JP5727477B2 - 非定常VoIP通話の間で端末をハンドオーバさせるための方法、ネットワーク要素、装置およびシステム - Google Patents

非定常VoIP通話の間で端末をハンドオーバさせるための方法、ネットワーク要素、装置およびシステム Download PDF

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Description

本発明は通信の分野に関し、より詳細には、VoIP通話の非定常状態の間で端末をハンドオーバさせることに関する。
通話/セッションが定常状態にある、すなわちユーザがCS(回線交換)へのアクセス転移の開始時に、PS(パケット交換)の(複数の)メディア・フローを使用するIMSセッション内で活動中にある間で単一無線音声通話継続性(SRVCC)をサポートする方法は3GPP TS 23.216で規定された。
一例として、図1は3GPP TS 23.216において供給されるSRVCCネットワーク・アーキテクチャを示している。図1に示されるように、UEはE−UTRAN、S−GW/PDN GWを介してIMSにアクセスする。LTE(長期進化型)としても知られるE−UTRANは無線アクセス・ネットワークを担ういくつかのeノードBを含む。EPSは既に存在するWCDMAおよびTD−SCDMAシステムのノードB、RNCおよびCNを機能面で合体させることにより、2つのタイプのネットワーク要素すなわちeノードBとEPCとして簡素化される。
いわゆるEPSはEPC(進化型パケット・コア、すなわちコア・ネットワーク)、E−UTRAN(LTEとしても知られる)およびUEを含む。EPCは制御ノードの役割を果たし、かつコア・ネットワークの信号処理を担うためのMME(モビリティ管理エンティティ)、コア・ネットワークのデータ処理を担うS−GW(サービング・ゲートウェイ)/PDN−GW(パケットデータ・ネットワーク・ゲートウェイ)を含み、ここで非3GPPの無線アクセス・ネットワークはPDN−GWを介してEPCにアクセスすることが可能であり、3GPPの無線アクセス・ネットワークはS−GWを介してEPCにアクセスすることが可能である。
さらに、図1はこの仕様によって提案されるネットワーク要素の間のインタフェースもやはり示している。例えば、E−UTRANとEPCはS1(luと同様)インタフェースを介して相互に接続され、E−UTRAN同士はX2(lurと同様)インタフェース(図示せず)を介して相互に接続され、UEとE−UTRANはLTE−Uuインタフェースを介して相互に接続される。
図1に示されるような環境では、UTRAN(UMTS地上波無線アクセス・ネットワーク)/GERAN(GSM/EDGE無線アクセス・ネットワーク)によって提供される回線交換ドメインへとUEをハンドオーバさせることに関する決定は、UEがE−UTRANのカバレージの端またはカバレージの外側にあるときに為されてもよい。UTRAN/GERANでは、UEは基地局、MSC(移動通信交換局)サーバを介してIMSネットワークにアクセスする。
UTRANはUMTSのためのどちらかといえば新しいアクセス・ネットワークであり、現在ではUMTSの重要なアクセス方式になっており、ノードB、RNC(無線ネットワーク制御装置)、CN(コア・ネットワーク)などを含むことが可能であり、GERANは3GPPによって策定され維持されるGSMの主要部分であり、UMTS/GSMネットワーク内にもやはり含まれ、基地局BSおよび基地局制御装置ならびにこれらのインタフェース(例えばAterインタフェース、Abisインタフェース、Aインタフェースなど)を含む。概して、移動通信オペレータ・ネットワークは、UMTS/GSMネットワーク内のUTRANと組み合わされるいくつかのGERANから成る。
図1内の他のネットワーク要素およびそれらの間の通信方式についてのさらなる詳細に関しては、TS 23.216を参照することができる。
一例として、図2はE−UTRANからターゲットのGERANへの当該通話のフローを示している。音声セッションのハンドオーバを完成させるために、音声通話は例えばIMSのSCC AS(サービスの集中化・継続性アプリケーション・サーバ)に前もって固定されるべきである。
図2に示されるように、ソースE−UTRANはローカル/ソースUEから受信した測定報告に基づいて、進行中のローカルUEのVoIP通話をPSドメインからCSドメインへとハンドオーバさせることを決定すると、ハンドオーバ要求をローカルMMEに送信することになる。その後、ソースMMEは(後に生じる音声サービスのハンドオーバのために)ベアラを分割し、PSドメインからCSドメインへの該当のハンドオーバ要求を、現在このローカルUEをカバーできるMSCサーバまたはメディア・ゲートウェイに送信することになる。該当のMSC/メディア・ゲートウェイはハンドオーバのための準備を終えて回線を確立した後にセッションのハンドオーバを開始することになる。本明細書において、ローカルUEがハンドオーバされるターゲットのMSCがMMEからハンドオーバ要求を受信するMSCと同じであるケースでは破線部分のステップ6〜9(およびステップ20〜21もやはり)が省略されてもよいことに留意されたい。
以下のステップ(すなわちステップ10以降)で、図2はユーザ・レイヤの2通りのハンドオーバ手順を示している。
