JP5526486B2 - 処理装置切替装置、方法、及びプログラム - Google Patents

処理装置切替装置、方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、処理装置切替装置、方法、及びプログラムに関する。
近年、防災関連技術の進展に伴い、各種の提案がなされている。その一つに、災害につながる自然科学的現象の発生をいち早く検知し、到達時間を音声や文字情報で知らせる警報システムが提案されている。これは、各観測点に設置された計測機器からの情報を監視サーバで収集し、災害につながる自然科学的現象の発生と同時に、発生場所及び規模を計算し、テレビ局、ラジオ局、各事業所、各家庭等に設置された警報装置、ラジオ、もしくはテレビジョン受像器に災害現象の到達時間(数秒〜数十秒)及び災害の程度に関するデータを送信したり、警報装置で警報したりするものである。この警報装置からの警報により、利用者は災害現象到達前に到達時間の応じた処理、すなわち十秒以上なら使用中の火器の消火を行ったり、十秒以下なら安全な場所へ避難したりすることの見極めができる。
このような警報システムには大量のデータを処理するための計算機や切替装置が必要であり、計算機に関連する技術が特許文献1に開示され、切替装置に関連する技術が特許文献2に開示されている。
特許文献1に記載の発明は、「系切替方法」に関する発明であり、「現用系のコンピュータと、現用系のコンピュータの処理を引き継ぐべき待機系となりうる複数のコンピュータと、これらコンピュータに接続されたディスク装置であって、現用系のコンピュータの処理を行なうアプリケーションに必要なファイルを保持するディスク装置を含むコンピュータシステムにおける系切替方法であって、現用系のコンピュータの障害発生を検出したことを第1の契機に、処理を引き継ぐ待機系のコンピュータを決定し、決定したコンピュータに通知するステップ、通知をうけたコンピュータが引継準備処理を行なうステップ、現用系の障害により系切替が必要となったことを第2の契機に、引継準備処理をおこなったコンピュータが、現用系が実行していた処理を、引き継ぐステップ、を含む」ものである。
この「系切替方法」によれば、障害により切替が必要であると判明してから切替に要する時間は、現用系のコンピュータに対応して待機系のコンピュータでもそのアプリケーションをホットスタンバイ可能に常に準備しておくシステムと同等な短い時間となり、即ち切替期間中のデータ喪失が小さく、後の回復処理が軽減する等の効果を有する。なおかつ、常時準備しておくのは現用系で動作するアプリケーションについてはそれを読み込み前の状態(コールドスタンバイもしくはウオームスタンバイ状態)のコンピュータである。したがって計算機資源を有効利用するシステムが得られるとしている。
特許文献2に記載の発明は、「計算機システム」に関する発明であり、「それぞれ処理プログラムを実行可能な複数のノードがネットワーク接続された計算機システムにおいて、各ノードは、各ノードそれぞれの稼働状況を監視する監視手段と、監視手段が任意のノードでの処理プログラムの実行障害を検知したとき、代替ノードを選択する代替ノード選択手段と、実行障害を生じたノードから代替ノードへ処理プログラムの実行を引き継がせるフェールオーバ手段と、を有する」ものである。
この「計算機システム」によれば、ネットワーク接続された各ノードがそれぞれの稼働状態を監視し、その監視結果に基づいて実行障害を生じたノードの処理を引き継がせる代替ノードを選択するので、代替ノードとしてそのときのシステムの状態に応じた最適なものが動的に選択されるという効果が得られるとしている。
特開2005−242404号公報 特開2000−47894号公報
ところで、上述した警報システムは、通常は複数(例えば、2台)のサーバで同時に各観測点の計測機器からのデータを処理しており、運転系のサーバを有するメインシステム及び待機系のサーバを有するサブシステムのうちメインシステムのサーバから各警報装置に送信される。サブシステムのサーバからのデータは、メインシステムのサーバに異常が発生した場合やメンテナンスの際に警報装置に送信される。災害につながる自然科学的現象はいつ発生するか不明のため、データの送信を停止することができないためである。
