JP5524022B2 - ファスニングテープの製造方法およびおむつ - Google Patents

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本発明は、おむつに使用されるファスニングテープの製造方法、および、ファスニングテープを備えたおむつに関する。
従来、着用者から排泄される尿等の体液を吸収するおむつが知られている。
従来のおむつの例として、特許文献1には、止着テープを用いた使い捨ておむつが、記載されている。特許文献1の止着テープは、不織布の帯状体に面ファスナーの雄側係合片の細帯体を粘着した後に、雄側係合片細帯体粘着幅より長い振幅のジグザグ線に沿って帯状体を切断することによって、製造されている(請求項7等)。
また、特許文献2には、締着部材を有するおむつが、記載されている。特許文献2の締着部材は、連続する締着複合ウェブに締着材料を接合した後に、複数の繰り返すパターンを含む連続する切断線に沿って締着複合ウェブを切断することによって、形成されている(請求項1等)。
特開2002−45214号公報 特表2007−521035号公報
近年、ファスニングテープの2つのタブを、前腹部に重ねて止着させることを想定した使い捨ておむつが、望まれている。このような使い捨ておむつでは、タブを重ねたときにも、2つの止着部材を、いずれも使い捨ておむつの前腹部に直接的に止着させることができるように、タブの長さを長くすることが、好ましい。しかしながら、そのようなファスニングテープを、特許文献1や特許文献2の製造方法で製造しようとすると、幅方向の切断距離が長くなる。このため、幅方向の切断時に、切断不良が発生しやすくなる。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、ファスニングテープの製造時に、幅方向の切断不良を抑制できる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、おむつに使用されるファスニングテープの製造方法であって、a)帯状の基材シートの上面に設定された第1止着領域および第2止着領域に、第1止着部材および第2止着部材を、それぞれ取り付ける工程と、b)前記第1止着領域と前記第2止着領域との間に設定された2箇所の折り目で、前記基材シートを折り畳み、断面視においてZ字状に積層された重複部を設ける工程と、c)前記工程a)および前記工程b)の後に、前記基材シートを、前記第1止着部材および前記第2止着部材を横断しつつ、蛇行状に切断する工程と、を有する。
本願の第2発明は、第1発明の製造方法であって、d)前記工程c)の後に、前記第1止着部材および前記第2止着部材が取り付けられた舌片状のタブを折り返して、前記タブより幅方向外側に位置する基材シートの上面に、前記第1止着部材および前記第2止着部材の少なくとも一方を、仮止着させる工程をさらに有する。
本願の第3発明は、第1発明または第2発明の製造方法であって、前記工程b)では、前記第1止着領域より前記第2止着領域が上面側に配置され、かつ、前記第1止着領域の少なくとも一部分が、前記重複部と重なるように、前記基材シートを折り畳む。
本願の第4発明は、第3発明の製造方法であって、前記工程a)は、a−1)前記第1止着領域に、前記第1止着部材を取り付ける工程と、a−2)前記第2止着領域に、前記第2止着部材を取り付ける工程と、を含み、前記工程b)は、前記工程a−1)と前記工程a−2)との間に行われる。
本願の第5発明は、第1発明から第4発明までのいずれかの製造方法であって、e)前記工程b)と前記工程c)との間に、前記重複部を、部分的に熱圧着で仮接合する工程をさらに有する。
本願の第6発明は、第1発明から第4発明までのいずれかの製造方法であって、f)前記工程b)の前に、前記重複部となることが予定される面の少なくとも一部分に、接着剤を塗布する工程をさらに有し、前記工程b)では、前記接着剤により、前記重複部を構成する面同士が、仮接合される。
本願の第7発明は、第1発明から第6発明までのいずれかの製造方法であって、前記工程a)では、前記基材シートとは異なる色の前記第1止着部材および前記第2止着部材を、前記基材シートに取り付ける。
本願の第8発明は、第1発明から第7発明までのいずれかの製造方法であって、前記工程c)では、前記重複部を、互いに平行な直線状の複数の切断線に沿って、切断する。
