JP5506237B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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本発明はパチンコ遊技機に関し、特に、大当り抽選の当選に基づいて大当り遊技後に移行する遊技状態を予め設定された複数種類の遊技状態の中から択一的に選択し、その遊技状態を示唆する遊技状態示唆演出を画像表示器に実行させるものである。
近年主流のパチンコ遊技機では、遊技盤に設けられた始動入賞口への遊技球の入賞を契機に大当り抽選が行われ、この大当り抽選で当選した場合に遊技盤に設けられた大入賞口が複数ラウンドに亙って開閉する大当り遊技が発生する。更に、大当り抽選の当選に基づいて、大当り遊技後に移行する遊技状態が、予め設定された確変遊技状態と時短遊技状態と通常遊技状態を含む複数種類の遊技状態の中から択一的に選択される。
確変遊技状態へ移行した場合、大当り抽選の当選確率が通常の低確率よりも高確率に設定され、所謂電チューの始動入賞口の開放時間が通常の開放時間よりも長くなる始動入賞口作動モードが設定される。通常遊技状態へ移行した場合、大当り抽選の当選確率が低確率に設定され、始動入賞口作動モードは設定されない。この確変遊技状態と通常遊技状態は、次回大当り遊技の発生まで継続される。時短遊技状態へ移行した場合、大当り抽選の当選確率が低確率に設定され、始動入賞口作動モードが設定される。但し、この時短遊技状態は、大当り遊技後から大当り抽選が設定回数行われるまで継続され、設定回数を超えると通常遊技状態へ移行する。
複数種類の遊技状態が潜確遊技状態を含む機種では、潜確遊技状態へ移行した場合、大当り抽選の当選確率が高確率に設定され、始動入賞口作動モードは設定されない。この潜確遊技状態は、次回大当り遊技の発生まで継続される。複数種類の遊技状態が第2の確変遊技状態を含む機種では、第2の確変遊技状態へ移行した場合、先ずは前記の確変遊技状態と同様に、大当り抽選の当選確率が高確率に設定され、始動入賞口作動モードが設定される。但し、この第2の確変遊技状態は、大当り遊技後から大当り抽選が設定回数行われるまで継続され、設定回数を超えると潜確遊技状態へ移行する。
ところで、大当り抽選の当選に基づいて大当り遊技後に移行する遊技状態が選択された場合、当該大当り遊技の終了までに、選択された遊技状態を一見判りにくくしておいて、その遊技状態を示唆する遊技状態示唆演出を画像表示器等に実行させる機種が周知である(例えば、特許文献1参照)。この遊技状態示唆演出としては、味方のキャラクタと敵のキャラクタとが戦って勝敗を決めるバトル演出を実行させるものが多く、このバトル演出では、味方のキャラクタが勝利することにより、大当り遊技後に移行する遊技状態として、確変遊技状態が確定していることが示唆される。
特開2007−330307号公報
前記のバトル演出において、確変遊技状態が確定している場合、バトルで必ず勝利させ、確変遊技状態以外の遊技状態が確定している場合、バトルで必ず敗北させると、バトルで敗北した時点で確変遊技状態が確定している期待がなくなることから、演出効果を高めることができない。そこで、確変遊技状態が確定している場合でも、時にはバトルで敗北させるようにすると、バトルで敗北しても可能性は低いが確変遊技状態が確定している期待を持つことができるので、その点では演出効果を高めることができる。
しかし、確変遊技状態が確定している場合に、バトルで勝利させるか敗北させるかを択一的に選択する場合、予め設定された1つの選択率のみに基づいて行うと、次の課題が生じる。つまり、確変遊技状態が確定している場合、バトルで勝利するか敗北するかの割合が常に一定になり、故に、バトルで敗北した際に確変遊技状態が確定している期待度も常に一定になり、こうした点を改良することで演出効果を高める余地がいに存在する。
本発明の目的は、大当り抽選の当選に基づいて大当り遊技後に移行する遊技状態として特定の確変遊技状態が選択された場合、遊技状態示唆演出として、特定の確変遊技状態が確定していることを示唆する第1演出パターンと、特定の確変遊技状態が確定していない可能性を示唆する第2演出パターンの何れかを選択して実行し、その選択率を常に同じにすることなく変化させることで、第1,第2演出パターンを実行する割合を変化させて、故に、第2演出パターンが実行された際に確変遊技状態が確定している期待度も変化させて、演出効果を高めることができる、パチンコ遊技機を提供することである。
本発明のパチンコ遊技機(1)は、遊技盤(4)に設けられた始動入賞口(11a,11b)および大入賞口(13a)と、始動入賞口(11a,11b)への遊技球の入賞を契機に大当り抽選を行う大当り抽選手段(21)と、大当り抽選で当選した場合に大入賞口(13a)が複数ラウンドに亙って開閉する大当り遊技を発生させる大当り遊技制御手段(21)と、大当り抽選の当選に基づいて大当り遊技後に移行する遊技状態を予め設定された特定の確変遊技状態を含む複数種類の遊技状態の中から択一的に選択する遊技状態選択手段(21)と、画像表示器(15)を有する演出手段(15,16,32)と、遊技状態選択手段(21)で選択された前記遊技状態を示唆する遊技状態示唆演出を演出手段(15)に実行させる演出制御手段(25)とを備えている。
