JP5512564B2 - コンベア装置のローラ支持体 - Google Patents
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Description
ローラの一端又は両端には、ローラの回転軸線上に支持軸が突出していて、この支持軸をフレームに設けられた支持体の溝に係合させることで、ローラをフレームに対して回転自在に支持させる。前記支持体は、前記フレームと一体であってもよいし、別体に形成されたものを前記フレームにボルト等で取り付けるようにしてもよい。
ローラ1を回転自在に支持する支持軸2の先端は、円柱の両側を平行に切り欠いた切欠き面2bを有する嵌挿部2aとして形成され、図示しないフレームに設けられた支持体3には、嵌挿部2aが挿入されるU字状の溝4が形成されている。溝4の幅は、嵌挿部2aの二つの切欠き面2bの間隔よりも僅かに広く形成され、溝4に嵌挿部2aを挿入することで、支持軸2がフレームに対して回転しないように支持される。嵌挿部2aを溝4に挿入するには、切欠き面2bが溝4の中心をとおる軸線Xと平行になるように、支持軸2の回転角度位置を合わせた状態で、支持2が回転しないように保持しつつ、溝4の真上位置から嵌挿部2aを溝4に差し込む。
しかし、この方法では、実際に挿入はそれほど容易にはならず、嵌装部2aが溝4の軸線に対して少しでも傾いていると、嵌装部2aが溝4の入口部分に引っ掛かって挿入がしづらくなるというのが現状である。これは、嵌装部2aの断面形状が円形ではなく、その両側を切り欠いた形状となっているためと思われる。
このような問題は古くから認識されており、支持体に対してローラの支持軸を簡単に着脱できるようにした提案が多数なされている(例えば、特許文献3〜6参照)。
また、特許文献7(実開平6−42824号公報)のローラ支持装置では、ローラの支持軸を挿入する溝の左右両外側に支柱13,13を立設し、各支柱13,13の上端から溝12に向かって弾性片14を垂設している。特許文献1のローラ支持装置によれば、ローラの支持軸を溝12に挿入する際には、弾性片14が左右に拡開して支持軸を受け入れ易くするとともに、弾性片14がガイドとなって支持軸の姿勢を保ちつつ溝12まで案内できるという利点がある。
また、請求項2に記載の発明は、コンベア装置のフレームに設けられ、回転自在なローラの支持軸を着脱自在に支持する支持体において、前記支持軸に形成された嵌挿部が挿入される溝と、この溝の入口両側に形成された案内部とを有し、前記案内部は、二つの円弧部分及びこの二つの円弧部分の間に形成された直線部分の複合体から形成されるとともに、前記入口両側で対称に形成されている構成とした。
なお、この場合、請求項3に記載するように、前記案内部が、二つの円弧部分及びこの二つの円弧部分の間に形成された直線部分の複合体から形成されている場合に、前記二つの円弧部分の半径を異ならせた場合に、前記二つの円弧部分の半径を異ならせるとよく、また、請求項4に記載するように、前記案内部が、二つの円弧部分及びこの二つの円弧部分の間に形成された直線部分の複合体から形成されている場合に、前記二つの円弧部分の半径を異ならせた場合に、前記直線部分を、前記二つの円弧部分の始点及び終点間の中間よりも溝内側に位置させるとよい。
前記円弧部分の曲率半径は、請求項5に記載するように、前記嵌挿部の幅の65%〜80%程度とするとよい。また、直線部分の幅は、請求項6のように前記円弧部の一部を切り欠いて直線部を形成する場合は、前記嵌装部の幅の14%〜22%程度とするとよい。
そのため、作業者の作業負担が大幅に軽減されるだけでなく、作業時間も大幅に短縮されて設備の稼働率を向上させることができるローラ支持体を、安価なコストで提供することが可能になる。
図1は、本発明の支持体における種々の実施形態を示すもので、ローラ1の嵌装部2a(図3参照)を嵌装する溝4の部分を拡大した正面図である。
本発明においては、溝4の入口部分両側に、嵌装部2aを溝4内に導く案内部4a,4bが形成されている。図1において左右の案内部4a,4bは、溝4の軸線X(図3参照)を中心に対称又は非対称とし、各案内部4a,4bは円弧部(符号Rで示す)又は円弧部Rと直線部(符号Cで示す)との複合形状とする。
円弧部Rの半径は、嵌挿部2aの幅S(図3参照)の65%〜80%程度とするとよく、直線部Cの幅は、嵌装部2aの幅Sの14%〜22%程度とするとよい。
図1(b)の例では、一方の案内部4aに、図1において上方(入口端部側)から順に円弧部R3,直線部C1,円弧部R4を形成し、他方の案内部4bには単独の円弧部R1を形成したものである。円弧部R3,R4の半径は、同一であってもよいし異なるものであってもよい。また、円弧部R1の半径は、円弧部R3,R4の半径と同一であってもよいし、異なるものであってもよい。
図1(d)の例では、一方の案内部4a,4bに、図1において上方(入口端部側)から順に円弧部R3,直線部C1,円弧部R4を形成し、他方の案内部に円弧部R6,直線部C3,円弧部R7を形成したものである。
円弧部R3と円弧部R4の半径及び円弧部R6と円弧部R7の半径は、それぞれ同一であってもよいし異なるものであってもよく、直線部C1,C3の幅も同一であってもよいし異なるものであってもよい。また、一方と他方の案内部4a,4bにおいて、円弧部R3,直線部C1,円弧部R4と円弧部R6,直線部C2,円弧部R7とは、溝4の軸線X(図3参照)を中心に対称であってもよいし非対称であってもよい。
表1において、各記号の意味は以下のとおりである。
R:円弧部
C:直線部
×:従来と変わらず
△:従来よりは多少挿入しやすいものの引っ掛かる
○:多少の引っ掛かりはあるものの挿入しやすい
◎:最適(嵌装部2aを溝4の入口に向けて落とし込むだけで、嵌装部2aが溝4内に挿入されるもの)
注記:非対称のものについては、一方の案内部側から嵌装部2aを落とし込む場合と、他方の案内部側から嵌装部2aを落とし込む場合とに分け、それぞれの側からの挿入のしやすさを、○−△のように表した。
以下にその実施例を示す
[実施例]
この実施例では、図1(d)の案内部4a,4bで実験を行った。
以下の表は、直径20mmの円柱体の両側を切り欠いて形成された嵌装部2aの幅Sが14.0mm、溝4の幅Lが14.5mmの場合において、円弧部R3の半径を9.0mm〜11.5mm、直線部C1の幅を2.4mm〜3.4mm、円弧部R4の半径を9.0mm〜10.0mmの中から選択して適宜に組み合わせた場合における挿入部2aの溝4への挿入のしやすさを表したものである。
表中の判定「△」「○」「◎」の意味は先ほどの表1と同じである。
これにより得られた支持体3は、嵌装部2aを溝4の入口に向けて落とし込むだけで簡単に溝4内に嵌装部2aを挿入することができた。
また、本発明において支持体3は、ローラ1を回転自在に支持するものであればその形態は問わず、例えば、コンベア装置のフレームと一体に形成されているもの、前記フレームとは別体に形成されてボルト等で前記フレームに着脱可能なもの、前記フレームとは別の構造体に一体又は別体に形成されているもののいずれも含むものである。
2 支持軸
2a 嵌装部
2b 切欠き面
3 支持体
4 溝
4a,4b 案内部
R 円弧部
C 直線部
G1 円弧部の始点
G2 円弧部の終点
Claims (6)
- コンベア装置のフレームに設けられ、回転自在なローラの支持軸を着脱自在に支持する支持体において、
前記支持軸に形成された嵌挿部が挿入される溝と、
この溝の入口両側に形成された案内部とを有し、
前記案内部は、円弧部分単体又は円弧部分と直線部分の複合体から形成されるとともに、前記入口両側で非対称に形成されていること、
を特徴とするコンベア装置のローラ支持体。 - コンベア装置のフレームに設けられ、回転自在なローラの支持軸を着脱自在に支持する支持体において、
前記支持軸に形成された嵌挿部が挿入される溝と、
この溝の入口両側に形成された案内部とを有し、
前記案内部は、二つの円弧部分及びこの二つの円弧部分の間に形成された直線部分の複合体から形成されるとともに、前記入口両側で対称に形成されていること、
を特徴とするコンベア装置のローラ支持体。 - 前記案内部が、二つの円弧部分及びこの二つの円弧部分の間に形成された直線部分の複合体から形成されている場合に、前記二つの円弧部分の半径を異ならせたことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンベア装置のローラ支持体。
- 前記案内部が、二つの円弧部分及びこの二つの円弧部分の間に形成された直線部分の複合体から形成されている場合に、前記直線部分を、前記二つの円弧部分の始点及び終点間の中間よりも溝内側に位置させたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコンベア装置のローラ支持体。
- 前記案内部の一方及び他方に含まれる前記円弧部分の半径が、それぞれ前記嵌挿部の幅の65%〜80%であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のコンベア装置のローラ支持体。
- 前記直線部分の幅が、前記嵌装部の幅の14%〜22%であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のコンベア装置のローラ支持体。
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