JPH11265252A - スイッチレス・キー及びキーボード - Google Patents
スイッチレス・キー及びキーボードInfo
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- JPH11265252A JPH11265252A JP10066427A JP6642798A JPH11265252A JP H11265252 A JPH11265252 A JP H11265252A JP 10066427 A JP10066427 A JP 10066427A JP 6642798 A JP6642798 A JP 6642798A JP H11265252 A JPH11265252 A JP H11265252A
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- keyboard
- switchless
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/02—Input arrangements using manually operated switches, e.g. using keyboards or dials
- G06F3/023—Arrangements for converting discrete items of information into a coded form, e.g. arrangements for interpreting keyboard generated codes as alphanumeric codes, operand codes or instruction codes
- G06F3/0231—Cordless keyboards
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2217/00—Facilitation of operation; Human engineering
- H01H2217/032—Feedback about selected symbol, e.g. display
- H01H2217/033—Feedback about selected symbol, e.g. display by speech
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- H—ELECTRICITY
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- H01H2239/048—Miscellaneous comprising microphone or speaker
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 無電源、キーレイアウトフリーのキーボード
を提供する。 【解決手段】 キートップ１１を押下すると、‘ふい
ご’１２が圧縮され、空気を笛１３に送り、笛が音を発
生する。笛１３の寸法，形状，材質等を変えれば、キー
を一意に識別できる、キー固有の音声が得られる。この
音をパソコン本体側で受け、キーコードに変換する。
を提供する。 【解決手段】 キートップ１１を押下すると、‘ふい
ご’１２が圧縮され、空気を笛１３に送り、笛が音を発
生する。笛１３の寸法，形状，材質等を変えれば、キー
を一意に識別できる、キー固有の音声が得られる。この
音をパソコン本体側で受け、キーコードに変換する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ（以下パソコンと記す）等に使用されるキーボー
ド及び、このキーボード用のキーに関する。
ュータ（以下パソコンと記す）等に使用されるキーボー
ド及び、このキーボード用のキーに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、一般家庭にまで急速に普及してき
たパソコンの入力装置としては、周知のように、キーボ
ードが使用されている。このキーボード上の各キーは、
電気的なスイッチに直結されており、キートップが押下
されると、対応するスイッチが閉じることにより、キー
を一意に識別するよう所定の電気信号を発生する。そし
て、この電気信号をコードやケーブルを介してパソコン
本体に伝達して入力機能を発揮する。
たパソコンの入力装置としては、周知のように、キーボ
ードが使用されている。このキーボード上の各キーは、
