JP5520584B2 - シート成形用ロール及びシート成形方法 - Google Patents

シート成形用ロール及びシート成形方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5520584B2
JP5520584B2 JP2009275404A JP2009275404A JP5520584B2 JP 5520584 B2 JP5520584 B2 JP 5520584B2 JP 2009275404 A JP2009275404 A JP 2009275404A JP 2009275404 A JP2009275404 A JP 2009275404A JP 5520584 B2 JP5520584 B2 JP 5520584B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer cell
sheet
cell
recess
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009275404A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011116027A (ja
Inventor
孝治 忍谷
直孝 宮内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP2009275404A priority Critical patent/JP5520584B2/ja
Publication of JP2011116027A publication Critical patent/JP2011116027A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5520584B2 publication Critical patent/JP5520584B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/03Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
    • B29C48/07Flat, e.g. panels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/88Thermal treatment of the stream of extruded material, e.g. cooling
    • B29C48/911Cooling
    • B29C48/9135Cooling of flat articles, e.g. using specially adapted supporting means
    • B29C48/914Cooling of flat articles, e.g. using specially adapted supporting means cooling drums

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

本発明は、長尺のシートを成形するためのシート成形用ロールに関する。特に、樹脂材料を用いる薄いシートの成形用ロールに関する。
シートの成形方法として、Tダイから押出される溶融樹脂を、剛性の高い一対のシート成形用ロールで挟み込み、加圧してシート状に成形する加圧成形法がある。加圧成形法では、シート成形用ロールの外周の温度を制御することによって、適切な粘度を維持した状態で溶融樹脂をシート状に成形することができる。
温度制御機能を有するシート成形用ロールとして、特許文献1で開示されているような、薄肉円筒状の外セルと、該外セルの内部に配される内セルと、からなる二重管ロールが知られている。外セルと内セルとの間に形成される空間に温調液を流すことによって、外セルの外周、すなわち二重管ロールの外周の温度を制御可能となる。
また、特許文献1に開示されているシート成形用ロールでは、薄肉の金属体の外セルを用いることによって外セルが弾性変形することができ、成形対象となるシートのシート成形用ロールに挟まれている時間を長くすることができる。両方又は一方のシート成形用ロールの外セルを弾性変形の可能な外セルにすると、シートの加圧時に外セルは相対するシート成形用ロールの外周面に倣って弾性変形することができる。したがって、剛性の高い一対のシート成形用ロール同士の場合よりも、シートが成形用ロールに挟まれる時間が長くなり、シートをより平滑に成形することができる。
特許文献2及び特許文献3では、内セルにゴムロールを用い、外セルをさらに薄肉化した二重管ロールが開示されている。弾性が十分になくシートに圧力を加えることのできない薄肉の外セルであっても、ゴムロールの外周面が外セルの内周面に接触するため、ゴムロールの弾性力によって圧力がシートに加えられる。外セルを薄肉化することが可能となるため、温調能力を向上することができる。
特許第3194904号 特許第3422798号 特開2007−83577号公報
しかしながら、特許文献1で開示されているシート成形用ロールでは、弾性を確保するために外セルの薄肉化に限界があった。外セルを薄肉化すると外セルのたわみが大きくなる。そのため、予め外セルに形成しておくクラウン量が増加し、シート成形用ロールの大型化は困難であった。
