JP5513970B2 - 空気入りタイヤの製造装置及び空気入りタイヤの製造方法 - Google Patents

空気入りタイヤの製造装置及び空気入りタイヤの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、ビード部の構造耐久性を向上させた空気入りタイヤを容易に製造することができる製造装置及び空気入りタイヤの製造方法に関する。
図12(a)に示されるように、従来の空気入りタイヤのカーカスプライaは、ビードコアbのタイヤ軸方向内側から外側に折り返されている。このカーカスプライaは、折返し部a1のタイヤ半径方向の外端a1eがビードコアbのタイヤ半径方向外側の例えばビード部内に位置する。
しかしながら、ビード部には、タイヤ回転とともに大きな圧縮力、引張力が作用する。とりわけ、折返し部の外端a1eには、大きな歪が生じる。従って、このような空気入りタイヤは、折返し部a1の外端a1eを起点とするカーカスプライaの剥離による破損が生じ易いという問題があった。
このような問題点を解決するため、図12(b)に示されるように、カーカスプライaがビードコアbのタイヤ軸方向外側から内側に折り返された空気入りタイヤが提案されている(下記特許文献1参照)。このような空気入りタイヤは、カーカスプライaの折返し部a1の外端a1eでの歪を減じ、ビード部の構造耐久性が高められる。
特開2001−97009号公報
ところで、上記特許文献1では、図12(b)の空気入りタイヤの製造方法として、ビードコアb、カーカスプライa、その他ゴム部材などが一体となった一次成形品が貼付けられた成形フォーマを縮径かつ縮幅して、前記一次成形品を成形フォーマから取り外し、その後、一次成形品の外周面を把持してカーカスプライの折返し部の外端a1eをビードコアbの廻りでタイヤ軸方向内側に折返してタイヤ基体を成形することが記載されている(上記特許文献1の段落「0030」乃至「0032」)。
しかしながら、上記特許文献1には、カーカスプライの折返し部a1を折り返す具体的な方法が記載されておらず、このような空気入りタイヤの製造方法について、改善案が求められていた。
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、ビードコアが外層されるとともに、その外側かつ該ビードコアから軸方向の両外側にはみ出してシート状のカーカスプライが円筒状に巻き付けられる成形ドラムと、前記成形ドラムの軸方向外側に配されかつ前記ビードコアからはみ出したカーカスプライのはみ出し部を前記ビードコアの周りで内側に折り返すプライ折返し機とを具えることを基本として、ビード部の構造耐久性を向上させた空気入りタイヤを容易に製造できる製造装置及び製造方法を提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至る本体部と、この本体部に連なりかつ前記ビードコアの廻りでタイヤ軸方向外側から内側に折り返された折返し部とを有するカーカスプライを含む空気入りタイヤの製造装置であって、前記ビードコアが外層されるとともに、その外側かつ該ビードコアから軸方向外側にはみ出してシート状のカーカスプライが円筒状に巻き付けられる成形ドラムと、前記成形ドラムの軸方向の両外側に配されかつ前記ビードコアからはみ出したカーカスプライのはみ出し部を前記ビードコアの周りで内側に折り返すプライ折返し機とを具え、前記成形ドラムは、軸方向の中央部を形成するドラム本体と、該ドラム本体の軸方向両側に配されかつドラム半径方向に縮径可能しかも縮径することにより前記円筒状のカーカスプライとの間に円周方向にのびる空間を形成するドラム副部とを含み、前記各プライ折返し機は、前記成形ドラムの軸方向に移動しうるスライド部材、軸方向外側端が前記スライド部材に揺動可能に枢着されかつ成形ドラムの円周方向に隔設された複数本のアーム本体と、各アーム本体の軸方向内側端に回動自在に枢着されたカーカスプライ押圧用のローラとを含む揺動アーム、前記各揺動アームを前記スライド部材に対して揺動させるアーム移動具、及び前記スライド部材の軸方向位置と前記揺動アームの揺動角とを制御して、前記ローラを前記ドラム本体上のカーカスプライの外面から軸方向外側に移動させるとともにビードコアに沿って向き変えし前記空間内を軸方向内側に移動させることにより前記はみ出し部を前記本体部の内周面側に折り返す制御装置を含み、前記各アーム本体は、棒状体であり、前記アーム移動具は、前記スライド部材に対して相対回転可能な円板状の回転リングと、前記回転リングの回転運動を前記ドラム半径方向に沿った直線運動に変換する複数のリンク部とを含み、前記各リンク部は、前記各アーム本体に連結されていることを特徴とする。
