JP5513550B2 - フリル付き織布 - Google Patents

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Description

本発明は、フリル付きスカートやフリルつきブラウス等の製造に用いるフリル付き織布に関する。
従来のこの種のフリル付き織布として、例えば下記特許文献1に示されるものがある。
図5は特許文献1に示される従来のフリル付き織布の要部側面図、図6はその斜視図で、図において1はベース布部、2はフリル布部、3は接結部、4は連結部であり、これらベース布部1、フリル布部2、接結部3、及び連結部4は、ジャカード織機やドビー織機等の織布製造装置によりにより連続的かつ一体的に織り上げられている。
ここで、ベース布部1はスカートやブラウス等のベースとなる布部であり、またフリル布部2は飾りのフリルとなる布部で、このフリル布部2はベース布部1と二重の関係になるように必要な段数(枚数)だけベース布部1の表側に設けられる。
接結部3はベース布部1とフリル布部2を重ね織りにした部分で、この接結部3によりフリル布部2の一端はベース布部1に結合されている。また、接結部3には横糸に収縮性を有する糸としてウレタン糸が用いられている。このウレタン糸は伸ばして糊で固めたものが用いられ、横糸として織り込んだ後、糊を洗い落とすことで接結部3を収縮させることによりベース布部1及び各フリル布部2の接結部3側の部分に均等な間隔でギャザー5を作り出している。
連結部4は経糸のみで作られる部分であって、フリル布部2の接結部3と反対側の端部(以下先端)からベース布部1を貫通して隣接する次段(下段)の接結部3に連結するように設けられており、ベース布部1の裏側で弛みを持たせて鋏等の切断具が差し込めるようにしている。
図7はフリルを完成させる工程を示す要部側面図、図8はその斜視図で、上記のように織り上げたフリル付き織布の連結部4をベース布部1の裏側で弛みを持たせた部分に鋏等の切断具を差し込んで切断する。そして、切断後、フリル布部2を持ち上げると、図7及び図8に示したようにフリル布部2の先端はベース布部1から離れるので、フリル布部2の先端のほつれを防止するため、メローロック等の加工を施すことで、フリルが完成する。尚、接結部3側には連結部4の経糸が残るが、接結部3は重ね織により固く織り上げられているので、接結部3にほつれが生じる心配はない。
このようにしてフリルを完成させたフリル付き織布は、縫製によりフリル付きスカートを容易に製造することができる他、このフリル付き織布を利用することで胴部や袖にフリルのついたブラウス等の衣装を製造することも可能であり、更にフリルつきの装飾品、小物等の製造に用いることができる。
特許第4598885号公報
しかしながら、上述した従来の技術においては、フリル付きスカートやブラウス等の製品としたとき、接結部3が表に出てしまうため、布地の色や絵柄によっては見栄えが悪くなるという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明のフリル付き織布は、ベース布部と、このベース布部と二重の関係になるように必要な段数だけ前記ベース布部の表側に設けられるフリル布部と、前記ベース布部と前記フリル布部の一端を重ね織りにより結合した接結部と、経糸のみで作られ前記フリル布部の前記接結部と反対側の先端に設けられる連結部とを有し、各フリル布部の長さを次段の接結部3を覆える長さとし、各フリル布部の先端に設けられる連結部は次段のフリル布部の上から当該フリル布部と前記ベース布部を貫通して次段の次の接結部の一端に連結するように設けたことを特徴とする。
このようにした本発明は、連結部を切断し、フリル布部を持ち上げてベース布部から離した後、フリル布部の先端のほつれを防止するためのメローロック等の加工を施すことでフリルを完成させたとき、接結部がフリルの下に隠れるので、美観性を向上させることができるという効果が得られる。
第1の実施例を示す要部側面図 第1の実施例を示す要部斜視図 第1の実施例のフリルを完成させる工程を示す要部側面図 第1の実施例のフリルを完成させる工程を示す要部斜視図 従来例を示す要部側面図 従来例を示す要部斜視図 従来例のフリルを完成させる工程を示す要部側面図 従来例のフリルを完成させる工程を示す要部斜視図
以下、図面を参照して本発明によるフリル付き織布の実施例を説明する。
図1は第1の実施例を示す要部側面図、図2は第1の実施例を示す要部斜視図で、図において1はベース布部、2はフリル布部、3は接結部、4は連結部であり、これらは基本的には従来と同様のものであるので、同一の符号で示している。また、ベース布部1、フリル布部2、接結部3、及び連結部4は、ジャカード織機やドビー織機等の織布製造装置により連続的かつ一体的に織り上げられていることも、従来と同様であるが、本実施例では、フリル布部2と連結部4を以下のように形成している。
すなわち、フリル布部2はベース布部1と二重の関係になるように必要な段数(枚数)だけベース布部1の表側に設け、各フリル布部2の一端はベース布部1に結合して接結部3とするが、本実施例では、各フリル布部2の長さを次段(下段)の接結部3を覆える長さとし、各フリル布部2の先端に経糸のみで作られる連結部4は次段のフリル布部2の上から当該フリル布部2とベース布部1を貫通して次段の次の接結部3の一端に連結するように設けたものとしている。
尚、接結部3は、ベース布部1の裏側で弛みを持たせて鋏等の切断具が差し込めるようにしていることは従来と同様である。また、接結部3には横糸に収縮性を有する糸としてウレタン糸が用いられており、このウレタン糸は伸ばして糊で固めたものが用いられ、横糸として織り込んだ後、糊を洗い落とすことで接結部3を収縮させることによりベース布部1及び各フリル布部2の接結部3側の部分に均等な間隔でギャザー5(図6、図8参照)を作り出していることも従来と同様である。
図3はフリルを完成させる工程を示す要部側面図、図4はその要部斜視図で、上記のように織り上げたフリル付き織布の連結部4をベース布部1の裏側で弛みを持たせた部分に鋏等の切断具を差し込んで切断する。そして切断後、フリル布部2を持ち上げると、図3及び図4に示したようにフリル布部2の先端はベース布部1から離れるので、フリル布部2の先端のほつれを防止するため、メローロック等の加工を施すことで、フリルが完成するが、各フリル布部2の長さを次段(下段)の接結部3を覆える長さとしているため、フリル完成後の製品では接結部3がフリルの下に隠れることになる。
尚、接結部3側には連結部4の経糸が残るが、接結部3は重ね織により固く織り上げられているので、接結部3にほつれが生じる心配はない。
このようにしてフリルを完成させたフリル付き織布は、縫製によりフリル付きスカートを容易に製造することができる他、このフリル付き織布を利用することで胴部や袖にフリルのついたブラウス等の衣装を製造することも可能であり、更にフリルつきの装飾品、小物等の製造に用いることができる。
以上説明したように第1の実施例によるフリル付き織布は、ベース布部1と、このベース布部1と二重の関係になるように必要な段数(枚数)だけベース布部1の表側に設けられるフリル布部2と、ベース布部1とフリル布部2を重ね織りにより結合した接結部3と、経糸のみで作られフリル布部2の接結部3と反対側の先端に設けられる連結部4とを連続的かつ一体的に織り上げるものとして、各フリル布部2の長さを次段の接結部3を覆える長さとし、各フリル布部2の先端に設けられる連結部4は次段のフリル布部2の上から当該フリル布部2とベース布部1を貫通して次段の次の接結部3の一端に連結するように設けた構成としているため、連結部4を切断し、フリル布部2を持ち上げてベース布部1から離した後、フリル布部2の先端のほつれを防止するためのメローロック等の加工を施すことでフリルを完成させたとき、接結部3がフリルの下に隠れることになり、そのため美観性を向上させることができるという効果が得られる。
また、フリル布部2、接結部3、及び連結部4は、例えばスカートを製造する場合、スカートのウエストから裾までのベース布部1をジャカード織りにより織り上げる一連の過程でベース布部1と共に織り込むことができるので、極めて容易にフリル付き織布を製造することができるという効果も得られる。
1 ベース布部
2 フリル布部
3 接結部
4 連結部

Claims (1)

  1. ベース布部と、このベース布部と二重の関係になるように必要な段数だけ前記ベース布部の表側に設けられるフリル布部と、前記ベース布部と前記フリル布部の一端を重ね織りにより結合した接結部と、経糸のみで作られ前記フリル布部の前記接結部と反対側の先端に設けられる連結部とを有し、
    各フリル布部の長さを次段の接結部を覆える長さとし、各フリル布部の先端に設けられる連結部は次段のフリル布部の上から当該フリル布部と前記ベース布部を貫通して次段の次の接結部の一端に連結するように設けたことを特徴とするフリル付き織布。
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