JP5522944B2 - 測定装置、測定方法及び露光装置 - Google Patents

測定装置、測定方法及び露光装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5522944B2
JP5522944B2 JP2009003230A JP2009003230A JP5522944B2 JP 5522944 B2 JP5522944 B2 JP 5522944B2 JP 2009003230 A JP2009003230 A JP 2009003230A JP 2009003230 A JP2009003230 A JP 2009003230A JP 5522944 B2 JP5522944 B2 JP 5522944B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical system
image
light
mask
side mask
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009003230A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010161261A (ja
JP2010161261A5 (ja
Inventor
千種 大内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2009003230A priority Critical patent/JP5522944B2/ja
Priority to EP10150116A priority patent/EP2207063A1/en
Priority to US12/683,141 priority patent/US8351050B2/en
Publication of JP2010161261A publication Critical patent/JP2010161261A/ja
Publication of JP2010161261A5 publication Critical patent/JP2010161261A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5522944B2 publication Critical patent/JP5522944B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70483Information management; Active and passive control; Testing; Wafer monitoring, e.g. pattern monitoring
    • G03F7/70591Testing optical components
    • G03F7/706Aberration measurement
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J9/00Measuring optical phase difference; Determining degree of coherence; Measuring optical wavelength
    • G01J9/02Measuring optical phase difference; Determining degree of coherence; Measuring optical wavelength by interferometric methods
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J9/00Measuring optical phase difference; Determining degree of coherence; Measuring optical wavelength
    • G01J9/02Measuring optical phase difference; Determining degree of coherence; Measuring optical wavelength by interferometric methods
    • G01J9/0215Measuring optical phase difference; Determining degree of coherence; Measuring optical wavelength by interferometric methods by shearing interferometric methods

