JP5522430B2 - 暖房便座装置 - Google Patents
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Description
この暖房便座装置によれば、便蓋の開閉に応じて着座面を加熱する発熱部の通電や通電量を変更するため、便蓋と便座との間の空間に熱が蓄積されても、便座の着座面に温度むらが生ずることを抑制することができる。また、これにより、保温状態での待機電力を削減することができ、省エネルギー化を図ることができる。さらに、着座面の温度むらを抑制することができるため、快適な座り心地を得ることができる。
また、この暖房便座装置によれば、水平領域にはより大きい熱量を供給し、水平領域よりも高い位置にある傾斜領域にはより小さい熱量を供給する。そのため、着座面の高低差に応じて生ずる温度むらを抑制することができる。
この暖房便座装置によれば、便蓋が有する第2の発熱部の単位面積あたりの配線密度を調整することにより着座面への供給熱量を調整するため、第2の発熱部の配置形態を簡素化することができる。
この暖房便座装置によれば、第1および第2のヒータを使い分けることにより、傾斜領域と水平領域に供給する熱量を別々に制御することができ、水平領域にはより大きい熱量を供給し、水平領域よりも高い位置にある傾斜領域にはより小さい熱量を供給することを可能とする。そのため、着座面の高低差に応じて生ずる温度むらを抑制することができる。
この暖房便座装置によれば、メインヒータおよびサブヒータを使い分けることにより、傾斜領域と水平領域に供給する熱量を別々に制御することができ、水平領域にはより大きい熱量を供給し、水平領域よりも高い位置にある傾斜領域にはより小さい熱量を供給することを可能とする。そのため、着座面の高低差に応じて生ずる温度むらを抑制することができる。
この暖房便座装置によれば、便座はクッション部を有するため、より快適な座り心地を得ることができる。また、便蓋が閉じた待機状態では、便座の着座面およびクッション部は、便座の内部および外部から加熱される。そのため、便蓋が開いた後に、着座面の温度が低下することを抑制することができ、また座り心地が低下することを抑制することができる。
この暖房便座装置によれば、便蓋が閉じたときに着座面の温度が低下していても、便蓋が閉じた後に便座を外部から高出力で加熱し、その後に着座面を保温するため、着座面の温度をより早く待機温度に接近させることができる。また、便座を連続的に使用した場合でも、快適な座り心地を得ることができる。
図1は、本発明の実施の形態にかかる暖房便座装置を備えたトイレ装置を例示する斜視模式図である。
図2は、本実施形態にかかる暖房便座装置の断面を表す断面模式図である。
なお、図2は、図1に表したA−A断面図に相当する。
図3は、本実施形態にかかる暖房便座装置の動作の概要を説明するためのタイムチャートである。
また、図4は、本実施形態の比較例にかかる暖房便座装置の動作の概要を説明するためのタイムチャートである。
図5は、本実施形態の第2の発熱部の配置形態について説明するための平面模式図である。
図6は、第2の発熱部の配置形態の具体例を表す平面模式図である。
なお、図6においては、便蓋300に内蔵された第2の発熱部310についても、説明の便宜上、実線にて表している。これは、後述する図7〜図9、および図11においても同様である。
なお、図7(a)は、便蓋300を上方から眺めた上面模式図であり、図7(b)は、便蓋300を右側方から眺めた側面模式図である。
本具体例では、第2の発熱部310は、便蓋300を上方からみたときに、便蓋300の後方部よりも前方部において、隣接した第2の発熱部310同士の間隔が小さくなるように配置されている。つまり、第2の発熱部310は、便蓋300を上方からみたときに、便蓋300の前方に向かうにつれて、隣接した第2の発熱部310同士の間隔が小さくなるように配置されている。
図9は、第2の発熱部の配置形態のさらに他の具体例を表す平面模式図である。
また、図10は、本具体例にかかる暖房便座装置の動作を例示するタイムチャートである。
また、図12は、本具体例にかかる暖房便座装置の動作を例示するタイムチャートである。