電気的なスイッチに直結されており、キートップが押下
されると、対応するスイッチが閉じることにより、キー
を一意に識別するよう所定の電気信号を発生する。そし
て、この電気信号をコードやケーブルを介してパソコン
本体に伝達して入力機能を発揮する。
【０００３】しかしながら、このような構成では、キー
ボードとパソコン本体とが別個の筐体となっているの
で、キーボードの設置には、ある程度の自在性はあるも
のの、その自在性はパソコンの使用環境や使用者の特性
によって大きく異なるため、必ずしも十分とはいえな
い。
ボードとパソコン本体とが別個の筐体となっているの
で、キーボードの設置には、ある程度の自在性はあるも
のの、その自在性はパソコンの使用環境や使用者の特性
によって大きく異なるため、必ずしも十分とはいえな
い。
【０００４】この問題点を解決するため、キーボードと
パソコン本体を音響結合した技術が特開昭５８−１３２
８３４号公報に開示されている。本公報記載の技術は、
公報の第３図を転写した図８に示すように、入力装置側
筐体８０には、キーボード回路８１，キーボード回路８
１からのデジタル値を音響周波数に変換するコンバータ
８２，コンバータ８２の出力を増幅するアンプ８３，ア
ンプ８３の出力によって駆動されて音発生を行うスピー
カ８４及びバッテリー８５が収容されている。また、本
体側筐体９０には、スピーカ８４からの音による信号を
受信してアンプ９２に送るマイクロフォン９１，アンプ
９２によって増幅された信号を音響周波数から固有の４
ビット２進数に逆変換するコンバータ９３，処理装置９
４，出力装置９５及び電源９６が収容されている。
パソコン本体を音響結合した技術が特開昭５８−１３２
８３４号公報に開示されている。本公報記載の技術は、
公報の第３図を転写した図８に示すように、入力装置側
筐体８０には、キーボード回路８１，キーボード回路８
１からのデジタル値を音響周波数に変換するコンバータ
８２，コンバータ８２の出力を増幅するアンプ８３，ア
ンプ８３の出力によって駆動されて音発生を行うスピー
カ８４及びバッテリー８５が収容されている。また、本
体側筐体９０には、スピーカ８４からの音による信号を
受信してアンプ９２に送るマイクロフォン９１，アンプ
９２によって増幅された信号を音響周波数から固有の４
ビット２進数に逆変換するコンバータ９３，処理装置９
４，出力装置９５及び電源９６が収容されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術では、音響結合のための音は、キーボード回
路における電気信号により発生するため、当然にキーボ
ード回路にはバッテリーによる電源供給が必須であると
いう第１の問題点がある。この問題点は、キーボード側
に、より多くの制御機能を備えようとする場合には、電
池では負担が大きすぎるので、パソコン本体側から電源
を供給することになり、キーボードとパソコン本体間の
ワイヤレス化の妨げとなる。
た従来技術では、音響結合のための音は、キーボード回
路における電気信号により発生するため、当然にキーボ
ード回路にはバッテリーによる電源供給が必須であると
いう第１の問題点がある。この問題点は、キーボード側
に、より多くの制御機能を備えようとする場合には、電
池では負担が大きすぎるので、パソコン本体側から電源
を供給することになり、キーボードとパソコン本体間の
ワイヤレス化の妨げとなる。
【０００６】また、キーボードは碁盤目状に配線された
スイッチの上に各キーを配置して構成しており、キート
ップとキーを一意に識別するための配線とは１対１対応
となっているので、キーレイアウトをユーザが独自に変
更するのは困難であるという第２の問題点がある。即
ち、目に見えるキートップのみを変更してみても、意図
するような異なったキーレイアウトのキーボードは得ら
れないのである。
スイッチの上に各キーを配置して構成しており、キート
ップとキーを一意に識別するための配線とは１対１対応
となっているので、キーレイアウトをユーザが独自に変
更するのは困難であるという第２の問題点がある。即
ち、目に見えるキートップのみを変更してみても、意図
するような異なったキーレイアウトのキーボードは得ら
れないのである。
【０００７】さらに、各キーはキーボードに固定的に組
み込まれているため、キーボードのメンテナンスはキー
単位ではできず不便であるという第３の問題点もある。
み込まれているため、キーボードのメンテナンスはキー
単位ではできず不便であるという第３の問題点もある。
【０００８】本発明の目的は、電源が不要なスイッチ・
キー及びキーボードを提供することである。
