JP3123981U - 線香立 - Google Patents

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Abstract

【課題】 野山などの自然の中に置かれた野仏に線香を供える場合であっても、厳しい気候に対する耐久性を確保し、線香立を自然界に自然のまま戻せるようにするとともに、コスト的にも安価に製作可能な線香立を提供する。
【解決手段】 線香S…を立てる線香立1を構成するに際して、竹Bを使用し、この竹Bの一つの節部Baを含み、この節部Baに対して上下所定長さの位置で切断することにより、節部Baから上側の上竹桿部Buを、砂状材Aを収容する線香立本体部2とし、かつ節部Baから下側の下竹桿部Bdを脚部3とする。
【選択図】 図1

Description

本考案は、特に屋外の野仏等に線香を供える際に用いて好適な線香立に関する。
一般に、仏壇やお墓などに線香を供えるための線香立は知られており、特に屋外で使用する線香立としては、実開平6−83868号公報で開示される屋外用線香立てが知られている。
同公報で開示される線香立は、少なくとも一面が開口した筒状部を有する外枠体と、外枠体の筒状部の開口部に着脱自在に装着される周囲に鍔部を有し、底部に排水用の孔部を有する筒体からなる線香受け部とを備えている。
実開平6−83868号
ところで、このような屋外で使用する従来の線香立は、主に霊園内におけるお墓で使用するため、構成素材は特に制約されない。したがって、構成素材としては、壊れにくく熱に強い陶器や金属が用いられている。
一方、野山などの自然の中に置かれた野仏に線香を供えたい場合もある。この場合、線香立を使用しても、使用した場所によっては線香立を回収できないことも想定される。したがって、このような目的で用いる線香立には、厳しい気候に晒されてもある程度の年月は壊れることなく耐久性を確保できること、長期的には線香立が自然界に自然のまま戻されること、コスト的にもできるだけ安価に製作できること、などの所定の条件が要求される。しかし、このような要求に応えられる線香立は提供されておらず、従来よりこのような要求に応えられる線香立の商品化が望まれていた。
本考案は、このような背景技術に存在する課題を解決した線香立の提供を目的とするものである。
本考案は、上述した課題を解決するため、線香S…を立てる線香立1を構成するに際して、竹Bを使用し、この竹Bの一つの節部Baを含み、この節部Baに対して上下所定長さの位置で切断することにより、節部Baから上側の上竹桿部Buを、砂状材Aを収容する線香立本体部2とし、かつ節部Baから下側の下竹桿部Bdを脚部3としたことを特徴とする。
この場合、考案の好適な態様により、線香立本体部2における上端の端面部2uの所定位置には、上方に突出するピン部4を設けることができる。また、線香立本体部2における上端の開口部2oを覆い、かつピン部4が挿通する孔部5hを有する開口部カバー5を備えることができる。
このような構成を有する本考案に係る線香立1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 竹Bの節部Baから上側の上竹桿部Buを、砂状材Aを収容する線香立本体部2とし、かつ節部Baから下側の下竹桿部Bdを脚部3としたため、野山などの自然の中に置かれた野仏に線香を供えるために使用した線香立1を回収できない場合であっても、厳しい気候に耐え、ある程度の年月は壊れることなく耐久性を確保できる。長期的には線香立が自然界に自然のまま戻される。コスト的に安価に製作できる。などの利点を享受することができ、野仏に線香を供える際などに用いて最適な線香立1を提供することができる。
(2) 好適な態様により、線香立本体部2における上端の端面部2uの所定位置に、上方に突出するピン部4を設ければ、ピン部4を利用してローソクRを立てることができ、ローソク立としても用いることができる。
(3) 好適な態様により、線香立本体部2における上端の開口部2oを覆い、かつピン部4が挿通する孔部5hを有する開口部カバー5を用いれば、開口部2oを開口部カバー5により覆い、線香立本体部2の保護を図れるとともに、ピン部4を開口部カバー5を保持する支軸(ヒンジ)として利用できる。
次に、本考案に係る最良の実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る線香立1の構成について、図1〜図3を参照して具体的に説明する。
線香立1は、構成素材として竹Bを使用する。使用する竹Bは外径が6〔cm〕前後が望ましい。そして、竹Bの一つの節部Baを含み、この節部Baに対して上下所定長さの位置で切断する。これにより、節部Baから上側の上竹桿部Buを、砂状材Aを収容する線香立本体部2として形成できるとともに、節部Baから下側の下竹桿部Bdを脚部3として形成できる。
この場合、線香立本体部2を形成するに際しては、図1に示す実施形態のように、竹Bに対して長手方向に対して直角に切断すればよいが、デザイン性などを考慮して長手方向に対して斜めに切断したり、波形などの任意の形状により切断することができる。また、線香立本体部2における上端の端面部2uの所定位置には、上方に突出するピン部4を設ける。この場合、図1に示すように、端面部2uの所定位置に、穴部11を形成し、この穴部11に、例えば、竹で形成した棒材を打ち込んで固定すればよい。これにより、このピン部4を利用してローソクRを立てることができ、ローソク立としても用いることができる。
