JP5517653B2 - レンズ鏡筒及び撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明はデジタルカメラなどの撮像装置に用いるレンズ鏡筒において、薄型でありながら沈胴時のレンズ群の移動ストロークを大きくするための技術に関する。
撮像装置の撮影性能や携帯性の向上に伴い、沈胴式レンズ鏡筒の薄型化が求められている。従来、前群と後群のレンズ鏡筒を3段目のカム部材にカム係合保持した3段沈胴式のレンズ鏡筒が知られている。特許文献1には、沈胴時に撮影レンズのうちの一部を好適な位置に退避させることにより薄型化を図ったデジタルカメラが開示されている。
特開2004−317943号公報
ところで、従来の構成では前群と後群の相対距離が3段目のカム部材に配置した前群のカム溝及び後群のカム溝による移動量で制限される。このため、沈胴時におけるレンズ鏡筒の光軸方向の長さを極力短くし、かつレンズ駆動時には大きな相対距離の変化を得るという要請を両立させることが難しいという課題があった。
そこで本発明は、薄型の沈胴式レンズ鏡筒において、前群と後群の相対距離の変化を大きくすることを目的とする。
本発明の一実施形態のレンズ鏡筒は、光軸方向に移動可能な第1のレンズ群及び第2のレンズ群有するレンズ鏡筒であって、前記第1のレンズ群の保持部材にカム係合して前記保持部材を保持する第1のカム部材と、前記第2のレンズ群の保持部材にカム係合して前記保持部材を保持する第2のカム部材と、前記第1のカム部材及び第2のカム部材を案内する第3のカム部材と、前記第3のカム部材にカム係合して前記第3のカム部材を回転可能に支持する支持部材を備える。前記第1のカム部材と前記第3のカム部材のカム機構と、前記第2のカム部材と前記第3のカム部材のカム機構は、独立に設けられており、ズーム動作時に、前記第3のカム部材の回転に伴って前記第2のレンズ群と独立して前記第1のレンズ群が移動し、前記第3のカム部材の回転に伴って前記第1のレンズ群と独立して前記第2のレンズ群が移動する。
本発明では第1のレンズ群と第2のレンズ群をそれぞれ別のカム部材にカム係合して保持し、これらのカム部材を第3のカム部材によって案内し、該第3のカム部材を前記支持部材にカム係合して支持する。これにより、各レンズ群の相対距離の変化を大きくすることができる。
本発明の一実施形態に係るレンズ鏡筒の構成例を示す中央断面図である。 レンズ鏡筒のカム軌跡を示す模式図である。 レンズ鏡筒のズーム機構系の構成例を示す分解斜視図である。 レンズ鏡筒のズーム機構駆動系、フォーカス駆動系、撮像素子の周辺部の構成例を示す分解斜視図である。
以下、本発明の撮像装置に係る実施形態として、3段沈胴式のレンズ鏡筒を備えた装置の構成例を説明する。図1はレンズ鏡筒を光軸に沿って切断した中央断面図であり、本図に基づいてレンズ鏡筒の構成の概略を説明する。撮影光学系は、第1のレンズ群(以下、1群という)101、第2のレンズ群(以下、2群という)102、第3のレンズ群(以下、3群という)103から成る。各レンズ群は一般的に複数の光学部材で構成され、3群103(本例では単レンズ)は撮像素子104の手前に位置する。撮像素子104は各レンズ群を通して結像する被写体像を電気信号に変換し、撮像信号を不図示の信号処理回路に出力する。撮像素子104の前面には光学フィルタ105が配置される。1群鏡筒111、2群鏡筒112、3群鏡筒113はそれぞれ、1群101、2群102、3群103の保持部材である。1群鏡筒(第1保持枠)111にはレンズ保護用のレンズバリアとその駆動部が設けられ、2群鏡筒(第2保持枠)112にはシャッタ機構や絞り機構が設けられているが、それらの詳細な説明は省略する。また1群101と2群102は協同して主に焦点距離調節機能をもち、3群103は主に焦点調節機能をもつ。