ここで、メインシステム(もしくはサブシステム)のサーバをメンテナンスするため、一時的にデータの伝送を停止したり、計測機器からの情報の処理を停止したりする際にサブシステム(もしくはメインシステム)のサーバに異常が発生した場合には、メインシステムのサーバとサブシステムのサーバとが同時に停止するおそれがある。
しかしながら、上述した特許文献1、2に記載の技術では、メインシステムのサーバとサブシステムのサーバとが同時に停止するおそれがある。
そこで、本発明の目的は、運転系処理装置が運転モードから待機モードに遷移中に待機系処理装置に異常が発生しても運転系処理装置及び待機系処理装置が同時に停止することを防止した処理装置切替装置、方法、及びプログラムを提供することにある。
本発明の装置は、データの処理を行って通常時に処理結果を出力する運転系処理装置と、データの処理を同時に行って非通常時に運転系処理装置に替わって処理結果を出力する待機系処理装置とを備えた処理装置切替装置であって、運転系処理装置は、運転モードから待機モードへの遷移途中に待機系処理装置から遷移失敗の通知を受けると、運転モードに切り戻すようにしたことを特徴とする。
本発明の方法は、データの処理を行って通常時に処理結果を出力する運転系処理ステップと、データの処理を同時に行って非通常時に運転系処理に替わって処理結果を出力する待機系とコンピュータによって実施する処理装置切替方法であって、運転系処理は、運転モードから待機モードへの遷移途中に待機系処から遷移失敗の通知を受けると、運転モードに切り戻すことを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータに、データの処理を行って通常時に処理結果を出力する運転系処理、データの処理を同時に行って非通常時に運転系処理に替わって処理結果を出力する待機系処理とを実行させる処理装置切替プログラムであって、コンピュータに、運転系処理が運転モードから待機モードへの遷移途中に待機系処理から遷移失敗の通知を受けると、運転モードに切り戻す手順を実行させることを特徴とする。

本発明によれば、運転系処理装置のメンテナンスの際に運転モードから待機モードへの遷移時に他方の処理装置に異常が発生すると、遷移途中であっても基の運転モードに切り戻すことにより、運転系処理装置と待機系処理装置とが同時に停止状態になることがなくなる。
本発明に係る処理装置切替装置の一実施の形態は、データの処理を行って通常時に処理結果を出力する運転系処理装置と、データの処理を同時に行って非通常時に前記運転系処理装置に替わって処理結果を出力する待機系処理装置とを備えた処理装置切替装置であって、切替制御装置は、運転系処理装置が運転モードから待機モードへの遷移時に前記待機系の処理装置に異常が発生すると、遷移途中であっても運転モードに切り戻すようにしたことを特徴とする。
上記構成によれば、運転系処理装置のメンテナンスの際に運転モードから待機モードへの遷移時に他方の処理装置に異常が発生すると、遷移途中であっても基の運転モードに切り戻すことにより、運転系処理装置と待機系処理装置とが同時に停止状態になることがなくなる。
ここで、通常時とは、電源が投入されてデータの処理を行っている時という。非通常時とは、停止時、アイドル時、メンテナンス時、及び異常時をいう。停止時とは電源が停止されて動作が完全に停止した状態をいう。アイドル時とは電源が投入されて起動し、まだデータが入力していない状態をいう。メンテナンス時とは電源が投入されメンテナンス用のデータの処理を行ったり、各回路基板のチェック用端子電圧の測定を行ったりすることをいう。
本発明に係る処理装置切替装置の他の実施の形態は、上記構成に加え、運転系処理装置及び待機系処理装置は、常に他方の処理装置が運転モードか、待機モードか、運転モードから待機モードに遷移中か、待機モードから運転モードへの遷移中か、遷移に失敗したか否かを相互監視する監視手段を備えたことを特徴とする。
本発明に係る処理装置切替装置の他の実施の形態は、上記構成に加え、運転系処理装置及び待機系処理装置は、多数の情報供給源から供給される同一の情報を収集し、同時に計算し、解析する手段を備えたことを特徴とする。
