JP5514576B2 - 車両用歩行者保護装置 - Google Patents

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Description

本発明は、歩行者衝突時の荷重よりも大きな荷重が足払い部材に印加された場合、この足払い部材の保持部材に対する保持状態を解除するようにした車両用歩行者保護装置に関する。
周知のように、歩行者保護装置として、歩行者が車両前部に衝突した際に、その脚部をすくい上げ、上体をフロントフード上に転倒させるようにする足払い部材をフロントバンパ下部に設けたものが知られている。
この種の足払い部材は、歩行者の脚部を確実にすくい上げるようにするために、少なくとも歩行者の脚部が衝突した程度では変形しないような剛性(抗力)を有して形成されている。又、この足払い部材の後部は、ラジエータサポートロアやファンシュラウドロア等の車体フレームにボルト等を介して固定されており、足払い部材からの衝突荷重がフレームにて支持される構造となっている。
この場合、例えば車体前部に、歩行者衝突時の荷重よりも大きな荷重(例えば軽衝突荷重)が印加されると、その荷重は足払い部材を介して車体フレームに伝達され、車体フレームが損傷を受けることになる。
そのため、例えば特許文献1(特開2004−203183号公報)には、足払い部材の後部を車体側のフレームにクリップを介して固定し、車体前部に軽衝突荷重が印加された場合、クリップを破断させて、足払い部材から車体フレームへの衝突荷重の伝達を遮断する技術が開示されている。
又、特許文献2(特開2007−55543号公報)には、足払い部材と、この足払い部材よりも高い剛性を有する移動体とを車体フレームにボルトを用いて共締めし、車体前方に軽衝突荷重が印加された際には、移動体が軽衝突荷重を受けて後退し、移動体と足払い部材とを共に脱落させることで、軽衝突荷重が車体フレームに伝達されることを防止する技術が開示されている。
特開2004−203183号公報 特開2007−55543号公報
しかし、上述した引用文献1,2に開示されている技術では、車体前部に軽衝突荷重が印加されると、引用文献1では足払い部材が水平方向へ後退し、又、引用文献2では移動体が水平方向へ後退して脱落するように設定されているため、足払い部材が脱落するまでの荷重はそのまま車体フレームに伝達されることになる。
足払い部材の後方には、ブレーキ、サスペンション機構等の足回り部品が配設されている。従って、例えば引用文献1に示すように、足払い部材を車体フレームに対してクリップを用いて固定している場合、このクリップが剪断されるよりも前に大きな荷重が車体フレームに伝達された場合、車体フレームが損傷するばかりでなく、上述した足回り部品も損傷を受ける可能性がある。
同様に、引用文献2では、軽衝突荷重により移動体が後方へ移動しても、移動体と足払い部材との双方がボルトから脱落しなかった場合、軽衝突荷重がボルトを介して車体フレームに伝達されるため、この場合も車体フレームを損傷させるばかりでなく、足回り部品を損傷させてしまう可能性がある。
足回り部品が損傷を受けた場合、修理費が過大となりユーザーに多大な負担を強いることとなる。
本発明は、上記事情に鑑み、歩行者衝突時の荷重よりも大きな荷重が足払い部材に伝達されても、車体フレームに対しては、足払い部材が脱落するまでの間、衝突荷重を分散させて伝達するようにして、大きな荷重が車体フレームに伝達されないようにすると共に、足払い部材を車体フレームから確実に脱落させることで、修理費の軽減を図ることのできる車両用歩行者保護装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、車体前部の下部に配設されて車体前面に歩行者の脚部が衝突した際に該脚部を払う足払い部材と、前記足払い部材の後部に設けたブラケットを保持する車体側部材と、前記足払い部材に対して前方から歩行者衝突時の荷重よりも大きな荷重が印加されたとき該足払い部材が後退して前記車体側部材に対する保持状態が解除される車両用歩行者保護装置において、前記ブラケットの上面が前記車体側部材のブラケット当接面に保持されていると共に該ブラケット当接面が車体後方下方へ傾斜され、前記車体側部材の先端にストッパ部が形成され、前記ブラケットの前部に前記ストッパ部を受ける受け面が形成され前記足払い部材に対して前記歩行者に対する衝突荷重よりも大きな荷重が前方から印加されたとき前記受け面が変形して前記ストッパ部の前方への相対移動が許容されることを特徴とする。
