JP5507280B2 - 回転式花立 - Google Patents

回転式花立 Download PDF

Info

Publication number
JP5507280B2
JP5507280B2 JP2010022692A JP2010022692A JP5507280B2 JP 5507280 B2 JP5507280 B2 JP 5507280B2 JP 2010022692 A JP2010022692 A JP 2010022692A JP 2010022692 A JP2010022692 A JP 2010022692A JP 5507280 B2 JP5507280 B2 JP 5507280B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stone
rotating body
support
hollow
support shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010022692A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011156308A (ja
Inventor
保男 大友
Original Assignee
ベルストン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ベルストン株式会社 filed Critical ベルストン株式会社
Priority to JP2010022692A priority Critical patent/JP5507280B2/ja
Publication of JP2011156308A publication Critical patent/JP2011156308A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5507280B2 publication Critical patent/JP5507280B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

本発明は、仏壇にも設置でき複数の戒名を彫り込むことができる回転式花立に関するものである。
一般に仏壇に花を供える時には、花瓶に花を生けて供えている。また墓前に設置されている花立は石材で、上部が開口した中空円形の花立支持部が形成され、ここに金属や合成樹脂製の花立容器を挿入した構造のものが用いられている(特許文献1)。
また仏壇には位牌が置かれているが、小さな仏壇では多数の位牌を置くことができず、また位牌を作成する場合高価な問題ある。また墓前には石材製の墓誌が設置されているが、狭い墓地では横向きに設置されていることが多く、正面から見えない場合がある。
特開2001−115687号公報
本発明は上記問題を改善し、仏壇に設置する位牌を省いて、複数の戒名を彫り込むことができる重量感のある石材製の花立てを提供すると共に、墓前に設置する場合に墓誌を省いて、複数の戒名を彫り込むことができる花立てを提供でき、しかも焼香する時には回転させて戒名を正面に向けることができる回転式花立を提供するものである。
本発明の請求項1記載の回転式花立は、上部が開口した中空部を上部側に形成し、この中空部の下部側の中心に上下に貫通した合成樹脂製の段付き軸受を設けて石材回転体を形成し、この石材回転体の下部に台石を設け、この台石の上部中心に、肩部を形成した支持軸を上方に向かって立設し、この支持軸を前記石材回転体の段付き軸受に貫通させ、支持軸の肩部で、段付き軸受の段部を支持して石材回転体を回転自在に支持し、上部が開口した中空部を形成した円筒部の上部に、外径が石材回転体の外径より大きいリング状の鍔部を設けて石材花立支持部を形成し、この円筒部を前記石材回転体の上部中空部内に間隔をおいて挿入して、前記段付き軸受から上方に突出した支持軸の上部を、円筒部の底部に一体に接続し、石材花立支持部の中空部に花立容器を挿着すると共に、中空部を形成した石材花立支持部の円筒部の底部側に、石材回転体の中空部に連通する第1の水抜き孔を形成すると共に、石材回転体の上部側の中空部と、この底面との間を連通する第2の水抜き孔を開孔して、石材花立支持部の中空部に流れた水を、第1および第2の水抜き孔を通して台石と石材回転体との間の隙間に排水するようにしたことを特徴とするものである。
