JP6050871B1 - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】特定演出が実行されることを、大当り期待度に応じた報知態様で前もって報知することが可能な遊技機を提供する。【解決手段】遊技者に有利な特別遊技を行うか否かを判定する判定手段と、判定手段による判定結果に基づいて、遊技演出を実行する演出制御手段とを備え、演出制御手段は、複数の特定演出を含む第1遊技演出を実行することが可能な第1演出制御手段と、第1演出制御手段により第1遊技演出が実行される際、当該第1遊技演出において複数の特定演出のうち少なくとも1の特定演出が行われることを前もって報知する第2遊技演出を実行することが可能な第2演出制御手段とを有し、第2演出制御手段は、特別遊技を行う期待度が異なる複数の報知態様の何れかで第2遊技演出を実行可能である。【選択図】図26

Description

本発明は遊技機に関し、特に、遊技者に有利な特別遊技を行うか否かの判定結果に基づいて実行する遊技演出に関する。
パチンコ遊技機において、遊技球が流下可能な遊技領域に始動口と大入賞口とを設けた機種では、遊技球が始動口に入賞すると始動条件の成立により判定情報が取得され、その判定情報に基づいて大当り判定が行われて、特別図柄が変動した後、その大当り判定の結果を示す判定図柄で停止するように表示される。「大当り」と判定されると、判定図柄として大当り図柄が停止表示されて、通常は閉塞している大入賞口を開放する特別遊技が行われ、そこで、多数の遊技球を大入賞口に入賞させて、相当数の遊技球を獲得できる。
始動条件の成立により取得された判定情報は保留記憶部に一時的に記憶され、この保留記憶部に記憶されている判定情報の数が保留数となり、その保留数が4未満のときに遊技球が始動口に入賞すると始動条件が成立する。この始動条件の成立毎に、1の判定情報が取得され保留記憶部に記憶されるので、保留数が1増加し、一方、特別図柄の変動開始毎に、保留記憶部に記憶されている1の判定情報が大当り判定に供して保留記憶部から消去されるので、保留数が1減少する。
特別図柄を変動表示させる変動時間(変動態様)は、大当り判定の結果(判定情報)、場合によっては更に保留数等に基づいて決定され、一方、遊技演出として、特別図柄が変動表示されているとき、その特別図柄の変動時間に応じた図柄変動演出であって、大当り判定の結果を示唆する図柄変動演出が画像表示装置での表示を主体に実行され、この図柄変動演出により遊技性並びに遊技興趣が高められる(例えば、特許文献1)。
この図柄変動演出では、画像表示装置に、複数の演出図柄が特別図柄の変動開始と共に変動を開始し、最終的に特別図柄の判定図柄に対応する停止図柄列で停止するように表示されるが、複数の演出図柄が変動開始後停止するまでの間に、様々な遊技演出が実行され得る。例えば、特別図柄が比較的長い変動時間で変動表示されているときには、その変動時間に応じた図柄変動演出において、大当り遊技が行われる可能性を示唆するリーチ状態にする演出が実行された後に、大当り遊技が行われる期待度;大当り期待度が異なる複数の演出態様の何れかでリーチ演出が実行される。
特開2013−184068号公報
従来のパチンコ遊技機では、例えば、図柄変動演出において大当り期待度が比較的高い演出態様でリーチ演出が実行されると、そのリーチ演出において、遊技者が大当り期待度を図ることが可能な、つまり大当り判定の結果を示唆する複数の特定演出が、夫々異なるタイミングで順次開始されるが、遊技者は、これら複数の特定演出の全部又は一部について、行われることを前もって知ることが難しく、予測しても不確かな場合が多い。
本発明の目的は、特定演出が実行されることを、大当り期待度に応じた報知態様で前もって報知することが可能な遊技機を提供することである。
第1の発明(遊技機(1) )は、遊技者に有利な特別遊技を行うか否かを判定する判定手段(44a) と、前記判定手段(44a) による判定結果に基づいて、遊技演出を実行する演出制御手段(70(71))とを備え、前記演出制御手段(70(71))は、複数の特定演出(例えば、図21に示す複数の演出の少なくとも一部)を実行することが可能な第1演出制御手段(71b) と、前記第1演出制御手段(71b) により前記複数の特定演出が実行される際、当該複数の特定演出のうち少なくとも1の特定演出が行われることを前もって報知する第2遊技演出(例えば、図28に示す演出)を実行することが可能な第2演出制御手段(71c) とを有し、前記第2演出制御手段(71c) は、前記特別遊技を行う期待度が異なる複数の報知態様(例えば、図26に示す報知態様1〜7)の何れかで前記第2遊技演出を実行可能であるとともに、前記第2遊技演出において、第1所定回数分の特定演出が行われることを前もって報知する場合と、前記第1所定回数と異なる第2所定回数分の特定演出が行われることを前もって報知する場合とで前記期待度が異なるようにしたことを特徴とする。
前記第2演出制御手段(71c) は、前もって報知する前記特定演出の数又は種類が異なる前記複数の報知態様のうち、前記第1遊技演出の実行前に実行された遊技演出に応じて決められる何れかの報知態様で前記第2遊技演出を実行する構成にしてもよい。
記複数の特定演出は、前記判定手段(44a) による判定結果を示唆する1又は複数の示唆演出を含み、夫々が異なるタイミングで開始される構成にしてもよい。
記第2演出制御手段(71c) は、複数の特定演出が行われることを前もって報知する場合、これら複数の特定演出が開始されるタンミング又は順番を報知する報知態様で前記第2遊技演出を実行する構成にしてもよい。
本発明によれば、特定演出が実行されることを、大当り期待度に応じた報知態様で前もって報知することを可能にして、演出性を高めることができる。
本発明の実施例に係るパチンコ遊技機の斜視図である。 遊技盤の正面図である。 パチンコ遊技機の制御系のブロック図である。 パチンコ遊技機の機能ブロック図である。 大当り判定テーブルを示す図表である。 図柄判定テーブルを示す図表である。 特別遊技における大入賞口の開放パターンと特別遊技終了後の遊技状態を示す図表である。 第2始動口作動モードを示す図表である。 複数の遊技状態を示す図表である。 通常/潜確遊技状態での特図変動時間決定用のテーブルを示す図表である。 時短/確変遊技状態での特図変動時間決定用のテーブルを示す図表である。 各種コマンドを示す図表である。 (1)が複数の図柄変動演出、(2)が複数の特別遊技演出、(3)が複数のエンディング演出を夫々示す図表である。 図柄変動演出を示す図である。 複数の演出モードを示す図表である。 図柄変動演出の具体例を示す図である。 図16相当図である。 図16相当図である。 リーチ演出の複数のリーチ演出態様を示す図表である。 複数の特定演出を含むリーチ演出のタイムチャートである。 示唆演出(特定演出)の実行率を示す図表である。 第2遊技演出の実行率を示す図表である。 図柄変動演出とそのリーチ演出及び第2遊技演出のタイムチャートである。 SU演出に関する図である。 擬似連続演出に関する図である。 複数の報知態様を示す図表である。 画像表示装置の第2遊技演出を表示する特定表示部を示す図である。 報知態様の具体例を示す図である。 保留図柄の表示態様を示す図である。 先読みモードの選択率を示す図表である。 先読み表示態様の選択率を示す図表である。 変更形態の報知態様の具体例を示す図である。 変更形態の報知態様の具体例を示す図である。 変更形態の報知態様の具体例を示す図である。
以下、発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
図1、図2に示すように、パチンコ遊技機1には、遊技ホールの島構造に取付けられる外枠(図示略)に開閉枠2(内枠2)が開閉自在に装着され、開閉枠2に開閉扉3が開閉自在に装着されている。開閉扉3に窓3aが形成され、その窓3aに透明板3bが装着されている。開閉枠2の左端部に開閉扉3の左端部が鉛直軸心回りに回動自在に支持され、開閉扉3の右部には、開閉扉3を開閉枠2に施錠するキーシリンダ3cが装着されている。開閉枠2に遊技盤4が装着され、遊技盤4とその前側の透明板3bとの間に遊技球が流下可能な遊技領域4aが形成され、この遊技領域4aが開閉扉3により開閉される。
開閉扉3には、窓3aの下側に遊技球を貯留する貯留皿5が設けられ、その貯留皿5に遊技者が操作可能な演出ボタンSW6aと十字キーSW6bとエンターボタンSW6cとを有する演出操作装置6(「SW」はスイッチを意味する)が装着され、貯留皿5の右下側に発射ハンドル7が装着されている。発射ハンドル7が回動操作されると、貯留皿5から発射位置に導入された遊技球が発射され、貯留皿5に複数の遊技球が貯留されている場合、複数の遊技球が約0.6 秒間隔で連続発射される。発射された遊技球はガイドレール8で案内され遊技領域4aの上部に導入される。
図2、図3に示すように、遊技領域4aには、多数の障害釘(図示略)の他、第1始動口10と、開閉式の第2始動口11aを有する第2始動口装置11と、ゲート12と、開閉式の大入賞口13aを有する大入賞口装置13と、複数の一般入賞口14が、夫々遊技球が入賞(入球・通過)可能に図示の配置で設けられている。第1始動口10とゲート12と複数の一般入賞口14には、入賞した遊技球を検出する第1始動口SW10aとゲートSW12aと複数の一般入賞口SW14aが夫々付設されている。