本発明によれば、足払い部材の後部に設けたブラケットの上面が当接される保持部材に形成されたブラケット当接面が、車体後方下方へ傾斜されているので、歩行者衝突時の荷重よりも大きな荷重が足払い部材に伝達されると、この足払い部材のブラケットが保持部材のブラケット当接面に沿って後方下方へ後退するので、足払い部材に作用する前方からの荷重ベクトルが、ブラケット当接面を押圧する荷重とブラケット当接面に沿って移動させる荷重とに分散されるため、大きな荷重が車体フレームに伝達されず、車体フレームを損傷から有効に保護することができる。又、足払い部材のブラケットが保持部材のブラケット当接面にガイドされて後退するので、この足払い部材を車体フレームから確実に脱落させることができ、修理費の軽減を図ることができる。
第1実施形態による歩行者衝突状態を示す車体前部の図4のI-Iに相当する断面側面図 同、歩行者衝突状態を示す車体前部の図4のII-IIに相当する断面側面図 同、足払い部材とブラケットホルダの斜視図 同、足払い部材の平面図 同、足払い部材の要部斜視図 同、足払い部材の要部を示し、(a)は通常時の取付状態を示す平面図、(b)は軽衝突時の移動状態を示す平面図 同、軽衝突時の図1相当の断面側面図 同、軽衝突時の足払い部材の後部の脱落状態を示す断面側面図 第2実施形態による歩行者衝突状態を示す車体前部の図12のIX-IXに相当する断面側面図 同、歩行者衝突状態を示す車体前部の図12のX-Xに相当する断面側面図 同、足払い部材の斜視図 同、足払い部材の平面図 同、足払い部材の要部を示し、(a)は通常時の取付状態を示す斜視図、(b)は軽衝突時の移動状態を示す斜視図 同、軽衝突時の図9相当の断面側面図
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態を説明する。
[第1実施形態]
図1〜図8に本発明の第1実施形態を示す。図1の符号1は車体前部であり、この車体前部1にエンジンルーム2が形成されており、このエンジンルーム2の前部に、車体側部材の構成要素であるラジエータパネル(以下「ラジパネ」と略称)3が配設され、又、エンジンルーム2の上部が開閉自在なフロントフード4で閉塞されている。
ラジパネ3は、車幅方向左右に設けられているラジパネサイド(図示せず)と、各ラジパネサイドの上下に、車幅方向へ延出されて配設されているラジパネアッパ3a及び車体フレームとしてのラジパネロア3bとで枠状に形成されており、左右のラジパネサイド(図示せず)が、車体前後方向へ延在されている一対のフロントサイドフレームにそれぞれ連結されている。尚、ラジパネロア3bは縦断面上下方向中央よりにリンフォース3cが配設された中空閉断面をなしている。
このラジパネ3にラジエータ5が固設され、このラジエータ5の前方に空気調和装置のコンデンサ6が配設されている。尚、このラジパネロア3bの車幅方向左右であって、その後方に、ブレーキ、サスペンション機構、タイヤホイール等の足回り部品が配設されている。
又、このラジパネ3の前方にフロントバンパ10が配設されている。このフロントバンパ10は、バンパフェイシャ11とバンパビーム12と衝撃吸収部材13とを有している。尚、図では省略しているが、このフロントバンパ10の上部に、前方からの外気をラジエータ5側へ導くフロントグリルが形成されている。
バンパフェイシャ11は合成樹脂等の弾性材を素材に形成されて、車体前端面の造形の一部として機能しており、上部に固定用ブラケット14が設けられ、この固定用ブラケット14がラジパネアッパ3aにボルト15を介して固設されている。又、このバンパフェイシャ11の下端が、後述する足払い部材21の前部側下面にクリップ16を介して固設されている。更に、このバンパフェイシャ11の下部に下部外気導入口11aが開口され、この下部外気導入口11aから導入された外気にて、主にコンデンサ6が冷却される。
