JP5509416B2 - ナースコール装置保持具および保持部付ナースコール装置 - Google Patents

ナースコール装置保持具および保持部付ナースコール装置 Download PDF

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Description

本発明は、手に握る棒状(円筒状)の胴部とこの胴部の先端に設けられた指で押す押ボタンとからなる棒状ナースコール装置を、ベッドの柵の胴縁に着脱自在で嵌め保持することを可能とするナースコール装置保持具およびベッドの柵の胴縁に着脱自在形態で保持することが可能な保持部付ナースコール装置に関する。
棒状ナースコール装置の胴部よりわずかに小径でその弾性収縮付勢力によって縦向きに嵌った該胴部を動かないように保持する、開口を上向きとしてなる半円リング形態のナースコール保持プレート、このナースコール保持プレートの前部を開口して設けられた前記ナースコール保持プレートの内径幅よりも小幅形態で前記棒状ナースコール装置の胴部の縦向き状態での出し入れを、強制押し込み開きと強制引き出し開きにより可能としたナースコール装置出し入れ開口部とからなるナースコール保持部と(特許文献1の図4のクリップ2)、
前記ナースコール保持プレートの前記出し入れ開口部の反対側である背面側に設けられた、側面から親指以外の手の指が複数本ないし全部挿入して持つことができる縦長形態で上部を湾曲上部(胴縁保持部)とし下部を湾曲下部とし、その背面板部に前記柵の胴縁を出し入れするための胴縁出し入れ開口部を設けてなるとともに、前記胴縁出し入れ開口部から入れた前記胴縁を前記湾曲上部(胴縁保持部)に押し込みその弾性収縮付勢力によって、前記胴縁上に着脱自在形態で前記棒状ナースコール装置を前記ナースコール保持部に縦向きで保持することを可能としたナースコール装置保持具、すなわち、前記ナースコール保持部と(特許文献1の図4のクリップ2)と前記胴縁保持部(特許文献1の図5の嵌挿部3、3)とを組み合わせてなるナースコール装置保持具(以下「従来技術のナースコール装置保持具」という。」)が知られている。(例えば、特許文献1の図4のクリップ2と図5の嵌挿部3、3の組合せ。)
特開2005ー58455号公報(図4のクリップ2と図5の嵌挿部3、3の組合せ。)
特になし
上述した従来技術は、ナースコール保持プレートが上向きであるために棒状ナースコール装置(以下「ナースコール装置」ともいう。)は、縦状態で胴縁出し入れ開口部から押し込まれ横胴縁の内側(ベッドに寝る患者側)に突出した縦形態で取り付けられるものである。
このため、ナースコール装置コール保持具を胴縁に付けたまま回して、該胴縁の上に位置させた場合には、棒状ナースコール装置のボタン側が柵の外側に突出しコードのある尻側が柵の内側に突出する状態になり、前記胴縁の下に位置させた場合には、棒状ナースコール装置のボタン側が柵の内側に突出しコードのある尻側が柵の外側に突出する状態になるという欠点を有するものである。
すなわち、柵内側に突出状態にあるナースコール装置が治療等の邪魔になる場合はナースコール装置コール保持具を胴縁から取り外さなければならないという問題を有するものであった。
また、棒状ナースコール装置が横胴縁と交差形態で突出する形態であるので、棒状ナースコール装置に不用意に横向きからの強い当たりが起きやすく、この場合、強いねじれ力ないし回し力によって、当たった手がダメージを受ける危険があるものであり、または、棒状ナースコールないしナースコール保持具に損傷が生じる危険があるものであった。
また、図5の記載から胴縁出し入れ開口部は胴縁が嵌り保持される湾曲上部の開口幅よりかなり狭い開口幅であることが明らかである。