・(遠隔のUE、すなわちローカルUEとVoIPセッションをセットアップしている相手側での)IMSレイヤのセッション・ハンドオーバ手順(ステップ11〜12)。より具体的には、このセッション・ハンドオーバ手順はIMSのSCC ASによって遂行され、その後に遠隔のUEがターゲットのCSアクセス区切りのSDP(セッション記述プロトコル)によって更新され、ソースEPCのPSアクセス区切りが解除される。上記のステップにより、進行中のセッションの音声部分がユーザ・レイヤにおいてEPCからMGWへとハンドオーバさせられることになる。
・ローカルUEおよびアクセス・ネットワークで遂行されるRAT間のハンドオーバである、レイヤ2のターゲットのセルへのハンドオーバ手順(ローカルUEおよびアクセス・ネットワークで遂行される、ステップ15〜21のE−UTRANからGSMへのハンドオーバ)。
図2のステップのさらなる詳細については、3GPP TS 23.216を参照することが可能である。
しかしながら、セッションの非定常状態の間でSRVCCをサポートする方法は3GPP TS 23.216には示されていない。この非定常状態はセッションの初期の状態、例えば起呼側が200 OKメッセージではなく暫定SIP応答メッセージ(100 Tryingメッセージを除く)を受信した状態を意味してもよい。
したがって、セッションの非定常状態の間でPSドメインからCSドメインへのSRVCCハンドオーバをサポートすることができるメカニズムが必要とされる。
先行技術の上記の課題を解決するために、本発明の態様によれば、通話の非定常状態の間で端末をパケット交換ドメインから回線交換ドメインへとハンドオーバさせるための方法が提案される。本方法は、第1のネットワーク要素が端末から受信した通話セットアップ要求に基づいて通話を固定させ、かつこの端末へと返信される暫定応答および通話の状態を記憶するステップと、ハンドオーバが必要であることを端末が検出し測定報告をアクセス・ネットワークに送信するステップと、この測定報告がハンドオーバ条件に合致する間で信号ベアラを検出すると、アクセス・ネットワークが第2のネットワーク要素にハンドオーバの要求をすることを決定するステップと、ハンドオーバの要求をアクセス・ネットワークから受信した後に、信号ベアラを検出すると第2のネットワーク要素が第1のネットワーク要素にPSからCSへのハンドオーバ要求を送信することを決定するステップと、前記ハンドオーバ要求を受信した後に、第1のネットワーク要素が、通話が非定常状態にあることを検出すれば、前に記憶された暫定応答をチェックし、この暫定応答を第3のネットワーク要素に送信し、それによってセッション・ハンドオーバ手順を完成させ、遠隔末端を更新するステップとを含む。
本発明の他の態様によると、通話の非定常状態の間で端末をパケット交換ドメインから回線交換ドメインへとハンドオーバさせることができる、サービスの集中化および継続性を管理するネットワーク要素が提案される。このネットワーク要素は、端末へと返信される暫定応答および端末から受信した通話セットアップ要求に基づいて通話が固定させられた後の通話の状態を記憶するための記憶手段と、別のネットワーク要素からハンドオーバ要求を受信すると、通話が非定常状態にあると検出されるケースでは、前に記憶された暫定応答をチェックしこの暫定応答をさらに別のネットワーク要素へと送信するための暫定応答チェック・送信手段とを含む。
本発明のさらに他の態様によると、通話の非定常状態の間で端末をパケット交換ドメインから回線交換ドメインへとハンドオーバさせることができるアクセス装置が提案される。このアクセス装置は、端末から受信した測定報告がハンドオーバ条件に合致する間で信号ベアラを検出すると、別のネットワーク要素にハンドオーバの要求をすることを決定するための決定手段を含む。
本発明のさらに他の態様によると、通話の非定常状態の間で端末をパケット交換ドメインから回線交換ドメインへとハンドオーバさせることができる、端末のモビリティを管理するネットワーク要素が提案される。このネットワーク要素は、アクセス・ネットワークからハンドオーバの要求を受信した後に、信号ベアラを検出するとPSからCSへのハンドオーバ要求を別のネットワーク要素へと送信することを決定するための決定手段を含む。
本発明のさらに他の態様によると、少なくとも1つの端末と、本発明によるサービスの集中化および継続性を管理するネットワーク要素と、本発明によるアクセス装置と、本発明による、端末のモビリティを管理するネットワーク要素とを少なくとも含む通信システムが提案される。
本発明のこれらおよび他の多くの特徴および利点は、図面を参照した下記の本発明の実施形態の説明から明らかになろう。
3GPP TS 23.216において供給されるSRVCCのためのネットワーク・アーキテクチャを一例として示す図である。 先行技術によるE−UTRANからGERAN/UTRANへのSRVCCハンドオーバの信号のフローを一例として示す図である。 本発明による、非定常通話状態下のE−UTRANからGERAN/UTRANへのSRVCCハンドオーバの信号のフローを一例として示す図である。 本発明の一実施形態による、非定常通話状態下でSRVCCハンドオーバを実行するための方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態によるネットワーク要素のブロック図である。 本発明の一実施形態によるアクセス装置のブロック図である。 本発明の一実施形態によるネットワーク要素のブロック図である。
本発明は、VoIP通話がまだ非定常状態下にあるケースでE−UTRANからGERAN/UTRANへのSRVCCハンドオーバを遂行することを意図され、ここで非定常状態の一例は通話の初期の状態である。