本願の第9発明は、おむつであって、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシート及び前記バックシートの間に介在する吸収体とを含む積層体からなり、前腹部と、後背部と、前記前腹部及び前記後背部を繋ぐ幅狭の股部と、を有するおむつ本体部と、前記後背部の両側縁部に基端部が固定された一対のファスニングテープと、を備え、前記ファスニングテープは、前記基端部を含むファスニング本体部と、前記ファスニング本体部から幅方向外側へ向けて延びるタブと、前記タブの内側の面に、幅方向に並んで配置された一対の止着部材と、を有し、前記タブは、前記一対の止着部材の間に設けられた2箇所の折り目で折り畳まれ、断面視においてZ字状に積層された重複部を有し、前記重複部は、仮接合または前記止着部材による仮止着によって、展開が規制されている。
本願の第10発明は、第9発明のおむつであって、前記タブが、内側へ折り返されて、前記一対の止着部材の少なくとも一方が、前記ファスニング本体部の内側の面に、仮止着されている。
本願の第11発明は、第9発明または第10発明のおむつであって、前記タブの色と、前記止着部材の色とが、相違する。
本願の第1発明〜第8発明によれば、基材シートの幅方向の切断距離が短縮されるため、幅方向の切断不良が抑制される。また、重複部の長さを変更すれば、異なる長さのファスニングテープを、共通の切断装置で製造できる。
特に、本願の第2発明によれば、工程d)より後の工程において、タブが展開してしまうことを防止できる。また、工程d)より後の工程において、第1止着部材および第2止着部材が、意図しない箇所に止着されることを防止できる。
特に、本願の第3発明によれば、第1止着部材を、それに対向する基材シートの面に、仮止着させることができる。これにより、工程b)より後の工程において、重複部が展開することを抑制できる。
特に、本願の第4発明によれば、工程b)において、第1止着部材を、それに対向する基材シートの面に、仮止着させることができる。また、工程b)の時点では、第2止着部材が取り付けられていないため、基材シートを容易に折り畳むことができる。
特に、本願の第5発明によれば、重複部を折り畳まれた状態に維持できる。また、重複部の嵩張りを抑制できる。このため、工程c)において、基材シートをより容易に切断できる。
特に、本願の第6発明によれば、重複部を折り畳まれた状態に維持できる。また、重複部の嵩張りを抑制できる。このため、工程c)において、基材シートをより容易に切断できる。
特に、本願の第7発明によれば、工程a)より後の工程において、基材シートが折り畳まれていることや、第1止着部材および第2止着部材の位置を、容易に確認できる。
特に、本願の第8発明によれば、基材シートを展開したときに、タブの輪郭に凹凸が生じることを、防止できる。
また、本願の第9発明〜第11発明によれば、ファスニングテープの製造時に、幅方向の切断不良を抑制できる。また、使用者は、折り畳まれた短い状態のままでタブを使用することができる一方、展開した長い状態でタブを使用することもできる。すなわち、使用者は、状況に応じて、タブの長さを選択できる。
特に、本願の第10発明によれば、使用前に、止着部材が他の部位に付着することを、防止できる。
特に、本願の第11発明によれば、タブが折り畳まれていることや、止着部材の位置を、容易に確認できる。
使い捨ておむつの斜視図である。 使い捨ておむつをトップシート側から見た平面図である。 使い捨ておむつをバックシート側から見た平面図である。 図2中のIV−IV位置から見た使い捨ておむつの断面図である。 一方のファスニングテープの斜視図である。 他方のファスニングテープの斜視図である。 4本のタブをターゲットテープに止着させた様子を示した図である。 ファスニングテープの製造手順を示したフローチャートである。 ファスニングテープの製造時の様子を示した図である。 ファスニングテープの製造時の様子を示した図である。 ファスニングテープの製造時の様子を示した図である。 ファスニングテープの製造時の様子を示した図である。 ファスニングテープの製造時の様子を示した図である。 ファスニングテープの製造時の様子を示した図である。 ファスニングテープの製造時の様子を示した図である。 ファスニングテープの製造時の様子を示した図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<1.使い捨ておむつの構造>
<1−1.おむつ本体部について>
図1は、本発明の一実施形態に係る使い捨ておむつ1の斜視図である。図2は、使い捨ておむつ1をトップシート10側から見た平面図である。図3は、使い捨ておむつ1をバックシート20側から見た平面図である。また、図4は、図2中のIV−IV位置から見た使い捨ておむつ1の断面図である。なお、図2および図3は、後述するサイドシート用弾性部材41、腰周り用弾性部材51、および脚周り用弾性部材52を、いずれも伸長させた状態を示している。
