JP5524024B2 - 車載装置およびアプリケーション起動制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、車載装置およびアプリケーション起動制御方法に関し、特に、携帯端末と接続可能に成され、前回の接続時に携帯端末上で起動していたアプリケーションを再度の接続時に携帯端末上で自動的に起動させる機能を有する車載装置に用いて好適なものである。
現在、スマートフォン等の携帯端末と接続可能な車載装置の中には、その携帯端末上で実行しているアプリケーションにより携帯端末側で表示されている画面と同じ画面を車載装置側でも表示し、車載装置が備えるタッチパネルなどの入力インターフェースを介して当該アプリケーションに関する操作を可能とする機能を有するものが存在する。これにより、携帯端末のアプリケーションを車載装置でも利用することができる。
さらに、このような車載装置には、前回、車載装置と携帯端末とが接続されている状態において当該携帯端末上で起動していたアプリケーションを、車載装置と携帯端末とが再び接続されたときに携帯端末上で自動的に起動させる機能を有するものがある。この機能を使えば、ユーザが特にアプリケーションの起動操作をすることなく、前回、車載装置と携帯端末とが接続されていたときの使用状態に復帰することができ、ユーザにとって便宜である。
例えば、ナビゲーション機能を実行するアプリケーションは、車載装置と携帯端末とが接続されているときにはいつも使う可能性が大きい。それゆえ、携帯端末上で起動していたアプリケーションを、車載装置と携帯端末とが再び接続されたときに携帯端末上で自動的に起動させる機能は、ユーザにとても便利である。
なお、携帯電話と車載装置との連携に関連して、携帯電話を車両内で使用する場合、携帯電話をいちいち操作することなく、当該携帯電話が備える機能を利用できるようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1に記載の技術では、携帯電話で車載装置との接続を検出した場合、所定の機能(例えば、インターネットへの接続機能)を実現するためのアプリケーションを自動的に起動し、インターネット上のサーバから所定の情報(例えば、車両の運転の際に留意する情報)を取得し車載装置に出力するようにしている。
特開2008−78696号公報
ところで、ユーザは、新たなアプリケーションを携帯端末にインストールすることや、インストール済みのアプリケーションを当該携帯端末からアンインストールすることを任意に行うことができる。近年はアプリケーションのベンダーも増えていて、様々なアプリケーションが提供されている。そのため、ユーザにとって好みのアプリケーションも変わる可能性がある。その場合、今までのアプリケーションをアンインストールして、別のアプリケーションをインストールすることもある。
しかしながら、従来の車載装置においては、車載装置と携帯端末とが接続されている状態において当該携帯端末上で起動していたアプリケーションが、車載装置からの切断後にアンインストールされた場合、車載装置と携帯端末とが再び接続されたとき、当該アプリケーションを携帯端末上で起動させることができない。その結果、アプリケーションを通じて実行しようとしていたユーザ所望の機能を自動実行できないという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、前回の接続時に携帯端末上で起動していたアプリケーションがその後携帯端末からアンインストールされた場合であっても、そのアプリケーションと同等の機能の実行環境状態になるべく自動復帰させることができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、車載装置に携帯端末が接続された場合、前回の接続時に携帯端末上で実行していたアプリケーションが携帯端末にインストールされているか否かについて判定する。インストールされていないと判定したとき、当該アプリケーションの種別と同じ種別のアプリケーションが携帯端末にインストールされているか否かについて更に判定する。そして、同じ種別のアプリケーションが携帯端末にインストールされていると判定した場合、当該アプリケーションの起動要求を携帯端末に送信するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、車載装置と携帯端末との前回の接続時に携帯端末上で実行していたアプリケーションがその後アンインストールされても、車載装置と携帯端末とが再び接続されたとき、同種のアプリケーションがあれば携帯端末上で自動的に起動される。そのため、前回の接続時に携帯端末上で実行していたアプリケーションがその後、携帯端末からアンインストールされた場合であっても、そのアプリケーションと同等の機能の実行環境状態になるべく自動復帰させることができる。
