JP2014217176A - 入力デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】個々の磁石を小型化したうえで、発生可能な電磁力の強さを確保した入力デバイスの提供。
【解決手段】入力デバイス100は、回路基板52に保持された四つのコイル41〜44と、可動ヨーク72に保持されて移動可能な四つの磁石61〜64を備えている。各コイル41〜44は、x軸方向及びy軸方向のそれぞれに二つずつ並べられている。各磁石61〜64は、極性が互い違いとなるように、x軸方向及びy軸方向にそれぞれ二つずつ配列されている。各コイル41〜44及び各磁石61〜64は、各辺がx軸又はy軸に沿った四辺形状に形成されている。加えて各磁石61〜64は、各コイル41〜44に近似又は実質同一の四辺形状とされている。
【選択図】図3

Description

本発明は、操作力が入力される入力デバイスに関する。
従来、例えば特許文献1には、入力デバイスに用いられるアクチュエータとして、四つの磁石及び四つのコイルを備えた構成が、開示されている。各磁石は、コイルと対向する面の極性が互い違いとなるように配列されており、第1ヨーク板に保持されている。一方、各コイルは、四つの磁石のうち二つとz軸方向において対向する配置にて、第2ヨーク板に保持されている。各コイルに巻回しされる巻線は、x軸方向及びy軸方向のそれぞれに延伸している。
加えて、第2ヨーク板は、第1ヨーク板に対して相対移動可能に設けられており、ユーザ操作の入力される触感呈示部材に固定されている。こうした構成により、各巻線に電流を印加して、各コイル及び各磁石の間にx軸方向及びy軸方向への電磁力を生じさせることで、入力デバイスは、触感呈示部材を通じて、任意の強さの操作反力をユーザに感じさせることができる。
特許第3997872号公報
さて、引用文献1に開示の構成において、触感呈示部材及び第2ヨーク板には、x軸方向及びy軸方向のそれぞれにおいて、移動可能な距離(以下、「全ストローク量」という)が予め規定されている。ここで、第2ヨーク板を第1ヨーク板に対し移動させた際に、コイルが対向する磁石からはみ出してしまうと、各コイル及び各磁石間にて発生可能な電磁力の強さは、低下してしまう。こうした事態を回避するため、各磁石は、各軸方向における第2ヨーク板の全ストローク量を鑑みて、各コイルよりも大きくされている。こうした構成では、各軸方向に必要とされる第2ヨーク板の全ストローク量が、個々の磁石において確保されなければならないため、一つの磁石における一辺の長さを低減し、各磁石を小型化することは、困難であった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、磁石のような磁極形成部について個々の大きさを小型化したうえで、発生可能な電磁力の強さを確保した入力デバイスを提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、仮想の操作平面(OP)に沿う方向の操作力が入力される入力デバイスであって、電流を印加される巻線(49)が操作平面に沿うx軸方向及びy軸方向のそれぞれに延伸する四辺を形成するよう巻回しされた四つのコイル体(41〜44)と、四つのコイル体によって四方を囲まれた中央領域(54)が形成されるよう、x軸方向及びy軸方向のそれぞれにコイル体が二つずつ並ぶ十字配置にて、これらコイル体を保持する保持体(52)と、各コイル体と近似又は実質同一の四辺形状に形成されて、四つのコイル体のうち二つと巻線の巻回軸方向において対向する対向面(68)を有し、対向面の極性が互い違いとなるようにx軸方向及びy軸方向にそれぞれ二つずつ配列され、各巻線への電流の印加によって各コイル体との間に電磁力(EMF_x,EMF_y)を生じさせる四つの磁極形成部(61〜64)と、操作力の入力により保持体に対し相対移動可能に設けられ、各対向面と各コイル体との間に所定の間隙が形成されるよう四つの磁極形成部を保持する移動体(72)と、を備えることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、仮想の操作平面(OP)に沿う方向の操作力が入力される入力デバイスであって、電流を印加される巻線(49)が操作平面に沿うx軸方向及びy軸方向のそれぞれに延伸する四辺を形成するよう巻回しされた四つのコイル体(41〜44)と、四つのコイル体によって四方を囲まれた中央領域(54)が形成されるよう、x軸方向及びy軸方向のそれぞれにコイル体が二つずつ並ぶ十字配置にて、これらコイル体を保持する保持体(52)と、四つのコイル体のうち二つと巻線の巻回軸方向において対向する対向面(68)を有し、対向面の極性が互い違いとなるようにx軸方向及びy軸方向にそれぞれ二つずつ配列され、各巻線への電流の印加によって各コイル体との間に電磁力(EMF_x,EMF_y)を生じさせる四つの磁極形成部(61〜64)と、操作力の入力により保持体に対し相対移動可能に設けられ、各対向面と各コイル体との間に所定の間隙が形成されるよう四つの磁極形成部を保持する移動体(72)と、を備え、四つの磁極形成部からなる磁極体(60)について、x軸及びy軸のそれぞれに沿った最大長さを、磁極体のx軸方向長さ(Lma_x)及びy軸方向長さ(Lma_y)とし、x軸方向に並ぶ一組のコイル体(41,43)の各四辺のうち、y軸方向に延伸し且つ中央領域から離間して位置する各一辺につき、一方から他方までのx軸に沿った最大長さを、x軸方向における外縁間長さ(Lcp_x)とし、y軸方向に並ぶ一組のコイル体(42,44)の各四辺のうち、x軸方向に延伸し且つ中央領域から離間して位置する各一辺につき、一方から他方までのy軸に沿った最大長さを、y軸方向における外縁間長さ(Lcp_y)とすると、磁極体のx軸方向長さは、x軸方向における外縁間長さよりも短く、磁極体のy軸方向長さは、y軸方向における外縁間長さよりも短いことを特徴としている。
これらの発明では、x軸方向に沿って移動体が移動した場合、四つの磁極形成部のうちで移動方向後側に位置する一組の各対向面が、x軸方向に並ぶ一組のコイル体のうちで移動方向後側に位置する一方と重なる範囲は、小さくなる。しかし、x軸方向に並ぶ二つの磁極形成部のうちで移動方向前側に位置する一組の対向面が、移動方向前側に位置するコイル体と重なる範囲は、大きくなる。以上によれば、これらコイル体に巻回しされた巻線において、x軸方向に延伸し、且つ、磁極形成部と重なった状態にある部分の長さ(以下、「x軸方向の有効長さ」という)の総和は、x軸方向に移動体が移動した場合でも、維持され得る。よって、x軸方向の有効長さの総和に依存する、y軸方向に発生可能な電磁力の強さは、x軸方向に移動体が移動した場合でも、維持可能となる。
