JP5520941B2 - 医療機器のコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリの場所を追跡するためのシステム - Google Patents

医療機器のコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリの場所を追跡するためのシステム Download PDF

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Description

本発明は、追跡システム、より詳細には、医療機器のコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリの場所を特定するための追跡システムに関する。
電波による個体識別(RFID:Radio frequency identification)技術は、自動化されることが可能な個体識別技術で、電波信号によりマイクロチップおよびアンテナを含むタグにデータが書き込まれたり、タグからデータが読み出されたりするものである。電波による個体識別技術により、アクティブな送信機は、選択的に対象のアイテムに取り付けられた無線IDタグに応答指令信号を送り、これらの無線IDタグから送信されたデータを捕捉することが可能である。
電波による個体識別システムには個体識別情報を保存するための方法がいくつかあるが、最も普及している方法には、人または対象物を識別するシリアル番号と、必要に応じて他の情報をアンテナに取り付けられたマイクロチップに保存することが含まれている。マイクロチップとアンテナは一緒に、無線IDトランスポンダまたは無線IDタグと呼ばれている。アンテナによって、マイクロチップはID情報をリーダに送信することができる。リーダは無線IDタグから送信された電波を、その次にさらにコンピュータに送信されることが可能なデジタル情報に変換し、コンピュータは情報を様々な目的に利用できる。
無線IDタグは様々な形状およびサイズで供給されることが可能で、様々な周波数に対応でき、様々なタイプのもので構成可能である。無線IDタグ(複数可)の各形状(複数可)および各サイズ(複数可)は、一般的に選択された無線周波数および目的の範囲、すなわち、無線IDタグと送信機の間の距離の関数である。
電波は、周波数が異なると異なった特性を示すので、結果的に、指定された用途に対して、無線IDタグに適した周波数が選択される必要がある。無線IDタグの取り付けまたは添付が可能な対象物の使用可能な範囲は、コンフィギュレーションを決定するのに必要なパラメータのバランスを取る際に、その要因となるにちがいない別の要素である。無線IDタグの周波数は、125KHz付近の低周波数、13.56MHz付近の高周波数、および860〜960MHz付近の超高周波数すなわち、UHFの3つの主なカテゴリに分類される。2.45GHz付近のマイクロ波周波数も一部の用途で使用されることが可能である。低周波数を利用する無線IDタグは電力消費が少なく、結果的に、超高周波数を利用する無線IDタグよりも非金属物質を貫通するための使用により適している。低周波数を利用する無線IDタグは、果物などの水分を多量に含む対象物のスキャンに好適であるが、読み取り範囲が1フィート(0.33メートル)未満に限られている。高周波数を利用する無線IDタグは金属からできている対象物に有用で、水分を多く含む対象物の近くで十分機能する。高周波数を利用する無線IDタグには、約3フィート(1メートル)の最大読み取り範囲がある。超高周波数を利用する無線IDタグは、より広い範囲で使用可能であり、低周波数を利用する無線IDタグまたは高周波数を利用する無線IDタグよりもより高速にデータを転送することができる。しかしながら、超高周波数を利用する無線IDタグは、低周波数を利用する無線IDタグよりも多くの電力が必要で、液体および金属などの物質を通過する特性が低下する。したがって、超高周波数を利用する無線IDタグには通常、無線IDタグとリーダ間に見通しのきく経路が必要である。超高周波数を利用する無線IDタグは、例えば、建物への制御されたアクセスに使用される無線IDタグなど、読み取り距離がより短く、読み取り速度がより遅いことが必要な無線IDタグの読み取り用よりも、ドックドアを介して倉庫へ通過するような、物品の箱のラベルのスキャンにより有用なことがある。
無線IDタグには、パッシブ、アクティブ、およびセミパッシブの3つのタイプがある。パッシブ無線IDタグは、データ変調された電波応答の配信により、誘導的に結合または放射された電磁界を生成する特性のリーダに反応する電池不要のデータ搬送デバイスである。パッシブ無線IDタグはリーダから電力を取り、そのリーダは無線IDタグのアンテナに電流を誘起する電磁波を放出する。アクティブ無線IDタグは、パッシブ無線IDタグが行うようにリーダからの信号を反射するのではなく、情報を返信するための送信機を有する無線IDタグである。アクティブ無線IDタグには、独自の電源がある(通常、長寿命電池)。電源はマイクロチップの回路に電力を供給し、リーダへ信号を送信するために使用される。そのような動作は、携帯電話が信号を基地局に送信する方法に類似している。セミパッシブ無線IDタグは電池を有する無線IDタグであるが、パッシブ無線IDタグと同じ後方散乱技術を使用して通信する。セミパッシブ無線IDタグは、電池を使用し、マイクロチップの電気回路と、場合によってはオンボードセンサの動作に電力を供給する。セミパッシブ無線IDタグは、リーダから収集される全エネルギーがリーダに反射されることが可能なので、普通のパッシブ無線IDタグよりも読み取り範囲はより広くなる。アクティブおよびセミパッシブ無線IDタグは、線路上の鉄道車両など、長距離にわたりスキャンされる必要がある高価値のものの追跡に有用である。しかしながら、アクティブおよびセミパッシブ無線IDタグはパッシブ無線IDタグよりも高価なので、低価値の対象物にはコストがかかりすぎる。しかしながら、アクティブ無線IDタグにコスト削減がもたらされることが、将来の進歩で期待される。ユーザは通常、超高周波数を利用するパッシブ無線IDタグの方を選択し、それは100万タグ以上の量単位で注文する場合には、1つのタグにつき40米セント未満のコストになる。超高周波数を利用するパッシブ無線IDタグを読み取るための範囲は、アクティブ無線IDタグほど広くはない。例えば、アクティブ無線IDタグの100フィート以上に比べ、20フィート未満である。しかしながら、それらはアクティブ無線IDタグよりはるかに安価であり、対象物のパッケージとともに処分されることが可能である。
無線IDタグのほとんどの製造業者は価格を値付けしない。それは、価格設定が数量、無線IDタグのメモリの容量、無線IDタグのパッケージ包装、例えば、無線IDタグがプラスチックに封入されるか、ラベルに埋め込まれるかに基づいているからである。96ビットの電子製品コード(Electronic Product Code)無線IDタグの通常のコストは20から40米セントである。無線IDタグが、バーコードがインプリント可能な熱転写ラベルに埋め込まれる場合、価格は40米セント以上に上昇する。ガラスでカプセル化された低周波数トランスポンダのコストは約3.50ドルで、プラスチックカードまたはキーホブの低周波数トランスポンダのコストは約4.00ドルか、場合によってはそれより高くなる場合がある。高周波数トランスポンダのコストは約2.50ドル(カードの場合)から約6.00ドル以上(キーホブや他の特別な実施形態の場合)の範囲になる。
国防総省は、1990年代初め以来、電波による個体識別技術を採用し、世界中の複雑なサプライチェーンを管理している。この取り組みを支援する技術開発においては無数の進歩が見られており、送信機/受信機技術およびデータ同期化のグローバルスタンダードが幅広い支持を得ているように、さらなる進歩が期待されている。送信機および受信機の周波数規格により、無線IDタグおよびリーダが世界中の任意の電子的環境で動作可能であることが確保される。国際標準化機構(ISO:International Organization for Standardization)は、高周波数IDタグ(ISO 18000−3)および超高周波数タグ(ISO 18000−6)によってサプライチェーンの物品を追跡するための規格を策定中である。
電子製品コード(EPC)は、バーコードの最終的な後継物として作成されたコード化スキームのファミリである。EPCは、電波による個体識別技術により物品を追跡するための低コストな方法として作成された。EPCは、シリアルで、自動IDセンターにより作成され、バーコードを補完するものである。EPCには、製造業者、製品カテゴリ、および個々のアイテムを識別する数字がある。EPCシステムは現在、GS1とGS1 USの共同事業体であるEPCglobalによって管理されている。EPCglobalとは、倫理的および責任ある方法でEPC技術の世界的な採用および標準化を実現するために設立された組織である。EPCglobalには、バーコード規格の作成に使用された独自の標準化プロセスがある。EPCglobalでは、これらのプロトコルが国際規格になることができるようにEPCプロトコルをISOに提出することを意図している。次の表(表1)では、EPCglobalによって確立された規格により定義されている無線IDタグの各カテゴリをリスト表示している。
Figure 0005520941
クラス0とクラス1の無線IDタグ間の主な相違点は2つある。最初は、クラス0無線IDタグはEPCglobalにより読み出し専用デバイスとして定義されている。無線IDタグには番号が配置され、番号の読み出しは可能であるが、変更は不可能である。クラス1無線IDタグは、EPCglobal仕様で1回限りプログラム可能な無線IDタグとして定義されている。言い換えれば、無線IDタグは空白で始まり、EPCがコード化され、そのコードは決して再び変更されることはない。実際のところ、クラス1の無線IDタグのオリジネータは現在、再プログラム可能な無線IDタグを有しており、クラス0の無線IDタグのオリジネータは、全く書き換え可能な無線IDタグを有している。しかしながら、クラス0無線IDタグおよびクラス1無線IDタグでは、データの機能性を提供しておらず、世界各地の地理的なRF放出要件も満たしていない。したがって、クラス1の第2世代の無線IDタグは96ビットのEPCコードをサポートするように設計される予定で、追加データが単一の無線IDプロトコルに基づく無線IDタグで実行されるための対応策を備えている。クラス0、クラス1、およびクラス1の第2世代の無線IDタグは現在、使用可能であるが、高周波数を使用し、クラス1の第2世代の無線IDタグに準拠する無線IDタグがパッケージ上の無線IDタグの主流タイプになることが期待される。クラス0およびクラス1の無線IDタグ用の規格のサポートも引き続きなされており、そのサポートは、これらの無線IDタグが使用中の技術の大部分を構成し続ける限り、将来も継続するものと思われる。無線IDタグでは少なくとも他の4つのクラス、すなわち、クラス2、クラス3、クラス4、およびクラス5無線IDタグが存在することにも留意すべきである。それらについては、インターネット<URL:http://www.csce.uark.edu/〜drt/presentations/rfid−tutorial−threats−051201.pdf>から取得される、CHAUDHRY、N.、THOMPSON、D.、およびTHOMPSON、C著「RFID Technical Tutorial and Threat Modeling Version 1.0」(オンライン)、2005年12月8日(2008年6月9日に取得)で説明されており、参照により本明細書に組み込まれる。