よって、保持部は胴縁のみを胴縁出し入れ開口部から該開口部を押し広げて該保持部内に入れて、湾曲上部に嵌め込み保持するというものであることが明らかであり、かつ、ナースコール保持部に縦向きに保持されることとしていることから、例えば湾曲上部に胴縁を位置させ湾曲下部にナースコール装置をはめ込み保持するという技術的思想は無いものであることは明らかであり、むしろ該技術的思想に想到することを阻害する阻害要因があるとするのが相当のものである。
また、胴縁保持部(特許文献1の図5の嵌挿部3、3)に親指以外の複数の指を挿入して、ナースコール保持部と(特許文献1の図4のクリップ2)に縦向き形態で保持された棒状ナースコール装置の頭部の押しボタンを親指で押し操作するものであることから、前記「従来技術のナースコール装置保持具」にあっては、親指での押し操作が不可能となる棒状ナースコールを横向きとする前記胴縁保持部を横向き形態とすることにはそれを阻害する阻害要因があるとするのが相当のものである。
以上述べたことから、「従来技術のナースコール装置保持具」はナースコール保持部が上向きで棒状ナースコール装置を上向き形態に保持しなければならないものである。よって、ベッド柵の前ないし後ろに突出する欠点を有するものであり、棒状ナースコール装置を横向きとすることを阻害する阻害要因があるとするのが相当のものである。
本発明は以上のような従来技術の欠点に鑑み、棒状ナースコール装置をベッドの柵の胴縁に保持させたまま、回すだけで棒状ナースコール装置をベッドの柵の外側にも内側に突出しない箇所に位置させることができるナースコール装置保持具および保持部付ナースコール装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は次に述べるような構成となっている。
<請求項1記載の発明>
押しボタンを先端のみに有する棒状ナースコール装置およびベッドの柵の胴縁を着脱自在形態で嵌め込み、前記棒状ナースコール装置を前記胴縁に保持するナースコール装置保持具であって、
前記胴縁が横胴縁では、
前記横胴縁を嵌める胴縁嵌り部、この胴縁嵌り部を形成して前記横胴縁に保持される胴縁保持プレート、この胴縁保持プレートに開口された、前記横胴縁を前記胴縁嵌り部に出し入れ自在とするための胴縁出し入れ開口部とからなる胴縁保持部と、
この胴縁保持部と一体的に設けられた、前記棒状ナースコール装置の胴部が前記横胴縁と同じ横向きである横向き形態で嵌るナースコール嵌り部、このナースコール嵌り部を形成してなるナースコール保持プレートとからなるナースコール保持部と、
以上の構成からなるとともに、
前記ナースコール保持部に前記棒状ナースコール装置が保持され前記横胴縁に前記胴縁保持部が取り付けられた状態のままで、前記胴縁保持部を前記横胴縁から外すことなく回して前記棒状ナースコール装置を好みの位置に止め保持することを可能とする弾性摩擦保持力を、前記胴縁保持プレートの弾性締め付け力ないし該胴縁保持プレートの内側面に施したゴム製部材あるいは合成樹脂製部材などの弾性摩擦部材によって実現し、
前記胴縁が縦胴縁では、
前記胴縁嵌り部、前記ナースコール保持部および該ナースコール保持部に保持されている前記棒状ナースコール装置は、縦向き形態となることを特徴とするナースコール装置保持具である。
<請求項2記載の発明>
ナースコール保持プレートに開口された、前記胴部ないし前記棒状ナースコール装置の信号コードを前記ナースコール嵌り部に出し入れ自在とするための部材出し入れ開口部を設けてなることを特徴とする請求項1記載のナースコール装置保持具である。
<請求項3記載の発明>
