JP5519749B2 - 移動局及び移動通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、回線交換ドメインを有していない第1無線アクセスシステムから、回線交換ドメインを有する第2無線アクセスシステムへの遷移を実行する移動局及び移動通信方法に関し、特に、ローカル呼び出し音及びNW提供呼び出し音を出力可能な移動局及び移動通信方法に関する。
3rd Generation Partnership Project(3GPP)が規定する移動通信システムの技術標準の仕様では、着信側端末を呼び出し中にユーザに出力される呼び出し音として、発信側端末(移動局)に保存されているデータに基づいて出力されるローカル呼び出し音と、ネットワークから発信側端末に送信されるNW提供呼び出し音が規定されている。また、NW提供呼び出し音の一つとしてユーザが好みの楽曲などを呼び出し音として用いるCAT(Customized Alerting Tone)が規定されている(例えば、非特許文献1)。
ローカル呼び出し音は、発信側端末(移動局)が保存しているデータに基づいて、スピーカなどから出力される。一方、NW提供呼び出し音の場合、ネットワークからEarly Media(IETF RFC3960などで規定)として発信側端末に送信される呼び出し音(RBT/CAT)がスピーカから出力される。具体的には、Session Initiation Protocol(SIP)に従った“180 Ringing”が着信側端末から発信側端末に送信されるタイミングでNW提供呼び出し音が出力される。
また、3GPPの技術標準の仕様では、回線交換ドメインを有していないLong Term Evolution(LTE)を介して音声通信を実行している移動局を、当該音声通信を継続させつつ、3G(W-CDMA)の回線交換ドメインに遷移させるSRVCC(Single Radio Voice Call Continuity)が規定されている(例えば、非特許文献2)。SRVCCの一種として、着信側端末の呼び出し中にLTEから3Gに遷移するaSRVCC(SRVCC in alerting phase)も規定されている。aSRVCCによれば、着信側端末の呼び出し中にも当該呼び出しを維持しつつ、LTEから3Gへの遷移を実現する。
3GPP TS 24.182 V10.3.0 Subclause 4.5 "Signaling procedures", 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Core Network and Terminals; IP Multimedia Subsystem (IMS) Customized Alerting Tones (CAT); Protocol specification (Release 10)、3GPP、2011年6月 3GPP TS 24.237 V11.3.0 Subclause 12 "Roles for PS-CS session continuity, Single Radio", 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Core Network and Terminals; IP Multimedia (IM) Core Network (CN) subsystem IP Multimedia Subsystem (IMS) Service Continuity; Stage 3 (Release 11)、3GPP、2012年6月
しかしながら、上述した従来のローカル呼び出し音、NW提供呼び出し音及びaSRVCCには、次のような問題があった。すなわち、LTEに接続している移動局がaSRVCCによって3Gに遷移した場合、移動局は、遷移前にローカル呼び出し音を出力していたのか、NW提供呼び出し音を出力していたのかを認識していないため、3Gに遷移後にローカル呼び出し音を出力すべきか、NW提供呼び出し音を出力すべきか特定できない。
このため、例えば、ネットワークからEarly MediaによりCATを受信し出力している場合に、aSRVCCによって移動局がLTEから3Gに遷移し、移動局が通常の呼び出し音(ローカル呼び出し音)を出力すると、ユーザには、CATから通常の呼び出し音(例えば、着信音と同様の呼び出し音)と切り替わることによる不快感を与えることが懸念される。また、移動局が通常の呼び出し音(ローカル呼び出し音)を出力しているときにaSRVCCによって3Gに遷移した場合に、遷移後にCATの受信の有無を確認する時間を確保すると、ユーザには、呼び出し音から突然無音となることによる不快感を与えることが懸念される。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ローカル呼び出し音及びNW提供呼び出し音を出力可能な場合において、aSRVCCによってLTEから3Gに遷移した場合でも、遷移前に出力していた呼び出し音を継続できる移動局及び移動通信方法の提供を目的とする。