第2始動口装置11は、第2始動口11aと、第2始動口11aを開閉する開閉部材11bと、第2始動口11aに入賞した遊技球を検出する第2始動口SW11cと、開閉部材11bを開閉駆動する第2始動口SOL11d(「SOL」はソレノイドアクチュエータを意味する)とを有する。第2始動口11aは、開閉部材11bと第2始動口SOL11dにより、通常は遊技球が入賞し難い(入賞不可能な)閉状態となり、この閉状態と遊技球が入賞し易い開状態とに作動し得る。
大入賞口装置13は、大入賞口13aと、大入賞口13aを開閉する開閉部材13bと、大入賞口13aに入賞した遊技球を検出する大入賞口SW13cと、開閉部材13bを開閉駆動する大入賞口SOL13dとを有する。大入賞口13aは、開閉部材13bと大入賞口SOL13dにより、通常は遊技球が入賞し難い(入賞不可能な)閉状態となり、この閉状態と遊技球が入賞し易い開状態とに作動し得る。
遊技領域4aに発射された遊技球が入賞口10,11a,13a,14の何れかに入賞すると、遊技球1個の入賞につき入賞口10,11a,13a,14毎に設定された数(数個〜10数個)の遊技球が賞球として貯留皿5に払出される。遊技領域4aに発射された遊技球が入賞口10,11a,13a,14の何れにも入賞しないと、最終的に下部排出口9から遊技領域4aの外部へ排出される。
遊技球が始動口10,11aの何れかに入賞すると特別遊技抽選が行われ、その特別遊技抽選で当選すると、大入賞口13aが開放する特別遊技が発生する。遊技球がゲート12を通過すると補助遊技抽選が行われ、その補助遊技抽選で当選すると、第2始動口11aが開放する補助遊技が発生する。
遊技盤4にはセンタ役物15が取付けられ、このセンタ役物15に遊技演出用の画像表示装置16と第1,第2可動役物装置17,18が装備されている。センタ役物15は、そのセンタ枠体15aが遊技盤4に形成されたセンタ開口部(図示略)に嵌合装着され、そのセンタ枠体15aの下部には遊技球が転動するステージ15bが形成されている。画像表示装置16は、その画面をパチンコ遊技機1の前側からセンタ枠体15aの内側を通して視認可能に配置され、この画像表示装置16に主に遊技演出が表示される。
遊技盤4の右下部に遊技表示盤19が設けられ、この遊技表示盤19は、第1特図表示器19a、第2特図表示器19b、普図表示器19c、第1特図保留ランプ19d、第2特図保留ランプ19e、普図保留ランプ19fを備えている。
第1特図表示器19aに第1特別図柄が変動可能に表示され、第1特図保留ランプ19dに第1特図保留数が表示され、第1特図保留数は4未満の場合に第1始動口10に遊技球が入賞する毎に1加算される。第2特図表示器19bに第2特別図柄が変動可能に表示され、第2特図保留ランプ19eに第2特図保留数が表示され、第2特図保留数は4未満の場合に第2始動口11aに遊技球が入賞する毎に1加算される。
第1,第2特別図柄が変動停止状態で、第1特図保留数が1以上の場合に1減算されて、第1特別図柄が変動開始され、その後の停止図柄で特別遊技抽選の結果が表示され、或いは、第2特図保留数が1以上の場合に1減算されて、第2特別図柄が変動開始され、その後の停止図柄で特別遊技抽選の結果が表示される。
普図表示器19cに普通図柄が変動可能に表示され、普図保留ランプ19fに普図保留数が表示され、普図保留数は4未満の場合にゲート12に遊技球が入賞する毎に1加算される。普通図柄が変動停止状態で、普図保留数が1以上の場合に1減算されて、普通図柄が変動開始され、その後の停止図柄で補助遊技抽選の結果が表示される。
次に、パチンコ遊技機1の制御系について説明する。
図3に示すように、制御装置30は、遊技制御基板31、払出制御基板32、演出制御基板33、画像制御基板34、ランプ制御基板35を備え、これら制御基板31〜35に夫々CPUとROMとRAMを含むコンピュータを備えて構成され、演出制御基板33は更にRTC(「RTC」はリアルタイムクロックを意味する)を備えている。
遊技制御基板31のコンピュータは、第1始動口SW10a、第2始動口SW11c、ゲートSW12a、大入賞口SW13c、複数の一般入賞口SW14aからの信号、払出制御基板32からの制御情報を受けて、第2始動口SOL11d、大入賞口SOL13d、図柄表示器19a〜19c、図柄保留ランプ19d〜19fを制御し、払出制御基板32、演出制御基板33に制御情報(コマンド)を出力する。
払出制御基板32のコンピュータは、遊技制御基板31からの制御情報、払出球検出SW36b、球有り検出SW36c、満タン検出SW36dからの信号を受けて、払出モータ36aを制御し、遊技制御基板31に制御情報を出力する。演出制御基板33のコンピュータは、遊技制御基板31、画像制御基板34、ランプ制御基板35からの制御情報、演出操作装置6(SW6a,6b,6c)からの信号を受けて、画像制御基板34、ランプ制御基板35に制御情報を出力する。
画像制御基板34のコンピュータは、演出制御基板33からの制御情報を受けて、遊技演出用の画像表示装置16、スピーカ37を制御し、演出制御基板33に制御情報を出力する。ランプ制御基板35のコンピュータは、演出制御基板33からの制御情報、第1,第2可動役物装置17,18(原点SW)からの信号を受けて、遊技演出用の枠ランプ38a、盤ランプ38b、第1,第2可動役物装置17,18(電動モータ)を制御し、演出制御基板33に制御情報を出力する。
図4に示すように、遊技制御基板31(主制御部)の主にコンピュータにより、図示の各手段40〜47,50〜57,60,65,66が構成されている。特図カウンタ手段40は、大当り判定値、図柄判定値、リーチ判定値、変動パターン判定値を、夫々設定範囲内で微小時間毎に順次更新する。
特図取得手段41は、第1特図保留数が4未満の場合に、遊技球が第1始動口10に入賞すると特図始動条件が成立して、特図カウンタ手段40により更新された大当り判定値、図柄判定値、リーチ判定値、変動パターン判定値を、1組の第1特図判定情報として取得し、第2特図保留数が4未満の場合に、遊技球が第2始動口11aに入賞すると特図始動条件が成立して、特図カウンタ手段40により更新された大当り判定値、図柄判定値、リーチ判定値、変動パターン判定値を、1組の第2特図判定情報として取得する。
特図保留記憶手段42は、特図取得手段41により取得され且つ特図判定手段44の大当り判定手段44aによる判定に供していない第1,第2特図判定情報を夫々4個まで、つまり特図判定情報を合計8個まで記憶(保留)可能であり、特図保留記憶手段42に記憶されている第1特図判定情報の数が第1特図保留数となり、特図保留記憶手段42に記憶されている第2特図判定情報の数が第2特図保留数となる。
特図保留消化手段43は、特図保留記憶手段42に記憶されている特図判定情報を、特別図柄の変動開始毎に順次1ずつ大当り判定手段44aによる判定に供して特図保留記憶手段42から消去(保留消化)する。その際、特図保留記憶手段42に複数の特図判定情報が記憶されている場合、それら複数の特図判定情報を特図保留記憶手段42に記憶された順番(即ち、特図取得手段41により取得された順番)で消化し、更に、第1,第2特図判定情報の両方が記憶されている場合には、第2特図判定情報を第1特図判定情報よりも優先して消化する。
特図判定手段44においては、大当り判定手段44a(判定手段44a)が、特図保留記憶手段42に記憶された特図判定情報、詳しくは特図保留消化手段43により消化された当該特図判定情報に基づいて、遊技者に有利な特別遊技を行うか否かを判定し、特別遊技である大当り遊技を行うと判定すると、図柄判定手段44bが、大当り遊技における大入賞口13aの開放パターン、及び大当り遊技終了後の遊技状態を判定する。
具体的に、先ず、大当り判定手段44aは、当該特図判定情報の大当り判定値に基づいて、特別遊技である大当り遊技を行うか否かを、また、大当り遊技と部類が異なる特別遊技である小当り遊技を行うか否かを判定する。この場合、図5に示すように、大当り判定テーブルとして低確テーブルと高確テーブルの何れかを用いて判定する。
低確テーブルでは、大当り判定値が約1/320 の割合で大当り特定値(3,247 ・・・)の何れかと一致すると、大当り遊技を行うと判定し、高確テーブルでは、大当り判定値が約10/320の割合で大当り特定値(3,7 ・・・)の何れかと一致すると、大当り遊技を行うと判定し、低確テーブルと高確テーブルの何れでも、大当り判定値が約3/320 の割合で小当り特定値(4,44・・・)の何れかと一致すると、小当り遊技を行うと判定する。
図柄判定手段44bは、大当り判定手段44aにより大当り遊技を行うと判定されると、当該特図判定情報の図柄判定値に基づいて、複数の大当り図柄(図6に示す大当り図柄A〜H)の何れか1つを選択し、ここで、当該特図判定情報が第1特図判定情報の場合、図6に示す第1図柄選択テーブルにより規定される選択率で、また、第2特図判定情報の場合、図6に示す第2図柄選択テーブルにより規定される選択率で図柄選択を行う。大当り判定手段44aにより小当り遊技を行うと判定されると、小当り図柄を選択し、特別遊技(大当り遊技、小当り遊技)を行わないと判定されると、ハズレ図柄を選択する。
特図判定手段44において、変動態様判定手段44cは、当該特図判定情報(具体的には、大当り判定手段44a、図柄判定手段44bによる判定結果(選択された判定図柄;大当り図柄A〜H、小当り図柄、ハズレ図柄の何れか)、リーチ乱数、変動パターン乱数)に基づいて、更に、現在の遊技状態、及び特図保留数等に基づいて、特別図柄を変動表示させる特図変動態様(特図変動時間)を判定(決定)する。この特図変動態様を決定する具体的な処理については後で説明する。
