JPH0429010Y2 - - Google Patents

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JPH0429010Y2
JPH0429010Y2 JP4753187U JP4753187U JPH0429010Y2 JP H0429010 Y2 JPH0429010 Y2 JP H0429010Y2 JP 4753187 U JP4753187 U JP 4753187U JP 4753187 U JP4753187 U JP 4753187U JP H0429010 Y2 JPH0429010 Y2 JP H0429010Y2
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JP
Japan
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flower
stand
water
water tank
hole
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JP4753187U
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JPS63152867U (ja
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Landscapes

  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
  • Fencing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は墓石と一体的にあるいは墓石に近接し
て別体に設けられる花立の改良に関する。
(従来の技術) 従来の墓用花立は花立孔を穿設したブロツク
状、筒状、若しくは花瓶状の花立体を墓石の芝台
上あるいは墓石とは別体に作られて墓石の前方に
近接して設置される物置台上に香炉や水鉢等と共
に左右一対配設し、上記花立孔に、花を立てた筒
状容器を嵌め込むようになつている。
従つて、上記従来の花立は花を立てる筒状容器
内に収容した水のみで、花を活かしておかなけれ
ばならない。
ところが、上記筒状容器は小さく、内部には小
量の水(普通1程度)を収容できるだけであ
る。
即ち、上記従来の花立は花を長期間新鮮に保つ
に足るだけの水を収容することができず、また収
容した水を新鮮に保つために必要な水と空気との
接触面積(水面)も確保できない。
従つて、花は日持ちが悪く、2,3日で萎れた
り、枯れたりしてしまい、また水の腐敗も早い。
また、従来の花立は、生花を固定する構造を備
えていないため、強風のときや、少量の生花を立
てた場合には生花の姿態が乱れて、見苦しくな
る。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案が解決しようとする問題点は、花立と墓
石とのバランスをくずしたり、墓全体の外観を損
なうことなく、花立の水収容容積を大きくし、か
つ水面を大きくすると共に、生花の基部を支持固
定することである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために本考案が講ずる技
術的手段は、花立体に穿設する花立孔の下端を花
立体下面に貫通せしめて開口すると共に上記花立
体を設置する台部には上面を花立体若しくは花立
体を含む複数の設置物により覆われる貯水槽をそ
の水面を上記花立孔の下側開口に対応せしめて設
け、該貯水槽内には礫体又は粒体を詰めた筒を上
記花立孔に対応せしめて起設するもである。
(作用) 而して、本考案の上記技術的手段によれば、花
立体下方に多量の水が貯水され、花立体の花立孔
に直接花を立てることにより、花の茎下端は上記
水中に起設された筒内に詰めた礫体又は粒体中に
挿し込まれ、これらにより支持固定される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明す
る。
この実施例において花立Aは、花立体1を墓石
B前部に近接せしめて設置した物置台3上に設け
たものである。物置台3は、墓石の芝台、拝石等
花立体1が設置される適宜変更可能な台部であ
る。
依つて、以下これらを総称して台部3と呼ぶこ
とにする。
台部3はこの場合墓石A前部に近接せしめて設
けられており、平面四角形で所要の厚さを有する
上面が平らな石材により形成され、その上面には
前部に供物7、香炉8、墓参箱9等を置くための
スペースを残して後半部に花立体1を載置する。
また台部3は花立体載置部に花立体1底面の大
きさより若干小さな貯水槽収容部10を形成す
る。
花立体1は石材にて形成されており、貯水槽収
容部10の大きさより若干大きな底面を有し、上
記貯水槽収容部10を塞いで台部3上に取り外ず
し可能に配設載置する。
上記花立体1は上面中央部に、供物11を供え
たり、ローソク立12等を置くための供物台13
を一体に突出形成すると共にこの供物台13の左
右に花立孔2を上下貫通状に夫々開設する。
また花立孔2は、その軸方向中途部に花立体1
背面において花立孔2と外部を連結する通気孔1
4を開穿する。
一方、貯水槽収容部10は台部3を上下に貫通
して形成されると共にその一方の側壁を構成する
部分15が台部3から取り外ずし自在に形成さ
れ、該部分15を取り外すことにより台部3側面
に開口するようになつている。
貯水槽収容部10には貯水槽4を収容する。
貯水槽4は、プラスチツク等により貯水槽収容
部10と大略同じ大きさか若しくは僅かに小さな
上面を開口した箱状に形成して貯水槽収容部10