キー及びキーボードを提供することである。
【０００９】本発明の他の目的は、キーレイアウトをユ
ーザが独自に変更できるスイッチレス・キー及びキーボ
ードを提供することである。
ーザが独自に変更できるスイッチレス・キー及びキーボ
ードを提供することである。
【００１０】本発明のさらなる他の目的は、キーボード
のメンテナンスをキー単位にできるスイッチレス・キー
及びキーボードを提供することである。
のメンテナンスをキー単位にできるスイッチレス・キー
及びキーボードを提供することである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
め、本発明のスイッチレス・キーは、キートップと、前
記キートップに直結しキートップを押下すると無電源で
キー固有の音を発生する機構と、前記機構を収容する上
面が開口した外筒とから構成される。
め、本発明のスイッチレス・キーは、キートップと、前
記キートップに直結しキートップを押下すると無電源で
キー固有の音を発生する機構と、前記機構を収容する上
面が開口した外筒とから構成される。
【００１２】本発明のスイッチレス・キーは、好ましく
は、キー固有の音を発生する機構が、前記キートップを
押下すると圧縮されて空気を送るふいごと、前記送られ
た空気により音を発生する前記外筒底面上に設置された
笛とで構成されることを特徴とする。
は、キー固有の音を発生する機構が、前記キートップを
押下すると圧縮されて空気を送るふいごと、前記送られ
た空気により音を発生する前記外筒底面上に設置された
笛とで構成されることを特徴とする。
【００１３】また、本発明のスイッチレス・キーは、好
ましくは、キー固有の音を発生する機構が、前記キート
ップを押下すると下降するハンマーと、前記下降したハ
ンマーと衝突して音を発生する音叉と、前記音叉を前記
外筒底面との間で下支えするバネと、前記キートップと
バネに各々上部と下部が結合され、かつ中間部に前記ハ
ンマーと音叉が取り付けられた結合体とで構成されるこ
とを特徴とする。
ましくは、キー固有の音を発生する機構が、前記キート
ップを押下すると下降するハンマーと、前記下降したハ
ンマーと衝突して音を発生する音叉と、前記音叉を前記
外筒底面との間で下支えするバネと、前記キートップと
バネに各々上部と下部が結合され、かつ中間部に前記ハ
ンマーと音叉が取り付けられた結合体とで構成されるこ
とを特徴とする。
【００１４】また、本発明のスイッチレス・キーは、好
ましくは、キー固有の音を発生する機構が、前記外筒側
面と擦れ合って摩擦音を発生する前記外筒側面と密着し
た内筒と、前記外筒底面との間で前記内筒を下支えする
バネとで構成され、かつ前記外筒側面の下部に空気抜き
の穴を設けたことを特徴とする。
ましくは、キー固有の音を発生する機構が、前記外筒側
面と擦れ合って摩擦音を発生する前記外筒側面と密着し
た内筒と、前記外筒底面との間で前記内筒を下支えする
バネとで構成され、かつ前記外筒側面の下部に空気抜き
の穴を設けたことを特徴とする。
【００１５】また、本発明のスイッチレス・キーは、好
ましくは、キー固有の音を発生する機構が、前記キート
ップを押下すると上部及び下部が前記外筒側面に沿って
下降し中間部に前記外筒側面に達しない突起部が設けら
れた撥具体と、前記下降時に前記突起部によって弾かれ
る弦を張り前記外筒側面に固定された弦張体と、前記外
筒底面との間で前記撥具体を下支えするバネとで構成さ
れたことを特徴とする。
ましくは、キー固有の音を発生する機構が、前記キート
ップを押下すると上部及び下部が前記外筒側面に沿って
下降し中間部に前記外筒側面に達しない突起部が設けら
れた撥具体と、前記下降時に前記突起部によって弾かれ
る弦を張り前記外筒側面に固定された弦張体と、前記外
筒底面との間で前記撥具体を下支えするバネとで構成さ
れたことを特徴とする。
【００１６】さらに、本発明のキーボードは、上述のよ
うなスイッチレス・キーを複数個収容しワイヤレスの入
力装置として使用される。
うなスイッチレス・キーを複数個収容しワイヤレスの入
力装置として使用される。
【００１７】また、本発明のキーボードは、好ましく
は、前記各スイッチレス・キーが発生する音を集めて外
部に出力する共鳴箱を設けたことを特徴とする。
は、前記各スイッチレス・キーが発生する音を集めて外
部に出力する共鳴箱を設けたことを特徴とする。
【００１８】本発明では、キーが押下されると、空気を
圧縮して笛を鳴らし、またはハンマーと音叉を衝突さ
せ、または２物を摩擦させ、または弦を弾くこと等によ
