JP5519954B2 - インターホンシステム - Google Patents

インターホンシステム Download PDF

Info

Publication number
JP5519954B2
JP5519954B2 JP2009103256A JP2009103256A JP5519954B2 JP 5519954 B2 JP5519954 B2 JP 5519954B2 JP 2009103256 A JP2009103256 A JP 2009103256A JP 2009103256 A JP2009103256 A JP 2009103256A JP 5519954 B2 JP5519954 B2 JP 5519954B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
portable transceiver
radio wave
resident
portable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009103256A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010256991A (ja
Inventor
由晴 羽田野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aiphone Co Ltd filed Critical Aiphone Co Ltd
Priority to JP2009103256A priority Critical patent/JP5519954B2/ja
Publication of JP2010256991A publication Critical patent/JP2010256991A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5519954B2 publication Critical patent/JP5519954B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Description

本発明は、来訪者が居住者を呼び出して通話を行うためのインターホンに防犯センサを接続したインターホンシステムに関する。
来訪者が居住者を呼び出して通話を行うためのインターホンに、住戸の窓や扉の開操作を検知するセンサや、人物の存在を検知する人体検知センサ等の防犯センサを接続して、留守時に不審者の侵入等の異常を検知したら警報を発するよう構成されたインターホンシステムがある(例えば、特許文献1参照)。
このようなインターホンシステムの場合、警報発報機能が能動状態となる警戒モードに移行する際、移行操作してから居住者が住戸外へ出るまでの待ち時間が必要であるため、一定の時間を設定して警戒モードへ移行させていた。そして、警戒設定して外に出た居住者は、警戒モードへ移行したことを玄関子機等で確認していた。
特開平10−134286号公報 特開2007−96718号公報
このように、従来の防犯センサを備えたインターホンシステムは、警戒設定するのに時間を要し、操作が面倒であったため、本出願人は特許文献2に示すインターホンシステムを提案した。特許文献2では、玄関子機の操作により、一定時間の経過を待たずに警戒モードへ移行できるようにし、待ち時間の解消を図った。
しかしながら、上記特許文献2の技術の場合、タイマがカウントアップするまで待つ必要は無くなったが、玄関子機の操作が必要であるし、玄関子機は不特定の人物による操作が可能であるため防犯上の問題が危惧された。