JP5517774B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP5517774B2
JP5517774B2 JP2010141539A JP2010141539A JP5517774B2 JP 5517774 B2 JP5517774 B2 JP 5517774B2 JP 2010141539 A JP2010141539 A JP 2010141539A JP 2010141539 A JP2010141539 A JP 2010141539A JP 5517774 B2 JP5517774 B2 JP 5517774B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
induction heating
coil
heating chamber
coil base
induction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010141539A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012009163A (ja
Inventor
匡薫 伊藤
和裕 亀岡
加津典 関根
貞行 松本
郁朗 菅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP2010141539A priority Critical patent/JP5517774B2/ja
Publication of JP2012009163A publication Critical patent/JP2012009163A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5517774B2 publication Critical patent/JP5517774B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)

Description

本発明は、誘導加熱調理器に係り、特に、誘導加熱調理器の冷却性能の向上に関するものである。
従来より、誘導加熱コイルに高周波電流を流すことによって生じる高周波磁束で渦電流を誘起し、それによって発生するジュール熱で被加熱物を加熱する誘導加熱調理器が知られている。このような誘導加熱調理器の性能を維持するためには、誘導加熱コイルの冷却を効率的に行なうことが必要となっている。
そこで、誘導加熱コイルを効率的に冷却するようにした誘導加熱調理器が種々提案されている。そのようなものとして、被加熱物を加熱する誘導加熱コイルと、誘導加熱コイルを載置するコイルベースと、コイルベースの下側に配置され、誘導加熱コイルの下側に向けて吐き出させる複数の吐出穴を上面に形成したダクトが備えられている誘導加熱調理器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の誘導加熱調理器は、冷却風を送風する送風ファン、当該送風ファンの冷却風をコイルベース及び誘導加熱コイルに導くダクトが、コイルベース及び誘導加熱コイルの下方に設けられている。ダクトは、上部ダクトと下部ダクトから構成されており、この上部ダクトと下部ダクトの間には風路が形成されている。この風路断面の面積は、冷却風の進行方向に向かって徐々に減少するように形成されている。したがって、ダクトに形成されている複数の吐出穴から均一に冷却風が放出されるようになっている。また、ダクトがコイルベースの下面と対向するように環状形状に形成されている。以上の構成により、特許文献1に記載の誘導加熱調理器は、コイル及びコイルベースを冷却するようになっている。
特開2008−166054号公報(第3図)
特許文献1に記載の誘導加熱調理器は、誘導加熱コイルの上に設けられているガラストップの上に被調理容器を載置して、誘導加熱するタイプのものである。また、このような従来の誘導加熱調理器の中には、被加熱物(例えば、魚等)を加熱する加熱庫が設けられ、加熱庫内に設けられているヒーターの両端に電源を電気的に接続して電流を流すことでヒーターを発熱(例えば、シーズヒーター)させ、加熱庫内を加熱するタイプのものが存在する。
ここで、加熱庫内を加熱するにあたり、上記誘導加熱コイルとは異なる加熱庫用誘導加熱コイルを別途設けて加熱庫内のヒーターを誘導加熱する技術を採用する場合には、この加熱庫用誘導加熱コイル及び隣接配置されるコイルベースを冷却する必要がある。しかし、この加熱庫用誘導加熱コイル及びコイルベースの一部は、発生する磁束を強くするために磁性体で覆われており、特許文献1に記載のような誘導加熱コイルを平面視した面に垂直な方向に対して冷却風をあてる冷却手段では、高効率な冷却を実現できなかった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、加熱庫用誘導加熱コイル及びコイルベースの冷却効率を向上させることを目的としている。
