JPH09258895A - 情報表示操作装置および情報表示操作システム - Google Patents

情報表示操作装置および情報表示操作システム

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JPH09258895A
JPH09258895A JP7019996A JP7019996A JPH09258895A JP H09258895 A JPH09258895 A JP H09258895A JP 7019996 A JP7019996 A JP 7019996A JP 7019996 A JP7019996 A JP 7019996A JP H09258895 A JPH09258895 A JP H09258895A
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switch operating
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Yoshitaka Tsuji
義孝 辻
Masahiko Kawakami
昌彦 川上
Tomonori Nishiki
朋範 錦
Toshihiro Fujita
俊弘 藤田
Akito Okamoto
炳人 岡本
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Idec Izumi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性がよく確実な入力を実現する情報表示
操作装置を提供する。 【解決手段】 ディスプレイDPに情報を表示し、情報
の切替および通信をスイッチ操作手段CSW1により行
う情報表示操作装置CP2において、スイッチ操作手段
CSW1をディスプレイDPの左右の縁に配置すること
により、スイッチ操作手段CSW1の構成部材のうちの
不透明な部材をディスプレイDPの表示の外側に配置
し、透明な部材のみをディスプレイDP上に配置するこ
とができる。これにより、スイッチ操作手段CSW1の
機能を見ながらスイッチ操作をすることができ、スイッ
チ操作手段CSW1の存在の影響を受けずに画面全体の
拡大表示もできる。また、スイッチ操作手段CSW1に
はストローク感やクリック感を持たせる構成をとること
ができ、突起部Pを背面に設けてグリップ感を持たせる
ことにより、操作性がよく確実な入力を実現する操作環
境を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、FA用コントロ
ーラや演算処理機構を搭載した手帳などのように、ブラ
ウン管や液晶表示パネルなどのディスプレイとそれに付
随したスイッチ操作手段などの操作入力手段とを有する
情報表示操作装置に関する。
【0002】
【背景技術】ディスプレイと操作入力手段とを有し、そ
の操作入力手段により入力された情報に基づいてディス
プレイの表示を変更したり、他の装置への入力作業を行
う情報表示操作装置として、FA用コントローラや演算
処理機構を搭載した電子化された手帳などがある。ま
た、ディスプレイを有するパーソナル・コンピュータシ
ステムなども可変表示可能なディスプレイと操作入力手
段であるキーボードなどのスイッチ操作手段とを有して
いる点で情報表示操作装置といえる。
【0003】図21は、情報表示操作装置の一例として
ロボットなどを動作させるFA用コントローラCP10
1を示す図である。コントローラCP101はロボット
などへの動作命令を機械的機構を有するスイッチ操作手
段MSW101を用いて入力し、入力情報の確認やロボ
ットの動作状態を把握するための様々な情報をディスプ
レイDP101に表示させるものである。しかし、この
ような形態を有する情報表示操作装置では、ディスプレ
イDP101とスイッチ操作手段MSW101とが離れ
ているので使用者には表示された情報とスイッチ操作手
段MSW101との対応関係が分かりずらく、また、ス
イッチ操作手段MSW101を見ずに指の感覚のみで操
作を行うというなぞり操作による誤入力をしてしまう可
能性が高いという問題を有している。
【0004】そこで、ディスプレイの表示とスイッチ操
作手段との対応関係が把握しやすいように様々な情報表
示操作装置が開発されている。図22はその一例である
FA用コントローラCP102を示す図である。コント
ローラCP102では、スイッチ操作手段MSW102
をディスプレイDP102周辺に配置することにより、
ディスプレイDP102に表示される情報とスイッチ操
作手段MSW102との対応関係を分かり易くしたもの
である。しかし、このようにディスプレイDP102の
表示とスイッチ操作手段MSW102とを近接させると
使用者はディスプレイDP102を見ながらスイッチ操
作手段MSW102を押す傾向が強まるにも関わらず、
ディスプレイDP102の表示とスイッチ操作手段MS
W102との位置が完全に一致していないために、スイ
ッチ操作手段MSW102を見ることなく押すという不
自然な動作を行うことになり、さらになぞり操作を行う
傾向が高まって作業の確実性を損なう結果となってしま
う。
【0005】また、このような不自然な作業をなくすた
めにディスプレイの表示とスイッチ操作手段とを完全に
一致させた情報表示操作装置も開発されている。図23
はその一例であるFA用コントローラCP103を示す
ものであり、ディスプレイDP103の表面に指などで
触れることにより入力が行われるタッチスイッチが設け
られている。ディスプレイDP103にはスイッチ操作
手段の形状を表示させ、このスイッチ操作手段の表示I
SW103を指などで触れることにより、ディスプレイ
上のタッチスイッチを介して情報が入力される。したが
って、使用者は画面の表示を見ながら、スイッチ操作手