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、居住者が居室親機で防犯設定してから警戒モードへ移行するまでのタイマのカウントアップを待つことなく、居住者が外出したタイミングで警戒モードへ移行し、またタイマのカウントを終了させる操作を別途必要としないインターホンシステムを提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、来訪者が居住者を呼び出して通話するための玄関子機と、玄関子機からの呼び出しに応答するための居室親機とを有するインターホンと、居室親機に接続された防犯センサ等の異常検知手段とを備え、インターホンは異常検知手段が異常発生を検知したら発報動作する警報発報機能を備えたインターホンシステムであって、居住者が携行可能で所定の電波を発する携帯送受信器を具備すると共に、玄関子機は、携帯送受信器と通信する子機無線通信手段、及び携帯送受信器から受信した電波強度を測定する子機電波強度測定手段を有し、更にインターホンは、子機電波強度測定手段の測定値が上昇した後、所定量下降したら携帯送受信器が住戸外へ出たと判断して警報発報機能が能動となる警戒モードへ移行させる外出判定手段を有することを特徴とする。
この構成によれば、携帯送受信器が玄関子機に近づき、その後遠ざかるのを検出、即ち携帯送受信器を携行した居住者が玄関から出て、出かける状態を検出することができるので、この電波の変化から居住者の外出を判断して、インターホンを警戒モードへ移行させることができる。よって、居住者はタイマのカウントアップを待ったり、玄関子機を操作して警戒モードへ移行させる必要がなく、煩わしい操作をすること無く警戒モードへ移行させることができる。また、玄関子機に警戒モードへ移行させる操作部を設ける必要が無く、防犯上も好ましい。
加えて、居住者が玄関子機に近づいた後、遠ざかるのを確実に判断できる。
請求項の発明は、来訪者が居住者を呼び出して通話するための玄関子機と、玄関子機からの呼び出しに応答するための居室親機とを有するインターホンと、居室親機に接続された防犯センサ等の異常検知手段とを備え、インターホンは異常検知手段が異常発生を検知したら発報動作する警報発報機能を備えたインターホンシステムであって、居住者が携行可能で所定の電波を発する携帯送受信器を具備すると共に、玄関子機は、携帯送受信器と通信する子機無線通信手段、及び携帯送受信器から受信した電波強度を測定する子機電波強度測定手段を有し、更にインターホンは、子機電波強度測定手段の測定値の変化が一定の条件を満たしたら、携帯送受信器が住戸外へ出たと判断する外出判定手段を有すると共に、居室親機は、携帯送受信器と通信する親機無線通信手段、及び携帯送受信器から受信した電波強度を測定する親機電波強度測定手段を有し、外出判定手段は、子機電波強度測定手段、及び親機電波強度測定手段の測定値の変化が一定の条件を満たしたら、携帯送受信器が住戸外へ出たと判断し、警報発報機能が能動となる警戒モードへ移行させることを特徴とする。
この構成によれば、携帯送受信器が玄関子機に近づき、その後遠ざかるのを検出、即ち携帯送受信器を携行した居住者が玄関から出て、出かける状態を検出することができるので、この電波の変化から居住者の外出を判断して、インターホンを警戒モードへ移行させることができる。よって、居住者はタイマのカウントアップを待ったり、玄関子機を操作して警戒モードへ移行させる必要がなく、煩わしい操作をすること無く警戒モードへ移行させることができる。また、玄関子機に警戒モードへ移行させる操作部を設ける必要が無く、防犯上も好ましい。
加えて、居住者が住戸内から住戸外へ移動し、その後玄関子機に近づき、更に遠ざかる状態を検出することが可能となる。よって、居住者の外出を高精度で判断できる。
請求項の発明は、請求項に記載の発明において、外出判定手段は、親機電波強度測定手段の測定値が所定の値を下回った状態で、子機電波強度測定手段の測定値が上昇した後、所定量下降したら携帯送受信器が住戸外へ出たと判断することを特徴とする。
この構成によれば、居住者が住戸から出て玄関子機に近づき、その後遠ざかるのを確実に判断できる。そのため、住戸内から玄関に出た居住者が、再び住戸内に戻るようなことがあってもそれを検知でき、誤判断するようなことが無くなる。
請求項の発明は、請求項1乃至の何れかに記載の構成において、居室親機は、警報発報機能を能動とする警戒設定ボタンと、警戒設定ボタン操作を受けて、一定時間経過後に警戒モードへ移行させるためのタイマとを有し、外出判定手段は、警戒設定ボタンが操作されて、一定時間が経過するまでの間に携帯送受信器が住戸外へ出たと判断したら、一定時間の経過を待たずに警戒モードへ移行させることを特徴とする。
