JP5513007B2 - 遊技場用管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、従業員による認証操作に応じて計数を許可した場合に、遊技者が遊技により獲得した遊技媒体数を計算することが可能な遊技場用管理システムに関する。
計数時における不正を抑制するため、従業員のIDを読取らせることで計数作業を可能とし、計数作業を行った従業員を特定する技術が公開されている(例えば特許文献1参照)。
特開2004−141643号公報
上記した特許文献1に記載した技術では、計数機に対して不正な計数値を入力する等の不正を抑制することは可能であるが、遊技者が遊技により不正に獲得した遊技媒体数を計算する場合に、その不正を見抜くことは困難であり、又、従業員自らが不正を行うこともある。しかしながら、何れの不正にも対応しようとすると、計数作業に時間がかかり、営業形態や時間帯によっては好ましくないことも多い。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技者が遊技により獲得した遊技媒体数を計算する場合に、不正の抑制を図りつつ迅速な対応を可能とする遊技場用管理システムを提供することにある。
請求項1に記載した発明は、貸出遊技媒体数を特定可能な売上信号、使用遊技媒体数を特定可能な使用遊技媒体信号及び払出遊技媒体数を特定可能な払出遊技媒体信号に基づいて各遊技機における遊技媒体数の差である持遊技媒体数を特定する持遊技媒体特定手段と、前記持遊技媒体数を各遊技機の識別情報と対応付けて記憶する記憶手段と、従業員による認証操作に応じて計数を許可する計数許可手段と、前記計数許可手段が計数を許可した場合に遊技者が遊技により獲得した遊技媒体数を計数することが可能な計数手段と、遊技機の識別情報を入力するための入力操作手段と、前記入力操作手段により遊技機の識別情報が入力された場合に前記記憶手段が当該識別情報と対応付けて記憶した前記持遊技媒体数と前記計数手段が計数した遊技媒体数とを照合する照合手段と、前記照合手段が照合した結果を報知する報知手段と、所定条件を満たした場合に前記計数手段が計数した遊技媒体数を記憶した記憶媒体を発行する記憶媒体発行手段と、前記計数許可手段が計数を許可したこと、当該計数の許可に加えて前記入力操作手段により遊技機の識別情報の入力操作が行われたこと、及び前記計数許可手段による計数の許可と前記入力操作手段による遊技機の識別情報の入力操作が行われた後であり、前記計数手段による計数が終了した後に従業員による所定の確定操作が行われたことのうち何れか1つを前記所定条件として選択的に設定可能な所定条件設定手段と、を備えたところに特徴を有する。
請求項1に記載した発明によれば、計数した遊技媒体数を記憶した記憶媒体を発行するための所定条件として、計数許可手段が計数を許可したこと、当該計数の許可に加えて入力操作手段により遊技機の識別情報の入力操作が行われたこと、及び計数許可手段による計数の許可と入力操作手段による遊技機の識別情報の入力操作が行われた後であり、計数手段による計数が終了した後に従業員による所定の確定操作が行われたことのうち何れか1つを選択的に設定可能に構成したので、従業員による認証操作だけを条件として精算を許可する運用形態、従業員による認証操作と遊技機の識別情報の入力操作とを条件として精算を許可する運用形態、従業員による認証操作と遊技機の識別情報の入力操作と確定操作とを条件として精算を許可する運用形態のうち何れか1つを選択的に設定することができ、遊技場の営業形態に応じて多彩なセキュリティレベルを設定することができる。又、日時・曜日・時間帯によっては混雑具合が異なるが、セキュリティレベルの設定を変更することで通常は厳重な不正対策を行う一方で混雑時にも迅速な対応を採ることができ、不正の抑制を図りつつ迅速な対応を可能とすることができる。