一方、節部Baは、線香立本体部2の底部2dを形成するため、この底部2dの略中央に、小孔部12を形成する。この小孔部12は、底部2d(節部Ba)の上下面を貫通し、雨水などが入った際の水抜き用として機能する。したがって、小孔部12は、線香立本体部2の中に収容する砂状材Aが漏れ落ちることなく、水抜きができる径(大きさ)を選定するとともに、必要により複数の小孔部12…を形成してもよい。
他方、脚部3を形成するに際しては、図1に示すように、竹Bに対して長手方向に対して直角に切断する。そして、下端面に、四つの矩形の切欠部13…を周方向に沿って等間隔毎に形成することにより四つの足板部14…を設ける。この場合、切欠部13…の数及び形状を選定することにより足板部14…の数及び形状(大きさ)を選定できる。足板部14…の数は任意であるが、設置安定性を考慮して、三つ以上設けることが望ましい。また、切欠部13…の例示の形状は矩形であるが、デザイン性などを考慮し、半円形など任意の形状を選定できる。
さらに、図3に示すように、線香立本体部2における上端の開口部2oを覆い、かつピン部4が挿通する孔部5hを有する開口部カバー5を用いることができる。開口部カバー5は、例えば、比較的薄い木板を利用し、線香立本体部2の外径とほぼ同じ直径の円盤状に形成するとともに、上述したピン部4に対応する位置には、ピン部4が挿通する孔部5hを形成する。したがって、開口部カバー5を線香立本体部2に付設する際には、ピン部4を孔部5hに挿通させればよく、図3に示すように、開口部カバー5により開口部2oを覆うことができる。これにより、線香立本体部2の保護を図れるとともに、ピン部4を開口部カバー5を保持する支軸(ヒンジ)として利用できる。
次に、本実施形態に係る線香立1の使用方法及び機能について、図1〜図4を参照して説明する。
線香立1を使用する際には、図1に示すように、線香立本体部2の中に、線香を立てるための砂状材Aを所定量収容する。この場合、線香立本体部2の中に入れる砂状材Aは、線香を立てることができればよく、この砂状材Aは、天然の砂や土を用いることができるとともに、必要により、人工土壌や人工砂、或いは灰などを用いてもよく、要は線香を立てることができる粒子の集合体であればよい。
砂状材Aを収容した線香立1は、図4に示すように、野仏Nの前に置くことができ、必要により、ピン部4にローソクRを立てることができる。そして、線香を供える際には、線香S…を用意するとともに、ローソクRを利用して線香S…に点火し、図1に示すように、線香S…の下端を砂状材Aに上から差し込めばよい。これにより、野仏Nに対して線香S…を供えることができる。
このような本実施形態に係る線香立1によれば、竹Bの節部Baから上側の上竹桿部Buを、砂状材Aを収容する線香立本体部2とし、かつ節部Baから下側の下竹桿部Bdを脚部3としたため、野山などの自然の中に置かれた野仏Nに線香S…を供えるために使用した線香立1を回収できない場合であっても、厳しい気候に晒されてもある程度の年月は壊れることなく耐久性を確保できる。長期的には線香立1が自然界に自然のまま戻される。コスト的に安価に製作できる。などの利点を享受することができ、野仏Nに線香S…を供える際などに用いて最適な線香立1を提供することができる。
以上、最良の実施形態について詳細に説明したが、本考案は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,数値等において、本考案の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、例示のピン部4や開口部カバー5は、必ずしも設けることを要しない。また、ピン部4や開口部カバー5の素材は、例示以外の他の素材を排除するものではない。さらに、線香立1は、特に、野仏Nに用いて最適であるが、お墓用や仏壇用など、各種用途に利用することができる。
本考案の最良の実施形態に係る線香立の一部断面正面図、 同線香立の図1中X−X線の断面底面図、 同線香立に開口部カバーを付設した際の正面図、 同線香立を野仏に用いた場合の使用説明図、
符号の説明
1:線香立,2:線香立本体部,2u:端面部,2o:開口部,3:脚部,4:ピン部,5:開口部カバー,5h:孔部,S…:線香,B:竹,Ba:節部,Bu:上竹桿部,Bd:下竹桿部,A:砂状材

Claims (3)

  1. 線香を立てる線香立において、竹を使用し、この竹の一つの節部を含み、この節部に対して上下所定長さの位置で切断することにより、前記節部から上側の上竹桿部を、砂状材を収容する線香立本体部とし、かつ前記節部から下側の下竹桿部を脚部としたことを特徴とする線香立。
  2. 前記線香立本体部における上端の端面部の所定位置には、上方に突出するピン部を設けることを特徴とする請求項1記載の線香立。
  3. 前記線香立本体部における上端の開口部を覆い、かつ前記ピン部が挿通する孔部を有する開口部カバーを備えることを特徴とする請求項2記載の線香立。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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