また、特許文献2及び特許文献3で開示されているシート成形用ロールでは、内セルにゴムロールを用いているため、耐久性が劣るといった課題があった。
さらに、外セルの内面がフラットな従来ロールでは、乱流による渦効果が小さく、熱移動の効率が低い。そのため、外セルの冷却性能に限界があった。
そこで、本発明の目的は、耐久性を低下させることなく高い温調能力を有するシート成形用ロールを提供することを目的とする。また、薄肉で構成される外セルの剛性または柔軟性を、ロールの軸方向と円周方向とで異なるシート成形用ロールを得ることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、シートを加圧成形するための円筒状の外セルと、外セルの内部に該外セルの内径よりも小さい外径を有する内セルと、を備え外セルが、該外セルと内セルとの間の空間を回流する温調液によって温調されるシート成形用ロールに係る。この態様おいて、外セルの内周面に凹部が形成されている。凹部は、雌ネジ状又はリング状に形成された溝である。外セルは、凹部が形成されている範囲と凹部が形成されていない範囲との境界に、深さが凹部よりも小さい小型凹部を有することを特徴とする。
また、本発明は、シートを加圧成形するための円筒状の外セルと、外セルの内部に該外セルの内径よりも小さい外径を有する円筒状の内セルと、を備え、外セルが、該外セルと内セルとの間の空間を回流する温調液によって温調されるシート成形用ロールに係る。この態様おいて、外セルの内周面に凹部が形成されている。凹部は、雌ネジ状又はリング状に形成された溝である。シートが接触する範囲よりも狭い範囲または広い範囲に、凹部が形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、シートを加圧成形するための円筒状の外セルと、外セルの内部に該外セルの内径よりも小さい外径を有する円筒状の内セルと、を備え、外セルが、該外セルと内セルとの間の空間を回流する温調液によって温調されるシート成形用ロールに係る。この態様において、外セルの内周面に凹部が形成されている。凹部は、外セルの軸方向に平行に形成された溝であることを特徴とする。
さらに、本発明は、シートを加圧成形するための円筒状の外セルと、外セルの内部に該外セルの内径よりも小さい外径を有する円筒状の内セルと、を備え、外セルが、該外セルと内セルとの間の空間を回流する温調液によって温調されるシート成形用ロールに係る。この態様において、外セルの内周面に凹部が形成されており、外セルは、凹部を加工する切削刃物を逃がすための逃がし溝を有することを特徴とする。
本発明によれば、シート成形用ロールは、耐久性を低下させることなく高い温調能力を有する。また、薄肉で構成される外セルの剛性又は柔軟性をロールの軸方向と円周方向とで異なるシート成形用ロールを得る。
シートの成形装置の概略図である。 シート成形用ロールの断面図である。 本発明の第1の実施形態におけるシート成形用ロールの詳細断面図である。 シート成形用ロールを軸方向に垂直な面で切断したときの断面図である。 線圧が加えられたときのシート成形用ロールの断面図である。 凹部の方向と薄板の曲げ易さとの関係を説明する図である。 シート成形用ロールでシートを挟みこんでいるときの断面図である。 第2の実施形態におけるシート成形用ロールの詳細断面図である。 第3及び第4の実施形態における外セルの断面図である。 第5の実施形態における外セルの断面図である。 第6の実施形態における外セルの断面図である。
本発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本明細書において、『線圧』とは、一対のロールを押し当てたときのロールの軸方向の単位長さあたりの力を意味する(例:100N/cm)。線圧はニップ圧とも称する。
また、『クラウン』とは、ロールの軸方向中央部がロールの軸方向端部よりも太い形状をいう。『クラウン量』とは、ロールの軸方向中央部の直径とロールの軸方向端部の直径との差を意味し、ロールの軸方向中央部の直径をD1、ロールの軸方向端部の直径をD2とすると、クラウン量=D1−D2となる。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらによって何ら限定されるものではない。なお、以下の説明では上述した実施形態において示したのと同じ部分に対しては同じ符号を用いて説明する。
(実施例1)
図1は、シート2を加圧成形する成形装置1の概略図である。成形装置1によって成形されるシート2は、厚さが0.05mmから1mm程度までの透明クリアシートであり、PC(Polycarbonate)やPMMA(Polymethylmethacrylate)などの樹脂材料を用いて成形される。
図1に示すように、成形装置1は、樹脂材料をシート状に押出すためのTダイ3と、シート2の厚さや形状を整えるシート成形用ロール(以下、成形ロールと称す)4a、4b及び4cと、を備えている。成形ロール4a、4b及び4cは、ロールの軸方向に同じ幅を有している。成形ロール4a、4b及び4cによってシート2に線圧がかけられることによりシート成形が行われる。
Tダイ3は不図示の押出機から供給される樹脂材料をシート状に押出し、該樹脂材料を一対の成形ロール4aと4bとの間隙に導く。Tダイ3が鉛直方向下向きに設置され、Tダイ3の下側に成形ロール4aと4bとの間隙がくるように成形ロール4a及び4bが配設されている。
