JP5515944B2 - アルミニウム合金 - Google Patents

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Description

本発明は、アルミニウム合金に関し、特に、車体系部品等に好適に使用可能な、引張強さ、0.2%耐力および伸びに優れるアルミニウム合金に関するものである。
従来から、アルミニウム合金の自動車への適用は、エンジンのシリンダヘッドやシリンダブロック、ミッションケース等においてなされてきた。かかるアルミニウム合金は、加工性がよく軽量であるといったアルミニウムの優れた特性を活かしつつ、硬度や強度等の機械的性質や耐熱性等の化学的性質を改善するために、種々の成分組成を有するものが提案されている。
一方、今日では、これまで以上に自動車の燃費向上を実現するための取組がなされており、具体的には、軽量なアルミニウム合金を、ルーフパネル、ドアパネル、ボンネット等のパネル部品に適用する技術が開発されている。加えて、バンパレインフォースメントやクラッシュカン等といったエネルギ吸収性が要求されるフレーム部品にも、アルミニウム合金製押出し材を適用することが知られている。
ところで、アルミニウム合金を車体系部品に用いる場合、引張強さや伸びが要求される部品には、鋳造部品と比べて延性に優れた押出部品や板材を用いることが多い。しかしながら、押出材や板材の適用は、素材費が高いことに加え、二次加工や接合等が必要な場合が多く、高コスト化する傾向にある。このため、引張強さ及び伸びが大きい部品を、多部品を一体で成形でき低コストな鋳造法で製造することが要求されている。
例えば、特許文献1には、0.5〜2.5重量%のMn成分、0.1〜1.5重量%のFe成分及び0.01〜1.2重量%のMg成分が含有され、残部が不可避不純物を含むアルミニウムからなる高延性アルミニウム合金が開示されている。この高延性アルミニウム合金によれば、所謂Al−1.5%Mn系合金において、合金の強度を確保しつつ、鋳造性及び伸びの両方の向上化を図ることができるとされている。
特開平9−268340号公報
しかしながら、上記特許文献1のものでは、その実施例1に示される如く、引張強さが小さい(162(MPa))ものもあり、引張強さ及び伸びの大きいアルミニウム合金製の鋳造部品を安定して得ることが困難であるという問題がある。そうして、このような引張強さが十分でない鋳造部品を車体系部品として使用するには、補強材が別途必要になり、製造工数及びコストが増大するおそれがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複雑な車体系部品等にも好適に使用可能な、引張強さ、0.2%耐力および伸びに優れるアルミニウム合金を製造する技術を提供することにある。
本発明者らは、上記の課題を解決するために、種々の検討と実験を行った結果、次の(a)を知見するに至った。
(a)所謂Al−1.5%Mn系合金において、Cuを含有させるとともに、その含有量を適切に調整することにより、具体的には、Cuの含有量を0.75質量%以上2.1質量%以下に調整することによって、強度が高いAl−Mg−Cu系化合物をマトリックス(初晶α相)中に分散させることが可能となり、かかるAl−Mg−Cu系化合物によって、Al−1.5%Mn系合金の引張強さ、0.2%耐力および伸びを従来のものに比べて向上させることができる。
そこでさらに、Al−1.5%Mn系合金の延性を確保するために、鋳造時に好ましい析出相の分布状態、形状を形成して延性の向上に寄与する一方、粗大な晶出物が形成されると延性を著しく劣化させるAl−Fe−Mn系化合物について検討した結果、次の(b)に示す知見を得た。
(b)Cuを含有させるとともに、その含有量を適切に調整することにより、マトリックス(初晶α相)中に第2相を塊状に分散させることができるとともに、Al−Fe−Mn系化合物をAl−Fe−Mn−Cu系化合物と混合状態でかかる第2相中に分散させることができる。以下の説明においては、初晶α相を単にマトリックスと称すことがある。
本発明に係るアルミニウム合金は、このような知見に基づいて完成されたものである。
ここに、本発明の要旨は、下記の(1)〜(4)に示すアルミニウム合金にある。
