JP5509395B1 - 処置具 - Google Patents

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Abstract

本発明は、気管支末梢などの細い管腔周囲に存在する病変等の検体採取処置を確実に行い得る検体採取用処置具を提供することを目的とし、そのために、被検体に挿入可能な棒状の挿入部10と、挿入部の側面に配置された少なくとも一つの検体採取部11とを具備し、検体採取部は挿入部に対して一端が回転軸となり他端が前記回転軸に対して回動可能なように支持されるリンク部11aと、リンク部の他端に連結され前記挿入部の軸方向に進退することによりリンク部の他端を前記回転軸に対して回動させる進退部11bとを有し、前記進退部が最も基端側にある時には進退部とリンク部とが軸方向に繋がることで挿入部と平行となり、進退部が最も先端側にある時には進退部の一部とリンク部とが折り重なることで挿入部と平行となり、進退部が基端部側と先端部側との中間にある時にはリンク部が進退部により前記挿入部の軸方向と交わる方向に押し出されることで挿入部から突出する。

Description

この発明は、内視鏡的に検体を採取する処置具に関するものである。
従来、呼吸器分野の末梢病変、例えば肺末梢等の小型病変は気管支鏡等を用いて観察診断、検体採取が行なわれているが、目視観察だけでは確実な診断、検体採取を行うことは困難であった。そこで、近年においては、例えば末梢用気管支鏡によるガイドシース法によって病変部位の検体を採取し、採取した検体を分析することで、より確実な診断が行われるようになっている。
ここで、ガイドシース法とは、例えば再公表特許2007/055032号公報に開示されているようにX線透視下で病変位置を確認した後、例えば細径超音波プローブを経気管支鏡的に末梢病変まで誘導し、病変位置や病変状態等を超音波画像により確認する。その後、末梢病変近傍にガイドシース先端を位置決めした上で、挿入済みの超音波プローブに代えて生検鉗子等の処置具を入れ換え挿入する。そして、この生検鉗子等の処置具を用いて病変の細胞や組織等の検体を採取する。こうして採取された検体を分析することによって病気診断を行うという手法である。
生検対象が細径な部位に生じている場合、処置具の形状によっては一度に対象物を目的の量だけ採取できず、繰り返し挿入をしなければならないことがあった。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、末梢病変等の検体採取処置を短時間で確実に行うことのできる検体採取用の処置具を提供することである。
本発明の一態様の処置具は、被検体に挿入可能な棒状の挿入部と、前記挿入部の側面に配置された少なくとも一つの検体採取部とを具備し、前記検体採取部は、前記挿入部に対して一端が回転軸となり他端が前記回転軸に対して回動可能なように支持されるリンク部と、前記リンク部の他端に連結され前記挿入部の軸方向に進退することにより前記リンク部の他端を前記回転軸に対して回動させる進退部とを有し、前記進退部が最も基端側にある時には前記進退部と前記リンク部とが軸方向に並列に位置することで前記挿入部と平行となり、前記進退部が最も先端側にある時には前記進退部の一部と前記リンク部とが折り重なることで前記挿入部と平行となり、前記進退部が基端部側と先端部側との中間にある時には前記リンク部が前記進退部により前記挿入部の軸方向と交わる方向に押し出されることで、前記進退部と前記リンク部が前記挿入部から突出する。
本発明によれば、末梢病変等の検体採取処置を確実に行うことのできる検体採取用の処置具を提供することができる。
本発明の第1の実施形態の処置具の構成及び作用の概略を示す図 本発明の第1の実施形態の処置具の検体採取部におけるリンク部及び進退部のみを取り出して拡大して示す要部拡大図 本発明の第1の実施形態の処置具の検体採取部の第1変形例を示す要部拡大図 本発明の第1の実施形態の処置具の検体採取部の第2変形例を示す要部拡大図 本発明の第1の実施形態の処置具の検体採取部の第3変形例を示す要部拡大図 本発明の第2の実施形態の処置具の構成の概略を示す断面図 本発明の第2の実施形態の処置具における操作部の概略構成を示す図 本発明の第2の実施形態の処置具の作用の概略を示す図 本発明の第2の実施形態の処置具の変形例の構成の概略を示す断面図 本発明の第3の実施形態の処置具の構成の概略を示す断面図 本発明の第3の実施形態の処置具のうち検体採取部のみを取り出して示す上面図 本発明の第3の実施形態の処置具のうち検体採取部のみを取り出して示す側面図 本発明を適用した処置具の一変形例の概略構成を示す図