レンズ鏡筒の基台となるベース121は撮像素子104を保持し、支持部材である固定筒122に取り付けられている。固定筒122は円筒形を成し、内周にカム溝122aを有する。レンズ鏡筒は、第1のカム部材(1群カム環124)、第2のカム部材(2群カム環126)、第3のカム部材(移動カム環123)を備える。さらに第1の直進環(1群直進環125)、第2の直進環(2群直進環127)と、直進環の回転を規制する直進案内部材(ガイドプレート128)が設けられている。
円筒状をした移動カム環123は、その外周部にカムフォロワ123zを有しており、これは固定筒122のカム溝122aと係合する。移動カム環123の内周には2種類のカム溝123a、123bが形成されており、1群直進環125や2群直進環127に形成した不図示のカムフォロワが係合する。つまりカム溝123aには1群直進環125の外周に設けたカムフォロワが係合し、またカム溝123bには2群直進環127の外周に設けたカムフォロワが係合する。1群直進環125は1群カム環124を保持しており、光軸方向において1群カム環124と一体的に移動可能であり、光軸回り方向においては相対的に回転可能である。1群カム環124の内周にはカム溝124aが形成され、1群鏡筒111の外周部に設けたカムフォロワ111zが係合する。2群直進環127は2群カム環126を保持しており、光軸方向において2群カム環126と一体的に移動可能であり、光軸回り方向においては相対的に回転可能である。2群カム環126の内周にはカム溝126aが形成され、2群鏡筒112の外周部に設けたカムフォロワ112zが係合する。ガイドプレート128は固定筒122に対して回転が規制される直進案内部材であり、後述する2本のキー(本例では長方形状の規制部)によって1群直進環125と2群直進環127の回転を規制している。
本レンズ鏡筒は、1群鏡筒111、2群鏡筒112の光軸方向における位置がそれぞれ、3つのカム環123、124、126によって決定される3段鏡筒である。ところで本例の光学系は1群101が負のパワーを持ち、2群102が正のパワーを持ち、3群103が正のパワーを持つ光学系であり、焦点距離の変化は主に1群と2群のレンズの配置で決定される。そして2群102が光軸方向に大きく移動することで焦点距離が変化するという性質がある。近年、レンズ全長の短縮化や高倍率化によって、レンズ全長に対する2群の移動量が相対的に大きくなる傾向にある。従来は1群の移動量でレンズ鏡筒の沈胴全長が決定されていたが、近年では2群の移動量による影響が大きくなっている。
図2は、1群が負、2群と3群が正のパワーをそれぞれ有する光学系について、各レンズ群のカム軌跡を模式的に示す。図2(A)は1群101のカム軌跡を示し、図2(B)は2群レンズのカム軌跡を示しており、図の上方が被写体側、つまり撮像装置の前方を示す。「沈胴」はレンズ鏡筒が非動作時にカメラ本体に収納される状態を表し、「ワイド端」は画角変化における広角端を表し、「テレ端」は画角変化における望遠端を表している。図2中のL(122a)は固定筒122の内周に設けたカム溝122aのカム軌跡を表し、沈胴からワイド端の手前にかけて直線的に変化し、ワイド端の手前からテレ端にかけて一定位置となる。1群101、2群102ともに、これらの光軸方向の位置にはカム溝122aとこれに係合するカムフォロワ123zによるストローク分が共通の成分として加わる。図2(A)においてL(123a)は移動カム環123の内周に設けたカム溝123aのカム軌跡を表し、沈胴からワイド端の手前にかけて直線的に変化し、ワイド端の手前からテレ端にかけて一定位置となる。L(124a)は1群カム環124の内周に設けたカム溝124aのカム軌跡であり、沈胴からワイド端の手前にかけて直線的に変化し、ワイド端からテレ端までの間には下方に凸の曲線部をもつ。1群101の光軸方向の位置は、合成軌跡L1totalに示すように、L(122a)、L(123a)、L(124a)に示す各カム軌跡の位置成分の合計によって決定され、1群101はこの軌跡に従って光軸方向に移動する。