(1)質量%で、Mn:1.4%以上1.6%以下、Cu:0.75%以上2.1%以下、Fe:0.4%以上0.7%以下、Mg:0.2%以上0.5%以下、Ti:0.1%以上0.2%以下、Si:0.03%以上0.07%以下を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなり、マトリックス中にAl−Mg−Cu系化合物が分散していることを特徴とするアルミニウム合金。
(2)質量%で、Cuの含有量が1.0%以上2.1%以下であることを特徴とする上記(1)に記載のアルミニウム合金。
(3)上記マトリックス中に第2相が分散しており、上記第2相中にAl−Fe−Mn系化合物が分散していることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のアルミニウム合金。
(4)鋳造に用いられる鋳造用アルミニウム合金であることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載のアルミニウム合金。
なお、本発明において「マトリックス(初晶α相)」とは、アルミニウムをベースとした金属組織を構成する結晶組織相の内、面積率が最大の組織相を意味する。また、「第2相」とは、マトリックス(初晶α相)以外の残部相(析出物等の各種の相)のうちで面積率が最大である結晶組織相を意味する。
本発明に係るアルミニウム合金によれば、Al−1.5%Mn系合金において、Cuの含有量を0.75質量%以上2.1質量%以下に調整することによって、マトリックス中にAl−Mg−Cu系化合物を分散させて、Al−1.5%Mn系合金の機械的性質を従来のものに比べて安定して向上させることができる。これにより、複雑な車体系部品等にも好適に使用可能な、引張強さ、0.2%耐力及び伸びに優れるアルミニウム合金を製造することが可能となる。
合金の種類と引張強さ、0.2%耐力及び伸びとの関係を示すグラフである。 実施例4で得られた試験片の内部の状態を示す光学顕微鏡写真である。 実施例4で得られた試験片のマトリックスを拡大して示す光学顕微鏡写真である。 比較例2で得られた試験片のマトリックスを拡大して示す光学顕微鏡写真である。 比較例3で得られた試験片のマトリックスを拡大して示す光学顕微鏡写真である。 金型試験片鋳型に鋳込んで得られた製品を示す図である。
本発明のアルミニウム合金は、上述の如く、質量%で、Mn:1.4%以上1.6%以下、Cu:0.75%以上2.1%以下、Fe:0.4%以上0.7%以下、Mg:0.2%以上0.5%以下、Ti:0.1%以上0.2%以下、Si:0.03%以上0.07%以下を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなり、マトリックス(初晶α相)中にAl−Mg−Cu系化合物が分散していることを特徴とするものである。以下に、本発明を上記のように規定した理由及び好ましい範囲について説明する。なお、以下の説明において、化学組成を表す「%」は、特に断らない限り、「質量%」を意味する。
(1)化学組成
Mn:1.4%以上1.6%以下
Mnは金型への耐焼きつき性の向上に寄与する元素である。また、MnはAl−Fe−Mn系化合物を形成し、かかるAl−Fe−Mn系化合物の適正分布によって、延性も向上させる。これらの効果を確保するためには、1.4%以上の量のMnを含有させる必要があるが、Mnの含有量が1.6%を超えると、鋳造時に粗大な晶出物を生ぜしめて伸びを低下させる。したがって、Mnの含有量を1.4%以上1.6%以下の範囲としている。
Cu:0.75%以上2.1%以下
Cuは、本発明のアルミニウム合金の引張強さ、0.2%耐力および伸びを向上させるために必要不可欠な元素である。こうした効果を得るには、0.75%以上のCuを含有させる必要がある。また、1.0%以上のCuを含有させれば、一層高い効果が得られる。しかしながら、2.1%を超える量のCuを含有させると、延性の低下を生じてしまう。そのため、Cuの含有量は0.75%以上2.1%以下とした。より好ましくは、Cuの含有量は1.0%以上2.1%以下である。
Fe:0.4%以上0.7%以下
Feは鋳造に際し、合金溶湯の金型への焼き付きを防止する効果がある。Fe成分の含有量は、0.4%よりも少ないと、金型との焼き付きが生じ易くなる反面、0.7%よりも多いと、Mn成分と同様に化合物が生じ易くなり、伸びが従来の合金以下に低下するので、0.4%以上0.7%以下の範囲としている。