特図表示制御手段45は、特図保留消化手段43により第1特図判定情報が消化されたことを契機に第1特別図柄の変動表示を開始させ、また、特図保留消化手段43により第2特図判定情報が消化されたことを契機に第2特別図柄の変動表示を開始させ、変動態様判定手段44cにより決定された特図変動態様で特別図柄を変動表示させ、つまり当該特図変動態様で規定される特図変動時間、特別図柄を変動表示させた後に、大当り判定手段44a、図柄判定手段44bによる判定結果を示す判定図柄で停止表示させる。
つまり、大当り判定手段44aにより大当り遊技を行うと判定されると、大当り図柄A〜Hの何れかを判定図柄として停止表示させ、小当り遊技を行うと判定されると、小当り図柄を判定図柄として停止表示させ、特別遊技(大当り遊技、小当り遊技)を行わないと判定されると、ハズレ図柄を判定図柄として停止表示させる。
特別遊技実行手段46は、大当り判定手段44aにより特別遊技(大当り遊技、小当り遊技)を行うと判定された場合、特図表示制御手段45により、当該判定結果を示す判定図柄(図柄判定手段44bにより選択された大当り図柄、小当り図柄)が停止表示された後、その判定図柄に応じた開放パターンで大入賞口13aを開放する遊技者に有利な特別遊技(大当り遊技、小当り遊技)を行う。
図7に示すように、大当り遊技における大入賞口13aの開放パターンは、大当り図柄の種類に応じて図示のように設定され、小当り遊技における大入賞口13aの開放パターンは、大当り図柄D,E,G,Hに対応する開放パターンと同様に設定される。
具体的に、16R(ラウンド)長期開放では、大入賞口13aが16Rに亙って開閉され、各Rは、大入賞口13aを開放して開始後、大入賞口13aに遊技球が例えば10個入賞する、或いは例えば30秒経過するR終了条件が成立すると、大入賞口13aを閉塞して終了する。8R長期開放では、大入賞口13aが8Rに亙って開閉され、各Rは開始後、16R長期開放と同様のR終了条件が成立すると終了する。8R短期開放では、大入賞口13aが8Rに亙って開閉され、各Rは開始後、大入賞口13aに遊技球が例えば10個入賞する、或いは例えば0.1 秒経過するR終了条件が成立すると終了する。
確率設定手段47は、大当り判定手段44aにより大当り遊技を行うと判定される大当り確率を、図5に示す低確テーブルを用いて低確率(約1/320 )又は図5に示す高確テーブルを用いて低確率よりも高い高確率(約10/320)に設定する。
一方、普図カウンタ手段50は、当り判定値、普図判定値を、夫々微小時間毎に順次更新する。普図取得手段51は、普図保留数が4未満の場合に、遊技球がゲート12を通過すると普図始動条件が成立して、普図カウンタ手段50により更新された当り判定値、普図判定値を、1組の普図判定情報として取得する。普図保留記憶手段52は、普図取得手段51により取得され且つ普図判定手段54による判定に供していない普図判定情報を4個まで記憶(保留)可能であり、普図保留記憶手段52に記憶されている普図判定情報の数が普図保留数となる。
普図保留消化手段53は、普図保留記憶手段52に記憶されている普図判定情報を、普通図柄の変動開始毎に順次1ずつ普図判定手段54による判定に供して普図保留記憶手段52から消去(保留消化)する。その際、普図保留記憶手段52に複数の普図判定情報が記憶されている場合、それら複数の普図判定情報を普図保留記憶手段52に記憶された順番(即ち、普図取得手段51により取得された順番)で消化する。
普図判定手段54は、普図保留記憶手段52に記憶された普図判定情報、詳しくは普図保留消化手段53により消化された当該普図判定情報に基づいて、補助遊技を行うか否かを判定する。普図表示制御手段55は、普図判定手段54による判定結果に基づいて、普図保留消化手段53により普図判定情報が消化されたことを契機に、普図表示器19cに普通図柄を変動表示させた後に当該判定結果を示す判定図柄で停止表示させる。普図判定手段54により補助遊技を行うと判定されると、当り図柄を停止表示させ、補助遊技を行わないと判定されると、ハズレ図柄を停止表示させる。
補助遊技実行手段56は、普図判定手段54により補助遊技を行うと判定された場合、普図表示制御手段55により、当該判定結果を示す判定図柄(当り図柄)が停止表示された後、第2始動口11aを開放する補助遊技を行う。作動モード設定手段57は、図8に示すように、第2始動口作動モードとして、第2始動口11aを開状態に作動させ難い低作動モード又は開状態に作動させ易い高作動モードを設定する。
具体的に、低作動モードでは、普図判定手段54により補助遊技を行うと判定される当り確率が1/10、普図表示制御手段55により普通図柄が変動表示される普図変動時間が12秒、補助遊技実行手段56により補助遊技において第2始動口11aを開放する第2始動口開放パターンが0.1 秒×1回に設定され、高作動モードでは、当り確率が10/10 、普図変動時間が0.5 秒、第2始動口開放パターンが2.0 秒×3回に設定される。
遊技状態制御手段60は、複数の遊技状態(図9示す「通常遊技状態」(低確・非時短状態)、「時短遊技状態」(低確・時短状態)、「潜確遊技状態」(高確・非時短状態)、「確変遊技状態」(高確・時短状態))の何れかを設定し、その遊技状態で遊技を制御する。尚、電源投入時には前回の電源遮断時に設定されていた遊技状態を継続的に設定し、電源投入時に所謂RAMクリアが実行された場合には「通常遊技状態」を設定する。
図9に示すように、「通常遊技状態」「時短遊技状態」では、確率設定手段47により低確率が設定され、「潜確遊技状態」「確変遊技状態」では、確率設定手段47により高確率が設定される。また、「通常遊技状態」「潜確遊技状態」では、作動モード設定手段57により低作動モードが設定され、「時短遊技状態」「確変遊技状態」では、作動モード設定手段57により高作動モードが設定される。
遊技状態制御手段60は、特別遊技実行手段46により大当り遊技が行われた場合、その大当り遊技終了後の遊技状態を図7に示すように設定変更する。大当り図柄A〜Cの何れかが停止表示されて、所謂「確変大当り」になった場合、当該大当り遊技終了後に「確変遊技状態」が設定され、大当り図柄A,Bの停止からは、その後、特図表示器19a,19bでの特別図柄の特図変動回数が10000 回に達すると、「通常遊技状態」へ移行され、大当り図柄Cの停止からは、その後、特図変動回数が50回に達すると、「潜確遊技状態」へ移行され、更に、特図変動回数が10000 回に達すると、「通常遊技状態」へ移行される。
大当り図柄Dが停止表示されて、所謂「突確大当り」になった場合、当該大当り遊技終了後に「確変遊技状態」が設定され、その後、特図変動回数が10000 回に達すると、「通常遊技状態」へ移行される。大当り図柄Eが停止表示されて、所謂「潜確大当り」になった場合、当該大当り遊技終了後に「潜確遊技状態」(又は「確変遊技状態」)が設定され、その後、特図変動回数が10000 回に達すると、「通常遊技状態」へ移行される。
大当り図柄Fが停止表示されて、所謂「通常大当り」になった場合、また、大当り図柄Gが停止表示されて、所謂「突時大当り」になった場合、当該大当り遊技終了後に「時短遊技状態」が設定され、その後、特図変動回数が50回に達すると、「通常遊技状態」へ移行される。大当り図柄Hが停止表示されて、所謂「突通大当り」になった場合、当該大当り遊技終了後に「通常遊技状態」が設定される。一方、特別遊技実行手段46により小当り遊技が行われた場合、つまり小当り図柄が停止表示されて、所謂「小当り」になった場合、当該小当り遊技終了後に当該小当り遊技開始前の遊技状態が設定される。
ここで、前記の変動態様判定手段44cが特図変動時間(特図変動態様)を決定する具体的な処理について、図10、図11に基づいて説明する。
図10に示すように、「通常遊技状態」又は「潜確遊技状態」であるとき、大当り判定手段44aにより特別遊技を行わない(ハズレ)と判定されて、図柄判定手段44bによりハズレ図柄が選択された場合、先ず、当該特図判定情報のリーチ判定値に基づいて、リーチ状態にしないでハズレを報知することが可能な第1種変動時間にするか、或いは、リーチ状態にしてハズレを報知することが可能な第2種変動時間にするかを判定する。
第1種変動時間にする場合、第1特図保留数(当該特別図柄の変動開始直前の第1特図保留数)に基づいて、その第1種変動時間として、図示の9 秒,7秒,5秒,3秒の何れか(特図保留数に応じた特図変動時間)を決定し、第2種変動時間にする場合、当該特図判定情報の変動パターン判定値に基づいて、その第2種変動時間として、図示の13秒,15 秒・・・,20 秒,25 秒・・・,50 秒の何れかを決定する。
一方、大当り判定手段44aにより特別遊技を行う(大当り又は小当り)と判定されて、図柄判定手段44bにより大当り図柄(大当り図柄A〜Hの何れか)又は小当り図柄が選択された場合、その選択された図柄の種類と、当該特図判定情報の変動パターン判定値に基づいて、基本的にリーチ状態にして大当り又は小当りを報知することが可能な第3種変動時間として、図示の14秒,16 秒・・・,30 秒,35 秒・・・,60 秒の何れかを決定する。