図1〜図4に示すように、使い捨ておむつ1は、液透過性のトップシート10と、液不透過性のバックシート20と、両シート10,20の間に介在する吸収体30と、を有する積層体からなるおむつ本体部2を備えている。使い捨ておむつ1の着用者が尿等の体液を排泄すると、当該体液は、トップシート10を通過するが、バックシート20を通過することはなく、トップシート10とバックシート20との間において、吸収体30に吸収保持される。
おむつ本体部2は、着用者の腹面に宛がわれる前腹部2aと、着用者の背面に宛がわれる後背部2bと、前腹部2aおよび後背部2bを繋ぐ股部2cとを有している。以下では、前腹部2a、股部2c、および後背部2bが連なる方向を「長手方向」と称し、長手方向に直交しかつおむつ本体部2の表面に沿う方向を「幅方向」と称する。おむつ本体部2は、前腹部2aから後背部2bにかけて長手方向に延び、その中間に位置する股部2cにおいて、幅方向にくびれた形状となっている。
トップシート10は、吸収体30の内側(着用者の肌に近い側)に配置された、液透過性のシートである。トップシート10は、前腹部2aから後背部2bにかけて帯状に延び、その幅方向の寸法は、おむつ本体部2の外縁の幅方向の寸法よりも小さい。本実施形態のトップシート10は、疎水性繊維(ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、ナイロン等)の表面を界面活性剤により処理して液透過性とした不織布により構成されている。なお、トップシート10は、親水性繊維(セルロース、レーヨン、コットン等)を用いた不織布により構成されていてもよい。
バックシート20は、吸収体30の外側(着用者の肌から遠い側)に配置された、液不透過性のシートである。バックシート20は、平面視において、おむつ本体部2とほぼ同等の形状を有する。すなわち、バックシート20は、おむつ本体部2の外側面全体を覆っている。本実施形態のバックシート20は、プラスチックフィルムにより構成されている。なお、バックシート20は、プラスチックフィルムとその外側面に貼着された柔軟性の高い不織布とにより構成されていてもよい。また、バックシート20は、疎水性繊維(ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、ナイロン等)を用いた撥水性の不織布により構成されていてもよい。
吸収体30は、吸液性および保液性を有する部材である。図4に示すように、吸収体30は、トップシート10とバックシート20との間に、接着剤91で固定されている。吸収体30は、例えば、粉砕したパルプ繊維やセルロース繊維などの親水性繊維と、粒状の高吸収性ポリマー(Superabsorbent Polymer:SAP)とを混合した塊を、ティッシュペーパーなどの紙シートまたは透液性不織布シートで被覆したものである。なお、吸収体30は、高吸収性ポリマーのみをシート状に成形したものであってもよい。
トップシート10の内側には、側方への体液の漏れを防止するための一対のサイドシート40が設けられている。一対のサイドシート40は、おむつ本体部2の左右の側部を覆うように、長手方向に延びている。各サイドシート40は、疎水性繊維(ポリプロピレン、ポリエチレン等)を用いた撥水性の不織布により構成されている。図4に示すように、一対のサイドシート40は、幅方向外側の部分が、接着剤91を介して、他のシートの内側面に貼着されている。サイドシート40の幅方向内側の部分は、トップシート10の内側面に貼着されておらず、トップシート10に対して立ち上がり可能となっている。
サイドシート40の幅方向内側の側縁部には、長手方向に延びる複数本のサイドシート用弾性部材41が設けられている。使い捨ておむつ1の製造時には、サイドシート用弾性部材41が、自然長よりも伸長された状態で、サイドシート40に取り付けられる。このため、サイドシート用弾性部材41は、サイドシート40を長手方向に収縮させる弾性力を発生させる。使い捨ておむつ1を開いたときには、サイドシート用弾性部材41の弾性力により、サイドシート40の幅方向内側の側縁部が立ち上がる。これにより、おむつ本体部2の内側面に、一対の起立した堰が形成される。