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Description

本発明は波面収差測定装置及び露光装置に関する。
半導体素子等をフォトリソグラフィで製造する際にレチクルに形成されたパターンを投影光学系を介してウエハに露光する投影型露光装置が従来使用されている。そして、半導体素子の回路パターンの微細化の要求から、紫外光よりも更に波長が短い波長5〜20nm程度のEUV(Extreme Ultaraviolet)光を用いた投影型露光装置の実用化も検討されている。
レチクルパターンを特定の倍率で正確に被露光体に転写するために、投影光学系には収差を抑えた高い結像性能が必要である。特に、半導体素子の回路パターンの微細化の要求により、転写性能は投影光学系の収差に敏感になってきている。このため、高精度に投影光学系の波面収差を測定する必要がある。
EUV用の投影光学系の波面収差を高精度に測定する方法としては、点回折干渉計(PDI)や、PDIほど高度なアライメントを必要としないシアリング干渉計が提案されている。
波面収差測定用のシアリング干渉計においては、従来よく知られているのは特許文献1にて開示されているように被検光学系の物体面に設けられた1個のピンホールから射出される球面波を被検光学系に入射させる。被検光学系から射出する光の波面は被検光学系の収差により変形される。被検光学系の下には回折格子が配置されており、被検光学系からの射出光が回折格子により各次数の回折光として分離される。特許文献1に記載のものを含め、通常この種のシアリング干渉計では物体面に設けられた1個のピンホールから測定に十分な強度の回折光を得る必要があるため、高い照度で該ピンホールを照明する必要がある。このため、高輝度の光源からの光をこのピンホールに集光する必要がある。
光源としては、現在一般的に利用できるのは、電子蓄積リングに挿入されたアンジュレータ光源であるが、これは巨大な設備であるため、露光装置の組立ライン及び露光装置の使用場所で利用することは難しい。このため、波面測定用の光源として小型の露光光源を共用できることが好ましい。特許文献2、特許文献3には、これを実現する方法が開示されている。具体的には、物体面に多数のピンホール、または開口を特定の配列に従って配置することで、光の利用効率を高めている。この結果、露光光源として使用されているプラズマ光源のような低輝度光源を利用してシアリング干渉計による投影光学系の波面収差の測定を可能にしている。
シアリング干渉計では、一般に、被検光学系を通過した光は被検光学系の波面収差を含む。さらに、この光には、回折格子によって回折する際に新たな波面収差が重畳される。ここで、回折格子で発生する波面収差を回折格子収差という。回折格子収差の発生原因としては、回折格子に入射する光束が平行光束ではなく、収束光束又は発散光束であること、回折格子の姿勢に誤差があること、回折格子の周期性に製造上の誤差があること、が挙げられる。
回折格子収差は、被検光学系の波面収差の測定誤差になるので、精度の高い波面収差測定を実現するためには、回折格子収差を除去することが必要である。特許文献2に開示されたシアリング干渉計に対応した校正方法としては特許文献4に開示されているように透過光が回折して無収差の球面波になるような極めて微小なピンホールを像面に多数配置する方法がある。
特開2005−159213号公報 特開2006−332586号公報 特開2007−234685号公報 特開2008−198799号公報
露光装置の投影光学系は今後転写パターンの微細化に伴って大きなNAを要求されることになり、特許文献4の発明において、高NAに対応する、球面波を発生させるようなピンホールの直径は極めて小さなものとなる。一般に透過光が無収差の球面波と見なせるピンホール直径DはD≦λ/(2NA)であるので、NAが0.3では波長λ=13.5nmとしてD≦22.5nmとなる。このような小さなピンホールを作成するのは容易ではなく、またピンホールの厚さとピンホール直径の比、即ちアスペクト比が大きくなり、ピンホール透過率が小さくなって波面計測に十分な光量がえられないという問題があった。したがって、被検光学系の波面収差を高精度に計測することができなかった。
そこで、本発明は、球面波を発生させるような微小ピンホールを像側に設けずに、被検光学系の波面収差を高精度に測定可能な波面収差測定装置及びこれを備えた露光装置を提供する。
本発明の1つの側面としての測定装置は、被検光学系の収差を測定する測定装置であって、前記被検光学系を経た光を分割する回折格子と、前記回折格子で分割された光が相互に干渉することにより形成される干渉縞を検出する検出部と、該検出された干渉縞の情報を用いて収差を算出する演算部と、開口が設けられ、前記被検光学系の像面に対して挿脱可能な像側マスクと、前記像側マスクをインコヒーレントで照明する照明部とを有し、前記像側マスクの開口への入射光の開口数をNA、前記入射光の波長をλとすると、前記像側マスクの開口の直径はλ/(2NA)より大きく、前記像側マスクが前記像面から退避した状態で前記干渉縞を前記検出部により検出し、前記像側マスクが前記像面に配置された状態で、前記照明部は前記被検光学系の開口数以上の光で前記像側マスクの開口を照明して、前記開口を介して前記回折格子により形成される前記干渉縞を前記検出部により検出し、前記演算部は、前記像側マスクが前記像面から退避した状態で検出された前記干渉縞の情報と、前記像側マスクが前記像面に配置された状態で検出された前記干渉縞の情報とを用いて、前記被検光学系の収差を算出することを特徴とする。
本発明の別の側面としての測定方法は、被検光学系の収差を測定する測定方法であって、前記被検光学系を経た光を分割する回折格子で分割された光が相互に干渉することにより形成される干渉縞を検出するステップと、該検出された干渉縞の情報を用いて収差を算出するステップと、開口が設けられ、前記被検光学系の像面に対して挿脱可能な像側マスクをインコヒーレントで照明するステップとを有し、前記像側マスクの開口への入射光の開口数をNA、前記入射光の波長をλとすると、前記像側マスクの開口の直径はλ/(2NA)より大きく、前記像側マスクが前記像面から退避した状態で前記干渉縞を検出し、前記像側マスクが前記像面に配置された状態で、前記照明部は前記被検光学系の開口数以上の光で前記像側マスクの開口を照明して、前記開口を介して前記回折格子により形成される干渉縞を検出し、前記像側マスクが前記像面から退避した状態で検出された前記干渉縞の情報と、前記像側マスクが前記像面に配置された状態で検出された前記干渉縞の情報とを用いて、前記被検光学系の収差を算出することを特徴とする。
本発明によれば、球面波を発生させるような微小ピンホールを像側に設けずに、被検光学系の波面収差を高精度に測定することが可能である。
本実施形態の波面収差測定装置は、シアリング干渉計の一形態であり、被検光学系の物体面に配置された、複数の開口を有する収差計測用マスクと、収差計測用マスク及び被検光学系を経た測定光を分割する回折格子を有する。さらに、被検光学系の像面に対して挿脱可能な像側マスクを有する。
