JP5511792B2 - 液体中にポリマー鎖及び無機物質の粒子を含む液状組成物 - Google Patents

液体中にポリマー鎖及び無機物質の粒子を含む液状組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP5511792B2
JP5511792B2 JP2011506218A JP2011506218A JP5511792B2 JP 5511792 B2 JP5511792 B2 JP 5511792B2 JP 2011506218 A JP2011506218 A JP 2011506218A JP 2011506218 A JP2011506218 A JP 2011506218A JP 5511792 B2 JP5511792 B2 JP 5511792B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
composition according
composition
polymer
particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011506218A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011518913A (ja
JP2011518913A5 (ja
Inventor
ゲラルダス マリア クラエンメール,エリク
ケイト,アーフケ テッサ テン
Original Assignee
ネーデルランドセ オルガニサティエ フォール トエゲパスト−ナトールヴェテンシャッペリク オンデルゾエク ティエヌオー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=39691252&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP5511792(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by ネーデルランドセ オルガニサティエ フォール トエゲパスト−ナトールヴェテンシャッペリク オンデルゾエク ティエヌオー filed Critical ネーデルランドセ オルガニサティエ フォール トエゲパスト−ナトールヴェテンシャッペリク オンデルゾエク ティエヌオー
Publication of JP2011518913A publication Critical patent/JP2011518913A/ja
Publication of JP2011518913A5 publication Critical patent/JP2011518913A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5511792B2 publication Critical patent/JP5511792B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K9/00Use of pretreated ingredients
    • C08K9/08Ingredients agglomerated by treatment with a binding agent