前腹部2aおよび後背部2bには、幅方向に延びる複数本の腰周り用弾性部材51が設けられている。腰周り用弾性部材51は、トップシート10とバックシート20との間に、接着剤(図示省略)で固定されている。使い捨ておむつ1の製造時には、腰周り用弾性部材51が、自然長よりも伸長された状態で、前腹部2aおよび後背部2bに取り付けられる。このため、腰周り用弾性部材51は、前腹部2aおよび後背部2bを、幅方向に収縮させる弾性力を発生させる。着用者が使い捨ておむつ1を着用したときには、腰周り用弾性部材51の収縮力により、前腹部2aおよび後背部2bが、着用者の腰周りにフィットする。
また、股部2cの幅方向の両側縁部には、長手方向に延びる複数本の脚周り用弾性部材52が設けられている。脚周り用弾性部材52は、サイドシート40とバックシート20との間に、接着剤(図示省略)で固定されている。使い捨ておむつ1の製造時には、脚周り用弾性部材52が、自然長よりも伸長された状態で、股部2cの両側縁部に取り付けられる。このため、脚周り用弾性部材52は、股部2cの両側縁部を、長手方向に収縮させる弾性力を発生させる。着用者が使い捨ておむつ1を着用したときには、脚周り用弾性部材52の収縮力により、股部2cの両側縁部が、着用者の脚周りにフィットする。
本実施形態では、サイドシート用弾性部材41、腰周り用弾性部材51、および脚周り用弾性部材52に、ポリウレタン製の糸状の弾性部材が、使用されている。ただし、糸状の弾性部材に代えて、ポリウレタンや天然ゴム等を素材とする平板状の弾性部材が使用されてもよい。
また、図1および図3に示すように、おむつ本体部2の前腹部2aの外側面には、ターゲットテープ60が設けられている。ターゲットテープ60は、バックシート20の外側面に、接着剤(図示省略)で固定されている。本実施形態では、ターゲットテープ60に、面ファスナーのループ材(雌部材)が用いられている。ターゲットテープ60には、後述する止着部材73L,73Rを、着脱自在に止着させることができる。
<1−2.ファスニングテープについて>
使い捨ておむつ1は、着用者の左右の腰部に配置されて、前腹部2aと後背部2bとを繋ぐ、一対のファスニングテープ70L,70Rを備えている。各ファスニングテープ70L,70Rの基端部701L,701Rは、後背部2bの左右の側縁部に、それぞれ固定されている。具体的には、図4に示すように、サイドシート40とバックシート20との間に、接着剤91を介して、基端部701L,701Rが固定されている。
図5は、一方のファスニングテープ70Lの斜視図である。ファスニングテープ70Lは、ファスニング本体部71Lと、ファスニング本体部71Lの自由端側の端辺から幅方向外側へ向けて延びる2つの舌片状のタブ72Lと、を有している。ファスニング本体部71Lおよびタブ72Lは、例えば、ポリプロピレン等の不織布により構成される。
また、各タブ72Lの内側面には、2つの止着部材73Lが、設けられている。止着部材73Lは、各タブ72Lの基端付近および先端付近に、それぞれ接着剤(図示省略)で固定されている。すなわち、2つの止着部材73Lは、幅方向に並んで配置されている。
本実施形態では、止着部材73Lに、面ファスナーのフック材(雄部材)が用いられている。各止着部材73Lは、上述したターゲットテープ60の表面の任意の位置に、着脱自在に止着可能となっている。また、各止着部材73Lは、ファスニング本体部71Lおよびタブ72Lを構成する不織布にも、着脱自在に止着可能となっている。ただし、ファスニング本体部71Lおよびタブ72Lに対する止着部材73Lの止着力は、ターゲットテープ60に対する止着部材73Lの止着力より弱い。
図5の手前側に示したタブ72Lのように、タブ72Lは、初期状態において折り畳まれている。具体的には、2つの止着部材73Lの間に、2つの折り目721L,722Lが、設けられている。そして、基端側の折り目721Lが谷折りされ、先端側の折り目722Lが山折りされることにより、断面視においてZ字状に積層された重複部74Lが、形成されている。
本実施形態のタブ72Lは、基端側に設けられた止着部材73Lの一部分と重複部74Lとが重なるように、折り畳まれている。これにより、基端側に設けられた止着部材73Lと、重複部74Lを構成する不織布とが、仮止着されている。また、重複部74Lの他の部位には、ピンエンボス等の熱圧着で仮接合された仮接合部75Lが、形成されている。これらの仮止着および仮接合によって、重複部74Lの展開が規制されている。
使い捨ておむつ1の使用者は、重複部74Lが折り畳まれた状態のまま、ファスニングテープ70Lのタブ72Lを使用することができる。重複部74Lが折り畳まれた状態でタブ72Lを使用すれば、タブ72Lが揺れ動いたり、タブ72L同士が絡んだりすることを、抑制できる。したがって、タブ72Lを比較的容易に取り扱うことができる。