って音を発生させ、この音をパソコンや家庭電化製品の
本体側で電気信号に変換することとした。このため、キ
ーボード側に電源は不要となる。また、キーボード側で
は電気信号を発生しないので、従来のようにキーが配線
に束縛されることがなく、キーを入れ替えるだけでユー
ザが自在にキーレイアウトを変更できる。また、キーボ
ードのメンテナンスもキー単体でできることになる。
圧縮して笛を鳴らし、またはハンマーと音叉を衝突さ
せ、または２物を摩擦させ、または弦を弾くこと等によ
って音を発生させ、この音をパソコンや家庭電化製品の
本体側で電気信号に変換することとした。このため、キ
ーボード側に電源は不要となる。また、キーボード側で
は電気信号を発生しないので、従来のようにキーが配線
に束縛されることがなく、キーを入れ替えるだけでユー
ザが自在にキーレイアウトを変更できる。また、キーボ
ードのメンテナンスもキー単体でできることになる。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
て説明する。
【００２０】本発明のスイッチレス・キーは、キートッ
プと、前記キートップに直結しキートップを押下すると
無電源でキー固有の音を発生する機構と、前記機構を収
容する上面が開口した外筒とから構成される。
プと、前記キートップに直結しキートップを押下すると
無電源でキー固有の音を発生する機構と、前記機構を収
容する上面が開口した外筒とから構成される。
【００２１】次に、本発明の実施の形態について図面を
参照して、さらに詳しく説明する。
参照して、さらに詳しく説明する。
【００２２】図１は本発明のスイッチレス・キーの第１
の実施例の側面図を示し、キートップ１１と、キートッ
プ１１を押下すると圧縮されて空気を送る‘ふいご’１
２と、送られてきた空気により音を発生する笛１３と、
これらを収容する外筒１４とから構成される。
の実施例の側面図を示し、キートップ１１と、キートッ
プ１１を押下すると圧縮されて空気を送る‘ふいご’１
２と、送られてきた空気により音を発生する笛１３と、
これらを収容する外筒１４とから構成される。
【００２３】‘ふいご’とは、元来は金属の精錬に用い
る送風器の意であり、わが国では、把手を手で押し、ま
たは引いて、長方形の箱の内に気密にとりつけた板状ピ
ストンを往復させて風を押し出すもの（広辞苑）であ
る。本発明では、この‘ふいご’を音発生のために使用
したものである。笛１３は外筒１４の底面上に設置さ
れ、その寸法，形状，材質等を変えることにより、キー
固有の様々の音色を発生させる。ふいご１２はプラスチ
ック，ゴム等、また笛１３はプラスチック，金属等で作
られる。
る送風器の意であり、わが国では、把手を手で押し、ま
たは引いて、長方形の箱の内に気密にとりつけた板状ピ
ストンを往復させて風を押し出すもの（広辞苑）であ
る。本発明では、この‘ふいご’を音発生のために使用
したものである。笛１３は外筒１４の底面上に設置さ
れ、その寸法，形状，材質等を変えることにより、キー
固有の様々の音色を発生させる。ふいご１２はプラスチ
ック，ゴム等、また笛１３はプラスチック，金属等で作
られる。
【００２４】図２は本発明のスイッチレス・キーの第２
の実施例の側面図を示し、キートップ２１と、キートッ
プ２１を押下すると下降するハンマー２２と、下降した
ハンマー２２と衝突して音を発生する音叉２３と、音叉
２３を外筒底面との間で下支えするバネ２５と、キート
ップ２１とバネ２５に各々上部と下部が結合され、かつ
中間部にハンマー２２と音叉２３が取り付けられた結合
体２５と、これらを収容する外筒２４とから構成され
る。
の実施例の側面図を示し、キートップ２１と、キートッ
プ２１を押下すると下降するハンマー２２と、下降した
ハンマー２２と衝突して音を発生する音叉２３と、音叉
２３を外筒底面との間で下支えするバネ２５と、キート
ップ２１とバネ２５に各々上部と下部が結合され、かつ
中間部にハンマー２２と音叉２３が取り付けられた結合
体２５と、これらを収容する外筒２４とから構成され
る。
【００２５】キー固有の音は、ハンマー２２と音叉２３
の寸法，形状，材質等により違えることにより発生させ
る。ハンマー２２は、木、固いゴム、金属等、また音叉
２３は金属で作られ得る。
の寸法，形状，材質等により違えることにより発生させ
る。ハンマー２２は、木、固いゴム、金属等、また音叉
２３は金属で作られ得る。
【００２６】図３は本発明のスイッチレス・キーの第３
の実施例の側面図を示し、キートップ３１と、外筒３４
と、キートップ３１に直結され外筒３４の側面と擦れ合
