JP5510733B2 - 手持ち式動力工具 - Google Patents

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Description

本発明は手持ち式動力工具に関し、特にハンドルホルダを備える手持ち式動力工具に関する。
手持ち式の動力工具では、例えば特許文献1に示されるように、トリガ等が設けられるメインハンドルの他に、安定して動力工具を支えるためのサイドハンドルが設けられている場合がある。このサイドハンドルは、図10に示されるように、工具の前側に位置する装着箇所32Aに装着されたバンド251の一端及び他端が掛けられて固定された第一ホルダ253と第二ホルダ254とを備えている。この第一ホルダ253と第二ホルダ253とを、バンド251の両端を鋏むように装着箇所32Aから第一ホルダ253及び第二ホルダ254に向かう方向と直交する方向に移動させ、バンド251を装着箇所32Aに締結することにより、サイドハンドル250を装着箇所に固定している。
特開2008−284655号公報
上記した従来のサイドハンドルは、バンドの端を挟む方向に締め付けるが、締め付けが不十分な場合には、バンドと装着箇所との間の摩擦力が不足し、サイドハンドルが工具軸を中心に回転する恐れがあった。よって本発明は、サイドハンドルを装着箇所に確実に装着でき、操作性の高い手持ち式動力工具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、サイドハンドルを備えた手持ち式動力工具であって、該サイドハンドルは、工具本体の装着箇所に巻き付けられるバンドと、該バンドの一端及び他端を保持すると共に、ハンドルが装着されるハンドルホルダと、を備え、該ハンドルホルダは、第一ホルダと第二ホルダとから構成され、該装着箇所から該ハンドルホルダへ向かう牽引方向に該バンドの一端及び他端を該装着箇所に対して引っ張る牽引機構を有し、該牽引機構は、該バンドの該一端及び該他端が装着されるバンドホルダと、該ハンドルホルダの一部に設けられて該バンドホルダを該牽引方向へと付勢する付勢部とを有し、該第一ホルダと該第二ホルダとは、少なくともいずれか一方がいずれか他方に対して該牽引方向と略直交する方向に移動可能に構成されると共に少なくともいずれか一方に該付勢部が設けられている手持ち式動力工具を提供する。
これらのような構成によると、牽引機構の移動量(バンドの両端の引っ張り量)に制限が無くなるため、引っ張り量を大きくすることができ、より高張力でバンドを装着箇所に締結することができる。バンドで締結する構造であるため、装着箇所のサイズや形状にばらつきがあってもバンドで吸収することができ、多様な形状、サイズの工具本体に装着することができる。
また該ハンドルホルダには、該第一ホルダと該第二ホルダとを該牽引方向と略直交する方向に互いに近接可能とするネジ部が設けられていることが好ましい。
また該ハンドルは、一端及び他端がそれぞれハンドルホルダに接続され該ハンドルホルダを含んで環状に構成され、該ネジ部は、該ハンドルの該一端と該他端との間に該ハンドルホルダを間に挟んで該ハンドルの該一端及び該他端を締結することが好ましい。
また該ハンドルホルダには、該牽引方向と交差し、該バンドを該装着箇所に対して該牽引方向へと引っ張る際の受けとなる受け面が設けられていることが好ましい。
また上記課題を解決するために本発明は、サイドハンドルを備えた手持ち式動力工具であって、該サイドハンドルは、工具本体の装着箇所に巻き付けられるバンドと、ハンドルが装着されると共に該バンドを引っ張り該装着箇所に締結する締結機構とを備え、該締結機構は、該バンドに装着されて該装着箇所から締結機構へ向かう牽引方向に該バンドを引っ張るバンドホルダと、該牽引方向と交差する方向に移動することにより該バンドホルダを該牽引方向へと移動させるハンドルホルダとを有する手持ち式動力工具を提供する。
本発明の手持ち式動力工具によれば、サイドハンドルの締結力が増すため、手持ち式動力工具の装着箇所に確実に装着することができる。
