JP5517856B2 - 局部洗浄装置の制御方法及び局部洗浄装置 - Google Patents
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Description
第2シリンダーと、この第2シリンダー内に収納された収納位置とこの第2シリンダーに流入する洗浄水の水圧によって前進した前進位置との間であって、往復移動する前記第1ノズルの軌道と交差する軌道上を往復移動し、先端部の上面に設けられた噴出孔から洗浄水を噴出する第2ノズルとを有するビデ洗浄用ノズルと、
前記第1シリンダーと前記第2シリンダーとに分岐して連通した給水路と、
この給水路に温水を供給する温水供給装置とを備えた局部洗浄装置の制御方法であって、
肛門洗浄又はビデ洗浄の実行によって、対応する前記第1ノズル又は前記第2ノズルの一方のノズルの前記噴出孔から洗浄水を噴出する際、
前記第1ノズル又は前記第2ノズルの他方のノズルに対応する前記第1シリンダー又は前記第2シリンダーに前記温水供給装置の下流側に滞留していた洗浄水を供給して前記第1ノズルと前記第1シリンダーとの隙間又は前記第2ノズルと前記第2シリンダーとの隙間から排出する捨て水工程と、
前記捨て水工程後に第1シリンダー及び第2シリンダーに対して洗浄水の供給を中断する中断工程と、
前記中断工程後に前記第1シリンダー又は前記第2シリンダーの一方に洗浄水を供給して前記第1ノズル又は前記第2ノズルの一方のノズルの前記噴出孔から洗浄水を噴出する洗浄工程とを有していることを特徴とする。
前記捨て水工程において、前記開閉弁を開弁し、前記切替弁を前記第1ノズル又は前記第2ノズルの他方のノズルに対応する前記第1シリンダー又は前記第2シリンダーに洗浄水を供給するように切り替えて、前記温水供給装置の下流側に滞留していた洗浄水を前記第1ノズルと前記第1シリンダーとの隙間又は前記第2ノズルと前記第2シリンダーとの隙間から排出し、
前記中断工程において、前記開閉弁を閉弁して洗浄水の供給を中断しつつ、前記切替弁を前記第1ノズル又は前記第2ノズルの一方のノズルに対応する前記第1シリンダー又は前記第2シリンダーに洗浄水を供給するように切り替え、
前記洗浄工程において、前記開閉弁を開弁して、前記第1ノズル又は前記第2ノズルの一方のノズルの前記噴出孔から洗浄水を噴出し得る。
前記開閉弁を閉弁して前記洗浄工程を終了し、かつ前記第1ノズル又は前記第2ノズルの一方のノズルが後退して対応する前記第1シリンダー又は前記第2シリンダー内の収納位置に収納された後に、前記切替弁を複数回切り替える残留水抜け工程を有し得る。
実施例の局部洗浄装置は、図示しない便鉢を有する水洗式便器に取り付けられる便座装置に組み込まれる。この局部洗浄装置は、図1及び図2に示すように、肛門洗浄用ノズル10とビデ洗浄用ノズル20とを備えている。肛門洗浄用ノズル10は、第1シリンダー11と第1ノズル12とを有している。第1シリンダー11は、略円筒状であり、後端面に洗浄水の流入口が設けれ、先端面に第1ノズル12が挿通する挿通口が設けられている。また、第1シリンダー11は上側面に空気孔11Aが貫設されている。この空気孔11Aは第1シリンダー11と第1ノズル12との隙間に洗浄水が滞留しないように、空気孔11Aからこの隙間に空気が流入するように設けられている。
図2(A)及び図3に示すように、待機状態では第1開閉弁32、第2開閉弁40は閉弁した状態であり、切替弁36は第1給水路S1と肛門洗浄用ノズル10の第1シリンダー11に連通している第2給水路S2とが連通するように切り替えられている。
図4に示すように、肛門洗浄と同様、待機状態では第1開閉弁32、第2開閉弁40は閉弁した状態であり、切替弁36は第1給水路S1と肛門洗浄用ノズル10の第1シリンダー11に連通している第2給水路S2とが連通するように切り替えられている。
(1)実施例では、外部から供給された水と温水とを混合して設定温度の洗浄水にする温水供給装置を用いていたが、温水供給装置は、外部から水のみを供給して設定温度にする電気式温水器であってもよい。この場合、肛門洗浄及びビデ洗浄の初期に設定温度以下の温水が温水供給装置から流出しないため、給水路を分岐した排水路を設けなくてもよい。また、この場合、温度センサーを給水路に設けなくてもよい。
(2)実施例では、残留水抜き工程を着座センサーが使用者の便座からの離座を検知して実行したが、前進位置に前進していた第1ノズル又は第2ノズルが後退して対応する第1シリンダー又は第2シリンダー内に収納された後であれば、いつでも残留水抜き工程を実行してもよい。
(3)実施例では、残留水抜き工程において切替弁を4回、切り替え動作をしたが、2回以上であれば、何回切り替え動作をおこなってもよい。
(4)実施例では、残留水抜き工程を有していたが、残留水抜き工程を有さなくてもよい。
(5)実施例では、第1シリンダー及び第2シリンダーに空気孔を貫設していたが、第1シリンダー及び第2シリンダーに空気孔を貫設しなくてもよい。
11…第1シリンダー
12…第1ノズル
12A…噴出孔
20…ビデ洗浄用ノズル
21…第2シリンダー