即ち、計数許可手段が計数を許可したことを所定条件として設定した場合であれば、計数を迅速に行うことができ、従業員の負担を軽減することができ、遊技者を長時間待機させることで不満を募らせてしまうことを回避することができる。しかしながら、持玉値と計数値との誤差値を監視しないので、遊技者が不正に獲得した遊技媒体を計数する場合に当該不正を発見することは困難である。又、計数許可手段が計数を許可したこと、及び当該計数の許可に加えて入力操作手段により遊技機の識別情報の入力操作が行われたことを所定条件として設定した場合であれば、計数後に従業員の確認操作を必要とすることなく、計数の開始から終了まで従業員が付き添わなくとも計数を行うことができ、従業員の負担を軽減することができ、更に、持玉値と計数値との誤差値を監視するので、遊技者が不正に獲得した遊技媒体を計数する場合に当該不正を発見することが可能である。しかしながら、計数中に従業員が計数機から離れた場合に遊技者が電波等により計数機に対して実際の計数値とは異なる計数値を発生させる不正を抑制することは困難である。計数許可手段による計数の許可と入力操作手段による遊技機の識別情報の入力操作が行われた後に所定の確定操作が行われたことを所定条件として設定した場合であれば、従業員が確定操作を行わなければ記憶媒体が発行されないので、従業員が計数の開始から終了まで付き添う必要があり、遊技者が電波等により計数機に対して実際の計数値とは異なる計数値を発生させる不正を抑制することができる。しかしながら、計数を完了するまでに時間がかかるため、遊技者を長時間待機させることで不満を募らせてしまうことになり、更に、上記した他の所定条件と比べて従業員を長時間拘束することになり、従業員の負担が増えてしまう問題もある。請求項1に記載した発明は、これらの所定条件におけるデメリットを最小限に抑えつつもメリットを活かすように、何れか1つを選択的に設定可能に構成したものである。
本発明の一実施形態を示す全体構成図 計数機が行うレシート発行処理を示すフローチャート 管理装置が行う信号受信処理を示すフローチャート 計数機における表示画面の遷移を示す図(その1) 計数機における表示画面の遷移を示す図(その2) 誤差状況の表示態様を示す図
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は全体構成を示す概略図である。遊技場にはパチンコ遊技機(以下、遊技機と称する)1に対応して貸出装置2が設置されている。これら遊技機1及び貸出装置2は中継装置3に接続されており、中継装置3はLAN4を介して管理装置5(本発明でいう持遊技媒体特定手段、記憶手段、所定条件設定手段)及び計数機6(本発明でいう計数許可手段、計数手段、入力操作手段、照合手段、報知手段、記憶媒体発行手段)に接続されている。尚、図1では省略しているが、数100台の遊技機1が管理装置5に接続されて管理対象となっている。
遊技機1は、所謂デジパチとしての周知の構成を有し、払出された遊技玉を受ける上部玉受皿7、上部玉受皿7から溢れた玉又は遊技者がレバー8を操作することで上部玉受皿7から落下した玉を受ける下部玉受皿9、上部玉受皿7の玉を盤面に発射するためのハンドル10が設けられている。又、遊技機1の盤面には、普図(普通図柄)入賞口11、始動口12への入賞に応じて表示図柄が変動する液晶表示部13、液晶表示部13に表示された図柄が大当たり図柄の場合に発生する大当たり時に開放する大入賞口14等が設けられている。
貸出装置2は、遊技者が貨幣を投入するための貨幣投入口15、遊技情報や残高又は遊技者が遊技により獲得した獲得玉等の各種情報を表示する表示機能及び遊技者からの入力を受付ける入力受付機能を有するタッチパネル式の液晶表示部16、遊技者が会員カード17を挿入するためのカード挿入口18、遊技者がカード挿入口18に挿入されている会員カード17を排出させるために操作する排出ボタン19が設けられている。又、遊技機1の上部玉受皿7よりやや上方の位置に玉払出口20が設けられていると共に、玉払出口20を覆うように払出ノズル21が設けられており、玉払出口20から払出された遊技玉は払出ノズル21を経由して上部玉受皿7に供給される。尚、上記したカード挿入口18の奥には予め所定枚数(例えば5枚)のカードを収納可能な収納部(ストッカ)が設けられている。
遊技機1側からは次に示す遊技信号が送信される。
アウト信号:使用玉を回収するアウトBOXから送信される信号である。回収(使用、打込)玉10玉に対して1パルスが送信されるので、アウト信号数×10を使用遊技媒体数(アウト)として特定する。尚、遊技機1から送信しても良い。本発明でいう使用遊技媒体信号である。
セーフ信号:遊技機1から送信される信号である。払出10玉に対して1パルスが送信されるので、セーフ信号数×10を払出遊技媒体数(セーフ)として特定する。尚、補給装置からの補給信号をセーフ信号としても良い。本発明でいう払出遊技媒体信号である。