本発明の第1の特徴は、IPマルチメディアサブシステムを介した音声通信サービスを提供可能であり、回線交換ドメインを有していない第1無線アクセスシステムから、回線交換ドメインを有する第2無線アクセスシステムへの遷移を実行する移動局であって、前記音声通信サービスの相手先を呼び出している呼び出し期間に、前記移動局の接続先が前記第1無線アクセスシステムから前記第2無線アクセスシステムに遷移する場合に、前記第2無線アクセスシステムにおける前記音声通信サービスの継続処理を実行する音声通信制御部と、前記第1無線アクセスシステムまたは前記第2無線アクセスシステムを介して、ネットワークから前記呼び出し期間に送信されるNW提供呼び出し音、または前記移動局に保持されているデータに基づくローカル呼び出し音を、前記呼び出し期間に出力する呼び出し音制御部とを備え、前記呼び出し音制御部は、前記NW提供呼び出し音を出力している期間に、前記音声通信制御部によって前記音声通信サービスの継続処理が実行された場合、前記第2無線アクセスシステムに遷移後において、前記移動局に保存されているデータに基づく前記ローカル呼び出し音を出力せずに、前記NW提供呼び出し音を出力することを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、IPマルチメディアサブシステムを介した音声通信サービスを提供可能であり、回線交換ドメインを有していない第1無線アクセスシステムから、回線交換ドメインを有する第2無線アクセスシステムへの遷移を実行する移動局であって、前記音声通信サービスの相手先を呼び出している呼び出し期間に、前記移動局の接続先が前記第1無線アクセスシステムから前記第2無線アクセスシステムに遷移する場合に、前記第2無線アクセスシステムにおける前記音声通信サービスの継続処理を実行する音声通信制御部と、前記第1無線アクセスシステムまたは前記第2無線アクセスシステムを介して、ネットワークから前記呼び出し期間に送信されるNW提供呼び出し音、または前記移動局に保持されているデータに基づくローカル呼び出し音を、前記呼び出し期間に出力する呼び出し音制御部とを備え、前記呼び出し音制御部は、前記NW提供呼び出し音を出力せずローカル呼び出し音を出力している期間に、前記音声通信制御部によって前記音声通信サービスの継続処理が実行された場合、前記第2無線アクセスシステムに遷移後においても前記NW提供呼び出し音を出力せず前記ローカル呼び出し音を出力することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、IPマルチメディアサブシステムを介した音声通信サービスを提供可能であり、回線交換ドメインを有していない第1無線アクセスシステムから、回線交換ドメインを有する第2無線アクセスシステムへの遷移を実行する移動通信方法であって、前記音声通信サービスの相手先を呼び出している呼び出し期間に、前記移動局の接続先が前記第1無線アクセスシステムから前記第2無線アクセスシステムに遷移する場合に、前記第2無線アクセスシステムにおける前記音声通信サービスの継続処理を実行するステップと、前記第1無線アクセスシステムまたは前記第2無線アクセスシステムを介して、ネットワークから前記呼び出し期間に送信されるNW提供呼び出し音、または前記移動局に保持されているデータに基づくローカル呼び出し音を、前記呼び出し期間に出力するステップとを備え、前記出力するステップでは、前記NW提供呼び出し音を出力している期間に、前記音声通信サービスの継続処理が実行された場合、前記第2無線アクセスシステムに遷移後において、前記移動局に保存されているデータに基づく前記ローカル呼び出し音を出力せずに、前記NW提供呼び出し音を出力することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、IPマルチメディアサブシステムを介した音声通信サービスを提供可能であり、回線交換ドメインを有していない第1無線アクセスシステムから、回線交換ドメインを有する第2無線アクセスシステムへの遷移を実行する移動通信方法であって、前記音声通信サービスの相手先を呼び出している呼び出し期間に、前記移動局の接続先が前記第1無線アクセスシステムから前記第2無線アクセスシステムに遷移する場合に、前記第2無線アクセスシステムにおける前記音声通信サービスの継続処理を実行するステップと、前記第1無線アクセスシステムまたは前記第2無線アクセスシステムを介して、ネットワークから前記呼び出し期間に送信されるNW提供呼び出し音、または前記移動局に保持されているデータに基づくローカル呼び出し音を、前記呼び出し期間に出力するステップとを備え、前記出力するステップでは、前記NW提供呼び出し音を出力せずローカル呼び出し音を出力している期間に、前記音声通信制御部によって前記音声通信サービスの継続処理が実行された場合、前記第2無線アクセスシステムに遷移後においても前記NW提供呼び出し音を出力せず前記ローカル呼び出し音を出力することを要旨とする。
本発明の特徴によれば、ローカル呼び出し音及びNW提供呼び出し音を出力可能な場合において、aSRVCCによってLTEから3Gに遷移した場合でも、遷移前に出力していた呼び出し音を継続できる移動局及び移動通信方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る移動通信システム10の全体概略構成図である。 本発明の実施形態に係るUE100Aの機能ブロック構成図である。 本発明の実施形態に係るCATの受信を伴う発信の概略シーケンスを示す図である。 本発明の実施形態に係るaSRVCCによってLTEから3Gに遷移する場合における発信側端末(移動局)を基準とした通信シーケンスを示す図である。 本発明の実施形態に係るUE100AのLTEから3Gへの遷移時における呼び出し音の出力動作フローを示す図である。
次に、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(1)移動通信システムの全体概略構成