本発明の実施の形態に係る手持ち式動力工具のサイドハンドルが装着された状態での斜視図。 本発明の実施の形態に係る手持ち式動力工具のサイドハンドルが装着された状態での要部断面図。 本発明の実施の形態に係る手持ち式動力工具のサイドハンドルの断面図。 本発明の実施の形態に係る手持ち式動力工具のサイドハンドルのバンドの平面図。 本発明の実施の形態に係る手持ち式動力工具のサイドハンドルの第一ホルダの(a)正面図、(b)底面図、(c)側面図、(d)平面図、(e)図5(d)平面図のE−E線に沿った断面図。 本発明の実施の形態に係る手持ち式動力工具のサイドハンドルのバンドホルダの(a)正面図、(b)背面図。 本発明の実施の形態に係る手持ち式動力工具のサイドハンドルの変形例に係る断面図。 図7のVIII-VIII線に沿った断面図。 本発明の実施の形態に係る手持ち式動力工具のサイドハンドルの変形例に係るバンドの平面図。 従来例に係る手持ち式動力工具の断面図。
本発明の手持ち式動力工具をハンマに適用した実施の形態について、図1乃至図6に基づき説明する。図1に示されるハンマ1は、先端にビット1Aを装着して作業を行う手持ち式の工具であり、互いに接続されたメインハンドル部10、モータハウジング20、及びギヤハウジング30からなるハウジングを外郭とし、サイドハンドル50がギヤハウジング30に設けられて構成されている。以下の説明では、ビット1Aのハンマ1から延出される先端側を前側としてビット1Aの軸方向を前後方向と規定する。
メインハンドル部10は、ハンマ1の最後端位置に配置され、使用者がハンマ1を使用するときに一方の手で握る握り部11が前後方向と直交する方向に延出するように設けられている。握り部11の延出方向において一端側には電源ケーブル12が取付けられ、他端側には図示せぬスイッチ機構に接続されるトリガ13が設けられている。電源ケーブル12は、図示せぬスイッチ機構を外部電源に接続している。またトリガ13を操作することにより、後述の電動モータ21と外部電源との接続と断続とを切換えることができる。以下の説明において、握り部11が延出される方向であってトリガ13に対する電源ケーブル12側を下側として上下方向を規定する。
モータハウジング20は、メインハンドル部10の前側下部に設けられており、図2に示されるように内部に動力源である電動モータ21が収容されている。電動モータ21は、その回転駆動力を出力する出力軸部22を備えており、出力軸部22の軸方向が上下方向と一致し先端が上方を向くように配置されている。出力軸部22の先端(上端)には、ピニオンギヤ23が設けられている。ピニオンギヤ23は、ギヤハウジング30内に位置している。
ギヤハウジング30は、運動変換ハウジング31と、打撃ハウジング32とを備えている。運動変換ハウジング31は、モータハウジング20の上側かつメインハンドル部10の前側に位置している。打撃ハウジング32は、運動変換ハウジング31の先端側に位置している。
運動変換ハウジング31内には、クランク軸部34と、運動変換機構36とが主に設けられ散る。クランク軸部34は、ピニオンギヤ23の後側に配置され、出力軸部22と平行に延び運動変換ハウジング31に回転可能に支承されている。クランク軸部34の下端寄りには、ピニオンギヤ23と噛合する第一ギヤ35が同軸固定されている。クランク軸部34の上端部には、後述のクランクウェイト37が同軸固定されている。運動変換機構36は、クランクウェイト37、クランクピン38、及びコンロッド39を有しており、クランク軸部34の上部に配置されている。クランクウェイト37は、クランク軸部34の上端に固定されている。クランクピン38は、クランクウェイト37の端部に固定されている。コンロッド39は前後方向に延びており、後端位置でクランクピン38に上下方向に延びる回転軸回りに回転可能に接続されている。コンロッド39がクランクピン38に接続されることにより、クランクピン38のクランク軸部34の回転軸回りの回転を、コンロッド39の前後方向への往復動へと変換することができる。
打撃ハウジング32内には、出力軸部22と直交する前後方向に延びるシリンダ40が設けられている。シリンダ40の中心軸と、出力軸部22の回転軸は、同一平面上に位置している。また、シリンダ40内には、その内周と摺動可能にピストン43が設けられている。ピストン43は後端部分にピストンピン43Aを有し、ピストンピン43Aは、コンロッド39の先端に接続されている。よってコンロッド39の前後動に応じてピストン43がシリンダ40内で前後動する。