本発明に係る誘導加熱調理器は、被加熱物が調理される加熱庫と、加熱庫の内部に設けられ被加熱物を加熱するヒーターと、加熱庫の背面を構成している背面板の背面側に設けられ、ヒーターを誘導加熱する誘導加熱コイルと、誘導加熱コイルを保持するコイルベースと、コイルベース設けられ、誘導加熱コイルから発生する磁束をヒーターと鎖交する方向に強くする磁性体と、加熱庫の背面板とコイルベースとの間に冷却風を供給して、誘導加熱コイル及びコイルベースを冷却する冷却ファンと、を備え、磁性体は、加熱庫の前面側から背面側に向けて凹むように形成されている
本発明に係る誘導加熱調理器によれば、加熱庫の背面板とコイルベースとの間に冷却風が供給されるので、加熱庫用誘導加熱コイル及びコイルベースの冷却効率が向上する。
本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の分解斜視図である。 図1に示す誘導加熱調理器の加熱庫の断面図である。 図1に示す誘導加熱調理器の加熱庫の断面図の一部を拡大したものである。 図1に示す誘導加熱調理器の加熱庫の背面斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器の加熱庫の断面図である。 本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器の加熱庫の背面斜視図である。 図6に示す誘導加熱調理器の開口部における断面図である。 本発明の実施の形態4に係る誘導加熱調理器の加熱庫の断面の一部を拡大したものである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器100の斜視図である。図2は、図1に示す誘導加熱調理器100の加熱庫の断面図である。図3は、図1に示す誘導加熱調理器100の加熱庫の断面図の一部を拡大したものである。図4は、図1に示す誘導加熱調理器100の加熱庫の背面斜視図である。図1〜4に基づいて、誘導加熱調理器100について説明する。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
本発明に係る誘導加熱調理器100は、ガラストップ1a(後ほど説明する)の上に置かれる被加熱調理容器2を、誘導加熱コイル3(後ほど説明する)で誘導加熱したり、ラジエントヒーター6(後ほど説明する)で加熱して調理したりすることが可能となっている。さらに、誘導加熱調理器100は、後述する加熱庫9内に設けられているヒーターの輻射熱で直に被加熱物18を調理するグリル機能と、ヒーターの温度を所定の温度に維持して加熱庫9内の空気を加温し、その加温された空気で被加熱物18を調理するオーブン機能と、を有している。
誘導加熱調理器100は、ガラストップ1a及び本体ケース1bを少なくとも有している。
ガラストップ1aは、本体ケース1bの上面側に配置されるトッププレートであり、耐熱ガラス等で構成され、鍋等の被加熱調理容器2を載置するものである。誘導加熱調理器100には、ガラストップ1aの上面側に3つの鍋載置部1cが形成されており、本体ケース1bに設けられている誘導加熱コイル3及びラジエントヒーター6(後ほど説明する)に対応する位置を示しており、被加熱調理容器2を載置する目安となっている。
本体ケース1b内には、図1に示すように、誘導加熱コイル3、コイルベース4、駆動回路基板5、ラジエントヒーター6、ファン7、ダクト8及び加熱庫9と、が少なくとも設けられている。
誘導加熱コイル3は、電流によって発生する磁力線によって、誘導加熱コイル3の上方に載置される被加熱調理容器2に渦電流が生じ、被加熱調理容器2自体を発熱させるようになっている。
コイルベース4には、上記した誘導加熱コイル3を載置するものである。コイルベース4には、誘導加熱コイル3から発生した磁力線が下方に流れるのを防止し、磁力線を被加熱調理容器2へと集中させるためのフェライト等が設けられている。また、コイルベース4は、図示省略の支持部材で下側から支持されており、トッププレートに密着するように押し付けられている。なお、この支持部材は、バネなどのコイルベース4を支持できるもので有ればよく、種類および個数を特に限定するものでない。
駆動回路基板5は、操作パネル(図示省略)を介してユーザーの指示を受けると、その指示内容に基づいて誘導加熱コイル3等を制御する。また、駆動回路基板5は、図示省略の温度センサーの検出温度に基づいて、誘導加熱コイル3等の温度を制御するようになっている。