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Description

本発明は、液体中にポリマー鎖及び無機物質の粒子を含む液状組成物、該液状組成物を含む物品、該液状組成物から得られるゲル、該ゲルを含む物品、及び該液状組成物の使用に関する。
国際公開第2004/098756号から、2つの異なるポリマー、即ちポリ(N―イソプロピルアクリルアミド)のコポリマーと親水性ポリマー、例えばポリ(ビニルアルコール)又はポリエチレングリコール、とのポリマーブレンドを含む、熱ゲル化ハイドロゲルが公知である。該公報に記載された該ポリマーブレンドは室温において液体から固化して、体温において固体を形成する。そのようなポリマーブレンドが使用されて、体温より下でポリマーブレンドを液体として体の選択された場所に注射することにより体にハイドロゲルを移植することができ、次に、該場所において、該ポリマーブレンドは、該移植物が体温まで温まるにつれて体内において固体のハイドロゲルを形成する。該ポリマーブレンドの固化は、親水性ポリマーの水酸基とポリ(N−イソプロピルアクリルアミド)のアクリルアミド基の間の鎖間の水素結合の結果であると考えられている。該ハイドロゲルは、多様な医療用移植目的のために使用されることができる。しかし、使用される該ポリマーのそれぞれの濃度は、該ブレンドの水分含有量に比較すると相対的に高く、このことはこれらのブレンドを相対的に高価にする。その上、得られる移植は追加の機能、例えば移植の場所における医薬成分の緩慢な放出、を示すことが所望され得る。しかし、そのようなポリマーブレンドの機能の強化は、要求される機能を示す化学基の共有結合を要求し、そのために、ほとんど柔軟性を許さない相対的に複雑な方法が必要とされる。
本発明の目的は、例えば移植、において同様に使用されることができるが、より安価であり、製造するのが容易であり、簡単な方法でその機能が強化されることを魅力的に許す組成物を提供することである。
驚いたことに、これは液体中に特定のポリマーの鎖及び無機物質の粒子を含む液状組成物を使用するとき実現されることができることが今見出された。
従って、本発明は、液体中にポリマー鎖及び無機物質の粒子を含む液状組成物において、該ポリマー鎖が該ポリマー鎖中に存在する官能基により該無機物質の粒子に結合されており、使用されるポリマーは使用される液体中で下限臨界溶解温度を有し、かつ該液状組成物は熱に誘発されるゲル化を示し、かつ該液状組成物はLCSTより低い温度において無機の粒子をポリマーの溶液と混合することにより得られたものであるところの、該組成物に関する。
本発明の液状組成物は非常に容易に製造されることができ、より少量の高価な物質を必要とし、かつ種々の機能の簡単な実施を許すという利点を有する。さらに、無機粒子の使用は、特定の若しく自己集合性の構造を有するゲル又は骨を刺激する性質を有するゲルの形成を許す。
本発明に従う液状組成物において、ポリマー鎖は、該ポリマー鎖に存在する官能基により該無機物質の粒子に結合されている。ポリマー鎖と無機粒子との間の結合は、物理性又は化学性、例えばイオン結合、共有結合若しくは配位結合又は水素結合のいずれかであることができる。
本発明に従って使用されるポリマーは、使用される液体中において、下限臨界溶解温度(LCST)を有する。これは、ポリマーが液体において下限臨界溶解温度挙動を示すことを意味する。当業者に理解されるように、LCSTより低い温度では該ポリマーは親水性を示し、その結果該液状組成物は液体である。LCSTに近似する温度又はそれより上の温度においては、該ポリマーは疎水性を示し、その結果該液状組成物はゲル性を示す。言い換えると、LCSTより上では、該液状組成物はゲルになる。従って、本発明の液状組成物は熱に誘発されるゲル化を示す。
好ましくは、本発明に従う液状組成物は、可逆な熱ゲル化性を示す。これは、該液状組成物の温度が該ポリマーのLCSTより上に上げられたとき該組成物がゲルになるが、該組成物の温度が該ポリマーのLCSTより下に下げられたとき、該組成物はそのようにして得られたゲルから液体に再び戻ることを意味する。この点において、本発明のある態様においては、該ゲルの温度がポリマーのLCSTより下の温度に下げられたとき、再び液体に戻らない場合もあることに留意されたい。これは、例えば、1以上の官能基を有するポリマー鎖が、(合成)粘土、例えばラポナイト、に結合されている態様において観察される。ゲル化の不可逆性は、無機粒子に結合されたポリマー鎖が再配列し、系の架橋をもたらし、該系はポリマーのLCSTより下に冷却してもゲルのままでいることにより起きると考えられている。不可逆な熱ゲル化は、無機粒子に結合する官能基を一つしか有しないポリマーの場合には観察されない。