胴縁嵌り部とナースコール嵌り部が略同じ大きさ形態であり、前記胴縁嵌り部に胴縁および棒状ナースコール装置の胴部が嵌り保持することが可能とし、前記ナースコール嵌り部に前記胴縁および前記棒状ナースコール装置の胴部が嵌り保持することが可能としたことを特徴とする請求項1、2のいずれか1項に記載のナースコール装置保持具である。
<請求項4記載の発明>
ベッドの柵の胴縁を着脱自在形態で嵌め込み該胴縁に保持される保持部付ナースコール装置であって、
手で握ることができる棒状部と、
この棒状部の先端に設けられた押しボタンと、
前記棒状部の側部に設けられた、前記胴縁が横胴縁では、前記棒状部が前記横胴縁と同じ横向き形態で該横胴縁を嵌める胴縁嵌り部、この胴縁嵌り部を形成して前記横胴縁に保持される胴縁保持プレート、この胴縁保持プレートに開口された、前記横胴縁を前記胴縁嵌り部に出し入れ自在とするための胴縁出し入れ開口部とからなる胴縁保持部とからなるとともに、
前記胴縁保持部を前記横胴縁から外すことなく回して前記棒状部を好みの位置に止め保持することを可能とする弾性摩擦保持力を、前記胴縁保持プレートの弾性締め付け力ないし該胴縁保持プレートの内側面に施したゴム製部材あるいは合成樹脂製部材などの弾性摩擦部材によって実現し、
前記胴縁が縦胴縁では、
前記胴縁嵌り部および棒状部は、縦向き形態となることを特徴とする保持部付ナースコール装置である。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)本発明は、ベッドの柵の胴縁に胴縁保持部を胴縁から外すことなく回して棒状ナースコール装置を好みの位置に止め保持することを可能とする弾性摩擦保持力を、胴縁保持プレートの弾性締め付け力ないし該胴縁保持プレートの内側面に施したゴム製部材あるいは合成樹脂製部材などの弾性摩擦部材によって実現し、かつ、棒状ナースコール装置を横胴縁なら該横胴縁と同じ横方向である横向き形態に保持ないし支持し、縦胴縁なら該縦胴縁と同じ縦方向である縦向き保持ないし支持するものであるので、棒状ナースコール装置をベッドの柵の横胴縁ないし縦胴縁に保持させたままの状態で、手で回すだけで棒状ナースコール装置をベッドの柵の外側にも内側に突出しない箇所でありかつベッド柵の前後に突出しない棒状ナースコール装置の向き形態である、横胴縁では該横胴縁の上位置ないし下位置に該横胴縁をと同じ横向き形態で保持し、縦胴縁では該縦胴縁の左位置ないし右位置に該縦胴縁と同じ縦向き形態で保持することがきるという効果を奏する。
また、横胴縁の上、下ないし前方、後方のいずれかの位置に押しボタンの向きを同じ向きにして選択・調節することが手で回すだけでできるので、ベッドに寝た患者の好みの位置ないし適切な位置に近いところに棒状ナースコール装置を位置させることが容易にできるという効果を奏する。
本発明の技術的思想は、棒状ナースコール装置を支持ないし保持した胴縁保持部をベッド柵の胴縁に着脱自在かつ回し自在に嵌め込み形態で保持し、棒状ナースコール装置の向きを胴縁と同じ向き形態とにすることによって、ベッド柵の前後に棒状ナースコール装置が突出しない位置に該棒状ナースコール装置を位置保持させることができるところにある。
(2)また、棒状ナースコール装置をベッド柵から突出しない横胴縁の真上ないし真下に位置させた場合にあっては、棒状ナースコール装置に横向きからの当たりが起き難く、棒状ナースコール装置に不要な当たりがあってもナースコール保持具が横胴縁に保持されたままベッド柵内側に回る程度で横胴縁から外れることがない安全性を実現している。
また、請求項3記載の発明は上記効果を奏するとともに、胴縁嵌り部とナースコール嵌り部が略同じ大きさ形態であるので、どちらにナースコールを取り付け、どちらを胴縁に付けるのかの確認をすることなく使用ができるという効果を奏する。