ラジエントヒーター6は、通常の商用周波数の交流電力が供給され、ラジエントヒーター6自体が発熱することにより、その輻射熱で被加熱調理容器2を加熱するようになっている。
ファン7は、誘導加熱コイル3及びコイルベース4を冷却する空気を送風するものである。ファン7の構成は、特に限定されるものではないが、例えば、遠心ファンの一つであるシロッコファン(ブロアファン)を採用すればよい。
ダクト8は、コイルベース4の下側に配置され、ファン7からの空気を誘導加熱コイル3に向けて導くことが可能になっている。
加熱庫9は、グリル又はオーブンする際に被加熱物18(例えば、魚等)を設置することが可能になっている。この加熱庫9は、本体ケース1bの下方に設けられている。以下、加熱庫9について詳しく説明する。
加熱庫9は、図1及び図2に示すように、前面部9a、底面部9d及び背面板10と、から少なくとも構成されている。また、加熱庫9内には、受け皿11、焼き網12、上ヒーター13a及び下ヒーター13bと、が少なくとも設けられている。また、加熱庫9の背面板10の背面側には、加熱庫用誘導加熱コイル14、加熱庫用コイルベース15、磁性体16が設けられている。
前面部9aは、加熱庫9を正面から見たときに、正面に取り付けられ、加熱庫9の一部分を構成するものである。前面部9aの形状は、特に限定されるものではないが、例えば任意の厚みを持つ長方形の板材でよい。前面部9aには、扉17が取り付けられている。扉17は、加熱庫9の前面を覆う部材である。
また、扉17には、前方に突出しているハンドル17aが設けられている。ユーザーは、ハンドル17aを掴み、扉17を前後方向に移動させると、扉17と連結された左右一対の金属製のレール(図示省略)、後述する受け皿11及び焼き網12が連動して前後方向に移動し、加熱庫9を開閉することが可能となっている。なお、この金属製のレールは、加熱庫9内の両側面に形成されているレール受け部(図示なし)に沿って前後に移動可能となっていればよい。
底面部9dは、加熱庫9を正面から見たときに、底面に取り付けられ、加熱庫9の一部分を構成するものである。底面部9dの形状は、特に限定されるものではないが、例えば、任意の厚みを持つ長方形の板材でよい。
背面板10は、図2及び図3に示すように、加熱庫9を正面から見たときに、前面側から背面側にむかって凹部状となっている上凹部10a及び下凹部10bと、が形成されており、加熱庫9の一部を構成するものである。図2に示すように、上凹部10a及び下凹部10bには、それぞれ後述する上ヒーター13a及び下ヒーター13bが、誘導加熱調理器100の載置される面と略平行に取り付けられる。なお、背面板10は、非磁性材料のセラミック等から構成するものとする。なお、背面板の凹部の形状は、図2及び図3に示すように略直方体形状に限定されるものではないが、以下の説明では、略直方体形状をしているものとして説明する。
受け皿11は、上面がない略直方体形状をしており、内部に、例えば水や油等を貯留することができるようになっている。通常、受け皿11は、上記金属製レールの上に左右両端部が着脱自在に支持されている。そのため、受け皿11は、上記金属製レールの上から単独で取り外すことができるようになっている。
焼き網12は、受け皿11の上に置かれている。図2に示すように、焼き網12の断面はCの字形状をしている。焼き網12は、少なくとも焼き網上面12a及び焼き網下面12bから構成されており、これらの間に後述する下ヒーター13bが設置されている。焼き網上面12aには被加熱物18を載せることが可能になっている。また、焼き網下面12bは、受け皿11と接触し、これにより焼き網12は、受け皿11上に保持される。
上ヒーター13a及び下ヒーター13bは、それぞれ上凹部10a及び下凹部10bの前面側に取り付けられており、底面部9d(または、誘導加熱調理器100が載置される面)と略平行な面に設けられている。なお、上ヒーター13a及び下ヒーター13bの形状は、特に限定されるものではないが、底面部9dと略平行な面に広がりを持つ形状であるとよい。また、上ヒーター13a及び下ヒーター13bは、体積抵抗率あるいは抵抗率が大きい金属で構成するとよい。
加熱庫用誘導加熱コイル14は、上ヒーター13a及び下ヒーター13bとを誘導加熱する環状に巻かれた金属線である。加熱庫用誘導加熱コイル14は、上凹部10a及び下凹部10bの背面側に設けられており、後述する加熱庫用コイルベース15によって保持されている。さらに、加熱庫用誘導加熱コイル14の説明を詳細にするために、次のように、加熱庫用誘導加熱コイル14を、上直線部14a、下直線部14b、右曲部14c及び左曲部14dと、に分けて定義する。
