JP5516847B2 - 電気化学システムとこの電気化学システムの負荷接断方法 - Google Patents

電気化学システムとこの電気化学システムの負荷接断方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えばSOFCや二次電池等を用いた電気化学システムとこの電気化学システムの負荷接断方法に関する。
この種の電気化学システムとして、直接型メタノール燃料電池の燃料濃度検出方法とした名称で特許文献1に開示された構成のものがある。
特許文献1に記載された電気化学システムは、燃料電池に接続された電気的負荷へ電流を流している状態での前記燃料電池の定常時出力電圧を測定する定常時電圧測定ステップと、前記燃料電池から前記電気的負荷に流している電流を略ゼロへ減少させる負荷切替ステップと、記電気的負荷に流している電流を略ゼロへ減少させた時から一定時間経過後の時刻における前記燃料電池の無負荷時出力電圧を測定する無負荷時電圧測定ステップと、前記無負荷時出力電圧と、前記燃料電池に供給された燃料のメタノール濃度との関係から、前記メタノール濃度を求める濃度演算ステップとを有することを特徴としたものである。
特開2005‐285628号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来の電気化学システムにおいては、電流を遮断している時間が長いために、外部からの発電要求を満たすことができず、従ってまた、電流を遮断している間に、外部からの発電要求を満たすための蓄電手段の容量を大きくしなければならないという欠点がある。
そこで本発明は、劣化の判定を短時間で行うことができるとともに、これをバックアップするための電源の低容量化を図ることができる電気化学システムとこの電気化学システムの負荷接断方法の提供を目的としている。
上記目的を達成するための本発明に係る電気化学システムは、電気化学装置と、この電気化学装置と外部負荷とを接断するための接断器と、その電気化学装置の電圧を検知するための電圧検知センサとを有するものであり、所要のタイミングにおいて、前記電気化学装置と外部負荷とを接断器によって切り離す負荷切離手段と、外部負荷を切り離したときの前記電気化学装置の電圧を電圧検知センサによって取得させる電圧取得手段と、取得した前記電気化学装置の電圧値に基づいて、外部負荷を切り離したときの前記電気化学装置の電圧変化速度を算出する電圧変化速度算出手段と、電圧変化速度の変移量が一定値以上となったか否かを判定する変移量判定手段と、算出した電圧変化速度に基づいて、接断器によって前記電気化学装置に外部負荷を接続する負荷接続手段とを設けており、前記負荷接続手段は、電圧変化速度の変移量が一定値以上となったと判定したときに、前記電気化学装置に外部負荷を接続する。
同上の目的を達成するための本発明に係る電気化学システムの負荷接断方法は、電気化学装置と、この電気化学装置と外部負荷とを接断するための接断器と、その電気化学装置の電圧を検知するための電圧検知センサとを有する電気化学システムの負荷接断方法であって、所要のタイミングにおいて、前記電気化学装置と外部負荷とを接断器によって切り離す負荷切離ステップと、
外部負荷を切り離したときの前記電気化学装置の電圧を電圧検知センサによって取得する電圧取得ステップと、取得した前記電気化学装置の電圧値に基づいて、外部負荷を切り離したときの前記電気化学装置の電圧変化速度を算出する電圧変化速度算出ステップと、電圧変化速度の変移量が一定値以上となったか否かを判定する変移量判定ステップと、電圧変化速度の変移量が一定値以上となったと判定したときに、接断器によって前記電気化学装置に外部負荷を接続する負荷接続ステップとを有することを内容としている。
本発明によれば、劣化の判定を短時間で行うことができるとともに、これをバックアップするための電源の低容量化を図ることができる。
