JP5526485B2 - 接触検知装置 - Google Patents

接触検知装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5526485B2
JP5526485B2 JP2008075537A JP2008075537A JP5526485B2 JP 5526485 B2 JP5526485 B2 JP 5526485B2 JP 2008075537 A JP2008075537 A JP 2008075537A JP 2008075537 A JP2008075537 A JP 2008075537A JP 5526485 B2 JP5526485 B2 JP 5526485B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound wave
air bag
contact
whistle
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008075537A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009229265A (ja
Inventor
克司 境
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2008075537A priority Critical patent/JP5526485B2/ja
Publication of JP2009229265A publication Critical patent/JP2009229265A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5526485B2 publication Critical patent/JP5526485B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Description

本発明は、ロボットや玩具などにおいて、物体が接触したことを検知して状況に応じて適切な動作が行える簡易かつ安価な接触検知装置を提供する。
サービスロボット等、近年、人間と共生することを目的としたホームユースロボットが登場している。人間と共存する空間では、自分自身を保護するのは勿論であるが、ロボットの移動にともない、様々な物体と接触する場面があり、ロボットが物体に接触したことを検知する接触センサをロボットに装備することが必須となる。
上述した接触センサの従来技術として、ゴム材等による弾性中空体において空気の動きを検知する圧力センサなどが提案されている(例えば、特許文献1または2参照)。これは、弾性中空体の空気の吐出口において、可動板やダイヤフラムなど空気圧を検知して電気回路のON、OFFを行うものである。
しかしながら、人間等や物体が接触したことを検知し、その状況に応じて動作を行う玩具やロボットなどにおいて、上述した従来の接触センサを用いて、接触時に受ける力を検知するには、表皮が大きいものになればなる程、それを検知するためのセンサ数が増大し、結果的に高価なものになってしまう。
以上のように、表面積が大きく、かつ接触を検知する必要性のあるロボットや玩具などにおいて適切な接触センサが存在していない。
特許第3254571号公報 特開2007−118830号公報
上述した問題を解決するため、本発明では、ロボット・玩具内部に空気袋を設け、かつその一端に特定の周波数音を発生させる笛部を設け、笛部の対向位置に笛が発生する周波数を観測するマイクを設置する構成とし、ロボット・玩具に力が触られ力が加わったときにその空気袋が圧縮され、空気が笛を通過する際に発生する周波数音を検出することで接触を検知する接触検知装置を提供する。
第一の発明は、気袋と、該気袋に取り付けられ、該気袋に一定以上の圧力が印加されたに該気袋中の空気を排出する排出口と、該排出口から排出された空気により音波を発生する笛部よりなる音波発信部と、該笛部から発生した音波を検出する際の出力値に所定の音波強度の閾値を設け、該閾値と時間データに基づいて前記気袋に加わる加速度や接触パターンの種別を判定する音波検出部と、を備えたことを特徴とする接触検知装置に関する。
すなわち、第一の発明によれば、気袋中の空気などの気体を排出する排出口を笛構造とし、空気排出時に特定周波数の音波を発生させ、それを対向する位置に配置させたマイクなどによって当該音波を検知する構成とすることによって、気袋全体の一部に物体が接触しても、その気体圧縮による圧力が音波として検知されるため、特定の場所に接触センサを設置する必要がなく、確実に広範囲に渡って接触が検出可能となる。また、第一の発明によれば、音波検出部において、音波検知の際に出力される音波強度に閾値を設ける構成とすることによって、気袋に加わる力の加速度の大きさや、閾値を超えた時間履歴パターンを使って接触の種別が判定できることとなる。また、接点がないため、耐故障性に優れ、また気袋とマイクのみの簡単な機構となるため、玩具等にも安価に実装が実現される。
第二の発明は、複数の音波発信部を設けるとともに、前記複数の音波発信部の笛部の周波数はそれぞれ異なる周波数の音波を発生するものとし、前記音波検知部は検知した音波の周波数に基づいて接触された部位を特定することを特徴とする上記第一の発明に記載の接触検知装置に関する。
すなわち、第二の発明によれば、笛部からなる音波発信部を複数設け、その複数の音波発信部の笛部の周波数をそれぞれ異なる周波数の音波を発生するように構成することによって、音波検知部により検知された音波の周波数にしたがって物体の接触部位が特定できることとなる。
以上、本発明の接触検知装置は、ロボット・玩具内部に気袋を設け、かつその一端に特定の周波数音を発生させる笛部を設け、また笛部の対向位置に笛の発生する周波数を受けるマイクを設置し、ロボット・玩具が触られた力が加わるとその気袋が圧縮、気体が笛部を通過する際に発生する周波数音を検出する構成とすることによって、安価で、かつ確実に広範囲にわたる接触の検知が可能となる。また、接点がないため、耐故障性に優れ、玩具等にも安価に実装が実現される。
