JP5515874B2 - ネジ締めドライバ、ネジ締め装置及び方法 - Google Patents

ネジ締めドライバ、ネジ締め装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明はネジ締め機構に関する。
電気機器や電子機器のような製品の組み立て工程において、部品を固定するためにネジ締めが用いられることが多い。通常、ネジ締め用のネジの頭部にはドライバビットの先端に係合する凹部が設けられており、ネジの凹部にドライバビットの先端を係合させてネジを回転させることで、ネジ締めを行なう。
ネジが磁性材料で形成されている場合は、ドライバビットを磁化しておき、磁力でネジをドライバビットの先端に保持することができる。ネジが非磁性材料で形成されている場合は、磁力を利用できないので、負圧吸引機構をドライバビットの周囲に設け、ネジを負圧吸引機構で吸引することで、ドライバビットの先端部分に保持することが一般的に行なわれている。
負圧吸引機構は、例えば、ドライバビットの周囲を囲むスリーブを有する。スリーブの先端はネジの頭部に対応する形状となっており、スリーブ内の空気を吸引することでスリーブの先端部分でネジの頭部を負圧吸着し保持する(例えば、特許文献1参照。)。この場合、ドライバビット及びネジは回転するが、スリーブは回転しない。このため、スリーブに負圧吸着されているネジの頭部が回転し、スリーブとネジの頭部とが擦れ合って金属摩耗粉が発生するおそれがある。組み立て工程中のネジ締め工程で金属摩耗粉が飛散すると、周囲の電気部品に付着して電気部品を汚染するおそれがある。また、スリーブとネジの頭部とが擦れ合うと、ネジの頭部に傷がつき外観を損ねるおそれがある。
ここで、例えば、締め付けたネジ頭部が外から見えないように、ネジの頭が入り込むような凹部がネジを締め付ける位置に設けられていることがある。凹部の内径がネジ頭部の外形より僅かに大きい場合、スリーブの外形をネジ頭部の外形と同じとするかそれより小さくする必要がある。この場合、ネジを負圧吸引する際に、スリーブの端面をネジ頭部の頂面に対して押圧することとなる。したがって、スリーブの端面がネジ頭部の頂面に押圧された状態でネジ締めが行なわれるので、スリーブの端面がネジ頭部の頂面と擦れ合って金属摩耗粉が発生し、周囲に飛散する。
そこで、負圧吸引用のスリーブをネジから離間する方向に移動可能にするスリーブ移動機構を設け、ネジを回転させる際にスリーブをネジから離間させるビス抜取装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平6−277961号公報 特開2007−203438号公報
上述の特許文献2に開示されているようなスリーブ移動機構をネジ締め装置に設けることで、ネジをネジ締め位置に移動してから回転させる際にスリーブをネジから離間させ、スリーブがネジ頭部と擦れ合わないようにすることが考えられる。ただし、駆動源としてアクチュエータを含むスリーブ移動機構を設けることで、ネジ締め機構が複雑になり高価となる。また、ネジ頭部に対するスリーブ先端の位置を適切なタイミングで精度よく移動制御することが難しいという問題もある。
一方、上述のように、スリーブの端面をネジ頭部の頂面に押圧しながらネジを負圧吸引する場合、スリーブの端面からドライバビットの先端を突出させて、このドライバビットの突出した部分をネジの頭部の係合凹部に係合させる。したがって、ドライバビットの突出した部分がネジの頭部の係合凹部に適切に係合した状態で、スリーブの端面がネジ頭部の頂面に接触して隙間の無い状態とし、負圧吸引ができるようにしなければならない。
ところが、ドライバビットの先端には係合凹部に挿入し易いようにテーパが付けられているため、ドライバビットの先端がネジ頭部の係合凹部に完全に挿入されて当接する位置は一点となる。したがって、スリーブの端面から突出したドライバビットの先端がネジ頭部の係合凹部に完全に挿入されたときのスリーブの位置において、スリーブの端面がネジ頭部の頂面に隙間無く接触することが求められる。これを達成するには、スリーブの端面からのドライバビットの先端の突出長さを精度よく制御する必要があるが、ドライバビットの寸法やテーパの角度のばらつき、スリーブの寸法のばらつき等の要因により、スリーブの端面からのドライバビットの先端の突出長さを一定に維持することは難しい。