2群102については、図2(B)に示すL(123b)が移動カム環123の内周に設けたカム溝123bのカム軌跡を表し、沈胴からワイド端を超えたところまで一定位置であり、ワイド端からテレ端にかけて直線部をもつ。L(126a)は2群カム環126の内周に設けたカム溝126aのカム軌跡を表し、沈胴からワイド端にかけて負勾配(後退方向)の直線部をもち、ワイド端からテレ端にかけて直線部をもつ。合成軌跡L2total(a)は、L(122a)、L(123b)、L(126a)に示す各カム軌跡の位置成分の合計、すなわち2群102の移動軌跡を表している。
図中のΔ12wideはワイド端における1群101と2群102の間隔(位置差)を表し、Δ12tele(a)はテレ端における1群101と2群102の間隔を表す。この様に各レンズ群ともに沈胴位置からの移動量は同程度必要である。そして1群101と2群102の間隔についても、ワイド端でのΔ12wideから、テレ端でのΔ12tele(a)まで大きく変化できるようにする必要がある。これは1群鏡筒111を3段カム構成とし、2群鏡筒112を3段カム構成とすることで達成される。例えば2群のカム構成においてカム軌跡L(123b)が無い2段構成を仮定する。この場合、2群の合成軌跡は破線で示すL2total(b)となり、テレ端における1群と2群の間隔はΔ12tele(a)からΔ12tele(b)に広がってしまい、画角倍率変化が低下してしまう。
本実施形態では、ベース121から2段目の移動カム環123において1群用のカム溝123aと2群用のカム溝123bを分離して形成している。すなわち1群101と2群102との相互間隔は、1群鏡筒111のカム2段分のストローク(=L(123a)+L(124a))と、2群鏡筒112のカム2段分のストローク(=L(123b)+L(126a))の差によって決まる。これにより、レンズ群同士の相互間隔について大きな変化量を得ることが可能である。例えば、ベースから3段目で1群と2群のカムを分離する構成の場合、1群と2群との相互間隔は1段分のカムストロークのみで決まるので、これを大きくする事はできなくなってしまう。
上述の構成により、短い沈胴全長のレンズ鏡筒においても1群と2群の移動量を大きくすることが可能となり、薄型化に好適なレンズ鏡筒を実現できる。
次にレンズ鏡筒の構成について詳細に説明する。図3はレンズ鏡筒におけるズーム機構系の分解斜視図である。先ず1群101の保持機構を説明すると、1群カム環124の内周には1群直進環125が嵌合し、不図示の脱落規制部によって両者は光軸方向へ一体的に移動可動であって、かつ相対的に回転可能である。1群カム環124の内周面に3箇所形成されたカム溝124aには、1群鏡筒111に設けた3つのカムフォロワ111zがそれぞれ係合することで、1群鏡筒111がカム溝124aに沿って案内される。1群直進環125の円筒部の側面には直進案内溝125aが3箇所に形成されており、1群鏡筒111に設けた各カムフォロワ111zが係合することで1群鏡筒111の回転が規制される。1群直進環125自体の回転規制については、ガイドプレート128に立設した2つのキー128aが1群直進環125の側面に形成した2箇所のスリット125bにそれぞれ嵌合することで行われる。なお各キー128aは光軸を挟んで互いに対向して位置し、光軸に対して平行に延びている。ガイドプレート128にはそのフランジ部から半径方向の外方に延伸した凸部128zが3箇所形成されており、これらは固定筒122の内周に3箇所形成した直進案内溝122bにそれぞれ嵌合することで回転が規制される。
2群鏡筒112の保持機構についても1群鏡筒111の場合と同様、2群カム環126の内周に2群直進環127が嵌合し、不図示の脱落規制部によって両者は光軸方向へ一体的に移動可能であって、かつ相対的に回転可能である。2群カム環126の内周に3箇所形成したカム溝126aには、2群鏡筒112に3箇所形成したカムフォロワ112zがそれぞれ係合し、2群鏡筒112はカム溝126aに沿って案内される。2群直進環127の円筒部の側面には直進案内溝127aが3箇所形成され、2群鏡筒112に3箇所形成したカムフォロワ112zがそれぞれの案内溝127aに嵌合することで2群鏡筒112の回転が規制される。2群直進環127には、円筒部から半径方向にて外方に延伸したフランジ部127fが形成され、これにはスリット孔127bが2箇所形成されている。ガイドプレート128の各キー128aを、フランジ部127fのスリット孔127bに挿通することで、2群直進環127の回転が規制される。2群カム環126には、その円筒部から半径方向にて外方に延伸したフランジ部126fが形成されており、この部分に2箇所形成された弧状の孔126cに、各キー128aがそれぞれ挿通される。