段を押す動作を確認することができ、作業を確実に行う
ことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、使用者
が情報表示操作装置を扱う場合、ディスプレイとスイッ
チ操作手段などの操作入力手段との位置関係が近いほど
これらの対応関係が明確となり確実な作業が可能とな
る。その結果、ディスプレイ上にスイッチ操作手段を設
けることが最も作業性がよく、望ましい位置関係である
といえる。
【0007】しかし、タッチスイッチなどをディスプレ
イ上のスイッチ操作手段とする場合、確かにスイッチ操
作の目視による確認は行いやすいが、タッチスイッチは
スイッチ操作の押し込み量がほとんどないため押したと
いう実感が持てず、結局何回も押してしまうというのが
現状である。また、押し込み量がほとんどないために、
途中でスイッチ操作を止めるといった人間特有の動きに
対応できず、少しでもスイッチ表示部に触れると情報入
力が行われてしまうという問題を有している。
【0008】また、単純にスイッチ操作手段をディスプ
レイ上に配置したのでは、スイッチ操作手段固有の不透
明な部分がディスプレイ上に存在することとなるので、
使用者にとって非常に見づらいディスプレイとなってし
まうという問題が生じる。さらに、ディスプレイ上に不
透明な部分が存在すると、ディスプレイの表示形態は限
定され、例えば、ディスプレイ全面に画像を表示すると
いうことはできなくなってしまい、ディスプレイを有効
に利用することができなくなってしまう。
【0009】そこで、この発明は、上記課題に鑑みなさ
れたもので、スイッチ操作の操作感を維持したままディ
スプレイ上にスイッチ操作手段を設け、かつ、スイッチ
操作手段の不透明な部分をディスプレイ上に存在させな
いことを実現し、その結果、スイッチ操作の確実性の向
上とディスプレイの有効利用とを両立できる良好な操作
環境を実現する情報表示操作装置を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は表示制
御手段により所定の情報を表示するディスプレイと、前
記ディスプレイの周縁部に重なって配置され、かつ、前
記ディスプレイと重なる部分が透明な部材で構成された
スイッチ操作手段とを備え、前記ディスプレイのうち前
記スイッチ操作手段が設けられている部分に、スイッチ
ングのための選択メニューが表示可能とされているとと
もに、前記ディスプレイの表示が前記スイッチ操作手段
の操作に応答して切替可能とされている。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載の情報表
示操作装置において、前記選択メニューが表示されてい
る状態での前記スイッチ操作手段の操作に応答して、選
択された情報を前記ディスプレイ全面に拡大表示させ
る。
【0012】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2記載の情報表示操作装置において、前記スイッチ操作
手段が、前記スイッチ操作手段への押圧操作により変位
する透明なスイッチ操作本体と、前記ディスプレイ上に
設けられて前記スイッチ操作本体の変位によりスイッチ
ングを行う透明なタッチスイッチとを有している。
【0013】請求項4の発明は、請求項1または請求項
2記載の情報表示操作装置において、前記スイッチ操作
手段が、前記スイッチ操作手段への押圧操作により変位
するスイッチ操作本体と、前記ディスプレイの前記周縁
部の外に設けられて前記スイッチ操作本体の変位により
スイッチングを行う不透明なスイッチ手段とを有してい
る。
【0014】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4のいずれかに記載の情報表示操作装置において、前記
スイッチ操作手段が、前記スイッチ操作本体に取り付け
られた第1の磁性手段と、前記ディスプレイの前記周縁
部の外に配置されて前記第1の磁性手段に対向する第2
の磁性手段とを有し、前記第1の磁性手段と前記第2の
磁性手段との磁気的相互作用によって、押された前記ス
イッチ操作本体が押される前の状態に復帰する。
【0015】請求項6の発明は、請求項1ないし請求項
5のいずれかに記載の情報表示操作装置において、前記
スイッチ操作手段が、前記スイッチ操作本体を係合(抜
止め)保持(支持)する透明な係合保持部材を有してい
る。
【0016】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
6のいずれかに記載の情報表示操作装置であって、前記
情報表示操作装置が携帯可能であり、前記スイッチ操作
手段が前記ディスプレイの周縁部のみに配置されてい
る。
【0017】請求項8の発明は、請求項7記載の情報表
示操作装置であって、前記スイッチ操作手段が前記ディ
スプレイの左右の周縁部の少なくともいずれか一方に配
置されているとともに、前記スイッチ操作手段の配置位
置に対応して前記情報表示操作装置の背面にグリップ用
の突起部が設けられている。
【0018】請求項9の発明は、請求項1ないし請求項
8のいずれかに記載の情報表示操作装置を利用した情報
表示操作システムであって、複数の前記情報表示操作装
置と、前記複数の情報表示操作装置と通信を行う主情報
処理装置とを有している。
【0019】
【発明の実施の形態】
<1.第1の実施の形態>図1はこの発明に係る情報表
示操作装置の第1の実施の形態であるFA用コントロー
ラCP1を示す図である。このコントローラCP1は、
液晶表示用パネルからなるディスプレイDP上に透明な
スイッチ操作手段CSW1を有しており、このスイッチ
操作手段CSW1を押すことにより情報が選択されるよ
うになっている。
【0020】図2はこのコントローラCP1のディスプ
レイ部DSを示す図である。図示するようにディスプレ