インターネット<URL:http://www.csce.uark.edu/〜drt/presentations/rfid−tutorial−threats−051201.pdf>から取得される、CHAUDHRY、N.、THOMPSON、D.、およびTHOMPSON、C著「RFID Technical Tutorial and Threat Modeling Version 1.0」(オンライン)、2005年12月8日(2008年6月9日に取得) インターネット<URL:http://www.idtechnology.com/images/whitepapers/idtechnology−what−is−rfid.pdf>から取得される、「ID TECHNOLOGY,WHAT IS RFID&HOW WILL IT IMPACT MY BUSINESS?」(オンライン)、(2008年6月9日に取得) インターネット<URL:http://www.alientechnology.com/docs/AT_wp_EPCGIobal_WEB.pdf>から取得される、Alien TechnologyによるEPCglobalクラス1の第2世代RFID仕様のホワイトペーパー(オンライン)2005(2008年6月11日に取得) インターネット<URL:http://www.npd−solutions.com/configmgt.html>から取得される、CROW、K.著「CONFIGURATION MANAGEMENT AND ENGINEERING CHANGE CONTROL」(オンライン)DRM Associates、2002(2008年6月4日に取得) インターネット<URL:http://www.crn.com/encyclopedia/shared/printerFriendlySrc.jhtml?term=client/server>から取得される、ChannelWeb:Tools and information for the solution provider community、(オンライン)、(2008年6月11日に取得) インターネット<URL:http://www.crn.com/encyclopedia/shared/printerFriendlySrc.jhtml?term=fileserver>から取得される、ChannelWeb:Tools and information for the solution provider community、(オンライン)、(2008年6月11日に取得) インターネット<URL:http://www.crn.com/encyclopedia/shared/printerFriendlySrc.jhtml?term=databaseserver>から取得される、ChannelWeb:Tools and information for the solution provider community、(オンライン)、(2008年6月11日に取得) インターネット<URL:http://www.crn.com/encyclopedia/shared/printerFriendlySrc.jhtml?term=application server>から取得される、ChannelWeb:Tools and information for the solution provider community、(オンライン)、(2008年6月11日に取得) インターネット<URL:http://en.wikipedia.org/wiki/WiFi>から取得される、Wi−Fi−Wikipedia、無料の百科事典(オンライン)、(2008年6月4日に取得) インターネット<URL:http://www.webopedia.com/TERM/W/Wi_Fi.html>から取得される、What is Wi−Fi?−A Word definition From the Webopedia Computer Dictionary、(オンライン)、(2008年6月10日に取得) インターネット<URL:http://www.webopedia.com/TERM/8/802_11.html>から取得される、What is 802.11−A Word definition From the Webopedia Computer Dictionary、(オンライン)、(2008年6月10日に取得) インターネット<URL:http://www.accenture.com/NR/rdonlyres/D27DDAE−9−CAB2−43B5−B6F2−27BD4F22EC1C10/rfidwhitepaperenov01.pdf>から取得される、Radio Frequency Identification(RFID)(無線ID)、ホワイトペーパー(オンライン)、Accenture、2001(2008年5月23日に取得) インターネット<URL:http://www.zebra.com/id/zebra/na/en/index/rfid/faqs.html>から取得される、Frequently Asked Questions About RFID Technology ブロッシュアー(オンライン)、Zebra Technologies、2004(2008年5月23日に取得) インターネット<URL:http://www.aimqlobal.org/technoloqies/rfid/rfid Glossary.asp>から取得される、Technologies:RFID/RFID Glossary ブロッシュアー(オンライン)、Association for Automatic Identification and Mobility、(2008年5月23日に取得) 「MF1 ICS50 Functional specification、Rev.5.3−29 January 2008」と題する製品データシート(文書ID:001053、NXP B.V.、1〜19ページ) インターネット<URL:http://www.rfidjournal.com/article/article view/3896/1/1/>から取得される、RFID Journal−RFID(Radio Frequency Identification)Technology News&Features、Orbit One Launches Satellite−Based RFID Service.News article、(オンライン)、(2008年6月10日に取得)
電波による個体識別技術は、医療機器のコンフィギュレーション制御、ならびに医療機器のコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリのサプライチェーンの可視化の向上目的での使用が検討されている。現在、医療機器のコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリの識別、ならびにこれらのコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリの保守および交換に関する情報は手作業で記録されており、修理や交換は書面で記録されている。この手順では、転写の誤りや欠落、または不正確な情報が発生する可能性がある。手作業で記録された情報では直ぐに入手したり、追跡したりすることができず、地理的に広い領域全体から分類した場所の無数の医療機器のコンフィギュレーションに関する状態を知る必要のある人々に通信可能な形式にはなっていない。
本発明の一態様で、本発明は、例えば、自動診断分析装置などの医療機器、それに関するコンポーネント、それに関するアセンブリ、およびそれに関するサブアセンブリ、ならびに前述に関係する保守情報の追跡のためのシステムを提供している。システムによると、無線IDタグは、医療機器の場所特定、識別、監視、追跡、ならびに医療機器に関する保守および交換業務の更新の目的で医療機器自体に取り付けられたり、添付されたりする。それに加えて、無線IDタグは、コンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリの場所特定、識別、監視、追跡、ならびにこれらのコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリに関する保守および交換業務の更新を行うために、医療機器のコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリに取り付けられたり、添付されたりする。
システムは以下を備えている:
(a)複数のコンポーネント、アセンブリ、サブアセンブリ、または前述の組み合わせを有する少なくとも1つの医療機器、無線IDタグが添付された、前記複数コンポーネント、アセンブリ、サブアセンブリ、または前述の組み合わせの少なくとも1つ、
(b)前記医療機器に添付されたマスタ無線IDタグ、
(c)少なくとも1つのデータベースサーバおよびファイルサーバを備える第1クライアント/サーバ。
医療機器は、例えば、臨床化学分析装置や免疫測定分析装置などの、何らかの自動診断分析装置の場合がある。医療機器自体が無線IDタグを有することができ、医療機器の各主なコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリも無線IDタグを有することができ、医療機器の各副次的なコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリもパッケージされたコンテナに無線IDタグを有することができる。データベースと相関されているマスタ無線IDタグが、医療機器に関連付けられた無線IDタグのすべてに関係する情報を収集するために採用されている。
本明細書ではコンフィギュレーション管理システムと呼ばれる場合もある、医療機器を追跡するためにシステムは、オプションの世界規模の呼管理システム(「WWCMSとも呼ばれる」)、例えばWi−Fiデバイスなどのオプションの通信モジュール、携帯電話、衛星トランシーバ、または前述の組み合わせ、およびオプションで全地球測位システムの受信機を備えている。全地球測位システム(GPS)とWi−Fiデバイス、携帯電話、衛星トランシーバ、または前述の組み合わせでコンフィギュレーション管理システムを増強すると、本明細書に記載のシステムでは、システムを管理するエンティティが遠隔地からコンフィギュレーション情報にアクセスでき、さらにシステムを管理するエンティティはシステムの医療機器の場所を追跡することができる。
別の態様では、本発明はこれまで述べられたシステムを動作する方法を提供している。この方法は、以下のステップを含んでいる:
(a)コンポーネント、アセンブリ、もしくはサブアセンブリがそこに無線IDタグを取り付けられるほどの大きさの場合には、コンポーネント、アセンブリ、もしくはサブアセンブリに、またはコンポーネント、アセンブリ、もしくはサブアセンブリが小さすぎてそこに無線IDタグを取り付けられない場合には、コンポーネント、アセンブリ、もしくはサブアセンブリの入っているパッケージに無線IDタグを配置するステップ、
(b)コンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリの番号を無線IDタグにロードするステップ、
(c)医療機器のシリアル番号を無線IDタグにロードするステップ、
(d)マスタ無線IDタグを更新するステップ、
(e)データをマスタ無線IDタグからデータベースにアップロードするステップ。
ステップ(a)、ステップ(b)、もしくは(c)の全部または一部は、コンポーネント、アセンブリ、もしくはサブアセンブリの製造業者もしくはサプライヤ、または現場のサービスエンジニアによって行われることが可能である。
さらに別の態様では、本発明は全地球測位システムによって遠隔地からコンフィギュレーション管理システムへアクセスできるシステムを管理するエンティティの機能を提供している。