分割された測定光(分割光)は横ずれした状態で相互に検出器上で重なり合って、干渉縞を形成する。回折格子を被検光学系の像面よりも下流であってトールボット(タルボともいう)効果が現れる位置に配置されることで検出器上には明瞭な多数本の干渉縞が生じる。そして、形成された干渉縞の形状からフーリエ変換法を利用して波面収差を算出する。
このフーリエ変換法では位相シフト法と異なり、1枚の干渉縞の画像から波面の復元ができる。このため、位相シフト機構を設ける必要がなく、装置構成を簡素化できる。フーリエ変換法を利用して波面回復するには、先ず干渉縞の画像を2次元フーリエ変換して周波数マップに変換する。次に周波数マップ上のキャリア周波数近傍のみを切り出してキャリア周波数が原点になるように座標変換をした上で逆フーリエ変換を行うことで複素振幅マップを得る。この複素振幅マップから位相成分を取り出したのが所謂シア波面である。フーリエ変換法に関しては”Optical ShopTesting 2nd Edition”、Daniel Malacara著、491ページ、13.5節FOUREIER ANALYSIS OF INTERFEROGRAMSに詳細な記載がある。
本実施形態では2次元回折格子を使用しているので、周波数マップ上でのキャリア周波数は、ある方向(X方向とする)のキャリア縞と、X方向に垂直な方向(Y方向とする)のキャリア縞に相当する2箇所に現れる。しがたって、シア波面もXシア波面とYシア波面の2つが得られる。シア波面から復元波面を求める方法は何種類か提案されており、その1方式の具体的手順が特許文献3に開示されている。
以上の手順で求めた復元波面W1には、被検光学系の透過波面だけでなく回折格子に起因する誤差、すなわち回折格子収差を含んでいる。そこで、以下のように回折格子収差を除去することで、測定された収差を校正する。
まず、被検光学系の結像位置(像側)にマスク(像側マスク)を配置する。像側マスクは被検光学系の光路の内外に移動可能である。像側マスクの照明装置は、被検光学系の開口数に等しいかそれより大きい開口数でインコヒーレントに像側マスクの開口部を照明する。従って、この開口部はインコヒーレントな面光源となって回折格子を照明する。
インコヒーレントな面光源はインコヒーレントな点光源がその面内に密に集合しているのと等価である。そのため、回折格子の下流にあって干渉縞を検出する検出器には、それら多数のインコヒーレントな球面波が回折格子で回折されて生じる干渉縞が強度的に重なり合ったのと同じ形状の干渉縞が生じる。従って、この状態で波面計測を行うことで回折格子収差のみの波面W0が得られる。
波面W1は被検光学系の波面収差と回折格子収差を含むので、回折格子収差を校正した被検光学系の波面WはW1−W0として求めることができる。
なお、本明細書では波面収差を算出する又は測定するとの記載は、波面収差そのもののだけでなく、波面収差に関する情報の算出又は測定を含む。回折格子収差についても同様である。
以下、本実施形態の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。
本実施例における被検光学系の波面収差を測定する波面収差測定装置の構成について、図1及び図2を参照して説明する。
図1は、被検光学系30の波面収差Wに回折格子収差W0が加わった波面W1の測定を示す図である。図1の測定装置では、像側マスク20が移動手段22によって光路外に退避されている状態で波面収差測定を行う。この際に測定された波面収差W1は、被検光学系30の波面収差Wと回折格子収差W0とを含む。すなわち、W1=W+W0の関係が成り立つ。
一方、図2は、回折格子収差W0の測定を示す図である。回折格子収差W0の測定時には、移動手段22によって、被検光学系30と回折格子40の間にある被検光学系30の像面位置に像側マスク20が挿入される。この際に測定された波面収差は回折格子収差W0のみを含む。
被検光学系30の波面収差Wに回折格子収差W0が加わった波面である波面収差W1の測定に関して説明する。より詳細な説明は、特許文献2及び特許文献3に開示されている。
被検光学系30の物体面には収差計測用マスク10が配置されている。収差計測用マスク10は、光を反射して射出する領域である光学部としての複数の開口11を有する。図3は、収差計測用マスク10を照射光側から見た図であり、複数の開口11の配置が示されている。開口11が配置されている領域の直径Aは、被検光学系30の収差が略一様と見なせる範囲である200μmとしている。
開口11は、特許文献2にあるように照明光が照射されるとそこで発生する回折光の波面が無収差の球面波となるような直径を有するピンホールであってもよいし、特許文献3にあるような大きなサイズの直径を持つ開口であってもよい。ピンホールの場合は、直径Dと開口数(NA)と回折光の波長λが、D≦λ/(2NA)を満たせば、回折光は無収差の球面波とみなすことができる。
被検光学系30の像面側のNAが0.3で、倍率が1/4倍の場合は、入射側のNAは0.075になる。この場合、照明光の波長λを13.5nmとすれば、この範囲の回折角を無収差の回折光でカバーするためのピンホール直径は、13.5/(2×0.075)=90nm以下である。
ただし、ピンホールの直径を小さくすると回折光の強度も減少するので、ピンホールの直径としては収差が許容できる範囲で大きいことが好ましい。なお、以下の説明でも、特に断りのない限り、照明光の波長は13.5nmとする。
照明装置60は収差計測用マスク10の複数の開口11を一括して照明する。開口11の裏側には反射面が設けられており、その反射面で光が反射して複数の放射光が生成される。複数の放射光は被検光学系30を通過することで被検光学系30の波面収差を含むようになり、その状態で回折格子40に達する。
回折格子40は2次元回折格子であり、入射光を2次元的に複数の次数の回折光に分割する。図1では、回折格子40が発生する0次以外の回折光の図示を省略している。
回折格子40で生じた各次数の回折光は、互いに僅かに異なる方向に進行し、干渉縞を検出する検出器(検出部)50に達する。検出器50上では、それらの回折光が横ずれした状態で重なって干渉し、所謂シアリング干渉縞が生じる。
検出器50は、背面照射型のCCDセンサ等のディテクタ又はカメラである。高いコントラストの干渉縞を得るために、被検光学系30の像面と回折格子40との距離Lgは、トールボット条件と言われる以下の数式1を満足する。
(数式1)
Lg=m・Pg/λ
ここで、Pgは回折格子40の格子周期であり、λは測定光(照明光)の波長である。mは0以外の正の整数である。mを0以外としたのは、干渉縞にキャリアと呼ばれる細かな干渉縞を発生させることで、前述のフーリエ変換法による波面回復を可能とするためである。
回折角θ=λ/Pgと、被検光学系の開口数NAの2倍との比、つまりθ/(2×NA)(シア比)は、0.01から0.05程度にするのが経験上望ましく、本実施例ではNA=0.3、回折格子周期Pg=1μmとすることで、シア比を0.023としている。