って摩擦音を発生する外筒３４の側面と密着した内筒３
２と、外筒３４の底面との間で内筒３２を下支えするバ
ネ３５とで構成される。外筒３４には、内筒３２の下降
により圧縮される空気の抜き穴３３が設けられている。
の実施例の側面図を示し、キートップ３１と、外筒３４
と、キートップ３１に直結され外筒３４の側面と擦れ合
って摩擦音を発生する外筒３４の側面と密着した内筒３
２と、外筒３４の底面との間で内筒３２を下支えするバ
ネ３５とで構成される。外筒３４には、内筒３２の下降
により圧縮される空気の抜き穴３３が設けられている。
【００２７】キー固有の音は、内筒３２と外筒３４の寸
法，形状，材質等により違える。
法，形状，材質等により違える。
【００２８】図４は本発明のスイッチレス・キーの第４
の実施例を示し、キートップ４１と、キートップ４１を
押下すると上部及び下部が外筒４４の側面に沿って下降
し、中間部には外筒４４の側面にまでは達しない突起部
４３が設けられた撥具体４３と、撥具体４３の下降時に
突起部４３によって弾かれる弦を張り外筒４４の側面に
固定された弦張体４６と、外筒４４の底面との間で撥具
体４２を下支えするバネ４５とで構成される。
の実施例を示し、キートップ４１と、キートップ４１を
押下すると上部及び下部が外筒４４の側面に沿って下降
し、中間部には外筒４４の側面にまでは達しない突起部
４３が設けられた撥具体４３と、撥具体４３の下降時に
突起部４３によって弾かれる弦を張り外筒４４の側面に
固定された弦張体４６と、外筒４４の底面との間で撥具
体４２を下支えするバネ４５とで構成される。
【００２９】図４Ａは本実施例の側面図、図４Ｂは図４
ＡにおけるＡ−Ａ面の断面図である。
ＡにおけるＡ−Ａ面の断面図である。
【００３０】弦張体４６の形状，材質，弦の張度，突起
部４３の形状，材質等により、キー固有の音を発生させ
得る。
部４３の形状，材質等により、キー固有の音を発生させ
得る。
【００３１】図５は、本発明のスイッチレス・キーを多
数取り付けたキーボードの概略図であり、図５Ａは側面
図、図５Ｂは背面からの見取図である。
数取り付けたキーボードの概略図であり、図５Ａは側面
図、図５Ｂは背面からの見取図である。
【００３２】キー部５２のキーごとに、音の出口５３を
設け、いずれのキーからの音であっても１つの共鳴箱５
４に音を出力する。共鳴箱５４に入った音は、１つの音
の出口５５のみから外部に出力する。
設け、いずれのキーからの音であっても１つの共鳴箱５
４に音を出力する。共鳴箱５４に入った音は、１つの音
の出口５５のみから外部に出力する。
【００３３】このようなキーボードの構成により、音の
出口５５を対応するパソコン本体方向に向けて設置すれ
ば、同一部屋等比較的狭い場所で多数のパソコンを使用
することが多い環境下にあっても、各キーボードからの
音が混合して誤動作をすることを防止することができ
る。
出口５５を対応するパソコン本体方向に向けて設置すれ
ば、同一部屋等比較的狭い場所で多数のパソコンを使用
することが多い環境下にあっても、各キーボードからの
音が混合して誤動作をすることを防止することができ
る。
【００３４】図６は、本発明のキーボード６１と、パソ
コン本体側のマイクロフォン６３との関係を示す概略図
であり、キーボード６１の音の出口６２をマイクロフォ
ン６３の方向に向けて設置し、キーボード６１から出力
される音を指向性の強いマイクロフォン６３で受ける様
子を描いている。このようにすれば、キーとは関係の無
い、例えば人の声、マシンの動作音、動物の鳴き声、そ
の他の雑音を排除できる。
コン本体側のマイクロフォン６３との関係を示す概略図
であり、キーボード６１の音の出口６２をマイクロフォ
ン６３の方向に向けて設置し、キーボード６１から出力
される音を指向性の強いマイクロフォン６３で受ける様
子を描いている。このようにすれば、キーとは関係の無
い、例えば人の声、マシンの動作音、動物の鳴き声、そ
の他の雑音を排除できる。
【００３５】図７は、パソコン本体側のブロック図であ
り、キーボードからの音を検出し電気信号に変換するマ
イクロフォン７１，マイクロフォン７１の音を増幅する
アンプ７２，増幅後の電気信号から雑音を取り除く帯域
フィルタ７３，雑音除去後の電気信号に対しキー固有の
音を識別する周波数カウンタ７４及び周波数カウンタ７
４で特定された音に対応する電気信号をキーコードに変
換するマイコン７５とで構成される。
り、キーボードからの音を検出し電気信号に変換するマ
イクロフォン７１，マイクロフォン７１の音を増幅する
アンプ７２，増幅後の電気信号から雑音を取り除く帯域