イDP上の左右の周縁部に透明なスイッチ操作手段CS
W1が複数設けられており、スイッチ操作手段CSW1
を構成する部材のうち、ディスプレイDPと重なる部分
は全て透明の部材から構成されている。また、スイッチ
操作手段CSW1の構成要素として不可欠な不透明な部
材はディスプレイDP外の破線で示される領域Eに隠さ
れるように配置されている。なお、厳密には不透明な部
材はディスプレイDPの外部に限られず、ディスプレイ
DPの表示が見える領域の外部に配置されるが、以下、
説明を簡易にするために単にディスプレイDP外部とい
う。また、同様に、ディスプレイDP上とは厳密にはデ
ィスプレイDPの表示が見える領域上のことをいうが、
以下、単にディスプレイDP上という。
【0021】図3は図2中のA−A断面を示す図であ
り、図3(a)はスイッチ操作手段CSW1が押されて
いない状態を示し、図3(b)は指FGにより押されて
いる状態を示している。図示するようにスイッチ操作手
段CSW1はディスプレイDPの表面において構築され
ており、ディスプレイDP上に設けられたタッチスイッ
チTPにスイッチ操作本体11が指FGによって下に押
し下げられて変位することにより触れてスイッチングさ
れるという動作原理を有している。
【0022】このスイッチ操作手段CSW1は、指で押
し下げられるスイッチ操作本体11、スイッチ操作本体
11を保持する透明な保護カバー12およびケーシング
15、ディスプレイDP上に設けられてスイッチ操作本
体11と触れることによりスイッチング信号を発生する
透明なタッチスイッチTP、並びに、お互いの吸引力を
スイッチ操作本体11の復帰力として利用する磁石14
aおよび磁性金属板13aから構成される。なお、保護
カバー12はスイッチ操作本体11を抜止め保持する桟
の役割も兼ねている。
【0023】これらの構成要素は各スイッチ操作手段C
SW1ごとに独立して設けられるのではなく、共有可能
なものは複数のスイッチ操作手段CSW1に対して1つ
の部材として設けられている。例えば、タッチスイッチ
TPはディスプレイDP全面に設けられており、全ての
スイッチ操作手段CSW1に共通して用いられている。
また、ケーシング15も部材としてはこのコントローラ
CP1において1つしか用いられていない。また、磁性
金属板13aは図2に示される左右2つのスイッチ操作
手段群のそれぞれにおいて共通して用いられており、装
置全体では2つしか設けられていない。
【0024】次に、このスイッチ操作手段CSW1のス
イッチング動作について説明する。通常、スイッチ操作
手段CSW1では第1の磁性手段である磁石14aと第
2の磁性手段である磁性金属板13aとが磁気的相互作
用である吸引力により接触している。また、磁石14a
はスイッチ操作本体11に固定されており、磁性金属板
13aはケーシング15に固定されているため、スイッ
チ操作本体11がヒンジ部Hを支点に持ち上げられた状
態となっている。
【0025】スイッチ操作本体11のヒンジ部Hと反対
側を指FGによって押すと、磁気的吸引力によって接触
していた磁石14aと磁性金属板13aとが離れてスイ
ッチ操作本体11が押し下げられることとなる。押し下
げられたスイッチ操作本体11はタッチスイッチTPと
接触し、その結果、タッチスイッチTPがスイッチング
動作を検出することとなる。
【0026】このとき、スイッチ操作本体11が押され
て下がり始めるまでは磁気的吸引力は大きく、ある程度
磁石14aと磁性金属板13aとが離れると急激に吸引
力が減少するという磁気的吸引力特有の作用により、使
用者はスイッチ操作本体11が下がり始めると中途半端
な位置で止めることができないというスナップアクショ
ンあるいはクリック感を得ることができ、良好な操作感
を得ることができる。
【0027】また、スイッチ操作本体11を押している
指を離すと、スイッチ操作本体11は磁石14aと磁性
金属板13aとの磁気的相互作用により図3(a)の状
態に復帰する。つまり、磁石14aと磁性金属板13a
とはスイッチ操作手段CSW1が自動的に復帰するため
の復帰手段を構成している。
【0028】このように、このスイッチ操作手段CSW
1の動作はタッチスイッチTPの動作原理に基づいてい
るが、ここで、タッチスイッチのみを用いた場合と、タ
ッチスイッチTPの上に図3に示す機構を有するスイッ
チ操作手段CSW1を設けた場合との動作の様子の違い
について説明しておく。
【0029】タッチスイッチには抵抗膜式、光電式、静
電容量式、超音波式などの様々な方式のものがあるが、
これらのタッチスイッチはいずれも指や特殊なペンなど
で触れることにより入力が行われるという特徴を有して
いる。図4はこれらのタッチスイッチのうち抵抗膜式の
タッチスイッチTP1を例示した図である。
【0030】タッチスイッチTP1は、上面に透明電極
28aが形成された透明薄板26a上に複数の開口部2
2を有する透明薄板20を重ね、さらにその上に、下面
に透明電極28bが形成された透明薄板26bを重ねた
形態を有している。透明電極28aおよび28bは互い
に直交する複数のストライプ状の電極の場合もあるし、
一方の電極、例えば透明電極28bが複数の電極であ
り、他方の電極、例えば透明電極28aが共通電極の場
合もある。
【0031】各開口部22の部分にスイッチ部2sが形
成されており、この例では透明薄板26b側から所望の
開口部22の部分を軽く押すと、透明薄板26bの可撓
性により透明電極28bが撓んで、その透明電極28b
は開口部22を通して下の透明電極28aと接触し、電
気的にオンする。また、開口部22の部分を押す動作を
止めると、透明薄板26bは元の形状に復帰し、スイッ
チ部2sはオフする。
【0032】以上のような機構を有するタッチスイッ
チ、磁石を用いたスイッチ操作手段CSW1、および、
機械的機構を有するタクティールスイッチなどのメカス
