JP5522659B2 - 混合ガスの分析装置及び混合ガスの分析方法 - Google Patents

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本発明は、複数のガスが混じり合った混合ガスの分析装置及び混合ガスの分析方法に関するものである。
生物系への危険が指摘されている揮発性有機化合物(VOC)検知や、爆発対策や生産性向上のための天然ガスのプロセスモニタリングの社会的な要求が高く、安心・安全やエネルギー開発の分野では小型の多種類ガスセンサが不可欠である。ガスクロマトグラフ(以下、「GC」と記す)は、これに適用できるガス分析装置である。しかし、従来のガス検出器を用いたGCには多くの問題がある。
実用に供されている小型のガス検出器として、熱伝導検出器(以下、「TCD」と記す)があるが、検出部をヒーターで120℃程度まで加熱する必要があり、分析システムとして消費電力が大きいという問題点がある。また、TCDには、炭素数5以上の高級炭化水素ガスに対して感度が低いという問題もある。
また、室温で使用できるガス検出器としては光学式検出器があるが、光とガスの相互作用距離を必要とするため、デッドボリュームが大きくなるという問題がある。
また、弾性表面波センサを用いるGCも原理的には室温で使用できるが、振幅変化の測定感度に限界があり、減衰測定が困難で、特に炭素数1から3までの低級炭化水素ガスの検出は困難であるという問題がある。
本発明者らは、分離カラムと弾性表面波素子と弾性表面波測定手段と分析手段とを有し、弾性表面波素子は、少なくとも球面の一部から形成されて円環状に連続した円環状表面を有する基材からなる、ガス分析装置(ボールSAWガスクロマトグラフ、以下「ボールSAWGC」と記す)を報告している(例えば、特許文献1参照)。
このボールSAWGCでは、分離カラムは、測定ガスをキャリアガスとともに内部を通過させるよう構成され、測定ガスの成分の種類に応じて異なる通過時間を有し、球状の弾性表面波素子は、円環状表面に沿って伝搬する弾性表面波を発生可能な弾性表面波発生手段と、測定ガス成分に反応して、弾性表面波発生手段により発生した円環状表面に沿って伝搬する弾性表面波の遅延時間と振幅とを変化させるよう、円環状表面に沿って設けられた反応部とを有し、弾性表面波測定手段は弾性表面波の遅延時間と振幅とから試料ガスの成分を分析可能に設けられている、ことを特徴とするガス分析装置で、低級炭化水素ガスの分離と検出が可能である。
しかし、従来のボールSAWGCを用いて、高級炭化水素と低級炭化水素の混合ガスの分離と検出を行うには、分析に要する時間が長いという問題があり、これに対する解決法は示されていない。
国際公開第2008/056458号
本発明は、ボールSAWGCにおける上記の問題を解決するためになされたもので、高級炭化水素と低級炭化水素の混合ガス分析を迅速に行うことができる混合ガスの分析装置及び混合ガスの分析方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、複数のガスの混合ガスの分析装置において、キャリアガス流量調節用第1バルブ(V1)と、前記キャリアガス流量調節用第1バルブに配管接続して、測定ガス注入器と保持力が小さい第1分離カラム(CL1)と第1弾性表面波素子(BS1)と第1弾性表面波測定手段(M1)とからなる第1分析部と、前記第1分析部に配管接続し、接続切り替えが可能な第2のバルブ(V2)と、更に前記第2のバルブに配管接続し、保持力が大きい第2分離カラム(CL2)と第2弾性表面波素子(BS2)と第2弾性表面波測定手段(M2)とからなる第2分析部とを、有することを特徴とする混合ガスの分析装置が得られる。
また、本発明によれば、前記CL1および前記CL2は、測定ガスをキャリアガスとともに内部を通過させるよう構成され、内部への充填剤により、前記測定ガスの成分の種類に応じて異なる通過時間を有し、前記BS1および前記BS2は、少なくとも球面の一部から形成されて円環状に連続した円環状表面を有する基材と弾性表面波発生手段とを有し、前記M1および前記M2は、それぞれ前記BS1および前記BS2に吸着した、ガスによる弾性表面波の遅延時間と振幅変化とを測定することを、特徴とする混合ガスの分析装置が得られる。
また、本発明によれば、前記BS1および前記BS2のいずれかは、少なくともその表面の一部に、前記CL1または前記CL2で分離されたガスに対して適合する感応膜を有することを、特徴とする混合ガスの分析装置が得られる。