以下、図示の実施の形態によって本発明を説明する。なお、以下の説明に用いる各図面においては、各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、構成要素毎に縮尺を異ならせて示している場合がある。したがって、本発明は、これらの図面に記載された構成要素の数量,構成要素の形状,構成要素の大きさの比率及び各構成要素の相対的な位置関係は、図示の形態のみに限定されるものではない。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態の処置具の構成及び作用の概略を示す図である。本実施形態の処置具1は、被検体の管腔100内に挿入可能な棒状に形成される挿入部10と、挿入部10の周面上に少なくとも一つ配置される検体採取部11とを備えて構成される。
検体採取部11は、リンク部11aと、進退部11bと、プッシュロッド11cとが連なって構成されている。リンク部11aの一端12aは、挿入部10の外周面上に固設されている。このとき、リンク部11aは、挿入部10に対して、一端12aを回転中心軸として矢印R方向に回動自在に配設されている。この構成により、リンク部11aは、挿入部10に対して一端(12a)が回転軸となっており、他端(12b)が挿入部10の軸方向に回動可能なように支持されている。
リンク部11aの他端12bには、進退部11bの一端12bが互いに回動自在となるように連結されている。そして、進退部11bの他端12cには、プッシュロッド11cの一端の節12cが互いに回動自在となるように連結されている。この構成により、進退部11bは、リンク部11aの他端に連結されているため、プッシュロッド11cを軸方向に進退することによりリンク部11aの他端12bを軸方向に回動させる。この様な構造を有することにより、11aの部分で被検体をえぐって目的物を採取することができる。11aの長さや幅によっては、削ることにより生検を行う処置具や、つまむことにより生検を行う処置具よりも一度に多くの採取を行うことができる。
プッシュロッド11cは、挿入部10の外周面上から離間しないように、かつ挿入部10の軸方向(X方向)に沿って進退自在となるように配設されている。そして、プッシュロッド11cの他端(図1には不図示)には操作部(後述する図7参照)が配設されている。この操作部は、プッシュロッド11cを挿入部10の軸方向(X方向)に沿う方向に進退させる部材である。
また、図2は、本実施形態の処置具1の検体採取部におけるリンク部11a及び進退部11bのみを取り出して拡大して示す要となる部分の拡大図である。また、図3,図4,図5は、本実施形態の処置具1の検体採取部の変形例を示している。
図2に示すように、本実施形態の処置具1の検体採取部におけるリンク部11aと進退部11bとは、例えば薄板状の金属部材等を折り曲げて、断面が凹状の凹部11aa,11baが形成されるように生成される。この場合において、リンク部11aの凹部11aaは、組み立てられた状態となったとき、その開口が外側に向くように形成されている。一方、進退部11bの凹部11baは、同様に組み立てられた状態とされたとき、その開口が内側、即ち挿入部10の外周面に対向するように形成されている。そして、リンク部11aと進退部11bとの開口縁部11ab,11bbは鋭利な形状に形成されている。図2は拡大図であるので開口縁部11ab,11bbの鋭利性は表現されていないが、実際には開口縁部11ab,11bbの幅寸法は極めて薄いもので形成されているものであることから、開口縁部11ab,11bbは鋭利性を有している。このように開口縁部11ab,11bbに鋭利性を持たせることによって、目的部位である病変組織を削り取ることができる削部を形成している。