本発明の実施例1の斜視図。 本発明の実施例1の平面図、正面図、底面図、左側面図および右側面図。 本発明の実施例1の使用状態を示す斜視図。 本発明の実施例1のナースコール装置の保持位置と横胴縁との位置関係を示す正面図。 本発明の実施例2の斜視図。 本発明の実施例3の斜視図。 本発明の実施例4の斜視図。 本発明の実施例5の斜視図。 本発明の実施例6の斜視図。 本発明の実施例7の斜視図。 本発明の実施例8の斜視図。
以下、本発明を実施するための最良の形態である実施例について説明する。但し、本発明をこれら実施例のみに限定する趣旨のものではない。また、後述する実施例の説明に当って、前述した実施例の同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図1〜図4に示す本発明の実施例において、ナースコール装置保持具1は、棒状ナースコール装置2およびベッドの柵の胴縁を着脱自在形態で嵌め込み、前記棒状ナースコール装置2を前記胴縁に保持するナースコール装置保持具であって、次に述べるような構成となっている。
前記胴縁が横胴縁3では、
前記横胴縁3を嵌める胴縁嵌り部4、この胴縁嵌り部4を形成して前記横胴縁3に保持される胴縁保持プレート5、この胴縁保持プレート5に開口された、前記横胴縁3を前記胴縁嵌り部4に出し入れ自在とするための胴縁出し入れ開口部6とからなる胴縁保持部7と、
この胴縁保持部7と一体的(金属板部材を曲げ形成ないし樹脂成型したもの)に設けられた、前記棒状ナースコール装置2の胴部8が前記横胴縁3と同じ横向きである横向き形態で嵌るナースコール嵌り部9、このナースコール嵌り部9を形成して前記棒状ナースコール装置2を前記横向き形態で保持するナースコール保持プレート10、このナースコール保持プレート10に開口された、前記胴部8を前記ナースコール嵌り部9に出し入れ自在とするための部材出し入れ開口部11とからなるナースコール保持部12とからなるとともに、
前記ナースコール保持部12に前記棒状ナースコール装置2が保持され前記横胴縁3に前記胴縁保持部7が取り付けられた状態のままで、前記胴縁保持部7を前記横胴縁3から外すことなく回して前記棒状ナースコール装置2を好みの位置に止め保持することを可能とする弾性摩擦保持力を、前記胴縁保持プレート5の弾性締め付け力ないし該胴縁保持プレート5の内側面に施したゴム製部材あるいは合成樹脂製部材などの弾性摩擦部材(図示せず省略)によって実現し、
前記胴縁が縦胴縁13では、
前記胴縁嵌り部4、前記ナースコール保持部12および該ナースコール保持部12に保持されている前記棒状ナースコール装置2は、縦向き形態となる構成となっている。
ベッドの柵の胴縁に胴縁保持部7を胴縁から外すことなく回して棒状ナースコール装置2を好みの位置に止め保持することを可能とする弾性摩擦保持力を、胴縁保持プレートの弾性締め付け力ないし該胴縁保持プレートの内側面に施したゴム製部材あるいは合成樹脂製部材などの弾性摩擦部材によって実現し、かつ、棒状ナースコール装置2を横胴縁3なら該横胴縁3と同じ横方向である横向き形態に保持ないし支持し(図3の上図、図4参照)、縦胴縁13なら該縦胴縁13と同じ縦方向である縦向き保持ないし支持する(図3の下図参照)ものである。
棒状ナースコール装置2をベッドの柵の横胴縁3に該横胴縁3と同じ横向きでないし縦胴縁13に該縦胴縁13と同じ縦向きで保持させた保持状態のままで、手で回すだけで棒状ナースコール装置2をベッドの柵の外側にも内側に略突出しないないし突出の少ない、棒状ナースコール装置2と横胴縁3ないし縦胴縁13と同一方向並び形態でベッド柵内に略収まる形態を実現する。