本実施形態による車載装置を備えた車載システムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態の車載装置によるアプリケーション特定情報の記憶制御動作例を示すフローチャートである。 本実施形態の車載装置によるアプリケーション起動制御動作例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態(以下、本実施形態)を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態による車載装置100を備えた車載システム120の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、車載システム120は、車載装置100の他に、スマートフォン等の携帯端末140およびディスプレイ160(本発明の表示部に対応する)を備えて構成されている。
車載装置100は、車載装置100と携帯端末140とが接続されている状態において、携帯端末140上で実行しているアプリケーションにより携帯端末140側で表示されている画面と同じ画面をディスプレイ160にも表示し、車載装置100が備えるタッチパネル(図示せず)などの入力インターフェースを介して当該アプリケーションに関するユーザ操作を可能とする機能を有する。これにより、携帯端末140のアプリケーションを車載装置100でも利用することができる。ディスプレイ160は、車載装置100により生成された各種情報を表示する。
次に、携帯端末140の内部構成について説明する。携帯端末140は、アプリケーション記憶部200、アプリケーション記憶制御部220、問い合わせ応答部240、起動要求情報受信部260、アプリケーション実行部280、アプリケーション特定情報送信部300、表示制御部320、ディスプレイ340および画面データ送信部360を備えて構成されている。
アプリケーション記憶部200は、ユーザにより携帯端末140にインストールされたアプリケーションと、当該アプリケーションを識別するアプリケーションIDおよび当該アプリケーションが実行する機能(例えば、ナビゲーション機能、オーディオ出力機能または放送受信機能など)の種別を示す種別情報を含むアプリケーション特定情報とをアプリケーション単位で記憶している。
アプリケーション記憶制御部220は、ユーザにより携帯端末140にアプリケーションをインストールする操作が行われる度に、そのアプリケーションと当該アプリケーションに対応したアプリケーション特定情報とをアプリケーション記憶部200に追加記憶させる。また、アプリケーション記憶制御部220は、ユーザにより携帯端末140からアプリケーションをアンインストールする操作が行われる度に、そのアプリケーションと当該アプリケーションに対応したアプリケーション特定情報とをアプリケーション記憶部200から削除する。
問い合わせ応答部240は、車載装置100と携帯端末140とが接続されている状態において、車載装置100からの各種の問い合わせに応答する。すなわち、問い合わせ応答部240は、後述する直前実行アプリケーション特定情報により特定されるアプリケーションIDに対応するアプリケーションが携帯端末140にインストールされているか否かについての問い合わせを車載装置100の第1の判定部480から受ける。
そして、問い合わせ応答部240は、その問い合わせに対して、直前実行アプリケーション特定情報により特定されるアプリケーションIDが、アプリケーション記憶部200に記憶されている各アプリケーション特定情報に含まれるアプリケーションIDの何れかと一致するか否か(直前実行アプリケーション特定情報により特定されるアプリケーションIDに対応するアプリケーションがアプリケーション記憶部200に記憶されているか否か)について判定する。問い合わせ応答部240は、その判定結果を車載装置100の第1の判定部480に通知する。
また、問い合わせ応答部240は、直前実行アプリケーション特定情報により特定される種別と同じ種別のアプリケーションが携帯端末140にインストールされているか否かについての問い合わせを車載装置100の第2の判定部500から受ける。そして、問い合わせ応答部240は、その問い合わせに対して、直前実行アプリケーション特定情報に含まれる種別情報が、アプリケーション記憶部200に記憶されている各アプリケーション特定情報に含まれる種別情報の何れかと一致するか否か(直前実行アプリケーション特定情報により特定される種別と同じ種別のアプリケーションがアプリケーション記憶部200に記憶されているか否か)について判定する。