図4に示すように、上直線部14a及び下直線部14bは、それぞれ上凹部10a及び下凹部10bの背面側と対向する位置に設置されている加熱庫用誘導加熱コイル14の一部分である。右曲部14cと左曲部14dは、それぞれ上直線部14aの右端及び下直線部14bの右端を結ぶ円弧状の部分、上直線部14aの左端及び下直線部14bの左端とを結ぶ円弧状の部分に相当する。
なお、誘導加熱調理器100において、加熱庫用誘導加熱コイル14と後述する加熱庫用コイルベース15のいずれかの面が接触しており、これによって、加熱庫用誘導加熱コイル14は保持されているものとする。
加熱庫用コイルベース15は、背面板10に形成されている凹部(上凹部10a、下凹部10b)に応じた形状をしている。そのような形状の一例として以下に加熱庫用コイルベース15の形状の説明をする。加熱庫用コイルベース15は、図2及び図3に示すように、上凹部10a、下凹部10b、加熱庫用誘導加熱コイル14を覆うように設けられている。また、加熱庫用誘導加熱コイル14を平面視した面と背面板10との間には、空気層22(図2及び図3の斜線部)が形成されるように加熱庫用コイルベース15は構成されている。加熱庫用コイルベース15の説明を詳細にするために、次のように、コイル形状面部15a、第1上面部15b、第1下面部15c、第2上面部15d及び第2下面部15eと、に分けて定義する。
図4に示すように、コイル形状面部15aは、加熱庫用誘導加熱コイル14を平面視した面(略ドーナツ形状の面)の背面側に対向する位置に設置されている加熱庫用コイルベース15の一部分である。第1上面部15b及び第1下面部15cは、上凹部10aのそれぞれ背面上方向及び背面下方向に位置する加熱庫用コイルベース15の一部分である。第1上面部15b及び第1下面部15cは、平面視したときに略長方形形状をしている。
また、第2上面部15d及び第2下面部15eは、下凹部10bのそれぞれ背面下方向及び背面上方向に位置する加熱庫用コイルベース15の一部分である。第2上面部15d及び第2下面部15eは、平面視したときに略長方形形状をしている。なお、第1上面部15b、第1下面部15c、第2上面部15d及び第2下面部15eは、誘導加熱調理器100が載置される面と略平行である。なお、加熱庫用コイルベース15は、耐熱性の高い材料(例えばPET)から構成するとよい。また、加熱庫用コイルベース15は、第1上面部15b及び第2下面部15eと、を背面板10に固定金具19で固定することで保持されている。
加熱庫用コイルベース15は以上のように誘導加熱調理器100の側面と平行な面の断面はコの字になっている。そのため、図4に示すように、背面板10と加熱庫用コイルベース15の間には空間が形成される。この空間において、後述する冷却ファン20側の面を、上冷却風取入口15f、下冷却風取入口15gと定義し、反対側を上冷却風出口15h、下冷却風出口15iと定義するものとする。
磁性体16は、第1磁性体16a、第2磁性体16b、第3磁性体16c及び第4磁性体16dと、から構成されている。第1磁性体16a、第2磁性体16b、第3磁性体16c及び第4磁性体16dは、それぞれ形状は同様であるが、設置されている場所が異なっている。第1磁性体16a、第2磁性体16b、第3磁性体16c及び第4磁性体16dは、図3に示すように断面形状が略コの字をしており、それぞれ加熱庫用コイルベース15を覆うような形状をしている。ただし、磁性体16の形状は、加熱庫用誘導加熱コイル14から生じる磁束が、上ヒーター13a及び下ヒーター13bと鎖交する方向に強くなればよく、特に限定されるものではないが、本実施の形態1に係る誘導加熱調理器100では、上記の形状をしているものとして説明する。
具体的には、上凹部10aの背面側、加熱庫用誘導加熱コイル14の上直線部14a、加熱庫用コイルベース15のコイル形状面部15a、第1上面部15b及び第1下面部15cと、を覆うように第1磁性体16a及び第2磁性体16bが設けられている。また、下凹部10bの背面側、加熱庫用誘導加熱コイル14の下直線部14b、加熱庫用コイルベース15のコイル形状面部15a、第2上面部15d及び第2下面部15eと、を覆うように第3磁性体16c及び第4磁性体16dが設けられている。
なお、磁性体16は、図3に示すように、例えば、加熱庫9の内部に設けられている上ヒーター13a及び下ヒーター13bを点線Aまで覆うように設けられているとよい(上ヒーター13a及び下ヒーター13bと鎖交する方向の磁束が強められる)。ただし、磁性体16は、加熱庫9の外部に設けられているものとする。