一方、上記の仮止着や仮接合は、タブ72Lの先端を一定以上の力で引っ張れば、解除される程度の強度に、設定されている。このため、使い捨ておむつ1の使用者は、図5の奥側に示したタブ72Lのように、重複部74Lを展開した状態で、タブ72Lを使用することもできる。すなわち、本実施形態のタブ72Lは、重複部74Lが折り畳まれた短い状態と、重複部74Lを展開した長い状態とを、任意に選択して使用できるものとなっている。
図6は、他方のファスニングテープ70Rの斜視図である。このファスニングテープ70Rも、ファスニング本体部71R、2つのタブ72R、および各タブ72Rに設けられた2つの止着部材73Rを、有している。各部を構成する素材については、上記のファスニングテープ70Lと同様である。また、ファスニングテープ70Rは、タブ72Rを展開すれば、上記のファスニングテープ70Lと対称な形状を有する。
ただし、ファスニングテープ70Rは、初期状態における重複部74Rの折り畳まれ方が、上記のファスニングテープ70Lと非対称になっている。このファスニングテープ70Rでは、2つの止着部材73Rの間に、2つの折り目721R,722Rが、設けられている。そして、基端側の折り目722Rが山折りされ、先端側の折り目721Rが谷折りされることにより、断面視においてZ字状に積層された重複部74Rが、形成されている。
本実施形態のタブ72Rは、先端側に設けられた止着部材73Rの一部分と重複部74Rとが重なるように、折り畳まれている。これにより、先端側に設けられた止着部材73Rと、折り畳まれた重複部74Rとが、仮止着されている。また、重複部74Rの他の部位には、ピンエンボス等の熱圧着で仮接合された仮接合部75Rが、形成されている。これらの仮止着および仮接合によって、重複部74Rの展開が規制されている。
これらの仮止着や仮接合も、タブ72Rの先端を一定以上の力で引っ張れば、解除される程度の強度に、設定されている。このため、使用者は、図6の手前側に示したタブ72Rのように、重複部74Lが折り畳まれた状態と、図6の奥側に示したタブ72Rのように、重複部74Lを展開した状態とを、任意に選択して、タブ72Rを使用することができる。
また、図1〜図4に示したファスニングテープ70Rのように、使用前のタブ72Rは、ファスニング本体部71Rとタブ72Rとの境界線を折り目として、内側へ折り返されている。そして、各タブ72Rに設けられた2つの止着部材73Rの少なくとも一方が、ファスニング本体部71Rの内側面に、仮止着されている。また、上記のファスニングテープ70Lも、使用前のタブ72Lは、同様に内側へ折り返され、止着部材73Lの少なくとも一方が、ファスニング本体部71Lの内側面に、仮止着されている。これにより、使用前の状態において、止着部材73L,73Rが、所望の位置とは異なる位置に付着することが、防止されている。
図7は、重複部74Lを展開した2本のタブ72Lと、重複部74Rを展開した2本のタブ72Rとを、ターゲットテープ60に止着させた様子を示した図である。重複部74Lを展開すると、一対の止着部材73Lの間隔が、拡大する。このため、図7のように、ファスニングテープ70Lの一方のタブ72Lの上に、他方のタブ72Lを重ねるとともに、これらのタブ72Lの止着部材73Lを、いずれも、ターゲットテープ60に直接的に止着させることができる。
また、ファスニングテープ70Rについても、重複部74Rを展開すると、一対の止着部材73Rの間隔が、拡大する。このため、図7のように、ファスニングテープ70Rの一方のタブ72Rの上に、他方のタブ72Rを重ねるとともに、これらのタブ72Rの止着部材73Rを、いずれも、ターゲットテープ60に直接的に止着させることができる。
このように、2本のタブ72Lおよび2本のタブ72Rを、それぞれ交差させるようにして、ターゲットテープ60に固定すれば、着用者の腰周りおよび脚周りを、よりしっかりと締め付けることができる。したがって、着用者に対して使い捨ておむつを、より確実に固定することができる。
止着部材73L,73Rには、タブ72L,72Rと異なる色の部材を使用することが、好ましい。そのようにすれば、止着部材73L,73Rの位置を視覚的に容易に確認できる。また、タブ72L,72Rが折り畳まれていることにも気付きやすくなるため、タブ72L,72Rの構造についての使用者の理解を、促すことができる。
<2.ファスニングテープの製造方法>
続いて、上記のファスニングテープ70L,70Rの製造方法について、図8のフローチャートおよび図9〜図15を参照しつつ、説明する。