イッチの押し込み量−荷重の特性を比較したものが図5
である。図示するように、タッチスイッチは荷重を増し
ても押し込み量がほとんどないのに対し、メカスイッチ
では押し込み量があり押し込んでいるという操作感(ス
トローク感)が得られる。また、メカスイッチでは、あ
る程度押し込むと荷重が減少し、押し込み量が限界にな
ると再び荷重が増加するという操作感(クリック感)が
得られる。これに対し、磁石を利用しているスイッチ操
作手段CSW1は、メカスイッチに近い特性を有し、ス
トローク感およびクリック感においてメカスイッチと同
等の操作感が得られる。したがって、操作感がないとい
うタッチスイッチの短所を克服することができている。
【0033】一方、タッチスイッチには、透明(透光
性)であってディスプレイ上に設けることができるとい
う長所があるが、スイッチ操作手段CSW1もスイッチ
操作本体11および桟の役割を果たす保護カバー12に
透明(半透明)な材料を用いることにより、ディスプレ
イDPの表示をスイッチ操作手段CSW1を通して見る
ことができる。すなわち、図2および図3に示される領
域Eに不透明な部材である磁石14aおよび磁性金属板
13aを配置することにより、スイッチ操作手段CSW
1のディスプレイDP上での配置を実現している。その
結果、使用者がディスプレイDPの表示に従って所望の
スイッチ操作手段CSW1を容易に認識して操作するこ
とができる。また、タッチスイッチでは画面に直接指で
触れるために画面が汚れるおそれがあるが、スイッチ操
作手段CSW1を用いることによりこのような問題も回
避することができる。
【0034】以上のことから、このスイッチ操作手段C
SW1は、メカスイッチの長所であるストローク感やク
リック感を維持しながら、タッチスイッチの長所である
スイッチ操作手段のディスプレイ上での配置を実現して
いる。
【0035】以上、このスイッチ操作手段CSW1の構
成、動作原理、および、動作特徴について説明してきた
が、次に、このスイッチ操作手段CSW1の利用形態に
ついて説明する。
【0036】図6はFA用コントローラCP1を工程
1、2および3を有する生産工程のモニタおよびロボッ
トの制御に応用する例を示した図である。図6では通常
の生産工程全体をモニタしている状態を示しており、各
スイッチ操作手段CSW1の位置ではディスプレイDP
が選択可能な情報のメニューを表示し、スイッチ操作手
段CSW1のスイッチ操作本体11を透過して見ること
ができるようになっている。そして、各スイッチ操作手
段CSW1を押すことによりそのスイッチ操作手段CS
W1の位置に見えるメニューの内容がディスプレイDP
に表示されるようになっている。
【0037】図6では工程2に異常が発生し、その発生
箇所がスポットSPにより指示されている状態を示して
いる。ここで、メニュー「工程2」が表示されているス
イッチ操作手段CSW1を押すことにより図7に示すよ
うに画面が切り替わる。
【0038】図7は工程2において作業するロボットR
1やワークWを示す表示がディスプレイ部DSに表示さ
れた状態を示す図である。図示するようにロボットR1
の第2軸に異常が存在することが表示されており、各ス
イッチ操作手段CSW1には各軸の座標を表示させるメ
ニューや各軸を「+」方向や「−」方向に移動させる入
力情報を示すメニューが表示され、これらのスイッチ操
作手段CSW1を押すことにより表示されたメニューが
実行されることとなる。
【0039】このように、このコントローラCP1は、
スイッチ操作手段CSW1の背面においてディスプレイ
DPにスイッチ操作手段CSW1のメニューを表示さ
せ、各スイッチ操作手段CSW1の機能である選択可能
な情報や入力すべき情報を示すことができ、また、メニ
ューの変更もディスプレイDPの表示を変更することに
より容易に行うことができる。
【0040】このスイッチ操作手段CSW1の機能であ
るメニューを変更させるディスプレイ部DS内部の機構
を模式的に示したものが図8である。図8に示すように
スイッチ操作手段CSW1はスイッチ手段としてタッチ
スイッチTPを有しており、スイッチ手段からの信号は
入力制御手段3に入力され、どのスイッチ操作手段CS
W1が押されたのかを識別する。この識別結果が画面切
替手段4に入力され、画面切替手段4は入力される画像
情報を元に表示制御手段5を介して切り替えられるべき
画面をディスプレイDPに表示させる。このとき、画面
切替手段4は画面が切り替えられるごとにどのスイッチ
操作手段CSW1に何のメニューが表示されているのか
を把握し、入力制御手段3からのスイッチ操作手段CS
W1の識別結果の信号を基に適切な画面切替を実行でき
るようにするとともに、必要ならばディスプレイ部DS
外部に出力信号を出力するようになっている。なお、図
8では、入力制御手段3、画面切替手段4、および、表
示制御手段5をディスプレイ部DSに含めているが、も
ちろん、ディスプレイ部DS外部に設けるようにしても
よい。
【0041】また、この情報表示操作装置はスイッチ操
作手段CSW1が透明であることから、スイッチ操作手
段CSW1には必ずしもメニューを表示させる必要はな
く、図9に示すように「画面拡大」といったメニューを
設けて図10に示すようにスイッチ操作手段CSW1の
存在に影響を受けずに画面全体を有効に利用した表示も
可能である。さらに、表示される情報の量に応じて画面
の大きさを自動的に切り替えるようにしてもよい。
【0042】以上説明してきたように、この実施の形態
に係る情報表示操作装置では、ディスプレイDP上の縁
にスイッチ操作手段CSW1を配置することにより、ス
イッチ操作手段CSW1を構成する不透明な部材がディ
スプレイDP上に存在せず、スイッチ操作手段CSW1
をメニューとして用いるとともにスイッチ操作手段CS
W1を含むディスプレイDP全面に画像を表示すること