問い合わせ応答部240は、同じ種別のアプリケーションが携帯端末140にインストールされていると判定した場合、そのアプリケーションに対応するアプリケーションIDを車載装置100の第2の判定部500に通知する。一方、同じ種別のアプリケーションが携帯端末140にインストールされていないと判定した場合、問い合わせ応答部240は、その旨を車載装置100の第2の判定部500に通知する。
なお、同じ種別のアプリケーションが複数インストールされていると判定した場合には、問い合わせ応答部240は、その中の何れか1つのアプリケーションIDを車載装置100に通知する。どのアプリケーションを選択するかについては種々のルールを適用することができる。例えば、問い合わせ応答部240は、携帯端末140上で最も起動回数の多いアプリケーションのアプリケーションIDを選択して車載装置100の第2の判定部500に通知する。各アプリケーションの起動回数は、携帯端末140でカウントし、図示しないメモリに記憶しておく。
起動要求情報受信部260は、車載装置100からアプリケーションの起動要求情報が送信された場合、その起動要求情報を受信する。起動要求情報は、車載装置100が特定のアプリケーションの起動を携帯端末140に対して要求する情報であり、その起動を要求するアプリケーションに対応するアプリケーションIDを含む。起動要求情報受信部260は、車載装置100から受信した起動要求情報をアプリケーション実行部280に出力する。
アプリケーション実行部280は、起動要求情報受信部260から起動要求情報が出力された場合、その起動要求情報に含まれるアプリケーションIDに対応するアプリケーションをアプリケーション記憶部200から取り出して起動する。なお、アプリケーション実行部280は、起動要求情報受信部260からの起動要求があったときのみならず、携帯端末140でユーザが起動要求した場合も、その要求に係るアプリケーションをアプリケーション記憶部200から取り出して起動する。そして、アプリケーション実行部280は、そのアプリケーションの実行に伴い表示するための画面データを表示制御部320および画面データ送信部360に出力する。
また、アプリケーション実行部280は、起動したアプリケーションに対応するアプリケーション特定情報をアプリケーション記憶部200から取り出してアプリケーション特定情報送信部300に出力する。アプリケーション特定情報送信部300は、車載装置100と携帯端末140とが接続されている状態において、アプリケーション実行部280から出力されたアプリケーション特定情報を車載装置100のアプリケーション特定情報受信部420に送信する。
表示制御部320は、アプリケーション実行部280から出力された画面データをディスプレイ340に表示するように制御する。画面データ送信部360は、車載装置100と携帯端末140とが接続されている状態において、アプリケーション実行部280から出力された画面データを車載装置100の画面データ受信部560に送信する。これにより、携帯端末140上で実行しているアプリケーションにより携帯端末140側で表示されている画面と同じ画面が車載装置100側のディスプレイ160でも表示されることとなる。
次に、車載装置100の内部構成について説明する。車載装置100は、接続検出部400、アプリケーション特定情報受信部420、記憶制御部440、記憶部460、第1の判定部480、第2の判定部500、起動要求情報送信部520、警告情報生成部540、画面データ受信部560および表示制御部580を備えて構成されている。
接続検出部400は、車載装置100と携帯端末140とが接続されていない状態において、例えば、Bluetooth(登録商標)などの無線通信手段やUSBケーブルなどの有線通信手段を介して、車載装置100と携帯端末140とが接続されたことを検出する。接続検出部400は、車載装置100と携帯端末140とが接続されたことを検出した場合、その旨を第1の判定部480に通知する。
また、接続検出部400は、車載装置100と携帯端末140とが接続されている状態において、車載装置100と携帯端末140との接続が解除されたことを検出する。接続検出部400は、車載装置100と携帯端末140との接続が解除されたことを検出した場合、その旨を記憶制御部440に通知する。
アプリケーション特定情報受信部420は、車載装置100と携帯端末140とが接続されている状態において、携帯端末140のアプリケーション特定情報送信部300からアプリケーション特定情報が送信された場合、そのアプリケーション特定情報を受信して記憶制御部440に出力する。
記憶制御部440は、車載装置100と携帯端末140との接続が解除された旨の通知を接続検出部400から受けた場合、アプリケーション特定情報受信部420から出力されたアプリケーション特定情報を、直前実行アプリケーション特定情報として記憶部460に上書き記憶する。