なお、回折格子40が被検光学系30の像面の上流側であっても下流側であってもシアリング干渉縞は生じる。ただし、後述するように、像側マスク20を像面に挿入して回折格子40で発生する収差を測定することを考慮すると、回折格子40は像面より下流に配置する必要がある。
隣接する開口11同士の間隔Ppは、照明光の空間的コヒーレンス長以上に設定されているので、各開口11で反射した光は互いに干渉しない。したがって、検出器50上において開口11からの光によって生じた多数の干渉縞を、単に強度的に重ね合わせることができる。このため、各開口11への照明光の密度が低くても、検出器50上では十分な光強度が得られる。
さらに、開口11の間隔Ppが下記の数式2を満たすことで干渉縞の明暗の位置が互いに一致していれば、干渉縞のコントラストを劣化させることなく、測定に十分な強度の干渉パターンが得られる。βは被検光学系の倍率である。
(数式2)
Pp=Pg/β
開口としてピンホールを利用した場合は、さらに光利用効率を高めるため複数のピンホールからなるピンホール群を間隔Ppで配列すればよい。
演算部51は、検出器50が検出した干渉縞の情報を取得して、フーリエ変換法を利用した波面回復を行う。ここで得られた波面W1には、前述のとおり被検光学系30の波面収差Wに加えて回折格子収差W0が含まれる。
次に、図2を参照して回折格子収差W0の測定について説明する。回折格子収差W0の測定時には、移動手段22によって、被検光学系30と回折格子40の間にある被検光学系30の像面位置に像側マスク20を挿入する。
図4には、像側マスク20の構造の一例を示している。像側マスク20には、光を透過して射出する領域である開口部21が設けられている。像側マスク20は透過型で、ニッケル等の光吸収率の大きい金属の自立膜に貫通穴を設けた構造を有する。開口部21の数は1個でも可能だが、本実施例では、より光利用効率を高めるため複数の開口部21を周期的に配列している。この配列周期は格子周期Pgと同一にすることで、個々の開口部21から発した光はそれぞれ、検出器50上で明暗の位置が一致した干渉縞を生成する。したがって、コントラストが劣化することなく十分な強度の干渉縞が得られる。
本実施例における波面収差測定装置は、0次回折光と1次回折光、および0次回折光と−1次回折光の干渉を利用している。
図5は、開口部21の直径Dと回折格子40の周期Pgとの比を横軸に、0次回折光と1次回折光(−1次回折光でも同様)とのコヒーレンス係数の絶対値を縦軸にとって、これらの関係を表している。これらの関係は、van Cittert Zernikeの定理として知られているインコヒーレント光源による照明光のコヒーレンス係数の関係と回折格子40における1次回折光の回折角から算出したものである。
図5から開口部21の直径Dと回折格子周期Pgとの比(D/Pg)が1.2になると、コヒーレンス係数は0となって干渉しなくなるのが分かる。従って、開口21の直径Dは回折格子40の周期Pgの1.2倍より小さくする必要がある。逆に直径Dを周期Pgに比して小さくすればコヒーレンス係数が1に近づき干渉縞のコントラストは向上するが、あまりに小さいと開口21を加工するのが困難な上、光利用効率が低下することで測定に長時間を要することになり望ましくない。
望ましい値としては自立膜に容易に開口を加工することができ、かつ自立膜の膜厚と同程度以上とすることで開口通過中の光の減衰が少なくなる100nm以上である。逆に、開口の直径を回折格子40の周期と同程度まで大きくすると回折次数間のコヒーレンス係数が低下し、干渉縞のコントラストが低下する。そのため、本実施例では光量が十分に得られ、干渉縞のコントラストが0.6の干渉縞を得ることができるように、開口21の直径を回折格子周期の0.6倍にしてある。
像側マスク20をインコヒーレント照明する照明手段は、本実施例では投影露光装置への適用例を考慮してなるべく露光装置に負担とならない構成としている。即ち、前記照明手段は、被検光学系30の物体位置にインコヒーレント光を放射することができる物体側光放射手段を含む構成となっている。物体側光放射手段は、入射光を被検光学系に向けて反射する物体側光放射部16を有する物体側マスク15と、物体側光放射部16を照明する照明装置60(物体側照明手段)から構成されている。なお、回折格子収差W0のみを測定するために、像側マスク20をインコヒーレント照明する照明手段は、被検光学系30を介して像側マスク20を照明してもよいし、被検光学系30を介さずに像側マス20を照明してもよい。
図6は物体側マスク15を示す図である。物体側光放射部16から放射されたインコヒーレント光は被検光学系30を介して像側マスク20の開口部21に照射される。物体側光放射部16の直径は、開口11が配置されている領域の直径Aと同じ200μmとしている。照明装置60の開口数が被検光学系の入射側開口数と同じ又はそれより大きければ、物体側光放射部16として静止した単なる平板ミラーが利用できる。しかし、本実施例では露光装置に適用される際の利便性を考慮して、露光装置の照明光学系が照明装置60を兼ねることができるようになっている。
「光学の原理III」(M.ボルン、E.ウォルフ著、東海大学出版会発行)によれば、像面では物体面がインコヒーレントに照明されていて、且つ数式3(同書では10.5.1節13式)をみたせば結像光学系の収差に無関係にインコヒーレントに照明される。
(数式3)
ρ’>>0.13r’
ここでρ’は像の大きさであり、r’は結像光学系のAiry像における第1暗環の半径を意味し、0.61λ/NAである。
本実施例では、NA=0.3、λ=13.5nmよりr’=27nmとなる。ρ’は、物体側光放射部16の直径200μmに被検光学系の倍率1/4を乗じた値、50μmである。したがって数式1は十分に成立している。これより物体側光放射部16がインコヒーレントに照明されていれば、開口11はインコヒーレントな面光源と見なせるので、この状態で波面計測を実行すれば被検光学系30の波面を含まない回折格子収差のみの波面が得られる。
通常、露光装置の照明光学系の開口数と投影光学系の入射側開口数の比(σと記す)は0.8程度であり、物体側光放射部16を単なる平面ミラーとしただけでは物体側光放射部16からはσ=1に相当する十分にインコヒーレントな放射光は得られない。
この対策として、次の3つの工夫のどれかまたはそれらの組み合わせが採用されている。第1の工夫として、物体側マスク15の表面に凹凸による勾配を設けた上で、検出器50の積分時間内に物体側マスク15を面内で凹凸の周期以上の距離を移動する。この場合の最大勾配は被検光学系30の入射側開口数0.075と照明装置60の開口数0.06の差以上(0.015ラジアン以上)にすることで放射光が被検光学系30の入射瞳に完全に満たすようしている。
第2の工夫としては、検出器50の積分時間内に、照明装置60の照明光が被検光学系30の入射側開口数と照明装置の開口数の差以上の角度で入射するように、物体側マスク15を動かす。つまり、物体側マスク15を検出器50の積分時間内に0.015ラジアン以上の角度で変化させることで放射光が被検光学系30の入射瞳に完全に満たすようしている。