なお、図3,図4,図5は、本実施形態の処置具の検体採取部におけるリンク部と進退部の各変形例である。
図3に示す第1変形例の検体採取部11Aは、リンク部11Aaと進退部11Abとが例えば丸棒状に形成されており、それぞれの外周面上に螺旋形状のねじ状部を形成した形態を示している。この形態の検体採取部11Aにおいては、進退部11Abが図3の矢印X方向からの力量を受けるとリンク部11Aaは、一端の節12aを回転軸に矢印R1方向に回動し、進退部11Abは他端の節12cを回転軸に矢印R2方向に回動し、リンク部11Aa及び進退部11Abの節12bは矢印Y1方向へと移動する。このとき、検体採取部11A(リンク部11Aa,進退部11Ab)の表面(螺旋ねじ状部)が病変部に当接した状態で摺動されると病変部の組織を採取できる。
図4に示す第2変形例の検体採取部11Bは、リンク部11Baと進退部11Bbとが例えば丸棒状に形成されており、それぞれの外周面上にブラシ状のブラシ部が配設された形態を示している。この形態の検体採取部11Bにおいても、上述の一実施形態及び第1変形例の検体採取部と略同様の作用が行われる。これにより、検体採取部11B(リンク部11Ba,進退部11Bb)の表面であるブラシ部が病変部に当接した状態で摺動されると病変部の組織を採取できる。ブラシ部は植毛により形成さえたものであっても、一体成形されたものであってもいずれでもよい。
図5に示す第3変形例の検体採取部11Cは、リンク部11Caと進退部11Cbとが例えば丸棒状に形成されており、それぞれの外周面上には蛇腹状の凹凸部が形成された形態若しくは算盤玉を並べた形態を示している。この形態の検体採取部11Cにおいても、上述の一実施形態及び第1,第2変形例の検体採取部と略同様の作用が行われる。これにより、検体採取部11C(リンク部11Ca,進退部11Cb)の表面(蛇腹状凹凸部)が病変部に当接した状態で摺動されると病変部の組織を採取できる。 このように構成された本実施形態の処置具1の作用の概略は以下の通りである。
まず、図1(A)に示す状態は、本実施形態の処置具1における検体採取部11が収納状態にあって、被検体の管腔100内に挿入されている状態を示している。
この状態において、処置具1の検体採取部11は、先端側からリンク部11a,進退部11b,プッシュロッド11cの順に連設された状態で、全体的な形状が直線状に、挿入部10の外周面上に沿うようにして配設されている。つまり、この形状は、被検体の管腔100を挿通させるのに都合の良い形状となっている。また、換言すれば、このときの状態では、進退部11bが最も基端側に存在しており、進退部11bとリンク部11aとは、軸方向に沿って繋がった状態となっており、挿入部10に対して軸方向に平行に配設されている状態にある。
この状態にある処置具1を、図1(A)に示すように、例えば被検体の気管支等の細径の管腔100に挿通させて、その先端部近傍を適宜進行させ内部へと導く。そして、処置具1の先端部近傍を、被検体内において予め位置を特定してある病変部101の近傍に固定配置する。
この状態において、例えば使用者が操作部(不図示)側の所定の操作を行って処置具1のプッシュロッド11cを、処置具1の軸方向、即ち図1(B)に示す矢印X方向に向けて移動させる操作を行う。すると、図1(B)に示すように、リンク部11aは、その一端12aを回転軸として矢印R1方向に回動する。同時に進退部11bは、プッシュロッド11cに押されて節12cを回転軸として矢印R2方向に回動する。これにより、リンク部11aと進退部11bとの節12bは、挿入部10の外周面上から離間するように矢印Y1方向へと移動する。これによって、リンク部11aと進退部11bとは、やがて内壁面100aを突き破って病変部101の一部に接触する部位まで到達する(図1(C)に示す状態)。
上述したように、図1(B)に示す状態から図1(C)の状態を経て後述する図1(D)の状態となるまでの間、即ち進退部11bが基端部側と先端部側との中間にある時には、リンク部11aがプッシュロッド11cに押される進退部11bによって挿入部10の軸方向に対して交わる方向(上記矢印Y1方向)に押し出されて挿入部10の外表面上から離間する方向に突出する。