発明は、前記演出制御手段(25)は、前記遊技状態示唆演出として、特定の確変遊技状態が確定していることを示唆する第1演出パターンと、特定の確変遊技状態が確定していない可能性を示唆する第2演出パターンとを記憶した演出パターン記憶手段(25)と、前記遊技状態選択手段(21)で特定の確変遊技状態が選択された場合に設定され、前記第1,第2演出パターンの選択率が夫々異なる複数種類の演出モードと、前記遊技状態選択手段(21)で特定の確変遊技状態が選択された場合に、前記複数種類の演出モードの何れか1つを選択設定するとともに、設定された演出モードの前記選択率に基づいて前記演出パターン記憶手段(25)の中から前記演出手段(15)に実行させる第1,第2演出パターンの何れかを選択する演出選択手段(25)とを有し、前記演出選択手段(25)は、新たに演出モードを選択設定する場合、その選択設定した演出モードを継続するモード継続条件を設定し、前記遊技状態選択手段(21)で特定の確変遊技状態が選択された場合に前記第2演出パターンが選択実行されない限り、前記モード継続条件に基づいて前記演出モードを継続する一方、前記遊技状態選択手段(21)で特定の確変遊技状態が選択された場合に前記第2演出パターンが選択実行された場合には、前記継続条件をリセットすることを特徴とする。
本発明のパチンコ遊技機によれば、選択設定される演出モードが変化することから、第1,第2演出パターンの選択率を常に同じにすることなく、演出モードが変化する度に変化させることができ、つまり、第1,第2演出パターンを実行する割合を変化させることができるため、故に、第2演出パターンが実行された際に特定の確変遊技状態が確定している期待度も変化させることができるため、演出効果を高めることができる。
パチンコ遊技機の正面図である。 パチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。 パチンコ遊技機の制御系のブロック図である。 メイン制御装置が実行するメイン処理のフローチャートである。 大当り判定処理のフローチャートである。 停止中処理のフローチャートである。 遊技状態設定処理のフローチャートである。 普通図柄処理のフローチャートである。 電チュー処理のフローチャートである。 複数種類の大当り図柄とその関連情報を示す図表である。 第1,第2演出パターンを示す図表である。 複数種類の演出モードとその関連情報を示す図表である。 サブ制御装置が実行する演出制御のフローチャートである。 変形例の演出モード選択用の複数のテーブルを示す図である。 変形例の複数種類の演出モードとその関連情報を示す図表である。
以下、発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
図1、図2に示すように、パチンコ遊技機1には、遊技ホールに取付けられる外枠に開閉枠2が開閉自在に装着され、開閉枠2に開閉扉3が開閉自在に装着されている。開閉枠2には遊技盤4が装着され、その遊技盤4の前面側に遊技領域5が形成されている。開閉扉3には窓3aが形成され、その窓3aに透明板3bが装着され、その透明板3bにより遊技領域5の前側が覆われている。
開閉扉3の窓3aの下側に、遊技球を貯留する貯留皿6と、遊技領域5に遊技球を発射させるために操作する発射ハンドル7が装着されている。発射ハンドル7が回動操作されると、貯留皿6から発射位置に導入された遊技球が発射され、ここで、貯留皿6に複数の遊技球が存在する場合には、複数の遊技球が約0.6秒間隔で連続発射される。発射された遊技球はガイドレール8で案内され遊技領域5の上部に投入される。
図2、図3に示すように、遊技盤4には、遊技領域5に、多数の障害釘10、始動入賞口装置11、ゲート12、大入賞口装置13、複数の普通入賞口14、画像表示器15、役物装置16、センタ役物17が装着され、遊技領域5外に遊技表示盤18が装着され、遊技盤4の裏面側に制御装置20が装着されている。
始動入賞口装置11は、センタ役物17のステージ下側に配置され、所謂電チューを含む構成で、上始動入賞口11a、下始動入賞口11b、下始動入賞口11bを開閉する開閉部材11c、始動入賞口11a,11bに入賞した遊技球を検出する始動口SW11d、開閉部材11cを開閉駆動する電チューソレノイド11eを有する。開閉部材11cは、左右対称の2つの短い羽根部材が盤面直角方向の軸回りに回動するように構成され、閉塞位置で下始動入賞口11bへの遊技球の入賞を不可能にし、開放位置で下始動入賞口11bへの遊技球の入賞を可能にする。図2の開閉部材11cは開放位置にある。