また、成形ロール4a及び4bは、溶融樹脂を挟むように互いに平行に配置されている。鉛直方向下向きに押出された溶融樹脂を一対の成形ロール4a及び4bで受けることによって樹脂材料の成形性を高めることができる。
成形ロール4bは位置が固定されており、成形ロール4aは不図示の加圧装置で成形ロール4bとの間隙を開閉する方向(図1に示す白抜き矢印の方向)に移動可能になっている。成形ロール4a及び4bは、通常、同じ周速で回り、成形ロール4a及び4bの軸方向の幅全域に均一な圧力をかけることによってシート2を一定の厚さに成形する。
シート2は成形ロール4a及び4bの間隙を通過した後、成形ロール4bに巻きつけられ、必要に応じて成形ロール4cで下流に流される。また、成形ロール4aと同様に、成形ロール4cも不図示の加圧装置で成形ロール4bとの間隙を開閉する方向(図1に示す白抜き矢印の方向)への移動が可能になっている。
成形ロール4cを通過した後、シート2は冷却され、コイル状に巻き取られるか、または切断される。必要に応じて、成形ロール4cや不図示の他の成形ロールを用いて、シート2を再度加圧成形してもよい。
次に、成形ロール4aの構造について説明する。図2は、成形ロール4aを、その中心軸を通る面で切断したときの断面図(図1に示すA−A断面図)である。
図2に示すように、成形ロール4aは、弾性を有する薄肉金属体で形成された円筒状の外セル5と、外セル5の内径よりも小さい外径を有する内セル6と、を備える二重管ロールである。したがって、外セル5と内セル6との間には空間が形成され、該空間に温調液7が流れる流路8cを構成する。
また、内セル6の両端では、軸9及びフランジ10が溶接結合されており、軸9は軸受11により回転可能に支承されている。軸9の一端にはモータ23が連結されており、成形ロール4aは所定の速度で回転駆動することができる。なお、モータ23が連結されている側を駆動側とし、該駆動側の反対に位置する側を操作側とする。
さらに、軸受11は、不図示の軸受箱を介して成形ロール4bと成形ロール4aとの間隙を開閉する方向(図1に示す白抜き矢印の方向)に押圧できる加圧装置を設けている。加圧装置は通常、空気式、または油圧シリンダ式を使用する。ロール軸受箱の移動はリニアガイドで指示され、ロールは平行移動できる。
操作側の軸9には温調液7を流すための流路8aと、流路8aの周りに流路8eとが形成されている。流路8aは操作側の軸9から成形ロール4aの中心を通って駆動側の軸9に設けられている。また、駆動側のフランジ10には流路8aと流路8cを連通する流路8bが形成されており、操作側のフランジ10にも同様に流路8cと流路8eを連通する流路8dが形成されている。
図3は、図2に示す成形ロール4aの、軸方向中央部から操作側にかけて拡大した詳細断面図である。図3に示すように、外セル5の内側の面には凹部12が形成されている。第1の実施形態では、凹部12として断面形状が台形となる雌ネジ状の溝が形成されている。また、1本の溝で連続して凹部12が形成される一条ネジとなるように設計されている。
隣り合う凹部12の間隔Pは、外セル5の外周における温調能力の均一性を高めるため、外セル5の厚さ以下にする方がよい。成形時に成形ロール4aに接触するシート2の温度偏差が小さくなり、シート2の粘度のばらつきが低減される。
また、凹部12が形成されている凹形成部12pは、シート2が接触するシート接触部2pよりも狭い範囲に形成されている。凹形成部12pの端部からシート接触部2pの端部までには凹部12よりも深さが小さい凹部(以下、小型凹部13と称す)が形成されている。小型凹部13が形成されている部分では凹部12の箇所に比べて外セル5の厚みが大きいため、剛性が大きくなっている。
シート2の端部では厚みが増し(以下、この厚みが増した箇所をシート耳部14と称す)、成形時にはシート耳部14に力が集中して外セル5に大きな応力が発生する。このため、外セル5のシート耳部14に該当する位置には常に大きな応力が生じて凹んだり、破損したりする場合がある。
第1の実施形態では、小型凹部13によってシート耳部14に該当する位置の強度が高められているため、凹みや破損を軽減することができる。結果的に、成形ロール4aの耐久性が向上される。また、小型凹部が形成されている箇所の剛性が高められ、ニップ圧力が増すのでシート耳部14の厚さが過度に大きくなるのを防止できる。
また、小型凹部13は、外セル5の肉厚の急激な変化をなくす役割も有している。したがって、肉厚が急激に変化する位置で生じる応力集中を抑制し、外セル5の破損を防止することができる。なお、小型凹部13の代用として、外セル5の内面を緩やかに変化させたテーパ(不図示)としてもよい。
外セル5には、シート接触部2pよりも広い範囲にクラウンが形成されている(以下、クラウンが形成されている範囲をクラウン形成部15と称す)。外セル5は、シート2を成形するときの荷重でたわむ。そこで、あらかじめクラウンを形成しておくことによって、成形ロール4aに荷重が加わった状態で均一な線圧が得られるようにしている。
第1の実施形態では、クラウンは外セル5の全領域に形成されていない。クラウン形成部15の端部から外セル5の端部までのクラウンが形成されていない範囲には、テーパ17が設けられている。テーパ17を設けることによって、成形ロール4aの端部と成形ロール4b(図1)の端部との接触が回避される。
図4は、操作側のフランジ10に平行かつ流路8dの中心を通る面で切断したときの成形ロール4aの断面図(図3に示すB−B断面図)である。図4に示すように、フランジ10には6本の流路8dが、フランジ10の中心から外周に向かって形成されかつ互いに均等な間隔で設けられており、流路8cと流路8eとが連通されている。なお、駆動側のフランジ10も同様の構造を有している。