また、本発明によれば、前記CL1としては、流路の内壁にガスを固定する高分子膜を塗布したオープンチューブ(OT)カラムを用い、前記CL2としては、圧縮応力を負荷するジャケットを用いて、固定相粒子を充填する際の内圧によるカラムの破壊を防止する手段を用いて作製した充填カラムを使用することを、特徴とする混合ガスの分析装置が得られる。
更に、本発明によれば、本発明に係る混合ガスの分析装置を用いて、あらかじめ前記V1を用いて流量を調節したキャリアガスの一部を、前記CL1における保持時間が短い混合ガスの遅延時間と振幅変化とを前記M1により前記BS1で測定した信号に基づいて、前記CL1を通過させずに直接前記CL2に導入し、かつ、前記CL1における保持時間が長い混合ガスが前記CL2に導入されないように前記V2のバルブを切り替えることを、特徴とする混合ガスの分析方法が得られる。
また、本発明を2個の弾性表面波素子を使用するのみでなく、3個の弾性表面波素子を使用することにより、高速な方法に拡張することは容易である。すなわち、複数のガスの混合ガスの分析装置において、キャリアガス流量調節第1バルブ(V1)と、測定ガス注入器と保持力が小さい第1分離カラム(CL1)と第1弾性表面波素子(BS1)と第1弾性表面波測定手段(M1)からなる第1分析部と、前記第1分析部に接続し、切り替えが可能な第2バルブ(V2)と、前記第2バルブに接続し、保持力が中程度である第2分離カラム(CL2)と第2弾性表面波素子(BS2)と第2弾性表面波測定手段(M2)からなる第2分析部と、前記第2分析部に接続し、切り替えが可能な第3バルブ(V3)と、前記第3バルブに接続し、保持力が大きい第3分離カラム(CL3)と第3弾性表面波素子(BS3)と第3弾性表面波測定手段(M3)からなる第3分析部とを、有することを特徴とする混合ガスの分析装置が得られる。
本発明により、高級炭化水素と低級炭化水素の混合ガス分析を迅速に行う混合ガスの分析装置および混合ガスの分析方法が得られ、複数のガスに対する分析器において、ガス分離器の特性に適した検出器としてボールSAWセンサをガス分離器の後ろに設置し、この出力を上記切り替え時刻の決定に用いることにより、炭素数4以上の高級炭化水素ガスを第1のボールSAWセンサで検出している間に、炭素数1から3までの低級炭化水素ガスを第2のボールSAWセンサで検出する。このように並列動作を取り入れたため、分析時間を短縮でき、高速な携帯型ガスクロを実現できるという効果が得られる。
また、保持力が大きいカラムに吸着力の強いガスが流れ込まない構成とすることで、保持力が大きいカラムにこれらガスが強く付着して排出されず、カラムが劣化することを防止できる。
本発明の実施の形態の混合ガスの分析装置および混合ガスの分析方法の、(a)測定ガス注入器から測定ガスを注入し、吸着力が弱い低級炭化水素の混合ガスをBS1で検出したタイミングを示す装置構成および分析結果、(b)BS1が低級炭化水素A、B、Cの混合ガスを検出した後、V1とV2を切り替えた装置構成および分析結果である。 本発明の実施の形態の混合ガスの分析装置および混合ガスの分析方法を用いて、揮発性有機化合物(VOC)のモデルガスの分析結果を示す、(a)BS1の遅延時間変化(M1a)および振幅変化(M1b)、(b)BS2の振幅変化(M2)である。 本発明の実施の形態の混合ガスの分析装置及び混合ガスの分析方法を用いて、6種類の炭化水素混合ガスの分析結果を示す、(a)BS1の遅延時間変化(M1a)および振幅変化(M1b)、(b)BS2の振幅変化(M2)である。
保持力が小さいCL1と保持力が大きいCL2、およびそれぞれCL1およびCL2で分離されたガスに適した感応膜を持つ2つのボールSAWセンサBS1、BS2で構成された混合ガスの分析装置で、低級炭化水素ガス、A、B、Cと高級炭化水素ガス、D、E、F、Gの7種類の混合ガスを例にとって、混合ガスの分析装置及び混合ガスの分析方法を、図面を基に詳細に説明する。
図1(a)は、測定ガス注入器から測定ガスを注入し、吸着力が弱い低級炭化水素の混合ガスをBS1で検出したタイミングを示す装置構成および分析結果である。保持力が小さいCL1に測定ガスを注入すると、まず、一定時間後に吸着力が弱い低級炭化水素A、B、Cの混合ガスがCL1を通過し、BS1で検出される。この時間は、キャリアガス流量調節用の第1バルブ(V1)により、あらかじめ望ましい値に調節しておく。