Mg:0.2%以上0.5%以下、
Mgは、Siと共存して熱処理によりMgSiとして析出し、引張強さ及び耐力等の機械的強度を向上させる。しかし、その含有量が0.2%よりも少ないと、その効果が少なく、逆に0.5%を超えると延性が低下する。したがって、Mgの含有量を0.2%以上0.5%以下の範囲としている。
Ti:0.1%以上0.2%以下
Tiは、鋳物の結晶粒を微細化することによりその特性を向上させて鋳造割れ性を改善させることができるが、その含有量が0.1%よりも少ないと、その効果が少なく、鋳造割れ性を十分に改善させることが困難となる。一方、Tiの含有量が0.2%よりも多いと、粗大化合物が生成されて伸びが低下し、溶湯の流動性も低下させるので、0.1%以上0.2%以下の範囲としている。
Si:0.03%以上0.07%以下
Siは、強度を高める作用を有するが、Siの含有量が0.03%未満では効果に乏しい。一方、Siの含有量が0.07%を超えると、SiはFeとともにAl−Fe−Siといった金属間化合物を形成して、延性を阻害する。このため、Siの下限を0.03%とし、その上限を0.07%とする。
Alは、自動車用部品などの軽量化に寄与する元素であるので、不純物およびその他の必要な合金元素と共に残部とした。
(2)Al−Mg−Cu系化合物
Al−Mg−Cu系化合物は、強度を高める作用を有している。このため、本発明では0.75%以上のCuを含有させることで、積極的にAl−Mg−Cu系化合物を生成させてマトリックス(初晶α相)中に分散させるようにしている。しかしながら、Mgを含む合金に対して多量のCuを添加することは、熱間割れ性を低下させるおそれがあるため、上述の如くCuの含有量を制限している。
(3)Al−Fe−Mn系化合物
Al−Fe−Mn系化合物は、これを6〜15μmのサイズに制御することによって、延性を向上させるが、50μm以上の粗大なAl−Fe−Mn系晶出物が形成されると延性が著しく劣化し、とくにMnとFeの合計含有量が1.3%を越えると、鋳造時に粗大な晶出物が形成され延性を低下させる。このため、本発明ではマトリックス中ではなく、第2相中にAl−Fe−Mn系化合物が微細に分散するように、MnとFeの合計含有量を調整している。さらに、Cuの含有量を適切に調整することにより、Al−Fe−Mn系化合物をAl−Fe−Mn−Cu系化合物と混合状態で第2相中に分散させている。
以上のように合金設計された本発明に係るアルミニウム合金は、Cuの含有量を0.75質量%以上2.1質量%以下に調整することによって、重力鋳造法、低圧鋳造法、ダイカスト鋳造法、スクイズ製法など既知の鋳造法により、引張強さ、0.2%耐力および伸びに優れる鋳物を製造することが可能である。
以下、実施例によって本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
下記の表1に示す化学組成を有する各種のアルミニウム合金1〜8を電気炉によって溶解し、通常の金型重力鋳造法によって、溶湯温度740℃、金型温度200℃で、JISH5202に記載の金型試験片鋳型に鋳込んだ(図6参照)。
上記の方法で得られた鋳造製品1の中央からJIS14A号の引張試験片を切出し、島津製作所製オートグラフを用いて、試験速度3mm/minにて室温で引張試験を実施し、引張強さ(MPa)、0.2%耐力(MPa)、伸び(%)等の機械的特性を測定した。その結果を、表2及び図1に示している。なお、表1中の合金1〜5は、化学組成が本発明で規定する範囲内にあるアルミニウム合金である。一方、合金6〜8は、化学組成が本発明で規定する条件から外れたアルミニウム合金である。
表2から、本発明で規定する条件を満たす合金1〜5をそれぞれ用いた本発明例の試験番号1〜5の場合は、いずれも引張強さが182(MPa)以上、0.2%耐力が90(MPa)以上及び伸びが10.5(%)以上であり、優れた機械的特性を有していることが確認された。したがって、本発明合金は、少なくともこれらの3つの機械的特性について、実用上十分な性能を備えていることが裏付けられた。