また本発明のうち請求項2記載の発明は、トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至る本体部と、この本体部に連なりかつ前記ビードコアの廻りでタイヤ軸方向外側から内側に折り返された折返し部とを有するカーカスプライを含む空気入りタイヤを製造するための方法であって、円筒状の成形ドラムの外周面かつ該成形ドラムの軸方向端縁から内側に控えた位置にビードコアを配設するコア配設工程と、該ビードコアの外側かつ該ビードコアから軸方向外側にはみ出してシート状のカーカスプライを巻き付けて円筒状のカーカスプライを形成するプライ巻回工程と、前記円筒状のカーカスプライの外周面を、前記本体部の任意の位置から軸方向外側に向かってビードコアまでローラで押圧する第1工程と、前記第1工程の後、前記成形ドラムの両側の端部領域を縮径させることにより、前記円筒状のカーカスプライの内周面側かつ前記折返し部が形成される領域に前記ローラが挿入可能な空間を形成するドラム縮径工程と、前記ローラをビードコアに沿って向き変えし前記空間内を軸方向内側に移動させることにより前記ビードコアからはみ出したカーカスプライのはみ出し部を前記本体部の内周面側に折り返す第2工程とを含み、前記第1工程及び前記第2工程では、軸方向外側端が揺動可能に枢着された複数本のアーム本体と、各アーム本体の軸方向内側端に回転自在に枢着されたローラとを含む揺動アームを、円板状の回転リングと、前記回転リングと前記各アーム本体に連結されかつ前記回転リングの回転運動をドラム半径方向に沿った直線運動に変換する複数のリンク部とを含むアーム移動具により揺動し、前記カーカスプライを押圧することを特徴とする。
また請求項3記載の発明は、前記ビードコアは、コアの周りに複数本のシースワイヤが螺旋状に巻き付けられたケーブルビードである請求項2記載の空気入りタイヤの製造方法である。
また請求項4記載の発明は、前記カーカスプライは、スチールコードプライである請求項2又は3記載の空気入りタイヤの製造方法である。
本発明の空気入りタイヤの製造装置及び製造方法では、ビードコアが外層されるとともに、その外側かつ該ビードコアから軸方向外側にはみ出してシート状のカーカスプライが円筒状に巻き付けられる成形ドラムと、前記ビードコアからはみ出したカーカスプライのはみ出し部を前記ビードコアの周りで内側に折り返すプライ折返し機とを具える。また、前記成形ドラムは、ドラム半径方向に縮径可能しかも縮径することにより前記円筒状のカーカスプライとの間に円周方向にのびる空間を形成するドラム副部を含み、プライ折返し機は、カーカスプライ押圧用のローラを含む。このローラがドラム本体上のカーカスプライの外面から軸方向外側に移動できるとともにビードコアに沿って向き変えし前記空間内を軸方向内側に移動することにより、はみ出し部が前記本体部の内周面側に折り返される。これにより、本体部と、この本体部に連なりかつビードコアの廻りでタイヤ軸方向外側から内側に折り返された折返し部とを有するカーカスプライを容易に成形できるため、かかるカーカスプライを含む空気入りタイヤが容易に製造される。