図1(b)は、BS1が低級炭化水素A、B、Cの混合ガスを検出した後、バルブV2を切り替えた装置構成および分析結果である。吸着力が弱い低級炭化水素A、B、Cの混合ガスが保持力の大きなCL2でA、B、Cのガスに分離され、BS2でそれぞれ個別に検出され、M2で分析結果が示されている。また、高級炭化水素ガス、D、E、F、Gは保持力が小さいCL1でそれぞれのガスに分離され、BS1で検知され、M1に分析結果が示されている。この分析に要する時間は、流量調節用の第3バルブ(V3)により、あらかじめ望ましい値に調節しておく。
本発明の効果として、図1(b)に示す例では、低級炭化水素ガス、A、B、Cと高級炭化水素ガス、D、E、F、Gの7種類の混合ガスを同時並行で分析できるので、従来に比較して、格段に分析時間の短縮が可能である。
更に、図1(b)のV2が切り替えられ、保持力が大きいCL2に高級炭化水素ガス、D、E、F、Gが流れ込まない構成とすることで、高級炭化水素ガスの保持力が大きいCL2に強く付着して排出されず、CL2を劣化させることによる分離能力の低下を防止できる効果もある構造となっている。
図2(a)及び図2(b)は、揮発性有機化合物(VOC)のモデルガスの分析結果である。CL1としては、幅0.15mm、深さ0.24mm、長さ2.8mの流路を、MEMS技術によりシリコンウエハ上に作製し、陽極接合によりガラスで蓋をした後に、5%フェニル95%ポリジメチルシロキサン(PDMS)を塗布したオープンチューブ(OT)MEMSカラムを用いた。CL2としては、幅0.44mm、深さ0.5mm、長さ52cmの流路を、MEMS技術によりシリコンウエハ上に作製し、陽極接合によりガラスで蓋をした後に、圧縮応力を負荷するジャケットを用いてカラムの破壊を防止する手段を用いて、スチレンジビニルベンゼン(SDB)粒子を高圧充填したPacked MEMSカラムを使用した。また、BS1には、感応膜としてPDMSを製膜したボールSAWセンサを使用し、BS2は、未製膜のボールSAWセンサを用いた。キャリアガスにはヘリウムを使用した。なおここで、流路を、フォトエッチングによりステンレス板に作製し、拡散接合によりステンレス板で蓋をしてもよい。また、高圧充填する粒子としては、活性炭素や分子ふるい粒子を用いてもよい。
図2(a)は、CL1によって、CO、エタン、プロパンのピークの重なりと、ベンゼン、トルエンが完全に分離された、弾性表面波測定手段M1によって測定されたBS1の遅延時間変化(M1a)および振幅変化(M1b)である。ここでは、有機感応膜としてPDMSを用いているため、遅延時間変化は質量負荷効果に依るもので、振幅変化はサンプルガスによる感応膜の粘弾性変化によると考えられる。同時に、CL2では、COとエタン、プロパンが分離され、弾性表面波測定手段M2によって測定されたBS2の振幅応答によって検出された(図2(b))。BS2の振幅応答は、SAWの漏洩減衰に依るもので、平面型のSAWセンサでは実用的に行えなかったものであり、ボールSAWセンサの優位性を示す例である。
図3(a)及び図3(b)は、実施例1と同様の混合ガス分析装置及び混合ガス分析方法を用いて、6種類の炭化水素混合ガスの測定結果である。図3(a)は、弾性表面波測定手段M1におけるBS1による遅延時間変化(M1a)と、振幅変化(M1b)によるクロマトグラムである。CL1によって、メタン、エタン、プロパンのピークの重なりと、ヘキサン、ヘプタン、オクタンを完全に分離でき、BS1によって検出に成功した。図2での結果同様、遅延時間変化は質量負荷効果に依るもので、振幅変化はサンプルガスによる感応膜の粘弾性変化によると考えられる。図3(b)は、CL2によってメタン、エタン、プロパンの三種類の低級炭化水素を分離し、弾性表面波測定手段M2におけるBS2の振幅変化によって検出したクロマトグラムである。図2での結果同様、BS2の振幅応答はSAWの漏洩減衰に依るものである。
なお、図2、3の点線の矢印は、バルブの切り替えタイミングを示す。最初のボールSAWセンサにより低級炭化水素やCOが通過したことが確認できるため、正確な切り替えが可能になった。以上の結果、BS1により3種類の高級炭化水素の分離検出を行い、同時にBS2により低級炭化水素の分離検出に成功した。
また、弾性表面波測定手段M1における遅延時間変化(M1a)および振幅変化(M1b)の両方が独立に測定できたことは、ボールSAWセンサの利点であり、特許文献1に開示されているように、M1で測定された混合ガスの組成に関する付加的情報として利用することができる。