図11に示すように、「時短遊技状態」又は「確変遊技状態」であるとき、大当り判定手段44aにより特別遊技を行わないと判定されて、図柄判定手段44bによりハズレ図柄が選択された場合、「通常遊技状態」又は「潜確遊技状態」であるときと同様に、先ず、当該特図判定情報のリーチ判定値に基づいて、第1種変動時間にするか、或いは、第2種変動時間にするかを判定する。
第1種変動時間にする場合、第2特図保留数(当該特別図柄の変動開始直前の第2特図保留数)に基づいて、その第1種変動時間として、図示の12秒,2秒の何れか(特図保留数に応じた特図変動時間)を決定し、第2種変動時間にする場合、「通常遊技状態」又は「潜確遊技状態」であるときと同様に、当該特図判定情報の変動パターン判定値に基づいて、その第2種変動時間として、図示の13秒,15 秒・・・,20 秒,25 秒・・・,50 秒の何れかを決定する。
一方、大当り判定手段44aにより特別遊技を行うと判定されて、図柄判定手段44bにより大当り図柄又は小当り図柄が選択された場合、「通常遊技状態」又は「潜確遊技状態」であるときと同様に、その選択された図柄の種類と、当該特図判定情報の変動パターン判定値に基づいて、第3種変動時間として、図示の14秒,16 秒・・・,30 秒,35 秒・・・,60 秒の何れかを決定する。
特図判定手段44において、事前判定手段44dは、特図保留記憶手段42に記憶されている特図判定情報(即ち、後に特図保留消化手段43により消化される特図判定情報)に基づいて、具体的には、特図取得手段41により特図判定情報が取得された際、その特図判定情報に対して、大当り判定手段44a、図柄判定手段44b、変動態様判定手段44cによる判定が行われる前に、その判定と同等の判定(即ち、大当り図柄A〜H、小当り図柄、ハズレ図柄の何れかの選択、特図変動態様(特図変動時間)の決定)を事前に行うことが可能である。
尚、事前判定手段44dは、取得された各特図判定情報に対して、基本的には取得時の遊技状態に基づいて事前判定を行うが、特図判定情報が取得されたときに、その当該特図判定情報よりも先に取得された特図判定情報に基づく事前判定の結果等から、当該特図判定情報の取得時の遊技状態と当該特図判定情報の消化時の遊技状態が異なることが判ると、その消化時の遊技状態に基づいて事前判定を行うようにすることが好ましい。
コマンド生成手段65は、遊技の進行に応じたコマンド(図12に示す各種コマンド)を生成し、コマンド送信手段66は、コマンド生成手段65により生成されたコマンドを演出制御基板33に送信する。
特図保留増加コマンドは特図判定情報の取得・記憶時に生成・送信され、この特図保留増加コマンドには、事前判定手段44dによる事前判定で決定された判定図柄と特図変動時間を示す情報が含まれている。特図変動開始コマンドは特別図柄の変動開始時に、また、特図変動停止コマンドは特別図柄の変動停止時に、夫々生成・送信され、特図変動開始コマンドには、大当り判定手段44a、図柄判定手段44b、変動態様判定手段44cによる当該判定で決定された判定図柄と特図変動時間を示す情報が、また、特図変動停止コマンドには、当該判定で決定された判定図柄を示す情報が、夫々含まれている。
オープニングコマンドは特別遊技の開始時に、また、エンディングコマンドは特別遊技の最終Rの終了時に、夫々生成・送信され、オープニングコマンドには、当該判定で決定された判定図柄に基づいて開始される特別遊技の種類(大入賞口13aの開放パターン)を示す情報が、また、エンディングコマンドには、当該判定で決定された判定図柄に基づいて特別遊技の終了後に設定される遊技状態を示す情報が、夫々含まれている。
図4に示すように、演出制御基板33、画像制御基板34、ランプ制御基板35(演出制御部)のコンピュータにより、図示の各手段67,70〜74が構成されている。コマンド受信手段67は、遊技制御基板31のコンピュータから、そのコマンド送信手段66により送信されたコマンドを受信する。
演出制御手段70は、変動演出制御手段71、保留演出制御手段72、特別遊技演出制御手段73、先読み演出制御手段74を有し、コマンド受信手段67により受信されたコマンドに基づいて、つまり、主に特図判定手段44(大当り判定手段44a,図柄判定手段44b,変動態様判定手段44c,事前判定手段44d)による判定結果に基づいて、演出手段80(画像表示装置16、可動役物装置17,18、スピーカ37、ランプ38a,38b)に遊技演出を行わせる。
変動演出制御手段71は、画像表示装置16に表示される画像(動画)、及びその画像に合わせてスピーカ37から出力される音声等により、特図表示制御手段45により特別図柄が変動表示されているときに、その特別図柄の変動表示に応じて、つまり当該特別図柄の変動開始時に受けた特図変動開始コマンドに基づいて、大当り判定手段44a、図柄判定手段44bによる判定結果を示唆する図柄変動演出であって、変動態様判定手段44cにより判定された(当該特別図柄が変動表示される)特図変動時間に対応する図柄変動演出を、図13(1)に示す複数の図柄変動演出(図柄変動演出1,2,3・・・n)の中から選択して行わせる。
図14に示すように、図柄変動演出では、基本的に、画像表示装置16に、(1)3組の演出図柄列16aが変動開始した後、(2)左側の演出図柄「X」が変動停止し、(3)右側の演出図柄「Y」が変動停止し、(4)中央の演出図柄「Z」が変動停止するように表示され、これら3つの停止図柄列「XZY」が確定表示されて、大当り判定手段44a、図柄判定手段44bによる判定結果を示す組み合わせ表示態様になる。
ここで、変動演出制御手段71において、演出モード設定手段71aは、現在の遊技状態等に応じて、複数の演出モード(図15に示す「通常モード」「時短モード」「確変モード」「潜確示唆モード」「先読みモード」)の何れかを設定し、変動演出制御手段71は、演出モード設定手段71aにより設定されている演出モードで図柄変動演出を行わせる。各演出モードでの図柄変動演出は、他の演出モードでの図柄変動演出に対して、画像表示装置16に表示される演出図柄の背景となる背景画像や、演出図柄の表示態様(演出図柄の柄、サイズ、変動態様等)を異ならせたものになる。
演出モード設定手段71aは、基本的に、「通常遊技状態」のときには「通常モード」を、「時短遊技状態」のときには「時短モード」を、「確変遊技状態」のときには「確変モード」を設定する。但し、場合により、「潜確大当り」「突通大当り」「小当り」となる特別遊技の終了後、「通常遊技状態」又は「潜確遊技状態」であるときに、特別図柄変動回数が設定回数(例えば、1 〜60回の何れかの回数)を超えるまでの間、「潜確示唆モード」を設定する。
また、事前判定手段44dによる判定結果に基づいて、保留されている先読み演出の対象とされた特図判定情報に対して、その対象とされた特図判定情報に基づく特別図柄の変動表示が終了するまでに、特別図柄が数回に亙って変動表示される間、例えば、「通常モード」又は「潜確示唆モード」を設定しているときに、第1特別図柄が数回(1〜4回の何れかの回数)に亙って変動表示される間、「先読みモード」を設定し、この「先読みモード」で図柄変動演出を行わせることで、大当りになることを期待させることができる。
ここで、図13(1)に示すように、図柄変動演出1,2,3・・・nの各々は、特別遊技が行われる期待度;特別遊技期待度が比較的低い第1種変動演出と、特別遊技期待度が第1種変動演出よりも高い第2種変動演出及び第3種変動演出の何れかに分類され、特図変動時間が図10、図11に示す第1種変動時間であると、第1種変動演出が行われ、図10、図11に示す第2種変動時間であると、第2種変動演出が行われ、図10、図11に示す第3種変動時間であると、第3種変動演出が行われる。
具体的に、図柄変動演出では、図16に示すように、(1)3組の演出図柄列16aが変動開始した後、(2)先ず、左側の演出図柄「7」が変動停止し、(3)次に、右側の演出図柄「1」が変動停止すると、これら演出図柄「7」「1」が揃わない非リーチ状態になり、(4)次に、中央の演出図柄「6」が変動停止し、「761」となるハズレ停止図柄列が確定表示されると、「ハズレ」となる当該判定結果が報知される。
図16に示すように、(2)左側の演出図柄「7」が変動停止した後、(5)右側の演出図柄「7」が変動停止すると、これら演出図柄「7」「7」が揃うリーチ状態になって「リーチ演出」が開始され、その「リーチ演出」において発展演出に移行しない「ノーマルリーチ演出」が行われると、その後、(6)中央の演出図柄「6」が変動停止し、「767」となるハズレ停止図柄列が確定表示されると、「ハズレ」となる当該判定結果が報知され、(7)中央の演出図柄「7」が変動停止し、「777」となる当り停止図柄列が確定表示されると、「大当り」となる当該判定結果が報知され、(8)中央の演出図柄「★」が変動停止し、「7★7」となる当り停止図柄列が確定表示されると、「大当り」又は「小当り」となる当該判定結果が報知される。
尚、図16(1)の3組の演出図柄列16aの変動開始時から、図16(4)までの一連の演出が第1種変動演出である「Nハズレ演出」であり、図16(6)までの一連の演出が第2種変動演出である「NRハズレ演出」であり、図16(7)又は(8)までの一連の演出が第3種変動演出である「NR当り演出」である。尚、「N」はノーマルを意味し、「NR」はノーマルリーチを意味する。