すなわち、横胴縁3では該横胴縁3の上位置ないし下位置に該横胴縁3をと同じ横向き形態で保持し(図4参照)、縦胴縁13では該縦胴縁13の左位置ないし右位置に該縦胴縁13と同じ縦向き形態で保持することがきる(図3の下図参照)。これによって、棒状ナースコール装置2を横胴縁3の真上ないし真下に位置させることによって、介護者などの作業時に棒状ナースコール装置2が邪魔になることがなくなり、棒状ナースコール装置2に不要な当たりがあっても多くの場合、ナースコール保持具1が横胴縁3に保持されたまま回る程度で、横胴縁3から外れることがないないし、当たり方向によっては容易に外れるといいう安全性を実現している。
また、横胴縁3の上、下ないし前方、後方のいずれかの位置に棒状ナースコール装置2の端部に設けられた押しボタン14の向きを同じ向きにして選択・調節することが手で回すだけの素早く簡単な操作で行えるので、ベッドに寝た患者の好みの位置ないし適切な位置に近いところに棒状ナースコール装置2を位置させることが容易にできる。
図5に示す本発明の実施例2において、前記実施例1と主に異なる点は、部材出し入れ開口部を棒状ナースコール装置2の尻部から出ている電線コード16を出し入れできるが胴部8は出し入れできない開口幅の部材出し入れ開口部17としてなるナースコール装置保持具18を形成した点にある。
電線コード16を部材出し入れ開口部17からナースコール嵌り部9に入れ、棒状ナースコール2の胴部8を尻からナースコール嵌り部9に押し入れ保持する。
また、ナースコール保持プレート10を部材出し入れ開口部17の無い側面閉じ形態とし、ナースコール嵌り部9側から電線コード16を入れる、あるいは電線コード16を外して、棒状ナースコール装置2を尻側からナースコール嵌り部9に嵌め入れ電線コード16を接続するようにするのもよい。
図6に示す本発明の実施例3において、前記実施例1と主に異なる点は、ナースコール保持プレート10と胴縁保持プレート5を別体で形成し、連結軸部材20(ビス、ボルトとナットなど)によって摩擦回し可能に連結したナースコール装置保持具21を形成した点にある。
ナースコール保持部12は摩擦回転・回動が自在であり、よって、そこに保持した棒状ナースコール装置2の向きを自在に変えることができる。
図7に示す本発明の実施例4において、前記実施例1と主に異なる点は、部材出し入れ開口部11と胴縁出し入れ開口部6の向きを同じ向きとして、正面形状を数字の3形態としたナースコール装置保持具23を形成した点にある。
図8に示す本発明の実施例5において、前記実施例1と主に異なる点は、部材出し入れ開口部11の向きを後方向きとし、胴縁出し入れ開口部6の向きを前方向きとした、胴縁保持プレート5とナースコール保持プレート10とを背中合わせの正面形状が略X字形状としてなるナースコール装置保持具25を形成した点にある。
図9に示す本発明の実施例6において、前記実施例1と主に異なる点は、図9の姿勢において、部材出し入れ開口部11の向きを下向き下とし、胴縁出し入れ開口部6の向きを上向きとし、部材出し入れ開口部11と胴縁出し入れ開口部6を向かい合う上下位置関係とした形態で、胴縁保持プレート5とナースコール保持プレート10とを一枚プレート形態となる連絡形態とし、胴縁保持プレート5とナースコール保持プレート10の非連結側に横胴縁3、縦胴縁13および棒状ナースコール2の胴部8を出し入れする出し入れ開口部27を設けてなる、正面形状がC字形状としてなるナースコール装置保持具28を形成した点にある。
図10に示す本発明の実施例7において、30は保持部付ナースコール装置であって、この保持部付ナースコール装置30は次に述べるような構成となっている。
ベッドの柵の胴縁を着脱自在形態で嵌め込み該胴縁に保持される保持部付ナースコール装置であって、
手で握ることができる棒状部8と、
この棒状部8の頭部端に設けられた押しボタン14と、