に嵌合収容し、内部に水を張る。
貯水槽4上端は台部3上面より若干低くなるよ
うにして貯水槽4に貯溜する水の水面と、花立体
1下面との間には若干の空〓を存在せしめる。
上記貯水槽4は底部に開閉自在な排水口16を
設ける。
貯水槽4への水の貯溜には花立孔2から水を注
ぎ込むようにしても良いが、花立体1をずらして
直接貯水槽4へ給水することもできる。
また、水の取り換えのため貯水槽4内の水を排
出する場合には、台部3に設けた取り外ずし出来
る部分15を取り外ずし、貯水槽4の排水口16
を開いて台部3側方へ排出せしめるか、上記部分
15を取り外ずすことにより台部3側面にできる
開口から貯水槽4を引き出して貯水槽4の水を捨
てるようにする。
また、上記貯水槽4内には花立孔2に対向せし
めて筒6を起設する。
筒6は直径600mm〜700mmのビニールパイプを貯
水槽4の深さより若干長い長さに切断して形成
し、貯水槽4底部に起立せしめ、内部には火山土
壌、火山礫、焼玉土、ハイドロカルチヤー等の礫
体又は粒体5を詰める。
また、上記筒6の下部周面には通水孔17を適
宜穿設する。
従つて、この通水孔17より筒6内に侵入した
水は毛管現象により上部に達する。この際礫体又
は粒体5が火山土壌の場合には水は火山土壌の粒
子に間隙をつくりながら上昇することになる。
火山土壌は浮力が大きい順に筒内を満す。
必要に応じて、上記礫体又は粒体5に植物の栄
養素を混入しても良い。
尚、上記筒6は倒れないように適当な手段を用
いて貯水槽4底部に着脱自在に固定するのが望ま
しい。
また筒6は貯水槽4と一体に成形しても良い。
而して斯る花立Aは花立孔2に直接花を立て
て、その茎下部を貯水槽4内に立設した筒6内に
火山礫等の礫体又は粒体5に突き立て状に挿入し
て固定する。
(効果) 本考案は上記の構成であるから以下の利点を有
する。
(1) 花立体下方に貯水槽を設け、花立体の花立孔
を貯水槽に連絡させたので、花立は貯水槽に多
量の水を保有することができ、しかも貯水槽に
貯めた水は石材の冷たさにより冷やされて真夏
でも温度の上昇が小さい。
従つて、生花を長持ちさせることができる。
しかも貯水槽には礫体又は粒体を詰めた筒を
立設したので、生花の茎を上記礫体又は粒体中
に差すことにより、上記礫体又は粒体の火山土
壌等の場合、あたかも、さし木、さし穂をした
のと同じような状態になり、生花は活力を増
し、培養される。
(2) 生花の茎を筒内の礫体又は粒体に差し込むこ
とにより生花を支持固定することができるの
で、強風のときや、花の量が少ないときでも生
花の姿態が乱れないように保つことができる。
しかも、礫体又は粒体はべとつかないので、
茎を底部まで挿入することができ、花の支持固
定が確実にできる。
(3) 特殊な使用方法として、故人が好きだつた花
を筒に栽培して水槽に設置することも不可能で
はない。
(4) 貯水槽は花立体を設置する台部に設けられ、
筒はその貯水槽内に設けられて花立体あるいは
花立体と供物台等の設置物により上面を覆われ
るので、墓の外観を損つたり、全体のバランス
を崩すことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す墓用花立の縦
断正面図で一部切欠して示してある。第2図は縦
断側面図、第3図は本考案の重要な構成要素であ
る筒の一部切欠拡大斜視図、第4図は本考案の花
立を備える墓の斜視図である。 1……花立体、2……花立孔、3……台部、4
……貯水槽、5……礫体又は粒体、6……筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 花立体に穿設する花立孔の下端を花立体下面に
    貫通せしめて開口すると共に上記花立体を設置す
    る台部には、上面を花立体若しくは花立体を含む
    複数の設置物により覆われる貯水槽を、その水面
    を上記花立孔の下側開口に対応せしめて設け、該
    貯水槽内には礫体又は粒体を詰めた筒を上記花立
    孔に対応せしめて起設してなる墓用花立の構造。
JP4753187U 1987-03-28 1987-03-28 Expired JPH0429010Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4753187U JPH0429010Y2 (ja) 1987-03-28 1987-03-28

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JP4753187U JPH0429010Y2 (ja) 1987-03-28 1987-03-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63152867U JPS63152867U (ja) 1988-10-06
JPH0429010Y2 true JPH0429010Y2 (ja) 1992-07-14

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ID=30868221

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JP4753187U Expired JPH0429010Y2 (ja) 1987-03-28 1987-03-28

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JPS63152867U (ja) 1988-10-06

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