成形ロール4aの外周の温度制御は、流路8cを流れる温調液7を回流することによって行われる。温調液7は、冷水や温水等が用いられ、成形ロール4aの外周を所望の温度にするために流量が調整される。図2に示すように、温調液7の回流は、まず操作側の軸9に設置されたロータリジョイント16で外部から取り込まれ、成形ロール4aの中心に設けられた流路8aに沿って駆動側の軸9に流れる。その後、駆動側のフランジ10に形成された流路8bを通り流路8cへ流入し、外セル5の内周面に沿って駆動側から操作側へ到達する。
成形ロール4aは、外セル5の内周面に凹部12が形成されており、凹部12が形成されていない場合に比べて温調液7との接触面積が大きい。したがって、外セル5と温調液7との間の熱交換も多くなる。
また、第1の実施形態では温調液7が凹部12の延在方向に対してほぼ直角に流れるため、乱流が生じる。一般に層流よりも乱流の方が、渦効果が発生しやすく電熱効果が高い。したがって、流れに対してほぼ直角に凹部12を形成した第1の実施形態では、効率よく熱交換が行われる。
すなわち、第1の実施形態では、接触面積を大きくした効果と、乱流を生じさせる効果とにより、成形ロール4aの温調能力が高められている。
最後に、操作側のフランジ10に形成された流路8dから操作側の軸9に設けられた流路8eを通り、成形ロール4aから排出される。その後、温調液7は外周流路を経て不図示の温調装置に入る。温調装置は、温調液7の温度を一定に保つ機能を有する。
本実施例では、成形ロール4aの主要寸法である外セル5の軸方向の幅及び軸受11間の距離を1400mm及び1660mmとした。シート接触部2p(図2)を1170mmとした。
また、外セル5の外径及び内径を300mm及び290mmとし、外セル5の厚さが5mmとなるようにした。内セル6の外径を270mmとし、外セル5と内セル6との間隔、すなわち流路8cの間隔を10mmとした。内セル6の内径を230mmとし、内セル6の厚さが20mmとなるようにした。内セル6は、成形ロール4aの全体の剛性を保つために、外セル5よりも厚くされている。
さらに、凹部12の間隔Pを4mmとし、凹部12の深さを1.9mmとした。凹部12の形成によって除去された部分と、凹部12の形成によって残された部分との断面面積比率を、58%と42%とした。
外セル5の外周のシート接触部2pには表面をクロムメッキした後、鏡面仕上げを施した。また、クラウン形成部15に形成されるクラウンとして、一般的な円弧状のR曲線を用いた。また、第1の実施形態では、テーパ17として、クラウン形成部15の端部の外径に対し、外セル5の端部の直径を1mm小さい設計とした。
以上の構成で作製した成形ロール4aは、厚さが0.05mmから1mm程度までの薄いシート2を成形する用途で使用され、シート2の成形時に必要なニップ圧は100N/cmである。
なお、図1に示す、成形ロール4aの相手ロールとなる成形ロール4bも内部に温調液7を流すことが可能な二重管構造であり、温調可能となっている。ただし、成形ロール4bの外セルの厚みは、成形ロール4aの外セルの厚みよりも厚くなっており、想定される線圧(例えば100N/cm)ではほとんど変形しない。したがって、成形ロール4bは剛体ロールとみなすことができるため、クラウンは形成されていない。
図5(a)は、成形ロール4bによって成形ロール4aに線圧がかけられたときの成形ロール4aの断面形状を示す図である。図5(a)は、図5(b)で示すつぶれ変形と、図5(c)で示すたわみ変形とを足し合わせたものとすることができる。
図5(b)は、外セル5の外周の点aから中心に向かって(白抜き矢印の方向)荷重がかけられた場合の外セル5のつぶれ変形aを示す断面図である。実線で示される輪郭が荷重をかけた場合の形状であり、一点鎖線で示される輪郭が荷重をかけていない場合の形状である。外セル5は、荷重のかけられた点aがつぶれ、つぶれた分だけ点aの周辺が膨らむように変形する。
したがって、成形ロール4bと成形ロール4aとが、一点で接触するわけではなく、成形ロール4aがつぶれ変形aの分だけ曲面での接触となる。なお、成形ロール4bと成形ロール4aとが接触する幅をニップ幅18と称する(図5(a))。
図5(c)は、外セル5のシート接触部2p全体に均等に荷重をかけた場合の成形ロール4aのたわみ変形eを示す断面図である。図5(d)は、成形ロール4aの軸方向に沿ってたわみ変形eを示した図である。図5(d)で示すように、外セル5は、軸方向中心において、たわみ変形eが最大となり、たわみ量eを生じる。したがって、たわみ変形eが最大となる位置での成形ロール4aの断面図は、つぶれ変形aを考慮しない場合、図5(c)で示すように、内セル6の中心6cに対して、外セル5の中心5cがたわみ量eだけ移動する。
本実施例では、外セルの厚さが5mmと薄肉であるため、変形の大部分はつぶれ変形aである。第1の実施形態では、外セル5の軸方向中央部におけるつぶれ変形a、たわみ変形eはそれぞれ0.14mm、0.06mm程度であり、外セル5のつぶれ変形aの割合が70%を占める。