したがって、本発明の基本的概念は、IMS信号ベアラ(QCI(品質クラス識別子)=5)の存在を検出するとモビリティ管理エンティティ(MME)およびeノードBがSRVCCハンドオーバ手順を開始できるようにすることである。すなわち、たとえ音声ベアラが存在しなくても(QCI=1)、IMS信号ベアラの存在を検出するとMMEはSRVCCのPSからCSへのハンドオーバの要求を移動通信交換局(MSC)サーバに送信することになる。MSCサーバはSRVCCのPSからCSへのハンドオーバの要求を受信した後にIMSおよびSCC ASへのセッション・ハンドオーバ手順を開始することになる。その後、アクセス区切りの状態およびSCC ASからローカル端末に送信された前の応答(この応答は予めSCC ASによって保存されている)に基づいてSCC ASがMSCサーバに応答することになる。SCC ASはセッションのハンドオーバを完成させ、MSCサーバへの応答を送信した後に遠隔末端を更新し元のアクセス区切りを解除することになる。
MSCサーバが以下の2通りの方式によってIMS/SCC ASに接続されてもよいことに留意されたい。
1.MSCサーバがCSCF/SCC ASへのI2/I1インタフェースをサポートする場合、MSCサーバはI2/I1インタフェースを介して直接IMS/SCC ASに接続されることになる。
2.MSCサーバがCSCF/SCC ASへのI2/I1インタフェースをサポートしない場合、MSCサーバはMGCF/MGWを介してIMS/SCC ASに接続されることになる。
しかしながら、本発明はこれら2つの方式のどちらにも応用可能である。単純化するために、第1の方式が以下で述べられる。しかしながら、本発明は第2の方式にもやはり応用可能であり、第2の方式の通話手順は第1の方式のそれと同様である。
本発明において、eNB、MMEおよびSCC ASを以下のように若干変更することが必要であることに留意されたい。
・アクセス区切りの状態およびSCC ASから起呼側に送信された前の応答が保存されることができるようにSCC ASが向上されるべきである。SCC ASがアクセス区切り内の180 Ringing SIPメッセージを起呼側に送信した場合、SCC ASはこの応答を保存すべきである。さらに、セッションのハンドオーバを開始する要求をMSCサーバから受信した後に、SCC ASはアクセス区切りの状態および前に保存した応答に基づいて適切な応答をMSCサーバに送信すべきである。
・IMS信号ベアラが検出されることが可能になり、かつSRVCC要求がローカル・ポリシーに基づいてMSCサーバに送信されることが可能になるようにMMEが向上されるべきである。
・IMS信号ベアラの存在を検出するとSRVCCハンドオーバが開始されるが可能になるようにE−UTRANが向上されるべきである。
場合によっては、SCC ASによって送信される暫定応答が180 RingingのSIPメッセージであれば、MSCサーバは起呼側の呼び出し音を再生するようにMGWに命令する能力を持つべきである。
図3は非定常状態の間の通話/セッションのSRVCCハンドオーバの信号のフローを示している。
本明細書で、MGWによってSCC ASに送信されるセッションのハンドオーバ要求がMSCサーバの能力に従ったISUPメッセージまたはSIPメッセージであってもよいことに留意されたい。本発明はISUPまたはSIPのどちらにも応用可能である。単純化するために、本明細書では例証のためにSIPメッセージが一例として採用される。
ステップ1で、ローカルUEがINVITE要求をIMSおよびSCC ASに送信する。この要求が通常のIMSセッション確立手順に従ってS−CSCF(図示せず)へと転送される。この要求はiFC(イニシャル・フィルタ・クライテリア)サービス・ロジックを使用することによってSCC ASへと転送される。
ステップ2で、SCC ASはハンドオーバを実施するためにこのセッションを固定させる。
ステップ3で、SCC ASは暫定応答をUEへと送信する。本明細書において、この暫定応答は例えば180 Ringingまたは183 Session ProgressのSIPメッセージである。
ステップ4で、E−UTRANからGERAN−UTRANへのハンドオーバが必要とされ得ることをローカルUEが検出し測定報告をE−UTRANへと送信する。
ステップ5で、UEの測定報告に基づき、場合によっては「SRVCCオペレーション可能」の表示に基づいて、ソースE−UTRANは、このUEのためにセットアップされ、図2に示された信号のフローとは異なるQCI=5のベアラ(IMS信号)またはQCI=1のベアラ(IMS音声)の存在を検出するとGERANへのSRVCCハンドオーバをトリガすることを決定する。本明細書において、ハンドオーバをトリガすることに関する決定はIMS信号ベアラの存在に基づいて為されてもよく、それにより、非定常状態の間の通話/セッションのSRVCCハンドオーバ手順が実施されることができる。
ステップ6で、ソースE−UTRANはハンドオーバ要求(Handover Required)メッセージをソースMMEへと送信し、これがSRVCCハンドオーバ・オペレーションであることをソースMMEに示す。