ゲート12はセンタ役物17の左側に配置され、このゲート12を通過した遊技球を検出するゲートSW12aが付設されている。ゲート12を遊技球が通過することを契機に行われる補助遊技抽選で当選した場合に、補助遊技が発生し、始動入賞口装置11が作動して、通常は閉塞の下始動入賞口11bが開放するように開閉部材11cを1又は複数回開閉動作させる。
大入賞口装置13は、始動入賞口装置11の下側に配置され、大入賞口13a、大入賞口13aを開閉する開閉部材13b、大入賞口13aに入賞した遊技球を検出する大入賞口SW13c、開閉部材13bを開閉駆動する大入賞口ソレノイド13dを有する。開閉部材13bは、盤面平行方向の軸回りに回動するように構成され、閉塞位置で大入賞口13aへの遊技球の入賞を不可能にし、開放位置で大入賞口13aへの遊技球の入賞を可能にする。図2の開閉部材13bは開放位置にある。
始動入賞口11a,11bへの遊技球の入賞を契機に行われる大当り抽選で当選した場合に、大当り遊技が発生し、大入賞口装置13が作動して、通常は閉塞の大入賞口13aが開放するように開閉部材13bを複数ラウンドに亙って開閉動作させる。各普通入賞口14には入賞した遊技球を検出する普通入賞口SW14aが付設されている。
画像表示器15は、液晶ディスプレイからなり、センタ役物17に大きく設けられている。この画像表示器15には、始動入賞口11a,11bへの遊技球の入賞を契機に大当り抽選演出が表示され、その大当り抽選演出では、演出図柄を用いて図柄変動や大当り抽選の結果が表示され、また、大当り遊技中には大当り演出が表示され、その大当り演出では、大当り遊技後に移行する遊技状態を示唆する遊技状態示唆演出が表示される。
遊技表示盤18は、遊技領域5の下部右側に前方へ向けて配置され、特別図柄表示器18a、普通図柄表示器18b、特別図柄保留表示器18c、普通図柄保留表示器18dを備えている。特別図柄表示器18aには、始動入賞口11a,11bへの遊技球の入賞を契機に行われる大当り抽選の結果を示す特別図柄が変動表示後に停止表示される。普通図柄表示器18bには、ゲート12への遊技球の入賞を契機に行われる補助遊技抽選の結果を示す普通図柄が変動表示後に停止表示される。
始動入賞口11a,11bに入賞した遊技球の数であって、特別図柄表示器18aによる変動に未だ供していない(後で大当り抽選の結果が得られる)特別図柄の保留数が最大で4つまで保留され、その特別図柄の保留数が特別図柄保留表示器18cに表示される。同様に、ゲート12に入賞した遊技球の数であって、普通図柄表示器18bによる変動に未だ供していない(後で補助遊技抽選の結果が得られる)普通図柄の保留数が最大で4つまで保留され、その普通図柄の保留数が普通図柄保留表示器18dに表示される。
発射ハンドル7を回動操作することで、発射され遊技領域5の上部に投入された遊技球は、複数の障害釘10に当たって方向を変えながら落下して、入賞口11a,11b,13a,14の何れかに入賞した場合、そこから遊技領域5外へ排出され、入賞口11a,11b,13a,14の何れにも入賞しなかった場合には、最終的に、遊技領域5の下端部に形成されたアウト口19から遊技領域5外へ排出される。
図3に示すように、制御装置20は、メイン制御装置21とサブ制御装置25とで構成されている。メイン制御装置21は、メイン制御基板22にCPUとROMとRAMを備えて構成され、サブ制御装置25は、払出制御基板26、演出制御基板27、画像制御基板28、ランプ制御基板29を備え、この複数の制御基板26〜29は夫々CPUとROMとRAMを備えて構成されている。
メイン制御基板22が、始動口SW11d、ゲートSW12a、大入賞口SW13c、普通入賞口SW14aからの検出信号と、払出制御基板26からの制御情報を受けて、電チューソレノイド11e、大入賞口ソレノイド13d、特別図柄表示器18a、普通図柄表示器18b、特別図柄保留表示器18c、普通図柄保留表示器18dを制御し、払出制御基板26と演出制御基板27に制御情報を出力する。
払出制御基板26は、メイン制御基板22からの制御情報を受けて、払出駆動モータ30を制御し、入賞口11a,11b,13a,14への遊技球の入賞1個について、入賞口11a,11b,13a,14毎に設定された数の遊技球を貯留皿6に払出し、メイン制御基板22に制御情報を出力する。演出制御基板27は、メイン制御基板22からの制御情報と、貯留皿6に設けられた演出ボタン31からの操作信号を受けて、役物装置16を制御し、画像制御基板28とランプ制御基板29に制御情報を出力する。
画像制御基板28は、演出制御基板27からの制御情報を受けて、画像表示器15とスピーカ32を制御し、演出制御基板27に制御情報を出力する。ランプ制御基板29は、演出制御基板27からの制御情報を受けて、主に画像制御基板28による制御に同期させて、枠ランプ33と盤ランプ34を制御する。スピーカ32と枠ランプ33は開閉扉3に設けられ、盤ランプ34は遊技盤4に設けられている。尚、画像表示器15、更に、役物装置16、スピーカ32等により、特許請求の範囲に記載の演出手段が構成されている。