図1(C)に示す状態から、さらにプッシュロッド11cを矢印X方向に向けて移動させると、リンク部11aは徐々に挿入部10の外表面上から離間し、図1(D)に示す状態に至るとリンク部11aは挿入部10に対して直立する状態に突出する。これに追従して進退部11bもまた徐々に挿入部10の外表面上から離間して突出し、図1(E)に示す状態に至って進退部11bはリンク部11aと重なり始める。この過程において、リンク部11aの凹部11aaは病変部101の病変組織101aを削り取る。また、進退部11bの凹部11baも病変部101近傍の病変組織101aを削り取る。
そして、図1(E)に示す状態から図1(F)に示す状態に移行すると、進退部11bは最も先端側に配置される状態になり、リンク部11aと進退部11bの一部とは重なって繋がり、挿入部10に対して平行に配設された状態となる。このとき進退部11bは最も先端側にあるが、この状態でリンク部11aの他端(節12b)は、挿入部10の最先端面よりも先端側に配置される。なお、削り取られた病変組織101aは、リンク部11aの凹部11aaに確実に付着した状態にある。
こうして病変部101より病変組織101aを採取した後は、検体採取部11を図1(F)に示す閉状態としたまま処置具1を引き抜く操作を行う。このように、本実施形態の処置具1を用いれば、所望する部位から被検体を確実に採取することができる。
以上説明したように上記第1の実施形態によれば、病変部に到達するまでは検体採取部11を挿入部10の外周面上に軸方向に平行に沿わせて配設しているので、例えば肺末梢の病変等、非常に狭い腔内を挿通させて処置具1を病変部まで誘導することが容易である。
病変部近傍に到達した処置具1を使用して病変部の病変組織を採取する際には、例えば病変部が気管支等の壁外に存在している場合にも、管腔内の位置から壁外に向けて検体採取部11を延伸させることによって病変組織を採取することができる。したがって、このように病変組織の採取を容易にかつ確実に行うことができるので、診断率の向上に寄与することができる。
また、検体採取部11においては、病変組織を削り取るのに適した形状、即ち凹部11aa,11baを設けた形状や、螺旋形状のねじ状部(第1変形例),ブラシ部(第2変形例),蛇腹状凹凸部(第3変形例)等を設ける工夫を施すことによって、より多くの病変組織の採取が可能である。
[第2の実施形態]
図6は、本発明の第2の実施形態の処置具の構成の概略を示す断面図である。
本実施形態の処置具1Dは、図6に示すように、例えば機械式ラジアル走査型の細径の超音波プローブ30と、複数(本実施形態では2つ)の検体採取部11Dと、を一体に構成した例示である。ここで、超音波プローブ30は、上記第1の実施形態における挿入部に相当する構成部材である。
超音波プローブ30は、超音波振動子31と、ハウジング32と、先端キャップ33と、細径シャフト34と、超音波ケーブル35と、フレキシブルシャフト36と、シース37と、口金38等によって主に構成されている。
超音波振動子31は、超音波を発生させるための超音波送受信部であり、ハウジング32によって保持されている。ハウジング32は、超音波振動子31の超音波送受面を除く超音波振動子31の各面を固定保持する筐体部品である。
なお、本実施形態における超音波プローブ30の超音波送受信部は、軸方向に対して垂直な方向に超音波を送受信するように配設される。
先端キャップ33は、最先端部分が略半球形状の断面を有し、この半球状部の後方に略円筒形状部が連設して形成されている。先端キャップ33の円筒形状部の後方には、口金38を介して管状のシース37が連設されている。先端キャップ33の内部空間には、上記ハウジング32に固定保持された超音波振動子31が軸周りに回動自在に収納配置されている。また、先端キャップ33の内部には超音波媒体が充填されている。ハウジング32は、細径シャフト34の先端に固設されている。細径シャフト34の基端にはフレキシブルシャフト36の先端が固設されている。細径シャフト34及びフレキシブルシャフト36の内腔には超音波ケーブル35が挿通している。この超音波ケーブル35は、超音波振動子31から延出され、当該超音波振動子31と手元側に配設される超音波制御装置(不図示)との間を接続している。そして、上記細径シャフト34及びフレキシブルシャフト36は、シース37の内部に挿通配置されている。