そして、本発明例の試験番号4に用いられた合金4を光学顕微鏡で観察したところ、図2に示すように、マトリックス中に第2相が塊状に分散しており、かかる第2相中にAl−Fe−Mn系化合物とAl−Fe−Mn−Cu系化合物とが混合状態で分散していることが確認された。さらに、図3に拡大して示すように、マトリックス中にAl−Mg−Cu系化合物が分散していることが明らかに確認された。
これに対して、Cuの含有量が本発明で規定する条件を満たさない合金6〜8をそれぞれ用いた比較例の試験番号6〜8の場合には、Cuの含有量が本発明で規定する範囲より小さいもの(試験番号6及び7)及び大きいもの(試験番号8)のいずれであっても、引張強さ、0.2%耐力および伸びのうち少なくとも1つの機械的特性が本発明例に比して大きく劣っていることが確認された。
具体的には、Cuを含有していない合金6を用いた比較例の試験番号6では、伸びは本発明例と同等であるが、引張強さ及び0.2%耐力が本発明例に比して著しく劣っていることが確認された。また、Cuの含有量が本発明で規定する範囲より小さい合金6を用いた比較例の試験番号7では、引張強さ、0.2%耐力及び伸びの全てが本発明例に比して劣っていることが確認された。
さらに、Cuの含有量が本発明で規定する範囲を超える合金8を用いた比較例の試験番号8では、引張強さ及び0.2%耐力は本発明例より向上しているものの、伸びが本発明例に比して極めて劣っている(本発明例の試験番号3及び4の50%未満である)ことが確認された。
そして、比較例の試験番号7に用いられた合金7を、本発明例と同様に、光学顕微鏡で観察したところ、図4に拡大して示すように、マトリックス中にAl−Mg−Cu系化合物が分散していないことが確認された。
また、比較例の試験番号8に用いられた合金8を、本発明例と同様に、光学顕微鏡で観察したところ、図5に拡大して示すように、マトリックス中にAl−Mg−Cu系化合物が分散していないのみならず、Al−Mg−Cu系化合物とは異なる球状の粗大なCu含有化合物が分散していることが確認された。このような球状のCu含有化合物は、合金7には分散していないことから、かかるCu含有化合物によって比較例の試験番号8では伸び(延性)が大きく阻害されていると考えられる。なお、比較例の試験番号6に用いられた合金6を、光学顕微鏡で観察したところ、第2相の大半がAl−Mg−Cu系化合物で構成されていることが確認された。
以上により、Cuの含有量以外は本発明と同じAl−1.5%Mn系合金であっても、Cuの含有量が本発明で規定する条件を満たさないこれら比較例は、耐久性などの信頼性の問題から、使用することが出来ないことが分かる。
また、図1に示すように、Cuが0.75%以上2.1%以下の範囲では、機械的特性、特に引張強さおよび伸びが顕著に向上し、また、Cuが1.0%以上2.1%以下の範囲では、伸びが極めて顕著に向上しており、本発明の臨界的な意義が確認できた。
以上説明したように、本発明は、サスペンションメンバ、ピラー類、継ぎ手部材、サスタワー、クラッシュカンなどの車体・車台系部品等に用いられるアルミニウム合金等について有用である。
1 鋳造製品

Claims (4)

  1. 質量%で、Mn:1.4%以上1.6%以下、Cu:0.75%以上2.1%以下、Fe:0.4%以上0.7%以下、Mg:0.2%以上0.5%以下、Ti:0.1%以上0.2%以下、Si:0.03%以上0.07%以下を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなり、マトリックス中にAl−Mg−Cu系化合物が分散していることを特徴とするアルミニウム合金。
  2. 請求項1記載のアルミニウム合金において、
    質量%で、Cuの含有量が1.0%以上2.1%以下であることを特徴とするアルミニウム合金。
  3. 請求項1又は2記載のアルミニウム合金において、
    上記マトリックス中に第2相が分散しており、
    上記第2相中にAl−Fe−Mn系化合物が分散していることを特徴とするアルミニウム合金。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載のアルミニウム合金において、
    鋳造に用いられる鋳造用アルミニウム合金であることを特徴とするアルミニウム合金。
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