ステップ7で、ソースMMEは当該QCIおよび包括的コンテナのタイプをチェックする。音声ベアラ(QCI=1)が存在し、かつコンテナのタイプがSRVCCハンドオーバを示せば、MMEは図2のステップ4と同じプロセスを遂行する(すなわちMMEは非音声ベアラから音声ベアラを分割し、MSCサーバ向けのPS−CSハンドオーバ手順を開始する準備をする)。コンテナのタイプはSRVCCを示すが音声ベアラが存在しなければ、本発明によれば、MMEはIMS信号ベアラ(QCI=5)が存在するかどうかさらにチェックする。IMS信号ベアラが存在すれば、MMEはMMEに記憶されたオペレータのローカル・ポリシーに基づいてPS−CSハンドオーバ手順を開始する準備をしてもよい。本明細書では、オペレータのローカル・ポリシーはIMS信号ベアラが存在して音声ベアラが存在しないケースでMMEがPS−CSハンドオーバ手順を開始することを許可すると仮定する。したがって、MMEはSRVCCのPS−CS要求をMSCサーバへと送信することになる。
ステップ8〜12は図2のステップ5〜9と同様である。さらなる詳細については3GPP TS 23.216を参照することが可能であり、本明細書では不必要に詳しく説明されない。
ステップ13で、MSCサーバはSTN−SR(Session Transfer Number−Single Radio)およびMGWのSDP情報を有するINVITEメッセージをIMSに送信することによってセッションのハンドオーバを開始する。STN−SRはSRVCC手順がPS−CSハンドオーバのために採用されることになることを示す。
ステップ14で、SCC ASが固定されたセッションをSTN−SRに基づいて見つける。次いで、SCC ASはアクセス区切りが非定常状態下にあること、すなわち通話が初期の状態にあることを検出する。その後、SCC ASは前に保存されたSIP暫定応答をチェックし、該当の応答をMSCサーバへと送信する。例えば、保存された応答が180 Ringingであれば、SCC ASは180 RingingメッセージをMSCサーバに送信することになる。保存された応答が183 Session Progressメッセージであれば、SCC ASは183 Session ProgressメッセージをMSCサーバに送信することになる。しかしながら、アクセス区切りが定常状態下にあることをSCC ASが検出すれば元のSRVCC手順に従って動作することになることは理解されるはずである。
ステップ15は2つの実例の選択肢、すなわち183 Session Progressメッセージと180 Ringingメッセージ例示している。180 Ringingメッセージのケースでは、MSCサーバは起呼側に呼び出し音を再生することになる。しかしながら、本発明がこれら2つのメッセージに限定されず、非定常状態のための他の応答メッセージを使用することもやはりあり得ることを理解されたい。
ステップ16で、SCC ASはセッション・ハンドオーバ手順を完成させ続け、次いで遠隔末端を更新する。しかしながら、本発明で、セッションは非定常状態下にあるのでUPDATEメッセージが唯一の選択肢であることに留意されたい。
ステップ17で、元のアクセス区切りが非定常状態下にあるのでSCC ASはアクセス区切りを解除するためにBYEメッセージではなくCANCELメッセージを送信することになる。
図3はローカルUEが起呼側であるケースのみ対象にしているが、ローカルUEが被呼側であるケースにもやはり本発明が応用可能であり、信号のフローが図3のそれと同様であることに留意されたい。単純化するために、本明細書において、不必要にその詳細な説明はこれ以上行わない。
このようにして、本発明の解決策を適用することによって、通話/セッションの非定常状態の間でさえSRVCCハンドオーバ手順が実施されることが可能になり、これは疑いなく元のSRVCC解決策に対する向上である。
本発明の一実施形態による、VoIP通話の非定常状態の間でE−UTRAN(PSドメイン)からUTRAN/GERAN(CSドメイン)へと端末をハンドオーバさせるための方法が図4を参照しながら以下で説明される。本実施形態の方法は、例えば図1に示されたネットワーク・アーキテクチャに応用可能である。そのようなネットワーク・アーキテクチャについての説明は本明細書では繰り返されない。
図4に示されるように、最初にステップ401で、第1のネットワーク要素が端末から受信した通話セットアップ要求に基づいて通話を固定させ、端末へと返信される暫定応答および通話の状態を記憶する。本明細書において、第1のネットワーク要素は例えば図3のSCC ASであってもよく、端末は例えば図3のローカルUEであってもよく、通話セットアップ要求は例えばSIPプロトコルに準拠するINVITEメッセージであってもよく、暫定応答は例えばSIPプロトコルに準拠する180 Ringingメッセージまたは183 Session Progressメッセージであってもよい。さらに、通話の状態が本実施形態における通話の初期の状態、すなわち通話が完全に首尾良くセットアップされていないときの状態を意味することに留意されたい。より具体的には、本実施形態によればかつ図3を参照すると、ローカルUEは通話をセットアップするように要求するためにINVITEメッセージをSCC ASに送信する。INVITEメッセージを受信した後に、SCC ASは通話を固定させ、180 Ringingメッセージまたは183 Session ProgressメッセージをローカルUEに送信し、送信した暫定応答メッセージおよびアクセス区切りの状態を保存する。
次にステップ402で、ハンドオーバが必要であることを端末が検出して測定報告をアクセス・ネットワークに送信する。本明細書おいて、アクセス・ネットワークは例えば図3のソースE−UTRANであってもよい。より具体的には、本実施形態によればかつ図3を参照すると、E−UTRANからGERAN−UTRANへのSRVCCハンドオーバが必要であり得ることをローカルUEが検出し、したがって測定報告をソースE−UTRANへと送信する。