次に、メイン制御装置21(メイン制御基板22)とサブ制御装置25(演出制御基板27、画像制御基板28)について詳しく説明する。尚、メイン制御装置21により、特許請求の範囲に記載の大当り抽選手段、大当り遊技制御手段、遊技状態選択手段が構成され、サブ制御装置25により、特許請求の範囲に記載の演出制御手段、演出パターン記憶手段、複数種類の演出モード、演出選択手段が構成されている。
ここで、遊技状態(メイン制御装置21の処理制御状態)として、確変遊技状態、潜確遊技状態、時短遊技状態、通常遊技状態の4種類の遊技状態が予め設定されており、この4種類の遊技状態の何れかになっている。
メイン制御装置21では、図4に示すように、そのメイン処理において、乱数更新処理(S1)、始動口SW処理(S2)、ゲートSW処理(S3)、特別図柄処理(S4)、普通図柄処理(S5)、大入賞口処理(S6)、電チュー処理(S7)、賞球処理(S8)、出力処理(S9)が順次実行され、その後、S10の初期値乱数の更新とS11の変動パターン乱数の更新が繰り返し実行され、S1〜S9の処理については微小時間間隔毎の割込み処理にて実行される。
S2の始動口SW処理では、始動口SW11dがONになった場合、特別図柄の保留数が4未満の場合に、大当り乱数、大当り図柄乱数等の乱数が取得格納され、S3のゲートSW処理では、ゲートSW11aがONになった場合、普通図柄の保留数が4未満の場合に、当り図柄乱数が取得格納される。
S4の特別図柄処理では、大当り判定処理と停止中処理とが実行される。大当り判定処理は、大当り遊技中でない場合、特別図柄が停止中のときに特別図柄の保留数が1以上の場合に実行され、図5に示すように、この大当り判定処理では、S2の始動口SW処理で取得格納された先頭の大当り乱数の判定が行われ(S20)、大当りか小当りかハズレの何れかが判定される。ここで、大当り判定となる当選確率について、時短遊技状態、通常遊技状態のときには通常の低確率(例えば、1/300)に設定され、確変遊技状態、潜確遊技状態のときには低確率よりも高確率(例えば、1/30)に設定されている。
そして、大当りの場合(S21;Yes )、S2の始動口SW処理で取得格納された先頭の大当り図柄乱数の判定が行われ(S22)、図10に示す11種類の大当り図柄(特A〜特H、通A〜通C)の中の何れか1つが所定の選択率により選択され、その大当り図柄がセットされ(S23)、リターンする。小当りの場合には(S21;No、S24;Yes )、小当り図柄がセットされ(S25)、小当りでない場合には(S21;No、S24;No)、ハズレ図柄がセットされ(S26)、リターンする。S23、S25、S26でセットされた図柄が、特別図柄の変動後の停止図柄として表示される。
S4の特別図柄処理における停止中処理は、特別図柄の変動停止直後に実行され、図6に示すように、この停止中処理では、当りでない場合(S30;No)、時短回数Jが0でない場合には(S31;No)、その時短回数JがJ−1にディクリメントされ(S32)、その後、時短回数Jが0になると(S33;Yes )、現在の遊技状態が確変遊技状態の場合には(S34;Yes )、潜確遊技状態がセットされ(S35)、また、現在の遊技状態が確変遊技状態でない場合には(S34;No)、つまり、時短遊技状態の場合には、通常遊技状態がセットされ(S36)、リターンする。
一方、S30;Yes (当り)の場合に、小当りでない場合(S37;No)、つまり、大当りの場合には、遊技状態設定処理(S38)が実行され、その後、大当り開始コマンドがセットされ(S39)、大当りが開始され(S40)、リターンする。この大当り開始コマンドには、遊技状態設定処理で設定された遊技状態(大当り図柄)の情報が含まれている。S37;Yes 、つまり、小当りの場合には、小当り開始コマンドがセットされ(S41)、小当りが開始され(S42)、リターンする。尚、大当り開始コマンドや小当り開始コマンド等の種々のコマンドは、S9の出力処理において、サブ制御装置25に出力される。
図7に示すように、S38の遊技状態設定処理では、S23でセットされた大当り図柄(図10に示す11種類の大当り図柄の何れか)と現在の遊技状態とに基づいて、大当り遊技後の遊技状態がセットされる。そこで、特A,B,C,E,F,G,Hの何れかの場合(S50;Yes )、確変遊技状態がセットされ(S51)、S50;Noの場合に、特Dの場合(S55;Yes )、次に、現在の遊技状態が通常遊技状態でない場合(S56;No)、つまり、確変遊技状態、潜確遊技状態、時短遊技状態の何れかの場合、特A,B,C,E,F,G,Hの何れかの場合と同様に、確変遊技状態がセットされる(S51)。