さらに、ここで述べた方法を拡張して、キャリアガス流量調節第1バルブ(V1)と、測定ガス注入器と保持力が小さい第1分離カラム(CL1)と第1弾性表面波素子(BS1)と第1弾性表面波測定手段(M1)からなる第1分析部と、第1分析部に接続し、切り替えが可能な第2バルブ(V2)と、V2に接続し、保持力が中程度である第2分離カラム(CL2)と第2弾性表面波素子(BS2)と第2弾性表面波測定手段(M2)からなる第2分析部と、第2分析部に接続し、切り替えが可能な第3バルブ(V3)と、V3に接続し、保持力が大きい第3分離カラム(CL3)と第3弾性表面波素子(BS3)と第3弾性表面波測定手段(M3)からなる第3分析部とを有することを特徴とする混合ガスの分析法も可能である。
V1 キャリアガス流量調節用第1バルブ
CL1 第1分離カラム
BS1 第1弾性表面波素子
M1 第1弾性表面波測定手段
V2 第2のバルブ
CL2 第2分離カラム
BS2 第2弾性表面波素子
M2 第2弾性表面波測定手段

Claims (6)

  1. 複数のガスの混合ガスの分析装置において、
    キャリアガス流量調節用第1バルブ(V1)と、
    前記キャリアガス流量調節用第1バルブに配管接続して、測定ガス注入器と保持力が小さい第1分離カラム(CL1)と第1弾性表面波素子(BS1)と第1弾性表面波測定手段(M1)とからなる第1分析部と、
    前記第1分析部に配管接続し、接続切り替えが可能な第2のバルブ(V2)と、
    更に前記第2のバルブに配管接続し、保持力が大きい第2分離カラム(CL2)と第2弾性表面波素子(BS2)と第2弾性表面波測定手段(M2)とからなる第2分析部とを、
    有することを特徴とする混合ガスの分析装置。
  2. 前記CL1および前記CL2は、測定ガスをキャリアガスとともに内部を通過させるよう構成され、内部への充填剤により、前記測定ガスの成分の種類に応じて異なる通過時間を有し、
    前記BS1および前記BS2は、少なくとも球面の一部から形成されて円環状に連続した円環状表面を有する基材と弾性表面波発生手段とを有し、
    前記M1および前記M2は、それぞれ前記BS1および前記BS2に吸着した、ガスによる弾性表面波の遅延時間と振幅変化とを測定することを、
    特徴とする請求項1記載の混合ガスの分析装置。
  3. 前記BS1および前記BS2のいずれかは、少なくともその表面の一部に、前記CL1または前記CL2で分離されたガスに対して適合する感応膜を有することを、特徴とする請求項1または2記載の混合ガスの分析装置。
  4. 前記CL1としては、流路の内壁にガスを固定する高分子膜を塗布したオープンチューブ(OT)カラムを用い、
    前記CL2としては、圧縮応力を負荷するジャケットを用いて、固定相粒子を充填する際の内圧によるカラムの破壊を防止する手段を用いて作製した充填カラムを使用することを、
    特徴とする請求項1、2または3記載の混合ガスの分析装置。
  5. 請求項1、2、3または4記載の混合ガスの分析装置を用いて、あらかじめ前記V1を用いて流量を調節したキャリアガスの一部を、前記CL1における保持時間が短い混合ガスの遅延時間と振幅変化とを前記M1により前記BS1で測定した信号に基づいて、前記CL1を通過させずに直接前記CL2に導入し、かつ、前記CL1における保持時間が長い混合ガスが前記CL2に導入されないように前記V2のバルブを切り替えることを、特徴とする混合ガスの分析方法。
  6. 複数のガスの混合ガスの分析装置において、
    キャリアガス流量調節第1バルブ(V1)と、
    測定ガス注入器と保持力が小さい第1分離カラム(CL1)と第1弾性表面波素子(BS1)と第1弾性表面波測定手段(M1)からなる第1分析部と、
    前記第1分析部に接続し、切り替えが可能な第2バルブ(V2)と、
    前記第2バルブに接続し、保持力が中程度である第2分離カラム(CL2)と第2弾性表面波素子(BS2)と第2弾性表面波測定手段(M2)からなる第2分析部と、
    前記第2分析部に接続し、切り替えが可能な第3バルブ(V3)と、
    前記第3バルブに接続し、保持力が大きい第3分離カラム(CL3)と第3弾性表面波素子(BS3)と第3弾性表面波測定手段(M3)からなる第3分析部とを、
    有することを特徴とする混合ガスの分析装置。
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