もでき、画面を有効に利用することができる。
【0043】また、スイッチ操作手段CSW1がディス
プレイDP上に存在するため、使用者はスイッチ操作手
段の表示であるメニューと実際のスイッチ操作手段CS
W1との対応が分かり易く、なぞり操作を行う必要もな
いので、誤入力を防止することができる。
【0044】さらに、このスイッチ操作手段CSW1は
磁石を利用しており、メカスイッチのようにストローク
感やクリック感などの操作感を得ることができ、良好な
操作環境を得ることができる。
【0045】<2.第2の実施の形態>第1の実施の形
態では、磁石を利用したスイッチ操作手段CSW1を用
いた情報表示操作装置について説明したが、このスイッ
チ操作手段は磁石以外のものを利用したものであっても
よい。図11はタクティールスイッチなどの機械的機構
を有する不透明なメカスイッチ13bをスイッチ手段と
して利用したスイッチ操作手段CSW2の断面を示した
図であり、装置の外観は図1および図2に示す第1の実
施の形態のものと全く同様である。
【0046】このスイッチ操作手段CSW2は、指FG
で押し下げられるスイッチ操作本体11、スイッチ操作
本体11を保持する透明な保護カバー12および係合部
材16b、並びに、メカスイッチ13bから構成され、
液晶表示用パネルからなるディスプレイDP上に直接設
けられているので、第1の実施の形態のようにディスプ
レイDP上にはタッチスイッチTPは設けられていな
い。なお、第1の実施の形態ではスイッチ操作本体11
が保護カバー12とケーシング15とによって保持され
ているが、スイッチ操作手段CSW2においてももちろ
ん係合部材16bとケーシング15とを一体の部材とし
てもよい。また、第1の実施の形態と同様保護カバー1
2のスイッチ操作本体11と接する部分はスイッチ操作
本体11の抜止め保持する桟の役割も果たしている。
【0047】無荷重の状態では図11(a)に示すよう
にスイッチ操作本体11はメカスイッチ13bに押し上
げられる形態で係合部材16bと接触している。ここ
で、図11(b)に示すように指FGによりスイッチ操
作本体11を押し下げるとメカスイッチ13bが押され
てオンし、この信号が基板14bを介して出力される。
また、指FGをスイッチ操作手段CSW2から離すこと
により荷重を取り去ると、スイッチ操作本体11はメカ
スイッチ13bの復元力により図11(a)の状態に戻
り出力がオフされる。つまり、メカスイッチ13bはス
イッチ操作手段CSW2の復帰手段となっている。
【0048】このスイッチ操作手段CSW2も第1の実
施の形態におけるスイッチ操作手段CSW1と同様、ス
イッチ操作本体11および保護カバー12が透明な材料
で形成されている。また、不透明なスイッチ手段である
メカスイッチ13bは図2に示す領域Eの下に設けられ
ており、ディスプレイDP上には不透明な部材が存在し
ないようになっている。
【0049】したがって、第1の実施の形態と同様、デ
ィスプレイDPの表示をスイッチ操作手段CSW2を通
して見ることができ、画面を有効に利用することができ
る。また、ディスプレイDPには直接指が触れることは
ないので画面が汚れるということもない。また、メカス
イッチ13bは図5に示すようにストローク感およびク
リック感を得られるスイッチであることからスイッチ操
作手段CSW2は操作感も十分に有している。さらに、
メカスイッチはタッチスイッチに比べ安価でありコスト
削減も実現することができる。
【0050】また、メカスイッチを用いることなく図1
2に示すように板バネ14cと加圧によりスイッチがオ
ンするメンブレンスイッチ13cとを用いることにより
スイッチ操作手段CSW3を構成することもできる。
【0051】このスイッチ操作手段CSW3ではスイッ
チ操作本体11は板バネ14cの復元力を利用して復帰
するようになっており、スイッチングはメンブレンスイ
ッチ13cにスイッチ操作本体11が接触する原理を利
用している。
【0052】この場合もストローク感は十分に得られ、
タッチスイッチと比べて操作感は十分に得られる。ま
た、機構が単純であり、かつ、安価であるという長所を
有している。
【0053】以上のように、ディスプレイDP上の縁に
透明なスイッチ操作手段を設けた情報表示操作装置は機
械的機構を有するスイッチや板バネなどを利用しても実
現することができ、この場合、抵抗膜式のタッチスイッ
チなどのようにディスプレイを覆うものがなくクリアな
画面が実現できる。
【0054】<3.第3の実施の形態>図13はこの発
明の情報表示操作装置に係る第3の実施の形態である携
帯用情報表示操作端末CP2を示す外観図である。図1
3(a)はディスプレイDP側から見た斜視図であり、
図13(b)は矢視Bからみた背面の斜視図である。
【0055】この情報表示操作端末CP2のディスプレ
イ部DSは、第1の実施の形態と同様に液晶表示用パネ
ルからなるディスプレイDP上に抵抗膜式のタッチスイ
ッチTPが配置されており、ディスプレイDP上の左右
の縁に磁石を利用したスイッチ操作手段CSW1が設け
られている。また、図8に示す入力制御手段3、画面切
替手段4、表示制御手段5などといった他の構成要素は
カバー6内に格納されていてもよいし、端末CP2の外
部に設けていてもよい。
【0056】このような携帯性を有する情報表示操作装
置の場合、スイッチ操作手段CSW1がディスプレイD
P上の左右に配置されることにより、図14に示すよう
に端末CP2を両手で把持しながら親指で入力操作でき
るという優れた操作環境が実現される。また、この情報
表示操作端末CP2は背面の左右に突起部Pが設けられ
ており、親指以外の指は端末本体をしっかりと把持した
まま入力ができ、さらに安定した入力操作ができるよう
になっている。
【0057】また、情報表示操作端末CP2のディスプ