特Dでない場合(S55;No)、つまり、通A,B,Cの場合、時短遊技状態がセットされる(S59)。S51で確変遊技状態がセットされた後、特A,B,D,Fの場合には(S52;Yes )、時短回数Jが10000にセットされ(S53)、S52;Noの場合には、時短回数Jが40にセットされ(S54)、リターンする。S57で潜確遊技状態がセットされた場合、時短回数Jが0にリセットされ(S58)、S59で通常遊技状態がセットされた場合、時短回数Jが40にセットされ(S60)、リターンする。
図8に示すように、S5の普通図柄処理では、補助遊技中でない場合(S70;No)、普通図柄が変動中でない場合に(S71;No)、更に、普通図柄の保留数Gが1以上の場合に(S72;Yes )、その保留数GがG−1にディクリメントされ(S73)、S3のゲートSW処理で取得格納された先頭の当り図柄乱数の判定が行われる(S74)。ここで、当り判定となる当選確率について、潜確遊技状態、通常遊技状態のときには通常の低確率(例えば、1/11)に設定され、確変遊技状態、時短遊技状態のときには低確率よりも高確率(例えば、11/11)に設定されている。
そして、当りの場合(S75;Yes )、当り図柄がセットされ(S76)、ハズレの場合(S75;No)、ハズレ図柄がセットされる(S77)。次に、確変遊技状態、時短遊技状態の場合には(S78;Yes )、変動時間が約3秒にセットされ(S79)、潜確遊技状態、通常遊技状態の場合には(S78;No)、変動時間が約29秒にセットされる(S80)。そして、普通図柄の変動が開始され(S81)、その変動時間の計測が開始され(S82)、リターンする。
一方、S71;Yes 、つまり、普通図柄が変動中の場合、S81から計測開始された変動時間が、S79又はS80でセットされた時間に達して、変動時間終了の場合には(S83;Yes )、普通図柄が停止表示され(S84)、その際、S76でセットされた当り図柄又はS77でセットされたハズレ図柄が表示される。そして、当りの場合(S86;Yes )、補助遊技が開始され(S87)、リターンする。
図9に示すように、S7の電チュー処理では、補助遊技中の場合(S90;Yes)、始動入賞口11bが開放中の場合(S91;Yes)、S96へ移行し、始動入賞口11bが開放中でない場合(S91;No)、確変遊技状態、時短遊技状態の場合には(S92;Yes)、開放時間が約3.5秒にセットされ(S93)、潜確遊技状態、通常遊技状態の場合には(S92;No)、開放時間が約0.2秒にセットされ(S94)、始動入賞口11bが開放される(S95)。その後、動入賞口11bの開放時からS93又はS94でセットされた開放時間が経過したか否か判定さ(S96)、S96;Yes になると、始動入賞口11bが閉塞され(S97)、補助遊技が終了し(S98)、リターンする。
S6の大入賞口処理では、始動入賞口11a,11bへの遊技球の入賞を契機に行われる大当り抽選で当選し、図5の大当り判定処理で大当り図柄として特A,C,G,H、通A,B,Cがセットされた場合には、大当り遊技として大入賞口13aを開放した後に規定数;10個の遊技球の大入賞口13aへの入賞又は規定時間;約30秒の経過により大入賞口13aを閉塞して終了するラウンドを7ラウンド継続させる開閉パターンとなるように大入賞口装置13が制御される。この大当り遊技では、多くの賞球を獲得できる。
大当り図柄として確変図柄B,D,E,Fがセットされ場合、また、小当り抽選で当選して小当り図柄がセットされた場合には、大当り遊技又は小当り遊技として大入賞口13aを開放した後に規定数;10個の遊技球の大入賞口13aへの入賞又は規定時間;約1秒の経過により大入賞口13aを閉塞して終了するラウンドを2ラウンド継続させる開閉パターンとなるように大入賞口装置13が制御される。この大当り遊技と小当り遊技では、実質的に賞球を獲得することができない。
以上説明したように、メイン制御装置21では、始動入賞口11a,11bへの遊技球の入賞を契機に大当り抽選を行い、大当り抽選で当選した場合に大入賞口13aが複数ラウンドに亙って開閉する大当り遊技を発生させ、大当り抽選の当選に基づいて大当り遊技後に移行する遊技状態を予め設定された確変遊技状態、潜確遊技状態、時短遊技状態の中から択一的に選択する。大当り遊技後に移行する遊技状態については、大当り図柄を選択することで行われ、大当り図柄として、特A,B,C,E,F,G,Hが選択されると、確変遊技状態へ移行する。
特に、特Aが選択されると、大当り遊技で多くの賞球を獲得できるとともに、その後移行する確変遊技状態において、大当り抽選の当選確率が通常の低確率よりも高確率に設定されるとともに、始動入賞口11bの開放時間が通常の開放時間よりも長くなる始動入賞口作動モードが設定され、この確変遊技状態は次回大当り遊技の発生まで継続される。そして、この特Aが選択さることで設定される確変遊技状態が、特許請求の範囲に記載の特定の確変遊技状態に相当する。
次に、サブ制御装置25について説明する。
図11に示すように、サブ制御装置25のROM等に構成された演出用記憶部25aには、メイン制御装置21で選択された遊技状態(大当り図柄)を示唆する遊技状態示唆演出として、特定の確変遊技状態が確定している(大当り図柄として特Aが設定された)ことを示唆する第1演出パターンと、特定の確変遊技状態が確定していない可能性を示唆する第2演出パターンとが記憶されている。