図1は、本実施形態に係る移動通信システム10の全体概略構成図である。図3に示すように、移動通信システム10は、移動局100A, 100B(以下、UE100A, 100B)、IP-Connectivity Access Network 200(以下、IP-CAN200)及びIP Multimedia core network Subsystem 300(以下、IMS300)によって構成される。本実施形態では、UE100Aは、Long Term Evolution(LTE)及び3G(W-CDMA)方式の従った無線通信を実行することができる。UE100A, 100Bは、LTEまたは3G方式に従って、IP-CAN200に接続可能である。UE100A, 100Bは、IMS300(IPマルチメディアサブシステム)を介した音声通信サービスを提供可能であり、回線交換ドメインを有していないLTE(第1無線アクセスシステム)から、回線交換ドメインを有する3G(第2無線アクセスシステム)への遷移を実行することができる。
IP-CAN200は、インターネットプロトコル(IP)に従ったアクセスネットワークである。具体的には、IP-CAN200は、Session Initiation Protocol(SIP)及び音声メディアのトランスポート機能を提供するネットワークであり、本実施形態では、LTE/Evolved Packet Core(EPC)ネットワークに相当する。
IP-CAN200は、Mobility Management Entity(MME)、Serving Gateway(SGW)、Packet Data Network Gateway(PGW)及びSGSN(Serving GPRS Support Node)を含む。
MMEは、eNB(LTE方式の無線基地局)を収容し、モビリティ制御やベアラ制御機能などを提供する交換機である。SGWは、3GPP(LTE)のアクセスシステムを収容する在圏パケット交換機である。PGWは、IMS基盤との接続点であり、IPアドレスの割当てやSGWへのパケット転送などを行うパケット交換機である。また、PGWは、PCRFと連携し、QoS制御やベアラ設定制御などを実行する。SGSNは、UTRAN(3G)アクセスシステムを収容するパケット交換機である。MSCは、3Gにおける音声通信呼の交換機である。また、RNCは、NB(3G方式の無線基地局)を制御する。
IMS300は、インターネットプロトコルに従ったマルチメディアサブシステムであり、Proxy-Call Session Control Function 310(以下、P-CSCF310)、Serving-Call Session Control Function(以下、S-CSCF320)及びMultimedia Resource Function(以下、MRF330)を含む。
P-CSCF及びS-CSCFは、SIP中継サーバであり、SIPの転送などを実行する。また、IMS300には、他網(固定電話網など)が接続される。
(2)移動局の機能ブロック構成
図2は、UE100Aの機能ブロック構成図である。図2に示すように、UE100Aは、遷移処理部101、音声通信制御部103、呼び出し音制御部105、呼び出し音データ保存部107、出力状態保持部109及び信号出力部111を備える。なお、UE100BもUE100Aと同様の機能ブロック構成を有する。
遷移処理部101は、UE100AのLTEから3Gへの遷移または3GからLTEへの遷移に関する処理を実行する。具体的には、遷移処理部101は、UE100Aが受信する無線信号の状態などに応じて、LTE〜3G間の遷移(HANDOVERやREDIRECTIONなど)に関する処理を実行する。
音声通信制御部103は、UE100Aによって提供される音声通信に関する制御を実行する。具体的には、音声通信制御部103は、遷移処理部101による遷移の決定に基づいて、LTEを介して音声通信を実行しているUE100Aを、当該音声通信を継続させつつ、3Gの回線交換ドメインに遷移させるSRVCC(Single Radio Voice Call Continuity)を提供する。また、後述するように、遷移処理部101及び音声通信制御部103によって、AS、3G及びLTEの各機能(図4参照)が提供される。
特に、本実施形態では、IMS300を介した音声通信サービスの相手先(例えば、UE100B)を呼び出している呼び出し期間に、UE100Aの接続先がLTEから3Gに遷移する場合に、3Gにおける音声通信サービス(例えば、音声通話)の継続処理を実行するaSRVCCを提供する。具体的には、音声通信制御部103は、音声通信サービスの相手先、つまり、着信側端末の呼び出しが開始したことを示すSIPメッセージである“180 Ringing"を受信したが、まだ呼が接続されていない(具体的には、“200 OK”を受信していない)状態のUE100Aを3Gに遷移させる。
呼び出し音制御部105は、信号出力部111から出力される呼び出し音を制御する。本実施形態では、呼び出し音制御部105は、LTEまたは3Gを介して、ネットワークから着信側端末の呼び出し期間に送信されるNW提供呼び出し音(Early Mediaとして提供されるRBT/CAT(Customized Alerting Tone)など)、またはUE100Aに保持されているデータに基づくローカル呼び出し音(例えば、通常の着信音と同様の呼び出し音)を、当該呼び出し期間に信号出力部111から出力させる。
具体的には、呼び出し音制御部105は、aSRVCCが実行された場合、出力状態保持部109によって保持されている呼び出し音の出力状態に基づいて、3Gに遷移後にNW提供呼び出し音またはローカル呼び出し音を出力する。
例えば、呼び出し音制御部105は、NW提供呼び出し音を出力している期間に、音声通信制御部103によって音声通信サービスの継続処理(aSRVCC)が実行された場合、3Gに遷移後において、UE100Aに保存されているデータに基づくローカル呼び出し音を出力せずに、NW提供呼び出し音を信号出力部111から出力させる。