本発明の製造方法で得られた空気入りタイヤの右半分断面図である。 本発明の空気入りタイヤの製造装置を表す側面図である。 図2の部分斜視図である。 プライ折返し機の拡大図である。 図4のA−A断面図である。 図5の駆動装置が駆動した状態を表す図である。 空気入りタイヤの製造方法のコア配設工程及びプライ巻回工程を表す側面図である。 空気入りタイヤの製造方法の第1工程を表す側面図である。 空気入りタイヤの製造方法の第2工程を表す側面図である。 (a)、(b)は、内側ゴム部材の貼り付け工程を示す側面図である。 (a)乃至(b)は、他の実施形態のアーム移動具を表す側面図、(c)は、他の実施形態のアーム本体を表す側面図である。 (a)は、比較例1の空気入りタイヤのビード部の断面図、(b)は、実施例1のビード部の断面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1に示されるように、本実施形態の製造方法により製造される空気入りタイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、このカーカス6のタイヤ半径方向外側かつ前記トレッド部2の内側に配されたベルト層7とを有し、本実施形態では、重荷重用のものが示される。
前記カーカス6は、一対のビードコア5、5間をトロイド状に跨る本体部6aと、この本体部6aに連なりかつ前記ビードコア5の廻りでタイヤ軸方向外側から内側に折り返された折返し部6bとを有する少なくとも1枚(本実施形態では1枚)のカーカスプライ6Aからなる。このようなカーカスプライ6Aは、折返し部6bの外端での歪が小さく、耐久性に有利となる。前記カーカスプライ6Aは、例えばスチールからなるカーカスコードがタイヤ赤道C方向に対して例えば75〜90°の角度で配列されている。本発明は、特にカーカスプライの剥離が生じ易いスチールコードのカーカスプライを有する重荷重用タイヤに特に好適に実施できる。
前記ベルト層7は、本実施形態では、タイヤ半径方向に重ねられた合計4枚のベルトプライ7A〜7Dから構成され、例えば最もタイヤ軸方向幅が大きいベルトプライ7Bが、タイヤ半径方向内側から2層目に配置されている。各ベルトプライ7A〜7Dは、タイヤ赤道Cに対して15〜45°の角度で傾けられた例えばスチールコード等の高弾性のベルトコードを含む。そして、各ベルトプライ7A〜7Dは、ベルトコードが互いに交差する部分を少なくとも一箇所設けて重ねられている。
前記ビード部4は、例えば、カーカスプライ6Aの本体部6aと折返し部6bとの間にビードコア5からタイヤ半径方向外方にテーパ状にのびるビードエーペックスゴム8が配置され、ビード部4の曲げ剛性が高められる。また、必要により、ビード部4には、タイヤ断面において略U字状にのびるコード補強層(図示せず)などが配されても良い。
また、ビードコア5は、コア12の周りに複数本のシースワイヤが螺旋状に巻き付けられることにより形成された少なくとも1層(本実施形態では2層)のシース13を有する断面円形のケーブルビード11として構成される。なお、前記コア12は、モノフィラメントでも良いが、本実施形態では、3本のスチールフィラメントを撚り合わせて形成されている。
このようなケーブルビード11は、その周りに巻き付けられたカーカスプライ6Aからの力を、該ケーブルビード11自体の捻れやシースの巻き締まり又は巻き弛み等によって吸収できる。従って、ケーブルビード11は、タイヤ屈曲時のカーカスプライ6Aの歪を緩和し、前記内側に折り返されたカーカスプライの構造との相乗作用により、ビード部4の耐久性をさらに高めるのに役立つ。ただし、ビードコア5は、このようなケーブルビード11に限定されるものではなく、鋼線等のビードワイヤを多段多列に巻回してなる断面横長状又は六角形状等のいわゆるテープビードであっても良い。
本実施形態の空気入りタイヤ1の製造装置20では、カーカスプライ6Aをビードコア5の回りをタイヤ軸方向内側から外側に能率良く折り返すことができる。本実施形態の製造装置20は、図2及び図3に示されるように、略円筒状の成形ドラム30と、該成形ドラム30の軸方向の両外側に配された一対のプライ折返し機40とを具える。
前記成形ドラム30とプライ折返し機40とは、例えば、それぞれ同芯に配された水平な中心軸c1、c2で支持されている。前記中心軸c1、c2は、例えばその軸方向の一端側を図示しないフレームで片持ち状に支持されている。
前記成形ドラム30は、軸方向の中央部を形成するドラム本体31と、該ドラム本体31の軸方向両側に配される一対のドラム副部32とを含んで構成される。
ドラム本体31及びドラム副部32は、いずれも実質的に同一の外径を有するとともに、前記中心軸c1を利用して同軸上に配される。このような成形ドラム30は、ドラム本体31及びドラム副部32の外周面を軸方向に実質的に連続させることができる。これにより、成形ドラム30には、シート状のカーカスプライ6Aなどのタイヤ部材を巻付けるための幅広の円筒状の外周面が形成される。