レイ部DSは第1の実施の形態と同様の構成を有してい
るので、スイッチ操作手段CSW1の領域までディスプ
レイを有効に利用することができる。また、指が直接デ
ィスプレイDPに触れないため、画面の汚れを防止する
こともできる。さらに、表示とスイッチ操作手段との対
応関係が容易に把握でき、ストローク感・クリック感と
いった操作感が得られることから誤操作を防止し、確実
な入力操作を行うことができる。
【0058】<4.第4の実施の形態>図15は、第3
の実施の形態における情報表示操作端末CP2を複数用
いて構成される情報表示操作システムISを示す図であ
る。
【0059】図15に示される主情報処理装置であるサ
ーバSは各端末CP2から入力される信号に応じて所望
の情報を各端末CP2に供給する。このときの情報供給
形態は、全端末CP2に共通の情報を供給するように
し、各端末CP2において情報を取捨選択する形態であ
ってもよいし、サーバSから特定の端末CP2に情報を
供給する形態であってもよい。さらに、一の端末CP2
から入力される情報をサーバSを介して他の端末CP2
に供給するようにしてもよい。
【0060】このような情報表示操作システムISを構
築することにより、優れた操作環境の下で共通の情報の
取得や各端末CP2間の双方向通信が可能となる。
【0061】<5.変形例>以上、この発明に係る情報
表示操作装置の実施の形態について説明してきたが、こ
の発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、以
下のような変形も可能である。
【0062】・第1ないし第4の実施の形態ではディス
プレイDPとして液晶ディスプレイを用いているが、プ
ラズマディスプレイ、ELディスプレイ、CRTディス
プレイなどであってもよい。
【0063】・また、これらの実施の形態ではスイッチ
操作手段をディスプレイDPの左右の縁に配置している
が、ディスプレイDPの縁に配置するのであるならば任
意の位置に配置してよく、例えば、図16(a)のよう
に画面の下方にのみ配置してもよいし、図16(b)の
ように上下左右に配置するようにしてもよい。
【0064】・第1、第3および第4の実施の形態では
ディスプレイDP上に抵抗膜式のタッチスイッチTPを
設けているが、静電容量式、光電式、超音波式などのタ
ッチスイッチであってもよい。なお、光電式のタッチス
イッチなどのように必ずしもスイッチ操作本体11がタ
ッチスイッチに触れるまで変位する必要がない場合もあ
る。
【0065】図17および図18は超音波式タッチスイ
ッチを用いる場合の構成の一例を示す図である。図17
はスイッチ操作手段CSW4の断面を示す図であり、図
17(a)はスイッチ操作手段CSW4が押されていな
い状態、図17(b)はスイッチ操作手段CSW4が押
されている状態を示している。また、ケーシング15内
部には図18に示すように超音波発振素子SNaおよび
超音波センサSNbが対向するように配置されている。
【0066】このスイッチ操作手段CSW4は第1の実
施の形態と同様、磁石14aと磁性金属板13aとの吸
引力を利用してスイッチ操作手段の復元力を得ている。
また、図17(a)の状態では、超音波発振素子SNa
から発振される超音波USは対向して配置されている超
音波センサSNbに向けてディスプレイDP上に載置し
たガラスまたはプラスチックからなる透明の導波板C表
面を伝達している。ここで、スイッチ操作手段CSW4
が押されるとスイッチ操作本体11に取り付けられてい
る超音波吸収体16dが超音波USを吸収遮断し、超音
波センサSNbへは伝達されなくなる。したがって、図
18中の超音波センサSNb(1)〜(7)の出力とSNb
(8)、(9)の出力とから押されているスイッチ操作手段C
SW4の上下左右方向の位置がそれぞれ特定され、どの
スイッチ操作手段CSW4が押されているのかを検出す
ることができる。
【0067】このようにスイッチング時に電気的接点を
有しないスイッチング機構を利用することにより、抵抗
膜式などのタッチスイッチのように接点を有するものに
比べ、長寿命が実現される。
【0068】・また、第2の実施の形態ではタッチスイ
ッチTPを用いないスイッチ操作手段の例として機械的
機構を有するスイッチ操作手段について説明したが、光
電スイッチやホール素子などのスイッチング原理を利用
してもよい。
【0069】図19は反射型の光電スイッチPSを用い
たスイッチ操作手段CSW5の例を示す断面図である。
図19(a)は押されていない状態を示し、図19
(b)は押されている状態を示している。スイッチ操作
手段CSW5の復元力は第1の実施の形態と同様磁石1
4aと磁性金属板13aとの吸引力を利用している。
【0070】スイッチ操作本体11の光電スイッチPS
側の端面に反射板16eが設けられており、光電スイッ
チPSから出射される光FLはスイッチ操作手段CSW
5が押されたときのみ反射板16eにおいて反射し、反
射光BLとして光電スイッチPSに戻ってくるようにな
っている。
【0071】図19では反射型の光電スイッチPSを用
いているが、もちろん透過型の光電スイッチ(例えば、
フォトインタラプタ)でもスイッチ操作手段が押された
時に遮光する機構を設けることで利用可能であり、ま
た、光電スイッチPSをホール素子に置き換え、反射板
16eを取り除くと、磁石14aによる磁気によってス
イッチングを行うことができる簡易な構造を実現するこ
ともできる。
【0072】・また、第1ないし第4の実施の形態のよ
うに桟の役割も果たしている保護カバー12を用いるの
ではなく、図19に示すように透明な桟12a、透明な
スペーサ12b、および、タッチスイッチTP2からな
る構成にすることにより、スイッチ操作手段CSW5が
設けられていないディスプレイDPの中央部をタッチス
イッチTP2による入力方式を利用できるようにしても
よい。