本発明の請求項2記載の回転式花立は、請求項1において、石材回転体の重心位置が、支持軸の肩部で回転自在に支持された段付き軸受の段部より低い位置になるように形成されていることを特徴とするものである。
本発明に係る請求項1記載の回転式花立によれば、台石と石材花立支持部が支持軸を介して一体に連結され、複数の戒名を外周に彫り込んだ中間の石材回転体だけが回転するようになっているので、焼香する場合には石材回転体を回転して戒名を正面に位置させることができる。このため、仏壇に置かれていた位牌を省くことができ、また墓前に設置する場合には墓誌を省くことができ、小さな仏壇や狭い墓地でもスペースを有効に利用できると共に経済的である。
更に花立容器に水を入れた時に、石材花立支持部の中空部にこぼれた場合、この底部側面に開孔された第1の水抜き孔から排水されて、石材回転体の中空部に流れ、更に第2の水抜き孔を通って、台石と石材回転体の間の隙間から排水されるので、水抜き孔が外部からは見えず外観上も優れている。
また請求項2記載の回転式花立によれば、石材回転体の重心位置が、支持軸の肩部で回転自在に支持された段付き軸受の段部より低い位置になるように形成されているので、重量のある石材回転体は偏心して振れることなく安定して回転することができる。
以下本発明の実施の一形態を図1および図2を参照して詳細に説明する。図において1は台石、2は石材回転体、3は石材花立支持部、4は花立容器、5は支持軸である。
前記台石1は平板状の石材7の中央部に、上下に貫通するボルト貫通孔8が開孔され、この底部に円形の凹部9が形成され、上部に円筒状突設部10が形成されている。円筒状突設部10の内側には合成樹脂で形成された円筒状の軸受11が形成されている。この軸受11を形成する方法は、例えば凹部9を図示しない栓で塞いで、位置決めクランプで台石1を両側から挟持して保持する。次に支持軸5の下部の小径部5Bと同形状の図示しない軸孔形成用シャフトを円筒状突設部10の中心に挿着してから、この周囲に合成樹脂液を注入して、硬化したら、軸孔形成用シャフトを引き抜くことにより、円筒状の軸受11が成型される。
前記石材回転体2は、円柱体13の上部側に上部が開口した中空部14が形成され、下部側の中心に軸挿着孔15が上下に貫通して形成されている。またこの軸挿着孔15に沿って第2の水抜き孔16Bが上下に貫通して形成され、石材回転体2の中空部14と、この底面の円形の凹部17とを連通している。
前記軸挿着孔15の内側には、合成樹脂で円筒状の段付き軸受20が形成され、ここに支持軸5が挿着されている。支持軸5は、大径部5Aの上下に小径部5B、5Bが形成され、大径部5Aの上部と上部側の小径部5Bとの間に肩部5Cが形成されている。また円筒状の段付き軸受20は、上部内径が縮小して、ここに段部21が形成され、この段部21を支持軸5の肩部5Cで支持して、石材回転体2を回転自在に支持している。更に支持軸5の上下の小径部5B、5Bには軸方向に沿ってボルト取付孔5D、5Dが形成されている。
前記段付き軸受20を形成する方法は、石材回転体2を上下反転させて設置し、軸挿着孔15の下端開口部を図示しない栓で塞いでから、軸挿着孔15に支持軸5と同形状の図示しない軸孔形成用シャフトを反転させて挿入する。この後、合成樹脂液を注入して、硬化したら軸孔形成用シャフトを引き抜くことにより段付き軸受20が内側に形成される。
また前記石材花立支持部3は、上部が開口した中空部23を形成した円筒部3Aの上部に、外径が石材回転体2の外径より大きいリング状の鍔部3Bを設けて形成されている。この円筒部3Aの底部を貫通してボルト貫通孔8とこれより内径の大きな円形の凹部9が形成され、このボルト貫通孔8と円形の凹部9の内側に合成樹脂で形成された軸受24が設けられている。更に円筒部3Aの底部側面には、第1の水抜き孔16Aが横方向に開孔されている。