前記ドラム副部32は、例えば複数のセグメントsgを円周方向に連ねることにより円周方向に実質的に連続する外周面32nを有する。また、図2に示されるように、本実施形態のドラム副部32の外周面32nには、周方向にのびるビードコア配設用の凹溝35が設けられる。このような凹溝35は、ビードコア5が成形ドラム30から脱落又は位置ズレするのを防止するのに役立つ。
また、ドラム副部32には、中心軸c1とセグメントsgとを接続する例えば、エアーシリンダー等のアクチュエータ33aが設けられる。このようなドラム副部32は、前記アクチュエータ33aによりセグメントsgを互い違いに半径方向内方に引き込むことにより外周面32nを縮径できる。
また、ドラム本体31は、特に限定されるものではないが、ドラム副部32と同様に縮径可能な構造とするのが望ましい。
前記プライ折返し機40は、図2、図3及び図5に示されるように、成形ドラム30の軸方向に移動しうるスライド部材41と、一端が前記スライド部材41に揺動可能に枢着される揺動アーム42と、該揺動アーム42を揺動させるアーム移動具43と、前記スライド部材41の軸方向位置と前記揺動アーム42の揺動角θとを制御する制御装置44とを含んで構成される。
本実施形態のスライド部材41は、円筒状をなしかつ前記中心軸c2に直動軸受等を介してスライド自在に装着される。このようなスライド部材41は、成形ドラム30の中心軸c1と同芯の中心軸c2上を移動するため、正確に成形ドラム30の軸方向を移動しうる。
また、スライド部材41には、例えば、図示しないアクチュエータや電動機等を含んだ軸方向移動装置67(図2に示す)が連係している。このような軸方向移動装置67を駆動制御することにより、スライド部材41は、成形ドラム30に対して所定の軸方向位置に移動できる。
また、図5に示されるように、前記スライド部材41は、軸方向内側(なお、内側とは成形ドラム側とし、以下同様である。)に外径の小さい小径部45と該小径部45の軸方向外側に連なりかつ該小径部45より外径の大きい大径部46とからなるベース部47、前記大径部46の軸方向外側から半径方向に突出する第1のフランジ部48、及び前記小径部45から半径方向外側に突出する第2のフランジ部49とを含んで構成される。
前記大径部46は、例えば、円周方向にのびる外周面46aを有し、その一部にはアーム移動具43を固着するための平坦面50が設けられている。
前記第1のフランジ部48の半径方向の外側縁48xには、円周方向に隔設される各揺動アーム42の一端が揺動可能にピン接合される枢着部51が隔設されている。各枢着部51には、前記成形ドラム30の円周方向の接線に沿った軸線回りで前記揺動アーム42が揺動可能に枢着されている。
前記第2のフランジ部49には、半径方向の外側縁49xから半径方向内方に矩形状に切り欠かれた複数のスロット52が隔設される。各スロット52は、前記第1のフランジ部48の各枢着部51と対向して同数設けられている。
前記揺動アーム42は、図3に示されるように、成形ドラム30の円周方向に隔設された複数本のアーム本体53と、各アーム本体53の他端53yに回動自在に枢着されたカーカスプライ押圧用のローラ54とを含んで構成される。
本実施形態のアーム本体53は、例えば長手方向と直角な断面が矩形状の棒状体であり、必要により湾曲乃至屈曲させることができる。本実施形態のアーム本体53は、図2に示されるように、該アーム本体53の長さの略中間にスライド部材41の半径方向外側に折れ曲がった頂部53aを有する。このようなアーム本体53は、ビードコア5やビードエーペックスゴム8等との接触を避けて成形ドラム30上を軸方向移動できる。
アーム本体53の長さは、例えばスライド部材41が最も軸方向内側に移動した状態で、前記ローラ54が成形ドラム30の軸方向の略中間位置乃至それよりも小さい長さで構成できる。これにより、カーカスプライ6Aの広範囲に亘ってローラ54を用いて成形ドラム30に向けて押しつけることができる。
また、アーム本体53の一端は前記枢着部51に枢着されるが、他端側は、前記スロット52に収納されている。これにより、各アーム本体53は、各スロット52の内縁52eに沿って半径方向内、外にのみ移動できる。
また、図5に示されるように、本実施形態のローラ54は、ピン54sにて回動自在にアーム本体53の他端側に支持されている。ピン54sは、成形ドラム30の円周方向の接線に沿った方向である。ただし、ローラ54には、首振り自在に設けられたいわゆるキャスター状であってもよい(図示せず)。このようなローラ54は、成形ドラム30上を移動するとき、より走行抵抗を小さくできる。
前記アーム移動具43は、図5及び図6に示されるように、本実施形態では、スライド部材41に対して相対回転可能な円板状の回転リング55と、該回転リング55を回転させる駆動装置56と、前記回転リング55の回転運動を前記揺動アーム42の前記スライド部材41の半径方向に沿った直線運動に変換するリンク部57とを含んで構成される。
前記回転リング55は、スライド部材41の前記小径部45の外周面45xに回動自在に装着される。このため、回転リング55は、小径部45よりも外径の大きい大径部46と第2のフランジ部49との間で挟持され、軸方向には実質的に移動しない。また、回転リング55の厚さtは、前記小径部45の軸方向の長さ(図示せず)よりもわずかに小さいため、該回転リング55は、小径部45の回りを滑らかに回転できる。
前記駆動装置56は、スライド部材の前記平坦面50に固定されたブラケット63と、該ブラケット63に中心軸c2と平行にのびるピン64を介して揺動可能に枢着された軸受58aと、該軸受58aに回動自在に支承されたネジ軸59と、該ネジ軸59の一端側にカップリング61を介して接続された減速機内蔵式の電気モータ60と、前記ネジ軸59の他端側に装着されたナット金物62とを含む。
前記ブラケット63は、図5に良く表されるように、軸方向に距離を隔てて立設されており、その間に前記軸受58aが枢支されている。軸受58aは、ネジ軸59とネジ対偶ではなく回り対偶をなす。従って、ネジ軸59が回転しても、軸受58aは、軸方向に相対移動しない。
前記ネジ軸59の他端は、軸受58bに回動自在に枢支されている。また、この軸受58bには、ネジ軸59と平行にのびる支持板65が固着される。そして、この支持板65上に電気モータ60が固着されている。
前記ナット金物62は、図5に示されるように、前記ネジ軸59と螺合するネジ溝を内周面に有するナット部62aと、該ナット部62aを前記回転リング55に固着する取付台座62bとを一体に有する。なお、ナット部62aと、取付台座62bとは、軸方向に回転可能に連結されている。
前記リンク部57は、各アーム本体53にそれぞれ設けられており、一端が回転リング55にかつ他端がアーム本体53のタイヤ半径方向内周面に回動自在に連結されている。なお、リンク部57の支点は、それぞれ軸方向に回動できる。
以上のように構成された駆動装置56は、図6に示される状態から電気モータ60を所定の向きに回転駆動することにより、ナット金物62をネジ軸58に沿って軸受け58a側に移動させることができる。これにより、回転リング55は、スライド部材41に対して、図において右回りに相対回転できる。そして、リンク部57は、この相対回転により、アーム本体53をスロット52に沿って半径方向外方に押し上げることができる。他方、電気モータ60を前記とは逆向きに回転駆動することにより、アーム本体53を半径方向内方に引き込むことができる。
なお、ナット金物62が軸受58b側から58a側へ移動する場合、ネジ軸59と前記平坦面50とのなす角度αが小さくなる向きに動くが、これは、軸受58aがブラケット63に対して傾動することで吸収される。
前記制御装置44(図2に示す)は、例えばプログラマブルシーケンサ、マイコン、パーソナルコンピュータ、その他の制御デバイスを用いることができる。図2に示されるように、制御装置44には、前記スライド部材41の軸方向位置を計測する距離センサー65からの信号S1と、前記揺動アーム42の揺動角θを計測する角度センサー66からの信号S2とが入力される。
また、制御装置44は、前記信号S1及びS2と目標値とを比較し、その結果に基づいて、電気モータ60及び軸方向移動装置67を駆動させて、スライド部材41及びアーム移動具43を移動させる。これにより、揺動アーム42のローラ54を所定の位置へと移動させることができる。
以上のように構成された製造装置20を用いて空気入りタイヤを製造する方法について説明する。図7乃至図10に示されるように、本実施形態の空気入りタイヤ1の製造方法では、成形ドラム30にビードコア5が配設されるコア配設工程と、該ビードコア5の外側に円筒状のカーカスプライ6Aが形成されるプライ巻回工程と、前記円筒状のカーカスプライ6Aの外周面6eを押圧する第1工程と、前記ローラ54が挿入可能な空間kをカーカスプライの内周面側に形成するドラム縮径工程と、前記ローラ54が前記空間k内を移動することにより前記はみ出し部6cが前記本体部6aの内周面6d側に折り返す第2工程とを含んだ工程が採用される。
[コア配設工程]
コア配設工程では、図7に示されるように、リング状のビードコア5が、成形ドラム30の外周面30nかつ該成形ドラム30の軸方向端縁30aから内側に控えた位置(本実施形態では、ドラム副部32の外周面32n上)に配設される。このとき、成形ドラム30は、ドラム本体31及びドラム副部32は、いずれも実質的に同一の外径の状態にある。なお、ビードコア5には、ビードエーペックスゴム8が、予めビードコア5の軸方向の内側に設けられるのが望ましい。
[プライ巻回工程]
プライ巻回工程では、コア配設工程の後、図7に示されるように、シート状のカーカスプライ6Aが、成形ドラム30の半径方向外側に巻き付けられる。これにより、円筒状のカーカスプライ6Aが形成される。また、円筒状のカーカスプライ6Aは、ビードコア5から軸方向外側にはみ出したはみ出し部6cを具えるように巻き付けられる。このはみ出し部6cは、後に、ビードコア5の廻りでタイヤ軸方向外側から内側に折り返されて折返し部6bを構成する。
[第1工程]
第1工程では、円筒状のカーカスプライ6Aの外周面6eがプライ折返し機40の前記ローラで押圧される。即ち、この工程では、プライ折返し機40が、軸方向移動装置67により軸方向内側に移動させられる。このとき、揺動アーム42は、カーカスプライ6A等と接触しないよう、成形ドラム30の半径方向外側に持ち上げられた状態(即ち、揺動角θを大きくする向き)で移動させるのが良い。また、本実施形態では、ローラ54は、成形ドラム30の中間位置、即ち、タイヤ赤道位置近傍に位置させるのが望ましい。これらの一連の動作は、前記距離センサー65及び角度センサー66からの情報に基づいて、制御装置44により制御される。
次に、制御装置44は、図8の仮想線にて示されるように、駆動装置56を駆動し、カーカスプライ6Aの本体部6aの外周面の任意の位置(本実施形態では、成形ドラム30の軸方向の中間位置)に揺動アーム42のローラ54を当接させる。しかる後、制御装置44は、スライド部材41を軸方向外側に移動させる。これにより、ローラ54は、カーカスプライ6Aの本体部6a上をビードコア5まで押圧する。
ローラ54の押圧力は、各ゴム部材間、例えばカーカスプライ6Aとビードエーペックスゴム8との間の空気溜りを解消できる力で押圧されることが望ましい。また、ローラ54の好ましい押圧力を得るために、制御装置44は、揺動アーム42と中心軸c2との傾斜角度である揺動角θ(図2に示す)を予め定められたプロファイルに沿うように、又はローラ54の反力が一定となるように駆動装置56の電気モータ60を制御することができる。
[ドラム縮径工程]
図9に示されるように、ドラム縮径工程では、第1工程の後(即ち、ローラ54がビードコア5の軸方向外側まで移動した後)、成形ドラム30の端部領域30bであるドラム副部32が半径方向内側に縮径する。この縮径により、円筒状のカーカスプライ6Aの内周面6d側かつ折返し部6bが形成される領域には、ローラ54が挿入可能な円周方向に連続する空間kが形成される。
[第2工程]
第2工程では、制御装置44は、ローラ54をビードコア5に沿って向き変えし前記空間k内を軸方向内側に移動させることにより行われる。このようなローラ54の動きは、例えば、予め制御装置に記憶されたプロファイルに従って行われる。そして、このローラ54の動きにより、ビードコア5からはみ出したカーカスプライ6Aのはみ出し部6cが、押圧されて本体部6aの内周面側に折り返される。これにより、折返し部6bが形成される。
また、本実施形態では、ビードコア5にケーブルビード11が用いられているため、はみ出し部6cが本体部6aの内周面6d側に折り返されるのに伴い、はみ出し部6cと接するビードコア5は、前記ビードコア5のコア12(図1に示す)を中心とする回転力が生じる。この回転力によって、カーカスプライ6Aのはみ出し部6cが、円滑に折り返される。
[内側ゴム部材の貼り付け工程]
本実施形態では、図10(a)、(b)に示されるように、第2工程の後、空気不透過性のインナーライナーゴム14及びリムずれ防止用のチェーファゴム34を含む内側ゴム部材をカーカスプライ6Aの内周面に貼り付ける内側ゴム部材貼り付け工程が行われる。即ち、第2工程の後、ローラ54を空間k内及び成形ドラム30から移動させて、プライ折返し機40を前記成形ドラム30から離間させる。次に、予めシート状のインナーライナ14と該インナーライナ14の軸方向外側にチェーファゴム34が外周面上に巻き付けられた別の成形ドラム68を前記成形ドラム30に近接させる。具体的には、成形ドラムの中心軸c1と別の成形ドラムの中心軸c3とを同芯に配する。次に、図示しない吸引装置等によって成形ドラム30上の前記カーカスプライ6Aなどのタイヤ部材69を把持し、前記別の成形ドラム68の半径方向外側に配設する。このとき、前記別の成形ドラム68上のインナーライナ14やチェーファゴム34の外形寸法φaは、前記タイヤ部材69の内径寸法φbよりも小さく形成される。これにより、前記タイヤ部材69がスムーズに移動できる。最後に、別の成形ドラム68を徐々に拡径し、インナーライナーゴム14やチェーファゴム34を確実に前記カーカスプライ6Aに押圧して貼り付ける。なお、前記ドラム本体31にもアクチュエータ33bを設け、該ドラム本体31を縮径させておくと、吸引装置等による把持が容易になる。
以上説明したように、本実施形態の製造方法により、ビードコア5の廻りでタイヤ軸方向外側から内側に折り返されたカーカスプライ6Aが形成でき、後は、常法に従い、他のゴム部材やベルト層を貼り合わせて生カバーを成形し、これを加硫することにより空気入りタイヤ1が製造される。
図11(a)には、本発明の他の実施形態が示される。この実施形態では、アーム移動具43がシリンダー装置70で構成されている。このようなプライ折返し機40は、シリンダー装置70の伸縮により揺動アーム42を揺動させることができる。このようなアーム移動具は、低コストで構成が簡単である。
また、図11(b)には、本発明のさらに他の実施形態が示される。この実施形態では、アーム移動具43が、スライド部材41に対して軸方向にスライドするスライド装置72と、一端が該スライド装置72に回動可能に枢着されかつ他端がアーム本体53に枢着された継ぎ手71とを含んで構成される。このようなプライ折返し機40は、スライド装置72がスライドすることで、前記継ぎ手71の揺動に伴い、前記揺動アーム42を揺動させることができる。
また、図11(c)には、アーム本体53の他の実施形態が示される。この態様では、前記アーム本体53は、例えば、2本のアーム体53b、53cからなり、該アーム体53b、53cがスライド部材41の半径方向に折り曲げ可能な例えばピン接合などの揺動部材53dによって接続される。このようなアーム本体53では、前記カーカスプライ6Aのはみ出し部6cを前記本体部6aの内周面6d側に折り返して巻付ける工程がさらに容易にできる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施し得る。
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
3 サイドウォール部
4 ビード部
5 ビードコア
6A カーカスプライ
6a 本体部
6b 折返し部
6c はみ出し部
20 タイヤの製造装置
30 成形ドラム
31 ドラム本体
32 ドラム副部
40 プライ折返し機
41 スライド部材
42 揺動アーム
43 アーム移動具
44 制御装置
53 アーム本体
54 ローラ
k 空間
θ 揺動角

Claims (4)

  1. トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至る本体部と、この本体部に連なりかつ前記ビードコアの廻りでタイヤ軸方向外側から内側に折り返された折返し部とを有するカーカスプライを含む空気入りタイヤの製造装置であって、
    前記ビードコアが外層されるとともに、その外側かつ該ビードコアから軸方向外側にはみ出してシート状のカーカスプライが円筒状に巻き付けられる成形ドラムと、
    前記成形ドラムの軸方向の両外側に配されかつ前記ビードコアからはみ出したカーカスプライのはみ出し部を前記ビードコアの周りで内側に折り返すプライ折返し機とを具え、
    前記成形ドラムは、軸方向の中央部を形成するドラム本体と、該ドラム本体の軸方向両側に配されかつドラム半径方向に縮径可能しかも縮径することにより前記円筒状のカーカスプライとの間に円周方向にのびる空間を形成するドラム副部とを含み、
    前記各プライ折返し機は、
    前記成形ドラムの軸方向に移動しうるスライド部材、
    軸方向外側端が前記スライド部材に揺動可能に枢着されかつ成形ドラムの円周方向に隔設された複数本のアーム本体と、各アーム本体の軸方向内側端に回動自在に枢着されたカーカスプライ押圧用のローラとを含む揺動アーム、
    前記各揺動アームを前記スライド部材に対して揺動させるアーム移動具、及び
    前記スライド部材の軸方向位置と前記揺動アームの揺動角とを制御して、前記ローラを前記ドラム本体上のカーカスプライの外面から軸方向外側に移動させるとともにビードコアに沿って向き変えし前記空間内を軸方向内側に移動させることにより前記はみ出し部を前記本体部の内周面側に折り返す制御装置を含み、
    前記各アーム本体は、棒状体であり、
    前記アーム移動具は、前記スライド部材に対して相対回転可能な円板状の回転リングと、前記回転リングの回転運動を前記ドラム半径方向に沿った直線運動に変換する複数のリンク部とを含み、
    前記各リンク部は、前記各アーム本体に連結されていることを特徴とする空気入りタイヤの製造装置。
  2. トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至る本体部と、この本体部に連なりかつ前記ビードコアの廻りでタイヤ軸方向外側から内側に折り返された折返し部とを有するカーカスプライを含む空気入りタイヤを製造するための方法であって、
    円筒状の成形ドラムの外周面かつ該成形ドラムの軸方向端縁から内側に控えた位置にビードコアを配設するコア配設工程と、
    該ビードコアの外側かつ該ビードコアから軸方向外側にはみ出してシート状のカーカスプライを巻き付けて円筒状のカーカスプライを形成するプライ巻回工程と、
    前記円筒状のカーカスプライの外周面を、前記本体部の任意の位置から軸方向外側に向かってビードコアまでローラで押圧する第1工程と、
    前記第1工程の後、前記成形ドラムの両側の端部領域を縮径させることにより、前記円筒状のカーカスプライの内周面側かつ前記折返し部が形成される領域に前記ローラが挿入可能な空間を形成するドラム縮径工程と、
    前記ローラをビードコアに沿って向き変えし前記空間内を軸方向内側に移動させることにより前記ビードコアからはみ出したカーカスプライのはみ出し部を前記本体部の内周面側に折り返す第2工程とを含み、
    前記第1工程及び前記第2工程では、軸方向外側端が揺動可能に枢着された複数本のアーム本体と、各アーム本体の軸方向内側端に回転自在に枢着されたローラとを含む揺動アームを、円板状の回転リングと、前記回転リングと前記各アーム本体に連結されかつ前記回転リングの回転運動をドラム半径方向に沿った直線運動に変換する複数のリンク部とを含むアーム移動具により揺動し、前記カーカスプライを押圧することを特徴とする空気入りタイヤの製造方法。
  3. 前記ビードコアは、コアの周りに複数本のシースワイヤが螺旋状に巻き付けられたケーブルビードである請求項2記載の空気入りタイヤの製造方法。
  4. 前記カーカスプライは、スチールコードプライである請求項2又は3記載の空気入りタイヤの製造方法。
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