始動信号:遊技機1から送信される信号である。始動口12への入賞により変動(動作)する液晶表示部13(役物)における図柄変動(役物作動、スタート処理)1回につき1パルスが送信されるので、始動信号数×1をスタートとして特定する。尚、始動口12への入賞に応じて送信される信号を大当たり抽選と見做して始動信号としても良い。
大当たり信号:遊技機1から送信される信号である。大当たり中にレベル送信される状態信号であるので、大当たり信号受信中を大当たり中として特定する。
特別状態信号:遊技機1から送信される信号である。大当たり確率が向上する確変中にレベル送信される状態信号(確変信号)である。尚、始動口12への入賞率が向上する時短中にレベル送信される状態信号(時短信号)であっても良い。
売上信号:貸出装置2から送信される信号である。遊技者に対する貸出玉25玉毎に1パルスが送信されるので、売上信号×25を売上玉として特定する。
管理装置5は、CPUからなる制御部、HDD、RAM及びROM等からなる記憶部、I/Fからなる送受信部、モニタ及びプリンタ等からなる出力部、キーボード及びマウス等からなる操作部等を備え、例えばROMに記憶されている制御プログラムにしたがって動作する。管理装置5は、遊技機1側から送信された遊技信号を受信すると、その受信した遊技信号に基づいた遊技情報を遊技機1に対して個別に付与されている遊技機ID(台番、本発明でいう遊技機の識別情報)毎に集計して集計演算値を特定する。具体的には、管理装置5は、遊技機1側から売上信号又はセーフ信号を受信した場合には当該遊技機1に対して個別に付与されている台番の持玉を加算し、一方、遊技機1側からアウト信号を受信した場合であれば当該遊技機1に対して個別に付与されている台番の持玉を減算する。持玉は「持玉=売上玉+セーフ−アウト」により計算される。
計数機6は、遊技者が遊技により獲得した獲得玉を受入する受入口を開放・閉鎖するスライドカバー22、計数情報等の各種情報を表示する表示機能及び従業員からの入力を受付ける入力受付機能を有するタッチパネル式の液晶表示部23、バーコード等の獲得玉数を特定可能な情報が印字されたレシート(本発明でいう記憶媒体)を発行するレシート発行部24、従業員が所持する従業員リモコン(図示せず)からの操作信号を受光するリモコン受光部25、従業員が所持するICカードが翳されている状態でICカードに記憶されている各種情報(従業員ID等)を読取る読取機能を有するICカードリーダ26等を備えて構成されている。この場合、スライドカバー22は受入口を閉鎖している状態(獲得玉を受入不可能な状態)では自動的にロックされた状態になり、従業員による認証操作が行われた場合に限ってロックが解除されるように構成されている。
計数機6は、CPUからなる制御部、HDD、RAM及びROM等からなる記憶部、I/Fからなる送受信部等を備え、例えばROMに記憶されている制御プログラムにしたがって動作する。計数機6は、獲得玉が受入口から受入れられると、受入口の奥に設けられている計数センサにより獲得玉を計数し、計数を終了すると、獲得玉数(計数玉数)及び精算ボタンを液晶表示部23に表示し、精算ボタンが押下された場合にレシートを発行する。レシートは図示しない交換装置(POS端末等)における景品交換処理の対象となる。尚、従業員IDはタグや生体認証等を利用して受付ける構成としても良い。
上記した構成では、管理装置5は、遊技者が遊技により獲得した獲得玉を計数機6により計数する運用形態として次に示す3つの運用形態のうち何れか1つを選択的に設定可能に構成されており、従業員は管理装置5を操作することで何れか1つの運用形態を選択的に設定可能に構成されている。
(1)従業員による認証操作だけを条件として精算を許可する運用形態
(2)従業員による認証操作と台番入力操作とを条件として精算を許可する運用形態
(3)従業員による認証操作と台番入力操作と確定操作とを条件として精算を許可する運用形態
尚、従業員が管理装置5を操作することで何れかの運用形態を設定することに限らず、従業員が営業端末(図示せず)を操作することで何れかの運用形態を設定するようにしても良い。ここで言う営業端末とは、管理装置5が複数日にわたって遊技情報を累積的に集計する機能を有するのに対し、遊技情報を随時更新することで最新の遊技情報を表示可能な機能を有する端末であり、管理装置5の負荷軽減のために役割を分散させる機能を有する端末である。
次に、上記した構成の作用について、図2乃至図6を参照して説明する。図2は計数機6が本発明に関連して行うレシート発行処理を示しており、図3は管理装置5が本発明に関連して行う信号受信処理を示している。計数機6は図示しないメイン処理を実行中にあるときに周期的にレシート発行処理に移行し、管理装置5は図示しないメイン処理を実行中にあるときに周期的に信号受信処理に移行する。以下、これらの処理について順次説明する。
(1)計数機6が行うレシート発行処理
計数機6は、レシート発行処理を開始すると、従業員による認証操作が行われたか否かを判定する(A1)。従業員は自らが所持するICカードをICカードリーダ26に翳すことで認証操作を行う。計数機6は、従業員がICカードをICカードリーダ26に翳すことなく従業員による認証操作が行われなかったと判定すると(A1:NO)、レシート発行処理を終了してメイン処理に戻る。
ここで、計数機6は、従業員がICカードをICカードリーダ26に翳したことで従業員による認証操作が行われたと判定すると(A1:YES)、解除権限があるか否かを判定し(A2)、解除権限がないと判定すると(A2:NO)、レシート発行処理を終了してメイン処理に戻る。計数機6は、解除権限があると判定すると(A2:YES)、スライドカバー22のロックを解除し(A3)、運用形態が台番入力省略の運用形態であるか否か、即ち、上記した3つの運用形態のうち従業員による認証操作だけを条件として精算を許可する運用形態であるか否かを判定する(A4)。
計数機6は、運用形態が台番入力省略の運用形態であると判定すると(A4:YES)、遊技者が遊技により獲得した獲得玉を従業員が受入口に流すことで受入口から受入れられた獲得玉を計数センサにより計数する。次いで、計数機6は、計数を完了すると、計数した獲得玉数(計数玉数)を液晶表示部23に表示すると共に、精算するための精算ボタンをタッチボタンとして液晶表示部23に表示し、その液晶表示部23に表示されている精算ボタンが押下されたか否かを判定する(A5)。そして、計数機6は、精算ボタンが押下されたと判定すると(A5:YES)、バーコード等の獲得玉数を特定可能な情報が印字されたレシートをレシート発行部24から発行し(A6)、レシート発行処理を終了してメイン処理に戻る。
即ち、運用形態が台番入力省略の運用形態である場合には、獲得玉の計数を希望する遊技者が計数機6に近づくと又は液晶表示部23の画面を押下(タッチ)すると、計数機6は、図4(a)に示す待機画面51を液晶表示部23に表示し、遊技者が待機画面51における「係員を呼ぶ」ボタン51aを押下すると、図4(b)に示す呼出中画面52を液晶表示部23に表示する。尚、計数機6は、遊技者が呼出中画面52における「キャンセル」ボタン52aを押下した場合には待機画面51に戻る。
次いで、計数機6は、呼出された従業員がICカードをICカードリーダ26に翳すことで認証操作を行うと、スライドカバー22のロックを解除し、図4(c)に示すロック解除画面53を液晶表示部23に表示し、受入口から受入れられた獲得玉を計数センサにより計数中にあるときには、図4(d)に示す計数中画面54を液晶表示部23に表示する。
次いで、計数機6は、計数を完了すると、図4(e)に示す計数完了画面55を液晶表示部23に表示し、計数値(本実施形態では「3852玉」)を液晶表示部23に表示する。そして、従業員が計数完了画面55における精算ボタンである「全部発券」ボタン55aを押下すると、図4(f)に示す利用明細画面56を液晶表示部23に表示し、レシートをレシート発行部24から発行し、一連の処理を終了する。
一方、計数機6は、運用形態が台番入力省略の運用形態でないと判定すると(A4:NO)、従業員による台番入力操作が行われたか否かを判定する(A7)。ここで、従業員は計数機6を操作することで台番入力操作を行う。計数機6は、従業員が計数機6を操作することで従業員による台番入力操作が行われたと判定すると(A7:YES)、従業員が入力した台番を含む台番信号を管理装置5に送信し(A8)、管理装置5から持玉信号を受信するのを待機する(A9)。又、これと同時に、計数機6は、遊技者が遊技により獲得した獲得玉を従業員が受入口に流すことで受入口から受入れられた獲得玉を計数センサにより計数し、計数した獲得玉数を一時的に記憶する。そして、計数機6は、管理装置5から持玉信号を受信したと判定すると(A9:YES)、持玉信号から当該台番に対応する持玉値を特定し、運用形態が台番確定の運用形態であるか否かを判定する(A10)。
ここで、計数機6は、運用形態が台番確定の運用形態でないと判定すると(A10:NO)、計数誤差の判定を行う(A11)。具体的には、計数機6は、管理装置5から受信した持玉信号により特定した持玉値から実際に計数した獲得玉数である計数値を減算することで誤差値を計算する。この場合、誤差値が正であれば、遊技信号に基づいて管理装置5が管理している持玉値の方が実際に計数した計数値よりも大きく、不正は発生していない(問題はない)と処理するが、一方、誤差値が負であれば、実際に計数した計数値の方が遊技信号に基づいて管理装置5が管理している持玉値よりも大きく、不正が発生している(問題がある)と処理する。
次いで、計数機6は、計数誤差の判定を行った結果として計数誤差が発生しているか否かを判定し(A12)、例えば誤差値が負の所定値以下でなく、計数誤差が発生していないと判定すると(A12:NO)、一時的に記憶しておいた獲得玉数を液晶表示部23に表示すると共に、精算するための精算ボタンをタッチボタンとして液晶表示部23に表示し、その液晶表示部23に表示されている精算ボタンが押下されたか否かを判定する(A5)。そして、計数機6は、精算ボタンが押下されたと判定すると(A5:YES)、バーコード等の獲得玉数を特定可能な情報が印字されたレシートをレシート発行部24から発行し(A6)、レシート発行処理を終了してメイン処理に戻る。
一方、計数機6は、例えば誤差値が負の所定値以下であり、計数誤差が発生していると判定すると(A12:YES)、誤差監視権限のある担当者による認証操作が行われたか否かを判定する(A13)。そして、計数機6は、誤差監視権限のある担当者による認証操作が行われと判定すると(A13:YES)、一時的に記憶しておいた獲得玉数を液晶表示部23に表示すると共に、精算するための精算ボタンをタッチボタンとして液晶表示部23に表示し、これ以降、上記した処理と同様の処理を行う。
又、計数機6は、運用形態が台番確定の運用形態であると判定すると(A10:YES)、従業員による確定操作が行われたか否かを判定する(A14)。ここで、従業員は自らが所持するICカードをICカードリーダ26に翳すことで確定操作を行う。計数機6は、従業員がICカードをICカードリーダ26に翳すことで従業員による確定操作が行われたと判定すると(A14:YES)、計数誤差の判定を行い(A11)、これ以降、上記した処理と同様の処理を行う。
即ち、運用形態が台番入力省略の運用形態でない場合には、計数機6は、図4(b)に示す呼出中画面52を液晶表示部23に表示した後に、呼出された従業員がICカードをICカードリーダ26に翳すことで認証操作を行うと、図5(a)に示す台番入力画面57を液晶表示部23に表示し、従業員が台番入力画面57におけるテンキー(「0」〜「9」の数字キー)57aを押下して台番入力操作を行うと、その入力された台番(本実施形態では「34番」)を台番表示領域57bに表示する。次いで、計数機6は、スライドカバー22のロックを解除し、図5(b)に示すロック解除画面58を液晶表示部23に表示し、その入力された台番を台番表示領域58aに表示すると共に、当該台番に対応する持玉値(本実施形態では「+3780玉」)を持玉値表示領域58bに表示する。尚、計数機6は、従業員がロック解除画面58における「台番再入力」ボタン58cを押下した場合には台番入力画面57に戻る。
次いで、計数機6は、受入口から受入れられた獲得玉を計数センサにより計数中にあるときには、図5(c)に示す計数中画面59を液晶表示部23に表示する。この場合、計数機6は、従業員がICカードをICカードリーダ26に翳すと、持玉値から計数値を減算して計算した誤差値に基づいた誤差状況を誤差状況表示領域59aに表示する。誤差状況を表示する態様としては、本実施形態に示すように誤差状況を例えば10段階のインジケータで用いて表示しても良いし実数値で表示しても良い。又、誤差状況を表示しないようにしても良い。誤差状況を10段階のインジケータで用いて表示する場合には、図6に示すように、例えば誤差値が許容範囲である場合又は相対的に小さな正値である場合には緑色でインジケータを表示し、誤差値が相対的に大きな正値である場合又は相対的に小さな負値である場合には黄色でインジケータを表示し、誤差値が相対的に大きな負値である場合には赤色でインジケータを表示する。尚、計数機6は、この場合も、従業員が計数中画面57中の「台番再入力」ボタン59bを押下した場合には台番入力画面57に戻る。
そして、計数機6は、計数を完了すると、図5(d)に示す計数完了画面60を液晶表示部23に表示する。この場合、計数機6は、運用形態が台番確定の運用形態でない場合には、「全部発券」ボタン60aを自動的に表示するが、一方、運用形態が台番確定の運用形態である場合には、従業員がICカードをICカードリーダ26に翳したことを条件として「全部発券」ボタン60aを表示し、従業員が計数完了画面60における「全部発券」ボタン60aを押下すると、図5(e)に示す利用明細画面61を液晶表示部23に表示し、レシートをレシート発行部24から発行し、一連の処理を終了する。
(2)管理装置5が行う信号受信処理
管理装置5は、信号受信処理を開始すると、遊技機1側から売上信号、セーフ信号又はアウト信号の何れかを受信したか否かを判定すると共に(B1)、計数機1から台番信号を受信したか否かを判定する(B2)。ここで、管理装置5は、遊技機1側から売上信号、セーフ信号又はアウト信号の何れかを受信したと判定すると(B1:YES)、持玉履歴を更新する(B3)。即ち、管理装置5は、遊技機1側から売上信号又はセーフ信号を受信したと判定した場合であれば、当該遊技機1の台番に対応する持玉を加算し、一方、遊技機1側からアウト信号を受信したと判定した場合であれば、当該遊技機1の台番に対応する持玉を減算する。又、管理装置5は、計数機6から台番信号を受信したと判定すると(B2:YES)、台番信号から台番を特定し、その特定した台番に対応する持玉値を含む持玉信号を管理装置5に送信し、信号受信処理を終了してメイン処理に戻る。
以上に説明したように本実施形態によれば、遊技者が遊技により獲得した遊技媒体数を計算してレシートを発行する精算を許可するための条件として、従業員による認証操作だけを条件として精算を許可する運用形態、従業員による認証操作と台番入力操作とを条件として精算を許可する運用形態、従業員による認証操作と台番入力操作と確定操作とを条件として精算を許可する運用形態のうち何れかを選択的に設定可能に構成したので、遊技場の営業形態に応じてセキュリティレベルを設定することができる。又、日時・曜日・時間帯によっては混雑具合が異なるが、セキュリティレベルの設定を変更することで通常は厳重な不正対策を行う一方で混雑時にも迅速な対応を採ることができ、不正の抑制を図りつつ迅速な対応を可能とすることができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。
計数対象とする遊技媒体はメダル等であっても良い。
台番入力省略の運用形態でない場合に、計数が許可された後に従業員による台番入力操作が行われるようにしても良いし、これとは反対に、従業員による台番入力操作が行われた後に計数が許可されるようにしても良い。
図面中、1は遊技機、5は管理装置(持遊技媒体特定手段、記憶手段、所定条件設定手段)、6は計数機(計数許可手段、計数手段、入力操作手段、照合手段、報知手段、記憶媒体発行手段)である。

Claims (1)

  1. 貸出遊技媒体数を特定可能な売上信号、使用遊技媒体数を特定可能な使用遊技媒体信号及び払出遊技媒体数を特定可能な払出遊技媒体信号に基づいて各遊技機における遊技媒体数の差である持遊技媒体数を特定する持遊技媒体特定手段と、
    前記持遊技媒体数を各遊技機の識別情報と対応付けて記憶する記憶手段と、
    従業員による認証操作に応じて計数を許可する計数許可手段と、
    前記計数許可手段が計数を許可した場合に遊技者が遊技により獲得した遊技媒体数を計数することが可能な計数手段と、
    遊技機の識別情報を入力するための入力操作手段と、
    前記入力操作手段により遊技機の識別情報が入力された場合に前記記憶手段が当該識別情報と対応付けて記憶した前記持遊技媒体数と前記計数手段が計数した遊技媒体数とを照合する照合手段と、
    前記照合手段が照合した結果を報知する報知手段と、
    所定条件を満たした場合に前記計数手段が計数した遊技媒体数を記憶した記憶媒体を発行する記憶媒体発行手段と、
    前記計数許可手段が計数を許可したこと、当該計数の許可に加えて前記入力操作手段により遊技機の識別情報の入力操作が行われたこと、及び前記計数許可手段による計数の許可と前記入力操作手段による遊技機の識別情報の入力操作が行われた後であり、前記計数手段による計数が終了した後に従業員による所定の確定操作が行われたことのうち何れか1つを前記所定条件として選択的に設定可能な所定条件設定手段と、を備えたことを特徴とする遊技場用管理システム。
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