又、バンパフェイシャ11の下部外気導入口11aを挟む上下に、メインバンパ部11bと、走行時におけるフロント下部の空気の流れを整流するエアダム11cとが突出形成されている。このメインバンパ部11bとエアダム11cとは、平面視において、前方へほぼ同じ量だけ突出されていると共に、幅方向中央から左右方向へ弓状に湾曲形成されている。
バンパビーム12は、メインバンパ部11bの後方に対設されている。このバンパビーム12は、車幅方向へ水平に延在され、その両端側が、一対のフロントサイドフレーム(図示せず)の前端にそれぞれ固設されている。尚、本実施形態によるバンパビーム12は、断面ハット形に形成されて溝側が前方に指向されているバンパリンフォース12aと、このバンパリンフォース12aの溝側開口端を閉塞するクローズドプレート12bとで矩形状の中空断面に形成されている。
又、クローズドプレート12bに衝撃吸収部材13の背面が固着され、この衝撃吸収部材13の前面前部がメインバンパ部11b内に臨まされていると共に、メインバンパ部11bの形状に沿って弓状に湾曲形成されている。この衝撃吸収部材13はポリウレタン発泡体やポリプロピレン発泡体等の発泡体を素材として形成されており、その発泡率は比較的高く設定されている。衝撃吸収部材13の発泡率を高く設定することで、バンパ前面が歩行者の脚部に衝突した際に、衝撃吸収部材13が塑性変形し、この脚部に与える衝撃が吸収される。
又、エアダム11c内に歩行者保護用の足払い部材21の先端部が臨まされている。この足払い部材21は、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂を素材とする成型品であり、 車幅方向にエアダム11cに沿って延在されている。この足払い部材21は、車体前部1が歩行者に衝突した際に、歩行者の脚部を前方へ払って上体をフロントフード4上に倒伏させる足払いとして機能すると共に、上面部23が下部外気導入口11aから導入される外気(走行風)をコンデンサ6方向へ導く整流板として機能する。従って、歩行者の脚部が衝突した程度では変形せず、バンパビーム12が変形しない程度の軽衝突荷重で変形する強度に設定されている。
図3、図4に示すように、この足払い部材21の前面部22がエアダム11cの内面形状に沿って車体幅方向に延在されている。この足払い部材21は、前面部22から上面部23が連続形成されている。更に、上面部23が、前面部22からエアダム11cの内面形状に沿って後方へ延在された前部傾斜部23aと、この前部傾斜部23aに連続すると共にエアダム11cの上面後端に露呈する平坦部23bとを有し、この平坦部23bの後部に後方突出部24が連続形成されている。
この後方突出部24は車幅方向両側が切り欠き形成されていると共に車幅方向中央から左右に比較的幅広の範囲で、後方下方に傾斜された後部傾斜部25が形成されている。更に、この後部傾斜部25の後端下方に屈曲された段差により受け面としての壁面26が形成され、この壁面26の下端に、後方へ延出する後部ブラケット27が所定間隔を開けて突出されている。尚、本実施形態では、この後部ブラケット27が、後方突出部24の車幅方向中央と、これを挟んだ左右の対称な位置の三箇所に形成されている。
各後部ブラケット27の上面が後部傾斜部25とほぼ同じ傾斜角を有して後方へ延在されており、この後部ブラケット27の後端にカバー取付部28が形成され、このカバー取付部28の底面側が平坦に形成されている。
更に、前部傾斜部23aと平坦部23bとの境界付近にクリップ凹部23cが車幅方向に所定間隔を開けて複数形成されており、この各クリップ凹部23cの底面にバンパフェイシャ11に形成されたエアダム11cの下端部がクリップ16を介して固定されている。
又、図4に示すように、足払い部材21には、上面部23から下方へ補強リブ30が縦横に亘って井桁状に突出形成されており、この補強リブ30により足払い部材21の前方からの衝突に対する抗力が設定される。