本発明に係る処理装置切替装置の他の実施の形態は、上記構成に加え、切替制御装置は、運転系処理装置もしくは待機系処理装置のいずれか一方からの処理結果を少なくともネットワークにより配信することを特徴とする。
本発明に係る処理装置切替方法の一実施の形態は、データの処理を行って通常時に処理結果を出力する運転系処理ステップと、データの処理を同時に行って非通常時に運転系処理ステップに替わって処理結果を出力する待機系処理ステップとを備えた処理装置切替方法であって、運転系処理ステップが運転モードから待機モードへの遷移時に待機系の処理ステップに異常が発生すると、遷移途中であっても運転モードに切り戻す。
上記構成によれば、運転系処理装置もしくは待機系処理装置のいずれか一方の処理装置のメンテナンスの際に運転モードから待機モードへの遷移時に他方の処理装置に異常が発生すると、遷移途中であっても基の運転モードに切り戻すことにより、運転系処理装置と待機系処理装置とが同時に停止状態になることがなくなる。
本発明に係る処理装置切替方法の他の実施の形態は、上記構成に加え、運転系処理ステップ及び待機系処理ステップは、常に他方の処理ステップが運転モードか、待機モードか、運転モードから待機モードに遷移中か、待機モードから運転モードへの遷移中か、遷移に失敗したか否かを相互監視する監視ステップを備えたことを特徴とする。
本発明に係る処理装置切替方法の他の実施の形態は、上記構成に加え、運転系処理ステップ及び待機系処理ステップは、多数の情報供給源から供給される同一の情報を収集し、同時に計算し、解析するステップを備えたことを特徴とする。
本発明に係る処理装置切替方法の他の実施の形態は、上記構成に加え、切替制御ステップは、運転系処理ステップもしくは待機系処理ステップのいずれか一方からの処理結果を少なくともネットワークにより配信することを特徴とする。
<プログラム及び記憶媒体>
以上で説明した本発明の処理装置切替装置は、コンピュータで処理を実行させる処理装置切替プログラムによって実現されている。コンピュータとしては、例えばパーソナルコンピュータやワークステーションなどの汎用的なものが挙げられるが、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明に係る処理装置切替プログラムの一実施の形態は、コンピュータに、運転系処理装置がデータの処理を行って通常時に処理結果を出力する手順と、待機系処理装置が前記データの処理を同時に行って非通常時に運転系処理装置に替わって処理結果を出力する手順とを実行させる処理装置切替プログラムであって、コンピュータに、運転系処理装置が運転モードから待機モードへの遷移時に待機系の処理装置に異常が発生すると、遷移途中であっても運転モードに切り戻す手順を実行させることを特徴とする。
上記構成によれば、運転系処理装置もしくは待機系処理装置のいずれか一方の処理装置のメンテナンスの際に運転モードから待機モードへの遷移時に他方の処理装置に異常が発生すると、遷移途中であっても基の運転モードに切り戻すことにより、運転系処理装置と待機系処理装置とが同時に停止状態になることがなくなる。
本発明に係る処理装置切替プログラムの他の実施の形態は、上記構成に加え、コンピュータに、運転系処理装置及び待機系処理装置が、常に他方の処理装置が運転モードか、待機モードか、運転モードから待機モードに遷移中か、待機モードから運転モードへの遷移中か、遷移に失敗したか否かを相互監視する手順を実行させることを特徴とする。
本発明に係る処理装置切替プログラムの他の実施の形態は、上記構成に加え、コンピュータに、運転系処理装置及び待機系処理装置が、多数の情報供給源から供給される同一の情報を収集し、同時に計算し、解析する手順を実行させることを特徴とする。
本発明に係る処理装置切替プログラムの他の実施の形態は、上記構成に加え、コンピュータに、切替制御装置が、運転系処理装置もしくは待機系処理装置のいずれか一方からの処理結果を少なくともネットワークにより配信する手順を実行させることを特徴とする。
これにより、処理装置切替プログラムが実行可能なコンピュータ環境さえあれば、どこにおいても本発明の処理装置切替装置を実現することができる。