第1の判定部480は、車載装置100と携帯端末140とが接続された旨の通知を接続検出部400から受けた場合、記憶部460に記憶されている直前実行アプリケーション特定情報に含まれるアプリケーションIDに対応するアプリケーション(つまり、前回の接続時に携帯端末140で実行されていたアプリケーション)が携帯端末140にインストールされているか否かについて判定する。
具体的には、第1の判定部480は、携帯端末140の問い合わせ応答部240に対し、直前実行アプリケーション特定情報に含まれるアプリケーションIDに対応するアプリケーションが携帯端末140にインストールされているか否かについて問い合わせる。そして、第1の判定部480は、インストールされている旨の通知を問い合わせ応答部240から受けた場合、そのアプリケーションIDを起動要求情報送信部520に通知する。一方、第1の判定部480は、インストールされていない旨の通知を問い合わせ応答部240から受けた場合、その旨を第2の判定部500に通知する。
第2の判定部500は、記憶部460に記憶されている直前実行アプリケーション特定情報に含まれる種別情報により示される種別と同じ種別のアプリケーション(つまり、前回の接続時に携帯端末140で実行されていたアプリケーションと同種のアプリケーション)が携帯端末140にインストールされているか否かについて判定する。
具体的には、第2の判定部500は、直前実行アプリケーション特定情報に含まれるアプリケーションIDに対応するアプリケーションが携帯端末140にインストールされていない旨の通知を第1の判定部480から受けた場合、携帯端末140の問い合わせ応答部240に対し、直前実行アプリケーション特定情報に含まれる種別情報により示される種別と同じ種別のアプリケーションが携帯端末140にインストールされているか否かについて問い合わせる。そして、第2の判定部500は、同じ種別のアプリケーションに関するアプリケーションIDの通知を問い合わせ応答部240から受けた場合、そのアプリケーションIDを起動要求情報送信部520に通知する。一方、第2の判定部500は、同じ種別のアプリケーションが携帯端末140にインストールされていない旨の通知を問い合わせ応答部240から受けた場合、その旨を警告情報生成部540に通知する。
起動要求情報送信部520は、アプリケーションIDの通知を第1の判定部480から受けた場合、当該アプリケーションIDに対応するアプリケーション(すなわち、直前実行アプリケーション特定情報に含まれるアプリケーションIDにより示されるアプリケーション)の起動を要求する起動要求情報(アプリケーションIDを含む)を生成し、生成した起動要求情報を携帯端末140の起動要求情報受信部260に送信する。
また、起動要求情報送信部520は、アプリケーションIDの通知を第2の判定部500から受けた場合、そのアプリケーションIDに対応するアプリケーション(すなわち、直前実行アプリケーション特定情報に含まれる種別情報により示される種別と同じ種別のアプリケーション)の起動を要求する起動要求情報(アプリケーションIDを含む)を生成し、生成した起動要求情報を携帯端末140の起動要求情報受信部260に送信する。
警告情報生成部540は、直前実行アプリケーション特定情報に含まれる種別情報により示される種別と同じ種別のアプリケーションがインストールされていない旨の通知を第2の判定部500から受けた場合、その旨を示す警告情報を生成する。警告情報は、例えば「前回の接続時に携帯端末上で起動していたアプリケーションおよびそれと同じ種別のアプリケーションはインストールされていません。」といった文字列からなる情報である。
画面データ受信部560は、車載装置100と携帯端末140とが接続されている状態において、携帯端末140の画面データ送信部360から画面データが送信された場合、その画面データを受信して表示制御部580に出力する。
表示制御部580は、警告情報生成部540により生成された警告情報をディスプレイ160に表示するように制御する。また、表示制御部580は、画面データ受信部560から画面データが出力された場合、その画面データに基づく画面(すなわち、携帯端末140上で実行しているアプリケーションにより携帯端末140側で表示されている画面)をディスプレイ160に表示するように制御する。
次に、本実施形態の車載装置100によるアプリケーション特定情報の記憶制御動作について説明する。図2は、本実施形態の車載装置100による直前実行アプリケーション特定情報の記憶制御動作例を示すフローチャートである。図2におけるステップS100は、車載装置100と携帯端末140とが接続され、ユーザ操作により携帯端末140上でアプリケーションが起動されることにより開始する。
