JP4510907B2 - タイヤ部材の成形ドラム - Google Patents

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    • B29D30/24Drums
    • B29D30/26Accessories or details, e.g. membranes, transfer rings
    • B29D2030/2657Radially expandable and contractable drum comprising a set of circumferentially arranged rigid elements, e.g. fingers or arms

Description

本発明は、トレッドゴム、インナーライナー及び/又はサイドウォールゴムなどのリング状のタイヤ部材を精度良く成形するのに役立つ成形ドラムに関する。
例えば、図6に示されるように、略円筒状のドラム外周面Oを具え、そこに空気入りタイヤのベルトプライ又はバンドプライ等の帯状のタイヤ材料を巻回して、リング状のトレッド補強層B(タイヤ部材)を成形する成形ドラムa1が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また近年では、前記成形ドラムa1上に、未加硫のリボン状のゴムストリップsを、周方向に螺旋状に巻き重ねてトレッドゴムやインナーライナー、サイドウォールゴム、さらにはチェーファーゴムを成形すること(以下、このような工程を「ストリップワインド工程」と呼ぶことがある。)も行われている。このストリップワインド工程では、ゴムストリップsの一端が成形ドラムa1上(又はトレッド補強層B上)に固着され、その後、成形ドラムa1を回転させるとともにゴムストリップsの軸方向の位置を変えながら所定の断面形状のタイヤ部材(ゴム部材)が成形される。なお、ゴムストリップsは、成形ドラムa1側に軽く付勢されたローラrによって押圧される。
また、一般的な成形ドラムの構造としては、例えば図7に示されるように、該成形ドラムa1の中心軸fからドラム半径方向に放射状にのびる複数のアームbと、該アームbに固着されるとともに周方向に並ぶことにより略円筒状のドラム外周面Oを形成する均等割りされた複数個の弓形のセグメントcとが設けられる。このような成形ドラムa1は、外径d1の状態では、セグメントcが周方向に隙間無く連続するので真円度の高いタイヤ部材を精度良く成形できる。
しかしながら、アームbを伸長して前記外径d1よりも大きい外径d2又はd3とした場合、隣り合うセグメントc、c間に隙間gが生じ、十分な真円度が確保できない。このため、このような成形ドラムa1では、複数の内径を有するタイヤ部材を精度良く成形できないという問題がある。特に、成形ドラム上に直接ゴムストリップを巻き付ける場合、成形ドラムの真円度が低いと、貼付位置がずれ易くなるなど、前記問題が顕著になる。
上記問題を解決するために、例えば図8に示されるような成形ドラムa2が提案されている。該成形ドラムa2は、セグメントcとして、周方向長さが大きい第1のセグメントc1と、周方向長さが小さい第2のセグメントc2とを含み、これらが周方向に交互に設けられている。このような成形ドラムa2では、図8において下側に示されるように、第1のセグメントc1のみを周方向に連ねて外径d1の小径状態が得られる一方、図8において上側に示されるように、第1及び第2のセグメントc1、c2を交互に連ねて外径d2の拡径状態を得ることができる。いずれの状態でもセグメント間の隙間を比較的小さくできる。従って、この成形ドラムa2では、内径が異なる2種類のタイヤ部材を成形することが可能になる。
特開平6−344465号公報
しかしながら、前記成形ドラムa2においても、小さいながらもセグメント間に隙間が生じるため、改善の余地があった。