第3の工夫としては、照明装置60が照明光の入射角を、検出器50の積分時間内に被検光学系30の入射側開口数と照明装置60の開口数の差以上の角度で変化させる。つまり、照明装置60の照明光を積分時間内に0.015ラジアン以上の角度で変化させることで放射光が被検光学系30の入射瞳に完全に満たすようしている。
以上より、演算部51において、図1の構成で測定した波面W1から図2の構成で測定した波面W0を差し引くことで、被検光学系30の波面収差Wのみを得ることができる。一度求めた回折格子収差W0を演算部51に記憶しておけば、回折格子40を交換しない限り、被検光学系30の測定の度にW0を測定する必要はない。
このように、像側マスクに、直径がλ/(2NA)以下の微小ピンホールを用いなくても回折格子収差のみを高精度に測定することできる。したがって、その回折格子収差を用いて、被検光学系の波面収差を高精度に求めることができる。
なお、図1及び図2では、被検光学系30は1つの光学素子としての概念図が示されているが、被検光学系30がEUV露光装置用投影光学系の場合は、通常6枚から8枚のミラーで構成されるが、図では略記している。
以下、図7及び図8を参照して、本発明の第2の実施例である露光装置について説明する。図7は露光装置100の露光時の配置を示している。露光装置100は、EUV光を用いてマスクに形成された回路パターンをウエハ160に露光する投影型露光装置である。露光装置100は、EUV光源部110からのEUV光を露光光として使用する。露光装置100は、照明光学系120と、マスク(レチクル)140を載置するマスクステージ142と、投影光学系(被検光学系)150と、ウエハ160を載置するウエハステージ162を有する。
EUV光は大気に対する透過率が低いため、図7のように照明光学系120等は真空容器102に収納されている。
EUV光源110は、EUV光を発振する光源で、XeガスやSn蒸気等を放電によりプラズマ化することでEUV光を発生させる放電励起プラズマ型EUV光源である。また、EUV光源110として、XeやSnに高出力パルスレーザを集光照射し、プラズマを発生させるレーザ励起型プラズマEUV光源を使用してもよい。
照明光学系120は、EUV光を伝播してマスク140を照明する光学系である。照明光学系120は、本実施例では、平行変換光学系と、インテグレータ123と、開口絞り124とを含む。
凹面ミラー121と凸面ミラー122から構成される平行変換光学系は、EUV光源110からのEUV光を受光してこれを平行光束101に変換する機能を有する。インテグレータ123は、複数の円筒反射面、ハエの目又は魚燐状のハエの目反射面等を有し、マスク140を均一に所定のNAで照明する。
インテグレータ123の反射面上には、その反射面に対して開口面がほぼ垂直に配置された開口絞り124が配置されている。開口絞り124は、有効光源の分布形状を規定し、被照明面であるマスク140上の各点を照明する光の角度分布を規定する。
凸面ミラー125と、凹面ミラー126から構成される光学系は、インテグレータ123からの光束を円弧状に集光する機能を有する。
平面ミラー127は、凸面ミラー125と凹面ミラー126から構成される光学系の像側光束を、マスク140へはね上げるように反射して投影光学系130の物体面に所定の入射角度をもって集光する。
マスク140は反射型マスクであり、転写されるべき回路パターンが形成され、マスクステージ142によって支持及び駆動される。マスク140上のパターンの像は、投影光学系150によってウエハ(基板)160に投影される。
マスク140とウエハ160とは、光学的に共役の関係に配置される。ウエハステージ162が、ウエハ160を支持及び駆動することで所望の個所が露光される。
EUV光に適用される投影光学系150は、位置精度や熱による変形に極めて敏感であり、露光の合間に波面収差を測定し、該測定結果に基づいてミラー位置を調整してフィードバックをかける必要がある。また、投影光学系150の多層膜ミラー上に不純物が付着し、化学変化を起こすことで、反射位相の変化が発生して波面収差が変化する。このため、露光装置本体上で露光波長による投影光学系150の波面収差を測定する必要があるが、露光装置100は実施例1で説明した波面収差測定装置を搭載しており、この要求を満足している。
さらに、露光装置100は、投影光学系150の各ミラーを駆動する駆動機構と、駆動機構を制御する制御部を有する。
図8は、露光装置100が投影光学系150の収差測定する時の配置を示している。まず、実施例1で説明した測定装置の収差計測用マスク10がマスクステージ142上に配置される。ウエハステージ162は検出ユニットステージ172に置き換えられる。検出ユニットステージ172は回折格子40と検出器50と、不図示の像側マスク20及び移動手段22を搭載して、被検物である投影光学系150の所望の測定位置に移動することができる。
演算部51は、像側マスク20が移動手段22によって光路外に退避されている際に測定された干渉縞の情報を取得して解析することで、投影光学系150の波面収差Wに回折格子収差W0が含まれた波面収差Wを求める。
回折格子収差測定時には、実施例2で説明した測定装置の収差計測用マスク15がマスクステージ142上に配置される。像側マスク20は移動手段22によって光路外に挿入される。演算部51は、この際に測定された干渉縞の情報を取得して解析することで回折格子収差W0を求める。従って、演算部51により、W1とW0の差を取れば投影光学系150の波面収差Wを求めることができる。
制御部200は、このようにして求めた投影光学系150の波面収差Wの情報を取得して、投影光学系150を構成する各ミラーの姿勢の調整量を算出する。そして、算出された調整量に基づいて、駆動機構を用いて各ミラーを駆動することによって、投影光学系150を収差の少ない状態に制御することが可能である。
次に、前述の露光装置を利用したデバイス(半導体IC素子、液晶表示素子等)の製造方法を説明する。デバイスは、前述のように投影光学系が調整された露光装置を使用して、感光剤が塗布された基板(ウェハ、ガラス基板等)を露光する工程と、その基板(感光剤)を現像する工程と、他の周知の工程と、を経ることにより製造される。他の周知の工程には、エッチング、レジスト剥離、ダイシング、ボンディング、パッケージング等が含まれる。本デバイス製造方法によれば、従来よりも高品位のデバイスを製造することができる。
波面収差測定装置の構成図である。 回折格子収差を測定する際の測定装置の構成図である。 収差計測用マスク10を照射光側から見た図である。 像側マスク20の構造の一例を示す図である。 開口部21の直径と回折格子周期の比と0次回折光と1次回折光のコヒーレンス係数の絶対値との関係を表す図である。 物体側マスク15を示す図である。 露光装置100の露光時の配置を示す図である。 露光装置100の投影光学系150の収差時の構成を示す図である。
10 収差計測用マスク
11 開口
15 物体側マスク
20 像側マスク
21 開口
22 移動手段
30 被検光学系
40 回折格子
50 検出器
51 演算部
60 照明装置
100 露光装置
120 照明光学系
150 投影光学系