この構成によれば、携帯送受信器から送信される電波により警戒モードへ移行出来なくても、一定時間が経過してから自動で警戒モードに移行するので居住者は安心できる。また、警戒設定することで外出判定手段は判定を実施するので、居住者が知らない間に警戒モードへ移行することがなく安心である。
請求項の発明は、請求項1乃至の何れかに記載の構成において、携帯送受信器が発信する所定の電波は自身のID情報を含む一方、玄関子機は、携帯送受信器から受信した電波に含まれるID情報を認識するID認識手段を有し、外出判定手段は、ID認識手段がID情報を認識しなければ外出の判断を行わないことを特徴とする。
この構成によれば、受信電波にID情報を含まなければ、携帯送受信器の存在を判断することがないため、誤動作することがない。
請求項の発明は、請求項1乃至の何れかに記載の構成において、外出判定手段は、警戒モードへの移行を実施後、警戒モード移行完了を携帯送受信器に通知するためのアンサー信号を子機無線通信手段から送信させると共に、携帯送受信器は、インターホンが警戒モードに移行したことを報知する報知手段、及びアンサー信号を受けて報知手段を報知動作させる報知制御手段を有することを特徴とする。
この構成によれば、インターホンが警戒モードに移行したら携帯送受信器がそれを報知するので、居住者は警戒モードへの移行を確認でき安心できる。
本発明によれば、居住者の外出を検出して警戒モードに移行するため、タイマのカウントアップを待ったり、玄関子機を操作して警戒モードへ移行させる必要がない。よって、居住者は煩わしい操作をすること無く警戒モードへ移行させることがきる。また、玄関子機に警戒モードへ移行させる操作部を設ける必要が無く、防犯上も好ましい。
本発明に係るインターホンシステムの一例を示す構成図である。 玄関子機の回路ブロック図である。 居室親機の回路ブロック図である。 携帯送受信器の回路ブロック図である。 警戒モードに移行する制御の説明図であり、(a)は居住者の場所の変化、(b)は居室親機が携帯送受信器から受信する電波強度の変化、(c)は玄関子機が携帯送受信器から受信する電波強度の変化を示している。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るインターホンシステムの一例を示す構成図であり、1は来訪者が居住者を呼び出して通話するために玄関に設置された玄関子機、2は玄関子機1からの呼び出しに応答するために住戸内に設置された居室親機、3は所定の電波を発して玄関子機1や居室親機2と通信する携帯送受信器、4は窓等に設置されて開操作等を検知する防犯センサ、5は玄関扉等に設置された電気錠、6は異常発生時等に警報を発する警報器である。
玄関子機1は伝送線L1により居室親機2に接続され、防犯センサ4、電気錠5、警報器6は夫々伝送線L2〜L4で居室親機2に接続されている。
図2は玄関子機1の回路ブロック図を示している。この図2に示すように、玄関子機1は、来訪者を撮像するカメラ10、映像信号の変調処理等を行う映像処理部11、アンテナ12を備えて携帯送受信器3と通信するための子機RF回路13、居住者を呼び出す呼出ボタン14、マイク15a及びスピーカ15bを備えた通話回路15、携帯送受信器3のID情報を記憶する記憶部16、玄関子機1全体を制御する子機CPU17、居室親機2と通信するための子機インターフェース(子機IF)18等を備えている。
図3は居室親機2の回路ブロック図を示している。この図3に示すように、居室親機2は、カメラ10の撮像映像を表示する表示部21、玄関子機1から伝送された映像信号の復調処理等を行う映像処理部22、玄関子機1からの呼び出しに応答操作する通話ボタン23、警報発報機能を能動とする警戒モードへ移行操作する警戒設定ボタン24、警戒設定ボタン24の操作を受けて一定時間のカウントを行うタイマ25、携帯送受信器3と通信するためのアンテナ26を備えた親機RF回路27、マイク28a及びスピーカ28bを備えた通話回路28、居室親機2全体を制御する親機CPU29、玄関子機1と通信すると共に、上記防犯センサ4や電気錠5等の異常検知手段と通信するための親機インターフェース(親機IF)30等を備えている。
図4は携帯送受信器3の回路ブロック図を示している。この図4に示すように、携帯送受信器3は、玄関子機1及び居室親機2と通信するためのアンテナ32を備えたRF回路33、玄関子機1等との通信状態を発光表示するLED34、報音通知するためのブザー35、携帯送受信器3全体を制御する送受信器CPU36、動作電源である電池37等を備えている。