【0073】・さらに、第1ないし第4の実施の形態で
は、スイッチ操作手段の復元力を得る方法として、磁石
と磁性金属板との吸引力、機械的機構を有するスイッチ
の復元力、板バネなどの弾性的復元力などを利用してい
るが、もちろん、磁石同士の吸引、反発力であってもよ
いし、ゴムなどの弾性体の弾性を利用して復帰手段を構
成してもよい。また、磁石14aをケーシング15に取
り付け、磁性金属板13aをスイッチ操作本体11に取
り付けるといった逆の配置にしてもよい。
【0074】・また、スイッチ操作本体11がヒンジ機
構により上下するようになっているが、図20に示すよ
うに直動機構であってもよい。スイッチ操作手段CSW
6ではスイッチ操作本体11fを図20(a)に示すよ
うにホルダ16fに挿入することにより、図20(b)
に示すようにスイッチ操作本体11fがホルダ16fの
溝SLに沿って上下に移動するようになっている。な
お、図20ではディスプレイDPのスイッチ操作手段C
SW6以外の領域には透明な保護カバー12fが設けら
れているが、この場合、スイッチ操作本体11の抜止め
は保護カバー12fに設けてもよいし、設けずにホルダ
16f側に設けるようにしてもよい。また両方に設ける
ことももちろん可能である。
【0075】・第1、第3、および、第4の実施の形態
では、タッチスイッチTPがディスプレイDP上の全面
に設けられているので、保護カバー12の中央部を桟の
役割を果たす部分を残して開閉可能とすることにより、
あるいは開口とすることにより、中央部においてペンな
どを用いて入力可能としてタッチスイッチTPを有効に
利用するようにしてもよい。また、逆に、スイッチ操作
手段が設けられている領域のみにタッチスイッチTPを
設けるようにして、タッチスイッチTPを設ける領域を
削減してもよい。
【0076】・第3および第4の実施の形態では情報表
示操作端末CP2のディスプレイDPの左右の縁にスイ
ッチ操作手段CSW1を設けているが、左右片一方であ
ってもよい。また、端末CP2背面の突起部Pも左右片
一方であってもよい。このとき、スイッチ操作手段CS
W1がディスプレイDPの右側の周縁部のみに設け、突
起部Pもその背後のみに設けると、右手のみで端末CP
2を把持しながら右手の親指で操作できるようになる。
【0077】・また、スイッチ操作本体11の形状は矩
形に限定されることはなく、三角形や円形であってもよ
い。
【0078】・さらに、端末CP2はケーブル7により
外部と通信を行うが、もちろん、電波や光などを利用し
た無線であってもよい。
【0079】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、スイッチ操作
手段をディスプレイの周縁部に配置することにより、ス
イッチ操作手段を構成する部材のうち、不透明な部材を
ディスプレイ外部に配置し、透明な部材のみをディスプ
レイ上に配置することができ、スイッチを通してディス
プレイの表示を見ることができる。これにより、ディス
プレイに表示されるスイッチの機能表示とスイッチの位
置との対応関係が容易に把握でき、使用者はスイッチの
機能表示を見ながら対応するスイッチを違和感なく押す
ことができる。その結果、なぞり操作などによる誤入力
を防止でき、良好な操作環境を得ることができる。
【0080】請求項2記載の発明では、所定の情報をデ
ィスプレイ全面に表示することができ、ディスプレイを
有効に利用することができる。
【0081】請求項3記載の発明では、タッチスイッチ
をスイッチの構成要素として利用しているので、請求項
1の発明の効果と同様、確実なスイッチ操作を実現する
とともに、スイッチの機構が簡単となる。また、ディス
プレイ上のスイッチが設けられていない領域をペンなど
を用いる別の入力方式を採ることができ、さらに、画面
の有効利用ができる。
【0082】請求項4記載の発明では、不透明なスイッ
チ手段をディスプレイの周縁部の外に設けるので、ディ
スプレイ上には不透明な部材を配置する必要はなく、請
求項1の発明と同様、良好な操作環境を得ることができ
る。
【0083】請求項5記載の発明では、第1および第2
の磁性手段の磁気的相互作用を利用してスイッチ操作本
体を復帰させるので、スイッチ操作にストローク感やク
リック感を持たせることができ、確実なスイッチ操作が
可能となる。
【0084】請求項6記載の発明では、スイッチ操作手
段を構成する係合(抜止め)保持部材を透明なものとす
ることにより、ディスプレイの表示が見やすくでき、請
求項1の発明の効果と同様、良好な操作環境を得ること
ができる。
【0085】請求項7記載の発明では、ディスプレイの
周縁部にスイッチを配置することにより、携帯可能な情
報表示操作装置を良好な操作環境にて利用することがで
きる。
【0086】請求項8記載の発明では、スイッチ操作手
段をディスプレイの左右の少なくとも一方の周縁部に配
置し、情報表示操作装置の背面にグリップ用の突起部を
設けているので、把持しやすい上に把持したまま操作入
力ができ、さらに良好な操作環境得られる。
【0087】請求項9記載の発明では、複数の情報表示
操作装置を主情報処理装置と通信可能とすることによ
り、操作性がよく確実なスイッチング操作ができる環境
において、情報通信ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る情報表示操作装置を示す斜視図
である。
【図2】ディスプレイ部を示す図である。
【図3】スイッチ操作手段の断面図である。
【図4】抵抗膜式タッチスイッチの断面図である。
【図5】各種スイッチ操作手段の押し込み量−荷重特性
図である。
【図6】ディスプレイ部の表示の一例を示した図であ
る。
【図7】ディスプレイ部の表示の一例を示した図であ
る。
【図8】ディスプレイ部の構成図である。
【図9】ディスプレイ部の表示の一例を示した図であ