この補強リブ30には、各クリップ凹部23c間を車幅方向に亘って連結する横リブ30aと、各後部ブラケット27間が前方へU状に突出形成された状態で連結するU字リブ30bと、車幅方向両側に形成されている後部ブラケット27と車幅方向端面とを、円弧状に湾曲形成した状態で連結する湾曲リブ30cとが設けられている。又、各クリップ凹部23c間を連設する横リブ30aの車幅方向端部に、車体前方の車幅方向外側から、車体後方の車幅方向中央に向けて斜めリブ30dが形成されている。このリブ構造により、前方から印加される衝突荷重を、三箇所の後部ブラケット27に集中させことができる。
又、後部ブラケット27の上面にダルマ孔31が穿設されている。このダルマ孔31は、壁面26側に形成されている大径孔31aとカバー取付部28側に形成されている小径孔31bと、この両孔31a,31bを連通するスリット31cとを有している。
又、後部ブラケット27が、車体側部材の構成要素である保持部材としてのブラケットホルダ32に支持されている。図1、図3に示すように、このブラケットホルダ32は、短冊状に形成されたホルダ本体33と、このホルダ本体33と同じ幅を有する補強プレート34とを有して、片持ちの三角梁が形成されている。
又、ホルダ本体33の先端にストッパ部33aが上方に曲げ形成されており、その後部に後部ブラケット27の上面に当接するブラケット当接面33bが、後部ブラケット27の上面と同じ傾斜角で後方下方へ傾斜されている。更に、このホルダ本体33の後端にラジパネロア3bの前面下部に当接する後部当接面33cが曲げ形成されている。一方、補強プレート34はほぼ水平に配設されており、その先端がホルダ本体33に形成されているストッパ部33aの背面に接合され、後端にラジパネロア3bの前面上部に当接される後部当接面34aが形成されている。
このホルダ本体33と補強プレート34とに形成されている各後部当接面33c,34aは、ラジパネロア3bに締結具としてのボルト35を用いて、各々解離自在に締結されている。又、ホルダ本体33の先端部に、後部ブラケット27に穿設されているダルマ孔31に挿通された段付ボルト36が締結され、この段付ボルト36にて足払い部材21がブラケットホルダ32に固定されている。
又、カバー取付部28の底面に、エアダムアンダーカバ37の後端部37aが当接され、ボルト38にて固定されている。一方、このエアダムアンダーカバ37の先端部37bが、エアダム11cの下端部と足払い部材21との間に介装されて掛止されている。
又、段付ボルト36の座面側に形成されている軸部36aの長さはダルマ孔31が穿設されている後部ブラケット27の板厚よりもやや短く形成されており、この段付ボルト36にて後部ブラケット27が常に一定の締付け圧で固定されるように設定されている。又、この段付ボルト36のボルト頭36bのフランジ径が、ダルマ孔31の大径孔31aの径よりも小さく且つ小径孔31bの径及びスリット31cの幅よりも大きく形成されている。又、この段付ボルト36の軸部36aの径が小径孔31bの径及びスリット31cの幅よりも小さく形成されている。
尚、図1、図2の符号41は歩行者の脚部を模した脚部インパクター、図7、図8の符号42は軽衝突体としての障壁(バリア)である。
次に、このような構成による本実施形態の作用について説明する。図1、図2に示すように、歩行者衝突の実験等において、脚部インパクタ41がフロントバンパ10のバンパフェイシャ11に前方から衝突すると、この脚部インパクタ41は、先ず、メインバンパ部11bとエアダム11cとに接触する。
すると、メインバンパ部11bが変形し、このメインバンパ部11bとバンパビーム12との間に介装されている衝撃吸収部材13が塑性変形する。又、この衝撃吸収部材13の塑性変形により、脚部インパクタ41の衝撃吸収部材13に衝突した部位に対する衝撃が吸収される。
一方、メインバンパ部11bよりも下方に位置するエアダム11cの後方には足払い部材21が臨まされており、脚部インパクタ41の下部がエアダム11cに当接して、このエアダム11cの内面が足払い部材21の前面部22に押し付けられる。この足払い部材21は歩行者の脚部が衝突した程度では変形しない剛性(抗力)を有しているため、この足払い部材21が受けた荷重は、そのまま後方に伝達される。