成形ロール4aの外セル5がロールの軸方向中央部で大きくたわみ、成形ロール4aの相手ロールとなる成形ロール4bは剛体ロールとみなせるのでたわみは無視でき変形しない。このため、成形ロール4a及び4bのたわみを一致させてニップを成立させるため、荷重負荷時における成形ロール4aのニップ部を直線にする。そこで、あらかじめ計画した荷重でのたわみ量を計算し、そのたわみ量に相当するクラウンを外セル5に付与することによってニップ圧力を軸方向にわたって均一にすることができる。
第1の実施形態では、クラウン量は、ロールの中央の半径を0.2mm大きくすることによって形成されている。クラウンをつけることでシート2の成形時に規定の線圧をかけたとき、成形ロール4aの幅方向に均一な線圧が得られる。また、成形ロール4bはセル厚さが厚い剛体ロールでたわみは無視できるので、クラウンはつけていない。
次に、凹部12の方向と外セル5の強度との関係について説明する。
図6(a)及び(b)は、薄板19に形成された凹部20の方向と、薄板19の曲げ易さとの関係を説明する図である。図6(a)に示すような、凹部20の方向に対して垂直な方向に力を加えて薄板19を曲げる場合(図6(a)に示す白抜き矢印の方向)には、凹部20が形成されていない薄板に比べて小さい力で曲げることが可能である。これは、力を加える方向に対して垂直に位置する凹部20において、板厚が薄く断面係数が小さくなっているからである。
逆に、図6(b)で示すように、凹部20の方向に対して平行な方向に力を加えて薄板19を曲げる場合(図6(b)に示す白抜き矢印の方向)には、凹部20が形成されていない薄板を曲げる場合とほとんど同じ力が必要である。力を加える方向の断面係数が、溝を形成していない薄板の断面係数とほぼ同じだからである。
図3に示す凹部12は、外セル5の内周のほぼ円周方向に沿って形成されているため、図6(b)に近い状態である。したがって、外セル5は、凹部12が形成されていない場合と同様の剛性がある。
また、熱移動については、凹部12が形成されている部分は外セル5の厚さが薄くなっているため、外セル5の内周面から外周面へ熱が伝わり易く、温調能力が高められている。
つまり、第1の実施形態では、剛性を維持しつつ、凹部12が形成されている箇所の外セル5の薄肉化と、前述した外セル5と温調液7との接触面積及び凹部12によって生じる温調液7の渦効果とによって温調能力が高められている。
次に、シート成形時のシート2の厚みムラ、特に薄いシートに生じやすいシート縦縞に対するニップ性能について述べる。
図7において、凹部12が外セル5の内周を1周するリング状に近い形状で形成されているので、外セル5は軸方向に沿って柔軟に変形することができる。図7(a)および(b)は、シート2が成形ロール4aと成形ロール4bとに挟まれているときの、シート2に対して垂直な面で切断したときの断面図である。図7(a)では外セル5に凹部12が形成されており、図7(b)では外セル5は一様な厚さを有している。
図7(b)で示すように、凹部12が形成されていない場合では外セル5は一体となって変形をするため、樹脂の流入量が多い付近(シート縦縞)では未圧搾部24が生じやすい。未圧搾部24は外セル5の外周面の圧搾を受けないため、未圧搾部24と圧搾部とで外観がことなり、結果的にシート2が縞状の外観になり不良品になる。
特に薄膜フィルムのシートではTダイ3で溶融樹脂を軸方向に均一に吐出することは難しく、またシート2が薄いため冷却が早く、成形ロール4a及び4bで圧搾しても軸方向への樹脂の流れが少なく、シート2に未圧搾部24が生じやすい。凹部12を形成することにより、図7(a)に示すように外セル5は凹部12の方向に対して変形が容易となり、未圧搾部24を無くすことができる。また、より薄いシートを高速で成形できる。
さらに、本実施例では外セル5の凹部12がリング状に形成されているので、凹部12があってもつぶれ変形aは小さい。このため、クラウン量も大きくする必要が無く、縦縞に対して成形性のよい成形用ロールが得られる。
また、成形ロール4aは、外セル5、内セル6、フランジ10及び軸9が溶接によって成形されているため、外セル5や内セル6を個別に回転させる成形ロールに比べ、高速で回転可能である。第1の実施形態では100m/minの速度で使用可能となる。
外セル5と内セル6とが個別に回転するロールでは、外セル5と内セル6との摺動部分において強度を高める必要がある。つまり、摺動部分における強度が該ロールでの耐久荷重となる。第1の実施形態における成形ロール4aでは、外セル5と内セル6とが一体となって回転するため、摺動部分が存在しない。したがって、材料の許容強度を線圧の耐久荷重とすることができ、耐久性を高められる。さらに、ゴム、プラスチックなどほとんど用いず、金属で構成することによって耐久性が高められる。
(実施例2)
次に、第2の実施形態における成形ロール4aの構成を説明する。
図8は、第2の実施形態における成形ロール4aの中央部から操作側にかけて拡大した詳細断面図である。第2の実施形態では、凹形成部12pはシート接触部2pよりも大きく、クラウン形成部15は凹形成部12pよりも大きくなっている。したがって、第1の実施形態とは異なり、シート耳部14の補強よりも、シート接触部2pの全体を同じ構造とすることで、シート接触部2p全体の熱移動やニップ条件などの均一化を目的としている。
また、第1の実施形態では凹部12は全て連続したメネジとして形成されているが、第2の実施形態では、最もフランジ10側に形成された凹部12には、切削刃物を逃がすためのリング状の溝(以下、逃がし溝21と称す)が形成されている。逃がし溝21を設けることによって、凹部12の加工が容易となる。