LCSTより低い温度において無機の粒子をポリマーの溶液と混合すると、該ポリマー鎖は、ポリマーが無機粒子と結合されるように無機粒子と結合を形成するが、該無機粒子は大きい程度まで相互に結合されるわけではない(即ち、無機粒子がポリマーを通して架橋されている架橋系はない)と、本発明者らは、理論に拘束されることを望むことなく信じている。この状況は図1A及び1Bに模式的に示される。図1Aにおいて、ポリマーはただ一つの官能基で粒子に結合され、該ただ一つの官能基は、別々の粒子の間の相互の結合をもたらさない。図1Bにおいて、ポリマーは、1以上の官能基で粒子に結合されているが、別々の粒子間には非常に制限された相互結合しかない。両方の場合において、系は全体として液体のままである。LCSTより上の温度まで加熱するとLCSTの結果ポリマー鎖は、より疎水性になり、他のポリマー鎖と集合する。別々の無機の粒子に結合したポリマー鎖(すなわち一つの無機粒子に結合した一のポリマー鎖及び別の無機粒子に結合した別のポリマー鎖)が一緒に集合するとき、それらは一種の物理的架橋を形成し、該架橋は2つの別々の無機の粒子を相互に結合する。このようにして、LCSTより上の温度において、別々の無機の粒子は、該ポリマーのそれぞれに結合されているポリマー鎖により架橋される。この状況は図1C及び1Dにおいて模式的に示されている。このようにして形成された、架橋された系は、もう液体に可溶ではないが、内部に液体の一部又は全部を保持するゲルを形成する。
適切には、無機物質の粒子は、平均して、無機物質の2個以下の他の粒子に相互に結合されている。本発明の文脈において、用語「平均して」は、任意の他の粒子に相互に結合されていない無機粒子を数えないで、任意の無機粒子に相互に結合されている他の無機粒子の数平均が2以下であることを意味する。実際には、これは、無機粒子がポリマー鎖と架橋されたネットワークを形成しないことを意味する。
好ましくは、無機物質の粒子の少なくとも90%が無機物質の他の粒子に相互に結合されていない。
本発明の液状組成物において、ポリマー鎖上の官能基(A):粒子のイオン交換の容量(B)の比は、1.1(A/B)より小さい。これは、ポリマーの量と比較したとき、ごく少量の無機物質が使用される必要があることを意味する。
好ましくは、ポリマー鎖上の官能基(A):粒子のイオン交換の容量(B)の比は、1.0(A/B)より小さい。
適切には、該液体は組成物全体に基づいて60〜99重量%の量で存在する。好ましくは、該液体は組成物に全体に基づいて70〜98重量%の範囲の量で存在する。
適切には、液体は水及び1以上の溶媒を含む。好ましくは、水は液体全体に基づいて50重量%超の量で存在する。適切には、1以上の溶媒は、エチレングリコール、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、tert−ブタノール、蟻酸、酢酸、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキサイド、アセトン、テトラヒドロフラン及びジオキサンからなる群から選択される。本発明の好ましい態様において、該液体は、水及びエチレングリコールを含む。別の好ましい態様において、液体は水からなる。一つの実施態様において、該液体は塩又は他の溶質を含む。
本発明において使用されるポリマーの下限臨界溶解温度は、適切には−40℃〜300℃の範囲である;ポリマーの下限臨界溶解温度は、好ましくは−20℃〜100℃の範囲である。
本発明に従って使用されるポリマーは、アクリルアミド、メタクリルアミド、メタクリル酸、ヒドロキシアルキルアクリレート、ヒドロキシアルキルメタクリレート、アリルアミン、オリゴ(エチレングリコール)メタクリレート及びN−ビニル−N,N−二置換アミド(例えばN−ビニルカプロラクタム又はビニルエチルイミダゾール)のポリマー及びコポリマー、エチレングリコール及びプロピレングリコールのポリマー及びコポリマー、オリゴ(エチレングリコール)を含む界面活性剤、ビニルアセテート及びビニルアルコールのポリマー及びコポリマー、並びにセルロース誘導体から成る群から適切に選択されることができる。本発明に従って使用されるポリマーは、無機粒子に結合されることができる1以上の官能基を取り込んでいる。