この足払い部材21の後部には、後部ブラケット27が車幅方向に所定間隔を開けて三箇所突設されており、この後部ブラケット27が、ラジパネロア3bに一端を固定するブラケットホルダ32の先端部に段付ボルト36により締結されていると共に、後部ブラケット27と後部傾斜部25との間に形成されている壁面26に、ブラケットホルダ32の先端に曲げ形成されているストッパ部33aが掛止されている。
従って、足払い部材21からの荷重は、このブラケットホルダ32に形成されているストッパ部33aで受け止められるため、この足払い部材21からの反発力により、脚部インパクタ41の下部が車体前方へ押し戻される。
その結果、脚部インパクタ41のメインバンパ部11bに当接した部位は車体前部1方向へ傾斜し、その下部が車体前方へ押し戻されるため、図1、図2の矢印で示すように、脚部インパクタ41の下部が前方へ払われる。従って、歩行者の脚部にフロントバンパ10が衝突すると、この脚部が車体前方へ払われ、上体がフロントフード4上に倒伏されて歩行者が保護される。
一方、図7に示すように、歩行者衝突時の荷重よりも大きな荷重を印加する軽衝突実験等において、車体前部1に障壁(バリア)42が軽衝突すると、その荷重によりメインバンパ部11bに臨まされている衝撃吸収部材13が大きく変形して、障壁42が車体前部1に食い込み、衝突荷重が吸収される。
又、エアダム11cに当接する障壁42が、このエアダム11cを介して足払い部材21を押圧する。この足払い部材21に車体前方からの荷重が印加されると、図4に示すように、この足払い部材21に形成されている補強リブ30は、U字リブ30b、及び湾曲リブ30cに代表されるように、前方から印加される衝突荷重が、三箇所の後部ブラケット27に集中する構造となっているため、この各後部ブラケット27の前面に形成されている壁面26に当接されているブラケットホルダ32のストッパ部33aにて衝撃荷重が受け止められる。
足払い部材21は、上面部23と後部傾斜部25から下方に補強リブ30が突設されて、下面が開放された構造を有しているので、下側が上側に比し脆弱な構造となっている。そのため、図7に示すように、前方から軽衝突時の荷重が印加されると、上面部23の前後方向の中途が断面への字状に屈曲変形される。尚、この屈曲変形によって衝突荷重の一部が吸収される。その結果、軽衝突時においては、衝撃吸収部材13と足払い部材21との双方の変形により、衝突荷重が効率よく吸収される。
更に、この足払い部材21が断面への字状に屈曲変形されると、後方突出部24が後方下方に傾斜するため、この後方突出部24に形成されている後部傾斜部25も同方向に傾斜する。すると、ブラケットホルダ32のストッパ部33aに掛止されている壁面26が、後部傾斜部25の後方下方への傾斜により広げられて丸面(R面)に変形される。その結果、この壁面26のブラケットホルダ32のストッパ部33aに対する受け面としての機能が解除され、ブラケットホルダ32は丸面状に変形された壁面26を乗り越えて、後部傾斜部25側へ相対移動する。
すなわち、ブラケットホルダ32のホルダ本体33に段付ボルト36によって締結されている足払い部材21の後部ブラケット27には、図5、図6に示すようにダルマ孔31が穿設されており、このダルマ孔31の小径孔31bに挿通されている段付ボルト36の軸部36aが、小径孔31bと大径孔31aとの間を連通するスリット31cにガイドされて、大径孔31a方向へ相対移動するため、ストッパ部33aの、壁面26を乗り越えて後部傾斜部25方向へ移動する動作が許容される。尚、図5、図6では、説明を簡単にするためにカバー取付部28が省略されている。
従って、ブラケットホルダ32の先端が後部傾斜部25側へ移動すると、後部ブラケット27はホルダ本体33のブラケット当接面33bの斜面に沿って後方下方へ後退する。その結果、足払い部材21に印加される前方から作用する荷重ベクトルが、後部ブラケット27をホルダ本体33のブラケット当接面33bに押圧する荷重とブラケット当接面33bに沿って移動させる荷重とに分散されるため、ラジパネロア3bに大きな荷重が伝達されず、ラジパネロア3bを含む車体フレームを損傷から有効に保護することができる。