次いでステップ403で、この測定報告がハンドオーバ条件に合致する間で信号ベアラを検出すると、アクセス・ネットワークは第2のネットワーク要素にハンドオーバの要求をすることを決定する。本明細書において、第2のネットワーク要素は例えば図3に示されるようなソースMMEであってもよい。さらに、本実施形態では、信号ベアラの検出はUEのために確立されるQCI=5のベアラを意味する。より具体的には、本実施形態によればかつ図3を参照すると、ソースE−UTRANは、UEの測定報告に基づき、場合によっては「SRVCCオペレーション可能」の表示に基づき、信号ベアラの存在を検出するとGERANへのSRVCCハンドオーバをトリガするように決定してもよい。
音声ベアラを検出すると、ソースE−UTRANがGERANへのSRVCCハンドオーバをトリガすることもやはり決定することになり、このハンドオーバは通常のSRVCCハンドオーバ手順に準拠することに留意されたい。詳細なプロセスについては3GPP TS 23.216を参照することが可能であり、不必要に詳しく説明されない。
次いでステップ404で、アクセス・ネットワークからハンドオーバの要求を受信した後に、信号ベアラを検出すると第2のネットワーク要素はPSからCSへのハンドオーバ要求を第1のネットワーク要素に送信することを決定する。本明細書において、ハンドオーバ要求は例えばSIPプロトコルに準拠し、かつ単一無線音声通話継続性ハンドオーバを使用することを示す情報および通話パラメータを有するINVITEメッセージであってもよく、ここで、単一無線音声通話継続性ハンドオーバを使用することを示す情報は、例えばPS−CSハンドオーバのためのSRVCC手順を使用することを示すSTN−SRであってもよく、前記通話パラメータは例えばメディア・ゲートウェイからのSDPであってもよい。より具体的には、本実施形態によればかつ図3を参照すると、ソースMMEは、ソースE−UTRANからハンドオーバ要求を受信したとき、保存した包括的コンテナのタイプをチェックすることになる。コンテナのタイプがSRVCCハンドオーバを示せば、信号ベアラ(QCI=5)が検出される、すなわちSCC ASへと送信されたSTN−SRのSDPおよびMGWを有するINVITEメッセージである限り、オペレータのローカル・ポリシーに基づいてPS−CSのSRVCCハンドオーバ手順が開始されてもよい。本発明では、オペレータのローカル・ポリシーはIMS信号ベアラが存在するが音声ベアラが存在しないケースにおいてMMEがPS−CSのSRVCCハンドオーバ手順を開始することを許可すると仮定する。
先行技術ではステップ404の特定のプロセスが例えば以下のように実行され得ることに留意されたい。MMEがSRVCCのPS−CS要求をMSCサーバに送信する。MSCサーバはハンドオーバの準備をして回線を確立し、その後、STN−SRのSDP情報およびMGWを有するINVITEメッセージをSCC ASに送信する過程を通じてセッションのハンドオーバを開始する。しかしながら、本発明が上記のプロセスに限定されず、ハンドオーバを実施するためのMMEとSCC ASとの間のいずれの相互作用も当業者によって考案され得ることは理解されるはずである。
最後にステップ405で、前記ハンドオーバ要求の受信の後に、第1のネットワーク要素は、通話が非定常状態にあることを検出すれば前に記憶された暫定応答をチェックしこの暫定応答を第3のネットワーク要素へと送信し、それによってセッション・ハンドオーバ手順を完成させ、遠隔末端を更新する。本明細書において、第3のネットワーク要素は例えば図3に示されるようなMSCサーバであってもよい。より具体的には、本実施形態によればかつ図3を参照すると、SCC ASは固定されたセッションをSTN−SRに基づいて見つける。次いで、SCC ASはアクセス区切りが非定常状態、すなわち通話の初期の状態下にあることを検出する。その後、SCC ASは前に記憶されたSIP暫定応答をチェックし、該当の応答をMSCサーバへと送信する。例えば、記憶された応答が180 Ringingであれば、SCC ASは180 RingingメッセージをMSCサーバへと送信することになる、記憶された応答が183 Session Progressメッセージであれば、SCC ASは183 Session ProgressメッセージをMSCサーバへと送信することになる。180 Ringingメッセージのケースであれば、MSCサーバは起呼側に呼び出し音を再生することになる。しかしながら、本発明がこれら2つのメッセージに限定されず、非定常状態のための他の応答メッセージを採用することもあり得ることは理解されるはずである。次いで、SCC ASはセッション・ハンドオーバ手順を完成させ続け、遠隔末端を更新する。
遠隔末端を更新するためにUPDATEまたはre−INVITEメッセージが使用され得ると3GPP TS 23.216に規定されているが、セッションが非定常状態下にあるので本発明ではUPDATEメッセージが唯一の選択肢であることに留意されたい。
元のアクセス区切りが非定常状態にあるのでSCC ASはアクセス区切りを解除するためにBYEメッセージではなくCANCELメッセージを送信することにもやはり留意されたい。
上記の説明はローカルUEが起呼側であるケースのみを対象としているが、ローカルUEが被呼側であるケースにもやはり本実施形態が応用可能であり、方法のプロセスは上述のプロセスと同様である。単純化するために、その説明は本明細書に繰り返されない。