口金38は、上述したように先端キャップ33とシース37とを連接する役目をしていると共に、後述するように検体採取部11Dの一部を固定保持する役目もしている。そのために、口金38には、当該処置具1Dの軸方向に対して直交する径方向に向けて突出する凸状部38aが形成されていて、この凸状部38aには、リンクアーム21の一端21aが図6の矢印R方向に回動自在に取り付けられている。リンクアーム21の他端21bは検体採取部11Dの細胞採取用リンク部11Da(後述)の中程の部位が図6の矢印R方向に回動自在に取り付けられていて、リンク機構を形成している。
本実施形態の処置具1Dにおける検体採取部11Dは、細胞採取用のリンク部11Daと、柔軟である進退部11Dbと、プッシュロッド11Dcとによって主に構成されている。
この検体採取部11Dは、超音波プローブ30の先端寄りの部位において、その外周面上に配設される。その場合において、検体採取部11Dは、その収納状態においては、先端キャップ33が外面を覆い隠さない位置に配設される。つまり、検体採取部11Dによって、超音波プローブ30による超音波観測範囲を阻害しない部位に配設される。
細胞採取用リンク部11Daの最先端部は、鋭利な形状に形成されており、かつ内側に向けて湾曲形状を成す湾曲削部11Ddを有している。なお、ここで内側とは、当該検体採取部11Dを処置具1Dに取り付けた収納状態において、超音波プローブ30の外周面に対向する側を指している。そして、細胞採取用リンク部11Daの中程に部位において、上記リンクアーム21の他端21bが回動自在に取り付けられている。
なお、リンクアーム21や細胞採取用リンク部11Daは金属若しくは硬質の樹脂、例えばPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)樹脂等によって形成される。
細胞採取用リンク部11Daの基端側には、柔軟性を有する進退部11Dbの一端が一体に形成されている。進退部11Dbは軟性樹脂若しくは金属コイル等によって形成されている。
進退部11Dbの基端側にはプッシュロッド11Dcが一体に形成されている。プッシュロッド11Dcは、超音波プローブ30のシース37を覆う管状部材によって形成されており、その基端側は不図示の操作部まで延出している。プッシュロッド11Dcは樹脂製管状部材若しくは金属コイル等によって形成されている。
なお、本実施形態の処置具1Dにおいては、検体採取部11Dを2つ設けて構成している。その場合において、検体採取部11Dは超音波プローブ30の径方向に角度約180度離間して対向する部位に配置するようにしている。しかしながら、このような形態に限られることはなく、検体採取部11Dは1つのみを設けるようにしてもよいし、3つ若しくはそれ以上を設けてもよい。また、検体採取部11Dを複数設けるのに際しては、その配置形態としてプローブ径方向に等間隔に設けるのが一般であるが、それに限られることは勿論ない。
次に、本実施形態の処置具1Dにおける操作部25の概略構成について図7を用いて説明する。
本実施形態の処置具1Dにおける操作部25は、把持部26とプッシュロッドハンドル27とを有して構成される。把持部26は、プッシュロッドハンドル27を軸方向にスライド可能に保持し、使用者が使用の際に手等で把持する部位である。プッシュロッドハンドル27は、軸方向に移動させることで検体採取部11Dのプッシュロッド11Dcを押し引きすることで検体採取部11Dの開閉操作を行う操作部材である。そのために、プッシュロッドハンドル27と検体採取部11Dのプッシュロッド11Dcとは、ワイヤー27aによって連結されている。したがって、プッシュロッドハンドル27を挿入部側に図7の矢印X1方向に押すとプッシュロッド11Dcが押されて検体採取部11Dは開方向に変位する。一方、プッシュロッドハンドル27を基端側に図7の矢印X3方向に引くとプッシュロッド11Dcも引かれて検体採取部11Dは閉方向に変位する(詳細な作用は後述)。