Claims (11)

  1. 被検光学系の収差を測定する測定装置であって、
    前記被検光学系を経た光を分割する回折格子と、
    前記回折格子で分割された光が相互に干渉することにより形成される干渉縞を検出する検出部と、
    該検出された干渉縞の情報を用いて収差を算出する演算部と、
    開口が設けられ、前記被検光学系の像面に対して挿脱可能な像側マスクと、
    前記像側マスクをインコヒーレントで照明する照明部とを有し、
    前記像側マスクの開口への入射光の開口数をNA、前記入射光の波長をλとすると、前記像側マスクの開口の直径はλ/(2NA)より大きく、
    前記像側マスクが前記像面から退避した状態で前記干渉縞を前記検出部により検出し、前記像側マスクが前記像面に配置された状態で、前記照明部は前記被検光学系の開口数以上の光で前記像側マスクの開口を照明して、前記開口を介して前記回折格子により形成される前記干渉縞を前記検出部により検出し、
    前記演算部は、前記像側マスクが前記像面から退避した状態で検出された前記干渉縞の情報と、前記像側マスクが前記像面に配置された状態で検出された前記干渉縞の情報とを用いて、前記被検光学系の収差を算出することを特徴とする測定装置。
  2. 前記像側マスクには、前記回折格子の周期と同じ周期で配列された複数の前記開口が設けられ、
    前記開口の直径は、前記回折格子の格子周期より小さいことを特徴とする請求項1記載の測定装置。
  3. 前記像側マスクの開口の直径は100nm以上であることを特徴とする請求項1記載の測定装置。
  4. 前記照明部は、
    入射光を前記被検光学系に向けて反射する物体側光放射部を有する物体側マスクと、前記物体側光放射部を照明する物体側照明部とを有し、
    前記被検光学系を介して前記像側マスクを照明することを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
  5. 前記物体側照明部の開口数が、前記被検光学系の入射側開口数と同じ又は前記被検光学系の入射側開口数より大きくなる前記物体側照明部を用いることを特徴する請求項4に記載の測定装置。
  6. 前記物体側光放射部は表面に凹凸を有し、前記凹凸の最大勾配が前記被検光学系の入射側開口数と前記物体側照明部の開口数の差以上となる前記物体側光放射部を用い、前記検出部の積分時間内に前記物体側マスクが面内で該凹凸の周期以上の距離を移動することを特徴する請求項4に記載の測定装置。
  7. 前記検出部の積分時間内に、前記物体側照明部の照明光が前記被検光学系の入射側開口数と前記物体側照明部の開口数の差以上の角度で入射するように、前記物体側マスクを動かすことを特徴する請求項4に記載の測定装置。
  8. 前記物体側照明部は照明光の入射角を、前記検出部の積分時間内に前記被検光学系の入射側開口数と前記物体側照明部の開口数の差以上の角度で変化させることを特徴する請求項4に記載の測定装置。
  9. 前記像側マスクの開口の直径は前記回折格子の格子周期の1.2倍より小さいことを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
  10. 光源からの光を用いてマスクのパターンを基板に露光する露光装置であって、
    前記パターンの像を前記基板に投影する投影光学系と、
    前記光源からの光を用いて前記投影光学系の波面収差を算出する請求項1乃至8の何れか1項に記載の測定装置とを有することを特徴とする露光装置。
  11. 被検光学系の収差を測定する測定方法であって、
    前記被検光学系を経た光を分割する回折格子で分割された光が相互に干渉することにより形成される干渉縞を検出するステップと、
    該検出された干渉縞の情報を用いて収差を算出するステップと、
    開口が設けられ、前記被検光学系の像面に対して挿脱可能な像側マスクをインコヒーレントで照明するステップとを有し、
    前記像側マスクの開口への入射光の開口数をNA、前記入射光の波長をλとすると、前記像側マスクの開口の直径はλ/(2NA)より大きく、前記像側マスクが前記像面から退避した状態で前記干渉縞を検出し、
    前記像側マスクが前記像面に配置された状態で、前記照明部は前記被検光学系の開口数以上の光で前記像側マスクの開口を照明して、前記開口を介して前記回折格子により形成される干渉縞を検出し、
    前記像側マスクが前記像面から退避した状態で検出された前記干渉縞の情報と、前記像側マスクが前記像面に配置された状態で検出された前記干渉縞の情報とを用いて、前記被検光学系の収差を算出することを特徴とする測定方法。
JP2009003230A 2009-01-09 2009-01-09 測定装置、測定方法及び露光装置 Expired - Fee Related JP5522944B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009003230A JP5522944B2 (ja) 2009-01-09 2009-01-09 測定装置、測定方法及び露光装置
EP10150116A EP2207063A1 (en) 2009-01-09 2010-01-05 Wavefront-aberration-measuring device and exposure apparatus
US12/683,141 US8351050B2 (en) 2009-01-09 2010-01-06 Wavefront-aberration-measuring device and exposure apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009003230A JP5522944B2 (ja) 2009-01-09 2009-01-09 測定装置、測定方法及び露光装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010161261A JP2010161261A (ja) 2010-07-22
JP2010161261A5 JP2010161261A5 (ja) 2012-02-23
JP5522944B2 true JP5522944B2 (ja) 2014-06-18