凹部12の形成の際には、外セル5を軸周りに回転させている状態で、切削刃物を外セル5の内側から外側に向かって接触させる。その後、切削刃物を外セル5の軸方向に移動させることで行われる。第2の実施形態のように、逃がし溝21を形成することによって、切削刃物を逃がし溝21に待機させておくことが可能となり、切削刃物を外セル5の軸方向に移動させるタイミングを設定し易くなる。なお、逃がし溝21は外セル5の軸方向の中心に設けてもよい。
成形ロール4aの面長が長い場合、溝21を形成するときの切削刃物の位置合わせが難しくなる。その場合、適宜逃がし溝21を設けることで面長が長い成形ロール4aであっても、凹部12の加工が容易となる。例えば、凹形成部12pの端部及び外セル5の軸方向中央部に逃がし溝21を設けることによって、外セル5の片側ずつ加工が可能になる。第2の実施形態では、面長の長さを2000mmとした外セル5を成形した。
(実施例3)
図9(a)は第3の実施形態における外セル5を軸方向に平行な面で切断した部分断面図である。第1及び第2の実施形態では、凹部12の断面形状を台形としているのに対し、第3の実施形態では、凹部12の断面形状をU字型とした。U字型とすることによって、凹部12の谷部に丸みが形成されるため、応力集中が少なく、耐久性を高めることができる。凹部12の形状は限定したものでなく、特に制限はない。ただし、V字の形状を有する溝のように、谷部の切欠係数が大きくなる形状は、クラック破損する虞があるので注意が必要である。
(実施例4)
図9(b)は第4の実施形態における外セル5を軸方向に平行な面で切断した部分断面図である。第4の実施例では、凹部12の断面形状を長方形に近い形にしたものである。凹部12の角部にはR部が設けられ、切欠係数が大きくならないように設計されている。第1の実施例と作用は同じであるが、凹部12の断面形状が長方形に近い形状であり、加工が単純である。
(実施例5)
図10(a)は第5の実施形態における外セル5を軸方向に垂直な面で切断したときの断面図であり、図10(b)は外セル5を軸方向に平行な面で切断したときの断面図(図10(a)におけるC−C断面図)である。第5の実施形態では、凹部12を外セル5の軸方向に平行に形成されている。凹部12の断面形状は第3の実施形態と同じU字型である。
成形ロール4aの軸方向に平行に凹部12を形成することによって、外セル5のつぶれ変形(図4(a))は、図6(a)に示す状態での変形になるため、第1から第4の実施形態に比べてつぶれ変形が大きくなる。
また、第5の実施形態では、凹部12の形成されている部分と形成されていない部分とが交互に円周方向に存在するため、角を有したつぶれ変形となりやすい。そこで、成形ロール4aの回転を滑らかにするため、第1の実施形態よりも小さい間隔で凹部12を形成する方がよい。また、第2の実施形態と同様に、切削刃物の逃がし溝21を凹部12の端部に設けることにより、凹部12の加工が容易となる。この場合、逃がし溝21と凹部12とが垂直に交わる。
第5の実施形態では、つぶれ変形が容易にされるため、図4(c)に示すニップ幅18が大きくなり、ニップ時間が延びる。そのため、より薄いシートを成形する場合は第1の実施形態における成形ロール4aよりも好適である。
また、第1の実施形態と同様に、凹部12によって温調液7と外セル5との接触面積が拡大され、凹部12が無い場合よりも高い温調能力を得ることができる。温調液7は凹部12に沿って流れるため、流れ抵抗は第1の実施形態よりも小さくすることができる。
なお、凹部12の形成方向は、軸方向に対して斜め方向でもよい。すなわち、凹部12を多条ネジのメネジ状に形成する。凹部12を軸方向に対して傾けることによって、対する成形ロール4bとの接触部に溝部と山部とが混在して接触するため、ロール回転が滑らかになる。ハスバ歯車が平歯車よりも滑らかに回転することと同じ原理である。
(実施例6)
図11(a)は第6の実施形態における外セル5を軸方向に垂直な面で切断したときの断面図であり、図11(b)は外セル5を軸方向に平行な面で切断したときの断面図(図11(a)におけるD−D断面図)である。第6の実施例では、外セル5の内周面に凸部22が設けられている。凸部22は、異なる2方向から溝を形成したときの残部とすることができる。外セル5の内周面に突起を接着させて凸部22としてもよい。
第6の実施形態における外セル5は、第1から第5の実施形態よりも大径、厚肉にし、さらに表面積を大きくし、温調能力を高めている。BOPP(Bi−oriented Polypropylene:2軸延伸ポリプロピレン)を成形するためのキャストロールなどの高速、高冷却能力が必要な成形ロールに適する。第6の実施形態における成形ロールを用いた場合、シート2の厚さとして0.15mm〜0.8mm、成形の速度は120m/minまで可能である。
(その他の実施例)
第1の実施形態では凹部12を1条ネジのように螺旋を描くように延在させたが、円を描くように延在させたリング状の溝を複数設けてもよい。この場合、成形ロール4aの軸を中心に完全な軸対称の構造が得られ、外セル5の強度のばらつきが軽減される。また、小型凹部13に相当する箇所の溝の深さを段階的に小さくし、外セル5の強度を段階的に変化させることで、溝が形成され始めている境界での応力を緩和させることもできる。
さらに、本書の説明では、図1で示す一対の成形ロールのうち、シート2が巻きつかない成形ロール4aに適用したが、シート2が巻きつく成形ロール4bに適用してもよい。また、第1から第5の実施形態において、厚さが0.1mm程度のシート用の成形ロールの例として示したが、それ以下及び以上の厚さのシートに適用してもよい。