また、図16(5)のようにリーチ状態になって「リーチ演出」が開始された後、図17に示すように、その「リーチ演出」において、(1)演出図柄「7」「7」が画面隅側へ移動し縮小表示され、(2)発展演出である「SPリーチ演出」が行われると、その後、「SPリーチ演出」の終了により、(3)中央の演出図柄「6」が変動停止し、「767」となるハズレ停止図柄列が確定表示されると、「ハズレ」となる当該判定結果が報知され、(4)中央の演出図柄「7」が変動停止し、「777」となる当り停止図柄列が確定表示されると、「大当り」となる当該判定結果が報知される。
尚、「SP」はスペシャルを意味し、「SPリーチ演出」は、基本的に「ノーマルリーチ演出」よりも大当り期待度が高い演出であり、図16(1)の3組の演出図柄列16aの変動開始時から、図17(3)までの一連の演出が第2種変動演出である「SPハズレ演出」であり、図17(4)までの一連の演出が第3種変動演出である「SP当り演出」である。
また、図16(5)のようにリーチ状態になって「リーチ演出」が開始された後、図18に示すように、その「リーチ演出」において、先ず、図17と同様に、(1)演出図柄「7」「7」が画面隅側へ移動し縮小表示され、(2)発展演出である「SPリーチ演出」が行われると、その後、「SPリーチ演出」の終了により、(3)中央の演出図柄「6」が変動停止した後、再始動し、(4)演出図柄「7」「7」が画面隅側へ移動して縮小表示され、(5)「SP・SPリーチ演出」が行われる。
或いは、図16(5)のようにリーチ状態になって「リーチ演出」が開始された後、図18に示すように、「SPリーチ演出」が行われないで、(4)演出図柄「7」「7」が画面隅側へ移動して縮小表示され、(5)「SP・SPリーチ演出」が行われる。この「SP・SPリーチ演出」の終了により、(6)中央の演出図柄「6」が変動停止し、「767」となるハズレ停止図柄列が確定表示されると、「ハズレ」となる当該判定結果が報知され、(7)中央の演出図柄「7」が変動停止し、「777」となる当り停止図柄列が確定表示されると、「大当り」となる当該判定結果が報知される。
尚、「SP・SPリーチ演出」は、基本的に「SPリーチ演出」よりも大当り期待度が高い演出であり、図16(1)の3組の演出図柄列16aの変動開始時から、図18(6)までの一連の演出が第2種変動演出である「SP・SPハズレ演出」であり、図18(7)までの一連の演出が第3種変動演出である「SP・SP当り演出」である。
ここで、「SPリーチ演出」及び「SP・SPリーチ演出」が、夫々、複数の特定演出を含む第1遊技演出に相当し、変動演出制御手段71において、第1変動演出制御手段71a(第1演出制御手段71a)が、複数の特定演出を含む一連の第1遊技演出(「SPリーチ演出」、又は「SP・SPリーチ演出」、又は「SPリーチ演出」→「SP・SPリーチ演出」)を実行することが可能である。
尚、「SPリーチ演出」は、大当り期待度が異なる複数のSPリーチ演出態様(図19(1)に示すSPリーチ演出態様1,2,3・・・,m・・・)のうち、当該特図変動時間に対応する1のSPリーチ演出態様で実行され、「SP・SPリーチ演出」は、大当り期待度が異なる複数のSP・SPリーチ演出態様(図19(2)に示すSP・SPリーチ演出態様1,2,3・・・,n・・・)のうち、当該特図変動時間に対応する1のSP・SPリーチ演出態様で実行される。
そして、「SPリーチ演出」の各SPリーチ演出態様において、複数の特定演出が行われ、その特定演出の数及び種類等は、その少なくとも一部が、他の各SPリーチ演出態様において行われる特定演出の数及び種類等と異なり、また、「SP・SPリーチ演出」の各SP・SPリーチ演出態様において、複数の特定演出が行われ、その特定演出の数及び種類等は、その少なくとも一部が、他の各SP・SPリーチ演出態様において行われる特定演出の数及び種類等と異なり、更に、各SPリーチ演出態様において行われる特定演出の数及び種類等と異なる。
「SPリーチ演出」の各SPリーチ演出態様、又は「SP・SPリーチ演出」の各SP・SPリーチ演出態様において行われる複数の特定演出は、大当り判定手段44a(図柄判定手段44b)による判定結果を示唆する1又は複数の示唆演出を含み、夫々が異なるタイミングで開始される。
例えば、図20(1)に示す「SPリーチ演出」では、複数の特定演出として、SP開始演出、SP継続分岐演出、SPカットイン演出が、順次行われる。SP開始演出、SP継続分岐演出、SPカットイン演出は、主に画像表示装置16の表示により行われ、SPカットイン演出が示唆演出として代表される演出である。
SP開始演出は、「SPリーチ演出」の開始を示す演出であり、例えば、当該「SPリーチ演出」のSPリーチ演出態様に対応するタイトルが表示される。SP継続分岐演出は、例えば、ここで「SPリーチ演出」が終了するか継続するかを煽った後、「SPリーチ演出」が継続すること、つまり大当り期待度が比較的高いSPリーチ演出態様で「SPリーチ演出」が実行されていることを示す演出である。
また、図20(2)に示す「SPリーチ演出」を経由しない又は経由する「SP・SPリーチ演出」では、複数の特定演出として、SP・SP開始演出、SP・SP第1可動役物作動演出、SP・SP第1カットイン演出、SP・SP継続分岐演出、SP・SP第2ボタンカットイン演出、SP・SP第2可動役物作動演出が、順次行われる。
SP・SP開始演出、SP・SP継続分岐演出、SP・SP第1カットイン演出、SP・SP第2ボタンカットイン演出は、主に画像表示装置16の表示により行われ、SP・SP第1可動役物作動演出は、主に第1可動役物装置17の作動により行われ、SP・SP第2可動役物作動演出は、主に第2可動役物装置18の作動により行われ、SP・SP第1可動役物作動演出、SP・SP第1カットイン演出、SP・SP第2ボタンカットイン演出、SP・SP第2可動役物作動演出が示唆演出として代表される演出である。
SP・SP第2演出ボタンカットイン演出については、操作有効期間が設定され、その操作有効期間において、演出ボタンSW6aが操作されると実行されるが、演出ボタンSW6aが操作されないと実行されない。
SP・SP開始演出は、「SP・SPリーチ演出」の開始を示す演出であり、例えば、当該「SP・SPリーチ演出」のSP・SPリーチ演出態様に対応するタイトルが表示される。SP・SP継続分岐演出は、例えば、ここで「SP・SPリーチ演出」が終了するか継続するかを煽った後、「SP・SPリーチ演出」が継続すること、つまり大当り期待度が比較的高いSP・SPリーチ演出態様で「SP・SPリーチ演出」が実行されていることを示す演出である。
ここで、図20(1)の「SPリーチ演出」が実行される場合のSPカットイン演出、図20(2)の「SP・SPリーチ演出」が実行される場合のSP・SP第1可動役物作動演出、SP・SP第1カットイン演出、SP・SP第2ボタンカットイン演出、SP・SP第2可動役物作動演出の各々については、大当り判定手段44aによる判定結果に基づいて、実行するか否かが判定され、更に、SPカットイン演出、SP・SP第1カットイン演出、SP・SP第2カットイン演出の各々については、実行する場合には、複数の演出態様(色)の何れで実行するかが判定される。
例えば、図21(1)に示すように、SPカットイン演出については、大当り判定手段44aにより特別遊技を行わないと判定されたハズレ時と特別遊技(大当り遊技)を行うと判定された大当り時とで異なる図示の割合で、実行するか否か(実行となるか不実行となるか)が判定され、実行する場合には、黄、緑、赤の何れの演出態様で実行するかが判定される。
また、図21(2)に示すように、SP・SP第1可動役物作動演出については、ハズレ時と大当り時とで異なる図示の割合で、実行するか否かが判定され、図21(3)に示すように、SP・SP第1カットイン演出については、ハズレ時と大当り時とで異なる図示の割合で、実行するか否かが判定され、実行する場合には、緑、赤の何れの演出態様で実行するかが判定される。
また、図21(4)に示すように、SP・SP第2ボタンカットイン演出については、ハズレ時と大当り時とで異なる図示の割合で、実行するか否かが判定され、実行する場合には、緑、赤、レインボーの何れの演出態様で実行するかが判定され、図21(5)に示すように、SP・SP第2可動役物作動演出については、ハズレ時と大当り時とで異なる図示の割合で、実行するか否かが判定される。
尚、図20、図21に示すSP・SP第2ボタンカットイン演出について、ハズレ時に不実行となることと、レインボーの演出態様で実行となることが無く、つまり、実行されない、或いは、レインボーの演出態様で実行されると、大当りになることが確定する。また、図20、図21に示すSP・SP第2可動役物作動演出について、ハズレ時に実行となることが無く、つまり、実行されると、大当りになることが確定する。
さて、変動演出制御手段71において、第2変動演出制御手段71c(第2演出制御手段71c)は、第1変動演出制御手段71bにより第1遊技演出(「SPリーチ演出」、又は「SP・SPリーチ演出」、又は「SPリーチ演出」→「SP・SPリーチ演出」)が実行される際、当該第1遊技演出において複数の特定演出のうち少なくとも1つの特定演出が行われることを前もって報知する第2遊技演出を実行することが可能である。
ここで、第2遊技演出は、「SPリーチ演出」「SP・SPリーチ演出」が行われる全ての場合において実行されるようにしてもよいが、本実施例では、特定の「SPリーチ演出」(例えば、図20(1)に示す「SPリーチ演出」)や、特定の「SP・SPリーチ演出」(例えば、図20(2)に示す「SP・SPリーチ演出」)が実行される場合に、更に所定の第2遊技演出実行条件が成立すると実行される。