この軸受24を形成する方法は、石材花立支持部3を反転させて設置し、ボルト貫通孔8の下を図示しない栓で塞いで、位置決めクランプで両側から挟持して保持する。次に支持軸5の上部の小径部5Bと同形状の図示しない軸孔形成用シャフトをボルト貫通孔8と凹部9の中心に挿着してから、この周囲に合成樹脂液を注入して、硬化したら、軸孔形成用シャフトを引き抜くことにより、軸受24が成型される。
この石材花立支持部3の円筒部3Aを前記石材回転体の上部中空部14内に間隔をおいて挿入し、前記段付き軸受20から上方に突出した支持軸5の小径部5Bを、円筒部3Aの底部に形成した軸受24装着してボルト6で一体に接続されている。この結果、石材花立支持部3の底部側に横方向に開孔した第1の水抜き孔16Aは、石材回転体2の中空部14を介して、内側に縦方向に形成した第2の水抜き孔16Bに連通した構造となっている
次に回転式花立の組み立て方法について説明する。先ず台石1の円筒状の軸受11に支持軸5の小径部5Bを挿着して、底部の円形の凹部9からボルト貫通孔8を通してボルト6を支持軸5のボルト取付孔5Dに螺合させて、支持軸5を立設する。次に支持軸5の上から石材回転体2を被せて段付き軸受20を上下に貫通させると、支持軸5の肩部5Cで軸受20の段部21を支持した状態となり、石材回転体2が支持軸5に回転自在に支持される。
この後、段部21の上方に突出した支持軸5の小径部5Bを、石材花立支持部3の底部に形成した軸受24に挿入してから、ボルト6をボルト貫通孔8に通してボルト取付孔5Dに螺合して固定することにより、台石1と石材花立支持部3が支持軸5を介して一体に連結され、中間の石材回転体2だけが回転するようになっている。
従って上記構造の回転式花立は、図2に示すように石材回転体2の外周面に、戒名26や家紋27、梵字などを彫り込む。また複数の戒名26を彫り込むことができる。使用する場合は、石材花立支持部3の中空部23に金属や合成樹脂製の花立容器4を挿入して、仏壇や墓前に設置する。花立容器4に水を入れて花を供える。焼香する場合には石材回転体2を回転して戒名26を正面に位置させる。
石材回転体2の重心位置は、支持軸5の肩部5Cで回転自在に支持された段付き軸受20の段部21より低い位置になるように形成されているので、石材回転体2は偏心して振れることなく安定して回転することができる。また花立容器4に水を入れた時に、石材花立支持部3の中空部23にこぼれた場合、石材回転体2の底部側面に横方向に開孔した第1の水抜き孔16Aから排水されて、石材回転体2の中空部14に流れ、更にこれに連通する石材回転体2の内側下部に縦方向に開孔した第2の水抜き孔16Bとで石材回転体2の底面から排水するようになっているので、石材回転体2の外周に戒名26を書けると共に水抜き孔が外部からは見えず、外観上も優れている
また石材回転体2は円柱体13で形成されて表面積が広いので、複数の戒名26を彫り込むことができる。また室内の仏壇に設置する場合、石材回転体2の外周に複数の戒名26を彫り込むことにより、高価な位牌を別に作成する必要がない。
図3は本発明の他の実施の形態を示すもので、石材回転体2を多角柱体28で形成したもので、各平面に戒名26や家紋27、梵字などを彫り込むことできる。この場合、多角柱体28は六角形や八角形でも良い。
本発明の実施の一形態による回転式花立の断面図である。 図1の回転式花立を示す斜視図である。 本発明の他の実施の形態による回転式花立の斜視図である。
1 台石
2 石材回転体
3 石材花立支持部
3A 円筒部
3B 鍔部
4 花立容器
5 支持軸
5A 大径部
5B 小径部
5C 肩部
5D ボルト取付孔
6 ボルト
7 平板状の石材
8 ボルト貫通孔
9 円形の凹部
10 円筒状突設部
11 円筒状の軸受
13 円柱体
14 中空部
15 軸挿着孔
16A 第1の水抜き孔
16B 第2の水抜き孔
17 円形の凹部
18 隙間
20 段付き軸受
21 段部
23 中空部
24 軸受
26 戒名
27 家紋
28 多角柱体