このような処理装置切替プログラムは、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記憶されていてもよい。
ここで、記録媒体としては、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD−R(CD Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)などのコンピュータで読み取り可能な記録媒体、HDD(Hard Disc Drive)、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、FeRAM(強誘電体メモリ)等の半導体メモリが挙げられる。
なお、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
次に本発明に係る処理装置切替方法の実施例について説明する。
図1は、本発明に係る処理装置切替方法を適用したプロセス構成イメージ図である。
同図に示すプロセスは、多数のデータを同時に複数のサーバで処理するサブシステムと、サブシステムを監視する監視サーバとで構成されている。
監視側は、システムの起動を指示する構成コマンド入力101、ログの流通ヘルスチェックを行う監視総括102、監視総括102のログを出力するログ出力103、監視メニュー104、及び音声管理105で構成されている。
サブシステムは、システム起動用常駐111、監視クライアント112、プロセスモニタ114、スタートアップシェル115、制御系プロセス120、構成管理系プロセス130、及び業務系プロセス140で構成されている。
システム起動用常駐プログラム111は、構成コマンド入力101からのシステム起動指示を受けて起動する。制御系プロセス120は、構成コマンド入力101からの構成コマンドが入力され、監視クライアントから監視され、プロセスモニタテーブル及びプロセス管理テーブル113を参照する制御総括121を有する。
制御系プロセス120は、構成管理系プロセス130を起動させるため、プロセス制御122を起動する制御総括121の他、ログ管理123、ループ監視125、タイマ管理126、及びファイル制御127を備える。制御総括121及びプロセス制御122はプロセスモニタテーブル及びプロセス管理テーブル113を参照する。
構成管理系プロセス130は、制御総括121とデータの授受を行う構成制御131、二重化制御132、及び系間監視133を有する。この二重化制御132は、本発明にかかる処理装置切替方法に対応する。
業務系プロセス140は、業務総括140を行う。
図2は、図1に示したプロセス構成に用いられる二重化制御132のシステム起動のフローの一例である。
図2において、監視サーバは、処理装置側である他サーバの状態を監視し、図示しないモニタに監視画面を表示する(ステップS101)。
他サーバは、監視サーバ側から構成コマンドが要求されると、システム起動中か否かを判断する(ステップS102)。
他サーバは、システムが起動中であると判断した場合(ステップS102/YES)、システム起動処理を行い(ステップS103)、システムがアイドルか否かを判断する(ステップS104)。
他サーバは、システムがアイドルであると判断した場合(ステップS104/YES)、他系が運転しているか否かを判断し(ステップS105)、運転していると判断した場合には(ステップS105/YES)、待機系組み込み処理を行い(ステップS106)、構成コマンド応答(正常/異常)を行う(ステップS110)。
他サーバは、システム起動中ではないと判断した場合には(ステップS102/NO)構成コマンド応答(システム非起動)を行い(ステップS108)、システムがアイドルではないと判断した場合には(ステップS104/NO)、構成コマンド応答(システムが非アイドル)を行う(ステップS109)。
他サーバは、他系が運転ではないと判断した場合には(ステップS105/NO)、運転系組み込み処理を行い(ステップS107)、構成コマンド応答(正常/異常)を行う(ステップS110)。