本発明の解決策を使用することによって、通話/セッションが非定常状態にあるときにSRVCCハンドオーバ手順が実施されることもやはり可能であり、これが元のSRVCC解決策を向上させることが認められ得る。
同じ発明概念に基づき、本発明の他の態様によると、通話の非定常状態の間で端末をパケット交換ドメインから回線交換ドメインへとハンドオーバさせることができる、サービスの集中化および継続性を管理するネットワーク要素が提案される。このサービスの集中化および継続性を管理するネットワーク要素は図5を参照しながら以下で説明する。
図5は本発明の一実施形態による、サービスの集中化および継続性を管理するネットワーク要素500を示している。ネットワーク500は記憶手段501、および暫定応答チェック・送信手段502を含む。記憶手段501は端末に返信される暫定応答、および端末から受信した通話セットアップ要求に基づいて通話が固定させられた後の通話の状態を記憶するように構成される。例えば、UEからINVITEメッセージを受信すると、SCC ASは通話を固定させ、180 Ringingまたは183 Session ProgressメッセージをUEへと送信する。その後、記憶手段501がUEへと送信されたメッセージおよびアクセス区切りの状態を記憶する。別のネットワーク要素(ソースMME)からハンドオーバ要求を受信すると、通話が非定常状態にあることが検出されるケースでは、暫定応答チェック・送信手段502は前に記憶された暫定応答をチェックしこの暫定応答をさらに別のネットワーク要素(MSCサーバ)へと送信するように構成される。例えば、SCC ASがSTN−SRのSDPおよびMGWを含むINVITEメッセージをソースMMEから受信し、アクセス区切りが非定常状態下にあることを検出したとき、暫定応答チェック・送信手段502は前に記憶された180 Ringingまたは183 Session Progress応答メッセージをチェックし、該当の応答メッセージをMSCサーバへと送信する。
実施において、本発明のネットワーク要素500ならびにこれが含む記憶手段501および暫定応答チェック・送信手段502はソフトウェア、ハードウェアまたはそれらの組合せで実施されてもよい。例えば、当業者はこれらの構成要素を実施するために使用され得るマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、ASIC、PLDおよび/またはFPGAなどといった多様なデバイスを熟知している。本実施形態のネットワーク要素のこれらそれぞれの構成要素は物理的に別々で実装されるが動作面で相互接続されることもあり得る。
動作において、図5と関連して例示される実施形態の、サービスの集中化および継続性を管理するネットワーク要素500はVoIP通話の非定常状態の間でVoIP通話をPSからCSへとハンドオーバさせるために上述の方法を実施してもよい。このネットワーク要素500を使用することによって、通話/セッションの非定常状態の間でSRVCCハンドオーバ手順が実施されることが可能であり、したがって元のSRVCC解決策を向上させる。
同じ発明概念に基づき、本発明の別の態様によると、通話の非定常状態の間で端末をパケット交換ドメインから回線交換ドメインへとハンドオーバさせることができるアクセス装置が提案される。
図6は本発明の一実施形態によるアクセス装置600を示しており、アクセス装置600は決定手段601を含む。決定手段601は、端末から受信した測定報告がハンドオーバ条件に合致する間で信号ベアラを検出すると別のネットワーク要素(ソースMME)にハンドオーバの要求をすることを決定するように構成される。例えば、ソースE−UTRANによってUEから受信された測定報告がハンドオーバ条件に合致してかつ信号ベアラすなわちQCI=5が検出されれば、決定手段601はソースMMEにハンドオーバ要求を送信することを決定する。
実施において、本実施形態のアクセス装置600ならびにこれが含む決定手段601はソフトウェア、ハードウェアまたはそれらの組合せで実施されてもよい。例えば、当業者はこれらの構成要素を実施するために使用され得るマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、ASIC、PLDおよび/またはFPGAなどといった多様なデバイスを熟知している。
動作において、図6と関連して例示される実施形態のアクセス装置600はVoIP通話の非定常状態の間でVoIP通話をPSからCSへとハンドオーバさせるために上述の方法を実施してもよい。このアクセス装置を使用することによって、通話/セッションの非定常状態の間でSRVCCハンドオーバ手順が実施されることが可能であり、したがって元のSRVCC解決策を向上させる。
同じ発明概念に基づき、本発明の別の態様によると、通話の非定常状態の間で端末をパケット交換ドメインから回線交換ドメインへとハンドオーバさせることができる、端末のモビリティを管理するネットワーク要素が提案される。
図7は本発明の一実施形態による、端末のモビリティを管理するネットワーク要素700を示しており、ネットワーク要素700は決定手段701を含む。決定手段701はアクセス・ネットワークからハンドオーバの要求を受信した後に信号ベアラを検出するとPSからCSへのハンドオーバ要求を別のネットワーク要素に送信することを決定するように構成される。例えば、ソースMMEがソースE−UTRANからハンドオーバ要求を受信してかつ信号ベアラすなわちQCI=5を検出したとき、決定手段701はPSからCSへのSRVCCハンドオーバ手順を要求するための、STN−SRのSDPおよびMGWを含むINVITEメッセージをSCC ASへと送信することを決定する。