この第2遊技演出実行条件については、特定の「SPリーチ演出」や「SP・SPリーチ演出」が実行される場合、例えば、第2遊技演出を実行するか否かの判定が行われ、この判定により、図22に示すように、ハズレ時と大当り時とで異なる図示の割合(20%と50%)で、実行すると判定されると成立する。但し、こうした判定によらず、次に説明する演出ポイントが所定ポイント以上になると成立するようにしてもよい。
そして、第2変動演出制御手段71cは、第2遊技演出実行条件が成立すると、前もって報知する特定演出の数又は種類等が互いに異なる複数の報知態様のうち、当該第1遊技演出(「SPリーチ演出」、又は「SP・SPリーチ演出」、又は「SPリーチ演出」→「SP・SPリーチ演出」)の実行前に実行された遊技演出に応じて決められる何れかの報知態様で第2遊技演出を実行する。
この報知態様の決定、及び報知態様について詳しく説明する。
先ず、図23に示すように、特別図柄の変動開始時、当該大当り判定手段44a、図柄判定手段44b、変動態様判定手段44cによる判定結果に基づいて、第2遊技演出実行条件が成立か否か判定され、成立したと判定されると、当該特別図柄の変動で特定の「SPリーチ演出」又は「SP・SPリーチ演出」が実行されることになる。
そして、第2遊技演出実行条件が成立した特別図柄の変動開始時から特定の「SPリーチ演出」又は「SP・SPリーチ演出」が開始されるまでの遊技演出(以下、前半遊技演出という)が、報知態様を決定する為の演出となり、この前半遊技演出に応じて、演出ポイント(遊技ポイント)が決定され、その決定された演出ポイントに基づいて、複数の報知態様の何れかが決定され、特定の「SPリーチ演出」又は「SP・SPリーチ演出」の開始時又は開始前(図23では開始時)から、更に特定の「SPリーチ演出」又は「SP・SPリーチ演出」と並行して、その決定された報知態様で第2遊技演出が実行される。
例えば、前半遊技演出においては、図24(1)に示すように、画像表示装置16に、SU演出(「SU」はステップアップを意味する)が表示される場合と表示されない場合とがあり、表示される場合、SU1のみのSU1演出、SU1→SU2と切り換わるSU2演出、SU1→SU2→SU3と切り換わるSU3演出、SU1→SU2→SU3→SU4と切り換わるSU4演出の何れかが表示され、図24(2)に示すように、表示されたSU演出に応じた図示のポイントが、演出ポイントに加算される。
また、前半遊技演出においては、図25(1)に示すように、画像表示装置16に、複数の演出図柄列が変動開始後、特殊停止図柄(例えば「6再7」)で仮停止後、再始動する擬似連続演出が表示される場合と表示されないと場合があり、表示される場合、特殊停止図柄で仮停止された回数が1回となる擬似1連続演出、同回数が2回となる擬似2連続演出、同回数が3回となる擬似3連続演出の何れかが表示され、図25(2)に示すように、表示された擬似連続演出に応じた図示のポイントが、演出ポイントに加算される。
その他、前半遊技演出において実行され得る様々な演出において、ポイントが加算される演出が行われた場合、その演出に対して予め決められたポイン(例えば、1〜4の何れか)が、演出ポイントに加算されるようにしてもよい。
第2変動演出制御手段71cは、第2遊技演出実行条件が成立した特別図柄の変動開始時には、演出ポイントを0にしておいて、その演出ポイントに、前記のように、ポイントが加算されて、例えば、図26に示すように、特定の「SPリーチ演出」又は「SP・SPリーチ演出」の開始前の最終的な演出ポイントに応じて、報知態様1〜7の何れかが決定される。各報知態様の具体例は、同図に示す通りである。
ここで、図24に示すSU演出において、基本的に、SU1演出よりもSU2演出が行われた方が、更に、SU2演出よりもSU3演出が行われた方が、更に、SU3演出よりもSU4演出が行われた方が、大当り期待度が高くなり、図24に示す擬似連続演出において、基本的に、擬似1連続演出よりも擬似2連続演出が行われた方が、更に、擬似2連続演出よりも擬似3連続演出が行われた方が、大当り期待度が高くなる。
つまり、基本的に演出ポイントが高くなるほど大当り期待度が高くなり、即ち、第2変動演出制御手段71cは、大当り判定手段44aにより特別遊技を行うと判定された期待度(大当り期待度)が異なる複数の報知態様(図26に示す報知態様1〜7)の何れかで第2遊技演出を実行可能である。
第2変動演出制御手段71cは、例えば、図27に示すように、画像表示装置16において、特定の「SPリーチ演出」又は「SP・SPリーチ演出」の表示の邪魔にならない部位(下端側部位等)に設定した特定表示部16bに、決定された報知態様1〜7の何れかで第2遊技演出を表示させる。
報知態様1〜7は何れも、1又は複数の特定演出が開始されるタイミングを報知する報知態様となり、複数の特定演出が行われることを前もって報知する場合には、これら複数の特定演出が開始されるタイミング及び順番を報知する報知態様となる。
この第2遊技演出においては、画像表示装置16の特定表示部16bに、具体的に、図28に示すように、特定の「SPリーチ演出」又は「SP・SPリーチ演出」の実行時間(リーチ時又は演出開始時から演出終了時までの時間)を示すゲージと、そのゲージに対して現時点を示す縦線(時間経過と共に右方へ移動)が表示され、このゲージ上に、1又は複数の特定演出の開始タイミングとなる位置に演出ポイント;▼が表示される。
例えば、図20(2)に示す「SP・SPリーチ演出」に対して、報知態様2で実行される第2遊技演出では、図28(1)に示す表示が行われ、報知態様5で実行される第2遊技演出では、図28(2)に示す表示が行われ、報知態様7で実行される第2遊技演出では、図28(3)に示す表示が行われる。
詳しく説明すると、図28(1)の報知態様2では、複数の特定演出(図20に示すSP・SP開始演出、SP・SP第1可動役物作動演出、SP・SP第1カットイン演出、SP・SP継続分岐演出、SP・SP第2ボタンカットイン演出、第2可動役物作動演出)のうち、予め決められた、或いは何らかの判定により選択された2つの特定演出(例えば、SP・SP継続分岐演出、SP・SP第2ボタンカットイン演出)に夫々対応する2つの演出ポイント;▼だけがゲージ上に表示される。
図28( 2)の報知態様5では、複数の特定演出(図20に示す)のうち、予め決められた、或いは何らかの判定により選択された4つの特定演出(例えば、SP・SP第1可動役物作動演出、SP・SP第1カットイン演出、SP・SP継続分岐演出、SP・SP第2ボタンカットイン演出)に夫々対応する4つの演出ポイント;▼と、その4つの特定演出のうちの何れか2つの特定演出(例えば、SP・SP第1カットイン演出、SP・SP第2ボタンカットイン演出)の種類(更には演出態様)(例えば、SP・SP第1カットイン演出に対して「第1カットイン(赤)」、SP・SP第2ボタンカットイン演出に対して「第2カットイン(赤)」)がゲージ上に表示される。
図28(3)の報知態様7では、複数の特定演出(図20に示す)のうち、予め決められた、或いは何らかの判定により選択された5つの特定演出(例えば、SP・SP第1可動役物作動演出、SP・SP第1カットイン演出、SP・SP継続分岐演出、SP・SP第2ボタンカットイン演出、第2可動役物作動演出)に夫々対応する5つの演出ポイント;▼と、その5つの特定演出のうちの何れか3つの特定演出(例えば、SP・SP第1カットイン演出、SP・SP第2ボタンカットイン演出、第2可動役物作動演出)の種類(更には演出態様)(例えば、SP・SP第1カットイン演出に対して「第1カットイン(赤)」、SP・SP第2ボタンカットイン演出に対して「第2カットイン(レインボー)」、第2可動役物作動演出に対して「第2役物作動」)がゲージ上に表示される。
この報知態様7において、SP・SP第2ボタンカットイン演出に対応する種類(表示態様);第2カットイン(レインボー)の表示と、動役物作動演出に対応する演出ポイント;▼と、その種類;「第2役物作動」の種類の表示が、大当り確定演出となり、この大当り確定演出は、報知態様7においてのみ、演出ポイントが高い(7以上となる)特典として実行可能であり、報知態様1〜6においては実行されない。
保留演出制御手段72は、画像表示装置16の画面下部に、特図保留数(第1,第2特図保留数の合計)と相当数の保留図柄16cを、特図保留記憶手段42に記憶されている特図判定情報ごとに、且つ第1特図判定情報に対応する保留図柄と第2特図判定情報に対応する保留図柄とを識別可能に表示させる。尚、「SPリーチ演出」や「SP・SPリーチ演出」が実行される際、特に画像表示装置16に特定表示部16bが設定されて、そこに第2遊技演出が表示される際には、保留図柄16cの表示は消去される。
複数の保留図柄16cを表示させる場合、対応する複数の特図判定情報について特図取得手段41により取得された順番(つまり、特図保留消化手段43により消化される順番)で、左側から右側へ一列に並べて表示させ、特図保留消化手段43により特図判定情報が消化されると、対応する最も左側の保留図柄16cを表示消去させ、残りの保留図柄16cを1つ左側へシフトさせ表示させる。
保留図柄16cの表示態様は複数種類(図30に示す○△☆)あり、○が通常表示態様、△☆が通常と異なる先読み表示態様であり、各保留図柄16cは、これら複数種類の表示態様;○△☆の何れかで表示される。尚、図2では、2個の保留図柄16cが共に通常表示態様;○で表示されている。