このように構成された本実施形態の処置具1Dの作用の概略を図7,図8を用いて以下に説明する。
まず、図7に示す状態は、本実施形態の処置具1Dにおける検体採取部11Dが収納状態にある状態を示している。この状態にある処置具1Dの検体採取部11Dは、先端側から細胞採取用リンク部11Da,リンクアーム21,進退部11Db,プッシュロッド11Dcの順に連設された状態で、全体的な形状が直線状に、超音波プローブ30の外周面上に沿うようにして配設されている。
この状態にある処置具1Dを経内視鏡的に所望の検査部位、例えば末梢気管支等へと挿入し、病変部の近傍まで誘導した後、超音波プローブ30による超音波走査を開始し、病変部を探索する。
超音波プローブ30による超音波走査にて病変部を捉えたら、最大径となる部分で超音波プローブ30を保持したまま、プッシュロッドハンドル27を軸方向(挿入方向;図7の矢印X1方向)へと押し込む操作を行う。これにより、プッシュロッド11Dcは、超音波プローブ30の外周面に沿って軸方向に押される。
すると、プッシュロッド11Dcは、進退部11Dbを介して細胞採取用リンク部11Daを同方向に押すことになる。細胞採取用リンク部11Daは、その中程の部位にてリンクアーム21によって回動自在に支持されている。したがって、細胞採取用リンク部11Daは、図8(A)に示すように、前方へせり出しつつ、リンクアーム21によって超音波プローブ30の径方向へと突出する方向に拡張する。これにより、細胞採取用リンク部11Daの先端部位は病変部内へと押し込まれる。そして、図8(B)に示すように、リンクアーム21が略直立した状態となったとき、細胞採取用リンク部11Daは、最大開位置となる。
この状態からさらに図7の矢印X2方向へプッシュロッドハンドル27を押し込むと、細胞採取用リンク部11Daは、図8(C)に示すように、前方へと進みつつ閉位置へと変位し、最終的には図8(D)に示すように、超音波プローブ30の先端側の部位において外周面に沿うように配置される。
細胞採取用リンク部11Daの先端は、上述したように鋭利に形成され、内側に向けて湾曲形状を成すように形成されている。したがって、上述の作用の経過によって、細胞採取用リンク部11Daの先端の湾曲形状の湾曲削部11Ddは、病変部を大きく抉って掻き削り、よって病変部の細胞や組織を有効に採取することができる。こうして削り採った病変組織等は超音波プローブ30の外表面と細胞採取用リンク部11Daとの間に挟持した状態で保持される。したがって、この状態でプッシュロッドハンドル27を固定したまま、処置具1Dを引き抜く。これによって病変組織を採取することができる。
以上説明したように上記第2の実施形態によれば、上述の第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。これに加えて本実施形態によれば、さらに超音波プローブ30を用いた超音波観察下において、確実に病変細胞の採取が可能となる。したがって診断率の向上に寄与することができる。また、本実施形態においても、病変部が例えば気管支腔内にまで達していない場合にも病変部からの細胞採取が可能であるので、病変に関与する気管支を探す手間や時間を短縮することができる。したがって、術者の負担軽減と、患者の苦痛低減とに寄与すること大である。
なお、本実施形態では、第1の実施形態における挿入部に相当する部位として超音波プローブ30を用いているが、この形態に限られることはない。例えば、図9に示す変形例の処置具1Dxのように、超音波プローブに代えて棒状部材39を設ける形態でもよい。この場合には、上述の第1の実施形態と略同様の構成となる。
[第3の実施形態]
図10〜図12は、本発明の第3の実施形態を示す図である。このうち、図10は、本実施形態の処置具の構成の概略を示す断面図である。図11,図12は、本実施形態の処置具のうち検体採取部のみを取り出して示す上面図及び側面図である。なお、図12においては、リンクアームが曲折し細胞採取用リンク部がせり上がった状態を示している。
本実施形態の処置具1Eの基本的な構成は、上述の第2の実施形態と略同様であって、検体採取部11Eの構成が若干異なる。したがって、上記第2の実施形態と同様の構成については、その詳細説明を省略し、異なる構成のみ以下に説明する。