一方、呼び出し音制御部105は、NW提供呼び出し音を出力せずローカル呼び出し音を出力している期間に、音声通信制御部103によって音声通信サービスの継続処理が実行された場合、3Gに遷移後においてもNW提供呼び出し音を出力せずローカル呼び出し音を信号出力部111から出力させる。
具体的には、呼び出し音制御部105は、信号出力部111からCATを出力している期間に、音声通信制御部103によって音声通信サービスの継続処理が実行された場合、3Gを介した音声通信路(パス)を設定する。より具体的には、3GPP TS24.008 Subclause 5.2.4.3及び5.5.1に規定されているように、call delivered状態においてuser connectionのattachを実行する。このような処理によって、3Gを介したin-band tones/announcementの受信が可能となる。
呼び出し音制御部105は、設定した音声通信路を介して受信したNW提供呼び出し音を出力するように信号出力部111を制御する。なお、呼び出し音制御部105は、通常着信音、楽曲、音声データまたは音声ガイダンスの少なくとも何れかによって構成されるin-band tones/announcementを受信することができる。なお、通常着信音とは、従来の着信側の交換機が発信するような所定周期でトーン信号の出力が繰り返されるようなものを意味する。
呼び出し音データ保存部107は、ローカル呼び出し音の生成及び出力に用いられる呼び出し音のデータを保存する。呼び出し音としては、上述した通常着信音や、ネットワークから予めダウンロードしたデータファイルに基づいて生成される楽曲や音声データ(例えば、有名なフレーズの一部)、音声ガイダンス(例えば、相手先ユーザの案内)などであっても構わない。なお、ネットワークからダウンロードしたデータファイルなどであっても構わないが、予めダウンロードが完了しており、呼び出し音データ保存部107に保存されている点において、NW提供呼び出し音(CATなど)と異なる。
出力状態保持部109は、NW提供呼び出し音またはローカル呼び出し音の何れを出力しているか否かを示す出力状態を保持する。具体的には、出力状態保持部109は、NW提供呼び出し音がネットワークから送信されることを示すフラグ(データ送信情報)に基づいて当該出力状態を保持する。
出力状態保持部109は、LTEを介してネットワークから当該フラグが通知された場合、出力状態として、NW提供呼び出し音を出力することを保持する。一方、当該フラグが通知されない場合、出力状態として、ローカル呼び出し音を出力することを保持する。なお、当該フラグは、例えば、後述するSIPに従ったメッセージ(180 Ringing)に含めることができる。
また、出力状態保持部109は、呼び出し音制御部105によってNW提供呼び出し音またはローカル呼び出し音の何れかが出力されているのかを判定してもよい。具体的には、出力状態保持部109は、呼び出し音制御部105からNW提供呼び出し音またはローカル呼び出し音の何れかを出力しているかを示す情報を取得、或いは呼び出し音制御部105の状態を監視することによって、呼び出し音制御部105によってNW提供呼び出し音またはローカル呼び出し音の何れかが出力されているのかを判定する。出力状態保持部109は、このような方法によって得られた判定結果に基づいて呼び出し音の出力状態を保持する。
信号出力部111は、呼び出し音制御部105からの制御に基づいて、呼び出し音の信号を出力する。具体的には、信号出力部111は、可聴周波数帯域の信号を出力するスピーカや、呼び出し音のアナログ信号またはディジタル信号を出力する端子やインタフェース(Bluetooth(登録商標))によって構成することができる。
(3)移動通信システムの動作
次に、上述した移動通信システム10の動作について説明する。具体的には、CATの受信を伴う発信シーケンス、aSRVCCによるLTEから3Gへの遷移シーケンス、及び移動局(UE100A, 100B)の動作フローについて説明する。
(3.1)CATの受信を伴う発信シーケンス
図3は、CATの受信を伴う発信の概略シーケンスを示す。なお、図3に示すシーケンスは、従来のCATの受信を伴う一般的な発信シーケンスを示している。
図3に示すように、UE100A(発信側)は、発信要求(具体的にはSIPのINVITE)を送信し、当該発信要求がUE100B(着信側)に中継される(S10, S20)。当該発信要求がUE100Bに中継されると、UE100Bの呼び出しが開始され、呼び出し信号(180 Ringing)が、UE100BからS-CSCF320(着信側)に中継される(S30)。
S-CSCF320は、UE100BがCATの利用契約を有するか否かを判定し、呼び出し信号をMRF330に中継する(S40, S50)。なお、ここでは、UE100BがCATの利用契約を有するものとしている。
MRF330は、S-CSCF320を介して呼び出し信号をUE100Aに送信するととともに、Early Mediaを設定されているuser connectionを介してUE100Aに送信する(S60, S70)。UE100Aは、受信したCATを出力する(S80)。
一方、UE100Bが着信に応答すると、UE100Bは、当該応答したことを示すメッセージ(200 OK (SDP Answer))をS-CSCF320に送信する(S90, S100)。当該応答(200 OK)は、MRF330に中継され、MRF330は、Early Mediaの送信を停止する(S110, S120)。また、MRF330は、S-CSCF320を介して応答(200 OK)をUE100Aに送信する(S130).