本明細書で述べられているコンフィギュレーション管理システムおよびそれを採用する方法では、以下の機能を提供している:
(a)医療機器の製造中にコンフィギュレーションIDを自動化する機能、
(b)医療機器のコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリのサプライチェーンを可視化できる機能、
(c)医療機器のサービスおよびサポート中にコンフィギュレーション追跡を自動化する機能、
(d)医療機器のサービスおよびサポート中に個別の変更を捕捉する機能、
(e)コンプライアンスの目的、ならびに医療機器、およびそのコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリに関係する資産管理の目的でシステムコンフィギュレーション情報を集中化する機能。
無線IDタグに含まれるデータを例示している図で、タグのシリアル番号の記憶場所、医療機器のコンポーネントの番号の記憶場所、医療機器のシリアル番号の記憶場所、および医療機器のコンフィギュレーションの更新に関係するデータの記憶場所を示す図である。 本明細書に述べられているシステムに含めることが可能なコンポーネントのタイプを例示する図である。コンポーネントには、世界規模の呼管理システム、コンフィギュレーション追跡システム、およびマスタ無線IDタグが含まれる。医療機器は示されていないが、医療機器はシステムが動作する際に、対象物として必要とされる。現場のサービスエンジニアが使用するポータブルコンピュータも示されているが、ポータブルコンピュータはシステムから分離可能である。 医療機器のアセンブリの交換に起因するマスタ無線IDタグの更新を例示する図である。 図2で示されているシステムの遠隔通信の仕組みを例示する図である。 図1、図2、図3、および図4で実施されているシステムを動作するためのプロセスを例示するフローチャートである。
本明細書で使用される、頭文字「FSE」は現場のサービスエンジニアを意味する。現場のサービスエンジニアとは、顧客の所在地で自動化分析装置の修理および保守を行うようにトレーニングされた個人である。本明細書で使用される、頭文字「FRU」は現場の交換可能ユニットを意味する。現場の交換可能ユニットとは、機器の一部から素早く、容易に除去され、機器の全体を修理施設に送る必要なく、ユーザまたは技術者により交換されることが可能なコンポーネントである。本明細書で使用される、頭文字「TSB」は技術サービスの刊行物を意味する。技術サービスの刊行物とは、分析装置およびそのコンポーネントに対してサービスを行う特定の手順に関係する技術者に、情報を提供する文書である。技術サービスの刊行物には、機器の修理に推奨されている手順が含まれている。リコールと混同しないようにしていただき、TSBは不測の問題がいくつか発生した場合に製造業者によって発行される。機器の製造元に採用されているエンジニアにより執筆される場合もあるが、ほとんどは、機器を修理するための手順を作成する最初の技術者により執筆される。本明細書で使用される、頭文字「ECN」はエンジニアリング変更通知を意味する。エンジニアリング変更通知とは、設計上の変更を記録または認可する文書である。変更の理由も記録されている必要がある。
本明細書で使用される「無線ID」という表現は、自動ID技術を意味し、それによって、無線IDタグでコード化されたデジタルデータは電波を使用してリーダにより捕捉される。本明細書で使用される「マスタ無線IDタグ」という表現は、例えば複数のコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリを備える自動化臨床分析装置などの、1つの医療機器に関係する複数の無線IDタグからの情報を収集するために使用可能な無線IDタグを意味する。この明細書で、「無線IDタグ」という表現は、個々のコンポーネント、コンポーネントの個々のアセンブリ、コンポーネントの個々のサブアセンブリ、または個々の医療機器自体に使用される無線IDタグを意味し、マスタ無線IDタグは含まない。
本明細書で使用される「記憶場所」という表現は、無線IDタグのマイクロチップ上のメモリの一区画を意味している。メモリの各区画は個別に、すなわち、メモリの他の区画を読み出す必要なく読み出されることが可能であったり、個別に、すなわちメモリの他の区画に書き込むことなく書き込まれることが可能である。メモリの一部の区画はロックされている場合もあり、そのような場合は、データは上書きできないが、その他の場合には上書きができないわけではない。
本明細書で使用される「マイクロチップ」という用語は、半導体物質の薄い基板の表面上に製造されている小型化された電子回路を意味している。無線IDタグは、少なくとも1つのマイクロチップを備えている。本明細書で使用される「アンテナ」という用語は、無線IDタグに言及される場合、タグにデータの送受信を可能にするタグの導体素子を意味している。パッシブ、低周波数(135kHz)、および高周波数(13.56MHz)タグは通常、磁場を形成するために、リーダのコイル式アンテナと結合されたコイル式アンテナを有している。超高周波数タグのアンテナは、様々な形状を有することができる。本明細書で使用される「送信機」という用語は、電磁波を放射し、エネルギーもしくは変調されたデータもしくは情報の送信または通信の目的に使用される電磁場を出力する電子デバイスを意味する。送信機は通常、手段としてアンテナとは異なるものと見なされ、それによってアンテナが励振される。この点で、送信機も励振器と呼ばれる。本明細書で使用される「トランスポンダ」という用語は、一般にタグと呼ばれ、電子送信機/応答装置を意味する。本明細書で使用される「トランシーバ」という用語は、データの送受信の両方を行うための送信機/受信機を意味する。本明細書で使用される「リーダ」という用語は、よく「呼びかけ機」と呼ばれ、トランスポンダからのデータ取得のプロセスを行い、必要に応じて、コンテンションおよびエラー制御管理、ならびにソースで入力されたデータの復元および通信に必要なチャネルおよびソースの復号化を行う電子デバイスである。デバイスは、内蔵ディスプレイとのインタフェースおよび/またはホストコンピュータまたは工業用制御装置とのパラレルまたはシリアル通信インタフェースの機能も果たす場合がある。さらにリーダにもアンテナがあり、電波の放出に使用される。リーダアンテナからの電波エネルギーは、タグアンテナによって「収穫」され、マイクロチップの電源に使用され、次いでアンテナの電気負荷を変更し、それ自体の信号を反射する。
本明細書で使用される「クラス0」という用語は、無線IDタグと無線IDタグのリーダ間での情報交換のために、EPCglobalで定義されるプロトコルの1つを指している。本明細書で使用される「クラス1」という用語は、無線IDタグと無線IDタグのリーダ間での情報交換のために、EPCglobalで定義される別のプロトコルを指している。クラス0の無線IDタグおよびクラス1の無線IDタグについては、インターネット<URL:http://www.idtechnology.com/images/whitepapers/idtechnology−what−is−rfid.pdf>から取得される、「ID TECHNOLOGY,WHAT IS RFID&HOW WILL IT IMPACT MY BUSINESS?」(オンライン)、(2008年6月9日に取得)でさらに説明されており、参照により本明細書に組み込まれる。本明細書で使用される「クラス1の第2世代」という用語は、無線IDタグと無線IDタグのリーダ間での情報交換のために、EPCglobalで定義されるさらに別のプロトコルを指している。2004年12月にEPCglobalで承認された、クラス1の第2世代のエアインタフェースプロトコルでは、UHF帯域での無線IDの採用を確実なものにできる多数の機能強化を装備している。クラス1の第2世代では、単一のUHF仕様を確立しており、従来それには、EPCクラス1、EPCクラス0、およびISOからの2つを含む複数個が存在していた。参照により本明細書に組み込まれる、インターネット<URL:http://www.alientechnology.com/docs/AT_wp_EPCGIobal_WEB.pdf>から取得される、Alien TechnologyによるEPCglobalクラス1の第2世代RFID仕様のホワイトペーパー(オンライン)2005(2008年6月11日に取得)を参照されたい。電波による個体識別技術の理解に役立つ別の参照は、インターネット<URL:http://www.csce.uark.edu/〜drt/presentations/rfid−tutorial−threats−051201.pdf>から取得される、CHAUDHRY、N.、THOMPSON、D.、およびTHOMPSON、C著「RFID Technical Tutorial and threat Modeling Version 1.0」(オンライン)2005年12月8日(2008年6月9日に取得)であり、参照により本明細書に組み込まれる。
本明細書で使用される「コンフィギュレーション」という用語は、医療機器のコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリの相対位置または配置を意味する。本明細書で使用される「コンフィギュレーション追跡」という表現は、医療機器のコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリのコンフィギュレーションの変更監視を意味する。本明細書で使用される「コンフィギュレーション管理」という表現は、医療機器のコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリの相対位置もしくは配置の処理または制御を意味する。コンフィギュレーション管理については、インターネット<URL:http://www.npd−solutions.com/configmgt.html>から取得される、CROW、K.著「CONFIGURATION MANAGEMENT AND ENGINEERING CHANGE CONTROL」(オンライン)DRM Associates、2002(2008年6月4日に取得)で説明されており、参照により本明細書に組み込まれる。
本明細書で使用される「データベース」という用語は、コンピュータシステムに保存され、該当データの保管を整理するソフトウェアに依存するレコードまたはデータの構造化された集合体を意味する。本明細書で使用される「ロード」、「アップロード」などの用語は、少なくとも2つのコンピュータ、システム、または無線IDタグなどのメディア間の電子情報またはデータの転送を意味する。
本明細書で使用される「医療機器」という表現は、例えば、自動化臨床分析装置、一例として自動化免疫測定分析装置などの臨床分析装置を意味する。本明細書で使用される「コンポーネント」という用語は、機械的または電気的システムの個々の部分を意味する。本明細書で使用される「アセンブリ」という用語は、製品を完成させるために組み合わされる一連の部分を意味する。本明細書で使用される「サブアセンブリ」という用語は、製造された製品の他のサブアセンブリと協働するように設計されたアセンブリの一部分を意味する。