Claims (2)

  1. 上部が開口した中空部を上部側に形成し、この中空部の下部側の中心に上下に貫通した合成樹脂製の段付き軸受を設けて石材回転体を形成し、この石材回転体の下部に台石を設け、この台石の上部中心に、肩部を形成した支持軸を上方に向かって立設し、この支持軸を前記石材回転体の段付き軸受に貫通させ、支持軸の肩部で、段付き軸受の段部を支持して石材回転体を回転自在に支持し、上部が開口した中空部を形成した円筒部の上部に、外径が石材回転体の外径より大きいリング状の鍔部を設けて石材花立支持部を形成し、この円筒部を前記石材回転体の上部中空部内に間隔をおいて挿入して、前記段付き軸受から上方に突出した支持軸の上部を、円筒部の底部に一体に接続し、石材花立支持部の中空部に花立容器を挿着すると共に、中空部を形成した石材花立支持部の円筒部の底部側に、石材回転体の中空部に連通する第1の水抜き孔を形成すると共に、石材回転体の上部側の中空部と、この底面との間を連通する第2の水抜き孔を開孔して、石材花立支持部の中空部に流れた水を、第1および第2の水抜き孔を通して台石と石材回転体との間の隙間に排水するようにしたことを特徴とする回転式花立。
  2. 石材回転体の重心位置が、支持軸の肩部で回転自在に支持された段付き軸受の段部より低い位置になるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の回転式花立。
JP2010022692A 2010-02-04 2010-02-04 回転式花立 Active JP5507280B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010022692A JP5507280B2 (ja) 2010-02-04 2010-02-04 回転式花立

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010022692A JP5507280B2 (ja) 2010-02-04 2010-02-04 回転式花立

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011156308A JP2011156308A (ja) 2011-08-18
JP5507280B2 true JP5507280B2 (ja) 2014-05-28

Family

ID=44588815

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010022692A Active JP5507280B2 (ja) 2010-02-04 2010-02-04 回転式花立

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5507280B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7276818B2 (ja) * 2019-03-07 2023-05-18 ベルストン株式会社 石材構造物
CN110101285B (zh) * 2019-06-19 2024-04-12 南京佩全超洋科技有限公司 花圈制作设备及其工作方法
TWI745874B (zh) * 2020-02-25 2021-11-11 李佳諭 模擬燒香的霧化裝置
JP7216459B1 (ja) * 2022-11-09 2023-02-01 ベルストン株式会社 石材構造物、及び、回動機構

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011156308A (ja) 2011-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5507280B2 (ja) 回転式花立
WO2007004022A3 (en) Stackable spa for above-ground swimming pool
US20080034648A1 (en) Cemetery vase and locking mechanism
US20100287750A1 (en) Funeral vase statues
JPH05151804A (ja) ソーラー灯の台座
KR100730898B1 (ko) 친환경적인 건축단지 조경용 방범울타리구조
DE602004014666D1 (de) Zierblumenanordnung
JP2006129842A (ja) 立体花壇装置
JP3211713U (ja) 卒塔婆収納ケース
JP2010031462A (ja) 回転墓誌付き花立
JP2015187348A (ja) 支柱立設用鞘管及び支柱の立設方法
JP3206677U (ja) カプセル墓地
KR101850106B1 (ko) 펜스 수직바용 아트캡 및 이를 가지는 펜스
EP4098826A1 (en) Memorial stone
JP3123981U (ja) 線香立
KR200475777Y1 (ko) 통기구조 및 평면 다중 구조의 납골실이 적용된 납골묘
KR100623047B1 (ko) 공동주택용 방범 울타리 구조
CA2794642C (en) Garden shelter
JP3100858U (ja) 花立て
JP3166282U (ja) 墓参用具格納庫
JP3108741U (ja) 墓石の構造
JP3101861U (ja) 支柱差込み穴付植木鉢
JP3038262U (ja) 多機能型車止め
KR19990008089U (ko) 적층을 겸하는 수동식 회전용 납골당의 유골함 보관장치
JP5486366B2 (ja) 集水桝の蓋

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140318

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140319

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5507280

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250