上記の如く構成されたインターホンシステムの動作、特に携帯送受信器3と玄関子機1及び居室親機2の通信に基づく動作を、以下、具体的に説明する。尚、呼び出して応答するインターホンとしての基本動作の説明は省略する。
居住者等により警戒設定ボタン24が押下されると、インターホンを構成する玄関子機1と居室親機2は警戒モードへの移行を開始する。具体的に、親機CPU29の制御により、先ずタイマ25が、例えば100秒等の設定された時間のカウントを開始する。このタイマ25がカウントアップしたら、警戒モードへ移行する。
また、親機CPU29は、警戒設定ボタン24の操作を受けて、親機RF回路27を起動して携帯送受信器3に対して起動信号をアンテナ26から発信させる。この起動信号は、携帯送受信器3のアンテナ32を介してRF回路33で受信され、送受信器CPU36が起動信号の受信を認識すると、RF回路33から所定の高周波信号の発信を開始させる。このときRF回路33は、予め設定されている自身のID情報を含む高周波信号の発信を開始し、アンテナ32から例えば0.5秒のインターバルで0.1秒間信号を発信する間欠発信が実施される。更に、警戒設定ボタン24の操作を受けて、親機CPU29は後述する電波強度の測定を開始する。
このように、警戒設定ボタン24の操作で、携帯送受信器3はオンして所定の電波の発信を開始するので、常時発信させる必要が無く内部バッテリーの節電を図ることができる。
尚、携帯送受信器3は、図示しない電源スイッチを有し、電源スイッチオンの状態で起動信号の待受状態となり、この状態で居室親機2から起動信号を受信すると高周波信号の発信を開始する。また、居室親機2と携帯送受信器3との通信、及び玄関子機1と携帯送受信器3との通信は、振幅変調、周波数変調、位相変調、更にはそれらの組み合わせが使用できる。
こうして高周波信号の発信を開始した携帯送受信器3を居住者が携行し、居室親機2から離れて玄関に向かい、更に玄関から外に出た場合、インターホンは次のような動作をする。居住者が移動する間、携帯送受信器3から発信される電波は、親機RF回路27及び子機RF回路13で受信され、親機RF回路27が受信した電波の情報(受信電力)情報は親機CPU29に送信され、子機RF回路13が受信した電波の強度(受信電力)情報は子機CPU17に送られる。
図5は、このように居室親機2及び玄関子機1が受信した電波強度の変化をモデル化した説明図であり、(a)は携帯送受信器3を携行した居住者の場所の変化、(b)は居室親機2が携帯送受信器3から受信する電波の変化、(c)は玄関子機1が携帯送受信器3から受信する電波の変化を示している。尚、[E1]は住戸エリア、[E2]は玄関と塀に設置された玄関子機1の間のエリア、[E3]は塀から外のエリアを示している。
図5に示すように、携帯送受信器3を携行した居住者が居室親機2から離れるに従い、居室親機2が受信する電波強度が減少して行き、[E1]エリアから[E2]エリアに進むと、予め設定された閾値を下回るようになる。同時に、居住者は玄関子機1に近づくため、玄関子機1が受信する電波強度は増加して行く。そして、[E2]エリアから[E3]エリアに進む途中で玄関子機1に最接近し、玄関子機1の受信電波強度は最大値となる。その後、[E3]エリアに進むと玄関子機1から離れるため、玄関子機1の受信電波強度は減少して行く。
親機RF回路27から電波強度情報を入手した親機CPU29は、予め設定されている閾値T1(例えば、−90dBm)と比較する。一方、子機RF回路13から電波強度信号を入手した子機CPU17は、この情報を居室親機2に送信する。親機CPU29は、玄関子機1から受信した電波強度を時系列で比較し、最大値を判断すると共に、その後減少して最大値から一定レベル(例えば、3デシベル)減少したポイントを検出する。
但し、子機CPU17は、子機RF回路13が携帯送受信器3から受信した高周波信号に含まれるID情報を読み取り、記憶部16が記憶しているIDと一致しているか判断し、一致しなければ、受信電波の強度情報の送信を実施しない。