冷却ファン20は、図4に示すように、加熱庫9を正面から見たとき、加熱庫用誘導加熱コイル14及び加熱庫用コイルベース15の右側面側に設けられている。なお、冷却ファン20は、加熱庫用誘導加熱コイル14及び加熱庫用コイルベース15の左側面側に設けられていてもよいが、本実施の形態1に係る誘導加熱調理器100では、右側面側に設けられているものとして説明する。
電源回路部21は、電源回路(図示なし)が設けられており、所定の周波数、所定の電流値の電流を生成することが可能となっている。また、電源回路部21は、加熱庫用誘導加熱コイル14と供給線18aを介して接続されており、供給線18aから加熱庫用誘導加熱コイル14に電流を供給するようになっている。
図2及び図3に示すように、誘導加熱調理器100を側面方向から見たとき、背面板10と、加熱庫用誘導加熱コイル14との間には、空気層22が形成されている。そして、冷却ファン20から供給される冷却風が、背面板10と加熱庫用誘導加熱コイル14との間に形成されている空気層22を連続的に通気する。つまり、加熱庫用誘導加熱コイル14及び加熱庫用コイルベース15の熱を受け取り温められた空気層22の空気は、供給される冷却風によって次々に入れ替わり、加熱庫用誘導加熱コイル14及び加熱庫用コイルベース15は冷却される。
次に、加熱庫用誘導加熱コイル14及び加熱庫用コイルベース15の冷却について説明する。まず、冷却ファン20は、図4に示すように、加熱庫9の側面側方向から冷却風を送風し、送風された冷却風は、上冷却風取入口15f及び下冷却風取入口15gから加熱庫用コイルベース15及び背面板10で挟まれた空間に取り入れられる。
詳細に説明すると、一方の冷却風は、コイル形状面部15a、第1上面部15b及び第1下面部15cで囲まれた空気層22を通気しながら、上直線部14aを冷却して、その後、上冷却風出口15hから放出される。他方の冷却風は、下冷却風取入口15gから、コイル形状面部15a、第2上面部15d及び第2下面部15eで囲まれた空気層22を通気しながら、下直線部14bを冷却して、下冷却風出口15iから放出される。
したがって、磁性体16で覆われている部分の加熱庫用誘導加熱コイル14が効率的に冷却されるようになっている。さらに、加熱庫用コイルベース15によって、冷却風が拡散してしまうのが抑制されているので、加熱庫用誘導加熱コイル14は効率的に冷却されるようになっている。また、空気層22を冷却風が流れることにより、加熱庫用コイルベース15の磁性体16で覆われている部分も効率的に冷却されることは言うまでもない。
また、空気層22により、加熱庫9内と加熱庫9の外が断熱されるので加熱庫9で発生した熱が加熱庫用誘導加熱コイル14に伝達することが抑制される。
実施の形態2.
図5は、本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器100の加熱庫9の断面図である。なお、本実施の形態2では、実施の形態1と同一部分には同一符号とし、実施の形態1との相違点を中心に説明するものとする。
なお、図5において、実施の形態1の加熱庫用誘導加熱コイル14、上直線部14a、下直線部14b、右曲部14c、左曲部14d、加熱庫用コイルベース15、コイル形状面部15a、第1上面部15b、第1下面部15c、第2上面部15d及び第2下面部15eが、それぞれ実施の形態2の加熱庫用誘導加熱コイル24、上直線部24a、下直線部24b、右曲部24c、左曲部24d、加熱庫用コイルベース25、コイル形状面部25a、第1上面部25b、第1下面部25c、第2上面部25d及び第2下面部25eが対応している。
本実施の形態2においては、図5に示すように、加熱庫用誘導加熱コイル24及び加熱庫用コイルベース25の位置関係が異なっている点において、実施の形態1と異なる。具体的には、実施の形態1においては、加熱庫用誘導加熱コイル14の背面側及び加熱庫用コイルベース15は接するように設けられているのに対し、本実施の形態2では、加熱庫用誘導加熱コイルの背面側及び加熱庫用コイルベース25との間にも空気層22が形成されている(但し、磁性体16で覆われている部分の少なくとも一部を除く)。これによって、冷却ファン20から送風される冷却風は、上直線部24a及び下直線部24bの背面側も冷却するようになっている。
したがって、磁性体16で覆われている部分の加熱庫用誘導加熱コイル24が効率的に冷却される。さらに、加熱庫用コイルベース25によって、冷却風が拡散してしまうのが抑制されているので、加熱庫用誘導加熱コイル24が、さらに効率的に冷却されるようになっていることはいうまでもない。また、空気層22を冷却風が流れることにより、加熱庫用コイルベース25が磁性体16で覆われている部分も効率的に冷却されることも言うまでもない。
実施の形態3.