前記棒状部8の側部に該棒状部8と一体成型によって設けられ、前記胴縁が横胴縁3では、前記棒状部8が前記横胴縁3と同じ横向き形態で該横胴縁3を嵌める胴縁嵌り部4、この胴縁嵌り部4を形成して前記横胴縁3に保持される胴縁保持プレート5、この胴縁保持プレート5に開口された、前記横胴縁3を前記胴縁嵌り部4に出し入れ自在とするための胴縁出し入れ開口部6とからなる胴縁保持部7とからなるとともに、
前記胴縁保持部7を前記横胴縁3から外すことなく回して前記棒状部8を好みの位置に止め保持することを可能とする弾性摩擦保持力を、前記胴縁保持プレート5の弾性締め付け力ないし該胴縁保持プレート5の内側面に施したゴム製部材あるいは合成樹脂製部材などの弾性摩擦部材(図示せず省略)によって実現し、
前記胴縁が縦胴縁13では、前記胴縁嵌り部4は縦向き形態となる。
胴縁保持部は胴縁保持部7の形態以外の形態として、実施例2、3、4、5、6の向きの形態のものでもよい。
また、棒状ナースコール装置2の棒状部8を実施例1〜6のナースコール装置保持のナースコール嵌り部9に嵌めた状態で接着して一体化して形成したなる保持部付ナースコール装置とするのもよい。
図11に示す本発明の実施例8において、前記実施例1と主に異なる点は、棒状ナースコール装置2を把持するナースコール保持部をナースコール保持部35としてなるナースコール装置保持具36を形成した点にある。
ナースコール保持部35は、
胴縁保持部7と背中合わせで一体化された一方に内向き湾曲形態の弾性指板体37を有し他方に内向き湾曲形態の弾性指板体38を有してなる把持弾性体39と、
弾性指板体37に回転自在に軸40に支持された回転体41の外周に6個の中空筒部位42を同間隔で配列してなる、合成樹脂製部材ないしゴム製部材からなる回転支持体43と、
弾性指板体38に回転自在に軸44に支持された回転体45の外周に6個の中空筒部位42を同間隔で配列してなる、合成樹脂製部材ないしゴム製部材からなる、回転支持体43と向かいあう配置とされた回転支持体46とからなるとともに、
棒状ナースコール装置2の胴部8を回転支持体43と回転支持体46の間に押し込むと、回転支持体43と回転支持体46はそれに伴い回転し、弾性指板体37と弾性指板体38はその付勢力に抗して押し広げられ、胴部8は回転支持体43と回転支持体46の内側に入り込み、把持弾性体39の内側に突出形態で設けられているゴム製や合成樹脂製の受けマット47に当接した状態で、回転支持体43と回転支持体46と受けマット47に挟持されかつ弾性指板体37と弾性指板体38の収縮付勢力によって付勢把持状態が保持される。
付勢状態で広がる回転支持体43および回転支持体46と受け部材受けマット47とからなる胴部嵌り部9による把持であるので、把持できる許容範囲が広く、よって、多様な太さの棒状ナースコール装置2の胴部8に対応することができる。
胴縁保持部7をナースコール保持部35と同じ形態の同縁保持部にするのもよいし、ナースコール保持部12とナースコール保持部35と同じ形態の胴縁保持部を一体化してなる形態のものもよい。
本発明は、ナースコールを製造する産業、使用する産業で利用できる。
1:ナースコール装置保持具、
2:棒状ナースコール装置、
3:横胴縁、
4:胴縁嵌り部、
5:胴縁保持プレート、
6:胴縁出し入れ開口部、
7:胴縁保持部、
8:胴部、
9:ナースコール嵌り部、
10:ナースコール保持プレート、
11:部材出し入れ開口部、
12:ナースコール保持部、
13:縦胴縁、
14:押しボタン、
16:電線コード、
17:部材出し入れ開口部、
18:ナースコール装置保持具、
20:連結軸部材、
21:ナースコール装置保持具、
23:ナースコール装置保持具、
25:ナースコール装置保持具、
27:出し入れ開口部、