また、厚肉外セルの成形ロールでは、一重管構造の成形ロールに適用してもよい。
本ロールは、シートの成形ロール以外のロールにも適用してもよい。例えば、加熱、予熱及び冷却を必要とするロール、製紙機械のドライヤーロール、印刷機ロールなどである。
1 成形装置
2 シート
4a、4b、4c 成形ロール
5 外セル
6 内セル
7 温調液
8a、8b、8c、8d、8e 流路
12 凹部
18 ニップ幅
22 凸部

Claims (11)

  1. シートを加圧成形するための円筒状の外セルと、
    前記外セルの内部に該外セルの内径よりも小さい外径を有する円筒状の内セルと、を備え、
    前記外セルが、該外セルと前記内セルと間の空間を回流する温調液によって温調されるシート成形用ロールにおいて、
    前記外セルの内周面に凹部が形成されており、
    前記凹部は、雌ネジ状又はリング状に形成された溝であり、
    前記外セルは、前記凹部が形成されている範囲と前記凹部が形成されていない範囲との境界に、深さが前記凹部よりも小さい小型凹部を有することを特徴とするシート成形用ロール。
  2. 前記シートが接触する範囲よりも狭い範囲に、前記凹部が形成されていることを特徴とする請求項に記載のシート成形用ロール。
  3. 前記シートが接触する範囲よりも広い範囲に、前記凹部が形成されていることを特徴とする請求項に記載のシート成形用ロール。
  4. シートを加圧成形するための円筒状の外セルと、
    前記外セルの内部に該外セルの内径よりも小さい外径を有する円筒状の内セルと、を備え、
    前記外セルが、該外セルと前記内セルとの間の空間を回流する温調液によって温調されるシート成形用ロールにおいて、
    前記外セルの内周面に凹部が形成されており、
    前記凹部は、雌ネジ状又はリング状に形成された溝であり、
    前記シートが接触する範囲よりも狭い範囲に、前記凹部が形成されていることを特徴とするシート成形用ロール。
  5. シートを加圧成形するための円筒状の外セルと、
    前記外セルの内部に該外セルの内径よりも小さい外径を有する円筒状の内セルと、を備え、
    前記外セルが、該外セルと前記内セルとの間の空間を回流する温調液によって温調されるシート成形用ロールにおいて、
    前記外セルの内周面に凹部が形成されており、
    前記凹部は、雌ネジ状又はリング状に形成された溝であり、
    前記シートが接触する範囲よりも広い範囲に、前記凹部が形成されていることを特徴とするシート成形用ロール。
  6. シートを加圧成形するための円筒状の外セルと、
    前記外セルの内部に該外セルの内径よりも小さい外径を有する円筒状の内セルと、を備え、
    前記外セルが、該外セルと前記内セルとの間の空間を回流する温調液によって温調されるシート成形用ロールにおいて、
    前記外セルの内周面に凹部が形成されており、
    前記凹部は、前記外セルの軸方向に平行に形成された溝であることを特徴とするシート成形用ロール。
  7. シートを加圧成形するための円筒状の外セルと、
    前記外セルの内部に該外セルの内径よりも小さい外径を有する円筒状の内セルと、を備え、
    前記外セルが、該外セルと前記内セルとの間の空間を回流する温調液によって温調されるシート成形用ロールにおいて、
    前記外セルの内周面に凹部が形成されており、
    前記外セルは、前記凹部を加工する切削刃物を逃がすための逃がし溝を有することを特徴とするシート成形用ロール。
  8. 前記凹部は、雌ネジ状又はリング状に形成された溝であることを特徴とする、請求項7に記載のシート成形用ロール。
  9. 前記外セルは、前記凹部を加工する切削刃物を逃がすための逃がし溝を有することを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート成形用ロール。
  10. 前記外セルはクラウンを有していることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート成形用ロール。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載のシート成形用ロールで溶融樹脂を挟んでシートを成形するシート成形方法。
JP2009275404A 2009-12-03 2009-12-03 シート成形用ロール及びシート成形方法 Active JP5520584B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009275404A JP5520584B2 (ja) 2009-12-03 2009-12-03 シート成形用ロール及びシート成形方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009275404A JP5520584B2 (ja) 2009-12-03 2009-12-03 シート成形用ロール及びシート成形方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011116027A JP2011116027A (ja) 2011-06-16
JP5520584B2 true JP5520584B2 (ja) 2014-06-11

Family