図6は、本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器の加熱庫の背面斜視図である。図7は、図6に示す誘導加熱調理器の開口部における断面図である。図6及び図7に基づいて、本実施の形態3に係る誘導加熱調理器100について説明する。なお、本実施の形態3では、実施の形態1及び実施の形態2と同一部分には同一符号とし、実施の形態1及び実施の形態2との相違点を中心に説明するものとする。
なお、図6及び図7において、実施の形態1の加熱庫用誘導加熱コイル14、上直線部14a、下直線部14b、右曲部14c、左曲部14d、加熱庫用コイルベース15、コイル形状面部15a、第1上面部15b、第1下面部15c、第2上面部15d及び第2下面部15eが、それぞれ実施の形態3の加熱庫用誘導加熱コイル34、上直線部34a、下直線部34b、右曲部34c、左曲部34d、加熱庫用コイルベース35、コイル形状面部35a、第1上面部35b、第1下面部35c、第2上面部35d及び第2下面部35eが対応している。
本実施の形態3においては、図6に示すように、加熱庫用コイルベース35のコイル形状面部35aの磁性体16に覆われている部分が開口されており、その開口面に風向板37が設けられている。また、図7に示すように、加熱庫用コイルベース35の背面側方向に冷却ファン30が設けられている。
風向板37は、上直線部34a及び下直線部34bの背面側方向に設けられている。風向板37の形状は、特に限定されるものではないが、加熱庫用コイルベース35の背面側に設けられている冷却ファン30の冷却風が、風向板37によって、誘導加熱調理器100を正面視したときに、幅方向と略平行な2つの方向(右方向から左方向と左方向から右方向)に分流するようになっていればよい(例えば、二等辺三角形を底面とする三角柱)。
また、風向板37の保持方法は、特に限定されるものではないが、本実施の形態3においては、第1上面部35b及び第2下面部35eに取り付けられているものとして説明する。なお、図6に示すように、上記の開口されている面をそれぞれ第1開口部、第2開口部、第3開口部及び第4開口部と定義するものとする。
加熱庫用誘導加熱コイル34及び加熱庫用コイルベース35の冷却について説明する。まず、冷却ファン30は、図6及び図7に示すように、加熱庫9の背面側方向から冷却風を送風し、送風された冷却風は、第1開口部、第2開口部、第3開口部及び第4開口部とから加熱庫用コイルベース35と背面板10の間に形成されている空気層22に進入する。
第1開口部から進入した冷却風は、風向板37によって進行方向が、誘導加熱調理器100を正面視したときに、幅方向と略平行で、且つ、左から右の方向に、円滑に向かうようになっている。これにより、第1磁性体16aで覆われているコイル形状面部35aの部分、第1上面部35b、第1下面部35c及び背面板10とで囲まれた空気層22を通気しながら、上直線部34aを冷却して、上冷却風取入口15fから放出される。
第2開口部から進入した冷却風は、風向板37によって進行方向が、誘導加熱調理器100を正面視したときに、幅方向と略平行で、且つ、右から左の方向に、円滑に向かうようになっている。これにより、第2磁性体16bで覆われているコイル形状面部35aの部分、第1上面部35b、第1下面部35c及び背面板10とで囲まれた空気層22を通気しながら、上直線部34aを冷却して、上冷却風出口15hから放出される。
第3開口部から進入した冷却風は、風向板37によって進行方向が、誘導加熱調理器100を正面視したときに、幅方向と略平行で、且つ、左から右の方向に、円滑に向かうようになっている。これにより、第3磁性体16cで覆われているコイル形状面部35aの部分、第2上面部35d、第2下面部35e及び背面板10とで囲まれた空気層22を通気しながら、下直線部34bを冷却して、下冷却風取入口15gから放出される。
第4開口部から進入した冷却風は、風向板37によって進行方向が、誘導加熱調理器100を正面視したときに、幅方向と略平行で、且つ、右から左の方向に、円滑に向かうようになっている。これにより、第4磁性体16dで覆われているコイル形状面部35aの部分、第2上面部35d、第2下面部35e及び背面板10とで囲まれた空気層22を通気しながら、下直線部34bを冷却して、上冷却風取入口15iから放出される。
したがって、磁性体16で覆われている部分の加熱庫用誘導加熱コイル34が効率的に冷却されるようになっている。さらに、加熱庫用コイルベース35によって、冷却風が拡散してしまうのが抑制されているので、加熱庫用誘導加熱コイル34は効率的に冷却されるようになっている。また、空気層22を冷却風が流れることにより、加熱庫用コイルベース35の磁性体16で覆われている部分も効率的に冷却されることは言うまでもない。
実施の形態4.