第1,第2演出パターンは、共に、味方のキャラクタと敵のキャラクタとをバトルさせるバトル演出パターンであり、第1演出パターンは、味方のキャラクタがバトルで敵のキャラクタを倒して勝利する演出パターンとなり、第2演出パターンは、味方のキャラクタがバトルで敵のキャラクタに倒されて敗北する演出パターンとなっている。
また、図12に示すように、サブ制御装置25は、第1,第2演出パターンの選択率、つまりバトルで勝利する勝率が夫々異なる複数種類の演出モードa〜dを備えている。例えば、演出モードaでは、第1演出パターンの選択率、つまり勝率が60.5%になり、第2演出パターンの選択率が39.5%になる。演出モードa→b→c→dの順に、勝率が高くなり、演出モードdの場合には、勝率が99.1%にもなっている。演出用記憶部25aに、この複数種類の演出モードa〜dが記憶されるとともに、複数種類の演出モードa〜dに夫々対応付けて、演出モード初期継続回数(n)、選択率が記憶されている。
図13に示すように、サブ制御装置25が実行する処理制御では、先ず、大当りか否か判定される(S100)。ここで、メイン制御装置21から大当り開始コマンドを受信することでS100;Yes となり、S100;Noの場合、リターンする。前記のように、大当り開始コマンドには、メイン制御装置21で設定された遊技状態(大当り図柄)の情報が含まれている。故に、S100;Yes になると、この情報に基づいて、先ず、大当り図柄が特B,D,E,Fの所謂突確図柄か否か判定され(S101)、S101;Noの場合には、次に、大当り図柄が特Aか否か、つまり特定の確変遊技状態が選択されたか否か判定される(S102)。
大当り図柄が特B,D,E,Fの場合(S101;Yes )、大入賞口13aが2Rに亙って短時間開放されるが、その2R大当り遊技の実行と共に、演出ステージ移行演出(突確演出)が画像表示器15を介して実行され(S103)、リターンする。尚、小当りに当選した場合も同様の演出ステージ移行演出が実行される。ここで、演出ステージ移行演出を介して移行した演出ステージによって、演出ステージ移行演出(大入賞口13aの2回の開放)が、大当りの当選に基づくものなのか或いは小当りの当選に基づくものかをある程度示唆できるようにしている。
次に、大当り図柄が特Aの場合(S102;Yes )、つまり、特定の確変遊技状態が選択された場合には、演出モード継続回数Nが0か否か判定される(S104)。S104;Noの場合には、前回の演出モードが継続設定されて(S105)、演出モード継続回数NがN−1にディクリメントされ(S106)、S104;Yes の場合には、新たに複数種類の演出モードa〜dの何れか1つが選択設定される(S107)。
ここで、新たに複数種類の演出モードa〜dの何れか1つを選択設定する場合、複数種類の演出モードa〜dの選択率が図12に示すように異なっている。そして、S107の後、演出モード継続回数Nに、選択された演出モードの演出モード初期継続回数nがセットされる(S108)。例えば、演出モードaでは、演出モード初期継続回数nが3回であり、演出モードa→b→c→dの順に、演出モード初期継続回数nが大きくなっている。S106又はS108の後、S105で継続設定された又はS107で新たに選択設定された最新の演出モードが記憶される(S109)。
次に、バトルの勝敗、つまり、第1,第2の演出パターンの何れかが、設定された演出モードの図12に示す演出パターンの選択率に基づいて選択され(S110)、勝利(第1演出パターン)が選択された場合(S111;Yes )、第1演出パターンとして、味方のキャラクタがバトルで敵のキャラクタを倒すバトル勝利演出が実行され(S112)、リターンする。
一方、敗北(第2演出パターン)が選択された場合(S111;No)、また、S102において、大当り図柄が特Aでない場合、つまり特C,G,H、通A,B,Cの場合、共に、第2演出パターンとして、味方のキャラクタがバトルで敵のキャラクタに倒されるバトル敗北演出が実行され(S113)、その後、演出モード継続回数Nが0にリセットされ(S114)、リターンする。尚、電源投入時にも、演出モード継続回数Nが0にリセットされるものとする。
このように、バトルで勝利し、そのとき演出モード継続回数Nが0でないときに、次回も特Aが選択された場合には、前回の演出モードが継続されることになる。つまり、新たに演出モードが選択設定された後、バトルで敗北しない限り、選択設定された演出モードは、その演出モードの演出モード初期継続回数nだけ継続されることになり、バトルで敗北した場合、或いは、バトルで勝利しても演出モード継続回数Nが0になった場合には、次に特Aが選択された場合には、新たに演出モードが選択設定されることになる。