次にカム溝とカムフォロワとの係合関係を説明する。1群直進環125に形成した第1のカムフォロワ125zは、移動カム環123の内周に形成した第1のカム溝123aと係合する。2群直進環127に形成した第2のカムフォロワ127zは移動カム環123の内周に形成した第2のカム溝123bと係合する。これにより1群直進環125と2群直進環127はそれぞれカム溝123a、123bに沿って案内される。移動カム環123の内周には直進案内溝123cが円周方向において3箇所形成されている。これらの直進案内溝123cには、1群カム環124の外周の突起124z、及び2群カム環126の外周の突起126zがそれぞれ嵌合しており、1群カム環124及び2群カム環126は移動カム環123に従動して回転する。移動カム環123は固定筒122の内周に3箇所形成したカム溝122aに沿って案内される。つまり、各カムフォロワ123zがそれぞれに対応するカム溝122aに係合する。移動カム環123の外周にはギア部123gが一体的に形成されている。該ギア部には後述する駆動ギアを介して駆動モータの力が伝達され、移動カム環123は光軸回りに回転すると共に光軸方向に移動する。ガイドプレート128は移動カム環123に設けた不図示の脱落規制部によって、移動カム環123と一体的に光軸方向へ移動可能であって、かつ光軸回り方向において相対的に回転可能である。
本構造では、移動カム環123の回転に従動して1群カム環124も回転するが、1群直進環125はガイドプレート128のキー128aによって回転が規制されているため、1群鏡筒111は光軸方向にのみ移動することになる。なお1群直進環125はその後端部にて半径方向に延伸したフランジ部125fを有しており、鏡筒の強度向上及び遮光性向上の効果を奏する。
一方、移動カム環123の回転に従動して2群カム環126も回転するが、2群直進環127はガイドプレート128のキー128aによって回転が規制されているため、2群鏡筒112は光軸方向にのみ移動することになる。なお2群カム環126、2群直進環127にはその後端部にて半径方向に延伸したフランジ部126f、127fをそれぞれ有しており、鏡筒の強度向上及び遮光性向上の効果を奏する。
図4は、レンズ鏡筒におけるズーム機構駆動系、フォーカス駆動系、撮像素子の周辺部を示す分解斜視図である。ベース121の下方にはズーム機構の駆動源としてズームモータ401が取り付けられている。ズームモータ401の回転軸にはギア402が固定され、伝達ギア群403は、ギア402の回転力を移動カム環123のギア部123gに伝達する。ギア402に近辺に設けたフォトインタラプタ404は、ズームモータ401の回転方向及び回転数を検出する。ベース121に設けたフォトインタラプタ405は、ズーム駆動時のリセット位置を検出る。2群直進環127に設けた不図示の遮光リブがフォトインタラプタ405を遮光することでリセット検出が行われる。