シリンダ40内においてピストン43の前側には、打撃子44がシリンダ40の内周と摺動可能に設けられている。シリンダ40内であってピストン43と打撃子44との間には空気室45が画成されている。また、打撃子44の前端側には、中間子46が前後方向に摺動可能に設けられている。中間子46は後端が打撃子44の前端と当接可能に構成されている。
また打撃ハウジング32において、中間子46が配置される位置の外周部分には、サイドハンドル50を装着する装着箇所32Aが規定されている。装着箇所32Aは、図3に示されるように前後方向と直交する断面が円形を成すように構成されている。
打撃ハウジング32の前端には、工具装着部16が設けられており、工具装着部16には、前後方向に挿通し、ビット1Aが装着される装着孔16aが形成されている。装着孔16a内には中間子46が露出している。よって装着孔16a内にビット1Aを装着することにより、ビット1Aは中間子46と接触することが可能になり、中間子46によりビット1Aに打撃力が伝達される。
サイドハンドル50は、図1に示されるように、打撃ハウジング32の装着箇所32Aに装着されており、図3に示されるようにバンド51と、ハンドルホルダ52と、バンドホルダ55と、ハンドル56と、ネジ部57とから主に構成されている。
バンド51は、図4に示されるように、長尺状に構成されており、長手方向の一端及び他端にそれぞれ貫通孔51a、51aが形成されている。この貫通孔51a、51aが形成された一端及び他端を装着箇所32Aの軸方向(前後方向)と直交する方向にそれぞれ延出するように、バンド51が装着箇所32Aに巻き付けられて装着されている。
ハンドルホルダ52は、図3に示されるように互いに同形状を成す第一ホルダ53及び第二ホルダ54を、後述の溝部53b、54bが対向するように上下方向で組合せて構成されている。互いに同形状であるので、主に第一ホルダ53について説明する。第一ホルダ53は、図5(a)〜(e)に示されるように、中心に貫通孔53aが形成された略円形の台部53Aと、台部53Aの外周から半径方向かつ台部53Aの一面側から他面側に向かう方向に延びる鍔部53Bとから主に構成されている。鍔部53Bは、装着箇所32Aの外周に沿うように形状化されている。図5(b)に示されるように台部53Aにおいて貫通孔53aが開口する一面側には、台部53Aの半径方向に延び鍔部53Bまで跨る溝部53bが形成されており、溝部53bの底面に貫通孔53aが開口している。溝部53bは、その幅がバンド51の幅と略等しくなるように構成されている。溝部53bの底面形状は、それぞれ台部53Aの一端面の形状及び鍔部53Bの形状に沿うように形状化されている。また溝部53bの底面において、反鍔部53B側の端部には、付勢部である付勢面53Cが設けられている。付勢面53Cは、図5(e)に示されるように、台部53Aの半径方向と約45°の角度で交差するように設けられている。
また図5(b)(c)に示されるように、溝部53bの両側部分には、溝部53bを画成するリブ部53D、53Dが設けられている。このリブ部53D、53Dにおいて鍔部53Bに設けられている部分(図中符号53F)が、第一ホルダ53の装着箇所32Aと当接する受け面53Fに該当する。台部53Aにおいて他面側には、周方向に亘って凹凸が形成された係合面53Eが設けられている。
第二ホルダ54も第一ホルダ53と同様の構成を成しており、これら第一ホルダ53と第二ホルダ54とのそれぞれの溝部53b、溝部54bにバンド51の一端及び他端が挿入されるように、第一ホルダ53及び第二ホルダ54が装着箇所32Aに装着される。この状態において、貫通孔53a、貫通孔54aと貫通孔51a、貫通孔51aとが重なり、また、第一ホルダ53及び第二ホルダ54のそれぞれのリブ部53D、リブ部54Dが装着箇所32A外周に当接する。
バンドホルダ55は、貫通孔51a(図4)内に挿入可能な大きさに形成されており、図6(a)(b)に示されるように、貫通孔51a内に挿入されてバンド51が掛けられる掛止面55Aを下底とする台形形状に構成されている。掛止面55Aには、バンド51が掛けられた際にバンド51が落ち込む凹部55aが形成されている。バンドホルダ55において台形形状における一対の斜面55B、斜面55Bがそれぞれ第一ホルダ53及び第二ホルダ54の付勢面53C、付勢面54Cと当接する箇所になる。よってバンドホルダ55は、一対の斜面55B、斜面55Bがそれぞれ付勢面53C、付勢面54Cと当接して第一ホルダ53と第二ホルダ54との間に保持される。このバンドホルダ55と上述のハンドルホルダ52とから締結機構が構成され、バンドホルダ55と上述の付勢面53C、54Cから牽引機構が構成される。