まず、アプリケーション特定情報受信部420は、車載装置100と携帯端末140とが接続されている状態において、携帯端末140のアプリケーション特定情報送信部300から送信されたアプリケーション特定情報を受信して記憶制御部440に出力する(ステップS100)。次に、接続検出部400は、車載装置100と携帯端末140との接続が解除されたか否かについて判定する(ステップS120)。もし、車載装置100と携帯端末140との接続が解除されていないと接続検出部400にて判定した場合(ステップS120にてNO)、処理はステップS120に遷移する。
一方、車載装置100と携帯端末140との接続が解除されたと接続検出部400にて判定した場合(ステップS120にてYES)、接続検出部400は、その旨を記憶制御部440に通知する。そして、この通知を受けた記憶制御部440は、ステップS100で受信していたアプリケーション特定情報を直前実行アプリケーション特定情報として記憶部460に上書き記憶する(ステップS140)。ステップS140の処理が完了することによって、車載装置100は図2における処理を終了する。
次に、本実施形態の車載装置100によるアプリケーション起動制御動作について説明する。図3は、本実施形態の車載装置100によるアプリケーション起動制御動作例を示すフローチャートである。図3におけるステップS200の処理は、車載装置100の電源が投入されることによって、または、図2のフローチャートにおける処理が終了することによって開始する。
まず、接続検出部400は、車載装置100と携帯端末140とが接続されたか否かについて判定する(ステップS200)。もし、車載装置100と携帯端末140とが接続されていないと接続検出部400にて判定した場合(ステップS200にてNO)、処理はステップS200に遷移する。一方、車載装置100と携帯端末140とが接続されたと接続検出部400にて判定した場合(ステップS200にてYES)、その旨を第1の判定部480に通知する。
次に、第1の判定部480は、携帯端末140の問い合わせ応答部240に対し、記憶部460に記憶されている直前実行アプリケーション特定情報に含まれるアプリケーションIDに対応するアプリケーションが携帯端末140にインストールされているか否かについて問い合わせる(ステップS220)。そして、第1の判定部480は、インストールされている旨の通知を問い合わせ応答部240から受けたか否かについて判定する(ステップS240)。
もし、インストールされている旨の通知を受けたと第1の判定部480にて判定した場合(ステップS240にてYES)、第1の判定部480は、直前実行アプリケーション特定情報に含まれるアプリケーションIDを起動要求情報送信部520に通知する。そして、起動要求情報送信部520は、第1の判定部480から通知されたアプリケーションIDに対応するアプリケーションの起動を要求する起動要求情報を生成し、生成した起動要求情報を携帯端末140の起動要求情報受信部260に送信する(ステップS260)。ステップS260の処理が完了することによって、車載装置100は図3における処理を終了する。
一方、インストールされている旨の通知を受けていない(すなわち、インストールされていない旨の通知を受けた)と第1の判定部480にて判定した場合(ステップS240にてNO)、第1の判定部480はその旨を第2の判定部500に通知する。次に、第2の判定部500は、携帯端末140の問い合わせ応答部240に対し、直前実行アプリケーション特定情報に含まれる種別情報により示される種別と同じ種別のアプリケーションが携帯端末140にインストールされているか否かについて問い合わせる(ステップS280)。そして、第2の判定部500は、アプリケーションIDの通知を問い合わせ応答部240から受けたか否かについて判定する(ステップS300)。
もし、アプリケーションIDの通知を問い合わせ応答部240から受けたと第2の判定部500にて判定した場合(ステップS300にてYES)、第2の判定部500は、そのアプリケーションIDを起動要求情報送信部520に通知する。そして、起動要求情報送信部520は、第2の判定部500から通知されたアプリケーションIDに対応するアプリケーションの起動を要求する起動要求情報を生成し、生成した起動要求情報を携帯端末140の起動要求情報受信部260に送信する(ステップS320)。ステップS320の処理が完了することによって、車載装置100は図3における処理を終了する。