ポリマー鎖に存在する官能基は、ヒドロキシル、アミン、エポキシド、酸、無水物、アンモニウム、カルボキシレート、サルフェート、スルホネート、スルフィネート、シラン、ホスフェート、ホスホネート、ホスフィネート、ホスファイト、ホスフィナイト、サルファイド、ジサルファイド、マレイン酸、ホスフィン、ホスフィンオキサイド、ホスホニウム、スルホニウム、オキソニウム、エーテル、又はアルデヒドからなる群から適切に選択されることができる。
好ましくは、本発明に従う液状組成物において使用されるポリマーは、アミノ末端ポリ(N−イソプロピルアクリルアミド)、スルホネート末端ポリ(N−イソプロピルアクリルアミド)、ポリ(N−イソプロピルアクリルアミド−コ−アリルアミン)、ポリ(N−イソプロピルアクリルアミド−コ−トリメチルアミノエチルメタクリレート)、ポリ(N−イソプロピルアクリルアミド−コ−4−ビニルベンゼンスルホネート)又はポリエーテルアミンを含む。
本発明の液状組成物におけるポリマー鎖は、適切には、500〜100000ドルトンの範囲の数平均分子量を有する。好ましくは、該ポリマー鎖は1000〜10000ドルトンの範囲の数平均分子量を有する。
本発明に従って使用される粒子は無機物質から誘導される。適切には、該無機物質は鉱物、シリケート、金属酸化物、合成粘土、及び層状複水酸化物からなる群から選択される。好ましくは、該無機物質はハイドロタルサイト、スメクタイト、ラポナイト、ベントナイト、ヘクトライト、サポナイト、バーミキュライト、クロライト、セピオライト、パリゴルサイト又はマガディアイトを含む。より好ましくは、無機物質はハイドロタルサイト、ラポナイト、ベントナイト又はヘクトライトを含む。
本発明に従って使用される無機物質の粒子は、適切には、25nm〜5μmの範囲の平均最大直径を有する。好ましくは、無機物質の粒子は50nm〜2μmの範囲の平均最大直径を有する。
無機物質の粒子は、適切には20〜2000の範囲のアスペクト比を有する。好ましくは、該無機物質の粒子は、50〜1000の範囲のアスペクト比を有する。
さらなる特徴において、本発明は、本発明の液状組成物を含む物品に向けられる。該物品は、例えば消火流体、センサー又は培養媒体であることができる。本発明の液状組成物を含む消火流体は特に面白いことが見出された。液状の形態において、該消火流体は、簡単に噴霧又は噴出されることができる。噴霧又は噴出された後、本発明の液状組成物は火の熱のためにゲルに変わる。該液状組成物において使用され、ゲルに存在するナノ粒子は、有利にはそれ自体で難燃性を有する。この消火流体は、山火事、建設設備の火事及びその他の火事の消火、並びに防火及び火事に隣接する物の保護に使用されることができる。該消火流体は、自己ゲル化液体のこれらの物への粘着性故に、効率的な冷却を達成する。従って、水がどっと流れ去ることがなく、水は表面で蒸発し、それにより物を効率的に冷却する。該液体は、土壌又はより下方の床に流れ落ちず、これらの床への水の損害を防ぐ。
さらなる特徴において、本発明は、本発明の液状組成物の温度を、使用されるポリマーの下限臨界溶解温度より上に上げることにより得られるゲルに向けられる。
さらに、本発明は、本発明のゲルを含む物品を提供する。適切には、そのような物品は、インプラント、センサー、スキャフォールド、センサー又は細胞培養のための培養媒体である。例えば、本発明は、本発明の液状組成物を含む注射可能なインプラント又は注射可能なスキャフォールドを可能にする。患者(例えば、哺乳類より好ましくはヒト)の体内に該注射可能なインプラント又は注射可能なスキャフォールドを注射すると、該液状組成物はその患者の体熱の結果ゲルに変わり、それにより本格的な手術の必要なしに有用なインプラント又はスキャフォールドを形成することができる。
さらに、本発明は、インプラント、センサー、細胞培養のための培養媒体又は消火流体を製造するために本発明の液状組成物を使用する方法に向けられる。本発明の液状組成物は、熱い物体に例えば施与されることができる、火から保護するための流体及び/又は防火流体の製造においてもまた使用され得る。
実施例
実施例1
磁気撹拌棒で撹拌しながら、0.50gのモノアミン末端ポリ(エチレンオキサイド−コ−プロピレンオキサイド)(Jeffamine M2005)が50mlの脱ミネラル水に溶解され、1.0Mの塩酸で酸性化された。1.0gのラポナイトが添加され、該生成物は1.0Mの塩酸で再び酸性化された。混合物は16時間撹拌されて、ラポナイトを剥離させた。得られた生成物が50℃まで温められたとき、それは固体のゲルになった。該生成物を冷却したとき、それは再び液体になった。該生成物を加熱しながら、アントンレオメーターを使用して1Hzにおいてプレート−プレート型で貯蔵弾性率G’が測定された。ゲル化のために、G’は、0.1mPa(LCSTより下)から0.1kPa(LCSTより上)まで変化する。