そして、事前判定手段44dによる判定結果に基づいて、保留されている先読み演出の対象とされた特図判定情報が特図保留消化手段43により消化されるまで、その対象とされた特図判定情報に対応する保留図柄16cの表示態様;○を△☆の何れかに変化させることで、更には、表示態様;△を☆に変化させることで、大当りになることを期待させることができる。
特別遊技演出制御手段73は、画像表示装置16に表示される画像(動画)、及びその画像に合わせてスピーカ37から出力される音声等により、特別遊技実行手段46により特別遊技が行われているときに、当該特別遊技の開始時に受けたオープニングコマンドに基づいて、図13(2)に示す複数の特別遊技演出(特別遊技演出1,2,3・・・n)の中から選択した特別遊技演出を行わせ、特別遊技演出の終盤に受けたエンディングコマンドに基づいて、図13(3)に示す複数のエンディング演出(エンディング演出1,2,3・・・n)の中から選択したエンディング演出を行わせる。
先読み演出制御手段74は、特別図柄情報の取得時に受けた特図保留増加コマンド、即ち事前判定手段44dによる判定結果に基づいて、先読み演出を行うか否かを判定し、先読み演出を行うと判定した場合に、その先読み演出の対象とされた特別図柄情報に対して、その特別図柄情報が消化される前から、図柄変動演出や保留図柄によって、事前判定手段44dによる判定結果(特別遊技期待度)を示唆して、大当り期待度を高め得る先読み演出を行わせる。
図柄変動演出による先読み演出に関して、先読み演出制御手段74は、「通常遊技状態」又は「潜確遊技状態」であるとき、例えば、図30に示すように、特図変動時間として、第1種変動時間(通常ハズレ)を決定する事前判定が行われた特図判定情報に対しては、2%の割合で「先読みモード」を選択し、第2種変動時間(リーチハズレ)を決定する事前判定が行われた特図判定情報に対しては、5%の割合で「先読みモード」を選択し、第3種変動時間(大当り又は小当り)を決定する事前判定が行われた特図判定情報に対しては、20%の割合で「先読みモード」を選択する。
図柄変動演出制御手段71において、演出モード設定手段71aは、「通常モード」又は「潜確示唆モード」を設定しているときに、先読み演出制御手段74により「先読みモード」が選択された場合、その先読み演出制御手段74により決定されたタイミングで(シナリオに基づいて)、「通常モード」又は「潜確示唆モード」を「先読みモード」に変更し、つまり図柄変動演出が「先読みモード」で行われ、その対象とされた特図判定情報に基づく特別図柄の変動表示が終了し、大当り又は小当りにならないと、再び「通常モード」又は「潜確示唆モード」に変更する。
保留図柄による先読み演出に関して、先読み演出制御手段74は、例えば、図31に示すように、保留図柄16cの表示態様として、第1種変動時間(通常ハズレ)を決定する事前判定が行われた特図判定情報に対しては、5%の割合で表示態様;△を、0%の割合で表示態様;☆を選択し、第2種変動時間(リーチハズレ)を決定する事前判定が行われた特図判定情報に対しては、30%の割合で表示態様;△を、10%の割合で表示態様;☆を選択し、第3種変動時間(大当り又は小当り)を決定する事前判定が行われた特図判定情報に対しては、10%の割合で表示態様;△を、30%の割合で表示態様;☆を選択する。
保留演出制御手段72は、先読み演出制御手段74により表示態様;△が選択された場合、その先読み演出制御手段74により決定されたタイミングで(シナリオに基づいて)、その対象とされた特図判定情報に対応する保留図柄16cの表示態様;○を△に変化させ、先読み演出制御手段74により表示態様;☆が選択された場合、その先読み演出制御手段74により決定されたタイミングで(シナリオに基づいて)、その対象とされた特図判定情報に対応する保留図柄16cの表示態様;○を☆に変化させ、或いは、表示態様;○を△→☆に段階的に変化させる。
以上説明したパチンコ遊技機1の作用・効果は次の通りである。
遊技者は、「通常遊技状態」又は「潜確遊技状態」であるときには、発射ハンドル7を操作して遊技球がセンタ役物15の左側を落下するように、遊技球を発射させる所謂「左打ち」により遊技を行い、「時短遊技状態」又は「確変遊技状態」であるとき、或いは特別遊技が行われているときには、発射ハンドル7を操作して遊技球がセンタ役物15の右側を落下するように、遊技球を発射させる所謂「右打ち」により遊技を行う。
「左打ち」により第1始動口10を狙うことができ、第1特図保留数が4未満のときに、遊技球が第1始動口10に入賞すると、第1特図判定情報が取得され特図保留記憶手段42に記憶されて、第1特図保留数が1増加する。
一方、「右打ち」により第2始動口11a、ゲート12を狙うことができ、第2特図保留数が4未満のときに、遊技球が第2始動口11aに入賞すると、第2特図判定情報が取得され特図保留記憶手段42に記憶されて、第2特図保留数が1増加し、普図保留数が4未満のときに、遊技球がゲート12を通過すると、普図判定情報が取得され普図保留記憶手段52に記憶されて、普図保留数が1増加する。
ここで先ず、普図保留記憶手段52に記憶された普図判定情報は、普通図柄の変動開始毎に順次消化(消去)されて、普図保留数が1減少し、補助遊技抽選が行われる。すると、普図表示器19cに普通図柄が変動表示され、その補助遊技抽選で当選すると、当り図柄が停止表示されて、第2始動口11aが開放する補助遊技が発生する。
「通常遊技状態」又は「潜確遊技状態」では、「右打ち」を行っても第1始動口10への遊技球の入賞を殆ど期待できないうえ、第2始動口作動モードとして低作動モードが設定され、第2始動口11aへの遊技球の入賞も殆ど期待できないため、「左打ち」により所有の遊技球の数を減らしながら遊技を行い、「時短遊技状態」又は「確変遊技状態」では、第2始動口作動モードとして高作動モードが設定され、「右打ち」を行って第2始動口11aへの比較的多くの遊技球の入賞を期待できるため、「右打ち」により所有の遊技球の数を略維持して遊技を行うことができる。
特図保留記憶手段42に記憶された特図判定情報は、特別図柄の変動開始毎に順次消化(消去)され、その際、特図保留記憶手段42に複数の特図判定情報が記憶されている場合には、それら複数の特図判定情報は取得(記憶)された順番で消化され、更に、第1,第2特図判定情報の両方が記憶されている場合には、第2特図判定情報が第1特図判定情報よりも優先して消化され、特図保留数(第1,第2特図保留数の何れか)が1減少し、特別遊技抽選が行われる。すると、特図表示器19a,19bcの何れかに特別図柄が変動表示され、その特別遊技抽選で当選すると、大当り図柄が停止表示されて、大入賞口13aが開放する大当り遊技が発生し、小当り図柄が停止表示されて、大入賞口13aが開放する小当り遊技が発生する。
大当り遊技では、変動停止した大当り図柄の種類によって、大入賞口13aが16R長期開放、8R長期開放、8R短期開放の何れかがで開放され、小当り遊技では、大入賞口13aが8R短期開放で開放され、「右打ち」により大入賞口13aを狙うことで、16R長期開放では、例えば約2000個の遊技球を獲得でき、8R長期開放では、例えば約1000個の遊技球を獲得でき、8R短期開放では、遊技球を実質獲得できない。また、変動停止した大当り図柄の種類によって、大当り遊技終了後の遊技状態として、「通常遊技状態」「時短遊技状態」「潜確遊技状態」「確変遊技状態」の何れかが設定される。
尚、大当り遊技における大入賞口13aの開放パターン、及び大当り遊技終了後の遊技状態については、第2特図判定情報(第2始動口11aへの遊技球の入賞)に基づく特別遊技抽選で当選した場合、第1特図判定情報(第1始動口10への遊技球の入賞)に基づく特別遊技抽選で当選した場合よりも、遊技者に有利になる割合が高い。
一方、特別図柄が変動表示されているときには、特別遊技抽選の結果(特別遊技期待度)を示唆する図柄変動演出が、また、特別遊技が行われているときには特別遊技演出とエンディング演出が、夫々、画像表示装置16での表示を主体に行われ、これにより、遊技性並びに遊技興趣が一層高められる。
遊技者は、勿論、特別遊技抽選に当選して、特別遊技が行われること、その特別遊技でより有利な(遊技球獲得数が大きな)大当り遊技が行われること、その特別遊技の終了後、より有利な遊技状態(「確変遊技状態」)になることを期待して遊技を行うが、特別遊技抽選の結果が導出される(特別図柄が変動を開始後停止する)までの過程で図柄変動演出を楽しみながら前記期待を持って遊技を行うことができる。
即ち、遊技者は、その図柄変動演出において、複数の演出図柄が変動を開始(特別図柄が変動を開始)すると、先ず、リーチ状態になることを期待して、次に、リーチ状態になると、「ノーマルリーチ演出」よりも大当り期待度が高い「SPリーチ演出」、更には「SPリーチ演出」よりも大当り期待度が高い「SP・SPリーチ演出」が行われること、そして、その「ノーマルリーチ演出」や「SPリーチ演出」や「SP・SPリーチ演出」で「大当り」となることを期待して遊技を行うことができる。
ところで、「SPリーチ演出」や「SP・SPリーチ演出」が実行されると、そのリーチ演出において、遊技者が大当り期待度を図ることが可能な、つまり特別遊技抽選の結果を示唆する複数の特定演出が、夫々異なるタイミングで順次開始されるが、遊技者は、これら複数の特定演出の全部又は一部について、行われることを前もって知ることが難しく、予測しても不確かな場合が多い。