本発明の第一の実施形態に係る電気化学システムの構成を示すブロック図である。 同上の電気化学システムの一部をなすコントロールユニットの機能を示すブロック図である。 スタックの出力電圧と時間との関係を示すグラフである。 スタックの出力電圧と電流との関係を示すグラフである。 同上の電気化学システムの負荷接断方法の詳細なフローチャートである。 本発明の第二の実施形態に係る電気化学システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第三の実施形態に係る電気化学システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第四の実施形態に係る電気化学システムの構成を示すブロック図である。 同上の電気化学システムの負荷接断方法の詳細なフローチャートである。 本発明の第五の実施形態に係る電気化学システムの構成を示すブロック図である。 同上の電気化学システムの負荷接断方法の詳細なフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第一の実施形態に係る電気化学システムの構成を示すブロック図、図2は、その電気化学システムの一部をなすコントロールユニットの機能を示すブロック図である。
また、図3はスタックの出力電圧と時間との関係を示すグラフ、図4は、スタックの出力電圧と電流との関係を示すグラフである。
本発明の第一の実施形態に係る電気化学システムA1は、電気化学装置10から、これに接続された例えばモータ等の外部負荷15に電力を供給するものであり、その電気化学装置10や外部負荷15の他、電圧計20、電流計21、デバイス温度センサS1、リレー22、インバータ23及びコントロールユニット30等を有して構成されている。
本実施形態において示す電気化学装置10は、電気化学デバイスとしての燃料電池11の他、図示しない燃料改質器等を有して構成されている。
燃料電池11は、固体酸化物型燃料電池スタック(以下、単に「スタック」という。)12を有して構成されている。
スタック12は、複数のセルユニット13…を互いに積層したものであり、ケース14内に収容されている。
各セルユニット13は、燃料極と空気極とを電解質膜の両側に対設した固体酸化物型セル(いずれも図示しない)を備えたものであり、その燃料極と空気極とに、空気と燃料ガスを互いに分離して流接させることによる発電を行うものである。
このセルユニット13にはデバイス温度センサS1(図2参照)が配設されており、そのセルユニット13の温度、従ってまた、燃料電池11の温度を検知するようにしている。
上記したスタック12の出力端子12a,12b(図1参照)のうちの一方には、電流を測定するための上記した電流計21を、また、出力端子12a,12b間には当該電圧を測定するための上記した電圧計20をそれぞれ配設している。
また、上記の電流計21と電圧計20は、コントロールユニット(以下、「C/U」と略記する。)30の入力ポート側に接続されて、各取得した出力の測定値が入力されるようになっている。
本実施形態においては、上記の電流計21と電圧計20とが、燃料電池11の出力を測定するための出力測定器である。
インバータ23は、燃料電池11から出力された直流電力を交流に変換して外部負荷(以下、「モータ」という。)15に給電するためのものである。
なお、24は、燃料電池11の燃料極に向けて発電に必要な燃料を送給する燃料ポンプ、25は空気極に必要な空気を送給するための空気ブロワであり、それらは、C/U30の出力ポート側に接続されて適宜駆動されるようになっている。
C/U30は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)、インターフェース回路等(いずれも図示しない)からなる中央制御部31と、ハードディスク,半導体メモリ等からなるメモリ32とを有するものである。
メモリ32に記憶されている本燃料電池システムA1に用いるプログラムの実行により、C/U30は、従ってまた、中央制御部31は以下の各機能を発揮する。
・所要のタイミングにおいて、燃料電池11とモータ15とをリレー22によって切り離す機能。この機能を「負荷切離手段31a」という。
・モータ15を切り離したときの燃料電池11の電圧を電圧計20によって取得させる機能。この機能を「電圧取得手段31b」という。
・取得した燃料電池11の電圧値に基づいて、モータ15を切り離したときの燃料電池11の電圧変化速度を算出する機能。この機能を「電圧変化速度算出手段31d」という。
すなわち、図3に示すように、モータ15を切り離した後の電圧変化は、その電圧変化速度が変化しない部分と、電圧変化速度が徐々に変化する部分に分けることができる。