実施例2
磁気撹拌棒で撹拌しながら、0.50gのビスアミン末端ポリ(エチレンオキサイド−コ−プロピレンオキサイド)(Jeffamine D2000)が50mlの脱ミネラル水に溶解され、1.0Mの塩酸で酸性化された。2.0gのラポナイトが添加され、該生成物は1.0Mの塩酸で再び酸性化された。混合物は16時間撹拌されて、ラポナイトを剥離させた。得られた生成物が50℃まで温められたとき、それは固体のゲルになった。該生成物を冷却したとき、それは固体のゲルのままであった。
実施例3
磁気撹拌棒で撹拌しながら、0.25gのアミン末端ポリ(N−イソプロピルアクリルアミド)が2.5mlの脱ミネラル水に溶解され、0.06gのベントナイトが添加された。ベントナイトが剥離されたとき、生成物の一部が温められた。以降、これは固体ゲルであった。生成物を冷却したとき、それは再び液体であった。
実施例4
磁気撹拌棒で撹拌しながら、0.37gのポリ(N−イソプロピルアクリルアミド−コ−アリルアミン)が18.5mlの脱ミネラル水に溶解され、0.08gのラポナイトが添加された。ラポナイトが剥離されたとき、生成物の一部が温められた。以降、これは固体ゲルであった。冷却したとき、該生成物は再び液体になった。該生成物を加熱しながら、アントンレオメーターを使用して1Hzにおいてプレート−プレート型で貯蔵弾性率G’が測定された。ゲル化のために、G’は、0.01mPa(LCSTより下)から0.1kPa(LCSTより上)まで変化する。
実施例5
窒素下、磁気撹拌棒で撹拌しながら、2.0gのスルホネート末端ポリ(N−イソプロピルアクリルアミド)が10mlのCOフリーの脱ミネラル水に溶解され、0.15gの焼成されたハイドロタルサイト(Mg:Al 3:1)が添加された。該混合物は18時間窒素下で撹拌された。得られた生成物の一部が温められたとき、それは固体のゲルになった。冷却したとき、該生成物は再び液体になった。該生成物を加熱しながら、アントンパールのレオメーターを使用して1Hzにおいてプレート−プレート型で貯蔵弾性率G’が測定された。ゲル化のために、G’は、10Pa(LCSTより下)から1kPa(LCSTより上)まで変化する。
実施例6
窒素下、磁気撹拌棒により撹拌しながら、1.0gのポリ(N−イソプロピルアクリルアミド−コ−4−ビニルベンゼンスルホネート)が30mlのCOフリーの脱ミネラル水に溶解され、0.04gの焼成されたハイドロタルサイト(Mg:Al 3:1)が添加された。該混合物は18時間窒素下で撹拌された。得られた生成物の一部が温められたとき、それは固体のゲルになった。冷却すると、該生成物は再び液体になった。該生成物を加熱しながら、アントンパールのレオメーターを使用して1Hzにおいてプレート−プレート型で貯蔵弾性率G’が測定された。ゲル化のために、G’は、0.1Pa(LCSTより下)から50Pa(LCSTより上)まで変化する。
実施例7
磁気撹拌棒により撹拌しながら、0.30gのポリ(N−イソプロピルアクリルアミド−コ−4−ビニルベンゼンスルホネート)が10mlのCOフリーの脱ミネラル水に溶解され、0.014gの焼成されたハイドロタルサイト(Mg:Fe 3:1)が添加された。該混合物は18時間、撹拌された。得られた生成物の一部が温められたとき、それは固体のゲルになった。冷却すると、該生成物は再び液体になった。
実施例8
実施例1の冷たい液体が、ホットメルトの表面にスプレーガンで噴霧された。直ちに、該液体は粘着性になり、表面に当たったとき、ハイドロゲルへと固化する。多量の水がどっと流れ去ることなく、噴霧された水の全量の蒸発がホットプレートの表面において起きた。
実施例9
25gの実施例1の冷たい液体が木の棒(7×20×0.5cm)にスプレーガンで噴霧され、該棒はガスバーナーで燃やされた。同時に、同じ木の棒に25gの水で同じことが行われた。両方の棒の火は消えたが、ガスバーナーがまだついている間に、水で消火された棒は実施例1の液体で消火された棒よりずっと素早く燃えた。実施例1の液体で消火された棒の記録された温度は、水で消火された棒より100℃低かった。水で消火された棒は15分内にほとんど完全に燃えたが、実施例1の液体で消火された棒は部分的に焦げただけであった。