同様に、y軸方向に沿って移動体が移動した場合でも、y軸方向に並ぶ一組のコイル体に巻回しされた巻線において、y軸方向に延伸し、且つ、磁極形成部と重なった状態にある部分の長さ(以下、「y軸方向の有効長さ」という)の総和は、維持され得る。故に、y軸方向の有効長さの総和に依存する、x軸方向に発生可能な電磁力の強さは、y軸方向に移動体が移動した場合でも、維持可能となる。
ここまで説明した構成では、x軸方向に並ぶ二つの磁極形成部によって、x軸方向に必要とされる移動体の全ストローク量が確保されればよい。故に、一つの磁極形成部に必要とされるx軸方向の長さは、低減され得る。同様の理由により、一つの磁極形成部に必要とされるy軸方向の長さも、低減され得る。以上により、請求項1の発明では、各磁極形成部の大きさを、各コイル体と近似又は実質同一の大きさに抑えることが可能となる。また、請求項2の発明では、四つの磁極形成部からなる磁極体の各軸方向長さを、十字配置されたコイル体の各軸方向における外縁間長さよりも短くすることが可能となる。したがって、個々の磁極形成部を小型化したうえで、発生可能な電磁力の強さを確保した入力デバイスが実現される。
尚、上記括弧内の参照番号は、本発明の理解を容易にすべく、後述する実施形態における具体的な構成との対応関係の一例を示すものにすぎず、本発明の範囲を何ら制限するものではない。
本発明の一実施形態による入力デバイスを備えた表示システムの構成を説明するための図である。 入力デバイスの車室内での配置を説明するための図である。 入力デバイスの機械的構成を説明するための図である。 反力発生部の構成を模式的に示す図であって、図3のIV−IV線断面図である。 反力発生部においてx軸方向の電磁力が発生する原理を示す模式図である。 反力発生部においてy軸方向の電磁力が発生する原理を示す模式図である。 組磁石を左方向に移動させた状態でも、発生可能な電磁力の強さが維持される原理を示す模式図である。 組磁石を前方向に移動させた状態でも、発生可能な電磁力の強さが維持される原理を示す模式図である。 組磁石を右後方に移動させた状態でも、発生可能な電磁力の強さが維持される原理を示す模式図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明の一実施形態による入力デバイス100は、車両に搭載され、図1に示されるように、ナビゲーション装置20等と共に表示システム10を構成している。入力デバイス100は、図2に示されるように、車両のセンターコンソールにてパームレスト19と隣接する位置に設置され、操作者の手の届き易い範囲に操作ノブ70を露出させている。この操作ノブ70は、操作者の手H等によって操作力が入力されると、入力された操作力の方向に変位する。ナビゲーション装置20は、車両のインスツルメントパネル内に設置され、運転席に向けて表示画面22を露出させている。表示画面22には、所定の機能が関連付けられた複数のアイコン、及び任意のアイコンを選択するためのポインタ80等が表示されている。操作ノブ70に水平方向の操作力が入力されると、ポインタ80は、操作力の入力方向に対応した方向に、表示画面22上を移動する。
以上の入力デバイス100及びナビゲーション装置20の各構成を詳しく説明する。
入力デバイス100は、図1に示すように、Controller Area Network(CAN)バス90、及び外部のバッテリ95等と接続されている。CANバス90は、車両に搭載された複数の車載装置を相互に接続してなる車内通信ネットワークにおいて、各車載装置間でのデータの伝送に用いられる伝送路である。入力デバイス100は、CANバス90を通じて、離れて位置するナビゲーション装置20とCAN通信可能とされている。また入力デバイス100は、各構成の作動に必要な電力を、バッテリ95から供給される。
入力デバイス100は、通信制御部35、操作検出部31、反力発生部39、反力制御部37、及び操作制御部33等によって電気的に構成されている。
通信制御部35は、操作制御部33によって処理された情報をCANバス90に出力する。加えて通信制御部35は、他の車載装置からCANバス90に出力された情報を取得し、操作制御部33に出力する。操作検出部31は、操作力の入力によって移動した操作ノブ70(図2参照)の位置を検出する。操作検出部31は、検出した操作ノブ70の位置を示す操作情報を、操作制御部33に出力する。
反力発生部39は、操作ノブ70に操作反力を生じさせる構成であって、ボイスコイルモータ等のアクチュエータである。反力発生部39は、例えば表示画面22上においてポインタ80(図2参照)がアイコンと重なる際に、操作反力を操作ノブ70(図2参照)に印加することで、擬似的なアイコンの触感を操作者に惹起させる。反力制御部37は、例えば種々の演算を行うためのマイクロコンピュータ等によって構成されている。反力制御部37は、操作制御部33から取得する反力情報に基づいて、反力発生部39から操作ノブ70に印加される操作反力の方向及び強さを制御する。
操作制御部33は、例えば種々の演算を行うためのマイクロコンピュータ等によって構成されている。操作制御部33は、操作検出部31によって検出された操作情報を取得し、通信制御部35を通じてCANバス90に出力する。加えて操作制御部33は、操作ノブ70(図2参照)に印加する操作反力の方向及び強さを演算し、演算結果を反力情報として反力制御部37に出力する。
入力デバイス100は、図3に示すように、上述した操作ノブ70及びハウジング50等によって機械的に構成されている。
操作ノブ70は、ハウジング50に対し、仮想の操作平面OPに沿うx軸方向及びy軸方向に、相対移動可能に設けられている。操作ノブ70は、x軸方向及びy軸方向のそれぞれに移動可能な範囲を、ハウジング50によって予め規定されている。操作ノブ70は、印加されていた操作力から解放されると、基準となる基準位置に帰着する。ここで、x軸に沿った両方向に操作ノブ70が移動可能な距離を、x軸方向における全ストローク量St_x(図4参照)とし、y軸に沿った両方向に操作ノブ70が移動可能な距離を、y軸方向における全ストローク量St_y(図4参照)とする。本実施形態では、各軸方向における全ストローク量St_x,St_yは共に、例えば15ミリメートル(mm)程度とされている。尚、各軸方向への全ストローク量St_x,St_yは、当然に適宜変更されるものである。
