。すなわち、中性点接続配線481とホール素子接続配線451とが接続される。また、ホール素子5〜7は、プリント基板4上に実装されない。したがって、接続部41において、ブラシレスモータ1の駆動電流の入出力が端子41a〜41cで行われ、中性点電圧が端子41dから出力される。このとき、接続部41において、端子41e〜41kでは、信号の入出力などは行われない。
このように、中性点接続配線481とホール素子接続配線451との接続状態を、ジャンパ抵抗491を用いて切り替えることで、プリント基板4は、磁気検出方式またはセンサレス方式に対応した基板となる。
以下、図3を用いて、プリント基板4に形成される配線についてさらに説明する。図3は、プリント基板4の平面図である。
図3に示すプリント基板4には、図2に示した回路図に対応する配線が形成されている。なお、図3では、図2に示すホール素子5〜7と、ジャンパ抵抗491とを示していない。また、図3に示す接続部41において、右から順に端子41a、41b、・・・41kが形成されている。また、図3において、点線で示される円形領域10の紙面手前側に、ブラシレスモータ1が実装される。
まず、プリント基板4に形成される配線、および端子について説明する。U相コイル接続端子42、V相コイル接続端子43、およびW相コイル接続端子44は、ブラシレスモータ1が実装される円形領域10の内側に形成される。
ホール素子実装領域45〜47は、ホール素子5〜7がそれぞれ実装される領域であり、円形領域10の内側に形成される。また、ホール素子実装領域45〜47には、ホール素子5〜7の各端子と接続するための端子が形成される。また、接続部41の端子41d、41e、41j、41kから、ホール素子実装領域45まで、ホール素子接続配線451、452と、バイアス電流供給配線453および454とが形成されている。ホール素子実装領域46および47についても、ホール素子実装領域45と同様である。
中性点接続配線481は、中性点接続端子48から配線切り替え部49まで形成されている。なお、中性点接続配線481の幅は、図3に示すように、ホール素子接続配線451などの幅よりも広く、U相コイル接続配線421などの幅よりも狭い。これらの配線の幅は、各配線に流れる電流の大きさに基づいて決定される。
ここで、配線切り替え部49について、図3および図4を用いて説明する。図4(a)は、図3に示すプリント基板4の平面図における、ホール素子実装領域45および配線切り替え部49の周辺領域の拡大図である。図4(b)は、配線切り替え部49にジャンパ抵抗491を実装した状態を示す図である。
配線切り替え部49は、図3に示すように、円形領域10の外側に形成される。この理由について説明する。通常、ブラシレスモータ1が搭載されるディスク駆動装置などを小型化するために、プリント基板4を含めたブラシレスモータ1の軸方向寸法(図1に示す上下方向の寸法を指す。以下、単に「軸方向寸法」という)を抑える必要がある。このため、ロータマグネット2およびステータ3は、プリント基板4に可能な限り近接した状態で設置される。しかし、配線切り替え部49が円形領域10の内側に形成された場合、プリント基板4と、ロータマグネット2およびステータ3との間にジャンパ抵抗491が実装される。この結果、軸方向寸法がジャンパ抵抗491の分だけ増加してしまう。したがって、軸方向寸法をできるだけ小さくするために、配線切り替え部49を円形領域10の外側に形成するのである。
次に、配線切り替え部49における配線の状態について説明する。図4(a)に示すように、配線切り替え部49において、ホール素子接続配線451には、配線切り替え端子492が形成される。そして、中性点接続配線481の終端端子493が、配線切り替え端子492に対向する位置に形成される。
磁極の位置検出方式として磁気検出方式を用いる場合、図4(a)に示すように、配線切り替え端子492と終端端子493とは接続されない。一方、センサレス方式を用いる場合、図4(b)に示すように、配線切り替え端子492と終端端子493とが、ジャンパ抵抗491を介して接続される。これにより、中性点電圧が接続部41の端子41dから出力される。
また、図4(a)に示すように、配線切り替え部49では、初期状態として、磁気検出方式に対応した配線が形成されている。そして、センサレス方式に対応させる場合に、ジャンパ抵抗491を介して配線切り替え端子492と、終端端子493とを接続させる。これにより、磁気検出方式を用いる場合に、中性点接続配線481から出力される中性点電圧が、ホール素子接続配線451に入力されることを防止している。
このように、本実施の形態のプリント基板4は、磁気検出方式としてホール素子5〜7を実装するためのホール素子接続配線451、452、461、462、471、472およびバイアス電流供給配線453、454と、センサレス方式を採用する場合に用いられる中性点接続配線481とが形成される。また、プリント基板4において、ホール素子接続配線451の配線切り替え端子492と、中性点接続配線481の終端端子493とが電気的に接続可能な状態で形成される。そして、センサレス方式を採用する場合、配線切り替え部49において、配線切り替え端子492と終端端子493とがジャンパ抵抗491を介して接続される。これにより、一つのプリント基板で磁気検出方式、およびセンサレス方式のどちらにも対応させることが可能となるため、ブラシレスモータ用プリント基板の設計、試作において、効率の向上やコストの抑制を実現することができる。