3群鏡筒113にはスリーブ113aが延設され、この部分にガイドバー407を挿通した状態でガイドバー407をベース121の保持部121aで保持することによって、スリーブ113aがベース121に支持される。これにより、3群鏡筒113はガイドバー407に沿って光軸と平行な方向に進退可能である。片寄せバネ408は、その一端が3群鏡筒113の一部に設けたフック113hに引っ掛けられ、他端はベース121の保持部121aに設けたフック121hに引っ掛けられている。フォーカス駆動機構の駆動源としてのフォーカスモータ410は、3群鏡筒113を駆動する送りネジ機構を構成する。送りネジであるフォーカスモータ410の回転軸410aと、3群鏡筒113に設けた送りナット411によって、3群鏡筒113はガイドバー407に沿って光軸と平行な方向に進退する。3群鏡筒113にはリブ113bが設けられており、これによってベース121に設けたフォトインタラプタ412が遮光される際、フォーカス駆動時における3群鏡筒113のリセット位置が検出される。撮像素子104は保持板420に固定され、複数のビス421を用いてベース121に取り付けられる。保持板420と光学フィルタ105(不図示)の間には防塵用のゴム部材422が挟持される。
以上、本実施形態によれば、1群101の保持枠を1群カム環124にカム係合で保持し、2群102の保持枠を2群カム環126にカム係合で保持する。そして、これらの部材を2段目の移動カム環123が係合保持して案内するので、1群と2群の相対距離の変化を大きくすることができる。そして沈胴時に、2群カム環126及び2群直進環127は1群鏡筒111、1群カム環124及び1群直進環125に対し、光軸と直交する半径方向の内側に収納される。このため1群鏡筒111と1群直進環125の隙間から侵入した外光があったとしても、フランジ部126fや127fによって遮光することができる。本例では、ガイドプレート128のキー128aが、フランジ部127fに形成したスリット孔127b、及びフランジ部126fに形成した弧状の孔126cを挿通する構成を採用している。キー128aよりも半径方向の外側に各フランジ部が存在するので、遮光の効果が高まる。
101 第1のレンズ群
102 第2のレンズ群
104 撮像素子
111 保持部材(1群鏡筒)
112 保持部材(2群鏡筒)
122 支持部材(固定筒)
123 第3のカム部材(移動カム環)
124 第1のカム部材(1群カム環)
125 第1の直進環(1群直進環)
126 第2のカム部材(2群カム環)
127 第2の直進環(2群直進環)

Claims (8)

  1. 光軸方向に移動可能な第1のレンズ群及び第2のレンズ群有するレンズ鏡筒であって、
    前記第1のレンズ群の保持部材にカム係合して前記保持部材を保持する第1のカム部材と、前記第2のレンズ群の保持部材にカム係合して前記保持部材を保持する第2のカム部材と、前記第1のカム部材及び第2のカム部材を案内する第3のカム部材と、前記第3のカム部材にカム係合して前記第3のカム部材を回転可能に支持する支持部材を備え、
    前記第1のカム部材と前記第3のカム部材のカム機構と、前記第2のカム部材と前記第3のカム部材のカム機構は、独立に設けられており、
    ズーム動作時に、前記第3のカム部材の回転に伴って前記第2のレンズ群と独立して前記第1のレンズ群が移動し、前記第3のカム部材の回転に伴って前記第1のレンズ群と独立して前記第2のレンズ群が移動することを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記第1のカム部材と前記第3のカム部材のカム機構は、前記第1のカム部材と、前記第1のカム部材と一体的に光軸方向に移動可能であって前記第1のカム部材に対して光軸回りにて相対的に回転可能な第1の規制部材を備え、
    前記第2のカム部材と前記第3のカム部材のカム機構は、前記第2のカム部材と、前記第2のカム部材と一体的に光軸方向に移動可能であって前記第2のカム部材に対して光軸回りにて相対的に回転可能な第2の規制部材を備えることを特徴とす請求項1記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記第1の規制部材および前記第2の規制部材は前記第3のカム部材に対してそれぞれカム係合していることを特徴とす請求項2記載のレンズ鏡筒。
  4. 光軸方向に移動可能な第1及び第2のレンズ群と、該レンズ群の駆動機構を有するレンズ鏡筒であって、
    前記第1のレンズ群の保持部材にカム係合して当該保持部材を保持する第1のカム部材と、