親機CPU29は、こうして親機RF回路27が受信する電波の強度が閾値T1を下回った状態で、子機RF回路13が受信する電波の強度がピークを採ったあと減少し、最大値から一定レベル減少した時点Pを検出したら外出したと判断する。
居住者が外出したと判断した親機CPU29は、カウント中のタイマ25を停止し、上記防犯センサ4や電気錠5等の異常検知手段が異常を検知したらインターホンが発報動作する、即ち玄関子機1、居室親機2、更には警報器6が警報音を発する警戒モードへ移行させる。そして、玄関子機1に対して警戒モード移行完了信号を送信する。
この警戒モード移行完了信号を受けた玄関子機1は、子機CPU17の制御により、子機RF回路13から携帯送受信器3に対して警戒モード移行完了を通知するためのアンサー信号が送信される。
このアンサー信号を受信した携帯送受信器3は、送受信器CPU36の制御により、LED34が発光動作すると共に、ブザー35が通知音を報音し、居住者に対して警戒モードへ移行したことを通知し、更に高周波信号の発信を停止して待受状態に戻る。
警戒モード状態となったインターホンは、例えば防犯センサ4が異常を検知したら、玄関子機1、居室親機2、更には警報器6が警報音を発して、侵入者を威嚇すると共に、近所に異常発生を通知する。
このように、携帯送受信器3の位置、即ち携帯送受信器3を携行した居住者の位置を検出し、居住者が住戸外へ出て、玄関子機1から離れていったら自動で警戒モードに移行するので、居住者はタイマ25のカウントアップを待ったり、玄関子機1を操作して警戒モードへ移行させる必要がない。よって、居住者は煩わしい操作をすること無く警戒モードへ移行させることがきるし、玄関子機1に警戒モードへ移行させる操作部を設ける必要が無く、防犯上も好ましい。
また、居住者が住戸内から住戸外へ移動し、その後玄関子機1に近づき、更に遠ざかる状態を検出するので、玄関に出た居住者が再び住戸内に戻るようなことがあっても、外出と判断するようなことがなく、誤動作を防ぐことができる。
更に、携帯送受信器3から送信される電波により警戒モードへ移行出来ない場合ても、一定時間が経過してから自動で警戒モードに移行するので安心であるし、警戒設定することで外出の判定を開始するので、居住者が知らない間に警戒モードへ移行するようなことがなく安心である。
また、受信電波に所定のID情報が含まれていなければ、携帯送受信器の存在を判断することがないため、他の同様の信号を発する機器が接近したとしても誤動作することがない。
そして、警戒モードに移行したら、携帯送受信器3がそれを報知するので、居住者は警戒モードへの移行を確認でき、安心できる。
尚、上記実施形態では、玄関子機1と居室親機2の双方で、携帯送受信器3が発する電波の強度を測定し、双方の電波強度の変化から居住者の外出を判断しているが、玄関子機1が受信する電波強度の変化のみで居住者の外出を判定しても良い。また、逆に居室親機2が受信する電波強度の変化のみでも居住者の外出を判定することも可能である。
一方、上記実施形態のように、玄関子機1と居室親機2の双方で携帯送受信器3が発する電波強度を測定する場合、居住者の位置を比較的正確に判断できるので、居住者の居る場所の照明を付けたり、居ない場所の照明を消すといった機能を持たせることも可能である。
更に、親機CPU29が、居住者の外出を判断しているが、子機CPU17に判断機能を設けても良い。また、居室親機2を操作して携帯送受信器3をオンさせているが、RF回路33を能動として所定の電波の発信を開始させる起動ボタンを携帯送受信器3自体に設けても良い。この場合、携帯送受信器3を完全にオフ状態にすることが可能となるため、電池37の寿命を延ばすことができる。
1・・玄関子機、2・・居室親機、3・・携帯送受信器、4・・防犯センサ(異常検知手段)、5・・電気錠(異常検知手段)、12・・アンテナ、13・・子機RF回路(子機無線通信手段、子機電波強度測定手段)、17・・記憶部、17・・子機CPU(ID認識手段)、24・・警戒設定ボタン、25・・タイマ、26・・アンテナ、27・・親機RF回路(親機無線通信手段、親機電波強度測定手段)、29・・親機CPU(外出判定手段、携帯送受信器起動手段)、32・・アンテナ、33・・RF回路、34・・LED(報知手段)、35・・ブザー(報知手段)、36・・送受信器CPU(報知制御手段)。