フィルタ７３，雑音除去後の電気信号に対しキー固有の
音を識別する周波数カウンタ７４及び周波数カウンタ７
４で特定された音に対応する電気信号をキーコードに変
換するマイコン７５とで構成される。
【００３６】以上に説明した実施例は、キーボード関連
についてのものであるが、本発明は、例えば、テレビ，
ビデオ，エアコン等の家庭電化製品やロボット，簡易暗
号器，電子錠前のキー，コインカウンタ等のリモートコ
ントローラ（以下リモコン）についても適用できる。
についてのものであるが、本発明は、例えば、テレビ，
ビデオ，エアコン等の家庭電化製品やロボット，簡易暗
号器，電子錠前のキー，コインカウンタ等のリモートコ
ントローラ（以下リモコン）についても適用できる。
【００３７】すなわち、リモコンのボタンをキーボード
のキーと同視し、ボタンに本発明のスイッチレス・キー
と同様な技術思想の下に無電源化、配線からの独立化を
施すことができる。その結果、リモコンのバッテリー不
要化、軽量化、ボタンレイアウトの自在化が可能とな
る。
のキーと同視し、ボタンに本発明のスイッチレス・キー
と同様な技術思想の下に無電源化、配線からの独立化を
施すことができる。その結果、リモコンのバッテリー不
要化、軽量化、ボタンレイアウトの自在化が可能とな
る。
【００３８】
【発明の効果】本発明によれば、キーボードやリモコン
の無電源化を図ることができる。これは、パソコン本体
からの電源供給を断つことによるワイヤレス化は勿論の
こと、キーボードにバッテリーをも不要化するという効
果をもたらすことを意味する。
の無電源化を図ることができる。これは、パソコン本体
からの電源供給を断つことによるワイヤレス化は勿論の
こと、キーボードにバッテリーをも不要化するという効
果をもたらすことを意味する。
【００３９】また、本発明によれば、各キーを一意に識
別するのに、キーの配列位置に対応した電気信号を使用
せず、キー固有の音によるため、各キーのレイアウトは
無意味なものとなるので、ユーザは独自にキーレイアウ
トを変更でき、キーボードから取りはずしたキー単独で
あってもパソコンを動作させることさえできる。
別するのに、キーの配列位置に対応した電気信号を使用
せず、キー固有の音によるため、各キーのレイアウトは
無意味なものとなるので、ユーザは独自にキーレイアウ
トを変更でき、キーボードから取りはずしたキー単独で
あってもパソコンを動作させることさえできる。
【００４０】さらに、本発明によれば、各キーの独立性
からキーボードのメンテナンスもキー単位でできる。
からキーボードのメンテナンスもキー単位でできる。
【図１】本発明のスイッチレス・キーの第１の実施例の
側面図である。
側面図である。
【図２】本発明のスイッチレス・キーの第２の実施例の
側面図である。
側面図である。
【図３】本発明のスイッチレス・キーの第３の実施例の
側面図である。
側面図である。
【図４】本発明のスイッチレス・キーの第４の実施例を
示す図であり、（Ａ）は側面図、（Ｂ）は（Ａ）のＡ−
Ａ断面図である。
示す図であり、（Ａ）は側面図、（Ｂ）は（Ａ）のＡ−
Ａ断面図である。
【図５】本発明のキーボードの概略図であり、（Ａ）は
側面図、（Ｂ）は背面からの見取図である。
側面図、（Ｂ）は背面からの見取図である。
【図６】本発明のキーボードとパソコン本体側のマイク
ロフォンとの関係を示す概略図である。
ロフォンとの関係を示す概略図である。
【図７】本発明のキーボードを使用するパソコン本体側
のブロック図である。
のブロック図である。
【図８】従来例の回路構成図である。
１１，２１，３１，４１，５１ キートップ １２ ふいご １３ 笛 １４，２４，３４，４４ 外筒 ２２ ハンマー ２３ 音叉 ２５，３５，４５ バネ ２６ 結合体 ３２ 内筒 ３３ 空気抜き穴 ４２ 撥具体 ４３ 突起部 ４６ 弦張体 ５２ キー部 ５３，５５，６２ 音の出口 ５４ 共鳴箱 ６１ キーボード ６３，７１，９１ マイクロフォン ７２，８３，９２ アンプ ７３ 帯域フィルタ ７４ 周波数カウンタ ７５ マイコン ８０ 入力装置側筐体 ８１ キーボード回路 ８２，９３ コンバータ ８４ スピーカ ８５ バッテリー ９０ 本体側筐体 ９４ 処理装置 ９５ 出力装置 ９６ 電源 ９７ コンセント
Claims (11)
- 【請求項１】キートップと、前記キートップに直結しキ
ートップを押下すると無電源でキー固有の音を発生する
機構と、前記機構を収容する上面が開口した外筒とから
構成され電子機器のキーボード及びリモートコントロー
ラとして使用されるスイッチレス・キー。 - 【請求項２】前記機構が、前記キートップを押下すると