図8は、本発明の実施の形態4に係る誘導加熱調理器の加熱庫の断面の一部を拡大したものである。なお、本実施の形態4では、実施の形態3と同一部分には同一符号とし、実施の形態3との相違点を中心に説明するものとする。
なお、図8において、実施の形態3の加熱庫用誘導加熱コイル34、上直線部34a、下直線部34b、右曲部34c、左曲部34d、加熱庫用コイルベース35、コイル形状面部35a、第1上面部35b、第1下面部35c、第2上面部35d、第2下面部35e、第1開口部38a、第2開口部38b、第3開口部38c及び第4開口部38dが、それぞれ実施の形態4の加熱庫用誘導加熱コイル44、上直線部44a、下直線部44b、右曲部44c、左曲部44d、加熱庫用コイルベース45、コイル形状面部45a、第1上面部45b、第1下面部45c、第2上面部45d、第2下面部45e、第1開口部48a、第2開口部48b、第3開口部48c及び第4開口部48dが対応している。
実施の形態4においては、図7に示すように、第1下面部45c及び第2上面部45dも開口されている。これに伴い、第1開口部、第2開口部、第3開口部及び第4開口部はより大きくなり、冷却ファン30から送風される冷却風がより広範囲に、加熱庫用コイルベース45及び背面板10とで囲まれた空気層22に取り入れられるようになっている。
1a ガラストップ、1b 本体ケース、1c 鍋載置部、2 被加熱調理容器、3 誘導加熱コイル、4 コイルベース、5 駆動回路基板、6 ラジエントヒーター、7 ファン、8 ダクト、9 加熱庫、9a 前面部、9d 底面部 10 背面板、10a 上凹部、10b 下凹部、11 受け皿、12 焼き網、13a 上ヒーター、13b 下ヒーター、14 加熱庫用誘導加熱コイル、14a 上直線部、14b 下直線部、14c 右曲部、14d 左曲部、15 加熱庫用コイルベース、15a コイル形状面部、15b 第1上面部、15c 第1下面部、15d 第2上面部、15e 第2下面部、16 磁性体、16a 第1磁性体、16b 第2磁性体、16c 第3磁性体、16d 第4磁性体、17 扉、17a ハンドル、18 被加熱物、19 固定金具、20 冷却ファン、21 電源回路部、22 空気層、24 加熱庫用誘導加熱コイル、25 加熱庫用コイルベース、30 冷却ファン、34 加熱庫用誘導加熱コイル、34a 上直線部、34b 下直線部、35 加熱庫用コイルベース、35a コイル形状面部、35b 第1上面部、35c 第1下面部、35d 第2上面部、35e 第2下面部、37 風向板、38a 第1開口部、38b 第2開口部、38c 第3開口部、38d 第4開口部、44 加熱庫用誘導加熱コイル、44a 上直線部、44b 下直線部、45 加熱庫用コイルベース、45a コイル形状面部、45b 第1上面部、45c 第1下面部、45d 第2上面部、45e 第2下面部、48a 第1開口部、48b 第2開口部、48c 第3開口部、48d 第4開口部、100 誘導加熱調理器。

Claims (10)

  1. 被加熱物が調理される加熱庫と、
    前記加熱庫の内部に設けられ前記被加熱物を加熱するヒーターと、
    前記加熱庫の背面を構成している背面板の背面側に設けられ、前記ヒーターを誘導加熱する誘導加熱コイルと、
    前記誘導加熱コイルを保持するコイルベースと、
    前記コイルベース設けられ、前記誘導加熱コイルから発生する磁束を前記ヒーターと鎖交する方向に強くする磁性体と、
    前記加熱庫の背面板と前記コイルベースとの間に冷却風を供給して、前記誘導加熱コイル及び前記コイルベースを冷却する冷却ファンと、
    を備え
    前記磁性体は、前記加熱庫の前面側から背面側に向けて凹むように形成されている
    ことを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 前記誘導加熱コイルと前記コイルベースとの間に空気層を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記磁性体は、前記コイルベースの背面側に設けられ、
    前記背面板には、前記加熱庫を正面から見たときに前記背面板の少なくとも一部が前面側から背面側に向けて凹んでいる凹部が形成され、前記磁性体が、前記凹部の形状に応じて断面コの字形状として構成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記ヒーターは、前記加熱庫を側面から見たときに、一端が前記磁性体に覆われるように前記凹部に設けられている
    ことを特徴とする請求項3に記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記コイルベースは、前記加熱庫を正面から見たときに前記凹部の形状に応じた断面コの字形状として構成されている
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の誘導加熱調理器。
  6. 前記冷却ファンが、前記加熱庫の側面側に設けられている
    ことを特徴とする請求項3〜5のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
  7. 前記コイルベースの内、前記磁性体で覆われていない部位に開口部が形成され、
    前記冷却ファンは、前記開口部を介して前記背面板の凹部と前記コイルベースとの間に形成される空気層に冷却風を供給する