ファスニングテープ70L,70Rの製造装置は、図9のような帯状の基材シート70を、長手方向に搬送しつつ、基材シート70に対して、各工程の処理を順次に実行する。以下では、製造後にファスニングテープ70L,70Rの内側面となる面を、基材シート70の「上面」と称し、製造後にファスニングテープ70L,70Rの外側面となる面を、基材シート70の「下面」と称する。
基材シート70の上面には、第1止着部材731を取り付けるための第1止着領域731aと、第2止着部材732を取り付けるための第2止着領域732aとが、設定されている。図9のように、第1止着領域731aおよび第2止着領域732aは、幅方向に間隔をあけて配置され、それぞれ、長手方向に延びている。
ファスニングテープ70L,70Rを製造するときには、まず、基材シート70の第1止着領域731aに、接着剤を塗布する。そして、図10のように、第1止着領域731aに、接着剤を介して、第1止着部材731を取り付ける(ステップS1)。
次に、図11のように、第1止着領域731aと第2止着領域732aとの間に設定された2箇所の折り目721,722で、基材シート70を折り畳む(ステップS2)。本実施形態では、第1止着領域731aに近い折り目721を谷折りするとともに、第2止着領域732aに近い折り目722を山折りする。その結果、断面視においてZ字状に積層された重複部74が、形成される。
本実施形態では、ステップS2の折り畳みによって、第1止着領域731aより第2止着領域732aが上面側に配置される。また、第1止着領域731aの一部分が、重複部74と重なるように、基材シート70が折り畳まれる。このため、重複部74の形成と同時に、第1止着部材731が、それに対向する基材シート70の面に、仮止着される。
続いて、基材シート70の第2止着領域732aに、接着剤を塗布する。そして、図12のように、第2止着領域732aに、接着剤を介して、第2止着部材732を取り付ける(ステップS3)。
第1止着部材731および第2止着部材732には、基材シート70と異なる色の部材を使用することが、好ましい。そのようにすれば、第1止着部材731および第2止着部材732の位置を、視覚的に容易に確認できる。したがって、後の工程において、第1止着部材731および第2止着部材732が正常に取り付けられていることや、重複部74が正常に折り畳まれていることを、容易に確認できる。
続いて、基材シート70の重複部74の少なくとも一部分を、ピンエンボス等の熱圧着で、仮接合する(ステップS4)。ここでは、図13のように、下面側から熱Tおよび圧力Pを加えることによって、重複部74を構成する不織布同士を、部分的に仮接合する。この仮接合と、上記の第1止着部材731による仮止着とによって、重複部74は、折り畳まれた状態に維持される。このため、後続の工程において、重複部74の展開が抑制される。また、仮接合および仮止着によって、重複部74の嵩張りも抑制される。このため、後続の工程において、基材シート70を容易に搬送できるとともに、次のステップS5において、基材シート70を容易に切断できる。
続いて、図14のように、第1止着部材731および第2止着部材732が取り付けられた基材シート70を、切断する(ステップS5)。ここでは、第1止着部材731および第2止着部材732を横断しつつ蛇行状に長手方向に延びる切断線70cに沿って、基材シート70が切断される。具体的な切断方法としては、例えば、切断線70cに対応する蛇行状の刃を表面に備えたローラと、他のローラとで、基材シート70を挟みつつ両ローラを回転させることによって、基材シート70を切断すればよい。
このステップS5では、重複部74が折り畳まれた状態で、基材シート70が切断される。これにより、切断線70cの幅方向の切断距離w1が、短縮されている。幅方向の切断距離w1を短縮すれば、幅方向の切断時に発生しやすい切断不良が、抑制される。したがって、基材シート70を、容易かつ確実に切断することが、可能となる。
ステップS5の切断によって、切断線70cの左右には、複数のタブ72L,72Rが形成される。基材シート70に固定された第1止着部材731および第2止着部材732は、切断されて、複数の止着部材73L,73Rとなる。また、基材シート70の重複部74は、切断されて、各タブ72L,72Rの重複部74L,74Rとなる。
図14のように、切断線70cの幅方向の切断距離w1は、折り畳まれた重複部74の幅方向の長さw2よりも、長く設定される。特に、本実施形態では、重複部74を切断する部分の切断線70cは、互いに平行な直線状の複数の切断線となっている。これにより、切断後の重複部74L,74Rを展開したときに、タブ72L,72Rの輪郭に凹凸が生じないようになっている。
