JP5523089B2 - 蓋体構造 - Google Patents
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Description
図1及び図2はそれぞれ、本実施形態に係る撮像装置の斜視図である。図1に示されるように、撮像装置に対して互いに直交する、第1の方向であるX方向、第2の方向であるY方向及び第3の方向であるZ方向の三次元直交座標系を定める。また、以下の説明において、図示する各要素について、図1に示すZ方向側の面を「表面側」とし、この表面側の反対側の側面を「裏面側」というものとする。
次に、このカード蓋11周りの蓋構造について説明する。
今日、カード(記憶媒体)の種類に依っては、データ記録中や読み出し中等、撮像装置のデータ処理部がカードにアクセスしている最中にカードの抜去が行われると、カードに記録されているデータが破損されてしまう可能性のあることが知られている。そのため、撮像装置のデータ処理部のカード16a,16bへのアクセス中には、ユーザがカード16a,16bの挿抜を行うことができないカード挿抜構造とすることが好ましい。
図5(a)はカード蓋11の詳細な機械的構造を示す斜視図であり、図5(b)は斜視図(a)中の部位Mの拡大斜視図であり、図5(c)は斜視図(a)中の部位Nの拡大斜視図である。なお、図5の各図では、カード蓋11の全体構成は明らかにするために、裏面を透かした状態で示している。
《カード蓋11の付勢構造の概要》
次に、本実施形態に係るカード蓋11の開閉動作及びカード蓋11の付勢構造について説明する。
トーションバネ13は、バネが開く方向にチャージされて組み込まれている。前述の通り、トーションバネ13のバネ端13aはカード蓋11の可動側係止部11fに係止され、バネ端13bは固定側係止部12fに係止されている。そのため、外装カバー10に対してX方向でスライド移動が可能なカード蓋11は、図7に示した矢印Fの方向(カード蓋11を閉じる方向(つまり、図6に示されるX方向の逆方向))に付勢される。
スポンジ部材17aは、例えば、スポンジ部材17aの片面に両面テープを貼り付けることで、カード蓋ホルダ12表面側のY方向上側に貼り付けられて、固定される。スポンジ部材17aは、カード蓋11が閉位置にあるときに、カード蓋11の上側Z摺動ボス11cをZ方向に向かってチャージし、カード蓋11をZ方向に付勢する。このとき、実際にチャージされる部位は、上側Z摺動ボス11cの一部であるため、後に図9を参照して説明する通り、カード蓋11をスライド移動させる際のスポンジ部材17aのチャージによる摺動抵抗を少なくすることが可能になっている。
図10は、カード蓋11が開位置にあるとき、つまり、外装カバー10の開口部10aが蓋開状態にあるときの、カード蓋11周りの構造を示す正面図である。但し、図10では、外装カバー10を示さずに、カード蓋11をX方向の開方向(矢印Jの方向)にスライド移動させた状態が示されている。
図11は、カード蓋11が閉位置にあるときのカード蓋11周りの構造を、外装カバー10を透かした状態で示す正面図であり、カード蓋11をX方向、Y方向及びZ方向にそれぞれ付勢する部材の位置関係を示している。
図12は、外装カバー10周りの構造を外装カバー10の裏面側から見た斜視図である。撮像装置は、本体部1の内部の音声出力基板(図示せず)と電気的に接続され、音声を出力可能なスピーカ21と、スピーカ21を外装カバー10に当接付勢し外装カバー10にビス締結されるスピーカホルダ22を備えている。スピーカホルダ22はビス23aによって外装カバー10に締結されており、スピーカホルダ22とカード蓋ホルダ12は、ビス23b,23cによって外装カバー10に共締めされている。
以上、説明したように、カード蓋11は、X方向ではトーションバネ13によって、Y方向でカード蓋11のY方向下側に配置されたスポンジ部材17bによって、Z方向ではカード蓋11のY方向上側に配置されたスポンジ部材17aによって、それぞれ付勢されている。
次に、カード蓋11の光学的性質について説明する。
図14(a)は蓋構造を示す正面図であって、先に示した図3と実質的に同じであり、図14(b)は、図14(a)中のε−ε断面図であり、カード蓋11とカード16a,16との位置関係を示している。なお、図14(a)は、実質的に図3と同じであるため、図14(a)では符号の記載を省略している。
本実施形態によれば、カード蓋11が閉位置にあるときに、視認可能なことが望まれる部位(カード16a,16b)は凹座(11a,11b)を通して容易に視認することができ、その他の視認させたく部位は透視できない構造を容易に実現することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限られるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれ、上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
2 表示装置
3 ヒンジ部
4 バッテリ
10 外装カバー
10d 外装上側摺動リブ
10e 外装下側摺動リブ
11 カード蓋
11c 上側Z摺動ボス
11d 下側Z摺動ボス
12 カード蓋ホルダ
12c ホルダ上側摺動リブ
12d ホルダ下側摺動リブ
13 トーションバネ
14a,14b カードスロット
15a,15b カード基板
16a,16b カード
17a,17b スポンジ
21 スピーカ
22 スピーカホルダ
23a,23b,23c ビス
Claims (6)
- 一面に設けられた開口部を有する枠部材と、
前記枠部材の前記一面と略平行な第1の方向において、前記開口部を覆う第1の位置と前記開口部を露出させる第2の位置との間で直線的に移動が可能な蓋体と、
前記蓋体を前記第1の方向に付勢する第1の弾性部材と、を備える蓋体構造であって、
前記枠部材の前記一面と略平行な方向であり且つ前記第1の方向と直交する第2の方向に、前記蓋体における前記第1の方向と平行な一側面において前記蓋体を付勢する第2の弾性部材と、
前記第1の方向と第2の方向とに直交する第3の方向に、前記蓋体の前記一側面と対向する別の一側面において前記蓋体を付勢する第3の弾性部材と、を更に備えることを特徴とする蓋体構造。 - 前記第1の弾性部材は、前記蓋体が前記第1の位置にあるときは前記開口部を覆う方向に前記蓋体を付勢し、前記蓋体が前記第2の位置にあるときは前記開口部を露出させる方向に前記蓋体を付勢するトーションバネであり、
前記第2の弾性部材及び前記第3の弾性部材は、押圧により圧縮するスポンジ部材であることを特徴とする請求項1記載の蓋体構造。 - 前記第2の弾性部材と前記第3の弾性部材の少なくとも一方は、略L字状に折り曲げられていることを特徴とする請求項2記載の蓋体構造。
- 前記開口部の内側に配置され、前記枠部材が装着される筐体に対して着脱可能な記憶媒体を保持する保持部材を更に備え、
前記蓋体は、厚さによって光透過率が変化する材料で成形され、前記蓋体が前記第1の位置にあるときに前記保持部材に保持された前記記憶媒体が前記蓋体に投影される範囲の少なくとも一部が前記蓋体のその他の部位よりも薄肉に形成された薄肉部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の蓋体構造。 - 前記記憶媒体は、前記蓋体における前記記憶媒体に臨む面の少なくとも一部に近接するように前記保持部材に保持されることを特徴とする請求項4記載の蓋体構造。
- 前記蓋体は、前記枠部材の前記一面に略平行な方向に直線的に移動が可能であり、
前記記憶媒体は、前記保持部材に着脱可能なカード状の記憶媒体であり、
前記薄肉部は、前記蓋体において前記記憶媒体に臨む面の反対側の面に設けられることを特徴とする請求項4又は5記載の蓋体構造。
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2009
- 2009-12-25 JP JP2009294622A patent/JP5523089B2/ja active Active
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