る。
【図10】ディスプレイ部の表示の一例を示した図であ
る。
【図11】スイッチ操作手段の断面図である。
【図12】スイッチ操作手段の断面図である。
【図13】この発明に係る情報表示操作装置を示す斜視
図である。
【図14】この発明に係る情報表示操作装置の把持方法
を示す図である。
【図15】この発明に係る情報表示操作システムを示す
図である。
【図16】スイッチ操作手段の配置を示す図である。
【図17】スイッチ操作手段の断面図である。
【図18】超音波式タッチスイッチの利用形態を示す図
である。
【図19】スイッチ操作手段の断面図である。
【図20】スイッチ操作手段の斜視図である。
【図21】従来の情報表示操作装置の一例を示す図であ
る。
【図22】従来の情報表示操作装置の一例を示す図であ
る。
【図23】従来の情報表示操作装置の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
4 画面切替手段 5 表示制御手段 11 スイッチ操作本体 12 保護カバー 13a 磁性金属板 13b メカスイッチ 14a 磁石 CP1 コントローラ CP2 情報表示操作端末 CSW1、CSW2、CSW3、CSW4、CSW5、
CSW6 スイッチ操作手段 DP ディスプレイ IS 情報表示操作システム S サーバ TP タッチスイッチ
フロントページの続き (72)発明者 藤田 俊弘 大阪市淀川区西宮原1丁目7番31号 和泉 電気株式会社内 (72)発明者 岡本 炳人 大阪市淀川区西宮原1丁目7番31号 和泉 電気株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示制御手段により所定の情報を表示す
    るディスプレイと、 前記ディスプレイの周縁部に重なって配置され、かつ、
    前記ディスプレイと重なる部分が透明な部材で構成され
    たスイッチ操作手段と、を備え、 前記ディスプレイのうち前記スイッチ操作手段が設けら
    れている部分に、スイッチングのための選択メニューが
    表示可能とされているとともに、前記ディスプレイの表
    示が前記スイッチ操作手段の操作に応答して切替可能と
    されていることを特徴とする情報表示操作装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報表示操作装置におい
    て、 前記選択メニューが表示されている状態での前記スイッ
    チ操作手段の操作に応答して、選択された情報を前記デ
    ィスプレイ全面に拡大表示させることを特徴とする情報
    表示操作装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の情報表示
    操作装置において、 前記スイッチ操作手段が、 前記スイッチ操作手段への押圧操作により変位する透明
    なスイッチ操作本体と、 前記ディスプレイ上に設けられて前記スイッチ操作本体
    の変位によりスイッチングを行う透明なタッチスイッチ
    と、を有することを特徴とする情報表示操作装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載の情報表示
    操作装置において、 前記スイッチ操作手段が、 前記スイッチ操作手段への押圧操作により変位する透明
    なスイッチ操作本体と、 前記ディスプレイの前記周縁部の外に設けられて前記ス
    イッチ操作本体の変位によりスイッチングを行う不透明
    なスイッチ手段と、を有することを特徴とする情報表示
    操作装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の情報表示操作装置において、 前記スイッチ操作手段が、 前記スイッチ操作本体に取り付けられた第1の磁性手段
    と、 前記ディスプレイの前記周縁部の外に配置されて前記第
    1の磁性手段に対向する第2の磁性手段と、を有し、 前記第1の磁性手段と前記第2の磁性手段との磁気的相
    互作用によって、押された前記スイッチ操作本体が押さ
    れる前の状態に復帰することを特徴とする情報表示操作
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載の情報表示操作装置において、 前記スイッチ操作手段が、 前記スイッチ操作本体を係合保持する透明な係合保持部
    材、を有することを特徴とする情報表示操作装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記
    載の情報表示操作装置であって、 前記情報表示操作装置が携帯可能であり、 前記スイッチ操作手段が前記ディスプレイの周縁部のみ
    に配置されていることを特徴とする情報表示操作装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の情報表示操作装置であっ
    て、 前記スイッチ操作手段が前記ディスプレイの左右の周縁
    部の少なくともいずれか一方に配置されているととも
    に、 前記スイッチ操作手段の配置位置に対応して前記情報表
    示操作装置の背面にグリップ用の突起部が設けられてい
    ることを特徴とする情報表示操作装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項8のいずれかに記
    載の情報表示操作装置を利用した情報表示操作システム
    であって、 複数の前記情報表示操作装置と、 前記複数の情報表示操作装置と通信を行う主情報処理装
    置と、を有することを特徴とする情報表示操作システ
    ム。
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