電圧変化速度が変化しない部分は、モータ15を切り離した後、すなわち、電流遮断の直後に起きることから応答性の速い内部抵抗成分である。
この部分は、図4に示すように、オーム損に起因する内部抵抗(IR抵抗)に分類することができる。IR抵抗成分の内訳は、電解質膜のイオン伝導抵抗、燃料極と空気極を結ぶ接点構成の電子伝導抵抗等からなると考えられる。
一方、電圧変化速度が徐々に変化する部分は、電流遮断の後、暫くして起きることから応答性の遅い内部抵抗成分である。この部分は電気化学反応抵抗に起因する内部抵抗に分類することができる。本実施形態においては、IR抵抗領域を計測した時点で、リレー22によってモータ15を燃料電池11に接続して通常運転に復帰させている。
このとき、実際には、電圧変化速度が一定の領域と、徐々に変化する領域を、明確に区別することは難しい。従って、電圧変化速度の変移量が、それぞれの装置に応じて決められた一定の値になったか否かを判断することで、両者の領域を区別する。
一定の値の決定は、例えば予め電気化学デバイスの内部抵抗内訳を精査し、同様な電流遮断を実施したときの挙動を比較して、設定することができる。
上記のとおり、本実施形態においてはIR抵抗を実測することができる。
・電圧変化速度の変移量が一定以上となったか否かを判定する機能。この機能を「変移量判定手段31c」という。
・算出した電圧変化速度に基づいて、接断器22によって燃料電池(電気化学デバイス)10にモータ(外部負荷)15を接続する機能。この機能を「負荷接続手段31e」という。
本実施形態においては、電圧変化速度の変移量が一定以上となったと判定したときに、リレー22によって燃料電池11にモータ15を接続させている。
電圧変化速度、発電時の電流と電圧又は起動時の開放電圧に基づいて、内部抵抗を算出する機能。この機能を「内部抵抗算出手段31f」という。
本実施形態においては、予め設定されたスケジュールに従って内部抵抗を算出しているが、外部からの電力要求信号に応じて内部抵抗を算出するようにしてもよい。なお、「予め設定されたスケジュール」は、上記メモリ32に記憶されており、内部抵抗値を算出するときに読み出される。
すなわち、劣化状態の履歴をC/U30に記憶しておき、メンテナンス時期の予測やワーニング発信等の操作を行うことができるようになる。
また、「外部からの電力要求信号に応じて」とは、例えば本システムに対する発電要求がゼロになった際(例えば車両用燃料電池システムの場合、運転者がアクセルをオフにした場合)、上記内部抵抗診断を実施する。
敷衍すると、例えば燃料電池の場合、この燃料電池の内部抵抗(燃料電池反応から取り出せる理論的な自由エネルギーに対し、エネルギーロスを発生する現象)は、IR抵抗、反応抵抗、電解質膜を燃料成分透過することにより生じるクロスリークの3つに分けることができる。さらに、燃料成分や酸化ガス成分の濃度に従って、開回路電圧が変動する。この時、以下の手順に従って、内部抵抗を分離して把握することができる。
先ず、運転開始時等、燃料を供給した状態で開回路にしたときの開回路電圧を計測する。この開回路電圧は、[式1]のように表すことができる。ここで、[式1]の右辺の第一項は、運転温度に応じた熱力学定数から求めることができる。運転温度は、デバイスに組み込まれた温度計などで求めることができる。[式1]の右辺の第二項は、燃料流量、改質器温度から推測される燃料改質器の出口での水素分圧、水蒸気分圧、及び導入空気中の酸素分圧から、導くことができる。以上により求めた、[式1]の右辺の値に比べ、実際に計測した開回路電圧が小さい場合、その差をクロスリークによる電圧ロスとする。
一方、開回路電圧と、上記した電流遮断の直前に計測される電圧との差異(Er)は、IR抵抗と反応抵抗に起因する電圧降下の合計である。上記したIR抵抗に電流遮断直前の電流値をかけた値は、IRロス電圧となる。ErからIRロス電圧をさし引いた値が、反応抵抗ロス電圧となる(図4参照)。
Figure 0005516847
Figure 0005516847
式2において、ΔG °は[式3]に対応するギブスの生成エネルギーであり、また、上付き記号(0)は、反応に含まれる物質が全て1気圧下にあることを示している。
Figure 0005516847