本明細書で使用される「システム」という用語は、例えば、連係する機械的および/または電気的コンポーネントのグループなどの、要素の機能的に関連するグループを意味する。本明細書で使用される「サーバ」という用語は、多数のユーザにより共有されるネットワークにあるコンピュータシステムを意味する。「サーバ」という用語は、ハードウェアとソフトウェアの両方(コンピュータシステム全体)を指す場合もあれば、サービスを行うソフトウェアのみを指す場合もある。本明細書で使用される「ファイルサーバ」という表現は、ユーザにより共有されるプログラムおよびデータファイルを保存するネットワークにある高速コンピュータを意味する。本明細書で使用される「データベースサーバ」という表現は、データベース管理システムおよびデータベースを保有するサーバを意味する。クライアントマシンからの要求に応じて、データベースサーバはデータベースから選択されたレコードを検索し、ネットワークを介して戻す。データベースサーバおよびファイルサーバは1つおよび同一である場合がある。それは、ファイルサーバは通常、データベースサービスを提供するからである。しかしながら、「データベースサーバ」という表現は、システムがデータベース用途専用であり、アプリケーションおよびファイルの集中保管機能はないことを意味している。本明細書で使用される「アプリケーションサーバ」という表現は、プログラムの実行およびデータの処理を行うサーバを意味する。Webより以前の場合、この表現は、ビジネスロジック(データ処理)を行ったクライアント/サーバ環境のコンピュータのことを指した。最も普及している2層クライアント/サーバ環境の場合、ユーザのマシンはビジネスロジックのほか、ユーザインタフェースも行い、サーバはデータベース処理を提供する。3層環境の場合、一部は引き続きユーザのマシンにより処理されるが、別のコンピュータ(アプリケーションサーバ)がビジネスロジックを行う。Web環境では、アプリケーションサーバがWebベースになった。本明細書で使用される「クライアント/サーバ」という表現は、ユーザの個人コンピュータ(クライアント)が要求側のマシンで、サーバは供給側のマシンであり、その両方がローカルエリアネットワークまたはワイドエリヤネットワークを介して接続されるアーキテクチャを意味する。本明細書で述べられるサーバの各タイプに関係する追加の詳細については、以下のインターネットロケーション:
インターネット<URL:http://www.crn.com/encyclopedia/shared/printerFriendlySrc.jhtml?term=client/server>から取得される、ChannelWeb:Tools and information for the solution provider community、(オンライン)、(2008年6月11日に取得)、インターネット<URL:http://www.crn.com/encyclopedia/shared/printerFriendlySrc.jhtml?term=fileserver>から取得される、ChannelWeb:Tools and information for the solution provider community、(オンライン)、(2008年6月11日に取得)、インターネット<URL:http://www.crn.com/encyclopedia/shared/printerFriendlySrc.jhtml?term=databaseserver>から取得される、ChannelWeb:Tools and information for the solution provider community、(オンライン)、(2008年6月11日に取得)、インターネット<URL:http://www.crn.com/encyclopedia/shared/printerFriendlySrc.jhtml?term=application server>から取得される、ChannelWeb:Tools and information for the solution provider community、(オンライン)、(2008年6月11日に取得)で参照されることが可能で、それらすべては、参照により本明細書に組み込まれる。
本明細書で使用される「インタフェース」という用語は、通信するデバイス間の物理的または電気的相互接続を意味する。
本明細書で使用される「エアインタフェース」という表現は、データ通信が変調された誘導または伝播された電磁場により達成される、トランスポンダとリーダ/呼びかけ機の間の導体なしの媒体、通常は大気を意味する。
本明細書で使用される、頭文字「GPS」は全地球測位システムを意味する。全地球測位システムは、米軍によって開発され管理されていた。GPSとは衛星ナビゲーションシステムである。GPSは、地球上空の24個の衛星から構成されている。衛星は電波を、追跡が必要な船舶、トラック、または他の大型の資産上に配置された受信機に送信する。受信機は、4つの異なる衛星から受信される時間信号の相違を計算し、経度および緯度ならびに速度を算出する。会社によっては、無線IDとGPSシステムを一体化して移動中の資産を追跡する。
本明細書で使用される「Wi−Fi」という用語は、ホームネットワーク、携帯電話、ビデオゲームなどで使用される普及しているワイヤレス技術の商標名を意味する。Wi−Fiは、最近のほとんどすべてのパソコンのオペレーティングシステムおよび大部分の高度なゲームコンソールでサポートされている。Wi−Fiの目的は、アプリケーション、ならびにデータ、メディア、およびストリームへのワイヤレスアクセスを可能にすることにより複雑さを見えないようにすることである。Wi−Fiの主な目標は、情報へのアクセスを簡単にすることで、互換性や共存性を確保し、ケーブル配線およびワイヤー配線を除去し、スイッチ、アダプタ、プラグ、およびコネクタを排除することである。「Wi−Fi」という用語はwireless fidelity(ワイヤレスフィディリティ)の短縮形で、802.11b、802.11a、デュアルバンドなど、任意のタイプの802.11ネットワークを指す場合に、総称的に使用されるように意図されている。Wi−Fi Allianceによって「Wi−Fi Certified(認定)」としてテストおよび承認されたすべての製品は、製造業者が異なる製品であっても、互いに相互運用可能なものとして認定される。「Wi−Fi Certified」製品を持つユーザは、同様に認定されている他の任意のブランドのクライアントハードウェアに対して、任意のブランドのアクセスポイントを使用することができる。しかしながら通常、電波が同じWi−Fi製品ならば(例えば、802.11bまたは11gの場合は2.4GHz、802.11aの場合は5GHz)、その他のものとも、「Wi−Fi Certified」ではない場合であっても、連動して機能する。802.11および802.11xにおいて「x」は、ワイヤレスLAN技術のIEEEによって開発された仕様のファミリを指す、例えばa、b、などの接尾文字を表す。802.11により、ワイヤレスクライアントと基地局または2つのワイヤレスクライアント間の無線インタフェースが指定される。Wi−Fiについての詳細な説明は、以下のインターネットロケーション:
インターネット<URL:http://en.wikipedia.org/wiki/WiFi>から取得される、Wi−Fi−Wikipedia、無料の百科事典(オンライン)、(2008年6月4日に取得)、インターネット<URL:http://www.webopedia.com/TERM/W/Wi_Fi.html>から取得される、What is Wi−Fi?−A Word definition From the Webopedia Computer Dictionary、(オンライン)、(2008年6月10日に取得)、インターネット<URL:http://www.webopedia.com/TERM/8/802_11.html>から取得される、What is 802.11−A Word definition From the Webopedia Computer Dictionary、(オンライン)、(2008年6月10日に取得)から見つけられることが可能であり、そのすべては参照により本明細書に組み込まれる。
本明細書で使用される、登録商標ECCOSORB(R)は、電波エネルギーを吸収可能な材料のクラスを指し、その材料は対象物およびデバイスからの不要な反射の削減および/またはグランドプレーンへの信号損失の防止を行うために使用されることが可能である。ECCOSORB(R)材料は、Emerson&Cuming Microwave Products、Inc.、28 York Avenue、Randolph、MA 02368から市販されている。
対象物の名称の後の記号「(s)」は、オブジェクト(複数可)の言及がある周囲の記述の文脈に応じて、対象物単独または複数の対象物のいずれかを指していることを示している。
様々な用語および表現の定義を含む、電波による個体識別技術のさらなる説明については、インターネット<URL:http://www.accenture.com/NR/rdonlyres/D27DDAE−9−CAB2−43B5−B6F2−27BD4F22EC1C10/rfidwhitepaperenov01.pdf>から取得される、Radio Frequency Identification(RFID)(無線ID)、ホワイトペーパー(オンライン)、Accenture、2001(2008年5月23日に取得)、インターネット<URL:http://www.zebra.com/id/zebra/na/en/index/rfid/faqs.html>から取得される、Frequently Asked Questions About RFID Technology ブロッシュアー(オンライン)、Zebra Technologies、2004(2008年5月23日に取得)、およびインターネット<URL:http://www.aimqlobal.org/technoloqies/rfid/rfid Glossary.asp>から取得される、Technologies:RFID/RFID Glossary ブロッシュアー(オンライン)、Association for Automatic Identification and Mobility、(2008年5月23日に取得)で見つけられることが可能であり、このすべては参照により本明細書に組み込まれる。
無線IDタグは、本明細書で述べられているコンフィギュレーション管理システム、またはコンフィギュレーション追跡システムの主要な機能である。無線IDタグに対してデータの追加または削除ができるので、無線IDタグは、一度印刷されたら変更されることが不可能なバーコードより柔軟性に富んでいる。さらに、バーコードとは異なり、無線IDタグには医療機器のコンポーネントに関連する履歴の蓄積や保存を行うことができる。無線IDタグの任意の記憶場所または記憶場所の任意のグループに、他の場所の内容を阻害することなく、書き込まれることが可能である。各無線IDタグには、シリアル番号を割り当てられることが可能である。無線IDタグのシリアル番号により、単一の医療機器内に含まれる、または隣接して配置される複数のコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリを区別することができる。例えば、指定された機器に3つのピペットアセンブリがある場合、各ピペットアセンブリには異なるシリアル番号の割り当てが可能である。複数のピペットアセンブリのそれぞれには、医療機器のシリアル番号がアセンブリの無線IDタグが追加されることで、アセンブリレベルでのコンフィギュレーション管理に必要な情報が完成する。
図1は、無線IDタグに含められることが可能な特定のタイプのデータ10を示す図である。図1で示されているデータを含めるために意図された無線IDタグのタイプは、医療機器の特定のコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリに割り当てられる。無線IDタグに含まれるデータ10には、第1の記憶場所12の無線IDタグのシリアル番号が含まれる。無線IDタグに含まれるデータ10には、第2の記憶場所14のコンポーネント番号が含まれる。無線IDタグに含まれるデータ10には、第3の記憶場所16の医療機器のシリアル番号が含まれる。無線IDタグには、医療機器のコンフィギュレーションの更新に関係したデータを保存するために、追加の記憶場所(複数可)18、20を含めることができる。