22…第2ノズル
22A…噴出孔
30…温水供給装置
32…第1開閉弁(開閉弁)
35…大気開放弁
36…切替弁
S1、S2、S3…給水路(S1…第1給水路、S2…第2給水路、S3…第3給水路)
Claims (5)
- 第1シリンダーと、この第1シリンダー内に収納された収納位置とこの第1シリンダーに流入する洗浄水の水圧によって前進した前進位置との間を往復移動し、先端部の上面に設けられた噴出孔から洗浄水を噴出する第1ノズルとを有する肛門洗浄用ノズルと、
第2シリンダーと、この第2シリンダー内に収納された収納位置とこの第2シリンダーに流入する洗浄水の水圧によって前進した前進位置との間であって、往復移動する前記第1ノズルの軌道と交差する軌道上を往復移動し、先端部の上面に設けられた噴出孔から洗浄水を噴出する第2ノズルとを有するビデ洗浄用ノズルと、
前記第1シリンダーと前記第2シリンダーとに分岐して連通した給水路と、
この給水路に温水を供給する温水供給装置とを備えた局部洗浄装置の制御方法であって、
肛門洗浄又はビデ洗浄の実行によって、対応する前記第1ノズル又は前記第2ノズルの一方のノズルの前記噴出孔から洗浄水を噴出する際、
前記第1ノズル又は前記第2ノズルの他方のノズルに対応する前記第1シリンダー又は前記第2シリンダーに前記温水供給装置の下流側に滞留していた洗浄水を供給して前記第1ノズルと前記第1シリンダーとの隙間又は前記第2ノズルと前記第2シリンダーとの隙間から排出する捨て水工程と、
前記捨て水工程後に第1シリンダー及び第2シリンダーに対して洗浄水の供給を中断する中断工程と、
前記中断工程後に前記第1シリンダー又は前記第2シリンダーの一方に洗浄水を供給して前記第1ノズル又は前記第2ノズルの一方のノズルの前記噴出孔から洗浄水を噴出する洗浄工程とを有していることを特徴とする局部洗浄装置の制御方法。 - 前記局部洗浄装置は、前記給水路を開閉する開閉弁と、前記給水路の前記第1シリンダーと前記第2シリンダーとに連通する分岐個所に設けられて洗浄水の供給先を前記第1シリンダー又は前記第2シリンダーに切り替える切替弁とを備えており、
前記捨て水工程において、前記開閉弁を開弁し、前記切替弁を前記第1ノズル又は前記第2ノズルの他方のノズルに対応する前記第1シリンダー又は前記第2シリンダーに洗浄水を供給するように切り替えて、前記温水供給装置の下流側に滞留していた洗浄水を前記第1ノズルと前記第1シリンダーとの隙間又は前記第2ノズルと前記第2シリンダーとの隙間から排出し、
前記中断工程において、前記開閉弁を閉弁して洗浄水の供給を中断しつつ、前記切替弁を前記第1ノズル又は前記第2ノズルの一方のノズルに対応する前記第1シリンダー又は前記第2シリンダーに洗浄水を供給するように切り替え、
前記洗浄工程において、前記開閉弁を開弁して、前記第1ノズル又は前記第2ノズルの一方のノズルの前記噴出孔から洗浄水を噴出することを特徴とする請求項1記載の局部洗浄装置の制御方法。 - 前記局部洗浄装置は、前記給水路の前記開閉弁と前記切替弁との間に設けられた大気開放弁を備えており、
前記開閉弁を閉弁して前記洗浄工程を終了し、かつ前記第1ノズル又は前記第2ノズルの一方のノズルが後退して対応する前記第1シリンダー又は前記第2シリンダー内の収納位置に収納された後に、前記切替弁を複数回切り替える残留水抜き工程を有していることを特徴とする請求項2記載の局部洗浄装置の制御方法。 - 第1シリンダーと、この第1シリンダー内に収納された収納位置とこの第1シリンダーに流入する洗浄水の水圧によってこの第1シリンダーの先端から前進した前進位置との間を往復移動し、先端部の上面に洗浄水を噴出する噴出孔が設けられた第1ノズルとを有する肛門洗浄用ノズルと、
第2シリンダーと、この第2シリンダー内に収納された収納位置とこの第2シリンダーに流入する洗浄水の水圧によってこの第2シリンダーの先端から前進した前進位置との間であって、往復移動する前記第1ノズルの軌道と交差する軌道を往復移動し、先端部の上面に洗浄水を噴出する噴出孔が設けられた第2ノズルとを有するビデ洗浄用ノズルと、
前記第1シリンダーと前記第2シリンダーとに分岐して連通した給水路と、
この給水路に温水を供給する温水供給装置と、
この給水路を開閉する開閉弁と、
この給水路の前記第1シリンダーと前記第2シリンダーとに分岐する個所に設けられて洗浄水の供給先を前記第1シリンダー又は前記第2シリンダーに切り替える切替弁と、
この給水路の前記開閉弁と前記切替弁との間に設けられた大気開放弁とを備えた局部洗浄装置の制御方法であって、
前記開閉弁を閉弁して肛門洗浄又はビデ洗浄を終了し、かつ前記第1ノズル又は前記第2ノズルの一方のノズルが後退して対応する前記第1シリンダー又は前記第2シリンダー内の収納位置に収納された後に、前記切替弁を複数回切り替える残留水抜き工程を有していることを特徴とする局部洗浄装置の制御方法。 - 請求項1乃至4のいずれか1項記載の局部洗浄装置の制御方法が組み込まれた制御装置を備えていることを特徴とする局部洗浄装置。
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