図3に示されるようにハンドル56は、略C字状に構成され、略C字状の一端及び他端に凹凸が形成された被係合面56A、56Aが規定されている。この被係合面56A、56Aがそれぞれ第一ホルダ53の係合面53Eと第二ホルダ54の係合面54Eとに係合するようにハンドル56がハンドルホルダ52に接続され、ハンドル56とハンドルホルダ52とから環状に構成されている。被係合面56A、被係合面56Aと係合面53E、係合面54Eとが係合することにより、ハンドル56を、貫通孔53a、貫通孔54aの軸周りの所定の角度でハンドルホルダ52に対して固定することができる。またハンドル56において、略C字状の一端及び他端には、略C字状の一端から他端に向かう方向を貫通方向とする貫通孔56a、貫通孔56aがそれぞれ形成されている。この貫通孔56a、貫通孔56aは、ハンドル56がハンドルホルダ52に装着された状態で、貫通孔53a、貫通孔54aと連通するように構成されている。
ネジ部57は、長ボルト57Aと、ノブ57Bとから構成されている。長ボルト57Aは、ハンドル56の一端側から、ハンドル56の貫通孔56a、貫通孔56a、ハンドルホルダ52の貫通孔53a、貫通孔54a、及びバンド51の一端及び他端における貫通孔51a、貫通孔51a(図4)を貫通している。ノブ57Bは、ハンドル56の他端側に配置され、ハンドル56の一端から他端に貫通した長ボルト57Aと螺合している。
よってノブ57Bを締めることにより、長ボルト57Aのヘッド部分とノブ57Bとでハンドル56の一端及び他端を互いに近づくように締結することができる。ハンドルホルダ52はハンドル56の一端と他端との間に挟持されているため、ハンドル56の締結により、第一ホルダ53及び第二ホルダ54も互いに近づくように移動する。第一ホルダ53と第二ホルダ54の間には、付勢面53C、付勢面54Cにそれぞれ当接するバンドホルダ55が配置されているが、上述のように第一ホルダ53と第二ホルダ54とが互いに近接することにより、付勢面53C、付勢面54Cに沿ってバンドホルダ55が前後方向と直交する方向であって装着箇所32Aからハンドルホルダ52へと向かう牽引方向へと移動する。このバンドホルダ55にはバンド51の一端及び他端が掛けられているため、バンドホルダ55の牽引方向への移動に伴い、バンド51がハンドルホルダ52に対して牽引方向へと牽引される。ハンドルホルダ52は装着箇所32Aに当接しているため、ハンドルホルダ52が装着箇所32Aに対して反牽引方向に移動することはない。よってバンド51が装着箇所32Aに対して牽引されて装着箇所32Aとバンド51との間の摩擦が増大し、バンド51が装着箇所32Aに締結される。
またノブ57Bを締めることにより、ハンドル56の被係合面56A、56Aと第一ホルダ53の係合面53E及び第二ホルダ54の係合面54Eとが密接し、凹凸が嵌合するため、ハンドル56がハンドルホルダ52に対して回動することが抑制される。
本発明の手持ち式動力工具は、上述した実施の形態に限定されず特許請求の範囲に記載された範囲で種々の改良や変形が可能である。例えば図7及び図8に示されるように、バンドホルダ155において、台形形状の上底から下底に貫通する貫通孔155aを形成してもよい。これに対して図9に示されるようにバンド151の両端をT字状に加工して係止部151A、151Aとする。この係止部151A、151Aを貫通孔155aに挿入、掛止してバンド151をバンドホルダ155で牽引方向に牽引することにより、上述の実施の形態と同様に、バンド151でハンドルホルダ155を装着箇所32Aに好適に締結し、サイドハンドル150をハンマ1に装着することができる。