Claims (26)

  1. 液体中にポリマー鎖及び無機物質の粒子を含む液状組成物において、該ポリマー鎖が該ポリマー鎖中に存在する官能基により該無機物質の粒子に結合されており、使用されるポリマーは使用される液体中で下限臨界溶解温度を有し、かつ該液状組成物は熱に誘発されるゲル化を示し、かつ該液状組成物は該下限臨界溶解温度より低い温度において無機の粒子をポリマーの溶液と混合することにより得られたものであるところの、前記組成物。
  2. 該組成物が可逆性の熱ゲル化を示す、請求項1に記載の組成物。
  3. 該無機物質の粒子が、該無機物質の、平均して2個以下の他の粒子にポリマー鎖により結合されている、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 無機物質の粒子の少なくとも90%が、該無機物質の他の粒子に結合されていない、請求項3に記載の組成物。
  5. 該ポリマー鎖上の官能基(A):該粒子のイオン交換の容量(B)の比が1.1(A/B)より小さい、請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. 該液体が、組成物全体に基づいて60〜99重量%の範囲の量で存在する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の組成物。
  7. 該液体が、水及び1以上の溶媒を含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物。
  8. 水が、液体全体に基づいて50重量%超の量で存在する、請求項7に記載の組成物。
  9. 1以上の溶媒が、エチレングリコール、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、tert−ブタノール、蟻酸、酢酸、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキサイド、アセトン、テトラヒドロフラン及びジオキサンからなる群から選択される、請求項7又は8に記載の組成物。
  10. 該液体が水及びエチレングリコールを含む、請求項7〜9のいずれか1項に記載の組成物。
  11. 該液体が水からなる、請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物。
  12. ポリマーの下限臨界溶解温度が、−40℃〜300℃の範囲である、請求項1〜11のいずれか1項に記載の組成物。
  13. 該ポリマーが、アクリルアミド、メタクリルアミド、メタクリル酸、ヒドロキシアルキルアクリレート、ヒドロキシアルキルメタクリレート、アリルアミン、オリゴ(エチレングリコール)メタクリレート及びN−ビニル−N,N−二置換アミド(例えばN−ビニルカプロラクタム又はビニルエチルイミダゾール)のポリマー及びコポリマー、エチレングリコール及びプロピレングリコールのポリマー及びコポリマー、オリゴ(エチレングリコール)を含む界面活性剤、ビニルアセテート及びビニルアルコールのポリマー及びコポリマー、並びにセルロース誘導体から成る群から選択される、請求項1〜12のいずれか1項に記載の組成物。
  14. ポリマー鎖が、500〜100000ドルトンの範囲の数平均分子量を有する、請求項1〜13のいずれか1項に記載の組成物。
  15. 該無機物質が鉱物、シリケート、金属酸化物、合成粘土、及び層状複水酸化物からなる群から選択される、請求項1〜14のいずれか1項に記載の組成物。
  16. 該粒子が、25nm〜5μmの範囲の平均最大直径を有する、請求項1〜15のいずれか1項に記載の組成物。
  17. 該粒子が、20〜2000の範囲のアスペクト比を有する、請求項1〜16のいずれか1項に記載の組成物。
  18. 請求項1〜17のいずれか1項に記載の液状組成物を含む物品。
  19. 該物品が、消火流体、センサー又は培養媒体である、請求項18に記載の物品。
  20. 請求項1〜17のいずれか1項に記載の組成物の温度を、使用されるポリマーの下限臨界溶解温度より上に上げることにより得られるゲル。
  21. 請求項20に記載のゲルを含む物品。
  22. 該物品がインプラント、スキャフォールド、センサー、又は細胞培養のための培養媒体である、請求項21に記載の物品。
  23. 該物品が、移植の場所における医薬成分の緩慢な放出を示すインプラントである、請求項21に記載の物品。
  24. インプラント、スキャフォールド、センサー、細胞培養のための培養媒体、消火流体、又は熱い物のための防火流体及び/又は火から保護するための流体の製造のために請求項1〜17のいずれか1項に記載の組成物を使用する方法。
  25. 下限臨界溶解温度より低い温度において、無機物質の粒子を、ポリマーの溶液と混合することを含む、請求項1に記載の液状組成物を製造する方法。
  26. 該液状組成物の温度を、使用されるポリマーの下限臨界溶解温度より上に上げることを含む、請求項1に記載の組成物からゲルを製造する方法。
JP2011506218A 2008-04-25 2009-04-24 液体中にポリマー鎖及び無機物質の粒子を含む液状組成物 Active JP5511792B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP08155209A EP2112196A1 (en) 2008-04-25 2008-04-25 A liquid composition comprising polymer chains and particles of an inorganic material in a liquid
EP08155209.3 2008-04-25
PCT/NL2009/050221 WO2009131454A1 (en) 2008-04-25 2009-04-24 A liquid composition comprising polymer chains and particles of an inorganic material in a liquid