UE100Aは、受信した応答(200 OK)に基づいて、音声通信サービス(音声呼)を開始し、音声呼のデータがUE100AとUE100Bとの間において送受信される(S140, S150)。
(3.2)aSRVCCによるLTEから3Gへの遷移シーケンス
図4は、aSRVCCによってLTEから3Gに遷移する場合における発信側端末(移動局)を基準とした通信シーケンスを示す。
図4に示すように、UE100A(発信側)は、AS(Access Stratum)、3G及びLTEの機能ブロックを含む。UE100Aは、着信側端末UE100B)を呼び出すと、UE100Aの状態は呼び出し中(Alerting)となり、また、IMS300においても同様に、UE100Aの状態がAlerting状態として認識される(S210)。
UE100Bの呼び出しが開始されると、具体的にはUE100Aが180 Ringingを受信すると、ネットワーク(IMS300)からNW提供呼び出し音(RBT/CATなど)を受信し出力する(S220)。
このようにUE100AがUE100Bを呼び出し中の状態において、ASブロックはMeasurement reportをeNBに送信すると、eNBは、Measurement reportの内容に基づいて、LTEから3Gへのハンドオーバ(HO)をMMEに要求する(S230, S240)。MMEは、eNBからの要求に基づいて、SRVCCによる3Gへの遷移(GTP_SRVCC PS to CS Request)を要求(S250)し、RNC、MSC及びIMS300間において、当該ハンドオーバの処理が実行される(S260〜S280)。その後、MMEは、当該処理の結果の応答(GTP_SRVCC PS to CS Response)をMSCから受信し、eNBにハンドオーバを指示する(S290, S300)。
UE100AのASブロックは、eNBからのハンドオーバの指示に基づいて、LTEから3Gへの切替を実行することを決定し、UE100AのLTEに対して無線切替を通知する(S310, S320)。また、UE100AのASは、ハンドオーバが完了したこと(HO Complete)をネットワークに通知する(S330)。
切替を通知されたUE100AのLTEブロックは、スピーカ(信号出力部111)と設定されていたUser connectionを終了するとともに、呼状態をUE100Aの3Gブロックに通知する(S340, S350)。ここで、UE100AのLTEブロックから3Gブロックに通知される「呼状態」には、呼び出し音の出力状態も含まれる。
UE100Aの3Gブロックは、通知された呼状態に基づいて、着信側端末(UE100B)の呼び出しを継続するとともに、スピーカとのUser connectionを設定する(S360, S370)。3G側においてUE100Bの呼び出しが開始されると、ネットワーク(IMS300)からNW提供呼び出し音を受信し出力する(S380)。また、IMS300からMSCに対しても同様にUE100Aの呼状態が通知され、MSCにおいても同様に、UE100Aの状態がAlerting状態として認識される(S400)。
(3.3)移動局の動作フロー
図5は、移動局(UE100A)の動作フローを示す。具体的には、UE100AのLTEから3Gへの遷移時における呼び出し音の出力動作フローを示す。
図5に示すように、UE100Aは、相手先(着信側端末)を呼び出し中か否かを判定する(S410)。具体的には、UE100Aは、SIPの“180 Ringing”を受信しているが、“200 OK”を受信する前か否かを判定する。
相手先を呼び出し中の場合、UE100Aは、呼び出し音の出力状態を記憶する(S420)。具体的には、UE100Aは、NW提供呼び出し音(CATなど)またはローカル呼び出し音の何れを出力しているかを記憶する。
次いで、UE100Aは、このような呼び出し音を出力している期間(呼び出し期間)にLTEから3Gに遷移したか否かを判定する(S430)。例えば、NWからのHO指示(図4 S300)を端末が受け、LTEから3GにHOが完了したことを判定する。LTEから3Gに遷移しない場合、UE100Aは、相手先が応答するまで呼び出し音(NW提供呼び出し音またはローカル呼び出し音)を出力する(S470, S480)。
LTEから3Gに遷移した場合、UE100Aは、上述したように、aSRVCCによる音声通信の継続処理(具体的には呼び出し中の継続処理)を実行する(S440)。また、UE100Aは、ステップS420において記憶した呼び出し音の出力状態をLTE側から3G側に通知する。具体的には、UE100AのLTEブロックから3Gブロックに当該出力状態を通知する。
UE100A(3Gブロック)は、呼び出し音の出力状態に基づいて、呼び出し音(NW提供呼び出し音またはローカル呼び出し音)を出力する(S460)。
UE100Aは、呼び出し中の相手先(UE100B)が応答したか否かを判定する(S470)。具体的には、ネットワーク側から”CONNECT”または“200 OK”を受信したか否かを判定する。呼び出し中の相手先が応答した場合、UE100Aは、呼び出し音の出力を停止する(S480)。その後、UE100Aは、相手先と音声通信サービス(音声呼など)を開始する。