ハウジング50は、操作ノブ70を相対移動可能に支持しつつ、回路基板52及び反力発生部39等の各構成を収容する筐体である。回路基板52は、その板面方向を、操作平面OPに沿わせた姿勢にて、ハウジング50内に固定されている。回路基板52には、操作制御部33及び反力制御部37等を構成するマイクロコンピュータ等が実装されている。
図1,2に示すように、ナビゲーション装置20は、CANバス90と接続され、入力デバイス100等とCAN通信可能である。ナビゲーション装置20は、表示画面22に表示される画像を描画する表示制御部23、及び表示制御部23によって描画された画像を表示画面22に連続的に表示する液晶ディスプレイ21を有している。
次に、入力デバイス100において反力フィードバックに用いられる反力発生部39の構成を、図2〜4に基づいて、さらに説明する。反力発生部39は、四つのコイル41〜44、固定ヨーク51、可動ヨーク72、及び四つの磁石61〜64等によって構成されている。
各コイル41〜44は、銅等の非磁性材料よりなる線材を巻線49として巻回しすることにより、形成されている。各巻線49は、厚さtc(例えば3mm程度)となるまで巻回しされ、反力制御部37と電気的に接続されている。各巻線49には、反力制御部37によって個別に電流が印加される。
各コイル41〜44は、巻線49の巻回軸方向を、操作平面OPと直交するz軸に沿わせた姿勢にて、回路基板52に実装されている。また、各コイル41〜44の横断面は、実質的に正方形状に形成されている。各コイル41〜44は、x軸方向及びy軸方向のそれぞれに沿って巻線49が延伸するような向きにて、回路基板52に保持されている。
以上の四つのコイル41〜44は、十字型に配置されている。詳記すると、一組のコイル41,43が、x軸方向に間隔を開けて並んでいる。また、一組のコイル42,44が、y軸方向に間隔を開けて並んでいる。こうした『+』字型の配置により、四つのコイル41〜44によって四方を囲まれた中央領域54が、形成されている。
固定ヨーク51及び可動ヨーク72は、磁性材料によって、矩形の板状に形成されている。固定ヨーク51は、回路基板52において、各コイル41〜44の実装された実装面とは反対側の面に取り付けられている。固定ヨーク51は、各コイル41〜44から発生する磁束の外部への漏れを抑制している。可動ヨーク72は、操作ノブ70に設けられたノブベース71に取り付けられている。ノブベース71は、回路基板52に沿った板状に形成されており、ハウジング50内に収容されている。可動ヨーク72は、各磁石61〜64の発生する磁束の外部への漏れを抑制している。
各磁石61〜64は、ネオジウム磁石等であって、板状に形成されている。各磁石61〜64は、各辺69の長さが互いに等しい四辺形状であり、本実施形態では、実質的に正方形状に形成されている。各磁石61〜64は、各辺69の向きをx軸又はy軸に沿わせた姿勢にて、可動ヨーク72に保持されている。
四つの磁石61〜64は、x軸方向及びy軸方向にそれぞれ二つずつ配列されている。四つの磁石61〜64は、可動ヨーク72に保持された状態で回路基板52側を向く対向面68を、それぞれ有している。四つの磁石61〜64の各対向面68は、実質的に正方形状であって、平滑な平面とされている。各対向面68は、四つのコイル41〜44のうち二つの端面と、z軸方向において対向している。各対向面68の極性、即ち、N極とS極という二つの磁極は、x軸方向及びy軸方向のそれぞれにおいて互い違いとなっている。
以上の構成による反力発生部39が操作ノブ70に印加する操作反力を発生させる原理を、以下説明する。反力発生部39においては、x軸方向に作用する操作反力とy軸方向に作用する操作反力との個別の制御が可能である。
まず、図5に示すように、四つの磁石61〜64からなる一体物(以下、「組磁石」という)60が操作ノブ70と共に基準位置に帰着している状態において、x軸方向の操作反力を発生させる場合を説明する。この場合、y軸方向に並ぶ各コイル42,44に、反力制御部37(図1参照)によって電流が印加される。コイル44には、可動ヨーク72(図3参照)から固定ヨーク51(図3参照)に向かう方向の上面視において、時計回りの電流が流れる。対して、コイル42には、コイル44とは逆回りとなる反時計回りの電流が流れる。
以上の電流により、コイル44の巻線49において、x軸方向に延伸し、且つ、z軸方向において磁石61と重なる部分には、y軸に沿ってコイル44からコイル42へと向かう方向(以下、「後方向」という)の電磁力EMF_yが発生する。また、コイル44の巻線49において、x軸方向に延伸し、且つ、z軸方向において磁石64と重なる部分には、y軸に沿ってコイル42からコイル44へと向かう方向(以下、「前方向」という)の電磁力EMF_yが発生する。同様に、コイル42の巻線49において、x軸方向に延伸し、且つ、各磁石62,63とz軸方向において重なる部分には、前方向及び後方向の電磁力EMF_yがそれぞれ発生する。これらy軸方向の電磁力EMF_yは、互いに打ち消しあう。
一方で、コイル44の巻線49において、y軸方向に延伸し、且つ、z軸方向において各磁石61,64と重なる部分には、x軸に沿ってコイル41からコイル43へと向かう方向(以下、「左方向」という)の電磁力EMF_xが発生する。同様に、コイル42の巻線49において、y軸方向に延伸し、且つ、各磁石62,63とz軸方向において重なる部分には、左方向の電磁力EMF_xが発生する。反力発生部39は、これらの電磁力EMF_xを、x軸方向の操作反力として、操作ノブ70に作用させることができる。
次に、図6に示すように、操作ノブ70と共に組磁石60が基準位置に帰着している状態において、y軸方向の操作反力を発生させる場合を説明する。この場合、x軸方向に並ぶ各コイル41,43に、反力制御部37(図1参照)によって電流が印加される。コイル41には、上面視において、反時計回りの電流が流れる。対して、コイル43には、コイル41とは逆回りとなる時計回りの電流が流れる。