28:ナースコール装置保持具、
30:保持部付ナースコール装置、
35:ナースコール保持部、
36:ナースコール装置保持具、
37:弾性指板体、
38:弾性指板体、
39:把持弾性体、
40:軸、
41:回転体、
42:中空筒部位、
43:回転支持体、
44:軸、
45:回転体、
46:回転支持体、
47:受けマット。



Claims (4)

  1. 押しボタンを先端のみに有する棒状ナースコール装置およびベッドの柵の胴縁を着脱自在形態で嵌め込み、前記棒状ナースコール装置を前記胴縁に保持するナースコール装置保持具であって、
    前記胴縁が横胴縁では、
    前記横胴縁を嵌める胴縁嵌り部、この胴縁嵌り部を形成して前記横胴縁に保持される胴縁保持プレート、この胴縁保持プレートに開口された、前記横胴縁を前記胴縁嵌り部に出し入れ自在とするための胴縁出し入れ開口部とからなる胴縁保持部と、
    この胴縁保持部と一体的に設けられた、前記棒状ナースコール装置の胴部が前記横胴縁と同じ横向きである横向き形態で嵌るナースコール嵌り部、このナースコール嵌り部を形成してなるナースコール保持プレートとからなるナースコール保持部と、
    以上の構成からなるとともに、
    前記ナースコール保持部に前記棒状ナースコール装置が保持され前記横胴縁に前記胴縁保持部が取り付けられた状態のままで、前記胴縁保持部を前記横胴縁から外すことなく回して前記棒状ナースコール装置を好みの位置に止め保持することを可能とする弾性摩擦保持力を、前記胴縁保持プレートの弾性締め付け力ないし該胴縁保持プレートの内側面に施したゴム製部材あるいは合成樹脂製部材などの弾性摩擦部材によって実現し、
    前記胴縁が縦胴縁では、
    前記胴縁嵌り部、前記ナースコール保持部および該ナースコール保持部に保持されている前記棒状ナースコール装置は、縦向き形態となることを特徴とするナースコール装置保持具。
  2. ナースコール保持プレートに開口された、前記胴部ないし前記棒状ナースコール装置の信号コードを前記ナースコール嵌り部に出し入れ自在とするための部材出し入れ開口部を設けてなることを特徴とする請求項1記載のナースコール装置保持具。
  3. 胴縁嵌り部とナースコール嵌り部が略同じ大きさ形態であり、前記胴縁嵌り部に胴縁および棒状ナースコール装置の胴部が嵌り保持することが可能とし、前記ナースコール嵌り部に前記胴縁および前記棒状ナースコール装置の胴部が嵌り保持することが可能としたことを特徴とする請求項1、2のいずれか1項に記載のナースコール装置保持具。
  4. ベッドの柵の胴縁を着脱自在形態で嵌め込み該胴縁に保持される保持部付ナースコール装置であって、
    手で握ることができる棒状部と、
    この棒状部の先端に設けられた押しボタンと、
    前記棒状部の側部に設けられた、前記胴縁が横胴縁では、前記棒状部が前記横胴縁と同じ横向き形態で該横胴縁を嵌める胴縁嵌り部、この胴縁嵌り部を形成して前記横胴縁に保持される胴縁保持プレート、この胴縁保持プレートに開口された、前記横胴縁を前記胴縁嵌り部に出し入れ自在とするための胴縁出し入れ開口部とからなる胴縁保持部とからなるとともに、
    前記胴縁保持部を前記横胴縁から外すことなく回して前記棒状部を好みの位置に止め保持することを可能とする弾性摩擦保持力を、前記胴縁保持プレートの弾性締め付け力ないし該胴縁保持プレートの内側面に施したゴム製部材あるいは合成樹脂製部材などの弾性摩擦部材によって実現し、
    前記胴縁が縦胴縁では、前記胴縁嵌り部および棒状部は、縦向き形態となることを特徴とする保持部付ナースコール装置。
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