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011518913A JP2011518913A (ja) 2011-06-30
JP2011518913A5 JP2011518913A5 (ja) 2012-06-14
JP5511792B2 true JP5511792B2 (ja) 2014-06-04

Family

ID=39691252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011506218A Active JP5511792B2 (ja) 2008-04-25 2009-04-24 液体中にポリマー鎖及び無機物質の粒子を含む液状組成物

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10138356B2 (ja)
EP (2) EP2112196A1 (ja)
JP (1) JP5511792B2 (ja)
BR (1) BRPI0911349A2 (ja)
CA (1) CA2722361C (ja)
WO (1) WO2009131454A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2581432A1 (en) * 2011-10-11 2013-04-17 Nederlandse Organisatie voor toegepast -natuurwetenschappelijk onderzoek TNO Enhanced hydrocarbon recovery
EP2813213A1 (en) * 2013-06-12 2014-12-17 Nederlandse Organisatie voor toegepast -natuurwetenschappelijk onderzoek TNO Injectable hydrogel composition, method for the preparation and uses thereof
JP6584180B2 (ja) * 2015-01-30 2019-10-02 東ソー株式会社 ポリ−n−ビニルイミダゾリドン構造を有する温度応答性ポリマー
CN114602111B (zh) * 2022-03-14 2023-06-13 上海大学 一种多级水缓释蛭石分散体系灭火剂及其制备方法