以上の電流により、コイル41の巻線49において、y軸方向に延伸し、且つ、z軸方向において磁石61と重なる部分には、左方向の電磁力EMF_xが発生する。また、コイル41の巻線49において、x軸方向に延伸し、且つ、磁石62とz軸方向において重なる部分には、x軸に沿ってコイル43からコイル41へと向かう方向(以下、「右方向」という)の電磁力EMF_xが発生する。同様に、コイル43の巻線49において、y軸方向に延伸し、且つ、z軸方向において各磁石63,64と重なる部分には、左方向及び右方向の電磁力EMF_xがそれぞれ発生する。これらx軸方向の電磁力EMF_xは、互いに打ち消しあう。
一方で、コイル41の巻線49において、x軸方向に延伸し、且つ、z軸方向において各磁石61,62と重なる部分には、後方向の電磁力EMF_yが発生する。同様に、コイル43の巻線49において、x軸方向に延伸し、且つ、z軸方向において各磁石63,64と重なる部分には、後方向の電磁力EMF_xが発生する。反力発生部39は、これらの電磁力EMF_yを、y軸方向の操作反力として、操作ノブ70に作用させることができる。
以上の反力発生部39では、反力制御部37(図1参照)から各コイル41〜44に印加される電流の大きさが制御されることにより、各軸方向における操作反力の大きさが調整される。加えて、各コイル41〜44に印加される電流の向きが変更されることにより、組磁石60に作用する操作反力の方向が入れ替わる。
ここまで説明した反力発生部39において、所定の操作反力を発生させるためには、図3に示す各コイル41〜44の各巻線49は、予め規定された長さ以上、z軸方向において組磁石60と重なっている必要がある。具体的に、所定のx軸方向の電磁力EMF_x(図5参照)を発生させるためには、各コイル42,44の各巻線49においてy軸方向に延伸する部分は、予め規定された長さ以上、組磁石60と重なっている必要がある。そのため、組磁石60が基準位置にある状態にて、これら巻線49のy軸方向に延伸する部分につき、組磁石60と重なる範囲の長さ(以下、「y軸方向の有効長さ」という)el_yが、予め規定されている。
同様に、所定のy軸方向の電磁力EMF_y(図6参照)を発生させるためには、各コイル41,43の各巻線49においてx軸方向に延伸する部分は、予め規定された長さ以上、z軸方向において組磁石60と重なっている必要がある。そのため、組磁石60が基準位置にある状態にて、これら巻線49のx軸方向に延伸する部分につき、組磁石60と重なる範囲の長さ(以下、「x軸方向の有効長さ」という)el_xが、予め規定されている。
以上の各軸方向の各有効長さel_x,el_yは、操作ノブ70(図3参照)の移動によって組磁石60が基準位置から移動した場合でも、維持され得る。こうした各有効長さel_x,el_yを維持するための反力発生部39の構成について、以下説明する。
組磁石60において、並列された各対向面68(図3参照)にて隣接する各辺69同士は、隙間を開けることなく、互いに接している。この組磁石60において、x軸方向における組磁石60の最大長さ、即ち、y軸方向に延伸する二つの外縁66につき、一方から他方までの長さを、Lma_xとする。同様に、組磁石60において、y軸方向における組磁石60の最大長さ、即ち、x軸方向に延伸する二つの外縁67につき、一方から他方までの長さを、Lma_yとする。
一方で、x軸方向に並ぶ一組のコイル41,43の四辺のうち、y軸方向に延伸し且つ中央領域54から離間して位置する各一辺を、外縁46aとする。そして、二つの外縁46aにつき、一方から他方までのx軸に沿った最大長さを、一組のコイル41,43のx軸方向における外縁間の長さLcp_xとする。同様に、y軸方向に並ぶ一組のコイル体42,44の各四辺のうち、x軸方向に延伸し且つ中央領域54から離間して位置する各一辺を、外縁47aとする。そして、二つの外縁47aにつき、一方から他方までのy軸に沿った最大長さを、一組のコイル42,44のy軸方向における外縁間の長さLcp_yとする。
組磁石60のx軸方向長さLma_xは、一組のコイル41,43によって規定された、x軸方向における外縁間の長さLcp_xよりも短くされている。加えて、組磁石60のy軸方向長さLma_yは、一組のコイル42,44によって規定された、y軸方向における外縁間の長さLcp_yよりも短くされている。以上の構成により、組磁石60は、操作ノブ70(図3参照)に保持されて、四つのコイル41〜44の各外縁46a,47aによって囲まれた範囲内を、移動することができる。
また、各磁石61〜64は、各コイル41〜44と近似した四辺形状に形成されている。具体的に、個々の磁石61〜64におけるx軸方向の長さlm_xは、x軸方向の全ストローク量St_xの半分の長さと、巻線49の厚さtcを二倍した長さと、x軸方向の有効長さel_xとの総和に設定されている。加えて、各磁石61〜64におけるy軸方向の長さlm_yは、y軸方向の全ストローク量St_yの半分の長さと、巻線49の厚さtcを二倍した長さと、y軸方向の有効長さel_yとの総和に設定されている。
以上の組磁石60は、基準位置から右方向及び左方向のそれぞれに、x軸方向における全ストローク量St_xの半分の長さ、移動可能である。また、組磁石60は、基準位置から前方向及び後方向のそれぞれに、y軸方向における全ストローク量St_yの半分の長さ、移動可能である。
組磁石60が基準位置にある状態下、コイル43の巻線49においてx軸方向に延伸し、且つ、各磁石63,64からはみ出している部分の長さ(以下、「x軸方向の余裕長さ」という)ml_xは、左方向へのストローク量St_x/2以上、確保されている。一方で、組磁石60が基準位置にある状態下、コイル43の巻線49においてx軸方向に延伸し、且つ、各磁石63,64と重なっている部分の長さは、右方向へのストローク量St_x/2以上確保され、x軸方向の有効長さel_xとなっている。さらに、コイル41の巻線49においても、x軸方向に延伸する部分につき、同様の設定がなされている。
また、組磁石60が基準位置にある状態下、コイル44の巻線49においてy軸方向に延伸し、且つ、各磁石64,61からはみ出している部分の長さ(以下、「y軸方向の余裕長さ」という)ml_yは、前方向へのストローク量St_y/2以上、確保されている。一方で、組磁石60が基準位置にある状態下、コイル44の巻線49においてy軸方向に延伸し、且つ、各磁石64,61と重なっている部分の長さは、後方向へのストローク量St_y/2以上確保され、y軸方向の有効長さel_yとなっている。さらに、コイル42の巻線49においても、y軸方向に延伸する部分につき、同様の設定がなされている。