図3は、図1に示したプロセス構成に用いられる二重化制御132の切替のフローの一例である。図3中、元運転系の記載は、運転系が運転モードから待機モードに遷移すると途中の段階ではもはや運転系ではなくなるため便宜上用いた。但し、運転モードから待機モードに遷移する途中で切り戻し運転モードに復帰した場合には運転系であることにかわりはない。元待機系の記載も同様である。
図3において、監視サーバ側、元待機系としての他サーバ側、及び元運転系(自サーバ)が示されている。
監視サーバは、処理装置側である他サーバの状態を監視し、図示しないモニタに監視画面を表示する(ステップS201)。
自サーバは、監視サーバから構成コマンド要求がなされると、システム起動中か否かを判断し(ステップS202)、システム起動中であると判断した場合(ステップS202/YES)、自系(自サーバが制御する、図示しない測定器、計算機及び分析器等)が運転中であり、かつ他系(他サーバが制御する、図示しない測定器、計算機及び分析器等)が待機中か否かを判断する(ステップS203)。
自サーバは、自系が運転中であり、かつ他系が待機中であると判断した場合(ステップS203/YES)、運転処理から待機処理に遷移し(重要業務待機遷移:ステップS204)、業務が待機遷移完了したか否かを判断する(ステップS205)。
自サーバは、業務が待機遷移完了したと判断した場合(ステップS205/YES)には、他系へ運転系遷移指示を行う(ステップS206)と共に他サーバは待機処理から運転処理への切替を行う(ステップS208)。
自サーバは、他系へ運転系遷移指示を行った後、運転処理から待機処理に切り替えを行い(残業務遷移:ステップS207)、運転モード確定を行い(ステップS210)、構成コマンド応答を行う(ステップS211)。
他サーバは、待機処理から運転処理への切替を行った後(ステップS208)、運転系遷移完了応答(成功:ステップS209)を行い、ステップS210へ進む。
ここで、ステップS206〜S209は運転モードと待機モードとの間の遷移がファジーに行われることを意味する。
自サーバは、システム起動中でないと判断した場合(ステップS202/NO)には、構成コマンド応答(システム非起動:ステップS212)を行い、自系が運転中でなく、かつ他系が待機中でないと判断した場合には(ステップS203/NO)、構成コマンド応答(モード異常:ステップS213)を行う。
自サーバは、業務が待機遷移完了していないと判断した場合には(ステップS205/NO)、切り戻し処理を行い(ステップS214)、構成コマンド応答を行う(切り替え失敗:ステップS215)。
図4は、図1に示したプロセス構成に用いられる二重化制御132の切り替えのフローの他の一例である。
監視サーバは、処理装置側である他サーバの状態を監視し、図示しないモニタに監視画面を表示する(ステップS401)。
自サーバは、監視サーバから構成コマンド要求がなされると、システムが起動中か否かを判断し(ステップS402)、自系が運転中であり、かつ他系が待機中であるか否かを判断する(ステップS403)。自サーバは、自系が運転中であり、かつ他系が待機中であると判断した場合には(ステップS403/YES)、運転処理から待機処理へ遷移し(重要業務待機遷移:ステップS404)、業務が待機遷移完了したか否かを判断する(ステップS405)。
自サーバは、業務が待機遷移完了したと判断した場合には(ステップS405/YES)、他系へ運転系遷移を指示する(ステップS406)と共に、他サーバは待機処理から運転処理へ遷移する(業務待機遷移:ステップS408)。
自サーバは、他系へ運転系遷移を指示した後、運転処理から待機処理へ遷移し(残業務遷移:ステップS407)、切り戻し処理を行う(ステップS412)。
他サーバは、待機処理から運転処理へ遷移した後、運転系遷移に失敗すると(ステップS409)、切り戻し処理を行い(ステップS410)、遷移系失敗応答を行い(ステップS411)、自サーバが切り戻し処理を行う(ステップS412)。
ここで、ステップS406〜S412はは運転モードと待機モードとの間の遷移がファジーに行われることを意味する。
自サーバは、構成コマンド応答(切り替え失敗:ステップS417)を行う。