また、本実施形態のように、重複部74を折り畳んだ状態で基材シート70を切断する場合、重複部74の幅方向の長さw2によって、重複部74L,74Rを展開したときのタブ72L,72Rの長さが変わる。したがって、重複部74の幅方向の長さw2を変更すれば、展開後の長さが異なるタブ72L,72Rを、共通の切断装置で切断できる。
続いて、切断により形成された複数のタブ72L,72Rを、図15のように、上面側へ折り返す。そして、タブ72L,72Rより幅方向外側に位置する基材シート70の上面に、各タブ72L,72Rに設けられた止着部材73L,73Rを、仮止着させる(ステップS6)。これにより、後続の工程において、タブ72L,72Rが展開したり、止着部材73L,73Rが意図しない箇所に止着したりすることを、防止する。
ステップS6では、少なくとも、上記の第2止着部材732が切断されて形成された止着部材(タブ72Lの先端側の止着部材73L、および、タブ72Rの基端側の止着部材73R)が、基材シート70の上面に、仮試着される。ただし、上記の第1止着部材732が切断されて形成された止着部材(タブ72Lの基端側の止着部材73L、および、タブ72Rの先端側の止着部材73R)も、重複部74からはみ出した部分が、基材シート70の上面に、仮止着されていてもよい。
また、このステップS6では、タブ72L,72Rは、折り畳まれた短い状態で、折り返される。このため、重複部74L,74Rを展開した状態よりも、折り返し作業を、容易に行うことができる。また、タブ72L,72Rより幅方向外側に、止着部材73L,73Rを仮止着させるために確保すべき領域を、狭小化できる。
その後、図16のように、タブ72L,72Rより幅方向外側に位置する基材シート70を、ファスニング本体部71L,71Rごとに切断する(ステップS7)。これにより、複数のファスニングテープ70L,70Rが得られる。
<3.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
上記のステップS2およびステップS3は、実行される順序が入れ替わっていてもよい。すなわち、基材シート70の第1止着領域731aおよび第2止着領域732aに、第1止着部材731および第2止着部材732を取り付けた後に、基材シート70を折り畳んで重複部74を形成するようにしてもよい。
ただし、第2止着部材732を取り付ける前の方が、第2止着部材732に規制されずに、基材シート70を折り畳むことができる。したがって、折り畳み作業の容易性の点では、ステップS3の前にステップS2を実行することが、好ましい。
また、上記の実施形態では、第1止着部材731および熱圧着を利用して、重複部74の展開を規制していたが、これらの何れか一方のみで、重複部74の展開を規制してもよい。例えば、第1止着部材731が重複部74と重ならない位置に配置され、熱圧着のみで重複部74を仮接合するようにしてもよい。
また、接着剤を利用して、重複部74を仮接合するようにしてもよい。接着剤を利用する場合には、上記のステップS2の前に、重複部74となることが予定される面の少なくとも一部分に、接着剤を塗布し、ステップS2において、当該接着剤で、重複部74を構成する面同士を、仮接合すればよい。
また、上記の実施形態では、ターゲットテープ60および止着部材73L,73Rに、それぞれ、面ファスナーのループ材およびフック材を用いていたが、着脱自在に止着できるものであれば、他の素材を使用してもよい。例えば、ターゲットテープ60および止着部材73L,73Rの一方または両方に、粘着材が使用されていてもよい。また、ターゲットテープ60を設けることなく、前腹部2aを構成するバックシート20の外側面に、止着部材73L,73Rを止着させるようにしてもよい。
また、本発明のおむつは、成人を対象としたものであってもよく、幼児を対象としたものであってもよい。
また、上記の実施形態や変形例に登場する各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
1 使い捨ておむつ
2 おむつ本体部
2a 前腹部
2b 後背部
2c 股部
10 トップシート
20 バックシート
30 吸収体
40 サイドシート
60 ターゲットテープ
70 基材シート
70c 切断線
70L,70R ファスニングテープ
71L,71R ファスニング本体部
72L,72R タブ
73L,73R 止着部材
74,74L,74R 重複部
75L,75R 仮接合部
721,722,721L,722L,721R,722R 折り目
