JP5509700B2 - 糊付け装置 - Google Patents

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Description

本発明は、製函機に設置してカートンブランクシートに糊付けを行うための糊付け装置に関する。
一般に製函機は、折罫線が形成され、所定の形状に打ち抜かれたカートンブランクシートをベルトコンベア上に流しながら、折罫線を所定の位置で折り返し、接着剤(糊)を所定の位置に塗布して圧着し、連続的に紙箱を組み立てる装置である。糊を塗布する装置は、糊付け装置と呼ばれ、カートンブランクシートの上面に上から糊を塗布する上糊装置と、下面に下から糊を塗布する下糊装置が一般的に用いられている。
1枚のブランクシートの複数箇所に糊を塗布する必要がある場合には、一般的には複数台の糊付け装置を設置する必要があるが、糊付け装置の設置スペースの制約から、上糊装置と下糊装置を併用する場合が多い。
図3は、上糊装置と下糊装置から構成される従来の糊付け装置の構造を示した断面模式図である。図3に示したように、上糊装置8、下糊装置9とも、構造は基本的に同じであり、回転する糊車軸3に取り付けた糊付けプーリー2を糊タンク6中の糊10につけ、余分の糊をドクターブレード7でかき落として、糊膜厚を調整し、糊付けプーリー2の円周面に付着した糊を基材であるブランクシートに転移させる構造となっている。糊付けプーリー2に対向して、基材を挟み付けるための押さえコロ4が設置してあり、押さえコロ4は、摺動支持部5に取り付けられていて、基材の厚さに応じて、基材を挟み付ける隙間を調整できるようになっている。
図3は、基材11としてインナーブランク12とアウターブランク13の2枚のブランクシートを重ねたものを使用して製函する、二重壁をもったカートンのブランクシートに糊付けする状態を示している。アウターブランク13には、下側から下糊装置9によって糊が塗布される。インナーブランク12は、折り返された状態で、上側から上糊装置8によって糊が塗布される。なお2枚のブランクシートは、予めホットメルト接着剤によって動かないように接着されている場合が多い。
図4は、上糊装置8の斜視図であるが、糊付けプーリー2は、空気中に露出している面積が大きいため、糊付けプーリー2の表面に付着した糊が乾燥して糊滓となり、ドクターに引っ掛かって糊切れを生じ、接着不良の原因となったり、あるいは糊滓が製品に付着したり混入したりするトラブルが発生しやすい。このため、特に上糊装置においては、装置全体を洗浄するメンテナンスを頻繁に実施する必要があった。
1台の製函機に対して、複数個の糊付け装置を設置した例が、以下の文献に記載されている。
特許文献1に記載された本出願人の出願に係るカートン製函用糊付装置は、糊付け装置を2台直列に配置し、一方の糊付け装置に不具合が生じた場合であっても、もう一方の糊付け装置によって品質が保証される糊付け装置である。この糊付装置によれば、装置の不具合に起因する糊付け不良の発生を未然に防止することができる。
特許文献2には、共通の1本の駆動軸に2個の糊付ローラと、さらに糊付ローラと同径の2個の押えローラが取り付けられた函体の底壁の糊付装置が記載されている。この糊付
装置によれば、押えローラの働きにより、底壁への糊付けの際に、函体材料がずれ動くことがなく、円滑に糊付けを行うことができる。
実開昭59-31466号公報 実開昭63-119028号公報
特許文献1に記載されたカートン製函用糊付装置は、1枚のブランクシートの2箇所に糊付けすることを目的としたものではなく、同一箇所に糊を2回塗布することにより、品質を保証することを目的としたものであるが、特許文献1に記載された糊付装置は、糊付けタンクも含めて、同様の糊付け装置2台分の機構を必要とし、設置スペースもほぼ2台分必要であるという問題がある。
特許文献2に記載された函体の底壁の糊付装置には、上糊装置が用いられており、既に説明した上糊装置の問題点を包含しているものである。
本発明の解決しようとする課題は、小さい面積に設置可能であり、メンテナンスにも手間がかからず、同時に複数箇所に糊付けが可能な糊付け装置を提案するものである。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、糊付け箇所によって厚さが異なる基材の下面に糊を塗布するための糊付け装置であって、1本の糊車軸と、糊車軸に設置された同径の2個以上の糊付けプーリーと、糊付けプーリーの周面に糊を付着させる1個の糊タンクと、糊付けプーリーの上側に設置された押さえコロと、押さえコロを上下方向に位置決めする摺動支持部と、糊付けプーリーの周面の糊膜厚を調整するドクターブレードを具備し、前記押さえコロと摺動支持部とドクターブレードは、各糊付けプーリーに対して各々1個づつ設けられたことを特徴とする糊付け装置である。
本発明に係る糊付け装置は、1本の糊車軸に設置された2個以上の糊付けプーリーを有するため、一枚のカートンブランクシートの複数箇所に一度に糊を塗布することができるものでありながら、駆動系や制御系は1式で事足りるため、操作性やメンテナンス性に優れ、コスト的にも有利な糊付け装置である。
複数の糊付けプーリーに対して糊車軸と糊タンクが共通であるため、設置面積が少なくて済み、メンテナンスの手間も最小限に抑えることができる。