また、第1のセグメントc1のみを用いて外径d1の小径状態を得た場合、ドラム外周面Oの分割数が拡径状態のときの半分に減り、その真円度が低下してトレッド補強層Bの成形精度を悪化させるおそれがある。特に、このような真円度の低い小径状態では、ストリップワインド工程において、ゴムストリップsを押圧するローラrが成形ドラムの凹凸によって頻繁に上下に飛び跳ね、十分にゴムストリップを押圧できないなど、ゴム部材の成形精度を悪化させるおそれもあった。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、各セグメントを、セグメント移動手段によって拡縮移動する主セグメント片と、該主セグメント片のドラム周方向の一方側の側縁に片持ち状かつドラム軸方向に沿った軸線回りで屈曲可能に枢着された屈曲セグメント片とを含んで構成し、しかも各屈曲セグメント片の自由端側の端部分を隣り合う主セグメント片の外面に載置させるとともに、該屈曲セグメント片をドラム半径方向内側へ付勢する付勢手段を設けることを基本として、径を異ならせてもセグメント間の隙間が生じるのを防ぎ、真円度を高く維持して複数種類の径を有するトレッド補強層、サイドウォールゴム、インナーライナーゴム又はチェーファーゴムといったタイヤ部材を精度良く成形するのに役立つ成形ドラムを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、略円筒状のドラム外周面にタイヤの材料を巻回してリング状のタイヤ部材を成形するタイヤ部材の成形ドラムであって、回転可能に支持された中心軸と、前記中心軸の周りに並べられて前記ドラム外周面を構成する複数のセグメントと、前記セグメントを前記中心軸に対してドラム半径方向に拡縮移動させるセグメント移動手段とを含み、前記各セグメントは、前記セグメント移動手段によってドラム半径方向に移動する主セグメント片と、該主セグメント片のドラム周方向の一方側の側縁に片持ち状かつドラム軸方向に沿った軸線回りで屈曲可能に枢着された屈曲セグメント片とを含み、かつ前記各屈曲セグメント片の自由端側の端部分は、該自由端側で隣り合う主セグメント片の外面に重なりを有して載置されるとともに、該屈曲セグメント片をドラム半径方向内側へ付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記主セグメント片の外面は、タイヤ部材が巻回される前記ドラム外周面の一部をなす基準面と、前記基準面よりも小さい外径を有する屈曲セグメント片支持用の載置面とを含む請求項1記載のタイヤ部材の成形ドラムである。
また請求項3記載の発明は、前記各セグメントは、前記主セグメント片と前記屈曲セグメント片との重なりを維持しつつ、前記主セグメント片の外側面と前記屈曲セグメント片の外側面とが実質的に同一外径で連続する基準外径状態と、該基準外径状態よりも外径が2インチ大きい2インチ拡径状態との間を少なくとも拡縮移動する請求項1又は2記載のタイヤ部材の成形ドラムである。
また請求項4記載の発明は、前記セグメントは、タイヤ周方向に均等に配されるとともに、下式(1)を満たす請求項1又は2記載のタイヤ部材の成形ドラム。
Ls>50.8π/n …(1)
ただし、πは円周率、nはドラム1個当たりの総セグメント数、Lsは前記主セグメント片の外側面と前記屈曲セグメント片の外側面とが実質的に同一外径で連続する基準外径状態での周方向重なり長さ(mm)である。
請求項1記載の発明では、各セグメントは、セグメント移動手段によってドラム半径方向に移動する主セグメント片と、該主セグメント片のドラム周方向の一方側の側縁に片持ち状かつドラム軸方向に沿った軸線回りで屈曲可能に枢着された屈曲セグメント片とを含み、かつ各屈曲セグメント片の自由端側の端部分は、該自由端側で隣り合う他のセグメントの主セグメント片の外面に重なりを有して載置される。しかも、屈曲セグメント片は、付勢手段によりドラム半径方向内側へ付勢される。このような成形ドラムでは、主セグメント片を拡径した場合でも、屈曲セグメント片と主セグメント片との重なりによってセグメント間に隙間が生じるのを防止しうる。特に、屈曲セグメント片は、付勢手段によって、ドラム半径方向内側へと付勢されるため、該屈曲セグメント片の自由端側で隣り合う主セグメント片と接触しかつその径変化に追随して屈曲する。このため、セグメントのドラム外周面の真円度の低下を防止できる。また、請求項1の成形ドラムでは、ドラム外周面の分割数が、拡径時及び縮径時で実質的に変わらない。従って、拡径時及び縮径時の両状態において、成形ドラムの真円度を向上させることが可能である。よって、精度良く、例えばストリップワインド工法を行うことができる。