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2729293B2 (ja) * 1988-09-12 1998-03-18 工業技術院長 熱可逆型増粘剤
US5164055A (en) * 1990-01-29 1992-11-17 Applied Biosystems, Inc. High-viscosity polymer matrix and methods
JPH0489000A (ja) * 1990-05-02 1992-03-23 W R Grace & Co 細胞培養キットおよび細胞傷害試験法
US5569364A (en) * 1992-11-05 1996-10-29 Soane Biosciences, Inc. Separation media for electrophoresis
JP4759165B2 (ja) * 2000-05-29 2011-08-31 一般財団法人川村理化学研究所 有機・無機複合ヒドロゲル及びその製造方法
JP2002053762A (ja) * 2000-05-29 2002-02-19 Kawamura Inst Of Chem Res 有機・無機複合ヒドロゲル及びその製造方法
US6710104B2 (en) * 2000-05-29 2004-03-23 Kawamura Institute Of Chemical Research Organic/inorganic hybrid hydrogel and manufacturing method therefor
FR2819415B1 (fr) * 2001-01-15 2003-11-21 Oreal Dispersions stabilisees a des temperatures des 4 a 50 au moyen d'un polymere comportant des unites hydrosolubles et des unites a lcst
FR2819429B1 (fr) * 2001-01-15 2003-03-07 Oreal Emulsions et compositions moussantes contenant un polymere comprenant des unites hydrosolubles et des unites a lcst, notamment pour des applications cosmetiques
FR2819397B1 (fr) * 2001-01-15 2003-03-07 Oreal Compositions a effet optique, notamment cosmetiques
FR2819416B1 (fr) * 2001-01-15 2004-12-17 Oreal Composition moussante tehrmogelifiante et mousse obtenue
US6565530B2 (en) * 2001-02-28 2003-05-20 Scimed Life Systems, Inc. Immobilizing objects in the body
FR2823439A1 (fr) * 2001-04-13 2002-10-18 Oreal Composition de bain gelifiantes, relaxantes
FR2826015A1 (fr) * 2001-06-18 2002-12-20 Schlumberger Services Petrol Solutions aqueuses de polymere qui viscosifient de maniere reversible ou se transforment en gel de maniere reversible, sous l'effet d'un cisaillement
CA2467763C (en) * 2001-12-21 2011-09-13 Alcon, Inc. Use of synthetic inorganic nanoparticles as carriers for ophthalmic and otic drugs
EP1595899B1 (en) 2003-02-17 2009-11-25 Kawamura Institute Of Chemical Research Polymer gel containing biocompatible material, dry gel, and process for producing polymer gel
JP3914501B2 (ja) * 2003-02-17 2007-05-16 財団法人川村理化学研究所 高分子ゲル複合材及びその製造法
US20040202634A1 (en) * 2003-03-19 2004-10-14 L'oreal Composition useful for cosmetic or dermatological use containing a block copolymer
EP2060280A3 (en) * 2003-04-30 2009-05-27 Drexel University Thermogelling polymer blends for biomaterial applications
US20050249683A1 (en) * 2004-04-27 2005-11-10 L Alloret Florence Nail varnish composition comprising a polymer comprising units with a lower critical solution temperature
US7313917B2 (en) * 2004-07-01 2008-01-01 Cornell Research Foundation, Inc. Volume phase transition to induce gel movement
JP4776187B2 (ja) * 2004-07-21 2011-09-21 Dic株式会社 有機・無機複合高分子ゲル及びその製造方法
JP2006036811A (ja) 2004-07-22 2006-02-09 Fuji Xerox Co Ltd 機能性高分子ゲル、及びそれを含有する高分子ゲル組成物、並びに光学素子
DE602005021915D1 (de) * 2004-12-14 2010-07-29 Kawamura Inst Chem Res Hem hybridhydrogel, dieses umfassendes zellkultursubstrat und antibeschlagmaterial, umfassend getrocknetes produkt davon
JP2006271252A (ja) 2005-03-29 2006-10-12 Kawamura Inst Of Chem Res 細胞培養基材及び細胞培養方法
JP2006288217A (ja) * 2005-04-06 2006-10-26 Kawamura Inst Of Chem Res 細胞培養基材及び細胞培養方法
JP4979199B2 (ja) * 2005-04-19 2012-07-18 一般財団法人川村理化学研究所 細胞培養基材及び細胞培養方法
US20070135706A1 (en) * 2005-12-13 2007-06-14 Shimko Daniel A Debridement method, device and kit
US8608760B2 (en) * 2006-06-21 2013-12-17 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Compositions and methods for joining non-conjoined lumens
CA2656179A1 (en) * 2006-06-21 2007-12-27 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Compositions and methods for joining non-conjoined lumens
WO2008034553A1 (en) * 2006-09-20 2008-03-27 Services Petroliers Schlumberger Polymers and nanoparticles formulations with shear- thickening and shear-gelling properties for oilfield applications
JP2008074925A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Kawamura Inst Of Chem Res ホウ酸塩基含有有機無機複合ヒドロゲル及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011518913A (ja) 2011-06-30
EP2112196A1 (en) 2009-10-28
EP2285883B1 (en) 2017-12-27
CA2722361A1 (en) 2009-10-29
US20110068289A1 (en) 2011-03-24
US10138356B2 (en) 2018-11-27
WO2009131454A1 (en) 2009-10-29
BRPI0911349A2 (pt) 2018-03-20
EP2285883A1 (en) 2011-02-23
CA2722361C (en) 2019-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Viseras et al. Biopolymer–clay nanocomposites for controlled drug delivery
JP5511792B2 (ja) 液体中にポリマー鎖及び無機物質の粒子を含む液状組成物
Khanlari et al. Bioadhesives: a review
Jesus et al. Highly controlled diffusion drug release from ureasil–poly (ethylene oxide)–Na+–montmorillonite hybrid hydrogel nanocomposites
CN105102002B (zh) 用于在消化道中保护伤口、提供止血或预防粘连的药物组合物
JP5820807B2 (ja) フィブリンシーラント
Ianchis et al. Hydrogel-clay nanocomposites as carriers for controlled release
KR101864465B1 (ko) 의료용 도관을 통한 생체 내 투여성 마이크로 입자
KR20160033897A (ko) 조직 수복용 조성물 및 이의 제조방법
CN114008177A (zh) 阻燃组合物、其制备工艺及试剂盒
US20080026069A1 (en) Particles
Misirli et al. Preparation and characterization of Mitomycin-C loaded chitosan-coated alginate microspheres for chemoembolization
EP3344301B1 (en) Biodegradable implant
ES2935765T3 (es) Polvo para hemostasia
Singhvi et al. Alginate: drug delivery and application
Ninan et al. In vitro and in vivo evaluation of pectin/copper exchanged faujasite composite membranes
JP2011518913A5 (ja)
Singh et al. Alginate-based hydrogels: synthesis, characterization, and biomedical applications
WO2023096923A1 (en) Stimuli responsive block copolymers
US10675298B2 (en) Particles
JP7410876B2 (ja) 血管閉塞のためにその場凝固複合コアセルベートを使用する装置及び方法
EP3986491B1 (en) Crosslinkable hydrogel compositions
Shinde et al. Alginate Based Hydrogel in Drug Delivery and Biomedical Applications
JP2024509661A (ja) 一過性造影剤入りの、その場で固化する注入可能な組成物、並びにそれらの製造及び使用方法
Barik Layered double hydroxide-decorated hydrogel for biomedical applications

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120420

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130415

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130813

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131213

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20131213

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20131220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140311

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140325

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5511792

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250