    前記第2のレンズ群の保持部材にカム係合して当該保持部材を保持する第2のカム部材と、
    前記第1のカム部材と一体的に光軸方向へ移動可能であって当該第1のカム部材に対して光軸回りにて相対的に回転可能な第1の直進環と、
    前記第2のカム部材と一体的に光軸方向へ移動可能であって当該第2のカム部材に対して光軸回りにて相対的に回転可能な第2の直進環と、
    前記第1及び第2の直進環とカム係合して前記第1及び第2のカム部材を案内する第3のカム部材と、
    前記第3のカム部材にカム係合して当該カム部材を回転可能に支持する支持部材と、
    前記第3のカム部材と一体的に光軸方向へ移動可能であって、前記第1及び第2の直進環の回転を規制する直進案内部材と、を備え、
    前記第1の直進環には第1のカムフォロワが形成され、
    前記第2の直進環には第2のカムフォロワが形成され、
    前記第1のカム部材及び前記第2のカム部材にはそれぞれ突起が形成され、
    前記第3のカム部材は前記第1のカムフォロワと係合する第1のカム溝及び前記第2のカムフォロワと係合する第2のカム溝並びに前記突起と係合する案内溝を有しており、
    前記第1のカム部材、前記第3のカム部材、前記支持部材により、前記第3のカム部材の回転に伴って前記第1のレンズ群が移動し、前記第2のカム部材、前記第3のカム部材、前記支持部材により、前記第3のカム部材の回転に伴って前記第2のレンズ群が移動することを特徴とするレンズ鏡筒。
  5. 前記第2のカム部材及び前記第2の直進環は、レンズ鏡筒の沈胴時に前記第1のレンズ群の保持部材及び前記第1のカム部材及び前記第1の直進環に対して、光軸と直交する半径方向の内側に収納されることを特徴とす請求項4に記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記直進案内部材にて光軸方向に延びる規制部と、
    前記第2のカム部材及び前記第2の直進環にそれぞれ形成された孔を有し、
    前記孔を挿通した前記規制部は前記第1の直進環に形成したスリットに嵌合することを特徴とする請求項4または請求項5に記載のレンズ鏡筒。
  7. 光軸方向に移動可能な第1及び第2のレンズ群と、該レンズ群の駆動機構を有するレンズ鏡筒であって、
    前記第1のレンズ群の保持部材にカム係合して当該保持部材を保持する第1のカム部材と、
    前記第2のレンズ群の保持部材にカム係合して当該保持部材を保持する第2のカム部材と、
    前記第1のカム部材と一体的に光軸方向へ移動可能であって当該第1のカム部材に対して光軸回りにて相対的に回転可能な第1の直進環と、
    前記第2のカム部材と一体的に光軸方向へ移動可能であって当該第2のカム部材に対して光軸回りにて相対的に回転可能な第2の直進環と、
    前記第1及び第2の直進環とカム係合して前記第1及び第2のカム部材を案内する第3のカム部材と、
    前記第3のカム部材にカム係合して当該カム部材を回転可能に支持する支持部材と、
    前記第3のカム部材と一体的に光軸方向へ移動可能であって、前記第1及び第2の直進環の回転を規制する直進案内部材と、を備え、
    前記直進案内部材は光軸方向に延びる規制部を有し、前記第2のカム部材及び前記第2の直進環にはそれぞれ孔が形成され、前記孔を挿通した前記規制部が前記第1の直進環に形成したスリットに嵌合しており、
    前記第1のカム部材、前記第3のカム部材、前記支持部材により、前記第3のカム部材の回転に伴って前記第1のレンズ群が移動し、前記第2のカム部材、前記第3のカム部材、前記支持部材により、前記第3のカム部材の回転に伴って前記第2のレンズ群が移動することを特徴とするレンズ鏡筒。
  8. 請求項1乃至のいずれか1項記載のレンズ鏡筒と、
    前記レンズ鏡筒を通して結像する被写体像を電気信号に変換する撮像素子を備えたことを特徴とする撮像装置。
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