又、その際、このブラケットホルダ32のホルダ本体33に螺入されている段付ボルト36の軸部36aがダルマ孔31のスリット31cに沿って大径孔31aの方向へ移動する。この大径孔31aの径は、段付ボルト36のボルト頭36bのフランジ径よりも大きいため、図6(b)に示すように段付ボルト36のボルト頭36bが大径孔31aとほぼ同軸の位置に達すると、段付ボルト36のボルト頭36bが大径孔31aから抜け、後部ブラケット27がブラケットホルダ32から脱落する(図8の状態)。
この後部ブラケット27のダルマ孔31が穿設されている上面は、後方下方に傾斜されており、この上面に当接されているブラケットホルダ32のホルダ本体33のブラケット当接面33bも同一の傾斜角で傾斜されているため、足払い部材21の後部ブラケット27及び後部傾斜部25は、このホルダ本体33の傾斜に沿って、車体の下方へ移動される。
従って、後部ブラケット27が段付ボルト36のボルト頭36bから離脱すると、足払い部材21は、ブラケットホルダ32を支持するラジパネロア3b、及びその後方に設けられているブレーキ、サスペンション機構、タイヤホイール等の足回り部品と干渉することなく、車体の下方へ脱落される。
足払い部材21の後部ブラケット27を、ホルダ本体33のブラケット当接面33bをガイドに後方下方へ後退させて、確実に脱落させるようにすることで、この足払い部材21からラジパネロア3bに対する荷重の伝達が遮断され、軽衝突時の損傷は、フロントバンパ10周辺のみとなるため、交換部品が少なくなり、修理費を軽減することができる。又、ブラケットホルダ32はラジパネロア3bにボルト35にて締結されているため、単品で交換することができて経済的である。
[第2実施形態]
図9〜図14に本発明の第2実施形態を示す。上述した第1実施形態では、軽衝突時に、足払い部材21の上面部23を前後方向の中途で屈曲変形させ、壁面26を丸面(R面)に変形させることで、ブラケットホルダ32の先端に形成されているストッパ部33aが壁面26を乗り越えられるようにしたが、本実施形態では、後部傾斜部25の後部ブラケット27の直前に壁面45を形成すると共に、この壁面45の前部に縦リブ46を設け、この壁面45にブラケットホルダ32のストッパ部33aを当接させるようにしたものである。尚、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図11〜図13に示すように、足払い部材21の後部傾斜部25の後端に連設する各後部ブラケット27の前方に、車幅方向へ延在する受け面としての壁面45が形成されている。更に、この壁面45の前部に、複数の縦リブ46が所定間隔毎に車幅方向に形成され、この縦リブ46と壁面45とが一体化されている。又、この各縦リブ46の上端が後部傾斜部25の後端に連続されている。
又、図12に示すように、車幅方向中央の後部ブラケット27の前部に形成されている各縦リブ46は、その車幅方向中央を挟んで左右に前方から後方へ車幅方向外側に傾斜された状態で形成されている(図13参照)。又、車幅方向左右の後部ブラケット27の前部に形成されている各縦リブ46は、前方から後方へ車幅方向外側に傾斜された状態で形成されている。
この各縦リブ46を平面視において傾斜させることで、足払い部材21に対して前方から障壁(バリア)42が衝突した際の屈曲方向を規制することができる。すなわち、図13(b)に示すように、例えば中央の後部ブラケット27の前部に形成されている各縦リブ46を、中央から左右に傾斜させ、衝突荷重が進化されたとき、各縦リブ46を中央を境に左右に屈曲させることで、隣接する各縦リブ46同士の変曲線46aの接触を回避することができる。この場合、隣接する縦リブ46の変曲線46a同士が接触すると、縦リブ46はそれ以上、屈曲変形しなくなるため、この縦リブ46の抗力が変化してしまう。
この場合、縦リブ46を一定方向へ必ず屈曲させるためには、各縦リブ46の傾斜方向を規定するのみならず、変曲線46aに沿ってV溝、U溝等の溝を形成することで編曲線46aの板厚を薄くしたり、縦リブ46を予め変曲線46aに沿ってやや屈曲或いは湾曲させておくようにしても良い。
又、車幅方向左右に設けられている後部ブラケット27を前方から車幅方向外側に傾斜させることで、オフセット衝突があった場合に、縦リブ46の延在方向が衝突荷重のベクトルに対して同じ方向に交差するため、この縦リブ46を設定された方向へ屈曲変形させることができる。この場合、軽衝突において、縦リブ46を確実に屈曲させるために、本実施形態では、足払い部材21全体に発生する前後方向の抗力よりも、縦リブ46の屈曲する抗力を小さく設定している。縦リブ46の屈曲する抗力を小さく設定する手段としては、上述したように変曲線46aを更に加工したり、縦リブ46の配列枚数を増減させることで調整することができる。
このような構成では、図9、図10に示すように、歩行者衝突の実験等において、脚部インパクタ41がフロントバンパ10のバンパフェイシャ11の前面に衝突すると、上述した第1実施形態と同様、メインバンパ部11bとバンパビーム12との間に介装されている衝撃吸収部材13が塑性変形して、衝撃吸収部材13に衝突した部位の衝撃が吸収される。
一方、衝撃吸収部材13よりも下方に位置する足払い部材21は、歩行者衝突に対して抗力を有しているため変形することなく、その荷重は後部ブラケット27の直前に形成されている縦リブ46を介して壁面45に伝達され、ブラケットホルダ32の先端に形成されているストッパ部33aで受け止められる。その結果、この足払い部材21からの反力で脚部インパクタ41の下部が前方へ払われる。従って、歩行者の脚部にフロントバンパ10が衝突すると、この脚部が車体前方へ払われ、上体がフロントフード4上に倒伏されて歩行者が保護されることになる。
又、軽衝突実験等で、障壁(バリア)42が車体前部1に衝突して、その衝撃荷重が足払い部材21に印加されると、この荷重が各後部ブラケット27の前部に配設されている縦リブ46等を介して壁面45に伝達され、この壁面45に当接されているラジパネロア3bを押圧する。後部ブラケット27をブラケットホルダ32に締結する段付ボルト36の軸部36aは、後部ブラケット27に穿設されているダルマ孔31の小径孔31bに挿通されているため、後部ブラケット27はダルマ孔31のスリット31cに沿って後方へ相対移動しようとする。
その際、ブラケットホルダ32は縦リブ46よりも大きな抗力を有しているため、ストッパ部33aが壁面45を反力により相対的に押圧すると、その荷重にて縦リブ46が屈曲変形し、この縦リブ46の屈曲変形により壁面45が前方へ押し倒されて、斜面状に変形される(図13(b)の状態)。尚、その際、各縦リブ46の屈曲変形により衝撃荷重の一部が吸収される。
この場合、図12に示すように、各後部ブラケット27の前部に配設されている縦リブ46が、予め設定した方向に傾斜されており、しかも、変曲線46aが予め設定されているため、正面衝突ばかりでなくオフセット衝突であっても、各縦リブ46を常に一定の方向へ屈曲変形させることができる。その結果、隣接する縦リブ46同士が干渉して抗力が変化してしまうことがなく、軽衝突時に縦リブ46を確実に屈曲変形させることができる。
壁面45が傾倒すると、この壁面45のブラケットホルダ32のストッパ部33aに対する受け面としての機能が解除され、ブラケットホルダ32は壁面45の傾倒により形成された斜面に沿って後部傾斜部25側へ相対移動する動作が許容される。そして、段付ボルト36の軸部36aがダルマ孔31の小径孔31bからスリット31cに沿って大径孔31a方向へ移動し、ボルト頭36bのフランジが大径孔31aとほぼ同軸の位置に達すると(図13(b)の状態)、ボルト頭36bが大径孔31aから抜け、後部ブラケット27がブラケットホルダ32から脱落する。
この足払い部材21の後部ブラケット27がブラケットホルダ32から脱落すると、上述した第1実施形態と同様、足払い部材21の後部ブラケット27及び後部傾斜部25が、ブラケットホルダ32に設けたホルダ本体33の傾斜に沿って、車体の下方へ移動し、ブラケットホルダ32を支持するラジパネロア3bや、その後方に設けられている各足回り部品と干渉することなく、車体の下方へ脱落される。