加えて、x軸方向に並ぶ各コイル41,43の各巻線49においてy軸方向に延伸する部分の長さlx_yは、y軸方向における全ストローク量St_y以上、確保されている。また、y軸方向に並ぶ各コイル42,44の各巻線49においてx軸方向に延伸する部分の長さly_xは、x軸方向における全ストローク量St_x以上、確保されている。
以上の各コイル41〜44に囲まれた中央領域54のx軸方向の長さd_xは、x軸方向に並ぶ各コイル41,43において、一方の内縁46bから他方の内縁46bまでの内法である。中央領域54における長さd_xは、x軸方向における全ストローク量St_x以上確保されており、本実施形態では、上述の全ストローク量St_xと巻線49の厚さtcを二倍した長さとを合計した値とされている。この長さd_xは、各コイル42,44のx軸方向における長さと、実質的に同一である。
一方、中央領域54のy軸方向の長さd_yは、y軸方向に並ぶ各コイル42,44において、一方の内縁47bから他方の内縁47bまでの内法である。中央領域54における長さd_yは、y軸方向における全ストローク量St_y以上確保されており、本実施形態では、上述の全ストローク量St_yと巻線49の厚さtcを二倍した長さとを合計した値とされている。この長さd_yは、各コイル41,43のy軸方向における長さと、実質的に同一である。
以上の反力発生部39において、図7に示すように、組磁石60を左方向に移動させた場合を、まず説明する。この場合、移動方向の後側(右方向)に位置する各磁石61,62の各対向面68(図3参照)と、移動方向の後側に位置するコイル41とが重なる範囲は、小さくなる。故に、コイル41におけるx軸方向の有効長さel_xは、減少する。しかし、移動方向の前側(左方向)に位置する各磁石63,64の各対向面68と、移動方向の前側に位置するコイル43との重なる範囲は、大きくなる。故に、コイル43におけるx軸方向の有効長さel_xは、増加する。以上にように、各コイル41,43におけるx軸方向の有効長さel_xの総和は、x軸方向に組磁石60が移動した場合でも、維持される。よって、発生可能なy軸方向の電磁力EMF_yは、維持され得る。
加えて、磁石64,61と磁石62,63との境界BL_xがx軸に沿っているため、組磁石60が左右方向に移動した場合でも、各コイル41,43の各巻線49においてy軸方向に延伸する部分に生じる電磁力EMF_xの変動は、抑制される。故に、これら電磁力EMF_xが互いに打ち消しあう状態は、維持され得る。
次に、図8に示すように、組磁石60を前方向に移動させた場合を説明する。この場合、移動方向の後側(後方向)に位置する各磁石62,63の各対向面68(図3参照)と、移動方向の後側に位置するコイル42とが重なる範囲は、小さくなる。故に、コイル42におけるy軸方向の有効長さel_yは、減少する。しかし、移動方向の前側(前方向)に位置する各磁石64,61の各対向面68と、移動方向の前側に位置するコイル44との重なる範囲は、大きくなる。故に、コイル44におけるy軸方向の有効長さel_yは、増加する。以上のように、各コイル42,44におけるy軸方向の有効長さel_yの総和は、y軸方向に組磁石60が移動した場合でも、維持される。よって、発生可能なx軸方向の電磁力EMF_xは、維持され得る。
加えて、磁石61,62と磁石63,64との境界BL_yがy軸に沿っているため、組磁石60が前後方向に移動した場合でも、各コイル42,44の各巻線49においてx軸方向に延伸する部分に生じる電磁力EMF_yの変動は、抑制される。故に、これら電磁力EMF_yが互いに打ち消しあう状態は、維持され得る。
さらに、図9に示すように、後方向、且つ、右方向に組磁石60が移動した場合を説明する。この場合でも、各コイル41,43におけるx軸方向の有効長さel_xの総和、及び各コイル42,44におけるy軸方向の有効長さel_yの総和は、共に維持される。故に、発生可能な各軸方向への電磁力EMF_x,EMF_xは、共に維持され得る。
加えて、例えば各コイル42,44に電流が印加された場合では、コイル42及び磁石63の間に生じる電磁力EMF_yと、コイル44及び磁石64との間に生じる電磁力EMF_yとが、互いに打ち消しあう。同様に、コイル42及び磁石62の間に生じる電磁力EMF_yと、コイル44及び磁石61との間に生じる電磁力EMF_yとが、互いに打ち消しあう。以上のように、右後方に組磁石60が移動した場合でも、y軸方向における電磁力EMF_yの釣り合いは、維持され得る。
ここまで説明した本実施形態では、操作ノブ70側に固定された組磁石60が、ハウジング50側に固定された各コイル41〜44に対して相対移動する。こうした構成であれば、x軸方向に必要とされる組磁石60の全ストローク量St_xは、x軸方向に並ぶ一組の磁石61,64又は磁石62,63によって確保されればよい。故に、一つの磁石61〜64に必要とされるx軸方向の長さlm_xは、低減され得る。同様の理由により、一つの磁石61〜64に必要とされるy軸方向の長さlm_yも、低減され得る。
加えて上述したように、x軸方向及びy軸方向に組磁石60が移動した場合でも、各軸方向の有効長さel_x,el_y、ひいては各軸方向に発生可能な電磁力EMF_x,EMF_yは、維持され得る。したがって、個々の磁石61〜64を小型化したうえで、発生可能な電磁力EMF_x,EMF_yを確保した入力デバイス100が、実現される。
加えて本実施形態では、各コイル41〜44を回路基板52に実装させる構成であるため、回路基板52とは別の回路基板及び当該各基板同士を接続する配線等は、操作ノブ70側において不要となり得る。こうして、移動可能に設けられた構成の簡素化が果たされることによれば、操作ノブ70は、操作力の入力によって円滑に変位することができる。
また本実施形態によれば、矩形状を呈する各対向面68の各辺69がx軸又はy軸に沿っている。故に、組磁石60が左右方向に移動した場合(図7参照)でも、各コイル42,44におけるy軸方向の有効長さel_yの変動は、抑制され得る。故に、発生可能なx軸方向の電磁力EMF_xの変動も、抑制可能となる。同様に、組磁石60が前後方向に移動した場合(図8参照)でも、各コイル41,43におけるx軸方向の有効長さel_xの変動は、抑制され得る。故に、y軸方向に発生可能な電磁力EMF_yの変動も、抑制可能となる。