医療機器の様々なコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリの無線IDタグに含まれるデータは、マスタ無線IDタグで収集されることが可能である。次いで、マスタ無線IDタグは直接、読み出されたり、遠隔場所からアクセスされることが可能で、医療機器のコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリのリストが提供され、それによって、医療機器のコンフィギュレーションに関係したデータが集中データベースにアップロードされることが可能になる。そのようなコンフィギュレーション管理によって、医療機器の製造業者や販売業者は、製造時の不具合が発生された場合に、医療機器のコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリをリコールすることができる。さらに、そのようなコンフィギュレーション管理により、医療機器のコンポーネントの過剰消耗の判定ができ、ソフトウェアプログラムの開発を容易にするデータマイニングが可能になり、それによって、予期される不具合の時期の予測が可能になる。マスタ無線IDタグは、医療機器が製造される際に供給されることが可能で、マスタ無線IDタグは現場のサービスエンジニアにより保守されることが可能である。無線IDタグによって実装されるサブアセンブリのコンフィギュレーションの流れの例が図2および図3で例示されている。
図2では、以下を備えるコンフィギュレーション管理システム100の図を示している:
(a)コンフィギュレーション管理システムの集中データベースを表すクライアント/サーバ102
(b)世界規模の呼管理システムを表すクライアント/サーバ104
(c)データを入力してマスタ無線IDタグを更新するためのポータブルコンピュータ106
現場のサービスエンジニアがコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリに対して、例えば、コンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリのクリーニング、調整、変更などを行う場合、現場のサービスエンジニアはポータブルコンピュータ106を使用してコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリの個々の無線IDタグの更新を行うことができることにも留意すべきである。
クライアント/サーバ102には通常、少なくとも1つのデータベースサーバとファイルサーバが備えられている。クライアント/サーバ104にも通常、少なくとも1つのデータベースサーバとファイルサーバが備えられている。クライアント/サーバ102には、アプリケーションサーバも含めることができる。同様に、クライアント/サーバ104にも、アプリケーションサーバを含めることができる。
図2では、マスタ無線IDタグに含まれる特定タイプのデータ108を示している。さらに図2で示しているものは医療機器の視覚モデル110で、それは、故障または予防保全のいずれかの理由で、交換が必要とされる医療機器のコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリ(図示せず)の識別に使用されることが可能である。視覚モデルのこのような使用によって、例えば英語からドイツ語など、1つの言語から別の言語への翻訳から生じる誤りが解消される。視覚モデルは、ポータブルコンピュータのモニターでの表示が可能である。例えば、様々な機能もしくは操作用に指定された領域を有するタッチスクリーン、またはマウスなどの「ポイントーアンドークリック」アプローチなどの制御可能なアプローチが使用されて、データの完全性が確保され、現場のサービスエンジニア(FSE)の担当部分の労力が削減され、交換されるコンポーネント、アセンブリ、またサブアセンブリの文書を正しく識別して提供することができる。図2は実際のところ、実際の医療機器を示していないが、医療機器はコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリの交換またはサービスおよびマスタ無線IDタグの更新を行うために存在する必要のあることに留意すべきである。図2でさらに示されているのは、医療機器のシリンジアセンブリのベースライン状態を示す、マスタ無線IDタグのデータ108の一部分112aである。「ベースライン状態」という表現は、シリンジアセンブリに対する修理、交換、またはその他の変更前の医療機器のシリンジアセンブリの状態を意味する。図2でさらに示されているのは、一部分112a内のデータ108の例示対象であったものと同じシリンジアセンブリの更新された状態を示す、マスタ無線IDタグデータ108の一部分112bである。「更新された状態」という表現は、技術サービスの刊行物、エンジニアリング変更通知、またはシリンジアセンブリに対して修理、交換、もしくは別の変更を行うようにとの要求もしくは要望に応じて、現場のサービスエンジニアによる修理、交換、または他の変更後の医療機器のシリンジアセンブリの状態を意味する。
図2で示されているシステムで、医療機器の各コンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリには、コンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリが顧客に引き渡された時点で、無線IDタグがそれに取り付けられることが可能である。コンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリが小さすぎる場合、無線IDタグはコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリが入っているパッケージに取り付けられる。この無線IDタグには、例えば、コンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリの商業的供給元などの、サプライチェーン情報を含めることができる。さらに、この無線IDタグは、製造中のプロセス全体でコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリの追跡のために使用されることが可能である。この無線IDタグが引渡日、およびコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリが装備された医療機器のシリアル番号で更新されることが可能であることも好適である。各無線IDタグには、無線IDタグに関連付けられたコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリの名前、無線IDタグに関連付けられたコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリのID番号、必要に応じて無線IDタグに関連付けられたコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリの交換の状態、および必要に応じて無線IDタグに関連付けられたコンポーネント、アセンブリ、サブアセンブリに関係したサービス業務の説明に関係したデータが含まれる。
図2で示されているシステムでは、マスタ無線IDタグに含まれるデータ108には、無線IDタグが関連付けられた医療機器の各コンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリの各無線IDタグにより含められるデータが含まれている。
例えば、FDA規格などの様々な工業標準およびISOなどの国際規格に適合するために、製造プロセス中に医療機器のコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリの個体識別および追跡が必要とされる場合がある。通常、そのような追跡にはコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリの商業的供給元のIDが含まれる。無線IDシステムによって、製造中のコンフィギュレーションプロセスの自動化が可能になり、医療機器のコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリの製造元に関する情報も提供される。
医療機器が製造されテストされた後、医療機器のコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリの目録ならびに医療機器の製造およびテストに使用された手順が医療機器のマスタ無線IDタグにプログラムされることが可能である。マスタ無線IDタグは、通常、医療機器のフレームに取り付けられた無線IDタグである。マスタ無線IDタグは従来のクレジットカードくらいのサイズで、電池で動作され、例えば、セルラートランシーバ、衛星トランシーバ、Wi−Fiトランシーバなどの通信デバイスと接続して機能する。マスタ無線IDタグに含まれるデータ108には、医療機器に関連付けられたそれぞれ個々の無線IDタグに含まれるデータ10が含まれる。図2では、マスタ無線IDタグに含まれるデータ108には、3つのシリンジアセンブリのデータが含まれており、それは例示対象の医療機器には3つのシリンジアセンブリが含まれているからである。市販されているマスタ無線IDタグの代表例には、例えばTexas Instruments、Philips Semiconductors、Motorolaなどの製造元から市販されている無線IDタグが含まれるがこれに限定されるものではない。本明細書で述べられているコンフィギュレーション管理システム(コンフィギュレーション追跡システム)での使用に適したマスタ無線IDタグの代表例は、Philipsによって設立された会社のNXPから市販されているMIFARE MF1 ICS50無線IDタグである。このマスタ無線IDタグの詳細については、「MF1 ICS50 Functional specification、Rev.5.3−29 January 2008」と題する製品データシート(文書ID:001053、NXP B.V.、1〜19ページ)で述べられており、参照により本明細書に組み込まれる。適切と思われる場合には、追加データがシステムのマスタ無線IDタグに追加されることが可能である。そのようなデータには、医療機器の場所、医療機器の出荷関連のデータなどを含めることができるが、これに限定されるものではない。
医療機器が顧客の構内に設置され、初期導入後の各サービス依頼の後に、提供または交換された医療機器のすべての追加コンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリ、医療機器あるいはそのコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリに対して行われた手順、医療機器あるいはそのコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリに対して行われた変更は、マスタ無線IDタグにより文書化されることが可能で、更新されたマスタ無線IDタグの内容は、すなわちホームベースまたは指令本部に位置する集中データベースにコピーされたり、遠隔地のユーザがこの文書にアクセスできるようにするインタフェースによりWi−Fiデバイス、携帯電話、または衛星トランシーバに接続されることが可能である。さらに、この遠隔地からのアクセス機能は、設置された医療機器の正確な場所が判定できるように、インタフェースにより全地球測位システムの受信機に接続されることが可能である。