以上の構成により、IR抵抗、反応抵抗は、発電システムの制御によっても変化させることができる。例えば、IR抵抗は、温度が下がると減少する。反応抵抗は、燃料又は酸素濃度が上がる、若しくは温度が上がると低減する。つまり、左記の内部抵抗診断にしたがって、IR抵抗が増大した場合、FC運転温度を上昇させる制御(例えばカソード空気流量を下げる制御)を行って、反応抵抗を低減することができる。反応抵抗が増大した場合、燃料過剰率をあげる制御(例えば、カソード空気流量を上げる制御)若しくはFC運転温度を上昇させる制御を行うことができる。このような制御により、システムの運転を適正に保つことができる。
・デバイス温度センサS1によって燃料電池(電気化学デバイス)11の温度を取得する機能。この機能を「装置温度取得手段31g」という。
・取得した燃料電池11の温度に基づいて、内部抵抗値を増減補正する機能。この機能を「内部抵抗補正手段31h」という。
具体的には、IR抵抗による電圧ロスが増大した場合、燃料電池11の運転温度を上昇させる制御(例えばカソード空気流量を下げる制御)を行って、反応抵抗を低減することができる。
反応抵抗が増大した場合、燃料過剰率をあげる制御(例えば、カソード空気流量を上げる制御)を行うことができる。このような制御により、電気化学システムA1の運転状態を適正に保つことができる。
すなわち、IR抵抗成分の中で、電解質イオン伝導抵抗は、温度依存性を有する。温度は、運転状態(発電量、燃料電池への導入空気量、導入燃料量)によって推算することができる。これにより、IR抵抗成分の温度依存性の影響を、正しく判断することができる。
上述した電気化学システムA1の負荷接断方法は、所要のタイミングにおいて、電気化学装置と外部負荷とを接断器によって切り離す負荷切離ステップと、外部負荷を切り離したときの電気化学装置の電圧を電圧検知センサによって取得する電圧取得ステップと、取得した電気化学装置の電圧値に基づいて、外部負荷を切り離したときの電気化学装置の電圧変化速度を算出する電圧変化速度算出ステップと、算出した電圧変化速度に基づいて、接断器によって電気化学装置に外部負荷を接続する負荷接続ステップとを有することを内容としており、その詳細なフローは次のとおりである。
図5は、電気化学システムA1の負荷接断方法の詳細なフローチャートである。
先ず、電気化学システムA1の基本的な運転制御に従って起動され、同時に、下記の診断制御が実行される。
ステップ1(図中、「S1」と略記する。以下、同様。):燃料電池11への燃料と空気の供給を検知する。
ステップ2:リレー22を開放状態にして、開回路電圧を計算する。
ステップ3:リレー22が接続され、モータ15の要求出力に応じた発電状態に移行する。
ステップ4:内部抵抗診断の実施を判断する。例えば、C/U30内で記録している運転時間が、予め設定した値になったときに、ステップ5に移行する。
または、出力が減少していると判断された場合、ステップ5に移行する。具体的には、計測される発電出力が、各燃料、空気導入条件に対応して予め計測された発電出力に対し、一定の減少率以上となった場合、ステップ5に移行する。
ステップ5:運転状態(燃料導入量、空気導入量)を把握する。
ステップ6:燃料電池11の電圧、電流を計測する。
ステップ7:リレー22を開放し、燃料電池11を開回路状態にする。
ステップ8:開回路状態の電圧変化を計測する。
ステップ9:診断運転の終了判断を行う。
具体的には、図3に示す診断波形における、電圧変化速度が変化しない部分を判断する。単位時間の電圧変化量を計算し、この変化量が、切り替え直後の変化量に対し、一定の値だけ減少した時点で、IR抵抗に起因する内部抵抗応答領域が終了したと判断する。この時、単位時間、及び電圧変化量の初期変化量に対する減少率は、それぞれ0.1ms、20%とした。
ステップ10:リレー22を接続して、燃料電池11を発電状態にする。
ステップ11:ステップ2,5,6,9で取得した情報から、クロスリーク、IR抵抗及び反応抵抗による電圧ロスをそれぞれ計算する。
ステップ12:得られた内部抵抗に応じて、運転条件を調整する。
そして、計算された内部抵抗と、診断時期とをメモリ32に記憶する。
ステップ13:C/U30に記憶された内部抵抗の変化傾向と、それぞれの内部抵抗に対して予め設定された一定の閾値(劣化判断値)を元に、メンテナンス等の劣化対応が必要になる時期を算出する。必要に応じ、システム運転者に対して警告表示等を出力することができる。