本実施形態の処置具1Eは、図10に示すように、超音波プローブ30Eと、複数(本実施形態では2つ)の検体採取部11Eと、を一体に構成した例示である。
ここで、超音波プローブ30Eは、上述の第2の実施形態において適用されるものと略同様の構成からなり、先端キャップ33Eの構成が若干異なるのみである。
即ち、本実施形態の処置具1Eにおける超音波プローブ30Eの先端キャップ33Eには、検体採取部11Eの最先端部に当接し、当該検体採取部11Eの軸方向前方への移動を規制するためのフランジ状形成部33aが形成されている。このフランジ状形成部33aは、先端キャップ33Eの外周面上にフランジ状に形成され、検体採取部11E(のリング形成部11Ebx:後述)の最先端部が当接することで、検体採取部11Eを超音波プローブ30Eに対して固定支持する部位となっている。これ以外の超音波プローブ30E構成は、上記第2の実施形態の超音波プローブ30と全く同様である。
本実施形態の処置具1Eにおける検体採取部11Eは、細胞採取用リンク部11Eaと、リンクアーム11Ebと、プッシュロッド11Ecとを、例えば一枚板である。例えば、樹脂チューブ,金属パイプ等をレーザーカット加工等によって形成し得る
細胞採取用リンク部11Eaは、上述の第2の実施形態と同様に最先端部が鋭利に形成されかつ内側に向けて湾曲形状を成して形成されている。リンクアーム11Ebは、三つの進退部41,42,43を有して形成されていて、その先端側に進退部41を介してリング形成部11Ebxが連設され、後端側に進退部43を介してプッシュロッド11Ecが連設されている。ここで、リング形成部11Ebxは、上記第2の実施形態における口金38に代わる構成部であって、リンクアーム11Ebの一端を支持する部位である。
進退部41はリンクアーム11Ebの先端に、進退部43はリンクアーム11Ebの後端に、進退部42は、細胞採取用リンク部11Eaの基端部に、それぞれ形成されている。進退部41,42,43は、例えば溝加工を施したり、材質を変更して形成したり、薄肉化加工等によって形成されている。
なお、本実施形態における検体採取部11Eのリング形成部11Ebxは、超音波プローブ30Eの外周面に沿って配設され径方向における固定保持を実現すると共に、軸方向においてはフランジ状形成部33aに当接することで軸方向前方への固定保持を実現している。検体採取部11Eを超音波プローブ30Eの外周面上に取り付けた状態においては、検体採取部11Eを軸方向にも回動方向にも固定される構成としてもよいし、また、超音波プローブ30Eに対して検体採取部11Eが軸方向前方にはフランジ状形成部33aによって移動規制され、軸方向後方や回動方向には移動可能な構成としてもよい。
このように構成された本実施形態の処置具1Eにおける作用は、上述の第2の実施形態と略同様である。即ち、通常状態において、先端側からリング形成部11Ebx,細胞採取用リンク部11Ea,リンクアーム11Eb,プッシュロッド11Ecの順に連設された状態で、全体的な形状が直線状に、超音波プローブ30の外周面上に沿って平行に配設されている。この状態において、操作部(不図示;図7参照)のプッシュロッドハンドルを押し込むと、検体採取部11Eの最先端部がフランジ状形成部33aに当接すると、軸方向前方への移動が規制される。プッシュロッド11Ecの押し込む方向の力は、リンクアーム11Ebへ伝達されるが、上述除ように軸方向前方への移動が規制されることから、リンクアーム11Ebは進退部41,42,43の各所が折れ曲がり、よってリンクアーム11Ebがせり上がる。これにより、細胞採取用リンク部11Eaは前方へせり出しつつ、超音波プローブ30の径方向へと突出する方向に拡張する。その他の作用は、上記第2の実施形態と略同様である。
以上説明したように上記第3の実施形態によれば、上述の第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。これに加えて本実施形態によれば、検体採取部11Eの構成を簡略化し、1つの部材を加工することで形成することができるので、製造コストの低減化に寄与し得る。