自サーバは、システムが起動中でないと判断した場合には(ステップS402/NO)、構成コマンド応答(システム非起動:ステップS411)を行い、自系が運転中でなく、かつ他系が待機中でないと判断した場合には(ステップS403/NO)構成コマンド応答(モード異常:ステップS415)を行う。
自サーバは、業務が待機遷移完了していないと判断した場合には(ステップS405/NO)、切り戻し処理を行い(ステップS401)、構成コマンド応答(異常切り替え失敗:ステップS416)を行う。
図5は、図1に示したプロセス構成に用いられる二重化制御132のシステム切り離しのフローの他の一例である。
監視サーバは、処理装置側である他サーバの状態を監視し、図示しないモニタに監視画面を表示する(ステップS501)。
他サーバは、監視サーバから構成コマンド要求がなされると、システムが起動中か否かを判断し(ステップS502)、システムが起動中であると判断した場合(ステップS502/YES)には、自系が運転系か否かを判断する(ステップS503)。他サーバは、自系が運転系であると判断した場合(ステップS503/YES)には、システム切り離し処理を行い(ステップS504)、構成コマンド応答を行う(正常:ステップS507)。
他サーバは、システムが起動中ではないと判断した場合(ステップS502/NO)には、構成コマンド応答(システム非起動:ステップS505)を行い、自系が運転系ではないと判断した場合(ステップS503/NO)には構成コマンド応答を行う(運転系停止禁止:ステップS506)。
すなわち、本発明にかかる処理装置切替装置は、図6及び図7に示すように運転系(マスター:M)と待機系(スレーブ:S)との切り替えを行うものである。運転系が構成制御される業務1(例えば電文作成)及び業務2(例えば計算)を行い、同時に待機系で運転系と同一の構成制御される業務1及び業務2を行う。
運転系及び待機系は、それぞれアイドルモード、運転モード、待機モード、及び停止モードの4つの状態のいずれかにある。本発明にかかる処理装置切替方法は、例えば運転系のメンテナンスを行うために運転系を運転モードから待機モードに遷移すると共に、待機系を待機モードから運転モードに遷移する場合、待機系に異常が発生していることを運転系が検知すると、運転系を待機モードに遷移する途中であっても運転モードに切り戻し、待機系は待機モードに切り戻すのである。これにより、運転系及び待機系が同時に待機モード、停止モードもしくはアイドルモードになることが回避され、常に運転系もしくは待機系によりデータが処理され、処理されたデータを確実に得ることができるのである。
図6は、本発明にかかる処理装置切替方法の概念図であり、図7は図6の説明図である。
本発明は、同時に大量のデータを処理し、停止することなく常にデータ処理結果を必要とするシステム、例えば、地震警報システム、津波警報システム、雷警報システム、竜巻警報システム、及び雹警報システム等の災害警報システム、航空管制システム、列車集中制御システムに利用できる。
本発明に係る処理装置切替方法を適用したプロセス構成イメージ図である。 図1に示したプロセス構成に用いられる二重化制御132のシステム起動のフローの一例である。 図1に示したプロセス構成に用いられる二重化制御132の切替のフローの一例である。 図1に示したプロセス構成に用いられる二重化制御132の切り替えのフローの他の一例である。 図1に示したプロセス構成に用いられる二重化制御132のシステム切り離しのフローの他の一例である。 本発明にかかる処理装置切替方法の概念図である。 図6に示した切り替え方法の説明図である。
符号の説明
101 構成コマンド入力
102 監視総括
103 ログ出力
104 監視メニュー
105 音声管理
111 システム起動用常駐
112 監視クライアント
113 プロセスモニタテーブル、プロセス管理テーブル
114 プロセスモニタ
115 スタートアップシェル
120 制御系プロセス
130 構成管理系プロセス
140 業務系プロセス

Claims (12)

  1. データの処理を行って通常時に処理結果を出力する運転系処理装置と、前記データの処理を同時に行って非通常時に前記運転系処理装置に替わって処理結果を出力する待機系処理装置とを備えた処理装置切替装置であって、