例えば、スリーブの端面からのドライバビットの先端の突出長さが目標長さより長くなると、ドライバビットがネジ頭部の係合凹部に係合した状態で、ネジ頭部の頂面とスリーブの端面との間に空隙ができてしまい、ネジへの負圧吸引力が減少してしまう。また、ドライバビットの先端のみでネジ頭部を保持するため、ネジが傾いてしまうおそれがある。
一方、スリーブの端面からのドライバビットの先端の突出長さが目標長さより短くなると、スリーブの端面が先にネジ頭部の頂面に当接してしまい、この状態ではドライバビットがネジ頭部の係合凹部に完全に係合した状態とならない。スリーブが軸方向に付勢されて移動可能となっている場合は、ドライバビットに対してスリーブが変位してドライバビットの先端がネジ頭部の係合凹部に完全に係合する。ところが、この状態でネジ締めが行なわれると、スリーブの端面がネジ頭部の頂面に押し付けられた状態でネジ頭部が回転するので、上述のようにスリーブとネジ頭部との摩擦により金属摩耗粉が発生しやすくなる。また、ドライバビットが完全にネジの係合凹部に入り込んでいないので、ドライバビットが空回りしてネジ頭部の係合凹部が変形したり削れたりするおそれがある。
そこで、以下に説明する実施の形態は、ネジ締め時にネジの負圧吸引を停止することでスリーブをネジ頭部から離間させることのできるネジ締めドライバを提供することを目的とする。
一実施形態によれば、取り付けられたドライバビットを回転駆動する回転駆動機構と、前記回転駆動機構に取り付けられたドライバビットを収容するビットハウジングと、前記ビットハウジング内に配置され、前記回転駆動機構に取り付けられたドライバビットが延在するビット孔を有するスリーブと、前記ビットハウジング内に設けられ、前記ビットハウジングに対して前記スリーブを前記回転駆動機構に向かう方向に付勢する弾性体と、前記ビットハウジングの外周に設けられた吸引接続口とを有し、前記吸引接続口に設けられた吸引通路は、前記スリーブを貫通して前記ビット孔に繋がる貫通孔を介して、前記ビット孔の内部空間に接続され、前記スリーブは、前記ビットハウジングの先端から一部が突出する小径部と、該小径部より外径が大きい大径部とを有し、前記ビットハウジングは、前記スリーブの前記小径部を収容する小径部と、前記スリーブの前記大径部を移動可能に収容する大径部とを有し、前記スリーブの前記小径部の外周面と前記ビットハウジングの前記小径部の内周面との間に環状空間が形成され、該環状空間内に前記弾性体が配置され、前記ビットハウジングの前記吸引通路が前記環状空間に連通し、且つ、前記環状空間は前記スリーブの前記貫通孔を介して前記ビット孔に連通するネジ締めドライバが提供される。
また、ネジ締めドライバのスリーブの先端から突出したドライバビットの先端にネジを係合させてネジ締めを行なうネジ締め方法であって、前記ネジ締めドライバに負圧を供給して、前記スリーブにかかる負圧により発生する力で前記スリーブを下降させ、前記ネジ締めドライバを下降させて前記スリーブの先端を前記ネジの頭部に当接させて前記ネジの頭部にかかる負圧により発生する吸着力で前記ネジを前記スリーブで保持し、前記スリーブで前記ネジを保持したまま前記ネジ締めドライバを移動して前記ネジをネジ締め位置に移動し、前記ネジをネジ締め位置に移動した後、前記負圧の供給を停止して前記ネジへ吸着力を無くすと共に、前記スリーブを弾性体により上方に付勢して前記スリーブを上昇させることで、前記ドライバビットの先端を前記ネジの係合凹部に係合させ、さらに前記スリーブを弾性体により上方に付勢して前記スリーブを上昇させることで、前記スリーブを前記ネジから離間させ、前記スリーブが前記ネジから離間した後、前記ネジ締めドライバを駆動して前記ドライバビットを回転させ、前記ネジを締め付けるネジ締め方法が提供される。

一実施形態によれば、ネジ締め時にネジの負圧吸引を停止することでスリーブをネジ頭部から離間させることができ、ネジ回転時にスリーブとネジ頭部が擦れ合うことが防止され、金属摩耗粉の発生を防止することができる。
ネジ締めロボットの斜視図である。 ネジ締めドライバの断面図である。 ネジ供給ユニット内のパレットからネジを拾い上げる際のネジ締めドライバの動作を示す図である。 ワークに対してネジ締めを行なう際のネジ締めドライバの動作を示す図である。
次に、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
まず、一実施形態によるネジ締め機構が組み込まれた自動ネジ締め機の一例としてネジ締めロボットについて、図1を参照しながら説明する。図1はネジ締めロボットの斜視図である。
ネジ締めロボットは、製品の組み立て工程においてネジ締めを行なう自動ネジ締め装置であり、ネジ締めドライバ2をベース4上で水平方向(X方向)及び垂直方向(Z方向)に移動するためのドライバ移動ロボット6を有する。ネジ締めドライバ2の下側でベース4の上には、ネジ締めにより組み立てられる製品(ワーク)8を載置するワーク取り付け台10が、水平方向(Y方向)に移動可能に設けられている。ワーク取り付け台10に取り付けられたワーク8に対して、ネジ締めドライバ2を相対的にX方向、Y方向、Z方向に移動することで、ネジ締めドライバ2をネジ締め位置に移動することができる。
ネジ締めドライバ2は電動ドライバであり、ベース4から延出する電源ライン12を介して供給される電力で駆動される。また、ネジ締めドライバ2のドライバビットが取り付けられる側には、ベース4から延出する負圧供給ライン14が接続され、負圧吸引用の負圧が負圧供給ライン14を介してネジ締めドライバ2に供給される。
ベース4上においてワーク取り付け台10の近傍には、ネジ供給ユニット16が設けられている。ネジ供給ユニット16には、ネジ締めに用いられるネジが、例えばネジ頭部を上に向けて整列した状態で配置される。例えば、ネジ供給ユニット16において、多数のネジが同じ方向を向いて(ネジ頭部を上に向けて)パレットに保持される。ネジ締めドライバ2をネジの上方に移動してから、ネジ締めドライバ2を下降させてドライバビットの先端をネジ頭部の係合凹部に挿入し、負圧供給ライン14を介してネジを負圧吸引することで、ネジをドライバビットの先端に保持する。そして、ネジを保持したままネジ締めドライバ2をワーク8のネジ締め位置まで移動し、ドライバビットを回転させてネジ締めを行なう。
ベース4内には制御ユニット18が組み込まれている。制御ユニット18はドライバ移動ロボット6とワーク取り付け台10の移動を制御する。また、制御ユニット18は、電源供給ライン12を介して電力を供給してネジ締めドライバ2の駆動を制御し、且つ負圧供給ライン14を介して負圧を供給してネジ締めドライバ2のネジ吸着動作を制御する。ベース4内の制御ユニット18を含む電気回路及び負圧供給源としての吸引ポンプ19には、ベース4から延出する電源ライン20を介して外部から電力が供給される。また、ベース4には教示操作端末22が接続されており、オペレータは教示操作端末22を操作してネジ締めロボット6の動作を制御ユニット18に入力することができる。なお、吸引ポンプ19はベース4内に必ずしも組み込まれる必要はなく、装置外部の負圧供給源から負圧供給ラインを介してベース4に負圧を供給し、その負圧を制御ユニット18の制御のもとでネジ締めドライバ2への負圧供給ライン14に供給してもよい。
以上のような構成のネジ締めロボットは、ネジ締めドライバ2をドライバ移動ロボット6によりネジ供給ユニット16の上に移動させ、ネジ供給ユニット16の内のネジをドライバビットの先端に負圧吸着してから、ワーク8のネジ締め位置まで移動させる。そして、ネジ締めドライバ2をZ方向に下降させながら駆動し、ネジ締めを行なう。
次に、本実施形態によるネジ締めドライバ2の構造について説明する。図2はネジ締めドライバ2の断面図である。
ネジ締めドライバ2は、ドライバビットを回転駆動するためのモータ及び減速機構30を有する。モータ及び減速機構30(以下、単にモータ30と称する)の出力軸30aにドライバビット32が取り付けられる。モータ30の出力軸30aが延在する側に、ビットハウジング34が設けられている。ビットハウジング34は出力軸30aとドライバビット32とを包囲するような円筒形状である。
ビットハウジング34内には、やはり円筒形状のスリーブ36が軸方向に僅かに移動可能な状態で配置されている。より具体的に説明すると、ビットハウジング34は2段構造となっており、先端部が内径が小さい小径部34a、モータ30に近い側が内径が大きい大径部34bとなっている。
スリーブ36も2段構造となっており、外径が大きい大径部36bと外径が小さい小径部36aとを有する。大径部36bと小径部36aを貫通して中心にビット孔36cが形成されている。出力軸30aに取り付けられたドライバビット32はビット孔36cを貫通して延在し、ドライバビット32の先端はスリーブ36の端面36dから突出している。
スリーブ36の大径部36bはビットハウジング34の大径部34bに収容され、スリーブ36の小径部36aの一部がビットハウジング34の小径部34aに収容される。スリーブ36の小径部36aの先端側は、ビットハウジング34の小径部34aの先端から突出している。
スリーブ36の大径部36bの外径は、ビットハウジング34の大径部34aの内径より僅かに小さいだけであり、スリーブ36の大径部36bはビットハウジング34の大径部34a内で移動可能である。スリーブ36の小径部36aの外径は、ビットハウジング34の小径部34aの内径より小さく、スリーブ36の小径部36aの外面と、ビットハウジング34の小径部34aの内面との間に環状の空間が形成される。この空間内に弾性体としてコイルスプリング38が配置されている。弾性体はコイルスプリング38に限定されるものではなく、以下に説明する機能を有するものであれば、例えばゴムやプラスチック等の弾性体であってもよい。本実施形態では弾性体の一例としてコイルスプリング38を用いることとする。
コイルスプリング38はスリーブ36の小径部36aの外面とビットハウジング34の小径部34aの内面との間の環状空間内に配置され、スリーブ36を上方に(モータ30の方向へ)持ち上げるように付勢している。ビットハウジング34の大径部34bの軸方向長さは、スリーブ36の大径部36bの軸方向長さより所定の長さだけ長くなっている。スリーブ36の大径部36bがコイルスプリング38により付勢されて上方に移動し、大径部36bの上端面36eがストッパ40に当接した位置(図2に示す位置)では、大径部36bの下端面36fと、ビットハウジング34の大径部34bと小径部34aの間の段差面34cとの間に、所定の距離αの間隙が形成される。したがって、スリーブ36はこの所定の距離αだけビットハウジング34内で軸方向に移動可能である。
ビットハウジング34の小径部34aの外周には、吸引接続口34dが設けられている。吸引接続口34dには、ビットハウジング34の小径部34aの内面とスリーブ36の小径部36aの外面との間に形成された空間に繋がる吸引通路34eが形成されている。また、スリーブ36の小径部36aには、吸引通路34eにほぼ対応した位置に貫通孔36gが形成されている。ビットハウジング34の小径部34aの内面とスリーブ36の小径部36aの外面との間に形成された空間は、貫通孔36gによりビット孔36cに繋がっている。ビット孔36c内には、ドライバビット32が延在しており、ドライバビット32の外面とビット孔36cの内面との間に空間が形成されている。スリーブ36の大径部36bにおいて、ビット孔36の内面にはOリング等のシール材42が設けられており、ドライバビット32の外面とビット孔36cの内面との間の空間の上側をシールしている。したがって、ドライバビット32の外面とビット孔36cの内面との間の空間はスリーブ36の端面36dにおいて周囲に開口しているだけである。後述のようにこの開口部分でネジを負圧吸引することができる。
以上のような構成で、ビットハウジング34の吸引接続口34dに負圧供給ライン14(図1参照)が接続される。負圧供給ライン14から負圧が供給されると(空気が吸引されると)、その負圧は、吸引通路34eを介してビットハウジング34の小径部34aの内面とスリーブ36の小径部36aの外面との間に形成された空間に供給され、さらに貫通孔36gを介してドライバビット32の外面とビット孔36cの内面との間の空間に供給される。したがって、スリーブ36の端面36dにおける開口部分において、周囲の空気が吸引される。これにより、スリーブ36の端面36dを塞ぐようにビスの頭部が配置されるとビス頭部に吸着力が作用し、ビスはスリーブ36の端面36dに保持される。
また、負圧供給ライン14から負圧が供給されると、スリーブ36の大径部36bの下端面36fとビットハウジング34の段差面34cとの間の空間に負圧が供給される。これにより、スリーブ36の大径部36bの下端面36fは段差面34c側に引き寄せられる。負圧が供給されていないときは、スリーブ36の大径部36bはコイルスプリング38により上方に付勢されているので、スリーブ36の大径部36bの下端面36fは距離αだけ段差面34cから離れている。したがって、負圧が供給されると、スリーブ36の大径部36bの下端面36fは段差面34c側に引き寄せられ、スリーブ36全体が距離αだけ下降することとなり、負圧の供給が停止されると、スリーブ36全体は距離αだけ上昇してもとの位置にもどる。
本実施形態では、以上のようにスリーブ36を距離αだけ上下移動させながら、スリーブ36によりネジを負圧吸引して保持し、且つドライバビット32を回転させてネジ締めを行なうときにはスリーブ36を上昇させてビス頭からスリーブ36を離間させる。すなわち、負圧を供給してネジを保持するときにはその負圧でスリーブ36を下降させることで、ドライバビット32の先端がネジ頭の係合凹部に係合する前に、ネジ頭部の頂面にスリーブ36の端面36dを当接させる。これにより、ネジを確実にスリーブ36に吸着させ保持することができる。一方、ドライバビットを回転してネジ締めを行なうときには、負圧の供給を停止することで、スリーブ36を上昇させることにより、ドライバビット32の先端を相対的にスリーブ36の端面36から突出させる。これにより、ドライバビット32の先端をネジ頭部の係合凹部に完全に係合させることができる。また、スリーブ36を上昇させることにより、スリーブ36の端面36dがネジ頭部の頂面から離間するので、ネジ締め時にネジが回転しても、スリーブ36の端面36dがネジ頭部の頂面と擦れ合うことが無く、金属摩耗粉の発生及び飛散を防止することができる。
ここで、図3を参照しながら、ネジ締めドライバ2によるネジの吸着動作について詳しく説明する。図3はネジ供給ユニット16内のパレットからネジを拾い上げるときのネジ締めドライバ2の動作を示す図である。
まず、ネジ締めロボットの制御ユニット18は、ドライバ移動ロボット6を操作して、図3(a)に示すように、拾い上げるべきネジ50の真上にネジ締めドライバ2を移動させる。この時点では、負圧供給ライン14には未だ負圧は供給されておらず、ネジ締めドライバ2のスリーブ36は距離αだけ軸方向に上昇した位置にある。
ドライバビット32の先端部がネジ50の頭部の真上にきたら、制御ユニット18は負圧供給ライン14に負圧を供給するようにネジ締めロボットを制御する。負圧供給ライン14に負圧が供給されると、スリーブ36の端面36dの開口部分から空気が吸引されると共に、図3(b)に示すように、負圧供給ライン14から供給された負圧によりスリーブ36が距離αだけ軸方向に下降する。したがって、ドライバビット32の先端は相対的にスリーブ36の中に引き込まれた状態となる。
スリーブ36が下降したら、続いて、ネジ締めドライバ2全体を下降させ、図3(c)に示すように、スリーブ36の端面36dをネジ50の頭部の頂面50aに当接させる。これにより、負圧供給ライン14から供給された負圧によりネジ50の頭部の頂面50aがスリーブ36に吸着され、ネジ50はスリーブ36に保持された状態となる。このとき、ドライバビット32は距離αだけスリーブ36内に引き込まれているため、スリーブ36の端面36dがネジ50に当接するより前にドライバビット32の先端が先にネジ50の係合凹部50bに当接することは無い。したがって、スリーブ36の端面36dを確実にネジ50の頭部の頂面50aに当接させることができ、スリーブ36の端面36dとネジ50の頭部の頂面50aとの間に空隙が生じない。このため、ネジ50をスリーブ36で確実に吸着し保持することができる。
ネジ50を吸着したら、ネジ締めドライバ2全体を上昇させ、ドライバ移動ロボット6を駆動してネジ50をワーク8上のネジ締めを行なう位置まで移動させる。この移動の間、負圧供給ライン14を介して常に負圧がビットハウジング34の吸引接続口に供給されており、ネジ50はスリーブ36に保持されている。
次に、図4を参照しながら、ネジ締めドライバ2のネジ締め動作について説明する。図4はワーク8に対してネジ締めを行なう際のネジ締めドライバ2の動作を示す図である。
まず、ネジ締めロボットの制御ユニット18は、ドライバ移動ロボット6を操作してネジ締めドライバ2を移動させ、図4(a)に示すように、スリーブ36で保持しているネジ50をワーク8のネジ締め位置の真上に移動させる。
続いて、ネジ締めドライバ2全体を下降させて、図4(b)に示すように、ネジ50の先端をワーク8のネジ孔に合わせる。ここで、図4に示す例では、ネジ締めにより固定されるワーク8のネジ孔の周囲には、ネジ50の頭部の径より僅かに大きい内径の凹部が形成されており、ネジ50は凹部の中に挿入される。本実施形態では、スリーブ36の小径部36aの外径はネジ50の頭部の外径より小さいため、ネジ50をスリーブ36に保持したままネジ50を凹部の中に挿入することができる。
図4(b)に示す位置までネジ締めドライバ2を下降させたら、制御ユニット18はドライバ移動ロボット6を操作してネジ締めドライバ2の下降を停止し、且つ、負圧供給ライン14からの負圧の供給も停止する。なお、この時点において、ドライバビット32の先端はネジ50の係合凹部50bに完全に係合していない。
負圧供給ライン14からの負圧の供給が停止されると、スリーブ36を下降させていた負圧も無くなり、スリーブ36はコイルスプリング38の付勢力により上方に持ち上げられる。スリーブ36が上昇すると、先ず、図4(c)に示すように、ドライバビット32の先端がスリーブ36の端面36aから相対的に突出する状態となり、ドライバビット32の先端がネジ50の係合凹部50bに係合する。
ドライバビット32の先端がネジ50の係合凹部50bに完全に係合した後も、スリーブ36は上昇を続け、図4(d)に示すように、スリーブ36の端面36dはネジ50の頭部の頂面50aから離間する。
スリーブ36の端面36dがネジ50の頭部の頂面50aから離間した後、制御ユニット18はネジ締めドライバ2を駆動してドライバビット32をネジ締め方向に回転させる。これにより、ネジ50はワーク8のネジ孔にねじ込まれ、図4(e)に示すようにネジ締めが完了する。
以上のように、本実施形態では、ネジ締めを行なう際に、スリーブ36で吸着したネジ50をネジ締め位置まで移動させた後、吸着用の負圧の供給を停止すると、スリーブ36は自動的に僅かに上昇する。したがって、ネジ50を回転させる前にスリーブ36はネジ50から離間することとなり、スリーブ36とネジ50が擦れ合うことが無い。スリーブ36の上昇は、単にネジ吸着用の負圧を停止するだけで行なわれるので、例えばスリーブ36の外側にスリーブ移動機構を設ける必要はなく、スリーブ36内に弾性体としてコイルスプリング38を配置するだけの簡単な構成で、スリーブ36の上昇動作を行なうことができる。
本明細書は以下の事項を開示する。
(付記1)
取り付けられたドライバビットを回転駆動する回転駆動機構と、
前記回転駆動機構に取り付けられたドライバビットを収容するするビットハウジングと、
前記ビットハウジング内に配置され、前記回転駆動機構に取り付けられたドライバビットが延在するビット孔を有するスリーブと、
前記ビットハウジング内に設けられ、前記ビットハウジングに対して前記スリーブを前記回転駆動機構に向かう方向に付勢する弾性体と、
前記ビットハウジングの外周に設けられた吸引接続口と
を有し、
前記吸引接続口に設けられた吸引通路は、前記スリーブを貫通して前記ビット孔に繋がる貫通孔を介して、前記ビット孔の内部空間に接続される
ネジ締めドライバ。
(付記2)
付記1記載のネジ締めドライバであって、
前記スリーブは、前記ビットハウジングの先端から一部が突出する小径部と、該小径部より外径が大きい大径部とを有し、
前記ビットハウジングは、前記スリーブの前記スリーブの前記小径部を収容する小径部と、前記スリーブの前記大径部を移動可能に収容する大径部とを有する
ネジ締めドライバ。
(付記3)
付記2記載のネジ締めドライバであって、
前記スリーブの前記小径部の外周面と前記ビットハウジングの前記小径部の内周面との間に環状空間が形成され、
該環状空間内に前記弾性体が配置され、
前記ビットハウジングの前記吸引通路が前記環状空間に連通し、且つ、前記環状空間は前記スリーブの前記貫通孔を介して前記ビット孔に連通する
ネジ締めドライバ。
(付記4)
付記3記載のネジ締めドライバであって、
前記スリーブは前記弾性体により付勢された状態で、前記スリーブの前記大径部の上端面は、前記ビットハウジングの前記大径部に設けられたストッパに当接するネジ締めドライバ。
(付記5)
付記4記載のネジ締めドライバであって、
前記スリーブの前記大径部の上端面が前記ストッパに当接した状態で、前記スリーブの下端面と前記ビットハウジングの前記大径部と前記小径部との間の段差面との間に所定の距離の間隙が形成されるネジ締めドライバ。
(付記6)
付記5記載のネジ締めドライバであって、
前記スリーブの前記大径部を貫通する前記ビット孔の内面に、前記ビット孔の内面と前記ドライバビットの外面との間に形成される間隙をシールするシール材が設けられるネジ締めドライバ。
(付記7)
付記6記載のネジ締めドライバであって、
前記弾性体はコイルスプリングであり、前記スリーブの重量を支えて前記スリーブの前記大径部の前記上端面を前記ストッパに当接させる付勢力を発生し、
該付勢力は、前記吸引通路から供給された負圧により前記スリーブの前記大径部の前記下端面に作用する下向きの力より小さい
ネジ締めドライバ。
(付記8)
付記1乃至8のうちいずれか一項記載のネジ締めドライバと、
前記ネジ締めドライバを水平方向及び垂直方向に移動するドライバ移動機構と、
前記ネジ締めドライバにネジ吸着用の負圧を供給する負圧供給源と、
前記ドライバ移動機構の駆動と、前記負供給源から負圧の供給とを制御する制御部と
を有するネジ締め装置であって、
前記制御部は、前記ネジ締めドライバによりネジを吸着する前に、前記ネジ締めドライバに負圧を供給することで、前記スリーブを下降させて、前記スリーブの前記小径部の先端からの前記ドライバビットの突出距離を小さくし、且つ前記ネジをネジ締め開始位置に移動した後に、前記ネジ締めドライバへの負圧の供給を停止することで、前記スリーブを上昇させて、前記スリーブの前記小径部の先端からの前記ドライバビットの突出距離を大きくするネジ締め装置。
(付記9)
付記8記載のネジ締め装置であって、
前記制御部は、前記ネジ締めドライバへの負圧の供給を停止することで、前記スリーブを上昇させて、前記スリーブの前記小径部の先端からの前記ドライバビットの突出距離を大きくした後に、前記ネジ締めドライバを駆動して前記ドライバビットを回転駆動し、ネジ締めを行なうネジ締め装置。
(付記10)
ネジ締めドライバのスリーブの先端から突出したドライバビットの先端にネジを係合させてネジ締めを行なうネジ締め方法であって、
前記ネジ締めドライバに負圧を供給して、前記スリーブにかかる負圧により発生する力で前記スリーブを下降させ、
前記ネジ締めドライバを下降させて前記スリーブの先端を前記ネジの頭部に当接させて前記ネジの頭部にかかる負圧により発生する吸着力で前記ネジを前記スリーブで保持し、
前記スリーブで前記ネジを保持したまま前記ネジ締めドライバを移動して前記ネジをネジ締め位置に移動し、
前記ネジをネジ締め開始位置に移動した後、前記負圧の供給を停止してネジへ吸着力を無くすと共に、前記スリーブを弾性体により上方に付勢して前記スリーブを上昇させることで、前記ドライバビットの先端を前記ネジの係合凹部に係合させ、
さらに前記スリーブを弾性体により上方に付勢して前記スリーブを上昇させることで、前記スリーブを前記ネジから離間させ、
前記スリーブが前記ネジから離間した後、前記ネジ締めドライバを駆動して前記ドライバビットを回転させ、前記ネジを締め付ける
ネジ締め方法。
2 ネジ締めドライバ
4 ベース
6 ドライバ移動ロボット
8 ワーク
10 ワーク取り付け台
12 電源供給ライン
14 負圧供給ライン
16 ネジ供給ユニット
18 制御ユニット
19 吸引ポンプ
20 電源ライン
22 教示操作端末
30 モータ及び減速機構
30a 出力軸
32 ドライバビット
34 ビットハウジング
34a 小径部
34b 大径部
34c 段差面
34d 吸引接続口
34e 吸引通路
36 スリーブ
36a 小径部
36b 大径部
36c ビット孔
36d 端面
36e 上端面
36f 下端面
38 コイルスプリング
40 ストッパ
42 シール材
50 ネジ
50a 頂面
50b 係合凹部

Claims (7)

  1. 取り付けられたドライバビットを回転駆動する回転駆動機構と、
    前記回転駆動機構に取り付けられたドライバビットを収容するビットハウジングと、
    前記ビットハウジング内に配置され、前記回転駆動機構に取り付けられたドライバビットが延在するビット孔を有するスリーブと、
    前記ビットハウジング内に設けられ、前記ビットハウジングに対して前記スリーブを前記回転駆動機構に向かう方向に付勢する弾性体と、
    前記ビットハウジングの外周に設けられた吸引接続口と
    を有し、
    前記吸引接続口に設けられた吸引通路は、前記スリーブを貫通して前記ビット孔に繋がる貫通孔を介して、前記ビット孔の内部空間に接続され
    前記スリーブは、前記ビットハウジングの先端から一部が突出する小径部と、該小径部より外径が大きい大径部とを有し、
    前記ビットハウジングは、前記スリーブの前記小径部を収容する小径部と、前記スリーブの前記大径部を移動可能に収容する大径部とを有し、
    前記スリーブの前記小径部の外周面と前記ビットハウジングの前記小径部の内周面との間に環状空間が形成され、
    該環状空間内に前記弾性体が配置され、
    前記ビットハウジングの前記吸引通路が前記環状空間に連通し、且つ、前記環状空間は前記スリーブの前記貫通孔を介して前記ビット孔に連通する
    ネジ締めドライバ。
  2. 請求項記載のネジ締めドライバであって、
    前記スリーブは前記弾性体により付勢された状態で、前記スリーブの前記大径部の上端面は、前記ビットハウジングの前記大径部に設けられたストッパに当接するネジ締めドライバ。
  3. 請求項記載のネジ締めドライバであって、
    前記スリーブの前記大径部の上端面が前記ストッパに当接した状態で、前記スリーブの大径部の下端面と前記ビットハウジングの前記大径部と前記小径部との間の段差面との間に所定の距離の間隙が形成されるネジ締めドライバ。
  4. 請求項記載のネジ締めドライバであって、
    前記スリーブの前記大径部を貫通する前記ビット孔の内面に、前記ビット孔の内面と前記ドライバビットの外面との間に形成される間隙をシールするシール材が設けられるネジ締めドライバ。
  5. 請求項記載のネジ締めドライバであって、
    前記弾性体はコイルスプリングであり、前記スリーブの重量を支えて前記スリーブの前記大径部の前記上端面を前記ストッパに当接させる付勢力を発生し、
    該付勢力は、前記吸引通路から供給された負圧により前記スリーブの前記大径部の前記下端面に作用する下向きの力より小さい
    ネジ締めドライバ。
  6. 請求項1乃至のうちいずれか一項記載のネジ締めドライバと、
    前記ネジ締めドライバを水平方向及び垂直方向に移動するドライバ移動機構と、
    前記ネジ締めドライバにネジ吸着用の負圧を供給する負圧供給源と、
    前記ドライバ移動機構の駆動と、前記負供給源から負圧の供給とを制御する制御部と
    を有するネジ締め装置であって、
    前記制御部は、前記ネジ締めドライバによりネジを吸着する前に、前記ネジ締めドライバに負圧を供給することで、前記スリーブを下降させて、前記スリーブの前記小径部の先端からの前記ドライバビットの突出距離を小さくし、且つ前記ネジをネジ締め位置に移動した後に、前記ネジ締めドライバへの負圧の供給を停止することで、前記スリーブを上昇させて、前記スリーブの前記小径部の先端からの前記ドライバビットの突出距離を大きくするネジ締め装置。
  7. ネジ締めドライバのスリーブの先端から突出したドライバビットの先端にネジを係合させてネジ締めを行なうネジ締め方法であって、
    前記ネジ締めドライバに負圧を供給して、前記スリーブにかかる負圧により発生する力で前記スリーブを下降させ、
    前記ネジ締めドライバを下降させて前記スリーブの先端を前記ネジの頭部に当接させて前記ネジの頭部にかかる負圧により発生する吸着力で前記ネジを前記スリーブで保持し、
    前記スリーブで前記ネジを保持したまま前記ネジ締めドライバを移動して前記ネジをネジ締め位置に移動し、
    前記ネジをネジ締め位置に移動した後、前記負圧の供給を停止して前記ネジへ吸着力を無くすと共に、前記スリーブを弾性体により上方に付勢して前記スリーブを上昇させることで、前記ドライバビットの先端を前記ネジの係合凹部に係合させ、
    さらに前記スリーブを弾性体により上方に付勢して前記スリーブを上昇させることで、前記スリーブを前記ネジから離間させ、
    前記スリーブが前記ネジから離間した後、前記ネジ締めドライバを駆動して前記ドライバビットを回転させ、前記ネジを締め付ける
    ネジ締め方法。
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