一方、アプリケーションIDの通知を問い合わせ応答部240から受けていない(すなわち、直前実行アプリケーション特定情報に含まれる種別情報により示される種別と同じ種別のアプリケーションがインストールされていない旨の通知を問い合わせ応答部240から受けた)と第2の判定部500にて判定した場合(ステップS300にてNO)、第2の判定部500はその旨を警告情報生成部540に通知する。警告情報生成部540は、前回の接続時に携帯端末140で実行されていたアプリケーションおよびそれと同種のアプリケーションがインストールされていない旨を示す警告情報を生成する(ステップS340)。最後に、表示制御部580は、警告情報生成部540により生成された警告情報をディスプレイ160に表示するように制御する(ステップS360)。ステップS360の処理が完了することによって、車載装置100は図3における処理を終了する。
以上詳しく説明したように、本実施形態では、車載装置100に携帯端末140が接続された場合、前回の接続時に携帯端末140上で実行していたアプリケーションが携帯端末140にインストールされているか否かについて判定し、インストールされていないと判定したとき、当該アプリケーションの種別と同じ種別のアプリケーションが携帯端末140にインストールされているか否かについて判定する。そして、同じ種別のアプリケーションが携帯端末140にインストールされていると判定した場合、当該アプリケーションの起動要求を携帯端末140に送信するようにしている。
このように構成した本実施形態によれば、車載装置100と携帯端末140との前回の接続時に携帯端末140上で実行していたアプリケーションがその後アンインストールされても、車載装置100と携帯端末140とが再び接続されたとき、同種のアプリケーションが携帯端末140上で自動的に起動される。そのため、前回の接続時に携帯端末140上で実行していたアプリケーションがその後、携帯端末140からアンインストールされた場合であっても、そのアプリケーションと同等の機能の実行環境状態になるべく自動復帰させることができる。
また、本実施形態では、直前実行アプリケーション特定情報に含まれる種別情報により示される種別と同じ種別のアプリケーションが携帯端末140にインストールされていないと判定した場合、その旨を示す警告情報をディスプレイ160に表示するようにしている。このように構成した本実施形態によれば、ユーザは、ディスプレイ160を見ているだけで、前回の接続時に携帯端末140上で起動していたアプリケーションおよびそれと同種のアプリケーションが携帯端末140にインストールされていないことを迅速に把握することができる。
なお、上記実施形態では、起動要求情報送信部520が、アプリケーションIDの通知を第2の判定部500から受けた場合、そのアプリケーションIDに対応するアプリケーションの起動を要求する起動要求情報を携帯端末140の起動要求情報受信部260に送信する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、車載装置100と携帯端末140とが接続されている状態において、携帯端末140上で実行していたアプリケーションの実行パラメータもアプリケーションIDと関連付けて記憶部460に記憶しておき、起動要求情報送信部520は、アプリケーションIDの通知を第2の判定部500から受けた場合、そのアプリケーションIDおよび記憶部460に記憶されている実行パラメータを含む起動要求情報を送信するようにしても良い。
この場合、携帯端末140のアプリケーション実行部280では、起動要求情報送信部520から送信された起動要求情報に含まれるアプリケーションIDに対応するアプリケーション(すなわち、直前実行アプリケーション特定情報に含まれる種別情報により示される種別と同じ種別のアプリケーション)に、同じく起動要求情報に含まれる実行パラメータ(すなわち、直前実行アプリケーション特定情報に含まれるアプリケーションIDにより示されるアプリケーションの実行パラメータ)を設定して起動処理を行う。
ここで、実行パラメータは、アプリケーションを実行するときに、実行中の動作を指定するための設定値である。例えば、ナビゲーション機能を有するアプリケーションの実行パラメータとしては、地図の表示縮尺などが挙げられる。このようにすれば、ユーザが特にアプリケーションの起動操作および実行パラメータの設定操作をすることなく、前回、車載装置100と携帯端末140とが接続されていたときにより近い実行環境状態に復帰させることができ、ユーザにとって便宜である。
ただし、アプリケーション実行部280は、起動要求情報に含まれるアプリケーションIDに対応する同種のアプリケーションが既に携帯端末140において1回以上実行されている場合、起動要求情報に含まれる実行パラメータではなく、当該アプリケーションを前回実行していたときの実行パラメータ(例えば、携帯端末140のシステムメモリに記憶しておく)を設定して当該アプリケーションを起動するようにしても良い。反対に、同種のアプリケーションが携帯端末140にインストールされているのみでまだ1回も起動していない場合、デフォルトの実行パラメータでなく、記憶部460に記憶されている実行パラメータを使用して起動処理を行う。このようにすれば、起動対象のアプリケーションが過去に実行されていれば、そのときの実行パラメータが優先して設定されるので、なるべく過去に実行していたときと同じ実行環境で起動させたいユーザにとって便宜である。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100 車載装置