    前記運転系処理装置は、前記待機系処理装置に待機モードから運転モードへの遷移を指示し、自装置が運転モードから待機モードへの遷移途中に、前記待機系処理装置から当該待機系処理装置が待機モードから運転モードへの遷移が失敗したことを示す通知を受けると、前記自装置を運転モードに切り戻すようにしたことを特徴とする処理装置切替装置。
  2. 前記運転系処理装置及び前記待機系処理装置は、常に他方の処理装置が運転モードか、待機モードか、運転モードから待機モードに遷移中か、待機モードから運転モードへの遷移中か、遷移に失敗したか否かを相互監視する監視手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の処理装置切替装置。
  3. 前記運転系処理装置及び前記待機系処理装置は、情報供給源から供給される同一の情報を収集し、同時に計算し、解析する手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の処理装置切替装置。
  4. 前記運転系処理装置もしくは前記待機系処理装置のいずれか一方からの処理結果を少なくともネットワークにより配信することを特徴とする請求項2記載の処理装置切替装置。
  5. データの処理を行って通常時に処理結果を出力する運転系処理と、前記データの処理を同時に行って非通常時に前記運転系処理に替わって処理結果を出力する待機系処理とを、コンピュータによって実施する処理装置切替方法であって、
    前記運転系処理は、前記待機系処理に待機モードから運転モードへの遷移を指示し、自処理が運転モードから待機モードへの遷移途中に、前記待機系処理から当該待機系処理が待機モードから運転モードへの遷移が失敗したことを示す通知を受けると、自処理を運転モードに切り戻すことを特徴とする処理装置切替方法。
  6. 前記運転系処理及び前記待機系処理は、常に他方の処理が運転モードか、待機モードか、運転モードから待機モードに遷移中か、待機モードから運転モードへの遷移中か、遷移に失敗したか否かを相互監視することを特徴とする請求項5記載の処理装置切替方法。
  7. 前記運転系処理及び前記待機系処理は、情報供給源から供給される同一の情報を収集し、同時に計算し、解析することを特徴とする請求項6記載の処理装置切替方法。
  8. 前記運転系処理もしくは前記待機系処理のいずれか一方からの処理結果を少なくともネットワークにより配信することを特徴とする請求項6記載の処理装置切替方法。
  9. コンピュータに、データの処理を行って通常時に処理結果を出力する運転系処理と、前記データの処理を同時に行って非通常時に前記運転系処理に替わって処理結果を出力する待機系処理とを実行させる処理装置切替プログラムであって、
    前記コンピュータに、前記運転系処理が前記待機系処理に待機モードから運転モードへの遷移を指示し、前記運転系処理が運転モードから待機モードへの遷移途中に、前記待機系処理から当該待機系処理が待機モードから運転モードへの遷移が失敗したことを示す通知を受けると、前記運転系処理を運転モードに切り戻す手順を実行させることを特徴とする処理装置切替プログラム。
  10. 前記コンピュータに、前記運転系処理及び前記待機系処理が、常に他方の処理が運転モードか、待機モードか、運転モードから待機モードに遷移中か、待機モードから運転モードへの遷移中か、遷移に失敗したか否かを相互監視する手順を実行させることを特徴とする請求項9記載の処理装置切替プログラム。
  11. 前記コンピュータに、前記運転系処理及び前記待機系処理が、情報供給源から供給される同一の情報を収集し、同時に計算し、解析する手順を実行させることを特徴とする請求項10記載の処理装置切替プログラム。
  12. 前記コンピュータに、前記運転系処理もしくは前記待機系処理のいずれか一方からの処理結果を少なくともネットワークにより配信する手順を実行させることを特徴とする請求項10記載の処理装置切替プログラム。
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