図2では、コンフィギュレーション管理システム100の様々なコンポーネント間の複数の接続を示している。クライアント/サーバ102とクライアント/サーバ104間の矢印120は、クレーム業務追跡システムを更新するためのステップを表している。クレーム業務追跡システムの目的は、現場のサービスエンジニアの業務および顧客のクレームに関連した業務を管理することである。クレーム業務追跡システムとは、顧客関係管理の一態様で、企業が顧客関係を組織的な方法で管理できるようにする、方法論、ソフトウェア、および通常はインターネットの機能に対して使用する情報業界用語である。企業は、例えば、経営者、営業担当者、サービス提供担当者、およびおそらく顧客が直接情報にアクセスし、製品の計画および製品の販売により顧客のニーズに対応し、顧客にサービス要件を気付かせ、顧客が購入した他の製品を知ることなどができるような十分な詳細により関係を説明する顧客に関するデータベースを構築することができる。クレーム業務追跡システムとともに本明細書で述べられているコンフィギュレーション管理システム(またはコンフィギュレーション追跡システム)の実装形態により、顧客満足を増進させ、利益を最適化し、顧客の課題を識別し、顧客にハイレベルなサービスを提供する目的で、顧客との個別化された関係を形成することができる。コンフィギュレーション管理システム(またはコンフィギュレーション追跡システム)はさらに、企業および現場のサービスエンジニアに対して、顧客を支援し、顧客のニーズを理解および識別し、企業、顧客ベース、および販売パートナー間の関係を効果的に構築するのに必要な情報およびプロセスを提供する。顧客関係管理の分野のソフトウェアは、例えば、Oracle Corporation、SAP AG、Siebel Systems,Inc.などの製造元から市販されている。
クライアント/サーバ102とマスタ無線IDタグ108間の矢印122は、マスタ無線IDタグが当初、視覚モデルおよび医療機器のベースライン、すなわち、医療機器のコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリのリストにより、医療機器ともに構築されたことを示している。現場のサービスエンジニアのポータブルコンピュータ106とクライアント/サーバ102間の矢印124は、ポータブルコンピュータ106からクライアント/サーバ102への通信を表し、それによって、コンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリの修理または交換結果による医療機器の更新されたコンフィギュレーションがクライアント/サーバ102へ通信される。現場のサービスエンジニアのポータブルコンピュータ106とマスタ無線IDタグ108間の矢印126は、医療機器のコンポーネント、アセンブリ、もしくはサブアセンブリの修理または交換前の医療機器のコンフィギュレーションを表している。マスタ無線IDタグ108と現場のサービスエンジニアのポータブルコンピュータ106と間の矢印128は、医療機器のコンポーネント、アセンブリ、もしくはサブアセンブリの修理または交換後の医療機器のコンフィギュレーションを表している。
図3では、医療機器のコンフィギュレーションが更新される場合に、現場のサービスエンジニアにより完了される一連の電子データ入力フォームを示している。例示的な目的のために、コンフィギュレーションは少なくとも1つのシリンジアセンブリの交換により更新される。電子データ入力フォーム130の集合体は、シリンジアセンブリの交換の操作を示している。電子データ入力フォーム132は、交換されたコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリ、すなわちシリンジアセンブリの名前を示している。電子データ入力フォーム134は、交換されたコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリ、例えばシリンジアセンブリの番号、およびリビジョン番号、例えば4−37072−02を示している。電子データ入力フォーム136は、交換されたコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリの状態、例えば、交換済み、クリーニング済み、および調整済みを示している。電子データ入力フォーム138では、問題の説明、および必要に応じて、問題の修正の性質、例えば、リーク、正確さと精度のエラー、ランダム分析の結果などを示している。電子データ入力フォーム132、134、136、および138では、現場のサービスエンジニアに対して、医療機器のコンフィギュレーションの変更、ならびに医療機器で行われる他のクリーニング、調整、および他の保守手順を取り込むために、入力される必要のある情報を示すプロンプトがポータブルコンピュータ106のモニターに表示される。情報入力の実際の操作の難しさは、インターネットのWebサイトから航空便の予約を行う通常の操作とほとんど同等である。しかしながら、現場のサービスエンジニアは、対処した問題(複数可)の性質および対処した問題(複数可)に関連した何らかの観察を記述する点で、比較的大きな自由裁量を有している。現場のサービスエンジニアがコンポーネント、アセンブリ、サブアセンブリ、または医療機器自体の無線IDタグを更新するには、無線IDタグに読み出しおよび書き込み機能が必要とされる。読み出しおよび書き込み機能がある無線IDタグの代表例は、クラス1の第2世代の無線IDタグである。同様に、現場のサービスエンジニアが医療機器のマスタ無線IDタグを更新するには、マスタ無線IDタグに読み出しおよび書き込み機能が必要とされる。読み出しおよび書き込み機能があるマスタ無線IDタグの代表例は、クラス1の第2世代の無線IDタグである。一般に、現場で個別の変更が現場のサービスエンジニアにより行われるか、現場で個別のサービスが現場のサービスエンジニアにより行われない限り、医療機器のコンポーネント、アセンブリ、もしくはサブアセンブリ、または医療機器自体の無線IDタグに書き込みが行われることはない。
図4では、コンフィギュレーションの更新結果のデータを集中データベースに送信するために、システムが様々な通信デバイスと通信する方法を示している。図2で示されたクライアント/サーバ102、クライアント/サーバ104、およびマスタ無線IDタグに含まれるデータ108に加えて、図4では、マスタ無線IDタグが、例えばWi−Fiデバイス、携帯電話、または衛星トランシーバなどの通信モジュール140と通信できる方法を示している。あるいは、例えばUSBポートなどのワイヤレス以外のコネクタも使用されることが可能である。一例として、参照により本明細書に組み込まれた、インターネット<URL:http://www.rfidjournal.com/article/article view/3896/1/1/>から取得される、RFID Journal−RFID(Radio Frequency Identification)Technology News&Features、Orbit One Launches Satellite−Based RFID Service.News article、(オンライン)、(2008年6月10日に取得)を参照されたい。図4ではさらに、通信モジュール140、例えば、Wi−Fiデバイス、携帯電話、または衛星トランシーバと全地球測位システム144の受信機間の接続142も例示している。図4ではさらに、マスタ無線IDタグに含まれるデータ108と通信モジュール140間の接続146および通信モジュール140とクライアント/サーバ102間の接続148も例示している。
サービス技術者(現場のサービスエンジニア)は、現場、すなわちホームベースまたは指令本部から離れた場所にいる場合、医療機器のコンフィギュレーションに関係した情報にアクセスする必要がある。コンフィギュレーション管理システムを使用すると、そのような情報収集プロセスを自動化でき、その結果、集中データベースは現場の医療機器の実際のコンフィギュレーションに関係した情報を保存することができ、それにより、在庫のより良い管理によって、医療機器の不良、消耗、故障、または旧型のコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリの修理または交換目的で、コンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリのタイムリーな出荷が可能になる。
例えば、プローブ洗浄メカニズムの不良バルブのリコールなど、特定のコンポーネント、アセンブリ、もしくはサブアセンブリのリコール、または現場全体のサービス活動の場合、各医療機器の正確なコンフィギュレーション、および各医療機器の場所が判定されることが可能で、それによって、在庫および資産のより効率的な管理ができるようになる。修理目的のためのコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリの出荷または交換目的のためのコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリの出荷、あるいはサービスのルーティング、すなわち、コンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリが配送される正確な場所の提供がより素早く、削減されたコストでスケジュールされ、行われることが可能である。
医療機器が異なる病院、研究施設、所在地などに移動する場合、そのような移動に関連した情報は必ずしも記録されるとは限らない。全地球測位システムを伴うリモートアクセスシステムを実装すると、機器が最初の地理的場所から次の地理的場所に移動する場合でも、医療機器の地理的場所の知識を有効なものにすることができる。
図5では、マスタ無線IDタグに配置されたデータの履歴を記録するための方法を示している。この方法200は、以下のステップを含んでいる:
(a)シリアル番号化、すなわち、シリアル番号を無線IDタグに割り当てる(ステップ202)、
(b)無線IDタグに、医療機器のコンポーネント、アセンブリ、もしくはサブアセンブリ、または医療機器自体の番号をロードし、医療機器はマスタ無線IDタグを有している(ステップ204)、
(c)医療機器のシリアル番号を無線IDタグにロードする(206)、
(d)必要に応じて、無線IDタグに、クリーニング、調整、または他の保守情報に関係したデータをロードする(208)、
(e)医療機器のマスタ無線IDタグをコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリの無線IDタグのデータで更新する(210)、
(f)マスタ無線IDタグをデータベースにアップロードする(212)。
無線IDタグの情報は、機密情報が不正な方法で捕捉または改変されることがないように、市販されている暗号化技術により(読み出しおよび書き込みから)保護されることが可能である。
本明細書で述べられているシステムでは、医療機器の各コンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリについて、サプライチェーンデータ、すなわち、コンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリの商業的供給元を記録する機能を提供している。無線IDタグには、バーコードより多くの情報を何回も含めることができる(例えば、100回を上回る)。本明細書で述べられているシステムではさらに、医療機器のすべてのコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリのコンフィギュレーションに関係した情報の確認を自動化し、医療機器のマスタ無線IDタグにこの情報を保存する機能を提供している。また、本明細書で述べられているシステムではほかに、医療機器のコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリ、および医療機器自体に対して、現場のサービスエンジニアにより現場で行われる変更を文書化する機能も提供している。本明細書で述べられているシステムには、医療機器から遠隔の所在地から医療機器のコンフィギュレーションにアクセスできるようにするための、マスタ無線IDタグに対するインタフェースを提供する機能もある。