なお、磁極の位置検出方式としてセンサレス方式を用いた場合、配線切り替え部49において、配線切り替え端子492と終端端子493とを、ジャンパ抵抗491を介して接続するものとして説明したが、これに限られるものではなく、たとえば、ジャンパ抵抗491に代えてクリーム半田(図示省略)などを用いてもよい。これにより、プリント基板4の部品点数を削減することができる。配線切り替え部49においてクリーム半田を使用する場合、配線切り替え端子492、および終端端子493のパターンは、互いに対向する距離が長くなるように形成されるほうが好ましい。これにより、配線切り替え端子492および終端端子493と、クリーム半田との接触不良を低減させることができる。たとえば、配線切り替え端子492、および終端端子493を、図5(a)〜(c)に示すようなパターンで形成することが考えられる。
また、ホール素子接続配線451の配線切り替え端子492と中性点接続配線481の終端端子493とを接続するものとして説明したが、これに限られるものではなく、中性点接続配線481を、他のホール素子接続配線と接続してもよい。つまり、中性点電圧は、ホール信号を出力する接続部41の端子41d〜41iのうちのいずれか一つの端子から出力されればよい。中性点接続配線481と接続するホール素子接続配線は、プリント基板4の形状、プリント基板4に形成される配線パターン、または、接続部41に形成される端子の配置などに応じて決定されればよい。
なお、本実施の形態では、磁気検出方式としてホール素子を用いるものとして説明したが、これに限られるものではなく、たとえば、MRセンサを用いてもよい。
ブラシレスモータと、ブラシレスモータを駆動させる制御部との接続状態を占めす概略図である。 ブラシレスモータ用プリント基板に形成される配線と、各コイルとで形成される回路の概略図である。 ブラシレスモータ用プリント基板の平面図である。 (a)は、配線切り替え部の周辺領域の拡大図である。(b)は、配線切り替え部にジャンパ抵抗を実装した状態を示す図である。 配線切り替え部の他の例を示す図である。
符号の説明
1 ブラシレスモータ
2 ロータマグネット
4 ブラシレスモータ用プリント基板
5、6、7 ホール素子
41 接続部
45、46、47 ホール素子実装領域
48 中性点接続端子
49 配線切り替え部
421 U相コイル接続配線
431 V相コイル接続配線
441 W相コイル接続配線
451、452、461、462、471、472 ホール素子接続配線
481 中性点接続配線
491 ジャンパ抵抗
492 配線切り替え端子
493 終端端子

Claims (9)

  1. ブラシレスモータを駆動させる制御部に接続するための接続部と、
    前記ブラシレスモータのロータマグネットの磁極の位置を検出する複数の位置検出素子をそれぞれ設置する複数の設置個所から、前記接続部までそれぞれ配設された複数の位置検出素子接続配線と、
    前記複数の位置検出素子接続配線のうち特定の位置検出素子接続配線と、他の配線との接続状態を切り替える配線切り替え部と、
    前記ブラシレスモータの複数の励磁コイルの一端が接続された中性点から、前記配線切り替え部まで配設された中性点接続配線と、
    を備え、
    前記配線切り替え部において、前記特定の位置検出素子接続配線と、前記中性点接続配線とが、導電体により接続可能に形成されたことを特徴とするブラシレスモータ用プリント基板。
  2. 請求項1に記載のブラシレスモータ用プリント基板において、
    前記複数の位置検出素子を前記複数の設置個所に実装する場合、前記配線切り替え部において、前記特定の位置検出素子接続配線と前記中性点接続配線とは、接続されないことを特徴とするブラシレスモータ用プリント基板。
  3. 請求項1に記載のブラシレスモータ用プリント基板において、
    前記複数の位置検出素子を前記複数の設置個所に実装しない場合、前記配線切り替え部において、前記特定の位置検出素子接続配線と前記中性点接続配線とは、前記導電体により接続されることを特徴とするブラシレスモータ用プリント基板。
  4. 請求項3に記載のブラシレスモータ用プリント基板において、
    前記導電体は、ジャンパ抵抗であることを特徴とするブラシレスモータ用プリント基板。
  5. 請求項3に記載のブラシレスモータ用プリント基板において、
    前記導電体は、半田であることを特徴とするブラシレスモータ用プリント基板。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のブラシレスモータ用プリント基板において、
    前記位置検出素子は、ホール素子であることを特徴とするブラシレスモータ用プリント基板。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のブラシレスモータ用プリント基板において、
    前記中性点接続配線の幅は、前記位置検出素子接続配線の幅よりも広く、前記ブラシレスモータに接続する電源接続配線の幅よりも狭いことを特徴とするブラシレスモータ用プリント基板。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のブラシレスモータ用プリント基板において、
    前記配線切り替え部は、前記ロータマグネットの径方向の外側に配置されることを特徴とする、ブラシレスモータ用プリント基板。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のブラシレスモータ用プリント基板に接続されることを特徴とするブラシレスモータ。
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