(4)作用・効果
UE100A(UE100B)によれば、NW提供呼び出し音を出力している期間に、aSRVCCが実行された場合、LTEから3Gへの遷移後において、ローカル呼び出し音を出力せずにNW提供呼び出し音が出力される。また、NW提供呼び出し音を出力せずローカル呼び出し音を出力している期間に、aSRVCCが実行された場合、LTEから3Gへの遷移後においてもNW提供呼び出し音を出力せず前記ローカル呼び出し音が出力される。具体的には、aSRVCCが実行された場合、UE100A(出力状態保持部109)によって保持されている呼び出し音の出力状態に基づいて、3Gに遷移後にNW提供呼び出し音またはローカル呼び出し音が出力される。
このため、相手先を呼び出し中にLTEから3Gに遷移しても呼び出し音の種類が突然変わったり、出力されていた呼び出し音が突然無音になったりするような状態を回避でき、ユーザに不快感を与えることがない。
(5)その他の実施形態
上述したように、本発明の一実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
例えば、上述した本発明の実施形態では、NW提供呼び出し音として、Early Mediaに基づくCAT(Call Alerting Tone)を例にして説明したが、NW提供呼び出し音は、CATに限らず、ネットワークから呼び出し期間中に送信されるデータに基づくものであれば、通常着信音のようなものでも構わない。
また、上述した実施形態では、LTEと3Gを例にして説明したが、IPマルチメディアサブシステムを介した音声通信サービスを提供可能であり、回線交換ドメインを有していない第1無線アクセスシステム、回線交換ドメインを有する第2無線アクセスシステムへの遷移を該当するものであれば、LTEや3Gに限定されるものではない。
また、本発明は、次のように表現されてもよい。本発明の第1の特徴は、IMS300(
IPマルチメディアサブシステム)を介した音声通信サービスを提供可能であり、回線交換ドメインを有していないLTE(第1無線アクセスシステム)から、回線交換ドメインを有する3G(第2無線アクセスシステム)への遷移を実行するUE100A, 100B(移動局)であって、前記音声通信サービスの相手先を呼び出している呼び出し期間に、前記移動局の接続先が前記第1無線アクセスシステムから前記第2無線アクセスシステムに遷移する場合に、aSRVCC(前記第2無線アクセスシステムにおける前記音声通信サービスの継続処理)を実行する音声通信制御部103(音声通信制御部)と、前記第1無線アクセスシステムまたは前記第2無線アクセスシステムを介して、ネットワークから前記呼び出し期間に送信されるNW提供呼び出し音、または前記移動局に保持されているデータに基づくローカル呼び出し音を、前記呼び出し期間に出力する呼び出し音制御部105(呼び出し音制御部)とを備え、前記呼び出し音制御部は、前記NW提供呼び出し音を出力している期間に、前記音声通信制御部によって前記音声通信サービスの継続処理が実行された場合、前記第2無線アクセスシステムに遷移後において、前記移動局に保存されているデータに基づく前記ローカル呼び出し音を出力せずに、前記NW提供呼び出し音を出力することを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、IMS300(IPマルチメディアサブシステム)を介した音声通信サービスを提供可能であり、回線交換ドメインを有していないLTE(第1無線アクセスシステム)から、回線交換ドメインを有する3G(第2無線アクセスシステム)への遷移を実行するUE100A, 100B(移動局)であって、前記音声通信サービスの相手先を呼び出している呼び出し期間に、前記移動局の接続先が前記第1無線アクセスシステムから前記第2無線アクセスシステムに遷移する場合に、aSRVCC(前記第2無線アクセスシステムにおける前記音声通信サービスの継続処理)を実行する音声通信制御部103(音声通信制御部)と、前記第1無線アクセスシステムまたは前記第2無線アクセスシステムを介して、ネットワークから前記呼び出し期間に送信されるNW提供呼び出し音、または前記移動局に保持されているデータに基づくローカル呼び出し音を、前記呼び出し期間に出力する呼び出し音制御部105(呼び出し音制御部)とを備え、前記呼び出し音制御部は、前記NW提供呼び出し音を出力せずローカル呼び出し音を出力している期間に、前記音声通信制御部によって前記音声通信サービスの継続処理が実行された場合、前記第2無線アクセスシステムに遷移後においても前記NW提供呼び出し音を出力せず前記ローカル呼び出し音を出力することを要旨とする。
本発明の第1または第2の特徴において、前記NW提供呼び出し音または前記ローカル呼び出し音の何れを出力しているか否かを示す出力状態を保持する出力状態保持部109(出力状態保持部)を備え、前記呼び出し音制御部は、前記音声通信制御部によって前記音声通信サービスの継続処理が実行された場合、前記出力状態保持部によって保持されている前記出力状態に基づいて、前記第2無線アクセスシステムに遷移後に前記NW提供呼び出し音または前記ローカル呼び出し音を出力することを要旨とする。