    ことを特徴とする請求項3〜6のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
  8. 前記コイルベースの開口部の背面側に、前記冷却ファンの冷却風の向きを変えられる風向板が設けられている
    ことを特徴とする請求項7に記載の誘導加熱調理器。
  9. 前記コイルベースの上面及び下面の少なくとも一方の長さを短くしている
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の誘導加熱調理器。
  10. 前記冷却ファンは、前記開口部に向けて冷却風を供給する
    ことを特徴とする請求項8に記載の誘導加熱調理器。
JP2010141539A 2010-06-22 2010-06-22 誘導加熱調理器 Expired - Fee Related JP5517774B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010141539A JP5517774B2 (ja) 2010-06-22 2010-06-22 誘導加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010141539A JP5517774B2 (ja) 2010-06-22 2010-06-22 誘導加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012009163A JP2012009163A (ja) 2012-01-12
JP5517774B2 true JP5517774B2 (ja) 2014-06-11

Family

ID=45539504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010141539A Expired - Fee Related JP5517774B2 (ja) 2010-06-22 2010-06-22 誘導加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5517774B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04257620A (ja) * 1991-02-08 1992-09-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
JP2007247958A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Toshiba Corp 調理器
JP4954138B2 (ja) * 2008-05-22 2012-06-13 三菱電機株式会社 誘導加熱調理器及びコイルユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012009163A (ja) 2012-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4934364B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP7229797B2 (ja) 加熱調理器
US10920992B2 (en) Cooker
JP5517774B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5896658B2 (ja) 加熱調理器
JP6893196B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5860766B2 (ja) 誘導加熱調理器
KR20220080379A (ko) 전기 레인지
JP5653172B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP6775345B2 (ja) 加熱調理器
JP4972617B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP6055942B2 (ja) 加熱調理器
JP2015138631A (ja) 誘導加熱調理器
EP4096360A1 (en) Electric range
JP2005122963A (ja) 誘導加熱調理器
KR102419666B1 (ko) 전기 레인지
EP4096359A1 (en) Electric range
JP5501500B2 (ja) 誘導加熱調理器
US11519608B2 (en) Embossed feature for cooktop assembly
JP7115970B2 (ja) 誘導加熱調理器
EP1972856B1 (en) Cooking appliance
JP6602229B2 (ja) 誘導加熱調理器
KR20220072207A (ko) 전기 레인지
JP5645606B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP6556026B2 (ja) 誘導加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5517774

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees