JP2016175122A - レーザー切断機用のリバーシブルな作業台支持部材 - Google Patents

Abstract

【課題】交換の必要を減らして材料及びコストの節約が出来る、リバーシブルな作業台支持部材を提供する。
【解決手段】作業台１０は複数の平行な支持部材１２を備え、各支持部材は、特定の構成の接触面を備えた第１の縁を有する。支持部材の第２の接触面を備えた第２の反対側にある縁も、同じ特定の構成を備えている。その結果、第１の縁の支持面が磨耗するか又は劣化するたびに支持部材を交換する代わりに、支持部材の第２の縁の支持面が作業台を形成するのに用いるように、反転させ又は裏返すことができる。
【選択図】図２

Description

関連出願の相互参照
本出願は、２０１５年２月１１日に出願された米国仮特許出願第６２／１１４，８６１号の利益を主張し、この出願の内容は、参照により本明細書に援用される。

連邦により支援された研究又は開発
該当なし

本発明は、概して、レーザー切断機に関し、特に、リバーシブルな作業台支持部材に関する。

レーザー又はプラズマ切断機は、ワークピース、例えば金属シート及び部品を切断するために用いる。ワークピースは作業台上で切断される。現在の作業台は複数の支持部材を含む。これらの支持部材には、鋸歯形状を含む多くの形状がある。

支持に関する課題として、支持部材の接触面又は上面が時間とともに摩耗するということが発生する。各面はまた、切断プロセス自体による劣化を被って、切断プロセスの結果としてくず又はスラグ材が蓄積することがある。したがって、支持部材を頻繁に交換しなければならない。支持部材の接触面が鋸歯の形をとるときに、この劣化は、レーザーにより切断されている材料を支持する接触面の能力に影響を及ぼすことがある。

この種の部材のためのコストおよび材料を減らすために二回以上使用できる支持部材に対するニーズがある。本発明は、交換の必要を減らして材料及びコストを節約するリバーシブルな作業台支持部材を提供する。

本発明の実施形態において、作業台は複数の平行な支持部材を備える。各支持部材は、特定の構成を有する接触面を備えた第１の縁を有する。支持部材の第２の反対側にある縁も、同じ特定の構成を備えている。このように、第１の縁の接触面が磨耗するか又は劣化するたびに支持部材を交換する代わりに、支持部材の第２の反対側にある縁及び接触面が作業台を形成するのに用いられるように、反転させるか又は裏返すことができる。

作業台支持部材が提供される。第１の実施形態において、部材は、支持部材の第１の縁に沿って第１の複数の三角部分を含む。また、部材は支持部材の第２の反対側にある平行な縁に沿って第２の複数の三角部分を含む。

本発明を理解するため、本発明を、以下の添付図面を参照して例として説明する。

本発明の実施形態に係るレーザー切断機の斜視図である。 本発明の実施形態に係るレーザー切断機の斜視図である。 複数の平行な支持部材から成る作業台の斜視図である。 作業台及び支持部材の更なる斜視図である。 作業台支持部材の他の更なる斜視図である。 作業台支持部材の平面図である。 本発明の実施形態に係る作業台支持部材の平面図である。 作業台支持部材の更なる平面図である。

本発明が多くの種々の形の実施形態を受け入れることができる一方、本開示は、本発明の原理の例示と考えるべきであり、本発明の広範な態様を例示の実施形態に限定しようとするものではないという理解の下で、本発明の好ましい実施形態を、図面に示し、本明細書に詳細に説明する。

図１から５は、複数の作業台支持部材１２を有するレーザー又はプラズマ切断機１１用の作業台１０を示す。支持部材１２は、端部でフレーム１４によって、そしてフレーム１４内で水平に支持される。作業台１０及び個々の作業台支持部材１２は、切断されるワークピース１６を支持する。ワークピース１６は、好ましくはシートメタルを含む金属であるが、適切なワークピース１６とすることもできる。ワークピース１６は、ワークピース１６の開口部に対応する切欠部１８を含む。切欠部１８の位置、サイズ、及び向きは、ワークピース１６の所望の用途により決まる。例えば、図３及び４参照。

切断機１１は切断部２０を有する。切断部２０は、予めプログラムされたシーケンスに従って移動してワークピース１６の切欠部１８および他の要素を作ることができるレーザーを含む。作業台１０は、切断作業の間、ワークピース１６を支持する。

作業台支持部材１２が必要に応じてフレーム１４の内外で持ち上げられることが可能なように、作業台支持部材１２はそれぞれ、フレーム１４内で水平になるよう端部で支持される。フレーム１４は、支持部材１２の第１及び第２の端部２４及び２６が挿脱されることができるスロット２２を含む。

支持部材１２は、半円形、台形、三角形、又は矩形を含む、所望の形状の隆起部分も含むことができる。支持部材１２は、好ましくはステンレス鋼からも作ることができるが、適宜の材料からも作ることができる。各図に示すように、隆起部分の好ましい形状は、三角形又は鋸歯である。鋸歯支持部材１２は、支持体１２の第１の縁に沿って複数の三角部分２８を含む。三角部分２８は、平坦化した先端３０を含むことができる。本発明の実施形態よると、支持体１２は、支持体１２の第２の反対側にある縁に沿って第２の複数の三角部分３２も含む。第２の複数の三角部分３２によって、支持部材１２がリバーシブルになる。すなわち、部材１２が取り外され、ひっくり返されて、フレーム１４に再び差し込まれることができるように、支持部材１２はいずれの縁にも三角部分を有する。これによって、基本的に支持部材１２を二回用いることができて、単一の側だけに沿って三角部分を有する部材１２と比較して、交換の頻度がより少なく、使用する部材１２がより少なくなる。

図６から８は、本発明の支持部材１２のいくつかの実施形態を示す。図６は、先端３０がくぼみ３４と位置合わせされるように、第１及び第２の複数の三角部分２８及び３２が同位相である実施形態を示す。図７及び８は、先端３０及びくぼみ３４が互いに対向して位置合わせされるように、第１及び第２の複数の三角部分２８及び３２は位相が異なる実施形態を示す。

特定の実施形態を例示して説明したが、本発明の精神から著しく逸脱せずに多数の変更態様が思い浮かび、そして保護の範囲は添付の請求の範囲によってだけ限定される。

Claims (12)

1. 支持部材の第１の縁に沿った第１の複数の三角部分と、
   前記支持部材の第２の反対側にある縁に沿った第２の複数の三角部分と
   を備える作業台支持部材。
2. 前記第１及び第２の複数の三角部分は、平坦化された先端を含む請求項１に記載の作業台支持部材。
3. 前記第１及び第２の複数の三角部分は、同位相である請求項１に記載の作業台支持部材。
4. 前記第１及び第２の複数の三角部分は、位相が異なる請求項１に記載の作業台支持部材。
5. 支持部材の第１の縁に沿った第１の複数の隆起部分と、
   前記支持部材の第２の反対側にある縁に沿った第２の複数の隆起部分と
   を備える作業台支持部材。
6. 前記第１及び第２の複数の隆起部分は、半円形である請求項５に記載の作業台支持部材。
7. 前記第１及び第２の複数の隆起部分は、三角である請求項５に記載の作業台支持部材。
8. 前記第１及び第２の複数の隆起部分は、矩形である請求項５に記載の作業台支持部材。
9. 前記第１及び第２の複数の隆起部分は、平坦化された先端を含む請求項５に記載の作業台支持部材。
10. 前記第１及び第２の複数の隆起部分は、同位相である請求項５に記載の作業台支持部材。
11. 前記第１及び第２の複数の隆起部分は、位相が異なる請求項５に記載の作業台支持部材。
12. 実質的に図示され説明された作業台支持部材。