複数の糊付けプーリーに対して、ドクターブレードと押えコロと摺動支持部を1個づつ設けたので、それぞれの糊付けプーリーに対応して、最適な糊付け条件を設定することができる。
上糊装置を使用しないため、従来上糊装置に起因していた問題点が解消され、品質が安定し、頻繁なメンテナンスも不要となり、作業効率も向上する。
図1は、本発明に係る糊付け装置の一実施態様における構造を示した断面模式図である。 図2は、図1のAA断面を示した断面模式図である。 図3は、上糊装置と下糊装置から構成される従来の糊付け装置の構造を示した断面模式図である。 図4は、従来の上糊装置を示した模式図である。
以下図面に従い、本発明に係る糊付け装置について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る糊付け装置の一実施態様における構造を示した断面模式図である。また図2は、図1のAA断面を示した断面模式図である。なお煩雑を避けるため、これらの図では、本来製函機に存在するコンベアロールや、ガイド等が省略されている。
本発明に係る糊付け装置1は、基本的には下糊装置であり、基材11の下面から糊を塗布する構造となっている。共通の糊タンク6には、共通の1本の糊車軸3に設置された複数の糊付けプーリー2が収納されている。図1では2個の糊付けプーリー2が設置されている。糊付けプーリー2は、糊車軸3に固定されている。
糊車軸3は、駆動モーターによって駆動されており、糊付けプーリー2の周速がライン速度に等しくなるように制御されている。糊車軸3には、糊付けプーリー2の空転を防止するために、キー溝を設けたり、あるいは糊車軸3の断面を角柱などの、通常の円形と異なる異形断面にしてもよい。
各糊付けプーリー2の上側には、それぞれ押さえコロ4と、押さえコロ4を上下方向に位置決めする摺動支持部5が設置されている。また各糊付けプーリー2には、糊付けプーリー2の周面の糊膜厚を調整するドクターブレード7が設置されている。これらは、1個の糊付けプーリーに対して、1個づつ設置されているので、個々の糊付けプーリーに対して独立して糊付け条件を設定することが可能である。
図1に示したように、基材11がインナーブランク12とアウターブランク13の2枚からなるような場合であって、糊付け箇所によって基材11の厚さが異なるような場合であっても、摺動支持部5の調整によって、押えコロ4の高さを調節することにより、それぞれの糊付け箇所に最適な糊付け条件を設定することができる。
ドクターブレード7は、糊タンク6中で回転する糊付けプーリー2の側面および周面に付着した余分な糊を掻き取るためのものであり、コの字形の板状をしている。ドクターブレード7は、糊付けプーリー2の周面に付着した糊の厚さを調節できるように、前後に移動可能な構造となっている。
異なる品種の製函作業に対応して、糊付け位置や糊付け箇所の数を変更する場合に備えて、糊付けプーリー2は、糊車軸3の軸方向の取り付け位置の変更や、糊車軸3への着脱が容易な構造であることが望ましい。具体的には、糊付けプーリー2が糊車軸3の軸方向に容易に抜ける構造とするか、あるいは、糊付けプーリー2自体を分割構造としても良い。
以上のように、本発明に係る糊付け装置は、従来、カートンブランクシートを折り返して、上糊装置によって糊付けしていた糊付け工程を、ブランクシートを折り返さずに、下糊装置によって糊付けするようにしたものであり、この時、従来の下糊装置を2台並べて設置する方法であると、設置スペースが2倍となり、製函ラインが長大になってしまう問
題があるが、本発明に係る糊付け装置であれば、そのような問題もなく、従来の製函機に設置することが十分可能である。
本発明に係る糊付け装置1においては、複数の糊付けプーリー2に対して、1本の糊車軸3と共通の1個の糊タンク6しか存在しないため、駆動系や制御系も簡単で済み、設備コストも低く抑えられる。また保守作業も最小限で済む。
また本発明に係る糊付け装置1は、基本的に下糊装置であるので、糊付けプーリー2は、殆どの部分が糊タンク6中に収納されており、外気に触れる部分が少ないので、上糊装置のように、糊付けプーリーに付着した糊が乾燥してトラブルの原因となるようなことがない。
1・・・糊付け装置
2・・・糊付けプーリー
3・・・糊車軸
4・・・押えコロ
5・・・摺動支持部
6・・・糊タンク
7・・・ドクターブレード
8・・・上糊装置
9・・・下糊装置
10・・・糊
11・・・基材
12・・・インナーブランク
13・・・アウターブランク

Claims (1)

  1. 糊付け箇所によって厚さが異なる基材の下面に糊を塗布するための糊付け装置であって、1本の糊車軸と、糊車軸に設置された同径の2個以上の糊付けプーリーと、糊付けプーリーの周面に糊を付着させる1個の糊タンクと、糊付けプーリーの上側に設置された押さえコロと、押さえコロを上下方向に位置決めする摺動支持部と、糊付けプーリーの周面の糊膜厚を調整するドクターブレードを具備し、前記押さえコロと摺動支持部とドクターブレードは、各糊付けプーリーに対して各々1個づつ設けられたことを特徴とする糊付け装置。
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