以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。以下の実施例では、気体を空気で代表し、気袋は空気袋と表現している。
図1は、本発明の実施の形態になる接触検知装置の原理構成を示す。接触検知装置は、表皮6内に設置され、空気袋1から音波を発する音波発信部と、その音波を電気信号に変換する音波検出部とから構成される。
音波発信部では、空気袋1の空気の排出口に取り付けられた笛部2が、表皮6の外側から外力が加わり、空気袋1が圧縮されて一定以上の圧力が印加されたときに、空気袋1の排出口を流れる空気によって音波を発生する。
一方、音波検出部は、笛部2に対向する位置に配置され、笛部2の発する音波を捕えて電気信号に変換するマイク3と、マイク3の電気信号から特定周波数の音波を抽出するフィルタ4と、閾値以上の電気信号を出力する回路5とから構成されている。
また、音波発信源となる笛部2を複数箇所に配置し、各笛部2は、開口部の大きさや筒部の長さを変えることによって複数の笛部2の周波数をそれぞれ異なる周波数の音波を発生させる構成とすることで、音波検知部が検知した音波の周波数に基づいて接触された部位を特定することが可能となる。
以上、本発明の接触検知装置によれば、空気袋1を備え、その空気袋1が他の物体と接触し、押されることにより空気袋1内の空気が笛部2を通過し、通過する際に、笛部2で発生する音の周波数を検出する構成により接触や押されたことの検出が可能となる。
図2は、本発明の実施の形態になる接触検知装置の動作フローを示す。まず、ステップS11において、接触検知装置は他物体との接触が生じ、ステップS12において、他物体からの押しつけ力によって空気袋1が圧縮され、空気袋1内の空気が排出口へと流れ、一定以上の圧力による空気の流れに応じ、ステップS13で、笛部2から音波が発生する。そして、ステップS14において、その発生音波は、笛部2に対向する位置に取り付けられたマイク3によって集音され、ステップS15で、フィルタ4によって特定範囲の周波数の音波が抽出される。
つぎに、ステップS16で、回路5において検出された電圧値が設定閾値以上か否かを判定し、閾値以上の電圧が検知されたときに、ステップS17において、空気袋1が他物体と接触したことによる押圧が生じていると認知する。
一方、ステップS16において、検地された電圧が閾値以下のときは、ステップS11からステップS16までの処理が繰り返される。
図3は、本発明の実施の形態になるロボットの部位への取り付け例を示す。実施例では、本接触検知装置が、部位としてロボットの胸や足に取り付けられた例を示している。
ロボットの腕や足に相当する固定部20に、その空気排出口の端部に笛部30が配置された空気袋10が巻き付けられ、また、笛部30の音を検知可能な位置にマイク40が設置されている。
なお、図2では省略しているが、接触検知装置の構成要素である空気袋10、笛部30、マイク40、および検出回路100が、腕、足などロボットの複数箇所にセットされ、図1の表皮6に相当する部材が上記ロボットを覆うようにしている。
マイク30において、笛部30からの発生音波が検知され、電気信号に変換されて、該信号が検出回路100に入力される。検出回路100は、該入力信号を増幅する増幅部101、特定周波数の範囲を抽出するフィルタ102、および閾値以上の電圧を判定して結果を出力する出力部103とから構成されている。
この閾値判定結果を電圧として出力する出力部103は、さらに、AD変換器とマイコン等104により、プログラマブルで、かつ判定可能な構成とすることによって、閾値を超えた時間やピークの大きさをソフトウェアの処理で検知することも可能となる。
上述したように、ロボットの部位毎に接触検知装置を備え、どの部位に力が加わったかを検知し、接触箇所の特定を可能としている。また、設置部位によって笛の周波数を変えておけば、その周波数で接触場所が特定できる。
図4は、本発明の実施の形態になる周波数に対する音波検出部の出力例を示す。図4は、周波数(Hz)に対する出力電圧のグラフを示している。本実施例では、フィルタ102によって抽出された検出周波数は可聴域(ハッチ部分)でピークが存在することを示しており、そのピーク値に応じた閾値電圧によって判定された結果が電圧値出力されることとなる。
図5は、本発明の実施の形態になる接触検知装置における各設定部位における音波の検出例を示す。図5は、図4と同様、周波数(Hz)に対する出力電圧のグラフを示している。本例では、例えば、(a)は、設置部位1において可聴域の周波数で設定された場合を示し、(b)は、設置部位2において可聴域外に設定された場合を示している。
このように可聴域外に設定することで、接触が検出されたことを知られたくない場合や音が聞こえると煩わしい場合に使用でき、一方、可聴域に設定することで接触の注意を促すなどの用途に使用できる。
図6は、本発明の実施の形態になる接触検知装置の物体接触時における力の加速度の検出例を示す。図6は、検出時間に対する出力電圧のグラフを示している。
図6に示すように、笛部30から発生する音波を検知する際に、所定の音波強度に応じた出力値に閾値と、それを超えた時間、さらにはピーク値等を評価することで空気袋10に加わる加速度の大きさや、接触パターンの種別等が判定できる。これによって、力の加わる加速度に応じて変化する笛部30の強度に応じて、急激な力であるか、または、ゆっくりとした力の加わり方であるかを特定することが可能となる。この力加減の検出結果により、ロボット・玩具の動作様式を多様化させることができる。
本発明の実施の形態になる接触検知装置の基本構成を示す図である。 本発明の実施の形態になる接触検知装置の動作フローを示す図である。 本発明の実施の形態になるロボットの部位への取り付け例を示す図である。 本発明の実施の形態になる周波数に対する音波検出器の出力例を示す図である。 本発明の実施の形態になる接触検知装置における各設定部位における音波の検出例を示す図である。 本発明の実施の形態になる接触検知装置の物体接触時における力の加速度の検出例を示す図である。
符号の説明
1 空気袋
2 笛部
3 マイク
4 フィルタ
5 回路
6 表皮
10 空気袋
20 固定部
30 笛部
40 マイク
100 検出回路
101 増幅部
102 フィルタ
103 出力部
104 AD変換器+マイコン