Family

ID=42077762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009003230A Expired - Fee Related JP5522944B2 (ja) 2009-01-09 2009-01-09 測定装置、測定方法及び露光装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8351050B2 (ja)
EP (1) EP2207063A1 (ja)
JP (1) JP5522944B2 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8004690B2 (en) * 2004-01-16 2011-08-23 Carl Zeiss Smt Gmbh Device and method for the optical measurement of an optical system, measurement structure support, and microlithographic projection exposure apparatus
CN102081308B (zh) * 2009-11-27 2014-02-19 上海微电子装备有限公司 投影物镜波像差测量装置和方法
CN102297759B (zh) * 2011-06-24 2013-03-27 北京理工大学 基于横向剪切干涉的扩束准直系统波面像差检测方法
JP5871601B2 (ja) * 2011-12-15 2016-03-01 キヤノン株式会社 被検光学系の収差を算出する装置、方法およびトールボット干渉計
DE102012204704A1 (de) * 2012-03-23 2013-09-26 Carl Zeiss Smt Gmbh Messvorrichtung zum Vermessen einer Abbildungsgüte eines EUV-Objektives
CN103076162B (zh) * 2013-02-04 2015-12-09 中国科学院光电技术研究所 一种亚波长光栅周期的测量器件
CN103472689B (zh) * 2013-09-24 2016-03-30 中国科学院光电技术研究所 增强照明数值孔径超分辨光刻成像设备及光刻成像方法
EP3051351B1 (en) 2013-09-24 2019-06-12 Institute of Optics and Electronics Chinese Academy of Sciences Super-resolution image photoetching
CN104280138B (zh) * 2014-09-15 2017-03-29 北京理工大学 基于四光束干涉的波面位相测量方法
CN104280137B (zh) * 2014-09-15 2017-03-29 北京理工大学 一种基于四光束干涉的混合型波前传感装置
CN107710076B (zh) * 2015-04-20 2020-09-18 Asml荷兰有限公司 光刻方法和设备
DE102015226571B4 (de) * 2015-12-22 2019-10-24 Carl Zeiss Smt Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur Wellenfrontanalyse
TWI637147B (zh) * 2017-09-15 2018-10-01 東大光電股份有限公司 Wavefront measurement system
US10571261B1 (en) 2018-08-10 2020-02-25 Raytheon Company Lateral shearing interferometer for auto alignment beam sensing
CN111352303B (zh) * 2018-12-21 2021-06-18 上海微电子装备(集团)股份有限公司 投影物镜波像差检测装置及方法、光刻机
CN109916598A (zh) * 2019-04-26 2019-06-21 北京航空航天大学 一种基于衍射光栅的显微物镜数值孔径测量方法
CN114279689B (zh) * 2021-12-24 2022-09-20 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 孔径光阑的衍射效应的检测装置及其方法
CN117537937B (zh) * 2024-01-05 2024-04-16 国科大杭州高等研究院 一种抑制差分波前传感技术非线性的指向控制系统