さらに本実施形態では、各磁石61〜64のx軸方向の長さlm_xが上述の値に設定されているため、例えば左方向に組磁石60が最大限移動した場合(図7参照)でも、各磁石63,64は、コイル43にて外縁46aを形成する巻線部分にはみ出さない。加えて、各磁石61,62も、コイル41にて内縁46bを形成する巻線部分から離脱しない。こうした組磁石60のはみ出し及び離脱は、右方向に組磁石60が最大限移動した場合(図9参照)でも同様に、防がれ得る。
さらに、各磁石61〜64のy軸方向の長さlm_yが上述の値に設定されているため、前方向に組磁石60が最大限移動した場合(図8参照)でも、各磁石64,61は、コイル44にて外縁47aを形成する巻線部分にはみ出さない。加えて、各磁石62,63も、コイル42にて内縁47bを形成する巻線部分から離脱しない。こうした組磁石60のはみ出し及び離脱は、後方向に組磁石60が最大限移動した場合(図9参照)でも同様に、防がれ得る。
したがって、各軸方向における有効長さel_x,el_yの総和、ひいては各軸方向に発生可能な電磁力EMF_x,EMF_yの強さは、組磁石60が最大限移動するまで、確実に維持可能となる。
また加えて本実施形態では、各辺69同士が互いに接するように、各磁石61〜64は、配置されている(図4参照)。故に、組磁石60の小型化が実現され得る。加えて、組磁石60の小型化により、各コイル41〜44における外縁46a,47a間の長さLcp_x,Lcp_yが、縮小され得る。以上によれば、個々の磁石61〜64の小型化だけでなく、入力デバイス100の小型化も、実現可能となる。
さらに加えて本実施形態によれば、例えばコイル41にて各磁石61,62からはみ出している部分のx軸方向の余裕長さml_xは、右方向へのストローク量St_x/2以上、確保されている(図4参照)。他の各コイル42〜44においても同様に、各磁石61〜64からはみ出した部分の長さが確保されている。故に、いずれの方向に組磁石60が最大限移動した場合でも、外縁46a,47aを形成する巻線部分に組磁石60がはみ出す事態は、回避され得る。以上によれば、組磁石60の移動に伴う有効長さel_x,el_yの増加を、継続的に生じさせることができる。したがって、発生可能な電磁力EMF_x,EMF_yの強さは、組磁石60を最大限移動させるまで、継続して維持可能となる。
またさらに本実施形態によれば、例えばコイル41にて各磁石61,62と重なっている部分の長さel_xは、左方向へのストローク量St_x/2以上、確保されている(図4参照)。他の各コイル42〜44においても同様に、各磁石61〜64と重なっている部分の長さが確保されている。故に、いずれの方向に組磁石60が最大限移動した場合でも、内縁46b,47bを形成する巻線部分から組磁石60から離脱する事態は、回避され得る。以上によれば、操作ノブ70に印加されるべきでない方向の電磁力EMF_x,EMF_yにつき互いに打ち消しあった状態が、確実に維持可能となる。
さらに加えて本実施形態では、中央領域54のx軸方向の長さd_xがx軸方向の全ストローク量St_x以上確保されているので、例えば左方向に組磁石60が最大限移動した場合(図7参照)でも、各磁石61,62は、コイル43と重ならない。また、右方向に組磁石60が最大限移動した場合(図9参照)でも同様に、各磁石63,64は、コイル41と重ならない。
加えて、中央領域54のy軸方向の長さd_yもy軸方向の全ストローク量St_y以上確保されているので、前方向に組磁石60が最大限移動した場合(図8参照)でも、各磁石62,63は、コイル44と重ならない。また、後方向に組磁石60が最大限移動した場合(図9参照)でも同様に、各磁石64,61は、コイル42と重ならない。
以上の構成によれば、操作ノブ70に印加されるべきでない方向の電磁力EMF_x,EMF_yつき互いに打ち消しあった状態が、確実に維持可能となる。
尚、本実施形態において、コイル41〜44が特許請求の範囲に記載の「コイル体」に相当し、回路基板52が特許請求の範囲に記載の「保持体」に相当する。また、組磁石60が特許請求の範囲に記載の「磁極体」に相当し、磁石61〜64が特許請求の範囲に記載の「磁極形成部」に相当し、可動ヨーク72が特許請求の範囲に記載の「移動体」に相当する。
(他の実施形態)
以上、本発明による一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態及び組み合わせに適用することができる。
上記実施形態では、「磁極形成部」に相当する四つの磁石61〜64を組み合わせることにより、「磁極体」に相当する組磁石60が、形成されていた。しかし、各軸方向に極性が互い違いとなるような磁界を生じさせる「磁極形成部」及び「磁極体」に相当する構成は、適宜変更されてよい。例えば、各軸方向においてN極とS極とが互い違いとなるような磁極を着磁させた一つの磁石が、「磁極体」に相当する構成として、四つの「磁極形成部」を有していてもよい。又は、二つの磁石を並べることにより、「磁極体」が構成されていてもよい。さらに、複数の磁石を組み合わせることで一つの「磁極形成部」を構成し、こうした「磁極形成部」の集合物によって「磁極体」が形成されていてもよい。
また上記実施形態では、各磁石61〜64は、各コイル41〜44の横断面と略同一の正方形状に形成されていた。しかし、各磁石は、各コイルと近似した四辺形状であれば、形状及び各辺の長さ等を適宜変更されてよい。例えば各磁石は、長方形状に形成されていてもよい。また、各磁石の各辺は、各軸方向に対し僅かに傾斜していてもよい。加えて、各磁石の角部分は、上記実施形態のように、円弧状にされていてもよく、又は面取りされていてもよい。さらに、各磁石は、ハウジング等との干渉を回避するため、部分的に切り欠かれていてもよい。
上記実施形態では、各対向面68の各辺69同士が接するように、各磁石61〜64は、可動ヨーク72に保持されていた。しかし、配列された各磁石の間に、僅かな間隙が形成されていてもよい。