140 携帯端末
160 ディスプレイ
400 接続検出部
460 記憶部
480 第1の判定部
500 第2の判定部
520 起動要求情報送信部
580 表示制御部

Claims (4)

  1. 車載装置から送信された起動要求情報に基づいてインストール済みのアプリケーションを起動する機能を有する携帯端末と接続可能に成された車載装置であって、
    前記車載装置と前記携帯端末とが接続されている状態において、当該携帯端末上で実行していたアプリケーションおよびその種別を特定するアプリケーション特定情報を記憶する記憶部と、
    前記車載装置と前記携帯端末とが接続されていない状態において、前記車載装置と前記携帯端末とが接続されたことを検出する接続検出部と、
    前記接続検出部により前記車載装置と前記携帯端末とが接続されたことが検出された場合、前記アプリケーション特定情報により示される前記アプリケーションが前記携帯端末にインストールされているか否かについて判定する第1の判定部と、
    前記第1の判定部により前記アプリケーション特定情報により示される前記アプリケーションが前記携帯端末にインストールされていないと判定された場合、前記記憶部に記憶されている前記アプリケーション特定情報により示される種別と同じ種別のアプリケーションが前記携帯端末にインストールされているか否かについて判定する第2の判定部と、
    前記第2の判定部により前記同じ種別のアプリケーションが前記携帯端末にインストールされていると判定された場合、当該同じ種別のアプリケーションの起動を要求する起動要求情報を前記携帯端末に送信する起動要求情報送信部とを備えたことを特徴とする車載装置。
  2. 請求項1に記載の車載装置において、
    前記第2の判定部により前記同じ種別のアプリケーションが前記携帯端末にインストールされていないと判定された場合、その旨を示す警告情報を表示部に表示するように制御する表示制御部を更に備えたことを特徴とする車載装置。
  3. 請求項1に記載の車載装置において、
    前記記憶部は、前記車載装置と前記携帯端末とが接続されている状態において、当該携帯端末上で実行していたアプリケーションの実行パラメータを更に記憶し、
    前記起動要求情報送信部は、前記第2の判定部により前記同じ種別のアプリケーションが前記携帯端末にインストールされていると判定された場合、当該同じ種別のアプリケーションの起動を要求する起動要求情報に、当該同じ種別のアプリケーションを起動する際に設定するための実行パラメータとして前記記憶部に記憶されている前記実行パラメータを含めて前記携帯端末に送信することを特徴とする車載装置。
  4. 車載装置から送信された起動要求情報に基づいてインストール済みのアプリケーションを起動する機能を有する携帯端末と接続可能に成された車載装置におけるアプリケーション起動制御方法であって、
    前記車載装置と前記携帯端末とが接続されている状態において、当該携帯端末上で実行していたアプリケーションおよびその種別を特定するアプリケーション特定情報を記憶部に記憶する第1のステップと、
    前記車載装置と前記携帯端末とが接続されていない状態において、前記車載装置と前記携帯端末とが接続されたことを検出する第2のステップと、
    前記第2のステップにより前記車載装置と前記携帯端末とが接続されたことが検出された場合、前記記憶部に記憶されている前記アプリケーション特定情報により示される前記アプリケーションが前記携帯端末にインストールされているか否かについて判定する第3のステップと、
    前記第3のステップにより前記アプリケーション特定情報により示される前記アプリケーションが前記携帯端末にインストールされていないと判定された場合、前記記憶部に記憶されている前記アプリケーション特定情報により示される種別と同じ種別のアプリケーションが前記携帯端末にインストールされているか否かについて判定する第4のステップと、
    前記第4のステップにより前記同じ種別のアプリケーションが前記携帯端末にインストールされていると判定された場合、当該同じ種別のアプリケーションの起動を要求する起動要求情報を前記携帯端末に送信する第5のステップとを有することを特徴とするアプリケーション起動制御方法。
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