以上説明したように、サブ制御装置25は、メイン制御装置21で選択された遊技状態を示唆する遊技状態示唆演出を画像表示器15に実行させる。この場合、サブ制御装置25では、メイン制御装置21で特定の確変遊技状態が選択(大当り図柄として特Aがセット)された場合に、複数種類の演出モードa〜dの何れか1つを選択設定するとともに、設定された演出モードの選択率に基づいて演出用記憶部25aの中から第1,第2演出パターンの何れかを選択し、選択された第1又は第2演出パターンを遊技状態示唆演出として画像表示器15に実行させる。
特定の確変遊技状態へ移行した場合、大当り抽選の当選確率が通常の低確率よりも高確率に設定されるとともに、始動入賞口11bの開放時間が通常の開放時間よりも長くなる始動入賞口作動モードが設定され、この特定の確変遊技状態は次回大当り遊技の発生まで継続される。また、メイン制御装置21で特定の確変遊技状態以外の所定の遊技状態が選択(大当り図柄として特C,G,H、通A,B,Cがセット)された場合に、遊技状態示唆演出として第2演出パターンを画像表示器15に実行させる。
更に、メイン制御装置21で特定の確変遊技状態が選択された場合に、前回の演出モードを継続させて設定するか或いは新たに複数種類の演出モードa〜dの何れか1つを選択設定するか判断する。そこで、新たに複数種類の演出モードa〜dの何れか1つを選択設定する場合、その演出モードに対応するモード継続条件を設定し、その後、メイン制御装置21で特定の確変遊技状態が選択された場合に、設定されたモード継続条件に基づいて前回の演出モードを継続させて設定するか否か判断する。
以上説明したパチンコ遊技機1によれば次の効果を奏する。
特定の確変遊技状態(特A)が選択された場合に、複数種類の演出モードa〜dの何れか1つが選択設定されるとともに、設定された演出モードの選択率に基づいて第1,第2演出パターンの何れかが選択され、選択された第1又は第2演出パターンが実行される。第1演出パターンは特定の確変遊技状態が確定していることを示唆する演出パターンであり、この第1演出パターンが実行されることで、遊技者は大当り遊技後に特定の確変遊技状態に移行することを明確に知ることができる。第2演出パターンは特定の確変遊技状態が確定していない可能性を示唆する演出パターンであり、この第2演出パターンが実行されることで、遊技者は大当り遊技後に特定の確変遊技状態と特定の確変遊技状態以外の所定の遊技状態の何れに移行すのかを明確には知ることができない。
複数種類の演出モードa〜dは夫々第1,第2演出パターンの選択率が夫々異なり、そして、選択設定される演出モードが変化することから、第1,第2演出パターンの選択率を常に同じにすることなく、演出モードが変化する度に変化させることができ、つまり、第1,第2演出パターンを実行する割合を変化させることができるため、故に、第2演出パターンが実行された際に特定の確変遊技状態が確定している期待度も変化させることができるため、演出効果を高めることができる。
特定の確変遊技状態以外の所定の遊技状態(特C,G,H、通A,B,C)が選択された場合に、遊技状態示唆演出として第2演出パターンを実行させるので、第2演出パターンを、特定の確変遊技状態が確定していない可能性を示唆する演出パターンとすることができる。
始動入賞口11bが開閉可能に構成され、特定の確変遊技状態へ移行した場合、大当り抽選の当選確率が通常の低確率よりも高確率に設定されるとともに、始動入賞口11bの開放時間が通常の開放時間よりも長くなる始動入賞口作動モードが設定され、この特定の確変遊技状態は次回大当り遊技の発生まで継続されるので、遊技者にとって非常に有利になる特定の確変遊技状態へ移行するか否かの演出として、遊技状態示唆演出の有効性を高めることができる。
特定の確変遊技状態が選択された場合に、前回の演出モードを継続させて設定するか或いは新たに複数種類の演出モードa〜dの何れか1つを選択設定するか判断するので、遊技状態示唆演出を実行する際、第1,第2演出パターンの選択率を前回のものと変更するか否か判断して行うことができる。
新たに複数種類の演出モードa〜dの何れか1つを選択設定する場合、その演出モードのモード継続条件を設定し、その後、特定の確変遊技状態が選択された場合に、設定されたモード継続条件に基づいて前回の演出モードを継続させて設定するか否か判断するので、前回の演出モードを継続させて設定するか或いは新たに複数種類の演出モードa〜dの何れか1つを選択設定するかの判断を、モード継続条件に基づいて規則的に確実に行うことができ、更に、複数種類の演出モードa〜dのモード継続条件が異なるので、演出効果を高めることができる。
モード継続条件が、大当り遊技が発生した大当り遊技発生回数で規定されたので、この大当り遊技発生回数に基づいて、前回の演出モードを継続させて設定するか或いは新たに複数種類の演出モードの何れか1つを選択設定するかを判断することができる。新たに複数種類の演出モードa〜dの何れか1つを選択設定する場合、複数種類の演出モードa〜dの選択率が異なるので、選択され易い演出モードと選択されにくい演出モードとを設けることができる。