ステップ14:診断を継続して、ステップ3へ戻る。
上述した構成によれば、SOFCは運転温度がおよそ600℃以上の高温であり、この場合、内部抵抗の測定時間を実質1秒以下に短縮することができる。これにより、運転温度維持等にかかる特別な構成や制御(例えば、バーナー等による暖機運転)が不要になる。
次に、本発明の第二の実施形態に係る電気化学システムについて、図6を参照して説明する。図6は、本発明の第二の実施形態に係る電気化学システムの構成を示すブロック図である。
本発明の第二の実施形態に係る電気化学システムA2は、燃料電池11の運転状態を代表するセル温度を計測するための熱電対サーモカップル35を設けた点が上記した電気化学システムA1と相違するので、その電気化学システムA1において説明したものと同等のものについては、それらと同一の符号を付して説明を省略する。
熱電対サーモカップル35を設けたことにより、上記した図5に示すステップ9において、単位時間を燃料電池11の温度に応じて予め設定された値に変化させることができる。すなわち、燃料電池11の温度がより高いときにはIRロスが小さくなるため、設定時間を短くしている。
具体的には、燃料電池11の温度に基づいて、単位時間を長短調整する機能。すなわち、単位時間調整手段を設けた構成にしている。
また、ステップ10における開回路電圧E0[式1,2]の計算を実施する際に、熱電対サーモカップル35によって取得した熱伝対情報を用いることにより、クロスリーク量の診断精度を向上させることができる。すなわち、運転状態によって推算した温度の誤差を、実際の計測値によって補正することで、より正確な開回路電圧を算出することが可能になる。
次に、本発明の第三の実施形態に係る電気化学システムについて、図7を参照して説明する。図7は、本発明の第三の実施形態に係る電気化学システムの構成を示すブロック図である。
本発明の第三の実施形態に係る電気化学システムA3においては、アクセル開度センサ40を設けた点が上記した電気化学システムA1と相違するので、その電気化学システムA1において説明したものと同等のものについては、それらと同一の符号を付して説明を省略する。
アクセル開度センサ40は、運転者のアクセル開度状態を検知するものであり、C/U30の入力ポート側に接続されている。
本実施形態においても、上記した図5に示すフローチャートに従って処理を行うが、このとき、ステップ4における内部抵抗診断の実施の判断を、運転者がアクセルOFF(アクセルペダルから足を離した)したときとしている。これにより、発電要求に影響することなしに内部診断を実施できる。
また、アクセル開度センサの代わりに、例えば、運転キーOFFセンサを設け、運転者が運転停止を実行したことを検知しても、上記した図5に示すフローチャートに従って、処理を行うことが出来る。これにより、発電要求に影響することなしに内部診断を実施できる。
次に、本発明の第四の実施形態に係る電気化学システムについて、図8,9を参照して説明する。図8は、本発明の第四の実施形態に係る電気化学システムの構成を示すブロック図である。
本発明の第四の実施形態に係る電気化学システムA4は、電気自動車の動力電源システムであり、図8に示すように、上記した燃料電池11に代えてバッテリ10Aを配設した構成のものである。
なお、上述した実施形態において説明したものと同等のものについては、それらと同一の符号を付して説明を省略する。
バッテリ10の内部抵抗を診断するための手順について、図9を参照して説明する。図9は、本発明の第四の実施形態に係る電気化学システムの負荷接断方法の詳細なフローチャートである。
先ず、電気化学システムA4の基本的な運転制御に従って起動され、同時に、下記の診断制御が実行される。
ステップ1(図中、「S1」と略記する。以下同様。):システム運転が開始される直前の開回路電圧を計測する。
ステップ2:リレー22によってバッテリ10Aとモータ15とが接続され、そのモータ15の要求出力に応じた電力が供給される。
ステップ3:バッテリ10Aの端子間電圧、電流を計測する。
ステップ4:内部抵抗診断の実施を判断する。例えば、C/U30内に記録している運転時間が予め設定した値になった際、ステップ5に進む。