圧縮されて空気を送るふいごと、前記送られた空気によ
り音を発生する前記外筒底面上に設置された笛とで構成
されることを特徴とする請求項１記載のスイッチレス・
キー。 - 【請求項３】前記機構が、前記キートップを押下すると
下降するハンマーと、前記下降したハンマーと衝突して
音を発生する音叉と、前記音叉を前記外筒底面との間で
下支えするバネと、前記キートップとバネに各々上部と
下部が結合され、かつ中間部に前記ハンマーと音叉が取
り付けられた結合体とで構成されることを特徴とする請
求項１記載のスイッチレス・キー。 - 【請求項４】前記機構が、前記外筒側面と擦れ合って摩
擦音を発生する前記外筒側面と密着した内筒と、前記外
筒底面との間で前記内筒を下支えするバネとで構成さ
れ、かつ前記外筒側面の下部に空気抜きの穴を設けたこ
とを特徴とする請求項１記載のスイッチレス・キー。 - 【請求項５】前記機構が、前記キートップを押下すると
上部及び下部が前記外筒側面に沿って下降し中間部に前
記外筒側面に達しない突起部が設けられた撥具体と、前
記下降時に前記突起部によって弾かれる弦を張り前記外
筒側面に固定された弦張体と、前記外筒底面との間で前
記撥具体を下支えするバネとで構成されたことを特徴と
する請求項１記載のスイッチレス・キー。 - 【請求項６】請求項１記載のスイッチレス・キーを複数
個収容しワイヤレスの入力装置として使用されるキーボ
ード。 - 【請求項７】前記各スイッチレス・キーが発生する音を
集めて外部に出力する共鳴箱を設けたことを特徴とする
請求項６記載のキーボード。 - 【請求項８】請求項１記載のスイッチレス・キーを複数
個収容しワイヤレスの制御装置として使用されるリモー
トコントローラ。 - 【請求項９】請求項６記載のキーボードと、前記キーボ
ードが発生する音を集めて前記キーを一意に識別するキ
ーコードに変換する機能を有する本体とで構成される情
報処理装置。 - 【請求項１０】請求項８記載のリモートコントローラ
と、前記リモートコントローラが発生する音を集めて前
記キーを一意に識別する電気信号に変換する機能を有す
る本体とで構成される家庭電化製品。 - 【請求項１１】前記音を指向性の強いマイクロフォンで
集めることを特徴とする請求項９記載のパーソナルコン
ピュータ及び請求項１０記載の家庭電化製品。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10066427A JPH11265252A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | スイッチレス・キー及びキーボード |
| US09/271,607 US6236339B1 (en) | 1998-03-17 | 1999-03-17 | Key, input unit using such key, and control system comprising such input unit and electronic apparatus acoustically connected to such input unit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10066427A JPH11265252A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | スイッチレス・キー及びキーボード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11265252A true JPH11265252A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13315488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10066427A Pending JPH11265252A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | スイッチレス・キー及びキーボード |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6236339B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11265252A (ja) |
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