本明細書で述べられている無線IDタグはさらに、医療機器のコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリのリコールや交換を求められる不具合の監視および説明責任を行い、現場のサービスエンジニアが医療機器の製造業者もしくはサプライヤから要求または提案された保守業務を実行したことを確認するために、更新に関係した特別な情報またはサービスに関係した特別な情報でプログラムされることが可能である。電波による個体識別技術は、サービスおよびテクニカルサポート手順の間の、コンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリのコンフィギュレーションの追跡の自動化を可能にする。例えば、マスタ無線IDタグは、図3および図5で示されているように、医療機器に対して行われたすべての変更の記録を提供するために、すべてのコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリの無線IDタグ上の全情報の目録で更新されることが可能である。
前述の説明では、次のテストの例の基本原理を提供している。システムおよびそれに関する後続のテストは、主に医療診断分析装置(Abbott Laboratoriesから市販されている、ARCHITECT(R)i2000)に基づいているが、方法は、それぞれの医療機器に複数のコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリがある、複数の医療機器を有する任意の複雑なシステムにも適合可能である。
本明細書で述べられているシステムでは、任意のタイプの医療機器(複数可)のシステムのコンフィギュレーション管理を向上させるために、電波による個体識別技術を採用している。実証目的なので、使用される無線IDタグは高周波数(13.56MHz)で、ISO14443に準拠していた。
現場の交換可能ユニットが交換されたので、マスタ無線IDタグのコンフィギュレーションが更新され、マスタ無線IDタグのデータは現場のサービスエンジニアのポータブルコンピュータのデータと同期している。
以下の非限定的な例ではさらに、前述のシステムについて記述している。
実施例
本明細書で述べられているコンフィギュレーション管理システムの動作を実証するために、以下の機器が使用された。
医療機器
ARCHITECT(R)i2000免疫測定装置が使用された。(電源は切断されている、すなわち、電源コンセントには差し込まれておらず、カバーが定位置にある)
リーダ
Escort Memory Systems LRP7400 Reader/Writer(13.56MHz)が使用された。
無線IDタグ
ExypnoTech 13.56MHz無線IDタグが使用された。無線IDタグは、ISO15693、Philips l−codeプロトコルに準拠していた。無線IDタグはクラス1の無線IDタグであった。
マスタ無線IDタグ
EMS(Escort Memory Systems)の無線IDタグが使用された。この例では、マスタ無線IDタグは使用されなかった。
シールド
無線IDタグがコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリの金属部分に配置されたときには、0.010インチ幅のECCOSORB(R)の材料BSR−1/SS−6Mが使用された。
コンポーネント、アセンブリ、サブアセンブリ
グループ1:タグ付けされることが可能で、機器外部から正常に読み出されることが可能なコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリ。これらのコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリの例には、(a)MPC860 CPUプリント回路基板アセンブリ、(b)液面認識回路基板、(c)試薬容器用のバーコードリーダ、(d)アーキテクトシステム制御センターCPU、および(e)ソレノイドDCモーター用のコントローラ基板が含まれるがこれに限定されるものではない。
グループ2:タグ付けには小さすぎるので、パッケージにタグ付けされるコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリ。これらのコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリの例には、(a)Oリング、(b)マイクロスイッチ、(c)Vホイール(6パック)、(d)シリンジのバルブ、(e)血栓検出アセンブリのサーミスタ、および(f)反応容器移送反応容器検出器が含まれるがこれに限定されるものではない。
グループ3:タグ付けされることが可能で、機器の所定の場所で読み出されることが可能なコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリ、すなわち、無線IDタグは医療機器を開かなくても読み出されることが可能である。これらのコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリの例には、(a)反応容器ローダー、(b)反応容器ロードダイバータ、(c)サンプルIDのロードキューバーコードリーダ、(d)プロセスキューバーコードリーダアセンブリ、および(e)真空蓄積装置アセンブリが含まれるがこれに限定されるものではない。
グループ4:タグ付けされることが可能で、例えば、金属表面が無線IDタグに干渉する場合などに、読み出し可能にするため、ECCOSORB(R)材料を必要とするコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリ。これらのコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリの例には、(a)試薬冷蔵ユニット、(b)シリンジ、(c)プロセスパスのボルテックスミキサー、(d)光学シャッターのモーター、および(e)自動再構築モジュールのポンプが含まれるがこれに限定されるものではない。
グループ5:タグ付けされることが可能で、ECCOSORB(R)材料を使用して機器の所定の場所で読み出されることが可能なコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリ、すなわち、無線IDタグは医療機器を開かなくても読み出されることが可能である。これらのコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリの例には、(a)シータZピペットアセンブリ、(b)プロセスパスドライブモーター、(c)洗浄ゾーンダイバータアセンブリ、(d)反応容器アンローダーダイバータアセンブリ、および(e)プロセスパスが含まれるがこれに限定されるものではない。
グループ4とグループ5のアイテムの違いは、グループ5の無線IDタグは医療機器を開かなくても読み出しされることが可能な点である。
グループ6:現場の交換可能ユニット(FRU)のリスト表示を含むデータベースにリストされていないコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリ。これらのコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリの例には、(a)ハーネスケーブル7番、(b)プロセスキューのアクセスドアのキット、(c)左側の内部カバー、(d)リザーバーバッファ、および(e)反応容器アクセスドアが含まれるがこれに限定されるものではない。
ARCHITECT(R)i2000免疫測定装置が選択され、本明細書で述べられている電波による個体識別技術を採用するコンフィギュレーション管理システムの実用をテストした。合計108のコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリが、1年分の世界規模のサービスデータに基づいて識別された。選択されたコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリは、交換されたコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリの総数の72パーセントを構成しており、選択されたコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリのコストは、ARCHITECT(R)i2000免疫測定装置の交換コンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリのコストの90パーセントを構成していた。可能なところでは、無線IDタグはARCHITECT(R)i2000免疫測定装置に配置されたコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリに添付された。そこに無線IDタグを直接取り付けるには小さすぎるコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリは、無線IDタグがこれらのコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリの入っているパッケージの外側に添付されることになった。各コンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリの無線IDタグは、無線IDタグにアクセス可能なところ、例えば、コンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリに添付されたり、コンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリのコンテナに添付されたりしてそこで読み出される。例えば、通常アルミニウムから形成されるピペットフレームなどの比較的多くのパーセントの金属物質を含むコンポーネント、アセンブリ、サブアセンブリには、無線ID信号がサブアセンブリによって吸収され、反射されないということがないように、0.010インチ幅のECCOSORB(R)BSR−1/SS−6Mの層が取り付けられた。0.010インチ幅のECCOSORB(R)BSR−1/SS−6Mの層がリーダとコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリ間にあるように適用された。ARCHITECT(R)i2000免疫測定装置のテスト実例が表2に要約されている。
Figure 0005520941
テスト結果は、本明細書で述べられている電波による個体識別技術が、無線IDタグが読み出され、書き込まれるコンフィギュレーション管理システムをサポートできることを裏付けている。表2で示されているように、無線IDタグは、コンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリ自体に添付されることも、そのパッケージに添付されることも可能である。しかしながら、無線IDタグのメモリスペースは、一連のコンフィギュレーション制御の主要素に十分提供する必要がある。本明細書で使用される「主要素」という表現は、コンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリの番号、医療機器の番号、行われた変更、行われた更新を意味する。この例では、無線IDタグの読み出し機能のみがテストされたことに留意すべきである。