このように、本実施形態では、後部ブラケット27の前部に、縦リブ46を設け、軽衝突時には、この縦リブ46を屈曲変形させることで壁面45を傾倒させて、ブラケットホルダ32を前方へ相対移動させるようにしたので、例えば足払い部材21の剛性を高く設定しても、縦リブ46の抗力を調整することで、歩行者衝突時においては歩行者の脚部を前方へ確実に払うことができ、又、軽衝突時においては足払い部材21を確実に脱落させることができる。
尚、本発明は、上述した各実施形態に限るものではなく、例えば上述した各実施形態では、ブラケットホルダ32がラジパネロア3bにボルト締めされているが、ブラケットホルダ32はラジパネロア3bに一体形成されていても良い。或いは、このブラケットホルダ32を省略し、足払い部材21をラジパネロア3bに直接取付けるようにしても良い。この場合、ブラケット当接面33bはラジパネロア3bに形成される。
又、第2実施形態における足払い部材21は軽衝突時においても変形しないため、後部ブラケット27、壁面45、縦リブ46以外の部位は、第1実施形態と同一の形状である必要はない。
3b ラジパネロア
10 フロントバンパ
21 足払い部材
27 後部ブラケット
30 補強リブ
30b U字リブ
30c 湾曲リブ
30d 斜めリブ
31 ダルマ孔
32 ブラケットホルダ
33 ホルダ本体
33a ストッパ部
33b ブラケット当接面
41 脚部インパクタ
46 縦リブ
46a 変曲線

Claims (9)

  1. 車体前部の下部に配設されて車体前面に歩行者の脚部が衝突した際に該脚部を払う足払い部材と、
    前記足払い部材の後部に設けたブラケットを保持する車体側部材と、
    前記足払い部材に対して前方から歩行者衝突時の荷重よりも大きな荷重が印加されたとき該足払い部材が後退して前記車体側部材に対する保持状態が解除される車両用歩行者保護装置において、
    前記ブラケットの上面が前記車体側部材のブラケット当接面に保持されていると共に該ブラケット当接面が車体後方下方へ傾斜され
    前記車体側部材の先端にストッパ部が形成され、
    前記ブラケットの前部に前記ストッパ部を受ける受け面が形成され
    前記足払い部材に対して前記歩行者に対する衝突荷重よりも大きな荷重が前方から印加されたとき前記受け面が変形して前記ストッパ部の前方への相対移動が許容される
    ことを特徴とする車両用歩行者保護装置。
  2. 前記受け面は前記足払い部材の中途が屈曲することで変形される
    ことを特徴とする請求項記載の車両用歩行者保護装置。
  3. 前記受け面は前記ストッパ部からの押圧荷重を受けて変形される
    ことを特徴とする請求項記載の車両用歩行者保護装置。
  4. 前記受け面の前部に該受け面を支持すると共に該受け面に対して交差する方向に延在するリブが形成され、
    前記受け面に対する前記ストッパ部からの押圧荷重にて前記リブが屈曲変形して該受け面が変形される
    ことを特徴とする請求項記載の車両用歩行者保護装置。
  5. 前記リブが車幅方向に複数配列されており、各リブが予め設定されている変曲線に沿って予め設定した方向へ屈曲変形される
    ことを特徴とする請求項記載の車両用歩行者保護装置。
  6. 前記変曲線は前記リブの該変曲線に対応する部位の板厚を薄くすることで形成されている
    ことを特徴とする請求項記載の車両用歩行者保護装置。
  7. 前記変曲線は前記リブの該変曲線に対応する部位を屈曲方向へ予め屈曲させておくことで形成されている
    ことを特徴とする請求項記載の車両用歩行者保護装置。
  8. 前記ブラケットが前記足払い部材の後部であって車幅方向に複数形成されており、
    前記各ブラケットの前部に形成されている前記複数のリブが車幅方向中央を中心として前方から後方へ車幅方向左右に傾斜されて延在されている
    ことを特徴とする請求項の何れか1項に記載の車両用歩行者保護装置。
  9. 前記車体側部材は、車体フレームと保持部材とからなり、該保持部材が車体フレームに対して解離自在な締結具を介して締結されている
    ことを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の車両用歩行者保護装置。
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