実施において、本実施形態のネットワーク要素700ならびにこれが含む決定手段701はソフトウェア、ハードウェアまたはそれらの組合せで実施されてもよい。例えば、当業者はこれらの構成要素を実施するために使用され得るマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、ASIC、PLDおよび/またはFPGAなどといった多様なデバイスを熟知している。
動作において、図7と関連して例示される実施形態のネットワーク要素700はVoIP通話の非定常状態の間でVoIP通話をPSからCSへとハンドオーバさせるために上述の方法を実施してもよい。このネットワーク要素700を使用することによって、通話/セッションの非定常状態の間でSRVCCハンドオーバ手順が実施されることが可能であり、したがって元のSRVCC解決策を向上させる。
同じ発明概念に基づき、本発明のさらに別の態様によると、少なくとも1つの端末と、上記の実施形態で述べられたサービスの集中化および継続性を管理するネットワーク要素500と、アクセス装置600と、端末のモビリティを管理するネットワーク要素700とを含む通信システムがやはり提案される。さらに、この通信システムは他のネットワーク要素、例えばMSCサーバなどを含むこともやはりあり得る。
例えば、本実施形態の通信システムでは、VoIP通話の非定常状態の間でPS−CSのSRVCCハンドオーバが実施されることが可能である。詳細な作業プロセスについては、本発明の実施形態によりVoIP通話の非定常状態の間でVoIP通話をPSからCSへとハンドオーバさせるための上述の方法を参照することが可能であり、その不必要に詳しい説明はこれ以上本明細書において行わない。
本発明の、VoIP通話の非定常状態の間でVoIP通話をPSからCSへとハンドオーバさせるための方法、サービスの集中化および継続性を管理するネットワーク要素、アクセス装置、端末のモビリティを管理するネットワーク要素、ならびに少なくとも1つの端末と、サービスの集中化および継続性を管理するネットワーク要素と、アクセス装置と、端末のモビリティを管理するネットワーク要素とを含む通信システムの実例の実施形態が上記で詳述されているが、上記の実施形態は網羅的ではなく、当業者は本発明の精神および範囲の中で数多くの変更および修正を為すことが可能である。したがって、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その範囲は添付の特許請求の範囲によってのみ定義される。

Claims (14)

  1. 通話の非定常状態の間で端末をパケット交換ドメインから回線交換ドメインへとハンドオーバさせるための方法であって、
    該端末から受信した該通話のセットアップ要求に基づいて第1のネットワーク要素が該通話を固定させ、かつ該端末へと返信される暫定応答及び該通話の状態を記憶するステップと、
    ハンドオーバが必要であることを該端末が検出し測定報告をアクセス・ネットワークに送信するステップと、
    該測定報告がハンドオーバ条件に合致するという表示に基づいて、信号ベアラを検出すると、該アクセス・ネットワークが第2のネットワーク要素にハンドオーバの要求をすることを決定するステップと、
    該アクセス・ネットワークからハンドオーバの要求を受信した後に、該信号ベアラを検出すると該第2のネットワーク要素がPSからCSへのハンドオーバ要求を該第1のネットワーク要素へと送信することを決定するステップと、
    該ハンドオーバ要求の受信後に、該第1のネットワーク要素が、該通話が該非定常状態にあることを検出すれば、前に記憶された暫定応答をチェックし該暫定応答を第3のネットワーク要素へと送信し、それによってセッション・ハンドオーバ手順を完成させ、遠隔末端を更新するステップとを含む方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、
    該ハンドオーバがSRVCCハンドオーバであり、かつ/又は
    該通話の該非定常状態が、該通話が完全にセットアップされていないときの状態であり、かつ/又は
    該パケット交換ドメインがE−UTRANネットワークによって提供され、該回線交換ドメインがGERAN又はUTRANネットワークによって提供され、かつ/又は
    SRVCCハンドオーバを使用することを示す情報がSTN−SRであり、かつ/又は
    通話のパラメータがSDPであり、かつ/又は
    該信号ベアラの検出が、QCIの値が5に等しいと検出することを意味する、方法。
  3. 請求項1又は2に記載の方法において、
    該第1のネットワーク要素がSCC ASであり、かつ/又は該アクセス・ネットワークがソースE−UTRANであり、かつ/又は該第2のネットワーク要素がソースMMEであり、かつ/又は該第3のネットワーク要素がMSCサーバである、方法。
  4. 請求項1又は2に記載の方法において、
    該通話のセットアップ要求がINVITEメッセージであり、かつ/又は該暫定応答が180 Ringingメッセージ又は183 Session Progressメッセージであり、かつ/又は該ハンドオーバ要求が、SRVCCハンドオーバを使用することを示す情報及び該通話のパラメータを備えたINVITEメッセージである、方法。