本明細書で述べられている本発明では、製造業者、サプライチェーンのエンティティ、コンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリのシリアル番号、何らかのリビジョン番号、一連の管理のIDが、無線IDタグを用いてコンポーネント、アセンブリ、もしくはサブアセンブリまたは医療機器自体に取り付けられることを可能にする。これらの無線IDタグは、電波による個体識別技術のリーダにより、最大約1フィートの距離、好適には約6インチ未満の距離から読み出されることが可能である。約6インチ未満の距離が好適なのは、リーダはいずれかの指定時間に1つの無線IDタグのみを読み出すからである。システムの全コンフィギュレーションは識別または確認(すなわち、読み出し)されることが可能で、それはすなわち、医療機器が工場から出荷される日時より前、またはサービス手順が行われた後の任意の時点のいずれでも可能である。
携帯電話Wi−Fiトランシーバが通信システムのプロバイダによるサービスが行われている地理的場所にある場合、本明細書で述べられている電波による個体識別技術を携帯電話またはWi−Fiトランシーバにより増強することで、コンフィギュレーション情報が遠隔地からアクセスされることが可能になる。必要に応じて、衛星電話トランシーバも世界に任意の地点で使用されることが可能であるが、この実装形態には現在、過大なコストがかかる。本明細書で述べられている電波による個体識別技術を採用するコンフィギュレーション管理システムおよび全地球測位システムの受信機を含むセルラー技術を実装することで、システムのコンフィギュレーションに関するデータに所在地が追加されることが可能である。前述のとおり、無線IDタグは、機密情報の改変または捕捉を防止するために、市販の暗号化技術により保護されることが可能である。
電波による個体識別技術は、サービスおよびサポート手順の間のコンフィギュレーションプロセスを自動化するのに役立つ。マスタ無線IDタグは、コンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリの全リストならびに医療機器に含まれる手順で更新されることが可能である。そのような自動化により、TSBステッカーに情報を手作業で転記する際の誤りを防止できる。
電波による個体識別技術により、指定された現場での変更がパートおよび/またはシステムで文書化されることが可能である。このプロセスは「読み出し専用」バーコードではサポートされることができない。
本発明の様々な変更形態および代替形態は、本発明の範囲および趣旨を逸脱しないことが当業者には明らかである。本発明は本明細書で前述した例示的な実施形態に不当に限定されるものではないことを理解すべきである。

Claims (33)

  1. 数のコンポーネント、アセンブリ、サブアセンブリ、または前述の組み合わせを有する自動診断分析装置と、
    複数のコンポーネント、アセンブリ、サブアセンブリ、または前述の組み合わせの少なくとも1つに添付され、複数のコンポーネント、アセンブリ、サブアセンブリ、または前述の組み合わせの少なくとも1つのそれぞれに関連付けられた第1のデータを含む無線IDタグと、
    動診断分析装置に添付され、(1)第1のデータと(2)複数のコンポーネント、アセンブリ、サブアセンブリ、または前述の組み合わせの少なくとも1つに対して行われた変更を備えた第2のデータとを含むマスタ無線IDタグと、
    第1のデータベースサーバおよび第1のファイルサーバの少なくとも一方からなる第1クライアントサーバシステムとを備えており、
    第1のデータおよび第2のデータの少なくとも一方が、第1クライアントサーバシステムにアップロードされるか第1クライアントサーバシステムによってアクセスされるかまたはこれらの両方である、システム。
  2. 第1のデータ、少なくとも1つのコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリの名前に関係したデータ、少なくとも1つのコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリのID番号、少なくとも1つのコンポーネント、アセンブリ、もしくはサブアセンブリの修理または交換の状態、および、少なくとも1つのコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリに関係したサービス業務の説明の少なくとも1つを含むことができる、請求項1に記載のシステム。
  3. マスタ無線IDタグが、無線IDタグを有する、各コンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリの各無線IDタグに含まれているデータを含む、請求項2に記載のシステム。
  4. 動診断分析装置がそれに添付された無線IDタグを有する、請求項1に記載のシステム。
  5. 動診断分析装置が、臨床化学分析装置および免疫測定分析装置の少なくとも一方を備える、請求項1に記載のシステム。
  6. 無線IDタグが、複数のコンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリの少なくとも1つのそれぞれがパッケージされたコンテナに取り付けられている、請求項1に記載のシステム。
  7. さらに、第2のデータベースサーバおよび第2のファイルサーバの少なくとも一方からなる第2クライアントサーバシステムを備えており、第2クライアントサーバシステムが、現場のサービスエンジニアの業務および顧客のクレームに関連した業務の少なくとも一方を管理するためのものである、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記第2クライアントサーバシステムがアプリケーションサーバをさらに含む、請求項7に記載のシステム。
  9. 前記第2クライアントサーバシステムが世界規模の呼管理システムを操作するためのものである、請求項7に記載のシステム。
  10. 前記第1クライアントサーバシステムがアプリケーションサーバをさらに含む、請求項1に記載のシステム。
  11. 第1のデータおよび第2のデータの少なくとも一方を第1クライアントサーバシステムに送信するための通信モジュールをさらに含む、請求項1に記載のシステム。
  12. 前記通信モジュールが、Wi−Fiデバイス、携帯電話、および衛星トランシーバの少なくとも1つを備える、請求項11に記載のシステム。
  13. 自動診断分析装置の位置を測定してこの位置を通信モジュールに通信する全地球測位システム(GPS)受信機をさらに含む、請求項11に記載のシステム。
  14. 前記第1クライアントサーバシステムのクライアントがポータブルコンピュータである、請求項1に記載のシステム。
  15. 請求項1に記載のシステムを操作する方法であって、
    (a)ンポーネント、アセンブリ、もしくはサブアセンブリがそこに無線IDタグを取り付けられるほどの大きさの場合には、コンポーネント、アセンブリ、もしくはサブアセンブリに無線IDタグを配置し、コンポーネント、アセンブリ、もしくはサブアセンブリが小さすぎてそこに無線IDタグを取り付けられない場合には、コンポーネント、アセンブリ、もしくはサブアセンブリの入っているパッケージに無線IDタグを配置することと、
    (b)ンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリの番号を備えた第1のデータを無線IDタグにロードすることと、
    (c)自動診断分析装置のシリアル番号を無線IDタグにロードすることと、
    (d)マスタ無線IDタグを第1のデータで更新することと、
    (e)第1のデータおよび第2のデータの少なくとも一方をマスタ無線IDタグから第1クライアントサーバシステムにアップロードすることとを含む、前記方法。
  16. ポータブルコンピュータが、第1のデータを無線IDタグにロードすること、自動診断分析装置のシリアル番号を無線IDタグにロードすること、マスタ無線IDタグを更新すること、および第1のデータおよび第2のデータをマスタ無線IDタグから第1クライアントサーバシステムにアップロードすることの少なくとも1つを実行する、請求項15に記載の方法。
  17. ンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリの番号を無線IDタグにロードするために電子データ入力形式使用ことをさらに備える、請求項16に記載の方法。
  18. 動診断分析装置のシリアル番号を無線IDタグにロードするために電子データ入力形式使用ことをさらに備える、請求項16に記載の方法。
  19. マスタ無線IDタグを更新するために電子データ入力形式使用ことをさらに備える、請求項16に記載の方法。
  20. 第1のデータ及び第2のデータの少なくとも一方をマスタ無線IDタグから第1クライアントサーバシステムにアップロードするために電子データ入力形式使用ことをさらに備える、請求項16に記載の方法。
  21. マスタ無線IDタグが通信モジュールと通信することができる、請求項15に記載の方法。
  22. 通信モジュールがワイヤレス通信モジュールを含む、請求項21に記載の方法。
  23. ワイヤレス通信モジュールが、Wi−Fiデバイス、携帯電話、および衛星トランシーバの少なくとも1つを備える、請求項22に記載の方法。
  24. 通信モジュールがワイヤレス以外の通信モジュールを含む、請求項21に記載の方法。
  25. 通信モジュールが全地球測位システムと通信することができる、請求項21に記載の方法。
  26. 線IDタグのシリアル番号化を行うことと、
    線IDタグに、自動診断分析装置のコンポーネント、アセンブリ、またはサブアセンブリの番号を備えた第1のデータをロードすることと、
    動診断分析装置のシリアル番号を無線IDタグに追加することと、
    動診断分析装置のマスタ無線IDタグを、無線IDタグの第1のデータで更新することと、
    マスタ無線IDタグを、自動診断分析装置、コンポーネント、アセンブリ、およびサブアセンブリの少なくとも1つに行われた変更を備えた第2のデータで更新することと、
    スタ無線IDタグの第1のデータおよび第2のデータの少なくとも一方をデータベースにアップロードすることとを含む、方法。
  27. ポータブルコンピュータが、第1のデータを無線IDタグにロードすること、自動診断分析装置のシリアル番号を無線IDタグにロードすること、マスタ無線IDタグを第1のデータおよび第2のデータで更新すること、および第1のデータおよび第2のデータの少なくとも一方をマスタ無線IDタグからデータベースにアップロードすることの少なくとも1つを実行する、請求項26に記載の方法。
  28. 第1のデータを無線IDタグにロードするために電子データ入力形式使用ことをさらに備える、請求項27に記載の方法。
  29. 動診断分析装置のシリアル番号を無線IDタグにロードするために電子データ入力形式使用ことをさらに備える、請求項27に記載の方法。
  30. マスタ無線IDタグを第1のデータおよび第2のデータで更新するために電子データ入力形式使用ことをさらに備える、請求項27に記載の方法。
  31. 第1のデータおよび第2のデータの少なくとも一方をマスタ無線IDタグからデータベースにアップロードするために電子データ入力形式使用ことをさらに備える、請求項27に記載の方法。
  32. 変更が、複数のコンポーネント、アセンブリ、もしくはサブアセンブリの少なくとも1つのそれぞれの修理または交換である、請求項1に記載のシステム。
  33. 変更が、現場のサービス技術者によって現場で行われる、請求項32に記載のシステム。
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