Claims (6)

  1. 来訪者が居住者を呼び出して通話するための玄関子機と、前記玄関子機からの呼び出しに応答するための居室親機とを有するインターホンと、前記居室親機に接続された防犯センサ等の異常検知手段とを備え、前記インターホンは前記異常検知手段が異常発生を検知したら発報動作する警報発報機能を備えたインターホンシステムであって、
    居住者が携行可能で所定の電波を発する携帯送受信器を具備すると共に、前記玄関子機は、前記携帯送受信器と通信する子機無線通信手段、及び前記携帯送受信器から受信した電波強度を測定する子機電波強度測定手段を有し、
    更に前記インターホンは、前記子機電波強度測定手段の測定値が上昇した後、所定量下降したら前記携帯送受信器が住戸外へ出たと判断して前記警報発報機能が能動となる警戒モードへ移行させる外出判定手段を有することを特徴とするインターホンシステム。
  2. 来訪者が居住者を呼び出して通話するための玄関子機と、前記玄関子機からの呼び出しに応答するための居室親機とを有するインターホンと、前記居室親機に接続された防犯センサ等の異常検知手段とを備え、前記インターホンは前記異常検知手段が異常発生を検知したら発報動作する警報発報機能を備えたインターホンシステムであって、
    居住者が携行可能で所定の電波を発する携帯送受信器を具備すると共に、前記玄関子機は、前記携帯送受信器と通信する子機無線通信手段、及び前記携帯送受信器から受信した電波強度を測定する子機電波強度測定手段を有し、
    更に前記インターホンは、前記子機電波強度測定手段の測定値の変化が一定の条件を満たしたら、前記携帯送受信器が住戸外へ出たと判断する外出判定手段を有すると共に、前記居室親機は、前記携帯送受信器と通信する親機無線通信手段、及び前記携帯送受信器から受信した電波強度を測定する親機電波強度測定手段を有し、
    前記外出判定手段は、前記子機電波強度測定手段、及び前記親機電波強度測定手段の測定値の変化が一定の条件を満たしたら、前記携帯送受信器が住戸外へ出たと判断し、前記警報発報機能が能動となる警戒モードへ移行させることを特徴とするインターホンシステム。
  3. 前記外出判定手段は、前記親機電波強度測定手段の測定値が所定の値を下回った状態で、前記子機電波強度測定手段の測定値が上昇した後、所定量下降したら前記携帯送受信器が住戸外へ出たと判断することを特徴とする請求項2記載のインターホンシステム。
  4. 前記居室親機は、前記警報発報機能を能動とする警戒設定ボタンと、前記警戒設定ボタン操作を受けて、一定時間経過後に前記警戒モードへ移行させるためのタイマとを有し、
    前記外出判定手段は、前記警戒設定ボタンが操作されて、前記一定時間が経過するまでの間に前記携帯送受信器が住戸外へ出たと判断したら、前記一定時間の経過を待たずに前記警戒モードへ移行させることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のインターホンシステム。
  5. 前記携帯送受信器が発信する前記所定の電波は自身のID情報を含む一方、前記玄関子機は、前記携帯送受信器から受信した電波に含まれる前記ID情報を認識するID認識手段を有し、前記外出判定手段は、前記ID認識手段が前記ID情報を認識しなければ外出の判断を行わないことを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載のインターホンシステム。
  6. 前記外出判定手段は、前記警戒モードへの移行を実施後、前記警戒モード移行完了を前記携帯送受信器に通知するためのアンサー信号を前記子機無線通信手段から送信させると共に、前記携帯送受信器は、前記インターホンが前記警戒モードに移行したことを報知する報知手段、及び前記アンサー信号を受けて前記報知手段を報知動作させる報知制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載のインターホンシステム。
JP2009103256A 2009-04-21 2009-04-21 インターホンシステム Active JP5519954B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009103256A JP5519954B2 (ja) 2009-04-21 2009-04-21 インターホンシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009103256A JP5519954B2 (ja) 2009-04-21 2009-04-21 インターホンシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010256991A JP2010256991A (ja) 2010-11-11
JP5519954B2 true JP5519954B2 (ja) 2014-06-11