また、処置具1E自体の外径の小径化に起用することができ、よって、より細径の末梢等の病変部へのアクセスが容易となり、検体採取の可能性を広げることができる。
上記第2,第3の実施形態においては、挿入部として超音波プローブ30を用いているが、この形態に限られることはない。例えば、図13に示す一変形例の処置具11Fのように、超音波プローブに代えて光学的視野を確保する光学観察部、例えばイメージガイド45等を設ける形態としてもよい。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用を実施し得ることが可能であることは勿論である。また、本発明の実施形態は、検体採取部の一例を示すものであり、処置具全周に検体採取部が複数存在してもよい。さらに、上記実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせによって、種々の発明が抽出され得る。例えば、上記各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題が解決でき、発明の効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本出願は、2012年10月10日に日本国に出願された特願2012−225303号を優先権主張の基礎として出願するものである。上記基礎出願により開示された内容は、本願の明細書と請求の範囲と図面に引用されているものである。

Claims (8)

  1. 被検体に挿入するための棒状の挿入部と、
    前記挿入部の側面に配置された少なくとも一つの検体採取部と、
    前記検体採取部を操作する操作部と、
    を具備し、
    前記検体採取部は、
    一端が回転軸となり他端が前記回転軸に対して回動可能なように前記一端が前記挿入部に支持されるリンク部と、
    一端が前記リンク部の他端に連結され前記挿入部の軸方向に進退することにより前記リンク部の他端を前記回転軸に対して回動させる進退部と、
    前記挿入部の軸方向に沿って進退自在に配置され、一端は前記進退部の他端に連結され、他端は前記操作部に連結されているプッシュロッドと、
    を有し、
    前記進退部が最も基端側にある時には前記進退部と前記リンク部とが軸方向に繋がることで前記挿入部に平行となり、前記進退部が最も先端側にある時には前記進退部の一部と前記リンク部とが折り重なることで前記挿入部と平行となり、
    前記進退部が基端部側と先端部側との中間にある時には前記リンク部が前記進退部により前記挿入部の軸方向と交わる方向に押し出されることで前記挿入部から突出することを特徴とする処置具。
  2. 前記進退部の先端には目的部位を削るため、前記進退部の先端から突出した削部が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の処置具。
  3. 前記検体採取部は、一枚板からなり、
    前記リンク部と前記進退部との接続部位は前記検体採取部における他の部位よりも軟性であることを特徴とする請求項1に記載の処置具。
  4. 前記リンク部の外表面には、被検体を採取するための凹みである凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の処置具。
  5. 前記リンク部の外側には、被検体を採取するためのブラシ状のブラシ部が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の処置具。
  6. 前記リンク部の他端は、前記進退部が最も先端側にある時に前記挿入部の先端面よりも先端に配置されることを特徴とする請求項1に記載の処置具。
  7. 前記挿入部の先端には前記軸方向に垂直な方向に超音波を送受信する超音波送受信部を有することを特徴とする請求項1に記載の処置具。
  8. 前記挿入部の先端には光学的視野を確保する光学観察部を有することを特徴とする請求項1に記載の処置具。
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