なお、一定の電圧若しくは一定のSOCでステップ5に移行する。ここでSOC(State of charge)とは、電気容量に対して、充電している電気量を比率で表した値である。
ステップ5:リレー22を開放し、バッテリ10Aを開回路状態にする。
ステップ6:開回路状態の電圧変化を計測する。
ステップ7:診断運転の終了判断を行う。
具体的には、図3に示した診断波形における電圧変化速度が変化しない部分を判断する。単位時間の電圧変化量を計算し、この変化量が切り替え直後の変化量に対し、一定の値だけ減少した時点で、IR抵抗に起因する内部抵抗応答領域が終了したと判断する。この時、単位時間及び電圧変化量の初期変化量に対する減少率は、それぞれ0.1ms、20%とした。
ステップ8:リレー22を接続し、通常運転状態に復帰する。
ステップ9:ステップ1,6,7で取得した情報から、IR抵抗及び反応抵抗による電圧ロスをそれぞれ計算する。そして、内部抵抗をメモリ32に記憶する。
ステップ10:C/U30に記憶された内部抵抗の変化傾向と、それぞれの内部抵抗に対して予め設定された一定の閾値(劣化判断値)を元に、メンテナンスやバッテリ10Aの交換等の劣化対応が必要になる時期を算出する。必要に応じ、システム運転者に対して警告表示等を出力することができる。
「内部抵抗の変化傾向と、それぞれの内部抵抗に対して予め設定された一定の閾値(劣化判断値)」は、予めメモリ32に記憶している。
すなわち、内部抵抗の変化傾向に基づいて、電気化学デバイスであるバッテリ10Aの劣化対応が必要な時期を算出する機能。この機能を「劣化対応時期算出手段」という。
「電気化学デバイスであるバッテリ10Aの劣化対応」は、バッテリ10Aのメンテナンスや交換等である。
ステップ11:診断を継続して、ステップ2に戻る。
次に、本発明の第五の実施形態に係る電気化学システムについて、図10,11を参照して説明する。図10は、本発明の第五の実施形態に係る電気化学システムの構成を示すブロック図である。
なお、上述した実施形態において説明したものと同等のものについては、それらと同一の符号を付して説明を省略する。
本発明の第五の実施形態に係る電気化学システムA5は、図10に示すように、上記した燃料電池11に代えて、例えば充放電可能なリチウムイオン電池等の二次電池を採用したバッテリ10Bと、充電電源45を配設した構成のものである。
すなわち、充電電源45から供給された直流電流により、バッテリ10Bを充電できるようにしたものである。
図11は、電気化学システムA5の負荷接断方法の詳細なフローチャートである。
先ず、本システムの基本的な充電制御に従って充電が開始される。同時に、図11の診断制御が以下の通り実行される。
ステップ1(図中、「S1」と略記する。以下同様。):充電が開始される直前の開回路電圧を計測する。
ステップ2:リレー22が接続され、バッテリ10Bに電力が供給される。
ステップ3:バッテリ10Bの端子間の電圧、電流を計測する。
ステップ4:バッテリ10Bの内部抵抗診断の実施を判断する。例えば、C/U30内に記録している充電時間が、予め設定した値になったときに、ステップ5に進む。
又は、一定の電圧若しくは一定のSOCでステップ5に進むようにしてもよい。
ステップ5:リレー22を開放し、バッテリ10Bを開回路状態にする。
ステップ6:開回路状態の電圧変化を計測する。
ステップ7:診断運転の終了判断を行う。
具体的には、図1に示した診断波形における、電圧変化速度が変化しない部分を判断する。単位時間の電圧変化量を計算し、この変化量が、切り替え直後の変化量に対し、一定の値だけ減少した時点で、IR抵抗に起因する内部抵抗応答領域が終了したと判断する。この時、単位時間及び電圧変化量の初期変化量に対する減少率は、それぞれ0.1ms、20%とした。
ステップ8:リレー22を接続し、通常運転状態に復帰する。
ステップ9:ステップ1,6,7において取得した情報から、IR抵抗及び反応抵抗による電圧ロスをそれぞれ計算する。そして、内部抵抗をC/U30に記憶する。
ステップ10:C/U30に記憶している内部抵抗の変化傾向と、それぞれの内部抵抗に対して予め設定された一定の閾値(劣化判断値)を元に、メンテナンスやバッテリ10Bの交換等の劣化対応が必要になる時期を算出する。必要に応じ、システム運転者に対して警告表示等を出力する。