また、請求項2記載の発明のように、主セグメント片の外面が、ドラム外周面の一部をなす基準面と、基準面よりも小さい外径を有する屈曲セグメント片支持用の載置面とを含む場合には、主セグメント片に載置される屈曲セグメント片の浮き上がりを防ぐことができる。これは、ドラム外周面を滑らかに連続させ、その真円度を向上させるのに役立つ。
なお、インチ数が異なる複数種のタイヤを成形するためには、少なくとも内径が2インチ程度異なるタイヤ部材を成形する必要がある。従って、請求項3又は4記載の発明のように、各セグメントが、主セグメント片と屈曲セグメント片との重なりを維持しつつ、主セグメント片の外側面と屈曲セグメント片の外側面とが実質的に同一の半径で連続する基準外径状態と、該基準外径状態よりも外径が2インチ大きい2インチ拡径状態との間を少なくとも拡縮移動しうるときには、異なるタイヤサイズのタイヤ部材を、真円度を維持して精度良く成形できる。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は本実施形態の成形ドラム1の部分断面図、図2はその要部拡大図、図3は図2のA−A部分拡大端面図をそれぞれ示す。図において、成形ドラム1は、本体フレーム2と、該本体フレーム2に設けられた軸受B1、B2で回転自在かつ片持ち状に支持された水平な中心軸3と、該中心軸3で支持された略円筒状のドラム外周面Oを有するドラム本体4とを含む。なお、本明細書では、図1におけるドラム本体4側(右側)を一端側S1とし、その反対側を他端側S2として説明する。
前記本体フレーム2は、一端側S1に配されかつ軸受B1を有する第1の側壁部2Aと、その他端側S2に距離を隔てて配されかつ軸受B1と同軸状に設けられた軸受B2を有する第2の側壁部2Bと、該第1、第2の側壁部2A、2Bの上端間に配された上板部2Cとを含む。該本体フレーム2は、例えば図示しない床面に固定されることにより、ドラム本体4の重量を支持できる。
前記中心軸3は、本実施形態では、内部に空所を具えた円筒状をなし、前記空所には、ドラム本体4に供給するための高圧空気が流れる空気パイプ5が挿入されている。該空気パイプ5の他端側S2の端部5aには、例えばコンプレッサー等から高圧空気が供給される。また、空気パイプ5の一端側S1の端部には、1ないし複数の接続口を有する分岐ポート5bが設けられ、図示しないホースを介して必要な箇所に高圧空気が供給される。例えば、前記高圧空気は、各種の部品や機構を駆動させる駆動エネルギーとして用いられる他、ドラム外周面Oとその上に成形されたタイヤ部材との間に供給され、該タイヤ部材をドラム外周面から剥離させる際に用いられる。
また、中心軸3は、軸受B2から他端側S2にはみ出すとともに、そこにはプーリ11が固着される。また、プーリ11には、ベルト6を介して第1の電動機(図示省略)のトルクが伝達される。従って、第1の電動機を駆動させることにより、中心軸3を水平軸周りで回転させることができる。
前記ドラム本体4は、前記中心軸3の周りでドラム周方向に並べられることにより略円筒状のドラム外周面Oを構成する複数のセグメント7と、該セグメント7を前記中心軸3に対してドラム半径方向に拡縮移動させるセグメント移動手段とを含んで構成される。
前記セグメント移動手段は、中心軸3に設けられた軸方向にのびる長孔状の案内溝12と、中心軸3の内部を軸方向に摺動しうるスライド筒13と、該スライド筒13に固着されるとともに前記案内溝12から外方に突出する突片14と、該突片14にスライドリング27(図2に示す)を介して連結されたリンク部26と、前記スライド筒13を軸方向にスライドさせる駆動部23とを含んで構成される。
前記案内溝12は、本実施形態では、中心軸3のセグメント7の内方をのびる部分に設けられ、一端側S1に形成される第1の案内溝12Aと、他端側S2に形成される第2の案内溝12Bとの一対からなる。各案内溝12A、12Bは、それぞれ中心軸3を貫通している。なお、案内溝12A、12Bは、突片14のスライドを許容するよう該突片14よりも僅かに大きい溝幅で形成される。
前記スライド筒13は、本実施形態では円筒状をなし、中心軸3の内周面と空気パイプ5の外周面との間で軸方向に摺動自在に配されている。
前記突片14は、第1の案内溝12Aから突出する第1の突片14Aと、第2の案内溝12Bから突出する第2の突片14Bとを含む。各突片14A、14Bには、中心軸3の外周面に外嵌挿入されかつ軸方向に摺動しうるスライドリング27が固着されている。従って、各突片14A、14B及びスライドリング27は、いずれもスライド筒13と一体となって軸方向に移動しうる。また、第2の突片14Bの他端側S2には、前記中心軸3の外周面を囲むリング状のフランジ片Fが固着されている。該フランジ片Fの内径は、中心軸3の外径よりも大きく形成される。従って、このフランジ片Fも、中心軸3と干渉することなくスライド筒13と一体となって移動できる。なお、中心軸3の回転により、案内溝12の溝壁面で突片14にトルクが伝えられるので、該突片14、スライド筒13及びフランジ片Fは、中心軸3とともに回転しうる。
前記リンク部26は、第1の突片14A及び第2の突片14Bにそれぞれ連結される第1のリンク部26A及び第2のリンク部26Bを含む。各リンク部26A、26Bは、それぞれ長尺な主リンク28aと、該主リンク28aよりも短尺な補助リンク28bとを含む。
前記主リンク28aは、ドラム半径方向内側の一端が前記スライドリング27に、ドラム半径方向外側の他端がセグメント7の内周面側のベース部25にそれぞれ回動自在にピン29にて枢着される。また、補助リンク28bは、主リンク28aの1/2の有効リンク長を有し、そのドラム半径方向内側の一端が中心軸3に固着された固定突片30に、またドラム半径方向外側の他端が主リンク28aの有効リンク長の中間位置にそれぞれ回動自在に枢着されている。
本実施形態において、各主リンク28aは、ドラム半径方向外側に向かって他端側S2から一端側S1に傾斜して設けられる一方、補助リンク28bは、主リンク28aとは逆向きの傾斜で設けられる。このようなリンク部26は、主リンク28aを立ち上げる向きに傾動させることにより、セグメント7をドラム半径方向外側に押し上げドラム外周面Oを拡径させる一方、主リンク28aを寝かせる向きに傾動させることにより、セグメント7をドラム半径方向内側へと引き込みドラム外周面Oを縮径させ得る。
前記駆動部23は、図示しない第2の電動機から得られる回転運動を水平な直線運動に変換する運動変換手段15と、該運動変換手段15に連結されたロッド部材16と、該ロッド部材16と前記フランジ片Fとの間を連結する連結部17とを含む。
前記運動変換手段15は、第2の側壁部2Bから一端側S1にのびかつネジ溝18Aが形成された水平なネジ軸18と、該ネジ軸18に螺合するボールナット部19と、該ボールナット部19に固着されるとともに、中心軸3が通る貫通孔20Aを有する移動枠20とを含んで構成される。
前記ネジ軸18は、その他端側S2が第2の側壁部2Bに設けた軸受B3によって回動可能に支持される。また、このネジ軸18には、スプロケット22及びチェーン21を介して図示しない第2の電動機のトルクが伝えられる。
前記移動枠20は、例えば上板部2C側に向かってのびるとともに、その略中心部には、中心軸3を通過させる貫通孔20Aが設けられている。
前記ロッド部材16は、その他端側S2の端部16aが移動枠20に固着されるとともに、一端側S1の端部16bは、第2の側壁部2Aに設けられた直動軸受24によって水平軸方向にのみ摺動可能に支持されてドラム本体4側へとのびている。
前記連結部17は、前記中心軸3を通す貫通孔17Hを有する円盤状の側板17aと、該側板17aに固着された円筒状の外筒部17bと、この外筒部17bに軸受17cを介して内挿されることにより外筒部17bとは独立して回動しうる内筒部17dと、該内筒部17dと前記フランジ片Fとの間を連結する継ぎ筒17eとを含んで構成される。また、前記側板17aには、前記ロッド部材16の端部16bが固着される。
以上のような駆動部23の作用について説明する。
図示しない第2の電動機を駆動させることにより、そのトルクは、チェーン21、スプロケット22及びネジ軸18に伝えられこれらを回転させる。移動枠20によって回転が規制されたボールナット部19は、ネジ軸18の回転によって軸方向に移動し、移動枠20、ロッド部材16及び連結部17を介して突片14及びスライド筒13を軸方向に移動させ得る。そして、例えば、スライド筒13を一端側S1へ移動させることにより、主リンク28aを立ち上げる向きに傾動でき、ひいてはセグメント7を拡径できる。逆に、スライド筒13を他端側S2へ移動させることにより、主リンク28aを寝かせる向きに傾動させ、セグメント7を縮径できる。なお、スライド筒13の移動の向きは、第2の電動機の回転方向を制御することにより行われる。また、第1の電動機を駆動して中心軸3を回転させると、突片14、リンク部26を介してドラム本体4を中心軸3とともに回転させることができる。この際、軸受17cによって、側板17aやロッド部材16を回転させることはない。
図3及び図4に示されるように、略円筒状のドラム外周面Oは、複数個のセグメント7が中心軸3の周りに並べられることにより形成される。本実施形態では、12個のセグメント7が周方向にかつ均等に並べられる(換言すれば、各セグメント7は同一形状を有している。)。
また、各セグメント7は、セグメント移動手段によってドラム半径方向に移動させられる主セグメント片8と、該主セグメント片8のドラム周方向の一方側の側縁8aに、ドラム軸方向に沿った軸線回りで屈曲可能かつ片持ち状に枢着された屈曲セグメント片9とから構成される。換言すれば、本実施形態のドラム外周面Oは、12個の主セグメント片8と、12個の屈曲セグメント片9とが交互に配されて構成される。
前記主セグメント片8は、所定の軸方向長さを有するとともに、中心軸3に沿った軸線周りで湾曲する円弧状の金属材料で構成される。本実施形態では、主セグメント片8の内側面8iに、基板25a及びリンク取付部25bからなるベース部25が、例えばボルト35にて固着される。また、ベース部25には、セグメント移動手段の主リンク28aが枢着されるのは上述の通りである。従って、主セグメント片8は、主リンク28aの傾動(セグメント移動手段)によりドラム半径方向に直接的に移動させられる。
前記屈曲セグメント片9は、主セグメント片8と実質的に等しい軸方向長さを有するとともに、中心軸3に沿った軸線周り湾曲する円弧状の金属材料で構成される。また、屈曲セグメント片9は、主セグメント片8の一方側の側縁8aに、本実施形態では、ドラム軸方向に沿った軸線回りで開閉可能な蝶番31を介して連結される。前記蝶番31は、主セグメント片8及び屈曲セグメント片9の各内側面8i、9iに跨って固着される。これにより、屈曲セグメント片9は、主セグメント片8と連結され、主セグメント片8に引っ張られて半径方向に移動できる。
また、図3に示されるように、各屈曲セグメント片9の自由端側の端部分9fは、隣り合う他のセグメント7の主セグメント片8の外面に重なり(周方向の重なり長さ)を有して載置されるとともに、該屈曲セグメント片9をドラム半径方向内側へ付勢する付勢手段10が設けられる。
本実施形態において、主セグメント片8の外側面8oは、ドラム外周面Oの一部をなす円弧面からなる基準面8o1と、該基準面8o1よりも小さい外径の円弧面からなる屈曲セグメント片支持用の載置面8o2とを含んで構成されている。これによって、図3に示されるように、主セグメント片8に載置される屈曲セグメント片9が、主セグメント片8から過度に浮き上がるのを防止し、より高い真円度でかつ滑らかにドラム外周面Oを連続させることができる。これは、精度良くタイヤ部材を成形するのに役立つ。
本実施形態では、基準面8o1の半径R1aと、載置面8o2の半径R1bとの差(R1a−R1b)が、載置面8o2に載置される屈曲セグメント片9の厚さtと実質的に等しく設定されている。また、屈曲セグメント片9の外側面9oの半径(曲率半径)R2は、前記基準面8o1の半径R1aと等しく設定される(R1a=R2)。さらに、図3に示されるように、主セグメント片8と屈曲セグメント片9の自由端側の端部分9fとを重ねたときに、それらの外周面が隙間無くかつ連続するように、載置面8o2の形状及び自由端側の端部分9fの断面形状を定められる。換言すれば、主セグメント片8の基準面8o1から屈曲セグメント片9の自由端側の端部の断面を切り欠くことによって、載置面8o2の輪郭を定めることができる。これらによって、ドラム外周面Oの真円度をより一層向上させることができる。
なお、図3には、ドラム外周面Oの半径Dsが、主セグメント片8の基準面8o1の曲率半径R1a(即ち、屈曲セグメント片9の外側面9oの曲率半径R2)をなす基準外径状態が示されている。
本実施形態の付勢手段10は、主セグメント片8の内側面8iからドラム半径方向内側へ突出形成された突軸10Aと、前記屈曲セグメント片9の内側面9iからドラム半径方向内側に突出形成された突軸10Bと、これらの突軸10A、10B間に架け渡され両軸を互いに接近する向きに付勢するコイルばね10Cとから構成されている。
以上のように構成された成形ドラム1では、図5に示されるように、セグメント移動手段によって各主セグメント片8をドラム半径方向に移動させ、ドラム外周面Oを半径Dsの基準外径状態ST1から半径Dmの拡径状態まで拡大させた場合でも、主セグメント片8と屈曲セグメント片9との重なりが維持されセグメント7間に隙間が生じるのを防ぐ。これは、ドラム外周面Oの真円度の悪化を防止できる。なお、本実施形態の成形ドラム1では、ドラム外周面Oの拡径につれて、屈曲セグメント片9と主セグメント片8との重なり長さLは小さくなり、ドラム外周面Oの表面には窪みEが生じる。しかし、この窪みEは、主セグメント片8の載置面8o2によって有底状をなすため、そこに巻き付けられているタイヤ部材が過度に半径方向内側へ変形するといった不具合を防止できる点で好ましい。
また、拡径状態ST2において、ドラム外周面Oの半径Dmは、各セグメント片8、9の外側面の曲率半径R1a、R2よりも大きいので完全な真円にはならない。しかし、屈曲セグメント片9は、主セグメント片8に対して屈曲できかつ付勢手段10でドラム半径方向内側へと付勢されるので、その自由端側で隣り合う主セグメント片8の径変化に追随して屈曲変形し、ドラム外周面Oが凹凸化するのを極力減じる。これにより、ドラム外周面Oの真円度の低下がより確実に防止できる。さらに、本実施形態の成形ドラム1では、ドラム外周面Oの分割数が、ドラム外周面Oの外径を変化させても実質的に変化しない。従って、拡径時及び縮径時の両状態において、ドラム外周面Oの真円度を向上できる。なお、ドラム外周面Oに巻き付けられたトレッド補強層などは、例えばリンク部28が互いに干渉しない程度まで主セグメント片8と屈曲セグメント片9との重なり長さを大きくし、最小径状態ST0として容易に取り外すことができる。
また、インチ数が異なる複数種のタイヤを成形するためには、少なくとも内径が2インチ程度異なるタイヤ部材を成形する必要がある。従って、1台の成形ドラム1でこのようなタイヤ部材を成形するために、主セグメント片8と屈曲セグメント片9との重なりを維持しつつ、前記基準外径状態ST1と、該基準外径状態ST1よりも外径が2インチ大きい2インチ拡径状態との間を少なくとも拡縮移動させるのが好ましい。これにより、異なるタイヤサイズのトレッド補強層を、真円度を高く維持して精度良く成形できる。
具体的に述べると、円筒物の直径が2インチ増加すると、その周方向長さは2πインチ、即ち50.8π(mm)増加する。他方、ドラム1個当たりの総セグメント数をn、基準外径状態における主セグメント片8と屈曲セグメント片9との重なり長さをLs(mm)とすると、重なり長さの総和はLs・n(mm)となる。従って、主セグメント片8と屈曲セグメント片9との重なりを維持しつつ、基準外径状態ST1と2インチ拡径状態との間を少なくとも拡縮移動させるためには、下式を満足させれば良い。
Ls>50.8π/n …(1)
以上、本発明の特に好ましい形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施し得る。例えば、本実施形態の付勢手段10では、突軸10A、10Bにコイルばね10Cを架け渡すことにより構成されているが、このような態様に代えて、例えば板バネを用いて主セグメント片8と屈曲セグメント片9とを連結しても良いし、さらには蝶番31にばねを組み入れたバネ蝶番などを用いても良い。
本実施形態のタイヤ部材の成形ドラムの部分断面図である。 そのドラムの拡大断面図である。 図2のA−A部分拡大端面図である セグメントの要部斜視図である。 セグメントの各縮径状態を示す部分断面図である。 ドラム外周面の拡縮状態を示す部分断面図である。 従来の成形ドラムを示す部分断面図である。 従来の成形ドラムを示す部分断面図である。
符号の説明
1 成形ドラム
3 中心軸
4 ドラム本体
7 セグメント
8 主セグメント片
8a 主セグメント片の側縁
9 屈曲セグメント片
9f 屈曲セグメント片の自由端側の端部分
10 付勢手段
O ドラム外周面

Claims (4)

  1. 略円筒状のドラム外周面にタイヤの材料を巻回してリング状のタイヤ部材を成形するタイヤ部材の成形ドラムであって、
    回転可能に支持された中心軸と、
    前記中心軸の周りに並べられて前記ドラム外周面を構成する複数のセグメントと、
    前記セグメントを前記中心軸に対してドラム半径方向に拡縮移動させるセグメント移動手段とを含み、
    前記各セグメントは、前記セグメント移動手段によってドラム半径方向に移動する主セグメント片と、該主セグメント片のドラム周方向の一方側の側縁に片持ち状かつドラム軸方向に沿った軸線回りで屈曲可能に枢着された屈曲セグメント片とを含み、かつ
    前記各屈曲セグメント片の自由端側の端部分は、該自由端側で隣り合う主セグメント片の外面に重なりを有して載置されるとともに、
    該屈曲セグメント片をドラム半径方向内側へ付勢する付勢手段を設けたことを特徴とするタイヤ部材の成形ドラム。
  2. 前記主セグメント片の外面は、タイヤ部材が巻回される前記ドラム外周面の一部をなす基準面と、前記基準面よりも小さい外径を有する屈曲セグメント片支持用の載置面とを含む請求項1記載のタイヤ部材の成形ドラム。
  3. 前記各セグメントは、前記主セグメント片と前記屈曲セグメント片との重なりを維持しつつ、前記主セグメント片の外側面と前記屈曲セグメント片の外側面とが実質的に同一外径で連続する基準外径状態と、該基準外径状態よりも外径が2インチ大きい2インチ拡径状態との間を少なくとも拡縮移動する請求項1又は2記載のタイヤ部材の成形ドラム。
  4. 前記セグメントは、タイヤ周方向に均等に配されるとともに、下式(1)を満たす請求項1又は2記載のタイヤ部材の成形ドラム。
    Ls>50.8π/n …(1)
    (ただし、πは円周率、nはドラム1個当たりの総セグメント数、Lsは前記主セグメント片の外側面と前記屈曲セグメント片の外側面とが実質的に同一外径で連続する基準外径状態での周方向重なり長さ(mm)である。)
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