JP5526715B2 - モータのドレインキャップおよびそれを用いた農事用換気扇 - Google Patents

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Description

本発明は、畜舎の換気用の送風機に用いられるモータのドレイン孔に取付け、モータ内部に発生した水の排出、高圧洗浄時における水の浸入を軽減するドレインキャップに関する。
近年、農畜産業界において食の安全、バイオセキュリティーの観点から、建屋及び使用機器を清潔に保つ事が望まれている。例えば、畜舎においては、定期的にその舎内を清潔に保つため、建屋及び使用機器の洗浄を行っている。このとき、その洗浄は、圧力を高めた水による高圧洗浄によって行われる。使用機器には、壁面などに取り付けられる換気扇も同時に洗浄する。その換気扇に用いられるモータは、内部を乾燥させ結露を防止するため、また内部結露により水滴が発生しても外部に排出されるようにモータ下側のドレイン孔が設けられている。このモータを高圧洗浄すると、ドレイン孔より内部に大量の水が入ってしまうことになる。
そこで、高圧洗浄可能なモータとして、ドレイン孔を完全に塞ぐことによって内部への水の浸入を防止するモータがある(特許文献1、特許文献2参照)。
実開昭55−173271号公報 実開昭58−92862号公報
しかしながら、従来のモータのドレインキャップではドレイン孔を完全に塞いでしまうため、内部で結露した水がモータ内部にたまってしまい、定期的にドレイン孔を開けて水抜きをする必要がある。
よって、内部を乾燥させ結露を防止するため、また内部結露により水滴が発生しても外部に排出されるように外部との通気性を確保する一方、このモータを高圧洗浄しても内部に水が入りにくい構造が要求されている。
また、既設、新規を問わず機器に簡単に取付けられ、定期的な水抜きの煩雑さを解消する構造が要求されている。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、外部との通気性を保ったまま、内部結露が発生してもモータ内部の水が外部に排出され、高圧洗浄した際にはモータ内部に水が入りにくい構造であり、また簡単に取付けられることを目的としている。
上記課題を達成する為に、本発明のモータのドレインキャップは、モータのハウジングの下に設けたドレイン孔に差し込むドレインキャップであって、このドレインキャップは内筒と外筒と連絡板とで構成され、前記内筒と前記外筒は、その端部を前記連絡板の同一の面に略同心に接合し、前記内筒は、前記外筒よりも長く形成して前記ドレイン孔に挿入し、前記ドレイン孔に前記内筒を嵌合し、このとき、前記外筒は、前記連絡板に接合していない端部を前記ハウジングに接するようにし、前記内筒と前記外筒には、前記連絡板側にそれぞれの筒の内外を連通する内筒連通孔、外筒連通孔を設け、この内筒連通孔と外筒連通孔は、筒の中心に対し、90度以上ずらした位置に設け、前記ハウジングから前記内筒の内側に入った結露水は前記内筒連通孔を通って前記外筒連通孔から外部へ排出されることになるものである。このように、ドレインキャップを連通孔を設けた二重筒構造にしてそれぞれの連通孔を90度以上ずらして設けることにより、外部からの水の浸入を防ぎ、また、内部と連通して結露しにくく、かつ、内部に結露が発生しても外部に排出しやすくしたものである。
本発明によれば、外部からの水の浸入を防ぎ、また、モータのハウジングからドレインキャップの内筒の内側に入った結露水はドレインキャップの内筒連通孔を通ってドレインキャップの外筒連通孔から外部へ排出されることになり、また、内部と連通して結露し難いモータのドレインキャップを提供することができる。既設、新規を問わずモータに容易に取付き、モータ内部の水の排出、高圧洗浄時の水の浸入の軽減、定期的な水抜きの煩雑さを解消する装置を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態を示す概略図(a)正面概略図、(b)平面概略図、(c)左側面概略図、(d)右側面概略図 同第1の実施の形態を示す断面図(a)正面断面図、(b)平面断面図(c)左側面断面図 同第1の実施の形態を示す斜視図(a)内筒側斜視図、(b)外筒側斜視図 同第1の実施の形態を示す取付け状態図 同第1の実施の形態を示す取付け状態拡大断面図 モータドレイン孔拡大断面図
本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
本発明のドレインキャップは、図1〜3に示すように、内筒1と外筒2と連絡板3とで構成されている。内筒1は、外径が数mm〜10mm程度の円筒である。外筒2は、内径が内筒1の外径よりも大きく、筒の長さが内筒1よりも短いものである。内筒1と外筒2は、その端部を連絡板3の同一の面に略同心に接合されている。内筒1と外筒2には、連絡板3側にそれぞれの筒の内外を連通する内筒連通孔4、外筒連通孔5を設けてある。この内筒連通孔4と外筒連通孔5は、筒の中心に対し90度以上ずらした位置に設けている。
このような構成において、図4〜6を用いてその作用を説明する。モータ10のハウジング11の取り付け下側には、ドレイン孔6が設けられている。このドレイン孔6にドレインキャップ20の内筒1を嵌合する。内筒1が、モータのドレイン孔6に挿入されたとき、外筒2は、連絡板3に接合していない端部がモータのハウジングに接するようになる。
モータ10の内外に温度差ができて内部に結露が発生した場合、その結露した水はハウジング11の底部に溜まり、内筒1の内側に入る。その結露水は、内筒連通孔4を通って内筒1と外筒2の隙間部分を通り、内筒連通孔4から筒の中心に対し90度以上ずらした外筒連通孔5から外部へ排出されることになる。
一方、換気扇の洗浄時には、高圧の洗浄水をハウジング11に噴射することになる。このときには、ドレインキャップ20の外筒2、連絡板3に洗浄水が当たることになる。洗浄水は、外筒連通孔5からドレインキャップ20の外筒2と内筒1の間に浸入する。しかし、外筒連通孔5と内筒連通孔4は筒の中心に対し90度以上ずらしてあり、洗浄水の圧力は弱まって、モータ10内部への水の浸入は大幅に軽減される。
内筒連通孔4と外筒連通孔5の筒の中心に対する位置は、90度以上であれば効果があるが、望ましくは、内筒連通孔4と外筒連通孔5との距離が最大となる180度が良い。
また、内筒連通孔4は、内筒1の端部間を貫くようにして設け、内筒1の断面がC字型になるようにして、モータ10の内外を内筒1の切れ目でつなげることによって、結露水を排出しやすくすることができる。
また、外筒2についても、外筒2の端部間を貫くようにして設け、外筒2の断面がC字型になるようにすることによって、金型による樹脂成形が可能なる。
以上のようなドレインキャップは畜舎用の送風機だけではなく、屋外設置機器、例えば、農事用の防霜ファンなどのモータにも用いることができる。
1 内筒
2 外筒
3 連絡板
4 内筒連通孔
5 外筒連通孔
6 ドレイン孔
10 モータ
11 ハウジング
20 ドレインキャップ