731 第1止着部材
731a 第1止着領域
732 第2止着部材
732a 第2止着領域

Claims (11)

  1. おむつに使用されるファスニングテープの製造方法であって、
    a)帯状の基材シートの上面に設定された第1止着領域および第2止着領域に、第1止着部材および第2止着部材を、それぞれ取り付ける工程と、
    b)前記第1止着領域と前記第2止着領域との間に設定された2箇所の折り目で、前記基材シートを折り畳み、断面視においてZ字状に積層された重複部を設ける工程と、
    c)前記工程a)および前記工程b)の後に、前記基材シートを、前記第1止着部材および前記第2止着部材を横断しつつ、蛇行状に切断する工程と、
    を有する製造方法。
  2. 請求項1に記載の製造方法であって、
    d)前記工程c)の後に、前記第1止着部材および前記第2止着部材が取り付けられた舌片状のタブを折り返して、前記タブより幅方向外側に位置する基材シートの上面に、前記第1止着部材および前記第2止着部材の少なくとも一方を、仮止着させる工程
    をさらに有する製造方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の製造方法であって、
    前記工程b)では、前記第1止着領域より前記第2止着領域が上面側に配置され、かつ、前記第1止着領域の少なくとも一部分が、前記重複部と重なるように、前記基材シートを折り畳む製造方法。
  4. 請求項3に記載の製造方法であって、
    前記工程a)は、
    a−1)前記第1止着領域に、前記第1止着部材を取り付ける工程と、
    a−2)前記第2止着領域に、前記第2止着部材を取り付ける工程と、
    を含み、
    前記工程b)は、前記工程a−1)と前記工程a−2)との間に行われる製造方法。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の製造方法であって、
    e)前記工程b)と前記工程c)との間に、前記重複部を、部分的に熱圧着で仮接合する工程
    をさらに有する製造方法。
  6. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の製造方法であって、
    f)前記工程b)の前に、前記重複部となることが予定される面の少なくとも一部分に、接着剤を塗布する工程
    をさらに有し、
    前記工程b)では、前記接着剤により、前記重複部を構成する面同士が、仮接合される製造方法。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載の製造方法であって、
    前記工程a)では、前記基材シートとは異なる色の前記第1止着部材および前記第2止着部材を、前記基材シートに取り付ける製造方法。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれかに記載の製造方法であって、
    前記工程c)では、前記重複部を、互いに平行な直線状の複数の切断線に沿って、切断する製造方法。
  9. 液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシート及び前記バックシートの間に介在する吸収体とを含む積層体からなり、前腹部と、後背部と、前記前腹部及び前記後背部を繋ぐ幅狭の股部と、を有するおむつ本体部と、
    前記後背部の両側縁部に基端部が固定された一対のファスニングテープと、
    を備え、
    前記ファスニングテープは、
    前記基端部を含むファスニング本体部と、
    前記ファスニング本体部から幅方向外側へ向けて延びるタブと、
    前記タブの内側の面に、幅方向に並んで配置された一対の止着部材と、
    を有し、
    前記タブは、前記一対の止着部材の間に設けられた2箇所の折り目で折り畳まれ、断面視においてZ字状に積層された重複部を有し、
    前記重複部は、仮接合または前記止着部材による仮止着によって、展開が規制されているおむつ。
  10. 請求項9に記載のおむつであって、
    前記タブが、内側へ折り返されて、前記一対の止着部材の少なくとも一方が、前記ファスニング本体部の内側の面に、仮止着されているおむつ。
  11. 請求項9または請求項10に記載のおむつであって、
    前記タブの色と、前記止着部材の色とが、相違するおむつ。
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