ステップ11:診断を継続する。ステップ2に戻る。
なお、本発明は上述した実施形態に限るものではなく、次のような変形実施が可能である。
・以上詳細に説明したが、いずれにしても、上記各実施形態において説明した各構成は、それら各実施形態にのみ適用することに限らず、一の実施形態において説明した構成を、他の実施形態に準用若しくは適用し、さらには、それを任意に組み合わせることができるものである。
10 電気化学装置
11 燃料電池
15 モータ(外部負荷)
20 電圧検知センサ(電圧計)
22 接断器
31a 負荷切離手段
31b 電圧取得手段
31c 電圧変化速度算出手段
31d 変移量判定手段
31e 負荷接続手段
31f 内部抵抗算出手段
31g 装置温度取得手段
31h 内部抵抗補正手段
S1 装置温度センサ

Claims (7)

  1. 電気化学装置と、この電気化学装置と外部負荷とを接断するための接断器と、その電気化学装置の電圧を検知するための電圧検知センサとを有する電気化学システムであって、
    所要のタイミングにおいて、前記電気化学装置と外部負荷とを接断器によって切り離す負荷切離手段と、
    外部負荷を切り離したときの前記電気化学装置の電圧を電圧検知センサによって取得させる電圧取得手段と、
    取得した前記電気化学装置の電圧値に基づいて、外部負荷を切り離したときの前記電気化学装置の電圧変化速度を算出する電圧変化速度算出手段と、
    電圧変化速度の変移量が一定値以上となったか否かを判定する変移量判定手段と、
    算出した電圧変化速度に基づいて、接断器によって前記電気化学装置に外部負荷を接続する負荷接続手段とを設けており、
    前記負荷接続手段は、電圧変化速度の変移量が一定値以上となったと判定したときに、前記電気化学装置に外部負荷を接続することを特徴とする電気化学システム。
  2. 電圧変化速度、発電時の電流と電圧、起動時の開放電圧、装置温度、水素分圧、水蒸気分圧及び酸素分圧に基づいて、前記電気化学装置の内部抵抗をIR抵抗と反応抵抗とクロスリーク抵抗とに分離して把握し算出する内部抵抗算出手段を有し、
    分離把握して算出した内部抵抗に応じて、前記電圧変化速度変移量の一定値を決定することを特徴とする請求項1に記載の電気化学システム。
  3. 前記電気化学装置の温度を検知するための装置温度センサが設けられており、
    装置温度センサによって前記電気化学装置の温度を取得する装置温度取得手段と、
    取得した前記電気化学装置の温度に基づいて、その内部抵抗値を増減補正する内部抵抗補正手段とを有することを特徴とする請求項2に記載の電気化学システム。
  4. 内部抵抗算出手段は、予め設定されたスケジュールに基づいて内部抵抗を算出することを特徴とする請求項2又は3に記載の電気化学システム。
  5. 内部抵抗算出手段は、外部からの電力要求信号に応じて内部抵抗を算出することを特徴とする請求項2又は3に記載の電気化学システム。
  6. 前記電気化学装置が燃料電池を含むものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電気化学システム。
  7. 電気化学装置と、この電気化学装置と外部負荷とを接断するための接断器と、その電気化学装置の電圧を検知するための電圧検知センサとを有する電気化学システムの負荷接断方法であって、
    所要のタイミングにおいて、前記電気化学装置と外部負荷とを接断器によって切り離す負荷切離ステップと、
    外部負荷を切り離したときの前記電気化学装置の電圧を電圧検知センサによって取得する電圧取得ステップと、
    取得した前記電気化学装置の電圧値に基づいて、外部負荷を切り離したときの前記電気化学装置の電圧変化速度を算出する電圧変化速度算出ステップと、
    電圧変化速度の変移量が一定値以上となったか否かを判定する変移量判定ステップと、
    電圧変化速度の変移量が一定値以上となったと判定したときに、接断器によって前記電気化学装置に外部負荷を接続する負荷接続ステップとを有することを特徴とする電気化学システムの負荷接断方法。
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