Claims (5)

  1. モータのハウジングの下に設けたドレイン孔に差し込むドレインキャップであって、このドレインキャップは内筒と外筒と連絡板とで構成され、前記内筒と前記外筒は、その端部を前記連絡板の同一の面に略同心に接合し、前記内筒は、前記外筒よりも長く形成して前記ドレイン孔に挿入し、前記ドレイン孔に前記内筒を嵌合し、このとき、前記外筒は、前記連絡板に接合していない端部を前記ハウジングに接するようにし、前記内筒と前記外筒には、前記連絡板側にそれぞれの筒の内外を連通する内筒連通孔、外筒連通孔を設け、この内筒連通孔と外筒連通孔は、筒の中心に対し、90度以上ずらした位置に設け、前記ハウジングから前記内筒の内側に入った結露水は前記内筒連通孔を通って前記外筒連通孔から外部へ排出されることになるモータのドレインキャップ。
  2. 前記内筒連通孔と前記外筒連通孔とは、筒の軸心に対し、180度ずらした位置に設けた請求項1記載のモータのドレインキャップ。
  3. 前記内筒連通孔は、前記内筒の両端を貫くように設け、断面Cの字型とした請求項1または2記載のモータのドレインキャップ。
  4. 前記外筒連通孔は、前記外筒の両端を貫くように設け、断面Cの字型とした請求項1〜3いずれか一つに記載のモータのドレインキャップ。
  5. 請求項1〜4いずれか一つに記載のドレインキャップを用いた農事用換気扇。
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