Claims (2)

  1. 気袋と、
    該気袋に取り付けられ、該気袋に一定以上の圧力が印加された際に該気袋中の空気を排出する排出口と、
    該排出口から排出された空気により音波を発生する笛部よりなる音波発信部と、
    該笛部から発生した音波を検出する際の出力値に所定の音波強度の閾値を設け、該閾値と時間データに基づいて前記気袋に加わる加速度や接触パターンの種別を判定する音波検出部と、を備えたことを特徴とする接触検知装置。
  2. 前記音波発信部では、複数の音波発信部を設けるとともに、前記複数の音波発信部の笛部の周波数はそれぞれ異なる周波数の音波を発生するものとし、前記音波検知部は検知した音波の周波数に基づいて接触された部位を特定することを特徴とする請求項1に記載の接触検知装置。
JP2008075537A 2008-03-24 2008-03-24 接触検知装置 Active JP5526485B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008075537A JP5526485B2 (ja) 2008-03-24 2008-03-24 接触検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008075537A JP5526485B2 (ja) 2008-03-24 2008-03-24 接触検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009229265A JP2009229265A (ja) 2009-10-08
JP5526485B2 true JP5526485B2 (ja) 2014-06-18

Family

ID=41244836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008075537A Active JP5526485B2 (ja) 2008-03-24 2008-03-24 接触検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5526485B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5267655A (en) * 1975-12-03 1977-06-04 Hitachi Ltd Apparatus for detecting collided position
JP3254571B2 (ja) * 1994-03-25 2002-02-12 成和機工株式会社 タッチセンサー装置
JPH11132871A (ja) * 1997-08-11 1999-05-21 Omron Corp 検出装置およびそれを用いたシステム
JPH11265252A (ja) * 1998-03-17 1999-09-28 Nec Corp スイッチレス・キー及びキーボード
JP3689260B2 (ja) * 1999-05-19 2005-08-31 独立行政法人科学技術振興機構 押圧力検知型センサおよびそれを使用した警報装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009229265A (ja) 2009-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3409380A1 (en) Acoustic processor
EP3123162B1 (en) Ultrasonic gas leak detectors and testing methods
CA2939408C (en) A sound sensor
JPH11331987A (ja) マイクロホン
CN112565995B (zh) 传感器芯片、骨声纹传感器和电子设备
CN110307893A (zh) 远程检查噪声监测系统中的传声器状况
CN107820147B (zh) 麦克风装置与麦克风装置的控制方法
US7995779B2 (en) Method for processing the signals from two or more microphones in a listening device and listening device with plural microphones
JP5733240B2 (ja) 振動検出装置
JPWO2015053241A1 (ja) 増幅回路およびそれを備えた検出装置
JP5526485B2 (ja) 接触検知装置
ATE419819T1 (de) Ohrterminal für geräuschkontrolle
US8243964B2 (en) Piezo speaker pressure sensor
JP5820734B2 (ja) 咽喉マイクロホン
EP3634014A1 (en) Audio processing system
JP2005009871A (ja) 漏油センサ及び漏油検知システム
JP2015084476A (ja) マイクロホン
JP2008076124A (ja) 感知装置
WO2008046815A3 (de) Geräuschveränderungsvorrichtung
JP2006307499A (ja) 挟み込み検出回路
KR200412624Y1 (ko) 진동 센서
JP6540498B2 (ja) 電子機器
JP2009281806A (ja) 振動センサー
CN217157706U (zh) 一种主动降噪医疗设备
EP3293985B1 (en) Receiver with integrated membrane movement detection

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140318

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140331

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5526485

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150