次に、前記実施例の変形例について説明する。
(1)遊技状態示唆演出について、前記実施例では大当り遊技中に実行したが、大当り遊技前の特別図柄の変動中に実行してもよい。或いは、大当り遊技後の確変遊技状態や時短遊技状態中に実行してもよい。
(2)第1,第2演出パターンについて、前記実施例ではバトル演出としたが、このバトル演出以外に勝敗や優劣が決まるゲーム等の演出としてもよい。
(3)演出モードの数、各演出モードのモード継続率(演出モード初期継続回数)、各演出モードの選択率等については適宜変更可能である。
(4)図13のフローチャートにおいて、S103の後に「N←0」とするステップを追加してもよい。また、S113の後のS114では「N←0」とするが、S111;Yes
となってS113へ移行した場合には、S114を省略してもよい。このように、「N←0」とする契機については、前記実施例以外の種々の契機を設定可能である。
(5)新たに複数種類の演出モードa〜dの何れか1つを選択する場合、即ち、図13のフローチャートのS107において、複数種類の演出モードa〜dの選択率が前回選択設定された演出モードによって異なるようにしてもよい。この場合、図14に示す4つのテーブルT1〜T5が演出用記憶部25aに記憶されている。電源投入後最初は、テーブルT1が設定され、前回の演出モードa,b,c,dの場合は、夫々、テーブルT2,T3,T4,T5が設定される。こうして、前回選択設定された演出モードによって、選択され易い演出モードと選択されにくい演出モードとを設けることができる。尚、各テーブルの各演出モードの選択率については適宜変更可能である。尚、複数種類の演出モードa〜dの少なく1つの演出モード初期継続回数nをテーブルT1によって変化させてもよい。
(6)モード継続条件が、大当り抽選を行った大当り抽選回数で規定されてもよい。この場合、図15に示すように、演出モードa〜dに夫々演出モード初期継続回数nが設定されている。ここで、図13のフローチャートにおいては、S100の前に「変動開始?」の判定ステップが追加される。この判定はメイン制御装置21から変動開始コマンドを受信することで「Yes 」となり、その後「N←N−1」のステップが追加され、その後、S100へ移行する。S106については省略される。但し、S106の代わりに、「N←n」のステップを追加してもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、前記開示事項以外の種々の変更を付加して実施可能である。また、本発明については、前記実施例のパチンコ遊技機以外の種々のパチンコ遊技機に適用することが可能である。
1 パチンコ遊技機
4 遊技盤
11a,11b 始動入賞口
13a 大入賞口
15 画像表示器
21 メイン制御装置
25 サブ制御装置

Claims (1)

  1. 遊技盤に設けられた始動入賞口および大入賞口と、始動入賞口への遊技球の入賞を契機に大当り抽選を行う大当り抽選手段と、大当り抽選で当選した場合に大入賞口が複数ラウンドに亙って開閉する大当り遊技を発生させる大当り遊技制御手段と、大当り抽選の当選に基づいて大当り遊技後に移行する遊技状態を予め設定された特定の確変遊技状態を含む複数種類の遊技状態の中から択一的に選択する遊技状態選択手段と、画像表示器を有する演出手段と、遊技状態選択手段で選択された前記遊技状態を示唆する遊技状態示唆演出を演出手段に実行させる演出制御手段とを備えたパチンコ遊技機において、
    前記演出制御手段は、
    前記遊技状態示唆演出として、特定の確変遊技状態が確定していることを示唆する第1演出パターンと、特定の確変遊技状態が確定していない可能性を示唆する第2演出パターンとを記憶した演出パターン記憶手段と、
    前記遊技状態選択手段で特定の確変遊技状態が選択された場合に設定され、前記第1,第2演出パターンの選択率が夫々異なる複数種類の演出モードと、
    前記遊技状態選択手段で特定の確変遊技状態が選択された場合に、前記複数種類の演出モードの何れか1つを選択設定するとともに、設定された演出モードの前記選択率に基づいて前記演出パターン記憶手段の中から前記演出手段に実行させる第1,第2演出パターンの何れかを選択する演出選択手段とを有し、
    前記演出選択手段は、新たに演出モードを選択設定する場合、その選択設定した演出モードを継続するモード継続条件を設定し、前記遊技状態選択手段で特定の確変遊技状態が選択された場合に前記第2演出パターンが選択実行されない限り、前記モード継続条件に基づいて前記演出モードを継続する一方、前記遊技状態選択手段で特定の確変遊技状態が選択された場合に前記第2演出パターンが選択実行された場合には、前記継続条件をリセットすることを特徴とするパチンコ遊技機。
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