これに対して、本願出願人は、「SPリーチ演出」や「SP・SPリーチ演出」が実行される際、少なくとも1の特定演出が行われることを前もって報知可能な演出制御の実用化を考えているが、その前もって報知する特定演出の数や種類等が、既に実行された遊技演出に関係なく決められるのでは、特定演出が行われることを前もって報知することの面白さが低下し、演出性が高められない面があるという課題を見出し、そこに着眼した。
そこで、本発明によれば、変動演出制御手段71が、複数の特定演出を含む一連の第1遊技演出(「SPリーチ演出」、又は「SP・SPリーチ演出」、又は「SPリーチ演出」→「SP・SPリーチ演出」)を実行することが可能な第1変動演出制御手段71bと、第1変動演出制御手段71bにより第1遊技演出が実行される際、当該第1遊技演出において複数の特定演出のうち少なくとも1の特定演出が行われることを前もって報知する第2遊技演出を実行することが可能な第2変動演出制御手段71bとを有する。
そして、第2変動演出制御手段71bが、前もって報知する特定演出の数又は種類等が互いに異なる複数の報知態様(報知態様1〜7)のうち、第1遊技演出の実行前に実行された遊技演出(前半遊技演出)に応じて決められる何れかの報知態様(報知態様1〜7の何れか)で第2遊技演出を実行するので、演出性を高めることができる。
具体的には次の通りである。即ち、本実施例では、先ず、特定の「SPリーチ演出」又は「SP・SPリーチ演出」が実行されることを前提に、第2遊技演出が実行され得るようにしているので、この特定の「SPリーチ演出」又は「SP・SPリーチ演出」が比較的大当り期待度が高い演出であるようにすると、特定の「SPリーチ演出」又は「SP・SPリーチ演出」の開始時から、第2遊技演出が実行(開始)されたこと自体で、大当り期待度が高くなり、遊技者は「大当り」となることを期待することができる。
そして、当該特別図柄の変動開始時から特定の「SPリーチ演出」又は「SP・SPリーチ演出」が開始されるまでの前半遊技演出に応じて、そこでポイントが加算される演出が行われた場合、その演出に対して予め決められたポインが演出ポイントに加算されて、演出ポイントが決定され、その決定された演出ポイントに基づいて、複数の演出態様1〜7の何れかで第2遊技演出が実行される。
つまり、第2遊技演出が複数の演出態様1〜7の何れで実行されるかについては、前半遊技演出の内容によって変わってくので、特に、遊技者が、第2遊技演出が実行されることを(或いは実行される可能性を)前半遊技演出の実行中から知ることができると、例えば、前半遊技演出によって演出ポイントが高くなることを期待することができるので、第2遊技演出が実行されることを前提に前半遊技演出が実行される意義が高くなり、つまり前半遊技演出の演出効果を高めることができる。
第2遊技演出については、画像表示装置16に、演出態様1〜7の何れで実行されても、共通に、特定の「SPリーチ演出」又は「SP・SPリーチ演出」の実行時間を示すゲージと、そのゲージに対して現時点を示す縦線(時間経過と共に右方へ移動)が表示され、このゲージ上に、1又は複数の特定演出の開始タイミングとなる位置に演出ポイント;▼が表示され、この表示により、遊技者は、行われる特定演出の数と、開始タイミング(特定演出が行われるまでの概ねの時間)を知ることができるので、特定演出が行われること、そして、その特定演出が大当り期待度が高い演出であること期待できる。
ここで、図26に基づいて、演出ポイントが1以下→2→3→4,5→6,7以上と増加するほど、前もって報知する特定演出の数が1→2→3→4→5と多くなる報知態様が決定されるので、遊技者は、前半遊技演出において演出ポイントがより高くなる演出が行われて、前もって報知する特定演出の数がより多い報知態様で第2遊技演出が実行されることを期待できる。
更に、演出ポイントが4以上になると、特定演出の種類(演出態様)を前もって報知し、しかも、演出ポイントが4→5→6,7以上と増加するほど、その種類(演出態様)を前もって報知する特定演出の数も1→2→3と多くなる報知態様が決定されるので、遊技者は、前半遊技演出において演出ポイントがより高くなる演出が行われて、特定演出の種類(演出態様)を前もって報知し、しかも、その種類(演出態様)を前もって報知する特定演出の数がより多い報知態様で第2遊技演出が実行されることを期待できる。
更に、演出ポイントが7以上になると、前もって報知する特定演出の数、並びに、種類(演出態様)を前もって報知する特定演出の数が最大になるだけでなく、大当り時には、大当り確定演出となる特定演出の種類が報知され得るようになるので、遊技者は、その大当り確定演出となる特定演出の種類を報知する報知態様で第2遊技演出が実行され、大当りとなることが約束されることを期待できる。
このように、特定演出が実行されることを、既に実行された遊技演出に応じて決められる報知態様で前もって報知することを可能にして、演出性を高めることができる。
尚、前記実施例を部分的に次のように変更してもよい。
(1)第2遊技演出の開始タイミングについては、前記のように、第1遊技演出(「SPリーチ演出」又は「SP・SPリーチ演出」)の開始時とする以外に、第1遊技演出の開始前(例えば、前半遊技演出が行われているときの所定のタイミング、或いは、リーチ状態になった直後、等々)としてもよい。
(2)第2遊技演出を、前半遊技演出が行われているときの所定のタイミング(例えば、最初のポイントが加算される演出の実行時)で開始させる場合、この第2遊技演出においては、例えば、図32に示すように、当初は、(1)第2遊技演出の開始時から第1遊技演出の終了時までの時間を示すゲージと、そのゲージに対して現時点を示す縦線(時間経過と共に右方へ移動)のみを表示させ、(2)(3)演出ポイントの増加により、前もって報知する特定演出の数となるポイント;▼、種類(演出態様)を前もって報知する特定演出の数が増えていくように、即ち報知態様を切り換えていくように表示させてもよい。
(3)特定演出の種類(報知態様)を報知する報知態様で第2遊技演出を実行する場合、当初は、特定演出の種類(報知態様)が報知されずに、特定演出の種類(報知態様)が報知されることを示唆する演出が行われ、演出操作装置6の操作により、特定演出の種類(報知態様)が報知されるようにしてもよい。
例えば、図33に示すように、(1)種類(報知態様)を報知する対象となった特定演出に対して、そのポイント;▼の上側に、演出ボタンSW6aの操作を遊技者に促す演出(演出ボタンと矢印)が表示され、(2)(3)種類(報知態様)を報知する対象となった特定演出が2つある場合、当該特定演出が行われる前に、演出ボタンSW6aが操作されると、先ず、前に行われる特定演出の種類(演出態様)が表示され、更に演出ボタンSW6aが操作されると、次に、後に行われる特定演出の種類(演出態様)が表示される。
(4)第2遊技演出の報知態様として、ゲージ等を表示させて、1又は複数の特定演出は、その開始タイミングが判るように表示されているが、開始タイミングについては明確にしないで、つまりゲージ等を省略し、例えば、図34に示すように、行われる複数の特定演出を、開始する順番で時系列的に並べて表示させるようにしてもよい。
(5)第2遊技演出の報知態様について、前記実施例では、当該特別図柄の変動での前半遊技演出に応じて決定するようにしているが、当該特別図柄の変動前からの遊技演出に応じて決定するようにしてもよい。例えば、事前判定手段44dによる判定結果に基づいて、特定の「SPリーチ演出」又は「SP・SPリーチ演出」が行われることが事前に判明すれば、その判明時以降の一部又は全部の遊技演出に応じて、また、前回行われた第1遊技演出以降の遊技演出や、前回行われた特別遊技以降の何れかの遊技演出の一部又は全部に応じて、第2遊技演出の報知態様を決定してもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を付加して実施が可能であり、種々のパチンコ遊技機等の遊技機に本発明を適用可能である。
1 パチンコ遊技機(遊技機)
44a 大当り判定手段(判定手段)
70 演出制御手段
71 変動演出制御手段
71b 第1変動演出制御手段(第1演出制御手段)
71c 第2変動演出制御手段(第2演出制御手段)

Claims (1)

  1. 遊技者に有利な特別遊技を行うか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、遊技演出を実行する演出制御手段とを備え、
    前記演出制御手段は、
    複数の特定演出を実行することが可能な第1演出制御手段と、
    前記第1演出制御手段により前記複数の特定演出が実行される際、当該複数の特定演出のうち少なくとも1の特定演出が行われることを前もって報知する第2遊技演出を実行することが可能な第2演出制御手段とを有し、
    前記第2演出制御手段は、
    前記特別遊技を行う期待度が異なる複数の報知態様の何れかで前記第2遊技演出を実行可能であるとともに、
    前記第2遊技演出において、第1所定回数分の特定演出が行われることを前もって報知する場合と、前記第1所定回数と異なる第2所定回数分の特定演出が行われることを前もって報知する場合とで前記期待度が異なるようにしたことを特徴とする遊技機
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