上述した特徴において、前記出力状態保持部は、前記第1無線アクセスシステムを介して前記ネットワークから通知され、前記NW提供呼び出し音が送信されることを示すデータ送信情報に基づいて前記出力状態を保持してもよい。
上述した特徴において、前記出力状態保持部は、前記呼び出し音制御部によって前記NW提供呼び出し音または前記ローカル呼び出し音の何れかが出力されているのかに基づいて前記出力状態を保持してもよい。
上述した特徴において、前記呼び出し音制御部は、通常着信音、楽曲、音声データまたは音声ガイダンスの少なくとも何れかによって構成される前記NW提供呼び出し音を受信してもよい。
本発明の第3の特徴は、IPマルチメディアサブシステムを介した音声通信サービスを提供可能であり、回線交換ドメインを有していない第1無線アクセスシステムから、回線交換ドメインを有する第2無線アクセスシステムへの遷移を実行する移動通信方法であって、前記音声通信サービスの相手先を呼び出している呼び出し期間に、前記移動局の接続先が前記第1無線アクセスシステムから前記第2無線アクセスシステムに遷移する場合に、前記第2無線アクセスシステムにおける前記音声通信サービスの継続処理を実行するステップと、前記第1無線アクセスシステムまたは前記第2無線アクセスシステムを介して、ネットワークから前記呼び出し期間に送信されるNW提供呼び出し音、または前記移動局に保持されているデータに基づくローカル呼び出し音を、前記呼び出し期間に出力するステップとを備え、前記出力するステップでは、前記NW提供呼び出し音を出力している期間に、前記音声通信サービスの継続処理が実行された場合、前記第2無線アクセスシステムに遷移後において、前記移動局に保存されているデータに基づく前記ローカル呼び出し音を出力せずに、前記NW提供呼び出し音を出力することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、IPマルチメディアサブシステムを介した音声通信サービスを提供可能であり、回線交換ドメインを有していない第1無線アクセスシステムから、回線交換ドメインを有する第2無線アクセスシステムへの遷移を実行する移動通信方法であって、前記音声通信サービスの相手先を呼び出している呼び出し期間に、前記移動局の接続先が前記第1無線アクセスシステムから前記第2無線アクセスシステムに遷移する場合に、前記第2無線アクセスシステムにおける前記音声通信サービスの継続処理を実行するステップと、前記第1無線アクセスシステムまたは前記第2無線アクセスシステムを介して、ネットワークから前記呼び出し期間に送信されるNW提供呼び出し音、または前記移動局に保持されているデータに基づくローカル呼び出し音を、前記呼び出し期間に出力するステップとを備え、前記出力するステップでは、前記NW提供呼び出し音を出力せずローカル呼び出し音を出力している期間に、前記音声通信制御部によって前記音声通信サービスの継続処理が実行された場合、前記第2無線アクセスシステムに遷移後においても前記NW提供呼び出し音を出力せず前記ローカル呼び出し音を出力することを要旨とする。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
10…移動通信システム
100A, 100B…UE
101…遷移処理部
103…音声通信制御部
105…呼び出し音制御部
107…呼び出し音データ保存部
109…出力状態保持部
111…信号出力部
200…IP-CAN
300…IMS
310…P-CSCF
320…S-CSCF
330…MRF

Claims (8)

  1. IPマルチメディアサブシステムを介した音声通信サービスを提供可能であり、回線交換ドメインを有していない第1無線アクセスシステムから、回線交換ドメインを有する第2無線アクセスシステムへの遷移を実行する移動局であって、
    前記音声通信サービスの相手先を呼び出している呼び出し期間に、前記移動局の接続先が前記第1無線アクセスシステムから前記第2無線アクセスシステムに遷移する場合に、前記第2無線アクセスシステムにおける前記音声通信サービスの継続処理を実行する音声通信制御部と、
    前記第1無線アクセスシステムまたは前記第2無線アクセスシステムを介して、ネットワークから前記呼び出し期間に送信されるNW提供呼び出し音、または前記移動局に保持されているデータに基づくローカル呼び出し音を、前記呼び出し期間に出力する呼び出し音制御部と
    を備え、
    前記呼び出し音制御部は、前記NW提供呼び出し音を出力している期間に、前記音声通信制御部によって前記音声通信サービスの継続処理が実行された場合、前記第2無線アクセスシステムに遷移後において、記ローカル呼び出し音を出力せずに、前記音声通信サービスの継続処理前に前記NW提供呼び出し音を出力していたことに基づいて、前記NW提供呼び出し音を出力する移動局。