上記実施形態において、各コイル41〜44は、横断面が正方形状となるよう形成されていた。しかし、各コイルの形状は、適宜変更されてよい。例えば、各コイルの横断面は、長方形状に形成されていてもよい。さらに、十字配置において、x軸方向に並べられるコイルと、y軸方向に並べられるコイルとが、互いに異なる形状であっていてもよい。また、各コイルにおける巻線の巻数や線径等は、適宜変更されてよい。さらに、各コイルにおいて各軸方向に延伸する巻線部分は、完全な直線状でなくてもよく、僅かに湾曲していてもよい。
上記実施形態では、x軸方向における全ストローク量St_xと、y軸方向における全ストローク量St_yとが、互いに等しくされていた。しかし、これらの全ストローク量は、互いに異なっていてもよい。さらに、基準位置から前方向へのストローク量と、基準位置から後方向へのストローク量とが、互いに異なっていてもよい。同様に、基準位置から左方向へのストローク量と、基準位置から右方向へのストローク量とが、互いに異なっていてもよい。即ち、基準位置に帰着した組磁石の中心が、中央領域の中心からずれて位置していてもよい。
上記実施形態では、中央領域の各軸方向における長さd_x,d_yは、各軸方向への全ストローク量St_x,St_yに、巻線49の厚さtcを二倍した長さを加算した値に、規定されていた。しかし、中央領域の各軸方向における長さd_x,d_yは、各軸方向への全ストローク量St_x,St_yだけ、確保されていてもよい。さらに、各コイルの干渉を回避させつつ、これらを近接させることができれば、中央領域は、さらに狭められてよい。
上記実施形態では、操作ノブ70に規定される操作平面OPの方向が車両の水平方向に沿う姿勢にて、入力デバイス100は、車両に搭載されていた。しかし、操作平面OPが車両の水平方向に対し傾斜した姿勢にて、入力デバイス100は、車両のセンターコンソール等に取り付けられていてもよい。
上記実施形態では、特定方向、例えば左方向(図7参照)に組磁石60が最大限移動した際に、コイル43の外縁46aを形成する巻線部分に各磁石63,64が重ならないよう、x軸方向の余裕長さml_xは、左方向へのストローク量と実質同一とされていた。しかし、x軸方向の余裕長さml_xは、左方向又は右方向へのストローク量よりも、十分に大きくされていてもよい。y軸方向の余裕長さml_yも同様に、前方向又は後方向へのストローク量よりも、十分に大きくされていてもよい。
上記実施形態では、特定方向、例えば前方向(図8参照)に組磁石60が最大限移動した際に、コイル42の内縁47bを形成する巻線部分から各磁石62,63が離脱しないよう、y軸方向の有効長さel_yは、前方向へのストローク量と実質同一とされていた。しかし、操作反力を発生させるために必要な長さが確保されていれば、y軸方向の有効長さel_yは、前方向又は後方向へのストローク量よりも、短くされていてもよい。x軸方向の有効長さel_xも同様に、操作反力を発生させるために必要な長さが確保されていれば、左方向又は右方向へのストローク量よりも、短くされていてもよい。
上記実施形態において、各コイル41〜44は、回路基板52に保持されていた。しかし、各コイルを保持する構成は、回路基板に限定されない。例えば、ハウジング等が、各コイルを直接的に保持していてもよい。また、各磁石61〜64を保持する構成は、上記実施形態のような可動ヨーク72に限定されず、適宜変更されてよい。
上記実施形態において、操作制御部33及び反力制御部37によって提供されていた機能は、上述のものとは異なるハードウェア及びソフトウェア、或いはこれらの組み合わせによって提供されてよい。例えば、プログラムによらないで所定の機能を果たすアナログ回路によって、これの機能が提供されていてもよい。
上記実施形態では、ナビゲーション装置20を操作するための遠隔操作デバイスとして、センターコンソールに設置された入力デバイス100に、本発明を適用した例を説明した。しかし、センターコンソールに設置されたシフトレバー等のセレクタ、及びステアリングに設けられたステアリングスイッチ等に、本発明は適用可能である。さらに、インスツルメントパネル、ドア等に設けられた窓側のアームレスト、及び後部座席の近傍等に設けられた種々の車両の機能操作デバイスに、本発明は適用可能である。そしてさらに、車両用に限らず、各種輸送用機器及び各種情報端末等に用いられる操作系全般に、本発明を適用された入力デバイスは、採用可能である。
OP 操作平面、EMF_x,EMF_y 電磁力、el_x,el_y 有効長さ、41〜44 コイル(コイル体)、46a,47a コイルの外縁、49 巻線、tc 巻線の厚さ、52 回路基板(保持体)、54 中央領域、d_x,d_y 中央領域の長さ、60 組磁石(磁極体)、St_x,St_y 組磁石の全ストローク量、61〜64 磁石(磁極形成部)、lm_x,lm_y 磁石の長さ、66,67 組磁石の外縁、68 対向面、69 辺、72 可動ヨーク(移動体)、100 入力デバイス

Claims (14)

  1. 仮想の操作平面(OP)に沿う方向の操作力が入力される入力デバイスであって、
    電流を印加される巻線(49)が前記操作平面に沿うx軸方向及びy軸方向のそれぞれに延伸する四辺を形成するよう巻回しされた四つのコイル体(41〜44)と、
    前記四つのコイル体によって四方を囲まれた中央領域(54)が形成されるよう、x軸方向及びy軸方向のそれぞれに前記コイル体が二つずつ並ぶ十字配置にて、これらコイル体を保持する保持体(52)と、
    各前記コイル体と近似又は実質同一の四辺形状に形成されて、四つの前記コイル体のうち二つと前記巻線の巻回軸方向において対向する対向面(68)を有し、前記対向面の極性が互い違いとなるようにx軸方向及びy軸方向にそれぞれ二つずつ配列され、各前記巻線への電流の印加によって各前記コイル体との間に電磁力(EMF_x,EMF_y)を生じさせる四つの磁極形成部(61〜64)と、
    操作力の入力により前記保持体に対し相対移動可能に設けられ、各前記対向面と各前記コイル体との間に所定の間隙が形成されるよう前記四つの磁極形成部を保持する移動体(72)と、を備えることを特徴とする入力デバイス。
  2. 仮想の操作平面(OP)に沿う方向の操作力が入力される入力デバイスであって、
    電流を印加される巻線(49)が前記操作平面に沿うx軸方向及びy軸方向のそれぞれに延伸する四辺を形成するよう巻回しされた四つのコイル体(41〜44)と、