ID=44281945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009275404A Active JP5520584B2 (ja) 2009-12-03 2009-12-03 シート成形用ロール及びシート成形方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5520584B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5566949B2 (ja) * 2011-05-20 2014-08-06 株式会社日本製鋼所 シート成形用ロール及びシート成形方法
JP5848687B2 (ja) * 2012-11-05 2016-01-27 株式会社日本製鋼所 シート成形用ロール及びシート成形方法
JP6099549B2 (ja) * 2013-12-09 2017-03-22 株式会社日本製鋼所 シート成形用ロール及びシート成形方法
JP6207579B2 (ja) 2015-12-11 2017-10-04 株式会社日本製鋼所 多段ロール式のシート成形装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5689525A (en) * 1979-12-21 1981-07-20 Nomura Tokin:Kk Heat treatment drum for film
JP4465070B2 (ja) * 1999-12-01 2010-05-19 株式会社ササクラ 回転式冷却ローラの構造
JP4365384B2 (ja) * 2006-05-08 2009-11-18 株式会社日本製鋼所 成形ロール
JP2010143212A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Kuraray Co Ltd 成形用ロール装置
JP2010156405A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Kuraray Co Ltd 成形用ロール装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011116027A (ja) 2011-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5520584B2 (ja) シート成形用ロール及びシート成形方法
US10179427B2 (en) Multi-stage roll type sheet molding apparatus
JP5566949B2 (ja) シート成形用ロール及びシート成形方法
JP4904372B2 (ja) 金属弾性ロール
CN112041099B (zh) 用于制造定子支架的方法以及定子支架
JP4365384B2 (ja) 成形ロール
JP2010143212A (ja) 成形用ロール装置
US20080088052A1 (en) Method Of Producing A Resin Sheet
TWI422480B (zh) 薄板/薄膜成形裝置及薄板/薄膜成形方法
KR20230090350A (ko) 압출 및/또는 인발 디바이스 및 방법
KR101427026B1 (ko) 금속관재의 강소성 가공방법 및 그 장치
JP6099549B2 (ja) シート成形用ロール及びシート成形方法
JP4923597B2 (ja) 円筒状軸製品の成形方法および成形金型
JP5848687B2 (ja) シート成形用ロール及びシート成形方法
RU2453432C2 (ru) Центрируемая охлаждающая заглушка для экструдера
JP5204147B2 (ja) 押出成形用フラットダイ
JP2001353779A (ja) 押圧ロール及びエンボスフィルムの製造方法
JP5253038B2 (ja) シート・フィルムのロール成形装置およびロール成形方法
JP4704976B2 (ja) ロール調整装置、薄膜形成装置、および薄膜製造方法
KR20230091139A (ko) 압출 및/또는 인발 디바이스 및 방법
JP6469659B2 (ja) 押出成型処理によってフィルムを製造するためのダイス
JP4924653B2 (ja) 円筒軸の製造方法
JP2017089676A (ja) クラウン調整ロール
JP2014014974A (ja) シート成形用ロール対、シート成形装置およびシート製造方法
JP2016521648A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130521

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130626

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140401

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140407

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5520584

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250