  2. IPマルチメディアサブシステムを介した音声通信サービスを提供可能であり、回線交換ドメインを有していない第1無線アクセスシステムから、回線交換ドメインを有する第2無線アクセスシステムへの遷移を実行する移動局であって、
    前記音声通信サービスの相手先を呼び出している呼び出し期間に、前記移動局の接続先が前記第1無線アクセスシステムから前記第2無線アクセスシステムに遷移する場合に、前記第2無線アクセスシステムにおける前記音声通信サービスの継続処理を実行する音声通信制御部と、
    前記第1無線アクセスシステムまたは前記第2無線アクセスシステムを介して、ネットワークから前記呼び出し期間に送信されるNW提供呼び出し音、または前記移動局に保持されているデータに基づくローカル呼び出し音を、前記呼び出し期間に出力する呼び出し音制御部と
    を備え、
    前記呼び出し音制御部は、前記ーカル呼び出し音を出力している期間に、前記音声通信制御部によって前記音声通信サービスの継続処理が実行された場合、前記第2無線アクセスシステムに遷移後において前記NW提供呼び出し音を出力せずに、前記音声通信サービスの継続処理前に前記ローカル呼び出し音を出力していたことに基づいて、前記ローカル呼び出し音を出力する移動局。
  3. 前記NW提供呼び出し音または前記ローカル呼び出し音の何れを出力しているか否かを示す出力状態を保持する出力状態保持部を備え、
    前記呼び出し音制御部は、
    前記音声通信制御部によって前記音声通信サービスの継続処理が実行された場合、前記出力状態保持部によって保持されている前記出力状態に基づいて、前記第2無線アクセスシステムに遷移後に前記NW提供呼び出し音または前記ローカル呼び出し音を出力する請求項1または2に記載の移動局。
  4. 前記出力状態保持部は、前記第1無線アクセスシステムを介して前記ネットワークから通知され、前記NW提供呼び出し音が送信されることを示すデータ送信情報に基づいて前記出力状態を保持する請求項3に記載の移動局。
  5. 前記出力状態保持部は、前記呼び出し音制御部によって前記NW提供呼び出し音または前記ローカル呼び出し音の何れかが出力されているのかに基づいて前記出力状態を保持する請求項3に記載の移動局。
  6. 前記呼び出し音制御部は、通常着信音、楽曲、音声データまたは音声ガイダンスの少なくとも何れかによって構成される前記NW提供呼び出し音を受信する請求項1または2に記載の移動局。
  7. IPマルチメディアサブシステムを介した音声通信サービスを提供可能であり、回線交換ドメインを有していない第1無線アクセスシステムから、回線交換ドメインを有する第2無線アクセスシステムへの遷移を実行する移動通信方法であって、
    前記音声通信サービスの相手先を呼び出している呼び出し期間に、動局の接続先が前記第1無線アクセスシステムから前記第2無線アクセスシステムに遷移する場合に、前記第2無線アクセスシステムにおける前記音声通信サービスの継続処理を実行するステップと、
    前記第1無線アクセスシステムまたは前記第2無線アクセスシステムを介して、ネットワークから前記呼び出し期間に送信されるNW提供呼び出し音、または前記移動局に保持されているデータに基づくローカル呼び出し音を、前記呼び出し期間に出力するステップと
    を備え、
    前記出力するステップでは、前記NW提供呼び出し音を出力している期間に、前記音声通信サービスの継続処理が実行された場合、前記第2無線アクセスシステムに遷移後において、記ローカル呼び出し音を出力せずに、前記音声通信サービスの継続処理前に前記NW提供呼び出し音を出力していたことに基づいて、前記NW提供呼び出し音を出力する移動通信方法。
  8. IPマルチメディアサブシステムを介した音声通信サービスを提供可能であり、回線交換ドメインを有していない第1無線アクセスシステムから、回線交換ドメインを有する第2無線アクセスシステムへの遷移を実行する移動通信方法であって、
    前記音声通信サービスの相手先を呼び出している呼び出し期間に、動局の接続先が前記第1無線アクセスシステムから前記第2無線アクセスシステムに遷移する場合に、前記第2無線アクセスシステムにおける前記音声通信サービスの継続処理を実行するステップと、
    前記第1無線アクセスシステムまたは前記第2無線アクセスシステムを介して、ネットワークから前記呼び出し期間に送信されるNW提供呼び出し音、または前記移動局に保持されているデータに基づくローカル呼び出し音を、前記呼び出し期間に出力するステップと
    を備え、
    前記出力するステップでは、前記ーカル呼び出し音を出力している期間に、記音声通信サービスの継続処理が実行された場合、前記第2無線アクセスシステムに遷移後において前記NW提供呼び出し音を出力せずに、前記音声通信サービスの継続処理前に前記ローカル呼び出し音を出力していたことに基づいて、前記ローカル呼び出し音を出力する移動通信方法。
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