    前記四つのコイル体によって四方を囲まれた中央領域(54)が形成されるよう、x軸方向及びy軸方向のそれぞれに前記コイル体が二つずつ並ぶ十字配置にて、これらコイル体を保持する保持体(52)と、
    四つの前記コイル体のうち二つと前記巻線の巻回軸方向において対向する対向面(68)を有し、前記対向面の極性が互い違いとなるようにx軸方向及びy軸方向にそれぞれ二つずつ配列され、各前記巻線への電流の印加によって各前記コイル体との間に電磁力(EMF_x,EMF_y)を生じさせる四つの磁極形成部(61〜64)と、
    操作力の入力により前記保持体に対し相対移動可能に設けられ、各前記対向面と各前記コイル体との間に所定の間隙が形成されるよう前記四つの磁極形成部を保持する移動体(72)と、を備え、
    前記四つの磁極形成部からなる磁極体(60)について、x軸及びy軸のそれぞれに沿った最大長さを、前記磁極体のx軸方向長さ(Lma_x)及びy軸方向長さ(Lma_y)とし、
    x軸方向に並ぶ一組の前記コイル体(41,43)の各四辺のうち、y軸方向に延伸し且つ前記中央領域から離間して位置する各一辺につき、一方から他方までのx軸に沿った最大長さを、x軸方向における外縁間長さ(Lcp_x)とし、
    y軸方向に並ぶ一組の前記コイル体(42,44)の各四辺のうち、x軸方向に延伸し且つ前記中央領域から離間して位置する各一辺につき、一方から他方までのy軸に沿った最大長さを、y軸方向における外縁間長さ(Lcp_y)とすると、
    前記磁極体のx軸方向長さは、前記x軸方向における外縁間長さよりも短く、
    前記磁極体のy軸方向長さは、前記y軸方向における外縁間長さよりも短いことを特徴とする入力デバイス。
  3. 各前記対向面は、各前記コイル体と近似又は実質同一の四辺形状に形成されることを特徴とする請求項2に記載の入力デバイス。
  4. 各前記対向面の各辺(69)は、x軸又はy軸に沿うことを特徴とする請求項1又は3に記載の入力デバイス。
  5. x軸に沿った両方向に前記四つの磁極形成部が移動可能な距離を、x軸方向における全ストローク量(St_x)とすると、
    前記磁極形成部のx軸方向の長さ(lm_x)は、前記x軸方向における全ストローク量の半分の長さと、前記巻線の厚さ(tc)を二倍した長さと、前記巻線のうちでx軸方向に延伸する部分につき当該磁極形成部と重なる範囲の長さを予め規定したx軸方向の有効長さ(el_x)と、の総和以上、確保されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の入力デバイス。
  6. y軸に沿った両方向に前記四つの磁極形成部が移動可能な距離を、y軸方向における全ストローク量(St_y)とすると、
    前記磁極形成部のy軸方向の長さ(lm_y)は、前記y軸方向における全ストローク量の半分の長さと、前記巻線の厚さ(tc)を二倍した長さと、前記巻線のうちでy軸方向に延伸する部分につき当該磁極形成部と重なる範囲の長さを予め規定したy軸方向の有効長さ(el_y)と、の総和以上、確保されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の入力デバイス。
  7. 隣接する各前記磁極形成部は、各前記対向面の各辺同士が接するよう配置されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の入力デバイス。
  8. 前記四つの磁極形成部には、前記移動体への前記操作力の解放によって帰着する基準位置が予め規定されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の入力デバイス。
  9. x軸又はy軸に沿う特定方向に前記四つの磁極形成部が前記基準位置から移動可能な距離を、特定方向におけるストローク量(St_x/2,St_y/2)とすると、
    前記基準位置に前記四つの磁極形成部が位置した状態下、前記特定方向に並ぶ一組の前記コイル体のうちで当該特定方向に位置するものに巻回しされた前記巻線において、この特定方向に延伸し、且つ、前記磁極形成部からはみ出している部分の長さ(ml_x,ml_y)は、前記特定方向におけるストローク量以上、確保されていることを特徴とする請求項8に記載の入力デバイス。
  10. x軸又はy軸に沿う特定方向に前記四つの磁極形成部が前記基準位置から移動可能な距離を、特定方向におけるストローク量(St_x/2,St_y/2)とすると、
    前記基準位置に前記四つの磁極形成部が位置した状態下、前記特定方向に並ぶ一組の前記コイル体のうちで当該特定方向とは反対側に位置するものに巻回しされた前記巻線において、前記特定方向に延伸し、且つ、前記磁極形成部と重なっている部分の長さ(el_x,el_y)は、前記特定方向におけるストローク量以上、確保されていることを特徴とする請求項8又は9に記載の入力デバイス。
  11. x軸方向に並ぶ一組の前記コイル体に巻回しされた各前記巻線において、y軸方向に延伸する部分の長さ(lx_y)は、y軸に沿った両方向に前記四つの磁極形成部が移動可能とされる距離(St_y)以上、確保されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の入力デバイス。
  12. y軸方向に並ぶ一組の前記コイル体に巻回しされた各前記巻線において、x軸方向に延伸する部分の長さ(ly_x)は、x軸に沿った両方向に前記四つの磁極形成部が移動可能とされる距離(St_x)以上、確保されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の入力デバイス。
  13. 前記中央領域のx軸方向の長さ(d_x)は、x軸に沿った両方向に前記四つの磁極形成部が移動可能とされる距離(St_x)以上、確保されていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の入力デバイス。
  14. 前記中央領域のy軸方向の長さ(d_x)は、y軸に沿った両方向に前記四つの磁極形成部が移動可能とされる距離(St_y)以上、確保されていることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の入力デバイス。
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