本具体例においても、水平領域201のような熱溜まり部110から離間した着座面の上方における単位面積あたりの第2の発熱部310の発熱量(供給熱量)は、傾斜領域203のような熱溜まり部110に隣接した着座面の上方における単位面積あたりの第2の発熱部310の発熱量(供給熱量)よりも大きい。また、図9および図10に関して前述した具体例と同様に、第2の発熱部310は、複数の系統を有し、制御部410は、その複数の系統の発熱部の通電量をそれぞれ制御する。
前述したように、便蓋300が開いた状態では、便座200の着座面の温度は低下する、あるいは低下している。そのため、便蓋300が閉じると、制御部410は、第1および第2の発熱部210、310の両方に通電し、着座面の温度をより早く待機温度に接近させる(時間t1)。より具体的には、着座面の温度をより早く待機温度に接近させるために、制御部410は、第2の発熱部310に通電し、第2の発熱部310の出力を高出力あるいは最大出力とする(時間t1)。
図14は、本実施形態の便座の具体例を表す断面模式図である。
なお、図14は、図1に表したB−B断面図に相当する。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (6)
- 着座可能な着座面と、前記着座面を加熱する第1の発熱部と、を有する便座と、
前記着座面を加熱する第2の発熱部を有し、閉じた際に前記便座の上方を覆う便蓋と、
前記便蓋の開閉に応じて前記第1および第2の発熱部の通電量を制御する制御部と、
を備え、
前記着座面は、略水平な水平領域と、前記水平領域から上方に延在した傾斜領域と、を有し、
前記制御部は、
前記便蓋が閉じると、前記第2の発熱部に通電し前記着座面を加熱して前記着座面を第1の温度に維持する制御を実行し、
前記便蓋が開くと、前記第2の発熱部の通電を停止または通電量を低減し、前記第1の発熱部に通電し前記着座面を加熱して、前記着座面を第1の温度よりも高い第2の温度に維持する制御を実行し、
前記水平領域の上方における単位面積あたりの第2の発熱部の発熱量は、前記傾斜領域の上方における単位面積あたりの第2の発熱部の発熱量よりも大きいことを特徴とする暖房便座装置。 - 前記水平領域の上方における単位面積あたりの第2の発熱部のヒータ配線密度は、前記傾斜領域の上方における単位面積あたりの第2の発熱部のヒータ配線密度よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の暖房便座装置。
- 前記第2の発熱部は、前記便蓋が閉じた状態において、前記水平領域の上方に配設された第1のヒータと、前記傾斜領域の上方に配設された第2のヒータと、を有し、
前記制御部は、前記第1および第2のヒータの通電量をそれぞれ制御することにより、前記傾斜領域よりも前記水平領域の上方における単位面積あたりの第2の発熱部の発熱量を大きくする制御を実行可能とすることを特徴とする請求項1記載の暖房便座装置。 - 前記第2の発熱部は、前記便蓋が閉じた状態において、前記水平領域および傾斜領域の両領域の上方に配設されたメインヒータと、前記傾斜領域の上方には配設されず前記水平領域の上方に配設されたサブヒータと、を有し、
前記制御部は、前記サブヒータの通電量を制御することにより、前記傾斜領域よりも前記水平領域の上方における単位面積あたりの第2の発熱部の発熱量を大きくする制御を実行可能とすることを特徴とする請求項1記載の暖房便座装置。 - 前記便座は、前記着座面と前記第1の発熱部との間に設けられ弾力性を有するクッション部をさらに有し、
前記制御部は、前記便蓋が閉じると、前記第1の発熱部に通電して前記着座面を内部からも加熱することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の暖房便座装置。 - 前記制御部は、便蓋が閉じると、前記着座面の温度が前記第1の温度に接近するまで前記第2の発熱部に通電し高出力で発熱させた後、前記第2の発熱部の通電量を低減させることにより、前記着座面の温度を均一にする制御を実行することを特徴とする請求項1記載の暖房便座装置。
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