Family

ID=43317869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009103256A Active JP5519954B2 (ja) 2009-04-21 2009-04-21 インターホンシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5519954B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5839654B2 (ja) * 2011-03-31 2016-01-06 綜合警備保障株式会社 入退出タイマ機能付き警備装置
WO2016002148A1 (ja) * 2014-07-04 2016-01-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 防犯システム、防犯方法
JP5875017B2 (ja) * 2014-07-04 2016-03-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 防犯システム、防犯方法
JP5875018B2 (ja) * 2014-07-04 2016-03-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 防犯システム、防犯方法
JP5870434B1 (ja) * 2014-08-21 2016-03-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 ドアホンシステム、無線装置、および監視方法
WO2016027405A1 (ja) * 2014-08-21 2016-02-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 ドアホンシステム、無線装置、監視方法、および呼び出し方法
JP6343811B2 (ja) * 2016-06-22 2018-06-20 株式会社ベイビッグ 検知システム及び検知方法
JP6680838B2 (ja) * 2018-08-10 2020-04-15 セントラル警備保障株式会社 警備システムにおけるモード設定方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001160188A (ja) * 1999-12-01 2001-06-12 Nippon Signal Co Ltd:The 外出設定装置
JP4095429B2 (ja) * 2002-12-25 2008-06-04 シャープ株式会社 セキュリティシステム
JP2006085384A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Sekisui Chem Co Ltd セキュリティシステム
JP2009076000A (ja) * 2007-09-25 2009-04-09 Panasonic Electric Works Co Ltd インターホン親機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010256991A (ja) 2010-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5519954B2 (ja) インターホンシステム
US7486187B2 (en) Integrated security system and method
WO2015141174A1 (en) Monitoring system
US20150228175A1 (en) Non-disruptive monitor system
CA2604669C (en) Intercom unit for providing a status alert for a movable barrier
JP2007164474A (ja) 侵入警戒システム
RU149834U1 (ru) Устройство охранной сигнализации с функцией передачи сигнала тревоги на компьютеризированное устройство пользователя
JP2012027787A5 (ja)
JP2010282571A (ja) セキュリティシステム
EP1069541B1 (en) Mobile object monitoring system
RU72560U1 (ru) Домофон "мобифон"
JP5170749B2 (ja) 住宅監視システム
JP2013257812A (ja) 携帯端末装置及びプログラム
US20180350215A1 (en) Multi-functional network camera control apparatus
EP0840265A1 (en) A synchronous receiving/transmitting departure alarm
US10249159B2 (en) Surveillance method and system
JP2016184813A (ja) 集合住宅インターホンシステム
JP4791927B2 (ja) インターホン装置
JP2006123728A (ja) 車上盗難警戒器
KR200325730Y1 (ko) 핸드폰용 양방향 무선이어폰 단말기
WO1996005688A2 (en) Integrated voice and data communication for intercom and alarm
JP2011135494A (ja) インターホンシステム
CN101330680B (zh) 一种具有防盗报警功能的手机
JP2002312872A (ja) 警備装置
KR100681755B1 (ko) 전기스탠드

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130625

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130903

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131009

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140311

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140404

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5519954

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250