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6573997B1 (en) * 2000-07-17 2003-06-03 The Regents Of California Hybrid shearing and phase-shifting point diffraction interferometer
DE10260985A1 (de) * 2002-12-18 2004-05-13 Carl Zeiss Smt Ag Vorrichtung zur interferometrischen Wellenfrontvermessung eines optischen Abbildungssystems
JP4314040B2 (ja) * 2003-03-05 2009-08-12 キヤノン株式会社 測定装置及び方法
JP2005159213A (ja) 2003-11-28 2005-06-16 Canon Inc シアリング干渉を利用した測定方法及び装置、それを利用した露光方法及び装置、並びに、デバイス製造方法
JP4408040B2 (ja) * 2003-11-28 2010-02-03 キヤノン株式会社 干渉を利用した測定方法及び装置、それを利用した露光方法及び装置、並びに、デバイス製造方法
JP2005311296A (ja) * 2004-03-25 2005-11-04 Nikon Corp 波面収差測定方法、波面収差測定系の校正方法、波面収差測定装置、及び投影露光装置
JP2006332586A (ja) 2005-04-25 2006-12-07 Canon Inc 測定装置、露光装置及び方法、並びに、デバイス製造方法
JP2007234685A (ja) 2006-02-28 2007-09-13 Canon Inc 測定装置、当該測定装置を有する露光装置及びデバイス製造方法
JP2008198799A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Canon Inc 波面収差測定装置、露光装置及び波面収差測定方法

Also Published As

Publication number Publication date
US8351050B2 (en) 2013-01-08
US20100177323A1 (en) 2010-07-15
JP2010161261A (ja) 2010-07-22
EP2207063A1 (en) 2010-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5522944B2 (ja) 測定装置、測定方法及び露光装置
KR100911223B1 (ko) 측정장치, 노광장치 및 방법, 그리고 디바이스의 제조방법
US7952726B2 (en) Measurement apparatus, exposure apparatus having the same, and device manufacturing method
JP2002334831A (ja) 平版投射装置、回折モジュール、センサモジュールおよび波面収差を測定する方法
JP5871601B2 (ja) 被検光学系の収差を算出する装置、方法およびトールボット干渉計
JP2006332586A5 (ja)
JP2015021904A (ja) 干渉計測装置、リソグラフィ装置および物品の製造方法
JP2009068922A (ja) 測定装置、露光装置及びデバイス製造方法
JP2010256059A (ja) トールボット干渉計、トールボット干渉計の調整方法、及び露光装置
US20170284893A1 (en) Optical device
JP2008192936A (ja) 測定装置、露光装置及びデバイス製造方法
JP2010206033A (ja) 波面収差計測装置、該装置の校正方法、及び露光装置
JP2011108974A (ja) 波面計測方法及び装置、並びに露光方法及び装置
JP4984522B2 (ja) 波面収差測定装置、ピンホールマスク、投影露光装置、及び投影光学系の製造方法
JP2005159213A (ja) シアリング干渉を利用した測定方法及び装置、それを利用した露光方法及び装置、並びに、デバイス製造方法
JP5434147B2 (ja) 波面収差計測装置、該装置の校正方法、及び露光装置
US7821625B2 (en) Systems and methods for lithographic illuminator beam deviation measurement and calibration using grating sensors
JP2010109160A (ja) 測定装置、露光装置及びデバイス製造方法
JP2011108696A (ja) 波面計測方法及び装置、並びに露光方法及び装置
JP4600047B2 (ja) 波面収差測定方法、波面収差測定装置、投影露光装置、投影光学系の製造方法
JP4904708B2 (ja) 波面収差測定方法、波面収差測定装置、投影露光装置、投影光学系の製造方法
JP2008198799A (ja) 波面収差測定装置、露光装置及び波面収差測定方法
JP2005183415A (ja) シアリング干渉測定方法及びシアリング干渉計
JP2005127981A (ja) 干渉計測装置
JP4590181B2 (ja) 測定方法及び装置、露光装置、並びに、デバイス製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20100630

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120106

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140107

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140311

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140408

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees