JP5515511B2 - 入力装置及び情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、入力装置及び情報処理装置に関する。
コンピュータの画面に表示された表示内容の一部を選択するため、近年ではマウスやトラックボール、あるいは操作者が指で触れている部分の移動を検知するタッチパッド等のポインティングデバイスが広く使用されている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載のポインティングデバイスは、被検出体が水平移動した移動量をコンピュータに対して送信する機能を備え、被検出体はバネによって待機位置に戻るように構成されている。
特開2001−184159号公報
本発明は、操作者の可動部への接触がない非接触状態になったときに、可動部の移動が移動量として認識されないように可動部を予め決められた位置に移動することができる入力装置及び情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、上記目的を達成するため、以下の入力装置及び情報処理装置を提供する。
[1]本体部と、その表面に形成された被接触面を介して操作されることにより前記本体部に対して水平移動可能な可動部と、前記本体部に設けられ、前記可動部を移動可能に支持する支持部と、前記可動部を移動させる力を付与する付与部と、前記可動部の前記被接触面への接触の有無を検知して接触状態か非接触状態かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果が接触状態から非接触状態になったとき、前記付与部を制御して予め定められた位置に前記可動部を水平移動させる制御部と、前記判定部で判定した前記接触状態における前記本体部に対する前記可動部の移動量を検出して出力し、前記制御部による前記可動部の移動時の移動量は出力しない出力部とを有する入力装置。
[2]前記制御部は、前記判定部の判定結果が接触状態のとき、前記可動部を前記予め定められた位置に移動させる力を前記可動部に付与しないように前記付与部を制御する前記[1]に記載の入力装置。
]前記出力部は、前記可動部が移動可能範囲の限界位置に達したとき、前記可動部が前記限界位置に達する前の移動量に基づいて移動量の出力を継続する前記[1]又は[2]に記載の入力装置。
]前記可動部の前記被接触面を押し付ける操作がされたとき、その操作がされたことを検知して出力する検知部を有する前記[1]乃至[3]に記載の入力装置。
]前記可動部は、前記支持部に支持された被支持部と、表面に前記被接触面が形成され、前記被支持部に対して前記被接触面に垂直な方向に相対移動可能な被接触部とを有し、
前記検知部は、前記被支持部に対する前記被接触部の移動を検知して出力する前記[4]に記載の入力装置。
]前記検知部は、前記被接触面に加わる圧力が予め定められた圧力よりも大きいことを検知して出力する前記[]に記載の入力装置。
[7]本体部と、その表面に形成された被接触面を介して操作されることにより前記本体部に対して水平移動可能な可動部と、前記本体部に設けられ、前記可動部を移動面に沿って移動可能に支持する支持部と、前記可動部に前記移動面に沿った方向の力を付与する付与部と、前記可動部の前記被接触面への接触の有無を検知して接触状態か非接触状態かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果が接触状態から非接触状態になったとき、前記付与部を制御して前記接触状態における前記可動部の移動前の位置に向かって前記可動部を水平移動させる第1の制御部と、前記判定部で判定した前記接触状態における前記本体部に対する前記可動部の移動量を検出して出力し、前記制御部による前記可動部の移動時の移動量は出力しない出力部と、前記出力部から出力される前記可動部の移動量に応じて指し示す位置が変化する指示点を表示する表示部とを有する情報処理装置。
[8]前記第1の制御部は、前記判定部の判定結果が接触状態のとき、前記可動部を前記予め定められた位置に移動させる力を前記可動部に付与しないように前記付与部を制御する前記[7]に記載の情報処理装置
]前記指示点によって操作指示が入力される操作画面を有し、前記判定部で判定した前記接触状態における前記操作画面の表示内容と前記指示点との表示位置との関係に基づいて、前記付与部を制御する第2の制御部を有する前記[7]又は[8]に記載の情報処理装置。
10]前記第2の制御部は、前記表示部の前記操作画面に表示され、その選択操作によって実行される処理が関連付けて記憶されている表示領域に前記指示点の表示位置が近づくように前記付与部を制御する前記[9]に記載の情報処理装置。
[11]前記第2の制御部は、前記指示点が前記操作画面に設定された区画の境界に接近したときに、前記区画の境界から前記指示点が遠ざかる方向の力を付与するように前記付与部を制御する前記[9]又は[10]に記載の情報処理装置。
請求項1に記載の発明によれば、操作者の可動部への接触がない非接触状態になったときに、可動部の移動が移動量として認識されないように可動部を予め決められた位置に移動することができる。
請求項に記載の発明によれば、可動部が移動範囲の限界位置に達しても達する前の可動部の移動状態を反映させた移動量の出力を継続できる。
請求項に記載の発明によれば、可動部の本体部に対する移動量に加え、それ以外のユーザーの操作に関する情報を出力することができる。
請求項に記載の発明によれば、可動部の移動量以外の情報を可動部の動作に基づいて出力することができる。
請求項に記載の発明によれば、ユーザーの操作に関する情報を、被接触面に加わる圧力に基づいて出力することができる。
請求項に記載の発明によれば、本構成を有さない場合に比較して、可動部を一定方向に操作して移動範囲の限界位置に達っした場合でも、指示点をさらに同じ方向に同じ感覚で動かすことができる。
請求項に記載の発明によれば、操作画面の表示内容と指示点の位置関係に応じて可動部に移動させる力を付与できる。
請求項10に記載の発明によれば、本構成を有さない場合に比べて、表示画面における指示点による選択操作を容易にすることができる。
請求項11に記載の発明によれば、表示画面における指示点が操作画面に設定された区画の境界に接近したことを、ユーザーに、可動部に付与する力によって示すことができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置の全体図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態に係る入力部の断面図である。 図3は、本発明の第1の実施の形態に係る支持部の構成を示す斜視図である。 図4Aは、本発明の第1の実施の形態に係る可動部を本体部に対して移動させる駆動機構の構成図である。 図4Bは、本発明の第1の実施の形態に係る駆動機構の説明図である。 図5は、本発明の第1の実施の形態に係る制御ユニットの構成を示すブロック図である。 図6は、本発明の第1の実施の形態に係る入力部の動作例を示すフローチャートである。 図7は、本発明の第1の実施の形態に係る読取板に描かれた模様を光センサの側から見た図である。 図8は、本発明の第1の実施の形態に係る表示部の画面上のポインタの動作例を示す説明図である 図9は、本発明の第2の実施の形態に係る入力部の断面図である。 図10は、本発明の第2の実施の形態に係る支持部の構成を示す斜視図である。 図11は、本発明の第3の実施の形態に係る入力部の断面図である。 図12は、本発明の第4の実施の形態に係る入力部の断面図である。 図13は、本発明の第4の実施の形態に係る制御ユニットの構成を示すブロック図である。 図14は、本発明の第5の実施の形態に係る情報処理装置本体の構成を示すブロック図である。 図15は、本発明の第5の実施の形態に係る表示部の画面表示の一例を示す概略図である。 図16は、本発明の第6の実施の形態に係る入力部の断面図である。 図17は、本発明の第7の実施の形態に係る入力部の断面図である。 図18は、本発明の第8の実施の形態に係る入力部を示す概略図である。
[第1の実施の形態]
(情報処理装置の構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置の全体図である。
この情報処理装置100は、入力装置としての入力部1と、入力部1が接続された情報処理装置本体2と、情報処理装置本体2に接続された表示部3とを備える。
情報処理装置本体2は、例えばパーソナルコンピュータ、サーバ等を用いることができるが、表示部3を一体に内蔵したノート型パーソナルコンピュータやPDA(携帯情報端末)等に構成してよい。
表示部3は、情報処理装置本体2から画像情報を受け取って画面30に表示するものであり、LCD(Liquid Crystal Display)やPDP(Plasma Display Panel)、CRT(Cathode Ray Tube)等を用いることができる。
入力部1は、ケーブル13を介して情報処理装置本体2に接続されており、本体部10、本体部10の外部から操作者が触れて操作することにより本体部10に対して移動可能な可動部11、及び操作者が操作可能なスイッチ12を有している。入力部1は、本体部10に対する可動部11の移動量、及びスイッチ12の被操作状態を検出して情報処理装置本体2に出力する機能を有している。
(入力部1の構成)
図2は、入力部1の断面図である。
本体部10はケース状であり、上面10aの一部には四角形状の開口部10bが形成されている。本体部10の内部は壁部10cによって、開口部10bが形成された第1収容部101と、スイッチ12が設けられた第2収容部102に分割されている。第1収容部101の底部には、後述のコイル16A,16B,16C,・・・が取り付けられるコイル取付部10dが形成されている。
第1収容部101には、可動部11が本体部10に対して移動可能に収容されている。可動部11は、面状の接触センサ110が表面に貼り付けられた板状の操作部111と、幾何学模様が描かれた読取板174が固定された板状の読取板取付部112と、操作部111と読取板取付部112とを連結する連結部113とを一体に結合して構成されている。
読取板取付部112の読取板174の周りには、複数の磁石15A,15B,15C,・・・が取り付けられている。複数の磁石15A,15B,15C,・・・は、コイル16A,16B,16C,・・・に対向している。これら磁石及びコイルの構成については後述する。
操作部111に貼り付けられた接触センサ110は、例えば静電容量式のセンサや感圧センサ等が用いられる。接触センサ110は、開口部10bに臨んでおり、操作者は本体部10の外部から接触センサ110の被接触面110aに触れることが可能である。被接触面110aの面積は、開口部10bの面積よりも広く、被接触面110aは可動部11が本体部10に対して移動しても開口部10bから外れることがない領域に形成されている。
入力部1を操作する操作者の指等が表面の被接触面110aに触れるとその接触によって電気信号が発生する。この電気信号は導線110bを介して後述の制御ユニット18に送られる。
第1収容部101の内部に、可動部11を本体部10に対して移動可能に支持する支持部14が設けられている。支持部14は、第1支持部材140,一対の第1シャフト141,第2支持部材142,第2シャフト143を有しており、可動部11を本体部10の上面10aに平行な平面状の移動面に沿って移動可能に支持する。支持部14の構成については後述する。
また、第1収容部101の内部には、プリント基板170が配置されている。プリント基板170には、発光部としてのLED171及び光センサ172が実装されている。LED171は読取板174を照射可能であり、光センサ172は読取板174に対向して配置されている。LED171及び光センサ172は、後述の制御ユニット18に接続されている。
第2収容部102には、スイッチ12が取り付けられている。スイッチ12は押しボタン部121とスイッチ本体部120とからなり、本体部10に設けられた孔から押しボタン部121が外部に露出している。スイッチ本体部120は第2収容部102の内側に固定されている。
また、第2収容部102には制御ユニット18と電源ユニット19が収容されている。制御ユニット18はCPU(中央演算処理装置)及びメモリ等を有しており、接触センサ110から送られた電気信号や光センサ172から受け取った情報等に基づいて入力部1を制御する機能を有している。
電源ユニットは、交換可能な電池を内蔵し、制御ユニット18に電源を供給する。
(支持部14の構成)
図3は、支持部14の構成を示す斜視図である。
第1支持部材140は、第1収容部101の内面に固定され、四角形状の貫通孔140aが形成されている。貫通孔140aの対向面間には一対の第1シャフト141が貫通孔140aの対向面間を横断するように固定されている。貫通孔140aの内側には、第2支持部材142が配置されている。第2支持部材142には一対の貫通孔142aが形成され、一対の第1シャフト141に嵌合されている。第2支持部材142は第1シャフト141の延伸方向に沿って、第1支持部材140に当接しない範囲で移動可能である。
第2支持部材142には四角形状の貫通孔142が形成されている。貫通孔142bの対向面間には一対の第1シャフト141と直交する方向に第2シャフト143が固定されている。貫通孔142aの内側には、可動部11の連結部113が位置している。第2シャフト143は、連結部113に形成された孔113aに嵌合されており、可動部11は連結部113が第2支持部材142に当接しない範囲で第2シャフト143の延伸方向に沿って移動可能である。
以上の構成により、可動部11は第1シャフト141の延伸方向及び第2シャフト143の延伸方向に沿って移動可能であり、本体部10の上面10aに平行な移動面に沿って移動可能である。
(可動部11の駆動機構の構成)
図4Aは、可動部11を本体部10に対して移動させる駆動機構の構成図である。この駆動機構は、読取板取付部112に取り付けられた複数の磁石とコイル取付部10dに取り付けられた複数のコイルから構成される。図4A(a)は、可動部11の読取板取付部112を本体部10の底部側から見た図である。図4A(b)は、本体部10のコイル取付部10dに取り付けられたコイル16A,16B,16C,16D及びプリント基板170を示す。
図4A(a)に示すように、読取板取付部112には、4つの四角形状の磁石15A,15B,15C,15Dが、正方形状の読取板174の各辺に対向して読取板174を囲むように配置されている。磁石15A及び磁石15Cは、N極が本体部10の底部側になるように配置され、磁石15B及び磁石15Dは、S極が本体部10の底部側になるように配置されており、隣接する磁石の極性が相互に異なるようになっている。
図4A(b)に示すように、コイル取付部10dには、4つのコイル16A,16B,16C,16Dがプリント基板170を囲むように配置されている。各コイルの巻線は制御ユニット18に接続されており、電流量及び電流の向きは制御ユニット18で制御される。
図4Bは、本体部10の底部側から4つのコイル16A,16B,16C,16Dを透視して磁石15A,15B,15C,15D及び読取板取付部112を見た状態を示す説明図である。この図では、コイル16A,16B,16C,16Dの輪郭のみを実線で示している。
コイル16A,16B,16C,16Dに対して読取板取付部112を図の右下方向に動かす場合には、図に示すi,i,i,iの向きに電流を流す。すると電磁力によって読取板取付部112に図面の右下方向へ向かう力が発生する。読取板取付部112に付与される力の方向及び力の大きさは、各コイルに流す電流の向き及び電流量によって制御することができる。
(制御ユニット18の構成及び動作)
図5は、制御ユニット18の構成を示すブロック図である。
制御ユニット18は、CPU(中央演算処理装置)180と、CPU180に接続されたメモリ181,スイッチ信号入力部182,接触信号入力部183,コイル電流出力部184,画像情報入力部185,通信部186を備える。
メモリ181は、CPU180が実行するプログラム及びCPU180によるプログラムの実行に必要な情報を記憶する。メモリ181は、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリを用いて構成される。
CPU180は、メモリ181に記憶されたプログラムを実行することで、スイッチ信号処理部180A,制御部180B,移動量検出部180Cとして機能する。
スイッチ信号入力部182は、スイッチ12の出力信号を入力し、スイッチ12の押しボタン部121が押されたオン状態か押しボタン部121が押されていないオフ状態かを示す電気信号に変換してCPU180のスイッチ信号処理部180Aに出力する。スイッチ信号処理部180Aは、所定の時間間隔(例えば1ms)でスイッチ信号入力部182から入力された電気信号を受信し、スイッチ12がオフ状態からオン状態に変化したことを検知したときに、その情報を通信部186を介して情報処理装置本体2に送信する。
判定部の一例としての接触信号入力部183は、接触センサ110の出力信号を入力し、接触センサ110の被接触面110aに操作者の指等が触れている接触状態か操作者の指等が触れていない非接触状態か判定し、その判定結果を示す電気信号をCPU180の制御部180Bに出力する。
コイル電流出力部184は、CPU180の制御部180Bから、コイル16A,16B,16C,16Dのそれぞれに流す電流の向き及び電流量の情報を受け取り、各コイルに電流を供給する。コイル電流出力部184は、トランジスタ等のスイッチング素子からなるスイッチング回路を有して構成される。
画像情報入力部185は、光センサ172から出力される出力信号を入力する。光センサ172は、LED171の照射光が読取板174で反射した反射光をレンズを介して二次元配置された多数の画素からなるCCD(Charge Coupled Device)で読み取り、電気信号に変換する。このCCDは例えば16×16の256画素からなり、読取板174の反射光を画像情報として画像情報入力部185に出力する。画像情報入力部185は、この画像情報をCPU180の移動量検出部180Cに出力する。
移動量検出部180Cでは、所定の時間間隔(例えば1ms)で画像情報入力部185から画像情報を読み込み、前回の画像情報と比較することで、前回からの可動部11の移動量を検出する。この移動量とは、支持部14によって案内される可動部11の直交する2方向への移動量であり、本体部10に対する可動部11の移動の方向及び移動距離を示すものである。移動量検出部180Cは、検出した移動量の情報を通信部186を介して情報処理装置本体2に送信する。
通信部186は、CPU180のスイッチ信号処理部180A及び移動量検出部180Cから受け取った情報をケーブル13を介して情報処理装置本体2に送信する。
図6は、入力部1の動作例を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、所定の時間間隔(例えば1ms)で、制御部180B及び移動量検出部180Cにより実行される。
移動量検出部180Cは、画像情報入力部185から光センサ172の画像情報を読み込む(S10)。次に移動量検出部180Cは、ステップ10で読み込んだ画像情報から可動部11の位置を検出する(S11)。このステップ11の処理については、後に詳しく説明する。
次に、制御部180Bは、前述の駆動機構によって可動部11を移動させている状態か否かを判断する(S12)。駆動機構によって可動部11を移動させている状態でなければ(S12;No)、制御部180Bは接触信号入力部183から接触状態か非接触状態かを示す信号を入力し、接触センサ110への接触が有るか否かを判断する(S13)。接触センサ110への接触が有ると判断すれば(S13;Yes)、移動量検出部180Cは可動部11が可動範囲の限界位置であるかを判断する(S14)。
可動部11が可動範囲の限界位置であれば、移動量検出部180Cは可動部11が限界位置に達する前の所定回数(例えば10回)の移動量を平均し、この平均値を移動量の情報として通信部186を介して情報処理装置本体2に出力する(S15)。可動部11が限界位置になければ、移動量検出部180Cは前回の可動部11の位置と今回の可動部11の位置との差に基づいて、可動部11の移動量の情報を通信部186を介して情報処理装置本体2に出力する(S16)。
一方、ステップS13で接触センサ110への接触が無いと判断すれば(S13;No)、制御部180Bはステップ11で検出した可動部11の位置が原位置であるかを判断する(S17)。可動部11が原位置であれば(S17;Yes)このフローチャートに示す処理を終了する。可動部11が原位置でなければ、駆動機構による可動部11の原位置への戻し動作を開始する(S18)。ここで、原位置とは、接触センサ110の被接触面110aの中心部が開口部10bの中心部と重なる位置である。
また、ステップS12で可動部11を移動させている状態であると判断されれば(S12;Yes)、制御部180Bは原位置への戻し動作が完了したかを判断する(S19)。戻し動作が完了していれば(S19;Yes)、制御部180Bは駆動機構の動作を停止する(S20)。戻し動作が完了していなければ(S19;No)、駆動機構の動作を停止することなく処理を終了する。
なお、制御部180Bによる戻し動作は、図6に示したフローチャートの処理とは別に、可動部11の位置と原位置との変位量及び変位方向に応じてコイル16A,16B,16C,16Dに流す電流量と電流の向きを制御することで行われる。
ここで、上記ステップ11で移動量検出部180Cが行う可動部11の移動量を検出する処理について説明する。本実施の形態に係る入力部1では、原位置への戻し動作を行う必要から、可動部11の位置の変化量(前回との相対的な位置)ではなく、本体部10に対する可動部11の絶対的な位置を検出可能な点で一般的なポインティングデバイスとは異なっている。
図7は、読取板174に描かれた模様を光センサ172の側から見た図である。このうち、領域A1で示す領域が光センサ172により一度に読み取ることのできる領域である。光センサ172により読み取られる領域は、可動部11の本体部10に対する移動に伴って移動する。
読取板174には不規則な模様が描かれており、光センサ172により読み取られる領域が移動しても、全く同じ模様が読み取られることはない。従って、光センサ172の読取画像が読取板174に描かれた模様全体のどの位置にあたるかを調べることにより、光センサ172の読取位置、ひいては本体部10に対する可動部11の絶対位置を検出することができる。また、前回光センサ172で読み取った画像の範囲(図7に領域A0で示す)により検出した絶対位置と今回の絶対位置との差を求めることにより、可動部11の移動量を検出することができる。
なお、メモリ181には読取板174の全体の模様が記憶されており、移動量検出部180Cはこの読取板174の模様と光センサ172の読取画像とを照合して可動部11の絶対位置を検出する。
図8は、表示部3の画面30上のポインタPの動作例を示す図である。この動作例では、ボタンBを選択すべく、ポインタPをP1の位置からP4の位置まで動作させ、スイッチ12を押すまでの動きを操作者の操作を示すタイムチャートと共に示している。
操作者は、時刻t0から時刻t1の間、可動部11の接触センサ110に指で触れて可動部11を本体部10に対して原位置から右斜め前方向に動かす。この可動部11の動きは光センサ172の画像情報の変化として移動量検出部180Cにより読み取られ、移動量の情報が情報処理装置本体2に送られる。情報処理装置本体2は、受け取った移動量の情報に基づいて、画面30上でポインタPの表示位置を位置P1から位置P2へ移動させる。
時刻t1で操作者が接触センサ110から指を離すと、駆動機構による可動部11の原位置への戻し動作が開始され、駆動機構は時刻t2までに戻し動作を完了する。この戻し動作は、可動部11が原位置から最も離れた場所からの移動であっても、操作者が指を離してから0.5秒以内、望ましくは0.2秒以内に完了するよう、磁石15A,15B,15C,15Dの磁力の大きさ及びコイル16A,16B,16C,16Dの電流量が設定されている。また、この戻し動作中には、可動部11が移動してもその移動量の情報が情報処理装置本体2に送られないので、画面30におけるポインタPの表示位置は変わらない。
時刻t2から時刻t3では、再び操作者が可動部11の接触センサ110に指で触れて可動部11を動かす。これに応じてポインタPが画面30の位置P2から位置P3に移動する。この動作例では、ポインタPが位置P3に移動した時に移動の限界位置に達したものとする。操作者は指の感触によって可動部11が限界位置に達したことを認識できる。
操作者が可動部11を限界位置で保持すると、移動量検出部180Cが限界位置に達する前の移動量に基づいて移動量の情報を情報処理装置本体2に送るので、可動部11が実際には移動していなくても、画面30上でのポインタPの表示位置は位置P3から移動し続ける。時刻t4で操作者が接触センサ110から指を離すと、その時点におけるポインタPの位置(位置P4)でポインタPが停止する。この状態で操作者がスイッチ12を押すとその情報が情報処理装置本体2に送られ、情報処理装置本体2はボタンBが選択された際に実行されるべき処理として記憶された処理内容を実行する。
[第2の実施の形態]
図9は、本発明の第2の実施の形態に係る入力部1の断面図である。第2の実施の形態は、可動部11が、支持部14に支持された被支持部114と、被支持部114に対して相対移動可能な被接触部115を備え、可動部11にスイッチの機構が内蔵されており、第1の実施の形態に係るスイッチ12を備えていない点で第1の実施の形態とは異なる。他の構成要素は第1の実施の形態と共通し、同一の機能を有する構成要素には図2と同一の符号を付して説明を省略する。
被接触部115は、表面に被接触面110aが形成された接触センサ110と、接触センサ110が表面に貼り付けられた板状の操作部111と、操作部111に一端が固定された棒状の連結部113Aとを有している。被接触部115は、被支持部114に対して被接触面110aに垂直な方向に相対移動可能である。被支持部114の構成については後述する。
連結部113Aの先端部は、複数の磁石15A,15B,15C,・・・が取り付けられた読取板取付部112Aに形成された凹部112bの中に位置している。凹部112bの開口部には、中心部に貫通孔116aが形成された蓋部116が取り付けられ、貫通孔116aには連結部113Aが摺動可能に嵌合されている。
連結部113Aの凹部112b側の端面には、電極113bが設けられている。また、電極113bと対向する凹部112bの底部には、電極112cが固定されている。電極113bと電極112cは、読取板取付部112に形成された孔を通る配線112dによって制御ユニット18に接続されている。
被接触部115は被支持部114に対して図の上下方向に移動可能であり、被接触部115が図の下方に移動すると、電極113bと電極112cとが接触する。制御ユニット18は、配線112dを介して両電極113b,112cの接触の有無を検知する。
図10は、本発明の第2の実施の形態に係る支持部14の構成を示す斜視図である。第2支持部材142は、図3に示した構造と同様、第1支持部材140に固定された第1シャフト141に沿って移動可能である。第2支持部材142に形成された四角形状の貫通孔142bに固定された第2シャフト143は、貫通孔142b内に配置された被支持部114に形成された貫通孔114cに嵌合されている。被支持部114は、第2シャフト143に沿って移動可能である。
被支持部114には、第1シャフト141及び第2シャフト143に直交する方向、すなわち接触センサ110の被接触面110aに垂直な方向に貫通穴114dが形成されている。この貫通穴114dには、その両開口部に設けられた一対のガイド部材114a,114bに案内されて、連結部113Aが摺動可能に配置されている。連結部113Aには、電極113bと電極112cとの隙間に対応した長さの長孔113cが形成され、長孔113cに第2シャフト143が挿通されている(図9参照)。
操作部111に面した側のガイド部材114aと操作部111との間には、連結部113Aの外周に配置されたコイルバネ144が設けられている。コイルバネ144は、被支持部114と操作部111とを離間させるように弾性力を付与している。
電極113b及び電極112cは、第1の実施の形態に係るスイッチ12と同様、その出力信号が制御ユニット18のスイッチ信号入力部182に入力される。スイッチ信号入力部182は、この入力を両電極113b,112cが接触したオン状態か、接触していないオフ状態かを示す電気信号に変換してCPU180のスイッチ信号処理部180Aに出力する。
利用者が被接触面110aを押し付ける操作を行うと、その操作によって被接触部115が被支持部114に対して移動し、電極113bと電極112cとで構成されるスイッチがオフ状態からオン状態に変化する。スイッチ信号処理部180Aは、所定の時間間隔(例えば1ms)でスイッチ信号入力部182から入力された電気信号を読み取り、両電極113b,112cで構成されるスイッチがオフ状態からオン状態に変化したときに、その信号状態の変化を検知して、その情報を通信部186を介して情報処理装置本体2に送信する。
以上の構成により、操作者は可動部11から指を離すことなくスイッチをオンすることができる。従って、第1の実施の形態のものに比べ、スイッチをオンしたままポインタを動かす操作(所謂「ドラッグ」)等が行いやすくなる。
[第3の実施の形態]
図11は、本発明の第3の実施の形態に係る入力部1の断面図である。第3の実施の形態は、可動部11が、支持部14に支持された被支持部114Aと、被支持部114Aに対して相対移動可能な被接触部115Aを備え、可動部11にスイッチの機構が内蔵されており、第1の実施の形態のスイッチ12を備えていない点で第1の実施の形態とは異なる。他の構成要素は第1の実施の形態と共通し、同一の機能を有する構成要素には図2と同一の符号を付して説明を省略する。
被接触部115Aは、表面に被接触面110aが形成された接触センサ110と、接触センサ110が表面に貼り付けられた板状の操作部117とを有している。
操作部117には、接触センサ110が貼り付けられた側とは反対側の裏面117aに、裏面117aに対して垂直に突出して形成された複数の突起部117bが設けられている。また、操作部117の裏面117aには、電極117cが設けられている。
被支持部114Aは、従動部118と、従動部118に一端が固定された棒状の連結部113とを有している。従動部118の表面118aは、操作部117の裏面117aに対向している。
従動部118には複数の貫通孔118bが形成されている。貫通孔118bには操作部117の突起部117bが摺動可能に嵌合されており、従動部118は、操作部117の被接触面110aに沿った方向の動きに追従して動くように構成されている。
また、従動部118の表面118aには、操作部117の電極117cに対向する部位に、電極118cが設けられている。電極117cと電極118cは、配線118dによって制御ユニット18に接続されている。
従動部118と操作部117との間には、複数の板状バネ部材119が配置されている。板状バネ部材119は、両端部119aが従動部118の表面118aに接触し、中央部119bが操作部117の裏面117aに接触しており、従動部118と操作部117とを離間させるように弾性力を付与している。
操作者が被接触面110aに触れ、板状バネ部材119の弾性力に抗して操作部117を押し付けると、操作部117は従動部118に向かって相対移動し、電極117cと電極118cとが接触する。
電極117c及び電極118cで構成されるスイッチは、第1の実施の形態に係るスイッチ12と同様、その出力信号が制御ユニット18のスイッチ信号入力部182に入力される。スイッチ信号入力部182は、この入力を両電極117c,118cが接触したオン状態か、接触していないオフ状態かを示す電気信号に変換してCPU180のスイッチ信号処理部180Aに出力する。
スイッチ信号処理部180Aは、所定の時間間隔(例えば1ms)でスイッチ信号入力部182から入力された電気信号を受信し、両電極117c,118cで構成されるスイッチがオフ状態からオン状態に変化したことを検知したときに、被接触部115Aの被支持部114Aに対する移動があったと判定し、その情報を通信部186を介して情報処理装置本体2に送信する。
[第4の実施の形態]
図12は、本発明の第4の実施の形態に係る入力部1の断面図である。第1の実施の形態について図2に示したものとは、接触センサ110に替えて、被接触面110cに加わる圧力の大きさに応じた電気信号を出力する圧力センサを操作部111の表面に備えている点、及びスイッチ12が設けられていない点で異なり、他の構成要素は共通する。
図13は、本発明の第4の実施の形態に係る制御ユニット18の構成を示すブロック図である。第1の実施の形態について図5に示したブロック図とは、制御ユニット18に、スイッチ信号入力部182に替えて、検知部の一例としての圧力検知部187が設けられている点で異なり、他の構成要素は共通する。
圧力検知部187は、圧力センサ110Aから被接触面110cに加わる圧力の大きさを示す電気信号を入力し、被接触面110cに加わる圧力が所定の閾値よりも大きいときに、そのことを検知する。そして圧力検知部187は、被接触面110cに加わる圧力が所定の閾値よりも大きいか小さいかを示す電気信号をCPU18のスイッチ信号180Aに出力する。なお、この閾値は、操作者が可動部11を本体部10に対して動かすために必要な被接触面110cの押し付け力よりも大きな値に設定されている。
スイッチ信号処理部180Aは、所定の時間間隔(例えば1ms)で圧力検知部187から入力された電気信号を読み取り、被接触面110cに加わる圧力が所定の閾値を越えて変化したことを検知したときに、その情報を通信部186を介して情報処理装置本体2に送信する。
また、接触信号入力部183は、圧力センサ110Aの電気信号を入力し、圧力センサ110Aの被接触面110cに操作者の指等が触れている接触状態か操作者の指等が触れていない非接触状態か判定し、その判定結果を示す電気信号をCPU180の制御部180Bに出力する。
操作者は、被接触面110cに触れて可動部11を本体部10に対して動かし、例えば図8に示すようにポインタPを移動させる。このときの被接触面110cの押し付け力は上記の閾値よりも小さく、圧力検知部187から被接触面110cに加わる圧力が所定の閾値よりも大きいことを示す電気信号は出力されない。
ポインタPが目標の位置に到達し、操作者が被接触面110cを強く押し付けると、圧力検知部187から被接触面110cに加わる圧力が所定の閾値よりも大きいことを示す電気信号がスイッチ信号処理部180Aに出力され、その情報が通信部186を介して情報処理装置本体2に送信される。これに応じて情報処理装置本体2は、スイッチ12が押されたときと同じ処理を行う。
[第5の実施の形態]
図14は、本発明の第5の実施の形態に係る情報処理装置本体2の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る情報処理装置本体2は、第1の実施の形態と同様に、入力部1及び表示部3が接続されている。なお、この図では、情報処理装置本体2の有する機能のうち、入力部1に関係する部分のみを示している。
情報処理装置本体2は、CPU(中央演算処理装置)20と、CPU20に接続された記憶装置21,通信部22,表示信号出力部23を有している。記憶装置21は、CPU20が実行するプログラム及びCPU20によるプログラムの実行に必要な情報を記憶する。記憶装置21は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やHDD(Hard Disk Drive)等を用いて構成される。
CPU20は、記憶装置21に記憶されたプログラムを実行することで、指示点表示部20A,操作画面表示部20B,比較部20C,指示点制御部20Dとして機能する。
指示点表示部20Aは、通信部22を介して入力部1から可動部11の移動量の情報を受け取り、画面30の座標上のポインタの移動方向及び移動距離の情報に変換し、現在のポインタの画面30の座標にこの移動方向及び移動距離を反映させて新たなポインタの座標を計算する。この新たなポインタの座標は表示信号出力部23に送られ、表示部3へ送るための表示信号が生成される。
操作画面表示部20Bは、記憶装置21に記憶されたプログラムに従って、表示部3の画面30に表示される操作画面の情報を生成する。この操作画面には、複数の操作ボタンが含まれる。これら複数の操作ボタンが選択された場合に実行すべき処理のプログラムが記憶装置21に記憶されている。また、操作画面には複数の区画が設定されている。
比較部20Cは、操作画面の表示内容とポインタが指し示す点との位置関係を比較する。より具体的には、比較部20Cは、ポインタが指し示す座標と操作画面上の複数の操作ボタンの座標との比較、及びポインタが指し示す座標と操作画面に設定された区画の座標との比較を行い、その結果の情報を指示点制御部20Dに伝達する。
指示点制御部20Dは、比較部20Cからの情報に基づいて、通信部22を介して入力部1の制御部180Bに指示を送り、駆動機構を制御して可動部11に力を付与するように制御する。
(動作例)
図15(a)は、本発明の第5の実施の形態に係る表示部3の画面30の表示の一例を示す概略図である。図15(b)及び図15(c)は、画面30の一部を拡大して示す概略図である。図15(d)は、入力部1の可動部11に付与される力の方向を示す概略図である。
画面30に表示された操作画面40には、タイトル入力部41、文字表示部42、「漢字変換」の操作ボタン43A,「確定」の操作ボタン43B,「1文字消去」の操作ボタン43Cが含まれている。また、操作画面40に重なるようにポインタPが表示されている。この表示例の操作画面40では、画面30上に表示された文字を選択し、漢字変換することで、タイトル名を入力するように各表示内容が構成されている。
操作画面の左側の操作ボタン(「漢字変換」,「確定」,「一文字消去」)には、それぞれが選択された場合に実行すべき処理が記憶装置21に記憶されている。「漢字変換」の操作ボタン43Aには、文字の選択により入力された平仮名を漢字に変換する処理のプログラムが関連付けられて記憶されている。「確定」の操作ボタン43Bには、漢字への変換候補として表示した漢字を確定する処理のプログラムが関連付けられて記憶されている。「一文字消去」の操作ボタン43Cには、タイトル入力部41に表示された最後の一文字を消去する処理のプログラムが関連付けられて記憶されている。
操作者は、文字表示部42に表示された平仮名やアルファベット等を順次選択することでタイトル名の入力を行う。例えば、タイトル名を『世界遺産』と入力する場合には「せ」「か」「い」を順に選択し、「漢字変換」の操作ボタン43Aを押す。漢字変換の候補として『世界』が表示されれば、「確定」の操作ボタン43Bを押して変換を確定する。次に「い」「さ」「ん」を順に選択する。図15に示す表示例は、「い」に続いて「さ」を選択しようとしている場面を示している。
図15(b)は、画面30の一部を拡大して示す概略図である。文字表示部42の各文字には、それぞれ区画が設定されている。図15(b)に示す例では、「さ」に区画D10が設定され、その周辺の「か」,「き」,「し」,「た」,「ち」には、それぞれ区画D6,D7,D11,D16,D17が設定されている。
ポインタPが図15(b)に破線で示す区画D16内の位置から実線で示す区画D10の位置に移動する際に、区画D16と区画D10との境界を乗り越えることになる。この時、比較部20Cはポインタが指し示す座標と区画D16と区画D10との境界線L1との距離を演算し、この距離が所定の閾値(例えば10ピクセル)以下であればその情報を指示点制御部20Dに伝達する。
指示点制御部20Dは、この情報を受けて、ポインタPが境界線L1から離れる方向(図15(d)に示すF1の方向)に可動部11を動かす力を付与するよう、入力部1の制御部180Bに指示信号を送信する。制御部180Bはこの指令信号を受信して、コイル16A〜16Dに流す電流を制御し、可動部11に操作者の手前方向(図15(d)に示すF1の方向)の力を付与する。ただし、この力は操作者の可動部11の操作を不可能にするほどの力ではなく、ポインタPが境界線L1を越える際に操作者が軽い抵抗を覚える程度の力である。これにより、操作者は区画を越えて行く際に境界の存在を触覚により認識し得る。
図15(c)は、「漢字変換」の操作ボタン43AにポインタPが接近している状態を示す。ポインタPが図15(c)に二点鎖線で示す位置(操作ボタン43Aの領域外の位置)から実線で示す位置(操作ボタン43Aの領域内の位置)に移動する際、比較部20Cはポインタが指し示す点と操作ボタン43Aの外郭線との距離を演算し、この距離が所定の閾値(例えば20ピクセル)以下であればその情報を指示点制御部20Dに伝達する。
指示点制御部20Dは、この情報を受けて、ポインタPが操作ボタン43Aの中心部に向かう方向(図15(d)に示すF2の方向)に可動部11を動かす力を付与するよう、入力部1の制御部180Bに指示信号を送信する。制御部180Bはこの指令信号を受信してコイル16A〜16Dに流す電流を制御し、可動部11に力を付与する。この力は、操作ボタンにポインタの位置を合わせる操作者の操作を補助するように作用する。
[第6の実施の形態]
図16は、本発明の第6の実施の形態に係る入力部1の断面図である。本実施形態に係る入力部1は、可動部11に移動力を付与する駆動機構の構成が第1の実施の形態に係る入力部1とは異なり、他の構成要素は第1の実施の形態のものと共通する。なお、この図では、駆動機構に関係しない部材については符号の図示を省略している。
本体部10の第1収容部101の底部に可動部11を移動させる駆動源としての電気モータ5が取り付けられている。電気モータ5のシャフト50にはワイヤ51が巻き付けられており、ワイヤ51の一端は読取板取付部112の端部に固定されている。電気モータ5と読取板取付部112の間には固定板60が固定されており、ワイヤ51は固定板60に形成された孔60aを通っている。電気モータ5には図略の配線により制御ユニット18に接続され、制御ユニット18から駆動電流が供給される。
図16(a)に示すように、可動部11が図の左方向に移動した状態で操作者が可動部11から指を離した場合、これを検知した制御ユニット18から電気モータ5に駆動電流が供給され、図に示す矢印方向にシャフト50が回転する。すると読取板取付部112に固定されたワイヤ51の一端が固定板60の孔60aの位置に引き寄せられ、可動部11が図の右方向に移動する。移動が完了した状態を図16(b)に示す。このように、可動部11が原位置に戻る。
なお、図示はしていないが可動部11が原位置から図の右方向に移動した場合でも、電気モータ5の回転による同様の動作によって可動部11が原位置に戻る。また、図16では1つの電気モータのみを示しているが、実際には図16の紙面に直交する方向に可動部11を動かすためのもう1組の電気モータ,ワイヤ,及び固定板が設けられている。
[第7の実施の形態]
図17は、本発明の第7の実施の形態に係る入力部1の断面図である。本実施の形態では、可動部11に移動力を付与する駆動機構が電磁ソレノイド71,72によって構成されている。他の構成要素は第1の実施の形態のものと共通する。なお、この図でも、駆動機構に関係しない部材については符号の図示を省略している。
本体部10の第1収容部101の底部に電磁ソレノイド71,72が対向して取り付けられている。電磁ソレノイド71,72は、図略の配線によって制御ユニット18に接続されており、制御ユニット18から供給される駆動電流によって電磁ソレノイド71,72のシャフト71a,72aが伸縮する。
読取板取付部112には、当接板81,82が固定されている。当接板81,82は、シャフト71a,72aの先端部が当接する位置に固定されている。
図17(a)に示すように、可動部11が図の左方向に移動した状態で操作者が可動部11から指を離した場合、これを検知した制御ユニット18から電磁ソレノイド71,72に駆動電流が供給され、電磁ソレノイド71,72からシャフト71a,72aが突出する。すると読取板取付部112に固定された当接板81,82にシャフト71a,72aの先端部が当り、当接板81,82を押すことにより可動部11が図の右方向に移動する。読取板取付部112が両側から押されることにより、読取板取付部112が原位置を通過して行き過ぎることがなく、図17(b)に示すように可動部11が原位置に戻る。
なお、図17では一対の電磁ソレノイドのみを示しているが、実際には図17の紙面に直交する方向に可動部11を動かすため、もう一対の電磁ソレノイド及び当接板が設けられている。
[第8の実施の形態]
図18は、本発明の第8の実施の形態に係る入力部を示す概略図である。本実施の形態では、可動部が円筒面状に移動可能である点が上記各実施の形態とは異なる。
図18(a)は、本発明の実施の形態に係る入力部1Bの外観図である。入力部1Bの本体部10Bは一部が円筒面上に形成されており、本体部10Bの開口部から可動部11Bの一部が外部に露出している。本体部10Bにはスイッチ12Bが設けられている。
図18(b)は、入力部1Bの断面図である。可動部11Bは、接触センサ110Bが本体部10Bの開口部から露出するように貼り付けられた操作部111B、読取板174Bが貼り付けられた読取板取付部112B、及び操作部111Bと読取板取付部112Bとを連結する連結部113Bを一体に結合して構成されている。
また、可動部11Bは、本体部10Bに固定された一対のガイド部材91,92に案内されて、本体部10Bの円筒面に沿った円周方向、及び本体部10Bの円筒面の軸方向に摺動可能である。
読取板174Bに対向して、プリント基板170Bに実装されたLED171B及び光センサ172Bが配置されている。読取板174B,LED171B,及び光センサ172Bによって可動部11Bの本体部10Bに対する移動量を検出して出力する構成及び処理内容は第1の実施の形態と共通するので説明を省略する。また、接触センサ110Bが非接触の状態になったときに可動部11Bを原位置に戻すための構成は、図示を省略しているが、上記各実施の形態に記載した何れかの構成を適用することができる。
本実施の形態によれば、例えば可撓性のある電子ペーパー等の表示部材を用いた円筒状の表示画面を用いる場合に、表示画面の形状に対応した可動部11Bの動きによってポインタを操作できる。
[他の実施の形態]
なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されず、その要旨を変更しない範囲内で種々な変形が可能である。例えば、上記第1の実施の形態では、本体部10に対する可動部11の絶対的な位置を検出可能としたが、これに限らず、例えば入力部1への電源オン時に一旦可動部11を駆動機構によって移動範囲の限界位置まで移動させ、その位置からの相対位置によって原位置を認識するようにしてもよい。
上記各実施の形態では、非接触状態になった時に可動部11を原位置に戻すようにしたが、これに限らない。例えば、同一方向への操作が繰り返し行われる場合には、非接触状態になった時の位置から原位置を所定距離通過した位置に可動部11を移動させてもよい。このようにした場合には、操作者が可動部11を操作することのできる移動距離が、可動部11を原位置に戻す場合よりも長くなる。
操作画面の表示内容とポインタとの表示位置との関係に基づいて可動部11に作用する力は、上記第3の実施の形態に示した例に限らず、様々に変形及び応用が可能である。例えば、操作画面に表示されている操作ボタンがある状況下では選択することができない場合、その操作ボタンにポインタが近づくとポインタがその操作ボタンから遠ざかる方向ように可動部11に力を付与してもよい。この場合には操作者はその操作ボタンを選択できないことを認識し得る。また、複数の操作画面が表示されている場合に、操作画面の境界をポイントが移動する際に可動部11に戻し方向の力を付与するようにしてもよい。
本体部に対して可動部が移動可能な移動面は、上記各実施の形態に例示した平面や円筒面に限らず、球面状としてもよい。
1,1B・・・入力部、2・・・情報処理装置本体、3・・・表示部、5・・・電気モータ、10,10B・・・本体部、10a・・・上面、10b・・・開口部、10c・・・壁部、10d・・・コイル取付部、11,11B・・・可動部、12,12B・・・スイッチ、13・・・ケーブル、14・・・支持部、15A,15B,15C,15D・・・磁石、16A,16B,16C,16D・・・コイル、18・・・制御ユニット、19・・・電源ユニット、20A・・・指示点表示部、20B・・・操作画面表示部、20C・・・比較部、20D・・・指示点制御部、21・・・記憶装置、22・・・通信部、23・・・表示信号出力部、30・・・画面、40・・・操作画面、41・・・タイトル入力部、42・・・文字表示部、43A,43B,43C・・・操作ボタン、50・・・シャフト、51・・・ワイヤ、60・・・固定板、60a・・・孔、71,72・・・電磁ソレノイド、71a,72a・・・シャフト、81,82・・・当接板、91・・・制御ユニット、91,92・・・ガイド部材、100・・・情報処理装置、101・・・第1収容部、101B・・・開口部、102・・・第2収容部、110,110B・・・接触センサ、110A,圧力センサ、110a、110c・・・被接触面、110b・・・導線、111,111B・・・操作部、112,111B,112B・・・読取板取付部、112b・・・凹部、112c,113b,117c,118c・・・電極、112d・・・配線、113,113A,113B・・・連結部、113a・・・孔、114,114A・・・被支持部、114d・・・貫通穴、115,115A・・・被接触部、120・・・スイッチ本体部、121・・・ボタン部、140・・・支持部材、140a・・・貫通孔、141・・・シャフト、142・・・支持部材、142a・・・貫通孔、143・・・シャフト、114a,114b・・・ガイド、114d・・・貫通孔、117・・・操作部、118・・・従動部、119・・・板状バネ部材、144・・・コイルバネ、170,170B・・・プリント基板、172,172B・・・光センサ、174,174B・・・読取板、180A・・・スイッチ信号処理部、180B・・・制御部、180C・・・移動量検出部、181・・・メモリ、182・・・スイッチ信号入力部、183・・・接触信号入力部、184・・・コイル電流出力部、185・・・画像情報入力部、186・・・通信部、187・・・圧力検出部、D6,D7,D11,D16,D17・・・区画、L1・・・境界線、P・・・ポインタ

Claims (11)

  1. 本体部と、
    その表面に形成された被接触面を介して操作されることにより前記本体部に対して水平移動可能な可動部と、
    前記本体部に設けられ、前記可動部を移動可能に支持する支持部と、
    前記可動部を移動させる力を付与する付与部と、
    前記可動部の前記被接触面への接触の有無を検知して接触状態か非接触状態かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果が接触状態から非接触状態になったとき、前記付与部を制御して予め定められた位置に前記可動部を水平移動させる制御部と、
    前記判定部で判定した前記接触状態における前記本体部に対する前記可動部の移動量を検出して出力し、前記制御部による前記可動部の移動時の移動量は出力しない出力部とを
    有する入力装置。
  2. 前記制御部は、前記判定部の判定結果が接触状態のとき、前記可動部を前記予め定められた位置に移動させる力を前記可動部に付与しないように前記付与部を制御する請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記出力部は、前記可動部が移動可能範囲の限界位置に達したとき、前記可動部が前記限界位置に達する前の移動量に基づいて移動量の出力を継続する請求項1又は2に記載の入力装置。
  4. 前記可動部の前記被接触面を押し付ける操作がされたとき、その操作がされたことを検知して出力する検知部を有する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の入力装置。
  5. 前記可動部は、前記支持部に支持された被支持部と、表面に前記被接触面が形成され、前記被支持部に対して前記被接触面に垂直な方向に相対移動可能な被接触部とを有し、
    前記検知部は、前記被支持部に対する前記被接触部の移動を検知して出力する請求項4に記載の入力装置。
  6. 前記検知部は、前記被接触面に加わる圧力が予め定められた圧力よりも大きいことを検知して出力する請求項4に記載の入力装置。
  7. 本体部と、
    その表面に形成された被接触面を介して操作されることにより前記本体部に対して水平移動可能な可動部と、
    前記本体部に設けられ、前記可動部を移動面に沿って移動可能に支持する支持部と、
    前記可動部に前記移動面に沿った方向の力を付与する付与部と、
    前記可動部の前記被接触面への接触の有無を検知して接触状態か非接触状態かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果が接触状態から非接触状態になったとき、前記付与部を制御して前記接触状態における前記可動部の移動前の位置に向かって前記可動部を水平移動させる第1の制御部と、
    前記判定部で判定した前記接触状態における前記本体部に対する前記可動部の移動量を検出して出力し、前記制御部による前記可動部の移動時の移動量は出力しない出力部と、
    前記出力部から出力される前記可動部の移動量に応じて指し示す位置が変化する指示点を表示する表示部とを有する情報処理装置。
  8. 前記第1の制御部は、前記判定部の判定結果が接触状態のとき、前記可動部を前記予め定められた位置に移動させる力を前記可動部に付与しないように前記付与部を制御する請求項7に記載の情報処理装置
  9. 前記指示点によって操作指示が入力される操作画面を有し、前記判定部で判定した前記接触状態における前記操作画面の表示内容と前記指示点との表示位置との関係に基づいて、前記付与部を制御する第2の制御部を有する請求項7又は8に記載の情報処理装置。
  10. 前記第2の制御部は、前記表示部の前記操作画面に表示され、その選択操作によって実行される処理が関連付けて記憶されている表示領域に前記指示点の表示位置が近づくように前記付与部を制御する請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記第2の制御部は、前記指示点が前記操作画面に設定された区画の境界に接近したときに、前記区画の境界から前記指示点が遠ざかる方向の力を付与するように前記付与部を制御する請求項9又は10に記載の情報処理装置。
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