上述実施の形態及び変形例のような構成によると、バンドホルダの牽引方向への移動量について制限が無いため、バンドホルダを牽引方向に付勢する第一ホルダ、第二ホルダの付勢面の形状如何でバンドホルダの移動量を大きくすることができ、より高張力でバンドを装着箇所に締結することができる。またバンドに張力を与えると共に、装着箇所に対し牽引方向にバンドを牽引するため、装着箇所に対してバンドが牽引方向に付勢される。即ち、バンドを締結することによるバンドと装着箇所との間の摩擦力の他に、バンドを装着箇所に対して牽引方向に牽引(付勢)することによるバンドと装着箇所との間の摩擦力が発生する。よって本実施の形態によれば、図10に示されるような、従来の単にバンドを装着箇所に締め付ける以上の締結力を得ることができ、より確実にバンドホルダを工具に装着することができる。
本発明の手持ち式動力工具は、上述したハンマに限らず、サイドハンドルを備えて両手で支える必要がある動力工具、例えばドリル等に利用することができる。
1・・ハンマ 1A・・ビット 10・・メインハンドル部 11・・握り部
12・・電源ケーブル 13・・トリガ 16・・工具装着部 16a・・装着孔
20・・モータハウジング 21・・電動モータ 22・・出力軸部
23・・ピニオンギヤ 30・・ギヤハウジング 31・・運動変換ハウジング
32・・打撃ハウジング 32A・・装着箇所 34・・クランク軸部
35・・第一ギヤ 36・・運動変換機構 37・・クランクウェイト
38・・クランクピン 39・・コンロッド 40・・シリンダ 43・・ピストン
43A・・ピストンピン 44・・打撃子 45・・空気室 46・・中間子
50・・サイドハンドル 51・・バンド 51a・・貫通孔 52・・ハンドルホルダ
53・・第一ホルダ 53A・・台部 53B・・鍔部 53C・・付勢面
53D・・リブ部 53E・・係合面 53F・・受け面 53a・・貫通孔
53b・・溝部 54・・第二ホルダ 54C・・付勢面 54E・・係合面
55・・バンドホルダ 55A・・掛止面 55B・・斜面 55a・・凹部
56・・ハンドル 56A・・被係合面 56a・・貫通孔 57・・ネジ部
57A・・長ボルト 57B・・ノブ

Claims (5)

  1. サイドハンドルを備えた手持ち式動力工具であって、
    該サイドハンドルは、工具本体の装着箇所に巻き付けられるバンドと、該バンドの一端及び他端を保持すると共に、ハンドルが装着されるハンドルホルダと、を備え、
    該ハンドルホルダは、第一ホルダと第二ホルダとから構成され、該装着箇所から該ハンドルホルダへ向かう牽引方向に該バンドの一端及び他端を該装着箇所に対して引っ張る牽引機構を有し、
    該牽引機構は、該バンドの該一端及び該他端が装着されるバンドホルダと、該ハンドルホルダの一部に設けられて該バンドホルダを該牽引方向へと付勢する付勢部とを有し、
    該第一ホルダと該第二ホルダとは、少なくともいずれか一方がいずれか他方に対して該牽引方向と略直交する方向に移動可能に構成されると共に少なくともいずれか一方に該付勢部が設けられていることを特徴とする手持ち式動力工具。
  2. 該ハンドルホルダには、該第一ホルダと該第二ホルダとを該牽引方向と略直交する方向に互いに近接可能とするネジ部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の手持ち式動力工具。
  3. 該ハンドルは、一端及び他端がそれぞれハンドルホルダに接続され該ハンドルホルダを含んで環状に構成され、
    該ネジ部は、該ハンドルの該一端と該他端との間に該ハンドルホルダを間に挟んで該ハンドルの該一端及び該他端を締結することを特徴とする請求項2に記載の手持ち式動力工具。
  4. 該ハンドルホルダには、該牽引方向と交差し、該バンドを該装着箇所に対して該牽引方向へと引っ張る際の受けとなる受け面が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の手持ち式動力工具。
  5. サイドハンドルを備えた手持ち式動力工具であって、
    該サイドハンドルは、工具本体の装着箇所に巻き付けられるバンドと、
    ハンドルが装着されると共に該バンドを引っ張り該装着箇所に締結する締結機構とを備え、
    該締結機構は、該バンドに装着されて該装着箇所から締結機構へ向かう牽引方向に該バンドを引っ張るバンドホルダと、該牽引方向と交差する方向に移動することにより該バンドホルダを該牽引方向へと移動させるハンドルホルダとを有することを特徴とする手持ち式動力工具。
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