  5. 通話の非定常状態の間で端末をパケット交換ドメインから回線交換ドメインへとハンドオーバさせることができる、サービスの集中化及び継続性を管理するネットワーク要素であって、
    該端末へと返信される暫定応答、及び該通話が該端末から受信された該通話のセットアップ要求に基づいて固定させられた後の該通話の状態を記憶するための記憶手段と、
    別のネットワーク要素からハンドオーバ要求を受信すると、該通話が該非定常状態にあると検出されるケースでは、前に記憶された暫定応答をチェックし該暫定応答をさらに別のネットワーク要素へと送信するための暫定応答チェック・送信手段とを含むネットワーク要素。
  6. 通話の非定常状態の間で端末をパケット交換ドメインから回線交換ドメインへとハンドオーバさせることができる、端末のモビリティを管理するネットワーク要素であって、
    アクセス・ネットワークからハンドオーバの要求を受信した後に、信号ベアラを検出するとPSからCSへのハンドオーバ要求を第1の別のネットワーク要素へと送信することを決定するための決定手段を含み、
    該PSからCSへのハンドオーバ要求の受信後に、該第1の別のネットワーク要素が、該通話が該非定常状態にあることを検出すれば、該第1の別のネットワーク要素が、前に記憶された暫定応答をチェックし該暫定応答を第2の別のネットワーク要素へと送信し、それによってセッション・ハンドオーバ手順を完成させ、遠隔末端を更新
    該信号ベアラの検出が、QCIの値が5に等しいと検出することを意味する、ネットワーク要素。
  7. 請求項5に記載のネットワーク要素において、
    該別のネットワーク要素がソースMMEであり、かつ/又は該さらに別のネットワーク要素がMSCサーバである、ネットワーク要素。
  8. 請求項5又は6に記載のネットワーク要素において、
    該ハンドオーバがSRVCCハンドオーバであり、かつ/又は
    該通話の該非定常状態が、該通話が完全にセットアップされていないときの状態であり、かつ/又は
    該パケット交換ドメインがE−UTRANネットワークによって提供され、該回線交換ドメインがGERAN又はUTRANネットワークによって提供され、かつ/又は
    SRVCCハンドオーバを使用することを示す情報がSTN−SRであり、かつ/又は
    通話のパラメータがSDPである、ネットワーク要素。
  9. 請求項5に記載のネットワーク要素において、
    該通話のセットアップ要求がINVITEメッセージであり、かつ/又は該暫定応答が180 Ringingメッセージ又は183 Session Progressメッセージであり、かつ/又は該ハンドオーバ要求が、SRVCCハンドオーバを使用することを示す情報及び該通話のパラメータを備えたINVITEメッセージである、ネットワーク要素。
  10. 請求項6に記載のネットワーク要素において、
    該ネットワーク要素がソースMMEであり、かつ/又は該アクセス・ネットワークがソースE−UTRANであり、かつ/又は該別のネットワーク要素がSCC ASである、ネットワーク要素。
  11. 請求項6に記載のネットワーク要素において、
    該ハンドオーバ要求が、SRVCCハンドオーバを使用することを示す情報及び該通話のパラメータを備えたINVITEメッセージである、ネットワーク要素。
  12. アクセス装置と別のネットワーク要素と第1のネットワーク要素と第2のネットワーク要素とを含むネットワーク・アーキテクチャにおいて、通話の非定常状態の間で端末をパケット交換ドメインから回線交換ドメインへとハンドオーバさせることができるアクセス装置であって、
    該端末から受信した測定報告がハンドオーバ条件に合致するという表示に基づいて、信号ベアラを検出すると、該別のネットワーク要素にハンドオーバの要求をすることを決定するための決定手段を含み、
    該別のネットワーク要素が、該アクセス装置からハンドオーバの要求を受信した後に、信号ベアラを検出するとPSからCSへのハンドオーバ要求を該第1のネットワーク要素へと送信することを決定し、
    該PSからCSへのハンドオーバ要求の受信後に、該第1のネットワーク要素が、該通話が該非定常状態にあることを検出すれば、該第1のネットワーク要素が、前に記憶された暫定応答をチェックし該暫定応答を第2のネットワーク要素へと送信し、それによってセッション・ハンドオーバ手順を完成させ、遠隔末端を更新
    該信号ベアラの検出が、QCIの値が5に等しいと検出することを意味する、アクセス装置。
  13. 請求項12に記載のアクセス装置において、
    該アクセス装置がソースE−UTRAN内部にあり、かつ/又は
    該別のネットワーク要素がソースMMEであり、かつ/又は
    該ハンドオーバがSRVCCハンドオーバであり、かつ/又は
    該通話の該非定常状態が、該通話が完全にセットアップされていないときの状態であり、かつ/又は
    該パケット交換ドメインがE−UTRANネットワークによって提供され、該回線交換ドメインがGERAN又はUTRANネットワークによって提供され、かつ/又は
    SRVCCハンドオーバを使用することを示す情報がSTN−SRであ、アクセス装置。
  14. 少なくとも1つの端末と、
    請求項5に記載のネットワーク要素と、
    請求項13に記載のアクセス装置と、
    請求項6に記載のネットワーク要素とを少なくとも含む通信システム。
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